JP2002087181A - 車両の配線構造 - Google Patents

車両の配線構造

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JP2002087181A
JP2002087181A JP2000283217A JP2000283217A JP2002087181A JP 2002087181 A JP2002087181 A JP 2002087181A JP 2000283217 A JP2000283217 A JP 2000283217A JP 2000283217 A JP2000283217 A JP 2000283217A JP 2002087181 A JP2002087181 A JP 2002087181A
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wire harness
joint box
harness
wiring structure
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Akiyuki Tsuji
昭行 辻
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Honda Motor Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネスの敷設、接続作業を容易に
することで、車両の組み立てやメンテナンスの際の作業
性を向上できる車両の配線構造を提供する。 【解決手段】 車両Fの各部に電力を供給するためのワ
イヤーハーネス4〜9と、車両Fのインストルメントパ
ネルINSTに収納され、ワイヤーハーネス4〜9を接
続可能なジョイントボックス3とを有し、車両Fの車室
および後部に電力を供給するためのフロアーハーネス7
は、車両Fの長手方向に沿って敷設される基幹ワイヤー
ハーネス10と、基幹ワイヤーハーネス10から車両の
側部に向かって分岐するサブワイヤーハーネス11,1
2,13とから構成される車両の配線構造1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられた
電動機器に電力を供給するワイヤーハーネスを配線する
車両の配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両は、ヘッドライ
トや、パワーウィンドウ、ガソリン点火用のスパークプ
ラグなど、電気により作動する電動機器を多数装備して
おり、電動機器と電源であるバッテリとは通電線(ワイ
ヤー)で結ばれている。このワイヤーは、複数のワイヤ
ーを結束したワイヤーハーネスとして配線されることが
多く、このワイヤーハーネスを車両の部位ごとに接続し
たり、ワイヤーハーネスをジョイントボックスを介して
接続することで、バッテリと電動機器とを連結してい
た。
【0003】従来の車両の配線構造を図5に示す。車両
の配線構造101は、過電流が流れることを防止するた
めのヒューズとワイヤーハーネスの雌コネクタと接続す
る雄コネクタを備えたジョイントボックス103R,1
03Lをインストルメントパネルの両端部にそれぞれに
固定すると共に、ジョイントボックス103R,103
Lの各々に、複数のワイヤーハーネス104R,104
L,・・・を接続することにより構成されている。車両
の配線構造101は、大きく分けて、車両Fの右側と左
側に区画できる。ここで、車両Fの右側には、バッテリ
123や右前方の照明機器122に接続する右側エンジ
ンルームワイヤーハーネス104Rと、車両Fの右側の
電動機器に電力を供給するための右側部ワイヤーハーネ
ス105R、ならびに、インストルメントパネルの計器
類を制御するためのワイヤーハーネス106が接続され
ている。
【0004】なお、右側部ワイヤーハーネス105R
は、右側のドアに内蔵された電動ウインドウの駆動部1
14FR,114RRおよびドアミラー115R、なら
びに、室内灯RL、または、右後部ワイヤーハーネス1
07に接続されている。さらに、右後部ワイヤーハーネ
ス107には、後部ガラスの曇り除去用ヒータ119な
らびに右後方の照明機器120a〜120dが接続され
ている。また、右側部ワイヤーハーネス105Rと右後
部ワイヤーハーネス107との接続は、右側ジョイント
ボックス103Rと同様な構成を有するジョイントボッ
クス103Bを介して接続されている。
【0005】一方、車両Fの左側には、左側エンジンル
ームワイヤーハーネス104Lや、車両Fの右側の電動
機器に電力を供給するための左側部ワイヤーハーネス1
05L、ならびに、空調ユニット制御用のワイヤーハー
ネス108が接続されている。ここで、左側部ワイヤー
ハーネス105Lには、電動ウインドウの駆動部114
FL,114RLおよびドアミラー115Lが接続され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両の配線構造101では、車両Fの複数箇所に点
在するジョイントボックス103R,103L,103
Bのそれぞれにワイヤーハーネス104R,104L,
・・・を接続する必要があった。このため、車両Fの組
立作業を行う作業者は、車両Fの内部を移動しながら配
線作業を行う必要があり、配線に多くの時間がかかり、
作業工数の増加の原因となっていた。また、車両Fが外
国仕様の場合は、ハンドル位置の移動に伴い、ワイヤー
ハーネス104R,104L,・・・の配線や、ジョイ
ントボックス103R,103L,103Bの配置を左
右反対にする必要があった。これは、作業の段取りの変
更を伴うため、作業者への負担が大きかった。従って、
本発明の解決すべき課題は、車両の内部に敷設されるワ
イヤーハーネスの配置を工夫することにより、ワイヤー
ハーネスの敷設、接続作業を容易にすることで、車両の
組み立てやメンテナンスの際の作業性を向上できる車両
の配線構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、車両の各部に電力を供給するためのワイ
ヤーハーネスと、車両のインストルメントパネルに収納
され、複数のワイヤーハーネスを接続可能なジョイント
ボックスとを有し、ワイヤーハーネスは、車両の長手方
向に沿って敷設される基幹ワイヤーハーネスと、基幹ワ
イヤーハーネスから車両の側部に向かって分岐するサブ
ワイヤーハーネスとから構成されるフロアーハーネスを
含むことを特徴とする車両の配線構造とした。
【0008】このように構成した車両の配線構造によれ
ば、一つのジョイントボックスに接続された複数のワイ
ヤーハーネスにより電力が車両の各部に分配されるの
で、通電の集中管理が可能となる。また、車両の長手方
向に沿って敷設した基幹ワイヤーハーネスからサブワイ
ヤーハーネスを分岐させることで、車両内部の配線が簡
潔になるので、ワイヤーハーネスの配線が容易になる。
【0009】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の車両の配線構造において、ジョイント
ボックスは、インストルメントパネルに固定されたブラ
ケットにスライド可能に嵌合すると共に、ジョイントボ
ックスがスライドする方向と交差する向きにワイヤーハ
ーネスを接続するコネクタ部を有する構成とした。
【0010】このように構成した車両の配線構造によれ
ば、ワイヤーハーネスを接続する際には、ジョイントボ
ックスをブラケットから引き出し、ワイヤーハーネスの
接続後はジョイントボックスをインストルメントパネル
内に押し込むことができるので、配線作業を容易にする
ことができる。特に、ヒューズ交換や、ワイヤーハーネ
スの交換等のメンテナンス作業を容易に行うことができ
る。また、ジョイントボックスがスライドする方向と交
差する向きにワイヤーハーネスを接続することで、少な
い設置スペースで多数のワイヤーハーネスを接続するこ
とが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参考にして詳細に説明する。図1は、本発明の車両の
配線構造の全体図であり、図2はジョイントボックスの
固定位置を示す模式図である。図1および図2に示すよ
うに車両の配線構造1は、インストルメントパネルIN
STのフレーム2に固定されたジョイントボックス3
と、ジョイントボックス3から車両Fの各部に設けられ
た電動機器に電力を供給する通電線であるワイヤーを複
数本結束したワイヤーハーネス4〜9とから構成されて
いる。なお、本実施の形態において、電力を供給すると
は、電動機器の駆動用の電力、および/または、電動機
器の制御信号を電動機器に供給することを意味するもの
とする。
【0012】ここで、ジョイントボックス3に接続され
ているワイヤーハーネスとしては、オートマチックトラ
ンスミッション(AT)制御用のATハーネス4、ステ
アリングホイール(SW)に通電するSWハーネス5、
ECU(電子制御装置)に通電するECUハーネス6、
車両の後方に向かって敷設されたフロアハーネス7、イ
ンストルメントパネルINSTの表示部およびエアコン
ディショナーA/Cを制御するためのINSTハーネス
8、エンジン(ENG)ルーム内に敷設されるENGワ
イヤーハーネス9がある。なお、この他にも、エアバッ
グ制御用のワイヤーハーネスや、ワイパー駆動用のワイ
ヤー等、種々のワイヤーもしくはワイヤーハーネスをジ
ョイントボックス3に接続することも可能である。
【0013】次に、本発明の特許請求の範囲に記載のフ
ロアハーネス7について説明する。フロア−ハーネス7
は、ジョイントボックス3から車両Fの後方に向かっ
て、かつ、車両Fの左右方向の中心部に沿って敷設され
た基幹ワイヤーハーネス10と、基幹ワイヤーハーネス
10から分岐して車両Fの側部または後部に向かって配
線されたサブワイヤーハーネスである前部サブワイヤー
ハーネス11、中部サブワイヤーハーネス12、後部サ
ブワイヤーハーネス13とから構成されている。
【0014】前部サブワイヤーハーネス11は、車両の
右側に延びる右前サブワイヤーハーネス11Rと、車両
の左側に延びる左側サブワイヤーハーネス11Lとに分
けられる。まず、右前サブワイヤーハーネス11Rは、
右側部ワイヤーハーネス17Rに接続しており、右側部
ワイヤーハーネス17Rは、右前部ドアFRの電動ウイ
ンドウの駆動部14FR、右側ドアミラー15R、右前
部方向指示器16R、ならびに、車両の天井部に電力を
供給している。
【0015】一方、左前サブワイヤーハーネス11L
は、左側部ワイヤーハーネス17Lに接続しており、左
前部ドアFLの電動ウインドウの駆動部14FL、左側
ドアミラー15L、左前部方向指示器16Lに電力を供
給している。なお、電動ウインドウの駆動部14FR,
14FLは、ウインドウを上下に移動させるための電動
モータと、電動モータの駆動量を乗員が制御するための
スイッチとから構成されている。また、車両の天井部に
供給される電力は、車内灯RLの点灯や、電動ルーフの
作動に用いられる。
【0016】また、中部サブワイヤーハーネス12は、
後部ドアRR,RLに向けて左右に敷設されており、車
両Fの両側端において、後部ドアハーネス18R,18
Lに接続され、後部ドアRR,RLの電動ウインドウの
駆動部14RR,14RLに電力を供給している。さら
に、後部サブワイヤーハーネス13は、車両Fの後部に
敷設される後部ハーネス21に接続され、リアウインド
ウRWの曇り止め用のヒータ19や後部照明20a〜2
0dに電力を供給している。
【0017】なお、INSTハーネス8は、インストル
メントパネルINST上の各種警告灯の点灯や、メータ
類の作動、または、車内用音響装置の作動用の電力を供
給するものである。さらに、ENGハーネス9には、イ
グニッションシステムやキャブレターシステムの作動お
よび制御や、車両前部の照明装置22a,22bの点灯
に用いられている。また、ENGハーネス9は、ジョイ
ントボックス3とバッテリ23を結ぶバッテリワイヤー
を含んでいる。
【0018】次にジョイントボックス3の構成について
説明する。図3はジョイントボックスの斜視図であり、
図4(a)、(b)は、ジョイントボックスを固定時の
手順を説明するための説明図である。なお、図4(b)
は、図4(a)のX矢視図である。また、図3および図
4のジョイントボックス3には、ECUハーネス6とフ
ロアーハーネス7のみが接続されているが、実際には、
この他のワイヤーハーネス4,5,8,9も接続され
る。
【0019】図3に示すように、ジョイントボックス3
は、ECUハーネス6およびフロアーハーネス7のそれ
ぞれの雌コネクタ6a,6b,7a,7bと結合する雄
コネクタが配列されたコネクタ部31と、各ワイヤーハ
ーネス4〜9に流れる電流が規定値以上となることを防
止するためのヒューズ32aが配列されたヒューズ部3
2とから構成されている。ここで、ジョイントボックス
3のコネクタ部31は、配線ミスを防止するために、形
状およびピン数が異なる雄コネクタが配列されており、
各雄コネクタにあらかじめ決められたワイヤーハーネス
4〜9の雌コネクタが垂直に結合される。
【0020】また、図4(a)に示すように、ジョイン
トボックス3の側面33a,33bを挟むように挿入さ
れるコ字状の部材は、図2に示すインストルメントパネ
ルINSTのフレーム2にジョイントボックス3をスラ
イド可能に固定するためのブラケット34である。ブラ
ケット34は、ジョイントボックス3の側面33a,3
3bのそれぞれに当接するサイドプレート35a,35
bと、サイドプレート35a,35bの上端を連結する
連結プレート36とから構成されている。また、連結プ
レート36の前面には、インストルメントパネルINS
Tのフレーム2にブラケット34の上部をボルト止めす
るための開口部37を有する固定用プレート38が立設
している。また、サイドプレート35aの下端は、折り
返されて、固定部39を形成している。この固定部39
が、図2の補助プレート40に固定されることで、サイ
ドプレート35aがインストルメントパネルINSTの
フレーム2に固定される。
【0021】さらに、ジョイントボックス3の側面33
aの下部には、サイドプレート35aの固定部39の開
口39aと連通する開口41aを備えた突出部41が設
けられている。一方、ジョイントボックス3の側面33
bには、図4(b)に示すように、サイドプレート35
bをスライド可能に嵌合するためのガイド42を有して
いる。なお、サイドプレート35bには予備プレート4
6が設けられており、この予備プレート46を用いて、
サイドプレート35bをフレーム2に固定することもで
きる。
【0022】次に、このジョイントボックス3にワイヤ
ーハーネス4〜9を接続すると共に、このジョイントボ
ックス3をインストルメントパネルINSTに取り付け
る手順について、以下に説明する。まず、ブラケット3
4の固定用プレート38をインストルメントパネルIN
STのフレーム2にボルトで固定する。
【0023】次に、ジョイントボックス3の前面および
背面に、ワイヤーハーネス4〜9を接続する。さらに、
ワイヤーハーネス4〜9を接続したジョイントボックス
3をブラケット34の下方から差し込む。この際、ブラ
ケット34のサイドプレート35bとジョイントボック
ス3の側面33bのガイド42とを嵌合させながら、ヒ
ューズボックス33を押し上げる。なお、このとき、ジ
ョイントボックス3の側面33aに設けられた二つの突
起43とサイドプレート35aの長穴44とを嵌合させ
ておくと、ジョイントボックス3とブラケット34とを
より強固に嵌合させることができる。
【0024】さらに、ジョイントボックス3の上面33
c(図4(a)参照)が、ブラケット34の連結プレー
ト36に当接したら、固定部39と突出部41のそれぞ
れの開口39a,41aが重なるので、ボルト45で固
定部39および突出部41をインストルメントパネルI
NSTの補助プレート40に固定する。
【0025】このようなジョイントボックス3およびブ
ラケット34を用いると、ワイヤーハーネス4〜9を接
続してから、ジョイントボックス3をインストルメント
パネルINSTに固定することができる。従って、ワイ
ヤーハーネス4〜9の接続時に、インストルメントパネ
ルINSTが邪魔にならないので、作業効率を向上させ
ることができる。特に、車内のインテリアを組み付けた
後でも、ワイヤーやヒューズの交換を容易に行うことが
できる。
【0026】また、ジョイントボックス3のスライド方
向に対して、直交する向きにコネクタ部31の雄コネク
タを配列したので、少ないスペースで、多数のワイヤー
ハーネス4〜9を接続することが可能となり、さらに、
ワイヤーハーネス4〜9がジョイントボックス3のスラ
イド移動の邪魔になることを防止できる。
【0027】また、車両Fの配線構造1をジョイントボ
ックス3を中心として行うことで、各電動機器への電力
の供給を集中的に管理することができる。さらに、車両
Fの車室内および後部に配置された電動機器への電力供
給を基幹ワイヤーハーネス10とサブワイヤーハーネス
11,12,13とから構成されるフロア−ハーネス7
で担うことにより、車室内部の配線がシンプルになると
共に、車両Fの車種や仕様の変更にも柔軟に対応するこ
とが可能となる。
【0028】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではなく、広く応用することが可能である。例えば、
ジョイントボックス3を車両Fの一方の側部に設け、基
幹ワイヤーハーネス10を車両Fの一方の側面部に敷設
しても良い。さらに、ジョイントボックス3をブラケッ
ト34に対して上下方向にスライドさせる代わりに左右
方向にスライドするように構成することもできる。さら
に、ジョイントボックス3をブラケット34に着脱可能
とせずに、ジョイントボックス3を下方に引き出した際
にも、ブラケット34がジョイントボックス3を保持す
るように構成しても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明は、ジョイントボックスを車両の
インストルメントパネルに収納すると共に、ワイヤーハ
ーネスは、車両の長手方向に沿って敷設された基幹ワイ
ヤーハーネスと、基幹ワイヤーハーネスから分岐するサ
ブワイヤーハーネスとを有する車両の配線構造とした。
従って、一つのジョイントボックスで車両の各部に配置
された電動機器に電力を供給することが可能となる。よ
って、配線が容易になると共に、通電の集中管理が可能
となる。特に、基幹ワイヤーハーネスを車両の左右方向
の中心線近傍に敷設すると、車両の車種や仕様の変更に
も柔軟に対応することができるので、車両の組立工程の
作業効率を向上させることができる。
【0030】また、ジョイントボックスを、インストル
メントパネルに対してスライド可能に構成すると共に、
ワイヤーハーネスをスライド方向と交差する向きに接続
する構成としたので、少ないスペースで多数のワイヤー
ハーネスをジョイントボックスに接続することができ
る。また、配線時やメンテナンス時には、ジョイントボ
ックスをインストルメントパネルから引き出して作業を
行うことができるので、車両の組立工程やメンテナンス
の作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の車両の配線構造を示す
図である。
【図2】 インストルメントパネルに対するジョイント
ボックスの固定位置を説明する説明図である。
【図3】 ジョイントボックスの構成を示す斜視図であ
る。
【図4】 (a)ジョイントボックスをブラケットに挿
入する手順を説明するための説明図、(b)ジョイント
ボックスとブラケットとの嵌合を説明する説明図であ
る。
【図5】 従来の車両の配線構造を示す図である。
【符号の説明】
1 車両の配線構造 3 ジョイントボックス 7 フロアーハーネス 10 基幹ワイヤーハーネス 11 前部サブワイヤーハーネス 12 中部サブワイヤーハーネス 13 後部サブワイヤーハーネス 31 コネクタ部 32 ヒューズ部 33a,33b 側面 34 ブラケット 35a,35b サイドプレート 42 ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の各部に電力を供給するためのワイ
    ヤーハーネスと、前記車両のインストルメントパネルに
    収納され、複数の前記ワイヤーハーネスを接続可能なジ
    ョイントボックスとを有し、前記ワイヤーハーネスは、
    前記車両の長手方向に沿って敷設される基幹ワイヤーハ
    ーネスと、前記基幹ワイヤーハーネスから前記車両の側
    部に向かって分岐するサブワイヤーハーネスとから構成
    されるフロアーハーネスを含むことを特徴とする車両の
    配線構造。
  2. 【請求項2】 前記ジョイントボックスは、前記インス
    トルメントパネルに固定されたブラケットにスライド可
    能に嵌合すると共に、前記ジョイントボックスがスライ
    ドする方向と交差する向きに前記ワイヤーハーネスを接
    続するコネクタ部を有することを特徴とする請求項1に
    記載の車両の配線構造。
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