JP4007490B2 - 自動車用ワイヤハーネス - Google Patents

自動車用ワイヤハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP4007490B2
JP4007490B2 JP2002039634A JP2002039634A JP4007490B2 JP 4007490 B2 JP4007490 B2 JP 4007490B2 JP 2002039634 A JP2002039634 A JP 2002039634A JP 2002039634 A JP2002039634 A JP 2002039634A JP 4007490 B2 JP4007490 B2 JP 4007490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
connector
wire harness
vehicle
routed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002039634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003237499A (ja
Inventor
佳久 根上
晃司 降旗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2002039634A priority Critical patent/JP4007490B2/ja
Publication of JP2003237499A publication Critical patent/JP2003237499A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4007490B2 publication Critical patent/JP4007490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、右ハンドル車と左ハンドル車及びセダン車型とワゴン車型に対する共用化を図る自動車用ワイヤハーネスに関する。
【0002 】
【従来の技術】
この種の自動車用ワイヤハーネスとしては、以下で説明する特許第3129185号公報に開示されたものが知られている。図6において(A)、(C)は右ハンドル車でセダン車型とワゴン(バン)車型の自動車用ワイヤハーネスを示しており、(B)、(D)は左ハンドル車でセダン車型とワゴン(バン)車型の自動車用ワイヤハーネスを示している。
【0003 】
図6(A)、(C)に示される右ハンドル車でセダン車型とワゴン車型のフロントハーネス1は、前開放コ字形状の経路に形成されている。また、その左サイドには、接続部2が設けられている。フロアハーネスとリアハーネスとの統合ハーネス3は、リアハーネス側において、後開放コ字形状の経路に形成されている。また、その左サイドには、接続部4が設けられている。カウルハーネスとインストルメントパネルハーネスとの統合ハーネス5の左サイドには、接続部6、7が設けられている。フロントハーネス1と統合ハーネス3、5の接続は、左サイドにおいて接続部2と接続部6、7とを接続して行われている。尚、接続部2、6、7はコネクタで構成されている。
【0004 】
統合ハーネス3では、そのリアハーネス側をワゴン車型タイプにして、車両の左右両側に沿って配索している。すなわち、統合ハーネス3では、車両の後端部で幅方向に配索しないようになっている。従って、セダン車型で車両後端部の幅方向に沿った一点鎖線のハーネス8が必要な場合には、統合ハーネス3の後端両側に予め設けた接続部9、10を介してハーネス8を配索するようになっている。
【0005 】
ブレーキペダルのストップスイッチ11は、右ハンドル12の右側位置で統合ハーネス5に接続されており、統合ハーネス3に接続されたストップランプ13、13を点灯又は消灯させるようになっている。また、ウインカー14のウインカースイッチ15は、右ハンドル12の右側位置で統合ハーネス5に接続されており、統合ハーネス1及び3に接続されたウインカー14を点滅させるようになっている。
【0006 】
上記構成において、右ハンドル車でセダン車型とワゴン車型では、統合ハーネス1、3、及び5が共用されている。また、これら統合ハーネス1、3、及び5は共通経路で配索されている。
【0007 】
一方、図6(B)、(D)に示される左ハンドル車でセダン車型とワゴン車型では、右ハンドル車の統合ハーネス5に替えてカウルハーネスとインストルメントパネルハーネスとの統合ハーネス16が用いられており、その他の統合ハーネス1及び3は共通経路で配索されている。
【0008 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術にあっては、右ハンドル車において統合ハーネス1、3、及び5が共用、共通経路配索され、また、左ハンドル車においては統合ハーネス1、3、及び16が共用、共通経路配索されるようになっているが、右ハンドル車、左ハンドル車、セダン車型、及びワゴン車型の四車種それぞれの電源取り回しやジョイント吸収等の違いが自動車用ワイヤハーネスに負担をかけ、自動車用ワイヤハーネスが実際には複雑になってその形態が変わってしまう恐れがある(図6(A)の一点鎖線で示したハーネス8がさらに複雑化している)。
【0009 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、ハンドルや車型違いでも形態を変えることなく共用化することが可能な自動車用ワイヤハーネスを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の自動車用ワイヤハーネスは、ハーネス間のつなぎの役割と電源系或いはジョイント機能を有する第1の電気接続箱をエンジンルーム内に、第2の電気接続箱を室内に、及び必要に応じて第3の電気接続箱をトランクルーム内に設置するとともに、該第1、第2、第3の電気接続箱のそれぞれをバッテリーの搭載側のライン上に一列に設置し,
前記第1、第2の電気接続箱間を第1のコネクタと第2のコネクタを介して接続すると共にエンジンルーム内に配索されフロント灯火系回り以外の配索経路・分割をするフロントハーネスと、前記第2のコネクタに接続し前記第2の電気接続箱を迂回する第1のフロアハーネスと、前記第2の電気接続箱に第3のコネクタに接続され室内に配索され該室内の配索経路・分割をする第2のフロアハーネスとによって構成するフロアハーネスと、前記第2のフロアハーネスに第のコネクタを介して接続し後部座席の左右ドアにそれぞれ配索される後部ドアハーネスと、を有し、右ハンドル車と左ハンドル車及びセダン車型とワゴン車型に左右されない部品に対して設定される標準ワイヤハーネスと,
インストルメントパネルの内側に配索され一端が第5のコネクタを介して前記第2の電気接続箱に接続されているインパネハーネスと、運転席のドアに配索され一端が第のコネクタを介し前記第2の電気接続箱に接続され、助手席のドアに配索され一端が第7のコネクタを介して前記インパネハーネスに接続され前部ドアハーネスとを有し、前記右ハンドル車及び前記左ハンドル車に左右される部品に対して設定されるメインワイヤハーネスと,
室内の天井に配索され該天井においての配索経路・分割をし第のコネクタを介して前記第2の電気接続箱に接続されているルーフハーネスと、車両の後部側に配索され車両の後部においての配索経路・分割をしリア灯火系ハーネスに接続されているリアハーネスとを有し、前記セダン車型及び前記ワゴン車型に左右される部品に対して設定される車型ワイヤハーネスと,
エンジンルーム内に配索されて一端が第のコネクタを介して前記第1の電気接続箱に接続されているフロント灯火系ハーネスと、トランクルーム内に配索され一端が第10のコネクタを介して前記フロアハーネスに接続されているリア灯火系ハーネスとを有し、車両の外観形状に応じて設定される灯火系の意匠ワイヤハーネスと,
を配索して構成したことを特徴としている。
【0011 】
請求項1に記載された本発明によれば、電気接続箱をエンジンルーム内から室内、或いはトランクルーム内まで一列にレイアウトすることにより、標準ワイヤハーネス、メインワイヤハーネス、車型ワイヤハーネス、及び意匠ワイヤハーネスの四タイプのワイヤハーネスで車両の主要ワイヤハーネス、すなわち自動車用ワイヤハーネスの配索をすることが可能になり、その結果、ハンドルや車型違いでも形態を変えることなく共用化することが可能な自動車用ワイヤハーネスが提供される。
【0012 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の自動車用ワイヤハーネスの一実施の形態を示す左ハンドル車でセダン車型の配索平面図である。また、図2は室内の電気接続箱付近の拡大配索平面図、図3は右ハンドル車でセダン車型の配索平面図、図4は左ハンドル車でワゴン車型の配索平面図、図5は右ハンドル車でワゴン車型の配索平面図である。
【0013 】
図1において、左ハンドル車でセダン車型の車両21のエンジンルーム内及び室内には、電気接続箱22、23がそれぞれ設置されている(必要に応じてトランクルーム内にも設置可能。その場合には仮想線で示す引用符号24がこれに該当する)。その電気接続箱22、23は、ハーネス間のつなぎの役割と電源系或いはジョイント機能を有しており、エンジンルーム内におけるバッテリー25の搭載側のライン上に一列に設置されている。そして、このような電気接続箱22、23の設置、レイアウトにおいて、標準ワイヤハーネス26、メインワイヤハーネス27、車型ワイヤハーネス28、及び意匠ワイヤハーネス29の四タイプのワイヤハーネスが車両21の主要ワイヤハーネス、すなわち自動車用ワイヤハーネス30として配索されている。
【0014 】
上記標準ワイヤハーネス26は、右ハンドル車と左ハンドル車及びセダン車型とワゴン車型に左右されない部品31等に対して設定されるワイヤハーネスであって、エンジンルーム内に配索されるフロントハーネス26aと、室内に配索されるフロアハーネス26bとを有して構成されている。
【0015 】
フロントハーネス26aは、フロント灯火系回り以外の配索経路・分割をするものであって、電気接続箱22、バッテリー25、エンジン32等に接続されている。また、フロントハーネス26aは、電気接続箱22及び23間を接続するようにもなっている。尚、引用符号33はコネクタを、34は分岐部分を、35(図2参照)はグロメットを示している。
【0016 】
フロアハーネス26bは、室内に対しての配索経路・分割をするものであって、コネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている。また、フロアハーネス26bには、電気接続箱23を迂回するフロアハーネス26cと、コネクタ33を介して後部座席の左右ドア36、36にそれぞれ配索されるドアハーネス26d、26dとが標準ワイヤハーネス26を構成するハーネスとして設けられている。フロアハーネス26bの上記ライン上となる後端部には、コネクタ37が設けられている。
【0017 】
上記メインワイヤハーネス27は、右ハンドル車及び左ハンドル車に左右される部品38に対して設定されるワイヤハーネスであって、インストルメントパネルの内側に配索されるインパネハーネス27aと、運転席及び助手席の左右ドア39、39にそれぞれ配索されるドアハーネス27b、27bとを有して構成されている。メインワイヤハーネス27は、図1において、ハンドルHが左側にあることから、左ハンドル車用のものになっている。
【0018 】
インパネハーネス27aは、その一端がコネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている(図2参照)。また、インパネハーネス27aの他端には、コネクタ33を介して助手席側のドアハーネス27bが接続されている。運転席側のドアハーネス27bは、コネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている。
【0019 】
上記車型ワイヤハーネス28は、セダン車型及びワゴン車型に左右される部品に対して設定されるワイヤハーネスであって、室内の天井に配索されるルーフハーネス28aと、車両21の後部側に配索されるリアハーネス28bとを有して構成されている。車型ワイヤハーネス28は、図1において、セダン車型用のものになっている。
【0020 】
ルーフハーネス28aは、上記天井においての配索経路・分割をするものであって、コネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている(図2参照)。また、リアハーネス28bは、車両21の上記後部においての配索経路・分割をするものであって、後述するリア灯火系ハーネス29bに接続されている(電気接続箱24を設置した場合にはこれにコネクタ接続される)。
【0021 】
上記意匠ワイヤハーネス29は、車両21の外観形状に応じて設定される灯火系のワイヤハーネスであって、フロント灯火系ハーネス29aと、リア灯火系ハーネス29bとを有して構成されている。フロント灯火系ハーネス29aは、エンジンルーム内に配索されており、その一端がコネクタ33を介して電気接続箱22に接続されている。また、リア灯火系ハーネス29bは、トランクルーム内に配索されており、その一端がコネクタ37に接続されている(電気接続箱24を設置した場合にはこれにコネクタ接続される)。
【0022 】
以上、電気接続箱22、23の設置、レイアウトにより、電源取り回しやジョイント吸収が効率よく行われ、左ハンドル車でセダン車型においては、標準ワイヤハーネス26、メインワイヤハーネス27、車型ワイヤハーネス28、及び意匠ワイヤハーネス29の四タイプのワイヤハーネスの組み合わせで自動車用ワイヤハーネス30が構成される。
【0023 】
次に、右ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネスについて説明する。尚、上述と基本的に同じものには同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
【0024 】
図3において、右ハンドル車でセダン車型の車両41のエンジンルーム内及び室内には、電気接続箱22、23が上述と同様にそれぞれ設置されている(必要に応じてトランクルーム内にも電気接続箱24を設置することが可能)。そして、このような電気接続箱22、23の設置、レイアウトにおいて、標準ワイヤハーネス26、メインワイヤハーネス42、車型ワイヤハーネス28、及び意匠ワイヤハーネス29の四タイプのワイヤハーネスが車両41の主要ワイヤハーネス、すなわち自動車用ワイヤハーネス43として配索されている。
【0025 】
上記メインワイヤハーネス42は、右ハンドル車及び左ハンドル車に左右される部品44に対して設定されるワイヤハーネスであって、インストルメントパネルの内側に配索されるインパネハーネス42aと、運転席及び助手席の左右ドア39、39にそれぞれ配索されるドアハーネス42b、42bとを有して構成されている。メインワイヤハーネス42は、図3において、ハンドルHが右側にあることから、右ハンドル車用のものになっている。
【0026 】
インパネハーネス42aは、その一端がコネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている。また、インパネハーネス42aの他端には、コネクタ33を介して助手席側のドアハーネス42bが接続されている。運転席側のドアハーネス42bは、コネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている。
【0027 】
以上、右ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネス43においては、左ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネス30に対し、メインワイヤハーネス42のみが異なっているが、ハンドルHの位置の違いでワイヤハーネスの形態自体が変わることはない。従って、ここまでの二種類の車両の説明においてワイヤハーネスの共用化が可能であることが容易に理解できる。
【0028 】
続いて、左ハンドル車でワゴン車型の自動車用ワイヤハーネスについて説明する。尚、上述と基本的に同じものには同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
【0029 】
図4において、左ハンドル車でワゴン車型の車両51のエンジンルーム内及び室内には、電気接続箱22、23が上述と同様にそれぞれ設置されている(必要に応じてトランクルーム内にも電気接続箱24を設置することが可能)。そして、このような電気接続箱22、23の設置、レイアウトにおいて、標準ワイヤハーネス26、メインワイヤハーネス27、車型ワイヤハーネス52、及び意匠ワイヤハーネス53の四タイプのワイヤハーネスが車両51の主要ワイヤハーネス、すなわち自動車用ワイヤハーネス54として配索されている。
【0030 】
上記車型ワイヤハーネス52は、セダン車型及びワゴン車型に左右される部品に対して設定されるワイヤハーネスであって、室内の天井に配索されるルーフハーネス52aと、車両51の後部側に配索されるリアハーネス52bとを有して構成されている。車型ワイヤハーネス52は、図4において、ワゴン車型用のものになっている。
【0031 】
ルーフハーネス52aは、上記天井においての配索経路・分割をするものであって、コネクタ33を介して電気接続箱23に接続されている(図2参照)。また、リアハーネス52bは、車両51の上記後部においての配索経路・分割をするものであって、後述するリア灯火系ハーネス53bに接続されている(電気接続箱24を設置した場合にはこれにコネクタ接続される)。
【0032 】
上記意匠ワイヤハーネス53は、車両51の外観形状に応じて設定される灯火系のワイヤハーネスであって、フロント灯火系ハーネス53aと、リア灯火系ハーネス53bとを有して構成されている。フロント灯火系ハーネス53aは、エンジンルーム内に配索されており、その一端がコネクタ33を介して電気接続箱22に接続されている。また、リア灯火系ハーネス53bは、トランクルーム内に配索されており、その一端がコネクタ37に接続されている(電気接続箱24を設置した場合にはこれにコネクタ接続される)。
【0033 】
以上、左ハンドル車でワゴン車型の自動車用ワイヤハーネス54においては、左ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネス30に対し、車型ワイヤハーネス52と意匠ワイヤハーネス53とが異なっているが、車型の違いでワイヤハーネスの形態自体が変わることはない。また、右ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネス43に対し、メインワイヤハーネス27と車型ワイヤハーネス52と意匠ワイヤハーネス53とが異なっているが、ハンドルHの位置及び車型の違いでワイヤハーネスの形態自体が変わることはない。従って、ここまでの三種類の車両の説明においてワイヤハーネスの共用化が可能であることが容易に理解できる。
【0034 】
続いて更に、右ハンドル車でワゴン車型の自動車用ワイヤハーネスについて説明する。尚、上述と基本的に同じものには同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
【0035 】
図5において、右ハンドル車でワゴン車型の車両61のエンジンルーム内及び室内には、電気接続箱22、23が上述と同様にそれぞれ設置されている(必要に応じてトランクルーム内にも電気接続箱24を設置することが可能)。そして、このような電気接続箱22、23の設置、レイアウトにおいて、標準ワイヤハーネス26、メインワイヤハーネス42、車型ワイヤハーネス52、及び意匠ワイヤハーネス53の四タイプのワイヤハーネスが車両61の主要ワイヤハーネス、すなわち自動車用ワイヤハーネス62として配索されている。
【0036 】
右ハンドル車でワゴン車型の自動車用ワイヤハーネス62においては、左ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネス30に対し、メインワイヤハーネス42と車型ワイヤハーネス52と意匠ワイヤハーネス53とが異なっているが、ハンドルHの位置及び車型の違いでワイヤハーネスの形態自体が変わることはない。また、右ハンドル車でセダン車型の自動車用ワイヤハーネス43に対し、車型ワイヤハーネス52と意匠ワイヤハーネス53とが異なっているが、車型の違いでワイヤハーネスの形態自体が変わることはない。さらに、左ハンドル車でワゴン車型の自動車用ワイヤハーネス54に対し、メインワイヤハーネス42のみが異なっているが、ハンドルHの位置の違いでワイヤハーネスの形態自体が変わることはない。従って、ここまでの四種類の車両の説明においてワイヤハーネスの共用化が可能であることが容易に理解できる。
【0037 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0038 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、電気接続箱をエンジンルーム内から室内、或いはトランクルーム内まで一列にレイアウトすることにより、標準ワイヤハーネス、メインワイヤハーネス、車型ワイヤハーネス、及び意匠ワイヤハーネスの四タイプのワイヤハーネスで車両の主要ワイヤハーネス、すなわち自動車用ワイヤハーネスの配索をすることができる。従って、その結果、ハンドルや車型違いでも形態を変えることなく共用化することが可能な自動車用ワイヤハーネスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用ワイヤハーネスの一実施の形態を示す左ハンドル車でセダン車型の配索平面図である。
【図2】室内の電気接続箱付近の拡大配索平面図である。
【図3】右ハンドル車でセダン車型の配索平面図である。
【図4】左ハンドル車でワゴン車型の配索平面図である。
【図5】右ハンドル車でワゴン車型の配索平面図である。
【図6】従来例の自動車用ワイヤハーネスの配索平面図であり、(A)は右ハンドル車でセダン車型の配索平面図、(B)は左ハンドル車でセダン車型の配索平面図、(C)は右ハンドル車でワゴン(バン)車型の配索平面図、(D)は左ハンドル車でワゴン(バン)車型の配索平面図である。
【符号の説明】
H ハンドル
21、41、51、61 車両
22、23、24 電気接続箱
25 バッテリー
26 標準ワイヤハーネス
27、42 メインワイヤハーネス
28、52 車型ワイヤハーネス
29、53 意匠ワイヤハーネス
30、43、54、62 自動車用ワイヤハーネス
31、38、44 部品
32 エンジン
33、37 コネクタ
34 分岐部分
35 グロメット
36、39 左右ドア

Claims (1)

  1. ハーネス間のつなぎの役割と電源系或いはジョイント機能を有する第1の電気接続箱をエンジンルーム内に、第2の電気接続箱を室内に、及び必要に応じて第3の電気接続箱をトランクルーム内に設置するとともに、該第1、第2、第3の電気接続箱のそれぞれをバッテリーの搭載側のライン上に一列に設置し,
    前記第1、第2の電気接続箱間を第1のコネクタと第2のコネクタを介して接続すると共にエンジンルーム内に配索されフロント灯火系回り以外の配索経路・分割をするフロントハーネスと、前記第2のコネクタに接続し前記第2の電気接続箱を迂回する第1のフロアハーネスと、前記第2の電気接続箱に第3のコネクタに接続され室内に配索され該室内の配索経路・分割をする第2のフロアハーネスとによって構成するフロアハーネスと、前記第2のフロアハーネスに第のコネクタを介して接続し後部座席の左右ドアにそれぞれ配索される後部ドアハーネスと、を有し、右ハンドル車と左ハンドル車及びセダン車型とワゴン車型に左右されない部品に対して設定される標準ワイヤハーネスと,
    インストルメントパネルの内側に配索され一端が第5のコネクタを介して前記第2の電気接続箱に接続されているインパネハーネスと、運転席のドアに配索され一端が第のコネクタを介し前記第2の電気接続箱に接続され、助手席のドアに配索され一端が第7のコネクタを介して前記インパネハーネスに接続され前部ドアハーネスとを有し、前記右ハンドル車及び前記左ハンドル車に左右される部品に対して設定されるメインワイヤハーネスと,
    室内の天井に配索され該天井においての配索経路・分割をし第のコネクタを介して前記第2の電気接続箱に接続されているルーフハーネスと、車両の後部側に配索され車両の後部においての配索経路・分割をしリア灯火系ハーネスに接続されているリアハーネスとを有し、前記セダン車型及び前記ワゴン車型に左右される部品に対して設定される車型ワイヤハーネスと,
    エンジンルーム内に配索されて一端が第のコネクタを介して前記第1の電気接続箱に接続されているフロント灯火系ハーネスと、トランクルーム内に配索され一端が第10のコネクタを介して前記フロアハーネスに接続されているリア灯火系ハーネスとを有し、車両の外観形状に応じて設定される灯火系の意匠ワイヤハーネスと,
    を配索して構成したことを特徴とする自動車用ワイヤハーネス。
JP2002039634A 2002-02-18 2002-02-18 自動車用ワイヤハーネス Expired - Fee Related JP4007490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002039634A JP4007490B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 自動車用ワイヤハーネス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002039634A JP4007490B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 自動車用ワイヤハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003237499A JP2003237499A (ja) 2003-08-27
JP4007490B2 true JP4007490B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=27780590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002039634A Expired - Fee Related JP4007490B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 自動車用ワイヤハーネス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4007490B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006074872A (ja) 2004-08-31 2006-03-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車用の電気接続箱
JP4880216B2 (ja) * 2004-12-06 2012-02-22 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの組立方法
JP5464115B2 (ja) * 2010-10-06 2014-04-09 住友電装株式会社 ハイブリッド自動車におけるワイヤハーネス・システム
JP5614220B2 (ja) * 2010-10-08 2014-10-29 住友電装株式会社 コネクタホルダを備えたワイヤハーネス配索構造
JP6294857B2 (ja) 2015-07-08 2018-03-14 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス
JP6451683B2 (ja) * 2016-04-15 2019-01-16 トヨタ自動車株式会社 燃料電池車両の配線構造
JP7025188B2 (ja) * 2017-12-04 2022-02-24 矢崎総業株式会社 車両用の回路体、及び、車両用の回路体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003237499A (ja) 2003-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3129185B2 (ja) 自動車用ワイヤハーネス
JP3011521B2 (ja) 車両用電気配索構造
JP5464115B2 (ja) ハイブリッド自動車におけるワイヤハーネス・システム
JP4007490B2 (ja) 自動車用ワイヤハーネス
JP5293669B2 (ja) 車両用ワイヤハーネス経路の設定方法
JP3536794B2 (ja) 電装部品の配置構造
JP2012076630A (ja) 車両用電子制御システム
JP2920905B2 (ja) メータモジュール組立体
EP1140547B1 (en) An arrangement at an instrument panel for motor vehicles
JP2010264793A (ja) 車両用電源装置および車両
JP2002087181A (ja) 車両の配線構造
US20220402556A1 (en) Vehicle front part structure
JP3606090B2 (ja) 自動車の配線構造
JP2018103891A (ja) ハーネス配索構造
JP2003146150A (ja) インストルメントパネルワイヤハーネス装置
JP2000095043A (ja) 自動車用ワイヤハーネス
JP4064804B2 (ja) 車両用ワイヤハーネスの配索構造
JP4018754B2 (ja) 自動車の配線構造
JP2001130348A (ja) センターコンソールへの配線方法及びセンターコンソール用ワイヤハーネス並びに同ワイヤハーネスを含む車両の電装システム
JP2001315591A (ja) 車載用電子機器の組付け構造
JP2004217020A (ja) 車両計器盤内側の電気接続構造
WO2017014697A1 (en) Instrument panel structure
JP4094875B2 (ja) インストルメントパネル
JP2646544B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2001039235A (ja) 自動車の計器パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070823

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4007490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees