JP4008721B2 - センサシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御ユニットおよびセンサユニットからなるセンサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のセンサシステムとして、特開2000−294097に開示されるように、複数のセンサユニットがマスタユニット(制御ユニット)に隣接配置接続されることにより構成されているものがある。
【0003】
近年、センサユニットは多機能化の傾向にあり、その機能性の向上に伴い設定項目や設定内容が多岐にわたることから、複数のセンサユニットのそれぞれに対して作業者が個別に設定を行うことは煩わしくなりつつあり一斉に設定作業を行うことができるようなセンサシステムが望まれている。
【0004】
そこで、上記公報に開示されたシステムにおいては、マスタユニットとセンサユニットとの間に電気的に接続できる中継ケーブルを設け、マスタユニットから感度設定制御信号をセンサユニットへ送信することによって、センサユニット側では受信した信号に基づいて自動的に感度設定することが考えられている。このような構成によれば、作業者はマスタユニットに設定作業を行うことでセンサユニットに対して自動的に設定でき、感度設定や感度調整を容易に行うことができる。
【0005】
その他、設定作業を簡便にするための構成として、特開2001−222786に開示されるように、一対の光電素子(投光素子及び受光素子)が各センサユニットの両端に配置され、光信号の伝達によって設定制御信号を伝送するシステムもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ところで、この種のセンサシステムは、他の制御用機器等の近傍に配置されることが多く、配置関係に制約を受けることが多い。しかしながら、上記公報に開示されたシステムをこの限られた配置状態に適用すると、制御ユニットに対してセンサユニットを一方向に順に隣接配置せざるを得なくなるため、配置上の制約事項が多くなる。具体的には、図12に示すように、一対の光電素子が制御用機器Aに対向する制御ユニット1の側面(図の右側面)に設けられている場合、図の左端に配置された制御ユニット1に対して複数のセンサユニット2…2を制御用機器A側の方向に順に隣接接続しなければならない場合がある。
【0007】
この図12における右端に接続されたセンサユニット2に対してさらにセンサユニット2を右側に接続しなければ所望のセンサ数が確保できないと考えられる場合、例えば制御用機器Aの位置を変更する必要が生じることもある。この制御用機器Aを移動できない場合には、本来接続しなければならないセンサユニット2を必要な数だけ配置することができないという問題が生じる。また例えば制御用機器Aと制御ユニット1とをケーブルBを介して電気的に接続する必要がある場合には、例えばケーブルBを延長しなければならないこともある。さらに、この場合にも制御用機器Aに対する制御ユニット1の配置位置に制約を受ける場合にはケーブルBを延長したとしても問題を解決できない。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、配置関係に制約を受ける場所に配置したとしてもセンサユニットの接続数に制限を受けることなく設置することができるセンサシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載のセンサシステムは、両側面に隣接配置可能に構成されてなる複数のセンサユニットと、これらのセンサユニットのうちいずれかに隣接配置され前記複数のセンサユニットに伝送信号を送信することにより当該センサユニットを制御する制御ユニットとからなるセンサシステムであって、
前記制御ユニットは、
隣接配置されたセンサユニットに伝送信号を送信する送信手段と、
隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する受信手段と、
センサユニットがいずれの側面に隣接配置されているのかを判別する判別手段と、
この判別手段が両側面にセンサユニットが隣接配置されていると判断した場合は、前記送信手段により伝送信号を両側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に前記受信手段により両側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する第1の通信動作を実行し、前記判別手段が一方の側面のみにセンサユニットが隣接配置されていると判断した場合は、前記送信手段により伝送信号を一方の側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に前記受信手段により一方の側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する第2の通信動作を実行する通信制御手段とを備えていることに特徴を有している。
【0010】
さらに、複数のセンサユニットは、隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットからの伝送信号を受信する受信手段と、
隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに伝送信号を送信する送信手段と、
他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットがいずれの側面に隣接配置されているのかを判別する判別手段と、
前記受信手段が一方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットからの伝送信号を受信した場合において、前記判別手段が両側面に他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットが隣接配置されていると判断しているときは、前記送信手段により伝送信号を他方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに送信すると共に前記受信手段により他方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットからの伝送信号を受信する第1の通信動作を実行し、前記判別手段が一方の側面のみに他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットが隣接配置されていると判断しているときは、前記送信手段により伝送信号を一方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに送信する第2の通信動作を実行する通信制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】
このような構成によれば、制御ユニットが、制御ユニットの両側面にセンサユニットが隣接配置されていると判別手段により判別した場合には、制御ユニットの通信制御手段は送信手段により両側面に配置されたセンサユニットに伝送信号を送信し、送信されたセンサユニットの通信制御手段は伝送信号を受信手段により受信するように通信制御する。これらのセンサユニットの判別手段が両側面に制御ユニットもしくはセンサユニットが隣接接続されていると判別している場合には、通信制御手段が送信手段により伝送信号を制御ユニットもしくは他のセンサユニットに送信し、当該ユニットの通信制御手段は受信手段により受信する。これらの処理が順次繰り返され、端部に位置するセンサユニットに伝送信号が到達する。そして、端部に位置するセンサユニットの判別手段が一方の側面のみにセンサユニットもしくは制御ユニットが隣接接続されていると判断すると、当該ユニットの通信制御手段が送信手段により伝送信号を一方の側面のユニットに送信する。同様に上述の動作が繰り返されることにより、伝送信号は、再び制御ユニットに到達し、当該ユニットの通信制御手段は受信手段により受信する。したがって、制御ユニットは、制御ユニットに連接接続された両側面に位置する全てのセンサユニットと伝送信号を通信することができる。
【0012】
また、制御ユニットが、制御ユニットの一方の側面のみにセンサユニットが隣接配置されていると判別手段により判別した場合には、制御ユニットの通信制御手段は第2の通信動作を実行することで、上述と略同様にして、制御ユニットに連接接続された全てのセンサユニットと伝送信号を通信することができる。したがって、制御ユニットとセンサユニットの配置関係をどのように構成したとしても正常な通信動作を行うことができるので、配置関係に制約を受ける場所に配置したとしてもセンサユニットの接続数に制限を受けることがない。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、制御ユニットの通信制御手段は、判別手段が両側面にセンサユニットが隣接配置されていると判断した場合は、第1の通信動作に代えて、送信手段により伝送信号を一方の側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に受信手段により一方の側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信し、その信号を他方の側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に受信手段により他方の側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する第3の通信動作を実行することに特徴を有している。
【0014】
このような構成によれば、制御ユニットが両側面にセンサユニットが隣接配置されていると判別手段により判断した場合に、制御ユニットの通信制御手段が一方の側面のセンサユニットに対して伝送信号を送信すると、上述と略同様にして伝送信号が端部に位置するユニットを介して再び制御ユニットに到達して制御ユニットの受信手段により受信する。この場合、制御ユニットの通信制御手段が、他方の側面のセンサユニットに対して伝送信号を送信手段により送信すると、伝送信号は、端部に位置するユニットを介して制御ユニットに到達して当該制御ユニットの受信手段により受信される。したがって、制御ユニットの通信制御手段が第3の通信動作を実行することで、連接接続された全てのセンサユニットと伝送信号を送受信することができるので、請求項1記載の発明と略同様の効果を奏する。
【0015】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、判別手段は、送信手段により隣接する他のセンサユニットもしくは制御ユニットに確認信号を送信した場合に、所定時間内に受信手段により確認信号を受信したときは当該受信手段が位置する側面に他のセンサユニットもしくは制御ユニットが位置すると判断することに特徴を有している。
【0016】
このような構成によれば、確認信号を受信する側面に他のセンサユニットもしくは制御ユニットが位置していると判断することができるので、センサユニットもしくは制御ユニットの通信制御手段は、システム全体に対する自己の位置を自動的に認識することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、ファイバセンサシステムに適用した一実施形態について図1ないし図9を参照しながら説明する。
図1は、ファイバセンサシステムの構成を概略的に示している。
ファイバセンサシステム11は、複数のファイバセンサユニット(以下、ファイバセンサと略す)12…12と、制御ユニット13とから構成されている。制御ユニット13は、制御用機器Aから所定距離だけ離間した位置に固定設置されており、この制御ユニット13から制御用機器A側(図1矢印X方向参照)に向けて4台のセンサユニット12…12が連接接続されている。また、制御ユニット13から制御用機器Aとは逆方向に向けて、ファイバセンサ12が3台隣接配置されて接続されている。これらのファイバセンサ12には、それぞれアドレスが指定されており、制御ユニット13から図示X方向側のユニットに対してアドレス1,2,3,4として順に設定されている。また、制御ユニット13から図示左方向側のユニットに対してアドレス21,22,23として順に設定されている。
【0018】
図2は、ファイバセンサの外観斜視図を示している。
ファイバセンサ12の上面には、動作表示灯12a,4桁の7セグメントLEDにより構成される表示部12b,ジョグスイッチ及びモード設定ボタンからなる操作部12cが配置されており、前端部には投光用ファイバ12e及び受光用ファイバ12fが設けられている。また、ファイバセンサ12の後端部には検出結果等を出力するためのケーブル12gが設けられている。また、ファイバセンサ12の両側面には通信窓12hが設けられている。尚、図1には、これらの部品を図示していない。
【0019】
制御ユニット13は、投光用ファイバ12e及び受光用ファイバ12fを備えていないこと以外について上述したファイバセンサ12の外形と略同様であるため外形の説明を省略し、以下同一構成部分について同一の符号を付して説明する。
【0020】
図3は、制御ユニットの電気的構成図を示している。
制御ユニット13は、CPU(通信制御手段,判別手段)14を主体として構成されている。CPU14には、投光駆動回路15,15を介して送信手段としての投光素子16,16が接続されている。
【0021】
この投光素子16,16は、例えばLEDからなるもので、制御ユニット13内に2つ設けられ、制御ユニット13の両側面の通信窓12hにそれぞれ対向配置されており、CPU14の制御信号に基づいて通信窓12h、12hを介して外部に隣接配置されるファイバセンサ12に伝送信号として光信号を送信するようになっている。
【0022】
また、CPU14には、受光回路17,17を介して受信手段としての受光素子18、18が接続されている。これらの受光素子18,18は、例えばフォトダイオードからなるもので、制御ユニット13内に2つ設けられ、制御ユニット13の両側面に設けられる通信窓12hにそれぞれ対向配置されてなるもので、CPU14の制御信号に基づいて通信窓12h,12hを介して伝送信号として外部に隣接配置されるファイバセンサ12から伝送信号として光信号を受信するようになっている。すなわち、1対の投光素子16及び受光素子18が、1つの通信窓12hに対向して位置するようになっている。
【0023】
さらにCPU14には、上述したモード設定ボタンやジョグスイッチからなる操作部12c,表示部12b及び出力回路19が接続されている。出力回路19は、CPU14の制御信号に基づいてケーブル12gを介して外部に検出結果等を出力するようになっている。図示はしないが、CPU14には、ROM,RAM等の各種メモリが接続されており、ROMに記憶されたプログラムにしたがって、内蔵された構成を制御するようになっている。
【0024】
図4は、ファイバセンサの電気的構成図を示している。
ファイバセンサ12は、CPU20を主体として構成されており、CPU20には、上述の制御ユニット13の説明と略同様に投光駆動回路15,投光素子16,受光回路17,受光素子18,操作部12c,表示部12b及び出力回路19が接続されている。これらの説明については、上述説明と略同様のため説明を省略する。
【0025】
また、CPU20には、検出用投光駆動回路21を介して検出用投光素子22が接続されている。検出用投光素子22は、例えばLEDから構成されており、CPU20の制御信号に基づいて投光用ファイバ12eを介して検出領域に対して照射するようになっている。
【0026】
さらにCPU20には、検出用受光回路23を介して検出用受光素子24が接続されている。検出用受光素子24は、例えばフォトダイオードから構成されており、検出用投光素子22により検出領域に対して照射される光を検出領域を介してCPU20の制御信号に基づいて受光するようになっている。また図示はしないが、CPU20にも、ROM,RAM等の各種メモリが接続されており、ROMに記憶されたプログラムにしたがって、内蔵された構成を制御するようになっている。
【0027】
これらのファイバセンサ12及び制御ユニット13には、両側面にコネクタを有しており(図示せず)、両側面に当該コネクタを介してファイバセンサ12を隣接接続して配置可能に構成されており、隣接配置されるとファイバセンサ12,12の通信窓12h,12hが対向するようになっている。この場合、各ファイバセンサ12及び制御ユニット13に電源を供給するための電源線はそれぞれ接続されるようになっており、電源を同時に印加できるように構成されている。例えば制御ユニット13の右側に4台、左側に3台だけファイバセンサ12が接続されることにより、図1に示すような配置関係となる。
【0028】
上記構成の作用について図5ないし図10をも参照しながら説明する。
図5は、電源投入時の動作を概略的に示している。尚、電源投入時の動作についてはファイバセンサ12も制御ユニット13も同様の動作を行うため合わせて説明する。
【0029】
ファイバセンサ12や制御ユニット13がユーザにより一斉に電源投入されると、CPU14及び20のそれぞれが投光駆動回路15に投光パルスを送信し(ステップS1)、投光駆動回路15が投光素子16からパルス照射させることで確認信号を光信号として送信させる。
【0030】
受光素子18は、投光素子16がこの確認信号を送信した場合、その後所定時間内に受光し確認信号を受信する。そして、CPU14及び20はこの確認信号に基づいて受光量を算出する(ステップS2)。この場合、他のファイバセンサ12もしくは制御ユニット13(以下、単に「他のユニット」と略す)が隣接配置されていれば、受光素子18は通信窓12hを介して光を受光することで確認信号を受信することになるが、隣接配置されていなければ確認信号を受信しない。
【0031】
さて、CPU14及び20は、左側面に隣接配置される他のユニットから送信される確認信号の受光量がある所定のしきい値を上回っており(ステップS3:YES)、右側面に隣接配置される他のユニットから送信される確認信号の受光量がしきい値を上回っている場合には、両側面に他のユニットが隣接配置されていると判断する(ステップS4:YES,S5)。しかし、ステップS4の判断時に右側面のユニットからの受光量が所定のしきい値以下となる場合には、左側面のみに他のユニットが隣接配置されていると判断する(ステップS4:NO,S6)。
【0032】
一方、CPU14及び20は、ステップS3の判断時に受光量がしきい値以下となり(ステップS3:NO)、右側面に配置される他のユニットから送信される確認信号の受光量がしきい値を上回っている場合(ステップS7:YES)、右側面のみに他のユニットが隣接配置されていると判断する(ステップS8)。しかし、ステップS7の判断時に受光量がしきい値以下となる場合には、出力回路19から外部に異常判定として出力する(ステップS9)。このようにして、CPU14及び20は、他のファイバセンサ12もしくは制御ユニット13がいずれの側面に隣接配置されているかを判別する。
【0033】
したがって、それぞれの制御ユニット13,ファイバセンサ12は、自己が端部に位置しているユニットであるか否かを判別することができる。この場合、端部に位置しているユニット(図1の場合アドレス4,23に設定されているファイバセンサ12)のCPU20は、隣接配置されていない側の投光素子16および受光素子18に基づく信号が接続される端子(ポート)における入出力を無効化することで、無効化されたポートに対応する投光素子16から投光動作させることなく、また受光素子18で受光動作させることはない(図1中、対応する投光素子16及び受光素子18に斜線を付した)。また、図1の接続形態の場合、制御ユニット13のCPU20は、両側面にファイバセンサ12が隣接配置されていると判別する。
【0034】
図6及び図7は、制御ユニットの電源投入動作後の動作を概略的に示すフローチャートである。
本実施形態では、ユーザがファイバセンサ12に設定されている余裕度を制御ユニット13の表示部12bに表示させる動作を説明するが、従来例で示したように、しきい値等を設定する設定作業を行うことにも適用できる。
【0035】
尚、ファイバセンサ12には個々に受光レベルのしきい値が設定されるが、ここでいうファイバセンサ12の余裕度とは、基準受光レベルに対するしきい値の設定度合を示している。基準受光レベルは、検出用投光素子22が投光し被検出対象物の存在しない検出領域を介して検出用受光素子24が受光する場合の受光レベルのことを示している。
【0036】
ユーザはこの余裕度を定期的に確認することで、ファイバセンサ12により投受光するファイバの前面にほこり等が付着することによる基準受光レベルの低下を確認でき、メンテナンスのタイミングを見計らうことができる。
【0037】
さて、電源投入動作(図5参照)後、ユーザが制御ユニット13の操作部12cの操作により余裕度を知りたいセンサユニット2のアドレス(例えばアドレス1)を指定し、余裕度を要求する命令コードを指定する。その後、ユーザにより表示指示がなされると(ステップT1:YES)、CPU14は、指定アドレスと命令コードとを含んでなる伝送信号としての制御信号を両側面に隣接配置されるファイバセンサ12,12に投光素子6により送信する。この制御信号は、具体的には同期用のスタートビットと共に、複数のアドレスにそれぞれ対応した命令コード領域及びデータ領域を有して構成されており、命令コード領域には命令コードが付加され、このデータ領域にはファイバセンサ12の応答データ(後述する余裕度のデータ)がアドレスに対応したデータ領域に付加されることでデータ通信できるようになっている。
【0038】
その後、制御ユニット13に内蔵される2つのタイマ▲1▼,▲2▼のカウントを開始させる(ステップT2)。これらのタイマ▲1▼,▲2▼は、制御ユニット13が行う処理とはそれぞれ独立に動作するものである。この場合、制御ユニット13のCPU14は、受光素子8を介して両側面の何れかの側面から余裕度のデータを受信するか、タイマ▲1▼,▲2▼があらかじめ設定された設定値を上回るまで待機する(ステップT3→NO,T4→NO,T5→NO,T6→NO)。
【0039】
図8は、両側面に制御ユニットもしくは他のファイバセンサが隣接配置されるファイバセンサの動作を概略的に示すフローチャートである。すなわち、図1において、端部に位置していないファイバセンサ12(設定アドレス1〜3、21,22)が行う処理を示している。
【0040】
上述説明のように制御ユニット13が制御信号を両側面に隣接配置されるファイバセンサ12,12に略同時に送信した場合、両側面に連接接続されるファイバセンサ12…12は、右側面側及び左側面側でそれぞれ並列に以下の処理を行うことになる。
【0041】
代表して制御ユニット13の右側面側におけるファイバセンサ12の動作について説明する。この場合、アドレス1に設定されているファイバセンサ12のCPU20は、左側面に隣接配置された制御ユニット13から制御信号を受信し(ステップU1)、以下に示す命令判別及び余裕度演算処理を実行する。
【0042】
<命令判別及び余裕度演算処理>
CPU20は、当該制御信号のアドレスを参照し、自己のファイバセンサ12に対する命令であるか否かを判別する(ステップU2)。自己に対する命令でなければステップU3〜U6に示す余裕度演算処理をパスしてステップU7の処理に移行するが、この場合、アドレス1に設定されているので、YESと判定し余裕度演算処理を実行する。
【0043】
余裕度の演算は、CPU20の制御信号に基づいて検出用投光素子22から光を投光し(ステップU3)、検出用受光素子24にて受光する(ステップU4)ことにより行われる。このときの受光量Aに対してあらかじめ設定されているしきい値Bとすると、余裕度Cは、A÷B×100[%]で演算される。CPU20は、この余裕度Cを演算し、制御信号に余裕度を付加する(ステップU5,U6)。このようにして命令判別及び余裕度演算処理が行われる。
【0044】
CPU20は、右側面に隣接配置されたファイバセンサ12へ投光素子16により制御信号を送信するように通信制御する。CPU20は、当該右側面に隣接配置されたファイバセンサ12から制御信号を受信するまで待機する(ステップU8)。この場合、制御信号は、アドレス3に設定されたファイバセンサ12に送信され、このアドレス3のファイバセンサ12は、上述と同様に図8に示す処理を行う。この場合、ステップU2〜U6の処理がパスされ、ステップU7において、制御信号は、さらにアドレス4に設定された端部に位置するファイバセンサ12に送信される。
【0045】
図9は、端部に位置するファイバセンサの動作をフローチャートで示している。端部に位置するファイバセンサ12のCPU20は、無効化されていない有効化された受光素子18を介して隣接配置されたファイバセンサ12から制御信号を受信する(ステップV1)と、ステップV2〜V7に示す命令判別及び余裕度演算処理(上述ステップU2〜U6の説明参照)を行い、有効化されている投光素子16を介して制御信号を送信されてきたファイバセンサ12に送り返す(ステップV7)。この送信動作がステップV1における受信動作と合わせてファイバセンサ12における第2の通信動作に相当する。
【0046】
図8に戻って、アドレス3に設定されたファイバセンサ12は、ステップU8において、右側面に隣接配置されたファイバセンサ12から制御信号を受信し、左側面に隣接配置されたアドレス2に設定されたファイバセンサ12へ制御信号を送信する(ステップU9)。同様に、アドレス2及び1に設定されたファイバセンサ12は、ステップU8,U9において、制御信号を受信し逆側面に隣接配置されたユニットへ送信する。この送受信動作がファイバセンサ12における第1の通信動作に相当する。
【0047】
ステップU1〜U9において、制御ユニット13から右側面方向に配置されたファイバセンサ12に対して制御信号を送信した場合の処理を説明したが、制御ユニット13から左側面方向に配置されたファイバセンサ12に対して制御信号を送信した制御信号処理は、図8のステップU10〜U18及び上述した図9に示す処理である。ステップU10〜U18の処理については、ステップU1〜U9の処理と略同様であるためその説明を省略する。
【0048】
このようにして、制御信号が循環して制御ユニット13に到達すると、図6のステップT3において、CPU14は、右側面に隣接配置されたファイバセンサ12のアドレス1の値と共に余裕度が付加された制御信号を受信し、当該余裕度を表示部12bに表示させる(ステップT7)。この受信動作と、上述したステップT2における送信動作と合わせて制御ユニット13の第1の通信動作に相当する。
【0049】
この場合、制御ユニット13の左側面側に位置するアドレス21,22,23のファイバセンサ12から余裕度を受信することはなく(ステップT8:NO)、左側面側用に割り当てられたタイマ▲2▼のカウントが設定値を上回り(ステップT9:YES)、左側面側の通信はエラー判定が行われる(ステップT10)。
【0050】
仮に、例えばCPU14が余裕度を受信する前に、左側面用のタイマ▲2▼のカウントが所定の設定値を上回った場合についても同様に、ステップT6においてYESと判定され、左側面側の通信にエラー判定処理が行われることになる(ステップT11)。この場合、CPU14は、ステップT3の判別と同様にステップT12において余裕度を受信すれば、余裕度を表示させる(ステップT13)。
【0051】
尚、ユーザによる表示指示される段階で、ユーザにより制御ユニット13の左側面側に位置する例えばアドレス22のファイバセンサ12に対して余裕度の表示指示がなされた場合には、CPU14は、ステップT5においてYESと判定し、余裕度を表示させ(ステップT14)、所定時間経過すると、右側面側用のタイマ▲1▼のカウントが設定値を上回ることになり、右側面側の通信はエラー判定が行われる(ステップT15,T16)。仮にCPU14が余裕度を受信する前にタイマ▲1▼のカウントが設定値を上回る場合にも(ステップT4:YES)、右側面側では通信エラー判定が行われ、余裕度が表示される(ステップT17,T18)。
【0052】
ところで、制御ユニット13は、ファイバセンサ12に対してどの位置に配置されていたとしても、上述のように動作する。
【0053】
従来、ファイバセンサシステム11の設置位置やファイバセンサ12の接続数に制限があったが、本実施形態の図1のように接続することで制御ユニット13は全てのファイバセンサ12との通信を行うことができる。そして、図1の左端に接続されたファイバセンサ12の左側面側にさらにファイバセンサ12を所望のアドレスに設定し数多く接続したとしても、電源を再投入することで上述と同様に新たに接続されたファイバセンサ12とも通信を行うことができる。したがって、制御ユニット13に対して制御用機器Aが移動することができない位置に存在したとしても、所望のセンサ数を確保することができ接続数に制限を受けることもない。たとえ制御用機器Aに対する制御ユニット13の配置位置に制約を受けたとしても、その制約された配置位置を移動することなく、ファイバセンサ12を追加することもできる。
【0054】
このような第1の実施形態によれば、制御ユニット13のCPU14は、両側面に隣接配置されていると判別すると、ファイバセンサ12に制御信号を投光素子16により送信するように通信制御する。これらの両側面に隣接配置されたファイバセンサ12のCPU20は、両側面にファイバセンサ12が隣接配置されていると判別すると、投光素子16及び受光素子18により制御信号を送受信するように通信制御する。この場合、一方の制御信号は、アドレス1〜4→3〜1の順にファイバセンサ12を経由して余裕度が付加され制御ユニット13に到達する。他方の制御信号は、アドレス21〜23→22→21の順にファイバセンサ12を経由して制御ユニット13に到達する。この場合、制御ユニット13は、所望のファイバセンサ12から余裕度を受信することができ、制御ユニット13の表示部12bに表示することができる。制御ユニット13をファイバセンサ12間のどの位置に配置したとしても正常な通信動作を行うことができるので、配置関係に制約を受けることがなく、ファイバセンサ12の接続数に制約を受けることもなくファイバセンサシステム11を設置することができる。
【0055】
ファイバセンサ12や制御ユニット13の電源投入時、確認信号を隣接配置されるユニットに送信し、所定時間内に確認信号を受信したときは受光素子18が位置する側面にユニットが位置されていると判断するため、ファイバセンサ12や制御ユニット13のCPU14及び20は、システム全体に対する自己の位置を自動的に認識することができる。
【0056】
両側面に隣接配置されるファイバセンサ12に対して略同時に制御信号を送信することで、ファイバセンサ12がそれぞれ並列処理を行うため、制御ユニット13では素早く余裕度の情報を受信し表示することができる。
【0057】
制御ユニット13の表示部12bという一定の場所で余裕度を表示することができる。
【0058】
上述においては、制御ユニット13の右側に4台、左側に3台接続される形態を示したが、図10に示すように、ファイバセンサ12の制御用機器A側に制御ユニット13が配置される配置関係であっても良い(第1の実施形態の変形例)。
【0059】
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、制御ユニット13のCPU14における第1の通信動作を変更したところにある。第1の実施形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略し、以下第1の実施形態と異なる通信動作についてのみ説明する。
【0060】
制御ユニット13に対してユーザにより表示指示されると、制御ユニット13のCPU14は、余裕度を要求する制御信号を右側面に隣接配置されたアドレス1のファイバセンサ12に投光素子16により送信するように通信制御する。すると、第1の実施形態の説明と同様に、制御信号は、アドレス1〜4→3〜1の順にファイバセンサ12を循環する。制御ユニット13のCPU14は、この制御信号をアドレス1のファイバセンサ12から受信し、左側面に隣接配置されたファイバセンサ12に投光素子16により送信するように通信制御する。
【0061】
すると、さらに、制御信号は、アドレス21〜23〜21の順にファイバセンサ12を循環する。制御ユニット13のCPU14は、この制御信号を受信する。これらの一連の送受信動作が本発明の第3の通信動作に相当する。この制御信号には、ユーザによりあらかじめ指定されたアドレスのファイバセンサ12により余裕度が付加されるため、制御ユニット13のCPU14は、表示部12bに余裕度を表示させることができる。このような第2の実施形態によっても、第1の実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
(他の実施形態)
本発明は上記し且つ図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、例えば次のような変形または拡張が可能である。
隣接設置されるファイバセンサ12,制御ユニット13間の制御信号の伝送手段を光信号によるものとして説明を行ったが、隣接設置する際に用いられるコネクタ内に電線を設け、ユニットが接続されることで当該電線が電気的に接続されることにより制御信号(伝送信号)を通信するようにしても良い。
【0063】
電源投入時に、隣接配置される他のファイバセンサ12や制御ユニット13に確認信号を送信して側面の何れに配置されているかを自動的に判別するように構成したが、ファイバセンサ12や制御ユニット13にディップスイッチ等を設け、ユーザがこのようなスイッチ等で配置関係を記憶させた状態で、CPU14及び20がこの設定を参照し両側面に対する配置を判別するようにしても良い。
【0064】
ファイバセンサ12が、制御信号内に自己に対するアドレスが指定されていると判断した場合、制御信号に余裕度のデータを付加して送信するようにしたが、この場合、制御信号が循環して余裕度を付加したファイバセンサ12に対して再度送信されたときに、ファイバセンサ12のCPU20が当該制御信号に付加されているデータを検証するように制御しても良い。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のセンサシステムは、制御ユニットが両側面に隣接配置されたセンサユニットに伝送信号を送信し、センサユニットがこの送信された伝送信号を受信し、順次センサユニットを全て経由して制御ユニットまで伝送信号を送信することができるので、制御ユニット両側面にセンサユニットを配置することができ、配置関係に制約を受ける場所に配置したとしてもセンサユニットの接続数に制約を受けることがないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すセンサシステムの概略的な配置図
【図2】ファイバセンサユニットの斜視図
【図3】制御ユニットの電気的構成図
【図4】ファイバセンサユニットの電気的構成図
【図5】制御ユニット及びファイバセンサユニットの電源投入時の動作を示すフローチャート
【図6】制御ユニットの動作を示すフローチャート(その1)
【図7】制御ユニットの動作を示すフローチャート(その2)
【図8】端部以外に設置されるファイバセンサユニットの動作を示すフローチャート
【図9】端部に設置されるファイバセンサユニットの動作を示すフローチャート
【図10】本発明の第1の実施形態の変形例を示す図1相当図
【図11】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図12】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はファイバセンサシステム(センサシステム)、12はファイバセンサユニット(センサユニット)、12bは表示部、13は制御ユニット、14は制御ユニットのCPU(制御ユニットの通信制御手段,判別手段)、15は投光駆動回路、16は投光素子(送信手段)、18は受光素子(受信手段)、20はファイバセンサのCPU(センサユニットの通信制御手段,判別手段)である。
Claims (3)
- 両側面に隣接配置可能に構成されてなる複数のセンサユニットと、これらのセンサユニットのうちいずれかに隣接配置され前記複数のセンサユニットに伝送信号を送信することにより当該センサユニットを制御する制御ユニットとからなるセンサシステムであって、
前記制御ユニットは、
隣接配置されたセンサユニットに伝送信号を送信する送信手段と、
隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する受信手段と、
センサユニットがいずれの側面に隣接配置されているのかを判別する判別手段と、
この判別手段が両側面にセンサユニットが隣接配置されていると判断した場合は、前記送信手段により伝送信号を両側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に前記受信手段により両側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する第1の通信動作を実行し、前記判別手段が一方の側面のみにセンサユニットが隣接配置されていると判断した場合は、前記送信手段により伝送信号を一方の側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に前記受信手段により一方の側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する第2の通信動作を実行する通信制御手段とを備えて構成され、
前記複数のセンサユニットは、
隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットからの伝送信号を受信する受信手段と、
隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに伝送信号を送信する送信手段と、
他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットがいずれの側面に隣接配置されているのかを判別する判別手段と、
前記受信手段が一方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットからの伝送信号を受信した場合において、前記判別手段が両側面に他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットが隣接配置されていると判断しているときは、前記送信手段により伝送信号を他方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに送信すると共に前記受信手段により他方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットからの伝送信号を受信する第1の通信動作を実行し、前記判別手段が一方の側面のみに他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットが隣接配置されていると判断しているときは、前記送信手段により伝送信号を一方の側面に隣接配置された他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに送信する第2の通信動作を実行する通信制御手段とを備えて構成されていることを特徴とするセンサシステム。 - 前記制御ユニットの通信制御手段は、
前記判別手段が両側面にセンサユニットが隣接配置されていると判断した場合は、前記第1の通信動作に代えて、前記送信手段により伝送信号を一方の側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に前記受信手段により一方の側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信し、その信号を他方の側面に隣接配置されたセンサユニットに送信すると共に前記受信手段により他方の側面に隣接配置されたセンサユニットからの伝送信号を受信する第3の通信動作を実行することを特徴とする請求項1記載のセンサシステム。 - 前記判別手段は、前記送信手段により隣接する他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットに確認信号を送信した場合に、所定時間内に前記受信手段により確認信号を受信したときは当該受信手段が位置する側面に他のセンサユニットもしくは前記制御ユニットが位置すると判断することを特徴とする請求項1または2記載のセンサシステム。
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