JP4007902B2 - クリーニングウエハの管理方法及びそのための装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエハ上に形成された複数の半導体デバイスの電気的特性を測定するためのプローバにおいて、プローブカードの触針のクリーニングに使用されるクリーニングウエハの管理方法及びクリーニングウエハの管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの電気的特性を検査するプローバにおいては、テスタに接続されるプローブカードの触針をウエハ上に形成された各半導体デバイスの電極パッドに順次接触させて検査を行っている。この場合、触針はタングステン又はベリリウム等のような硬い材質から形成されているのに対し、電極パッドはアルミニウム、銅等の軟い材質から形成されている。そのため測定回数を重ねると触針の先端部にアルミニウム、銅等のカス、ゴミが付着し、測定が正確に行われなくなり、半導体デバイスの不良が発生する。そこで、従来より触針を定期的にクリーニングしている。このような触針のクリーニング方法の1つとして、従来よりクリーニング専用のウエハ(クリーニングウエハ)を作り、ウエハのチャック機構上にウエハに代えてクリーニングウエハを載置して、触針をクリーニングする方法がある(特開2000−164649号公報の従来技術参照)。この場合、プローバにクリーニングウエハ用トレイを一つ設けて、ここからクリーニングウエハを取り出して対応していた。
【0003】
しかしながら、近年、触針や電極パッドの材料が多種類の材質のものが使用されるようになると共に、プローブカードの型式も、垂直針、カンチレバー等のように多様化し、これに伴って、触針に最適なクリーニングを施すために、多種類のクリーニングウエハが使用されるようになってきている。この場合、従来のクリーニングウエハを使用する方法では、複数のクリーニングウエハを収納することができないこと、クリーニングウエハが個々のプローブカードの触針のクリーニングにそれぞれ適合したものであるかどうかを確認する手段がないこと、及びクリーニングウエハ上の或る領域が既に触針のクリーニングで使用済み領域であるかどうかを知る手段がないこと等のために、個々のプローブカードの触針のクリーニングに最適なクリーニングウエハを選択するのが非常に難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、個々のプローブカードの触針のクリーニングに最適なクリーニングウエハを容易に選択することができると共に、クリーニングウエハの使用領域の管理も行うことができるクリーニングウエハの管理方法及びそのための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載のクリーニングウエハの管理方法及びそのための装置を提供する。
請求項1に記載のクリーニングウエハの管理方法は、各種のクリーニングウエハに個別にID番号又はバーコードを付与し、各々のクリーニングウエハの材質及び各々のクリーニングウエハのクリーニング位置及び該位置でのクリーニング回数をデータとして登録し、触針のクリーニングに最適なクリーニングウエハ及びクリーニング位置とを管理用コンピュータによって選択するようにしたものであり、これにより、容易に触針のクリーニングに最適なクリーニングウエハが選択できると共に、クリーニングウエハの使用領域の管理も行うことができる。
【0006】
請求項2の該管理方法は、クリーニングウエハのクリーニング位置が、クリーニングウエハの全クリーニング領域を予め所定の数に分割して部分領域として与えられ、これらの部分領域毎にクリーニング回数を管理するようにしたものであり、これにより、全クリーニング領域におけるクリーニング回数を管理して均一化を図ることができ、クリーニングウエハの寿命を延ばすことができる。
請求項3の該管理方法は、クリーニングウエハの選択が、電極パッドの材料、触針の材料及びプローブカードの型式に基づいて行われることを規定したものであり、これによって、触針のクリーニングが良好に行われる。
【0007】
請求項4の該管理方法は、クリーニングウエハにおけるクリーニング位置の選択が、クリーニング回数の最も少ないクリーニング位置を選択するようにして行われることを規定したものである。
請求項5のクリーニングウエハの管理装置は、上記クリーニングウエハの管理方法を実施するための装置であり、方法の発明を装置発明に変えたものであり、その作用効果は、上記方法の発明と同様である。
【0008】
請求項6の該管理装置は、プローバに設けた複数のクリーニングウエハ専用の収納トレイを含めたものであり、これにより、各々のクリーニングウエハを個別に管理、収納することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態のクリーニングウエハの管理方法及びその装置について説明する。図1は、本発明のクリーニングウエハの管理方法及び管理装置の概念図である。本発明のクリーニングウエハの管理装置では、プローバに複数のクリーニングウエハ専用の収納トレイ2が設けられていると共に、個々のクリーニングウエハ1には個々にID番号又はバーコード1aが刻印又は貼付等により付けられている。
【0010】
また、本発明のクリーニングウエハの管理装置では、プローバは、クリーニングウエハ1の個々のデータをID番号又はバーコード1aで管理するための管理用コンピュータ3及びID番号(バーコード)1aを読み取るためのOCR(光学読取装置)4とが設けられている。クリーニングウエハ1のデータとしては、まずクリーニングウエハ1の材質が、ID番号1aと共に管理用コンピュータ3に登録される。したがって、触針や電極パッドの材質及びプローブカードの型式等に対応したクリーニングに最適な材質のクリーニングウエハ1を管理用コンピュータ3によって選択することができる。
【0011】
更に、本発明では、個々のクリーニングウエハ1のクリーニング領域でのクリーニングの実績(クリーニング回数)が、管理用コンピュータ3にデータとして入力される。即ち、クリーニングウエハ1を使用して、ウエハの測定中に触針をクリーニングする場合は、まず測定中のウエハをチャック機構6からアンロードして、次にクリーニングウエハ1をチャック機構6上にロードする。その後、チャック機構6をX軸、Y軸方向に移動して、触針に対してクリーニングウエハ1を位置決めする。位置決め後に、その位置でチャック機構6をZ軸方向に上下動して触針にクリーニングウエハ1を接触させることでクリーニングを行っている。この場合、チャック機構6の1回の上下動が、1回のクリーニング回数に相当する。このようにして、触針のクリーニングを行っているので、クリーニングウエハ1の特定のクリーニング領域(位置)をいつも使用してクリーニングを行うと、この領域(位置)だけクリーニングウエハ1の劣化(損耗)が早く進み、クリーニングウエハ1の寿命を短くする。
【0012】
そのため、本発明では、クリーニングウエハ1の全クリーニング領域を多数の部分領域(例えばa〜z)に分割し、それぞれの部分領域(a〜z)でのクリーニング実績(クリーニング回数)をデータとして管理用コンピュータ3に入力するようにしている。この場合、OCR4を使用して今回のクリーニングに使用される部分領域(a)を読み取り、チャック機構6のZ軸方向の駆動装置にカウンタ5を設けることによって、この部分領域(a)でのクリーニング回数をカウントすることができ、これが管理用コンピュータ3に入力される。したがって、クリーニングウエハ1の全クリーニング領域に渡って均等にクリーニングの実績を積ませることができるので、クリーニングウエハ1の早期の劣化を防止し、クリーニングウエハ1の寿命を延ばすことができる。
【0013】
なお、上記実施例では、クリーニングウエハ1のクリーニング位置を、クリーニング領域を予め多数の部分領域に分割し、それぞれの部分領域でのクリーニング回数で管理しているが、クリーニングウエハ1上に特定の基準点を設けて、そこからのX座標、Y座標を読み込むことによって、クリーニング位置を特定することで部分領域毎のクリーニング回数を管理するようにしてもよい。
【0014】
上記のように構成されたクリーニングウエハの管理装置は、以下のように利用される。まず、本プローバで使用されているプローブカードの型式(垂直針、カンチレバー等)、プローブカードの触針の材質(タングステン、ベリリウム等)及び測定される半導体デバイスの電極パッドの材質(アルミニウム、銅等)が、管理用コンピュータ3に入力されると、管理用コンピュータ3は、触針をクリーニングに最適な材料から形成されたクリーニングウエハ1を選択して、そのID番号(バーコード)1aを表示する。更に、管理用コンピュータ3は、この選択されたクリーニングウエハ1における過去のクリーニング実績(回数)から、今回のクリーニングにおけるクリーニングウエハ1の最適な部分領域、例えばクリーニング回数が最も少ない部分領域を選択して指示する。
【0015】
オペレータは、プローバに付属のクリーニングウエハ専用の収納トレイ2からID番号(バーコード)1aに基づいて選択されたクリーニングウエハ1を取り出し、チャック機構6上に載置する。チャック機構6は、今回のクリーニングに選択された部分領域をプローブカードの触針に位置付けするために、X軸、Y軸方向に移動する。位置付けが完了した後に、チャック機構6は上下方向(Z軸方向)に駆動され、クリーニングウエハ1が触針に接触することで、触針のクリーニングが行われる。当然、このクリーニング回数は、カウンタ5によってカウントされ、管理用コンピュータ3に入力され、選択されたクリーニングウエハ1の選択された部分領域のクリーニング実績(回数)として、データ処理される。
【0016】
以上説明したように、本発明においては、クリーニングウエハにID番号を付与し、クリーニングウエハの材料、クリーニングの実績(回数)等を管理することによって、触針、電極パッド、プローブカード及びクリーニングウエハ等の多種化に対応でき、触針のクリーニングに最適なクリーニングウエハを容易に選択できると共に、クリーニングウエハの全クリーニング領域に渡って均一にクリーニングの実績を積み上げることができ、クリーニングウエハの寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のクリーニングウエハの管理方法及びそのための装置を説明する概念図である。
【符号の説明】
1…クリーニングウエハ
1a…ID番号(バーコード)
2…収納トレイ
3…管理用コンピュータ
4…OCR(光学読取装置)
5…カウンタ
6…チャック機構

Claims (6)

  1. プローバにおけるプローブカードの触針のクリーニングに使用されるクリーニングウエハの管理方法において、
    各種のクリーニングウエハに個別にID番号又はバーコードを付与すると共に、各々のクリーニングウエハの材質及び各々のクリーニングウエハのクリーニング位置及び該位置でのクリーニング回数(実績)をデータとして登録し、前記触針のクリーニングに最適なクリーニングウエハ及び該最適なクリーニングウエハにおける最適なクリーニング位置とを、管理用コンピュータによって選択することを特徴とするクリーニングウエハの管理方法。
  2. 前記クリーニング位置が、前記クリーニングウエハの全クリーニング領域を予め所定の数に分割した部分領域として与えられ、該部分領域毎にクリーニング回数(実績)を管理することを特徴とする請求項1に記載のクリーニングウエハの管理方法。
  3. 前記クリーニングウエハの選択が、半導体デバイスの電極パッドの材料、触針の材料及びプローブカードの型式とに基づいて行われることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニングウエハの管理方法。
  4. 前記クリーニング位置の選択がクリーニング回数(実績)の最も少ないクリーニング位置を選択することによって行われることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のクリーニングウエハの管理方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーニングウエハの管理方法を実施するためのクリーニングウエハの管理装置。
  6. 前記管理装置が、プローバに設けた複数のクリーニングウエハ専用の収納トレイを含んでいることを特徴とする請求項5に記載のクリーニングウエハの管理装置。
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