JP2010264793A - 車両用電源装置および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】追加部品を抑制し低コストで電源回路のノイズが低減される車両用電源装置およびそれを搭載する車両を提供する。
【解決手段】車両用電源装置は、高圧バッテリと、高圧バッテリより電圧の低い補機バッテリ16と、一方端が補機バッテリ16に接続され他方端が第1のノードN1に接続される電池ヒューズ21と、ノードN1に接続される電源線58と、高圧バッテリ12とノードN1との間に設けられ、高圧バッテリ12と補機バッテリ16との間で電圧変換を行なうDC/DCコンバータ14と、電源線58から供給される電源電流を受けて動作する車両負荷に電源電流を分配するためのヒューズボックス20とを備える。DC/DCコンバータ14からノードN1を経由して補機バッテリ16に至る経路の長さは、DC/DCコンバータ14からノードN1および電源線58を経由してヒューズボックス20に至る経路の長さよりも短い。
【選択図】図5

Description

この発明は、車両用電源装置および車両に関し、特に高圧バッテリ、補機バッテリおよび電圧変換器を備え車両負荷に電源電流を供給する車両用電源装置およびそれを搭載する車両に関する。
特開平11−122911号公報(特許文献1)は、主バッテリ出力を電圧変換して補機側に出力するDC/DCコンバータにおいて、ローパスフィルタを用いてラジオノイズを低減するノイズ低減回路を開示する。
このノイズ低減回路では、基板に固定された出力端子台の出力端子に外部出力用の絶縁被覆ケ−ブルが接続され、基板に固定される回路の出力端と出力端子台の出力端子との間に直列インダクタンス素子が設けられる。この直列インダクタンス素子は、出力端子台の出力端子と高位または低位の電源端とを接続するコンデンサとともに出力ロ−パスフィルタを構成して、長大な外部出力用の絶縁被覆ケ−ブルから放射されるラジオノイズ(たとえば200k〜2MHz)を低減する。
特開平11−122911号公報 特開平11−291843号公報 特開2007−131134号公報 特開2007−253879号公報 特開平11−40041号公報
しかしながら、特開平11−122911号公報に開示された技術では、ラジオノイズ低減のために、ローパスフィルタ等が追加されて回路構成が複雑なものになっている。また、フェールセーフに関する観点からは改善の余地もある。
加えて、近年ハイブリッド車両の部品の小型化が進み、電気部品の再配置を検討する時期となりつつある。
図7は、従来の車両用電源装置の各要素の配置を説明するための図である。
図8は、図7の車両用電源装置の接続を説明するための図である。
図7、図8を参照して、車両101には乗員座席の前方にエンジンルーム102が設けられており、乗員座席の後方にトランクルーム104が設けられている。
車両101は、内燃機関としてのエンジンとバッテリで駆動するモータとを併用するハイブリッド自動車である。エンジンルーム102にはエンジン126とモータジェネレータ128、129と、モータジェネレータ128、129との間で三相交流電力を授受するインバータ127とが配置される。
モータジェネレータ128は、主としてエンジンの回転によって電力を発生するジェネレータとして動作する。またモータジェネレータ129は、主としてエンジン126とともに前輪121を駆動するモータとして動作する。ただし、回生制動時にはモータジェネレータ129は電力を発生するジェネレータとして動作する。
エンジンルーム102内のインバータ127の側方にはヒュージブルリンク(以下、ヒューズとも称する)を収容し電力を分配する分岐部として、ヒューズボックス120が配置される。エンジンルーム102には走行系負荷110(電子制御燃料噴射(EFI)ユニット124の他、ABS(Antilock Brake System)、ヘッドランプ、シフトコントロール、ハイブリッドECU(Electronic Control Unit)、ホーンなど車両の走行に必須なもの)と非走行系負荷108(ファン、ヒータ、EPS(Electric Power Steering)、オーディオ、フォグランプ、パワーウインドウ、ワイパーなど)と、走行系負荷110および非走行系負荷108に電力を分岐するためのヒューズボックス120とが配置される。
また、車両進行方向に向かって左側のドア106にはサイドミラー109が設けられており、サイドミラー109の前方部分のエンジンルーム102内にはEFIユニット124(走行系負荷110に相当)が配置されている。
車両101は、トランクルーム104内に、インバータにモータ駆動用の電力を供給するための高電圧のバッテリ112と、バッテリ112の電圧を12Vに変換するDC/DCコンバータ114と、補機用の12Vのバッテリ116とを含む。
バッテリ116のマイナス端子は接地され、プラス端子はヒュージブルリンク122を介して電源線134に接続される。またDC/DCコンバータ114の出力は電源線132に接続される。
電源線132、134は車両の後方のトランクルームから車両の前方のエンジンルーム内のヒューズボックス120に向けて配索される。ヒューズボックス120は、電源線132の一方端と電源線134の一方端との間に接続されるヒュージブルリンク142と、電源線132の一方端と非走行系負荷108との間に接続されるヒュージブルリンク144と、電源線134の一方端と走行系負荷110との間に接続されるヒュージブルリンク146とを含む。
ヒュージブルリンク142は、万一電源線132が短絡した時に、ヒュージブルリンク122が溶断し、エンジンが停止するのを避けるために必要となる。
また、走行系負荷110および非走行系負荷108には12Vの電圧が電源電圧として供給される。この電源電圧は、バッテリ116から供給される場合もあるしDC/DCコンバータ114から供給される場合もある。
したがって、電源線132,134はともに補機負荷を駆動するのに十分な電流を流すだけの太さが必要となる。つまりバッテリ116からエンジンルーム内へ電力を供給する電源線134だけでなく、DC/DCコンバータ114からの電力をエンジンルーム内に供給するため、電源線132も太い電源線としてこの2本の電源線を車体に配索しなければならない。
近年ハイブリッド車両の部品の小型化が進み、配線系の最適化とDC/DCコンバータなどのスイッチングノイズを発生する電源回路のノイズ低減とを電気部品の再配置により解決できないか、さらなる検討を行なうことが望まれる。
この発明の目的は、追加部品を抑制し低コストで電源回路のノイズが低減される車両用電源装置およびそれを搭載する車両を提供することである。
この発明は、要約すると、車両用電源装置であって、高圧バッテリと、高圧バッテリより電圧の低い補機バッテリと、一方端が補機バッテリに接続され他方端が第1のノードに接続される第1のヒューズと、第1のノードに接続される第1の電源線と、高圧バッテリと第1のノードとの間に設けられ、高圧バッテリと補機バッテリとの間で電圧変換を行なう電圧変換器と、第1の電源線から供給される電源電流を受けて動作する車両負荷に電源電流を分配するためのヒューズボックスとを備える。電圧変換器から第1のノードを経由して補機バッテリに至る経路の長さは、電圧変換器から第1のノードおよび第1の電源線を経由してヒューズボックスに至る経路の長さよりも短い。
好ましくは、車両は、エンジンと、エンジンと併用されるモータと、モータを駆動するためのインバータとを含む。エンジン、モータ、インバータ、補機バッテリ、ヒューズボックス、第1のヒューズは、車両の前部のエンジンルームに配置される。高圧バッテリは、エンジンルームよりも車両の後部に配置される。
好ましくは、車両の上面からみた場合、エンジンルーム内において、エンジンと、モータと、ヒューズボックスとは、車両推進方向に直交する方向に沿って並んで配置される。車両の上面からみた場合、電圧変換器および補機バッテリは、モータとヒューズボックスとの間の領域に配置される。
好ましくは、車両用電源装置は、電圧変換器と第1のノードとを結ぶ経路上の第2のノードと第1のノードとの間に接続される第2のヒューズと、第2のノードとヒューズボックスとを接続する第2の電源線とをさらに備える。ヒューズボックスは、第1の車両負荷に電源電流を供給する経路と第1の電源線との間に設けられる第3のヒューズと、第2の車両負荷に電源電流を供給する経路と第2の電源線との間に設けられる第4のヒューズとを含む。第1の車両負荷は第2の車両負荷よりも車両の走行時の必要性が大きい。
この発明は、他の局面に従うと、上記いずれかの車両用電源装置を搭載する車両である。
本発明によれば、車両用電源装置において、追加部品を抑制し低コストで電源回路のノイズが低減される。
本発明の車両用電源装置の各要素の配置を説明するための図である。 エンジンルームに収容される各要素の配置を説明するための図である。 図2のIII−IIIにおける断面を示した図である。 本実施の形態における電源配線の長さについて説明するための図である。 電源線およびヒュージブルリンクの詳細について説明するための図である。 実施の形態2における電源線およびヒュージブルリンクの詳細について説明するための図である。 従来の車両用電源装置の各要素の配置を説明するための図である。 図7の車両用電源装置の接続を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の車両用電源装置の各要素の配置を説明するための図である。
図1を参照して、車両1には乗員座席の前方にエンジンルーム2が設けられており、乗員座席の後方にトランクルーム4が設けられている。また、前方ドアにはサイドミラー9が設けられている。
車両1は、内燃機関としてのエンジン26とバッテリで駆動するモータジェネレータ24とを併用するハイブリッド自動車である。エンジンルーム2にはエンジン26とモータジェネレータ24と、モータジェネレータ24との間で3相交流電力を授受するインバータ6とが配置される。
モータジェネレータ24は、主としてエンジンの回転によって電力を発生するジェネレータとして動作する第1のモータジェネレータと、主としてエンジン26とともに前輪を駆動するモータとして動作する第2のモータジェネレータとを含むように構成されていても良い。
図示しない後部座席の後方床面には高圧バッテリ12が配置される。エンジンルーム2内には、さらに、高圧バッテリ12の電圧を12〜14V程度の補機電圧に変換するDC/DCコンバータ14と、補機バッテリ16と、ヒューズボックス20,22と、走行系負荷10と、非走行系負荷8とが配置される。ヒューズボックス20は、ヒュージブルリンク42,44,46を収容し電力を分配する分岐部である。
補機バッテリ16のマイナス端子は接地される。補機バッテリ16に近接して、ヒューズボックス22が配置される。ヒューズボックス22と補機バッテリ16のプラス端子とが電源線で接続される。
ヒューズボックス20はヒュージブルリンク42,44,46を含む。ヒュージブルリンク42,46の一方端はともにヒューズボックス22とDC/DCコンバータ14とを結ぶ配線部分に接続される。ヒュージブルリンク42の一方端と走行系負荷10との間には、ヒュージブルリンク46が挿入されている。ヒュージブルリンク42の他方端と非走行系負荷8との間には、ヒュージブルリンク44が挿入されている。
図2は、エンジンルームに収容される各要素の配置を説明するための図である。
図3は、図2のIII−IIIにおける断面を示した図である。
図2、図3を参照して、車両1は、エンジン26と、エンジン26と併用されるモータジェネレータ24と、モータジェネレータ24を駆動するためのインバータ6とを含む。エンジン、モータジェネレータ24、インバータ6、補機バッテリ16、ヒューズボックス20,22は、車両の前部のエンジンルームに配置される。図1に示したように、高圧バッテリ12は、エンジンルーム2よりも車両の後部に配置される。
好ましくは、車両の上面からみた場合、エンジンルーム内において、エンジン26と、モータジェネレータ24と、ヒューズボックス20とは、車両推進方向に直交する方向に順に沿って並んで配置される。車両の上面からみた場合、DC/DCコンバータ14および補機バッテリ16は、ヘッドランプ(走行系負荷10)の後方で、モータジェネレータ24とヒューズボックス20との間の領域に配置される。ヒューズボックス22は、補機バッテリ16とDC/DCコンバータ14との間を接続するものであり、最短距離で配線することが可能であるように補機バッテリ16の上に載せられるように配置されている。
図3に示すようにモータジェネレータ24はエンジン26とサイドメンバ5との間に配置される。モータジェネレータ24の上の空間に年々小型化が進んできているインバータ6が配置される。
図4は、本実施の形態における電源配線の長さについて説明するための図である。
図4を参照して、高圧バッテリ12とDC/DCコンバータ14とは正負の電源線18で接続されている。DC/DCコンバータ14は、高圧バッテリ12の電圧を、例えば200Vから14Vに高圧してノードN1に出力する。ノードN1と補機バッテリ16の正極との間には、電池ヒューズが収められたヒューズボックス22が挿入されている。ノードN1には、さらにヒューズボックス20が接続され、ヒューズボックス20から非走行系負荷8および走行系負荷10に電源電流が分配される。
ここで、DC/DCコンバータ14のようなスイッチング電源と補機バッテリ16のような鉛電池とを近接配置すると、補機バッテリ16がDC/DCコンバータ14の出力のノイズ除去装置として作用する。しかし、補機バッテリ16とDC/DCコンバータ14の接続にはヒューズや配線を適切に配置しないと、短絡時等の保護ができなくなる。
そこで、ヒューズや配線を用いて接続経路を形成する際に、図4の距離L1+L2(DC/DCコンバータ14から第1のノードN1を経由して補機バッテリ16に至る経路の長さ)をL2+L3(DC/DCコンバータ14から第1のノードN1を経由して補機負荷に至る経路の長さ)よりも短くすることが重要である。
これにより、比較的長さの長いL3部分から放射されるラジオノイズを軽減させることができる。しかし、長さL3はどのような補機負荷を接続するかによって異なってくるので、確実には、L1を極力短くし、ノートN1からヒューズボックス20までの距離よりもL1が短くなるようにすればよい。
図5は、電源線およびヒュージブルリンクの詳細について説明するための図である。
図4、図5を参照して、本実施の形態に係る車両用電源装置は、高圧バッテリ12と、高圧バッテリ12より電圧の低い補機バッテリ16と、一方端が電源線54によって補機バッテリ16に接続され他方端が電源線56によって第1のノードN1に接続される電池ヒューズ21と、第1のノードN1に接続される第1の電源線58と、高圧バッテリ12と第1のノードN1との間に設けられ、高圧バッテリ12と補機バッテリ16との間で電圧変換を行なうDC/DCコンバータ14と、第1の電源線58から供給される電源電流を受けて動作する車両負荷に電源電流を分配するためのヒューズボックス20とを備える。DC/DCコンバータ14から第1のノードN1を経由して補機バッテリ16に至る経路の長さは、DC/DCコンバータ14から第1のノードN1および第1の電源線58を経由してヒューズボックス20に至る経路の長さよりも短い。
ヒューズボックス20は、電源線58と走行系負荷10A〜10Bとをそれぞれ接続するヒュージブルリンク44A〜44Bと、ヒュージブルリンク42と、ヒュージブルリンク42を介して電源線に接続されているヒュージブルリンク46A〜46Bとを含む。ヒュージブルリンク46A〜46Bは非走行系負荷8A〜8Bに電源電流を分配する。
ヒュージブルリンク42は、非走行系負荷8A〜8Bに万一短絡が発生した時の過剰電流から走行系負荷10A〜10Bを保護する。したがって、故障を切り分けて、優先度の高い負荷を保護することができる。
ヒュージブルリンク44A〜44B,46A〜46Bの許容電流量は対応する負荷に応じて定められ、ヒュージブルリンク42の電流許容量は非走行系負荷8A〜8Bの合計の電流に応じて定められる。
図8に示した検討例と図5とを較べると、補機バッテリ16およびDC/DCコンバータ14をリア部からフロント部に移すことで図8のリア部とフロント部を結んでいた長い電源線132,134を短くすることができ、コスト的にもノイズ防止上からも有利である。
[実施の形態2]
実施の形態2では、図2、図3に示したような要素の配置を行なう点は実施の形態1と共通するが、図5のヒュージブルリンク42の位置を補機バッテリヒューズと一緒に同じヒューズボックス内に配置されるようにする点が異なる。
図6は、実施の形態2における電源線およびヒュージブルリンクの詳細について説明するための図である。
図4、図6を参照して、実施の形態2に係る車両用電源装置は、高圧バッテリ12と、高圧バッテリ12より電圧の低い補機バッテリ16と、一方端が補機バッテリ16に接続され他方端が第1のノードN1に接続される電池ヒューズ71と、第1のノードN1に接続される第1の電源線68と、高圧バッテリ12と第1のノードN1との間に設けられ、高圧バッテリ12と補機バッテリ16との間で電圧変換を行なうDC/DCコンバータ14と、第1の電源線68から供給される電源電流を受けて動作する車両負荷に電源電流を分配するためのヒューズボックス80とを備える。DC/DCコンバータ14から第1のノードN1を経由して補機バッテリ16に至る経路の長さは、DC/DCコンバータ14から第1のノードN1および第1の電源線68を経由してヒューズボックス80に至る経路の長さよりも短い。
DC/DCコンバータ14とノードN2とは電源線62で接続される。ノードN2は、電源線72およびヒュージブルリンク92を介してノードN1に接続される。ノードN2は、さらに、電源線70によって、ヒューズボックス80に接続される。補機バッテリ16の正極は、電源線64およびヒュージブルリンク82を介してノードN1に接続される。
好ましくは、この車両用電源装置は、DC/DCコンバータ14と第1のノードN1とを結ぶ経路上の第2のノードN2と第1のノードN1との間に接続される第2のヒューズ92と、第2のノードN2とヒューズボックス80とを接続する第2の電源線70とをさらに備える。ヒューズボックス80は、第1の車両負荷10A〜10Bに電源電流を供給する経路と第1の電源線68との間に設けられる第3のヒューズ94A〜94Bと、第2の車両負荷8A〜8Bに電源電流を供給する経路と第2の電源線70との間に設けられる第4のヒューズ96A〜96Bとを含む。第1の車両負荷(走行系負荷10A〜10B)は第2の車両負荷(非走行系負荷8A〜8B)よりも車両の走行時の必要性が大きい。
なお、非走行系負荷には、ファン、ヒータ、EPS、オーディオ、フォグランプ、パワーウインドウ、ワイパーなどが含まれる。また走行系負荷には、EFIユニットの他、ABS、ヘッドランプ、シフトコントロール、ハイブリッドECU、ホーンなどが挙げられる。
実施の形態2についても、ローパスフィルタなどの追加部品を用いることなく、DC/DCコンバータの発生するノイズを低減させることができる。さらに、走行系および非走行系負荷の故障の切り分けが可能となり、フェールセーフ性を確保することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,101 車両、2,102 エンジンルーム、4,104 トランクルーム、5 サイドメンバ、6,127 インバータ、8,8A,108 非走行系負荷、9 サイドミラー、10,10A,110 走行系負荷、12 高圧バッテリ、14,114 DC/DCコンバータ、16 補機バッテリ、18 電源線、20,22 ヒューズボックス、21 電池ヒューズ、24,128,129 モータジェネレータ、26,126 エンジン、42,44,44A,46,46A,142,144,146 ヒュージブルリンク、58,68,70,132,134 電源線、106 ドア、112,116 バッテリ、120 ヒューズボックス、122 電池ヒューズ、121 前輪、124 電子制御燃料噴射ユニット。

Claims (5)

  1. 高圧バッテリと、
    前記高圧バッテリより電圧の低い補機バッテリと、
    一方端が前記補機バッテリに接続され他方端が第1のノードに接続される第1のヒューズと、
    前記第1のノードに接続される第1の電源線と、
    前記高圧バッテリと前記第1のノードとの間に設けられ、前記高圧バッテリと前記補機バッテリとの間で電圧変換を行なう電圧変換器と、
    前記第1の電源線から供給される電源電流を受けて動作する車両負荷に前記電源電流を分配するためのヒューズボックスとを備え、
    前記電圧変換器から前記第1のノードを経由して前記補機バッテリに至る経路の長さは、前記電圧変換器から前記第1のノードおよび前記第1の電源線を経由して前記ヒューズボックスに至る経路の長さよりも短い、車両用電源装置。
  2. 前記車両は、
    エンジンと、
    前記エンジンと併用されるモータと、
    前記モータを駆動するためのインバータとを含み、
    前記エンジン、前記モータ、前記インバータ、前記補機バッテリ、前記ヒューズボックス、前記第1のヒューズは、車両の前部のエンジンルームに配置され、
    前記高圧バッテリは、前記エンジンルームよりも車両の後部に配置される、請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 車両の上面からみた場合、前記エンジンルーム内において、前記エンジンと、前記モータと、前記ヒューズボックスとは、車両推進方向に直交する方向に沿って並んで配置され、
    車両の上面からみた場合、前記電圧変換器および前記補機バッテリは、前記モータと前記ヒューズボックスとの間の領域に配置される、請求項2に記載の車両用電源装置。
  4. 前記電圧変換器と前記第1のノードとを結ぶ経路上の第2のノードと前記第1のノードとの間に接続される第2のヒューズと、
    前記第2のノードと前記ヒューズボックスとを接続する第2の電源線とをさらに備え、
    前記ヒューズボックスは、
    第1の車両負荷に電源電流を供給する経路と前記第1の電源線との間に設けられる第3のヒューズと、
    第2の車両負荷に電源電流を供給する経路と前記第2の電源線との間に設けられる第4のヒューズとを含み、
    前記第1の車両負荷は前記第2の車両負荷よりも車両の走行時の必要性が大きい、請求項1に記載の車両用電源装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用電源装置を搭載する車両。
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