JP2000190755A - インストルメントパネル - Google Patents

インストルメントパネル

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JP2000190755A
JP2000190755A JP10373263A JP37326398A JP2000190755A JP 2000190755 A JP2000190755 A JP 2000190755A JP 10373263 A JP10373263 A JP 10373263A JP 37326398 A JP37326398 A JP 37326398A JP 2000190755 A JP2000190755 A JP 2000190755A
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JP
Japan
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connector terminal
connector
instrument panel
panel
wire harness
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JP10373263A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載電子機器の組付作業の合理化とワイヤー
ハーネスの材料費削減によるコスト低減を図る。 【解決手段】 アウターパネル21の所要位置に、車載
電子機器15の位置決めおよび組付保持を許容する機器
設置部26を形成する。アウターパネル21に接合した
インナーパネル22において、前記機器設置部26の奥
側に臨んだ位置にコネクタ設置部51を形成する。ワイ
ヤーハーネス58の端部に配設された第1コネクタ端子
60aを、車載電子機器15の組付け方向前方を指向し
た状態でコネクタ設置部51に固定する。第1コネクタ
端子60aに嵌合的に連結される第2コネクタ端子61
aを、車載電子機器15の背面部15bに組付け方向後
方を指向した状態で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インストルメン
トパネルに関し、更に詳細には、各種車載電子機器を所
要位置に形成した設置部に設置するに際し、ワイヤーハ
ーネスと該車載電子機器との電気的な連結が自動的にな
されるよう構成したインストルメントパネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に乗用車における乗員室内の前方
には、所要形状に成形されて車幅方向の略全幅に亘って
延在するインストルメントパネルが設けられている。こ
のインストルメントパネルには、スピードメータやタコ
メータその他各種表示灯等を備えた計器ユニット、カー
ナビゲーションの地図やテレビの映像等を表示する画像
表示ユニット、エアコンユニット用の空調操作ユニット
やオーディオユニット、身の回りの各種小間物や車検証
等を収納するグローブボックス等が、乗員から視認し得
る位置または直接操作可能な位置に設置されている。ま
た、乗員室を指向した前面部分やフロントガラスの下方
に臨む上面部分等には、乗員室前方に配設されたエアコ
ンユニットからの調温空気の吹出案内を図る空気吹出口
が設けられており、該乗員室内の空調やフロントガラス
等の曇取りに供されるようになっている。
【0003】前述した計器ユニット,画像表示ユニット,
空調操作ユニット,オーディオユニットおよびコンソー
ルボックス等は比較的に重量が嵩むことから、これらを
搭載する前記インストルメントパネルは、それを保持す
るに充分な剛性を有するよう形成する必要がある。また
従前のインストルメントパネルは、空気案内ダクト等を
含めると多数の部品から構成されることから、部品製造
や組立作業等を含めて製造コストが嵩む難点が指摘され
ていた。そこで近年に至っては、部品点数削減によるコ
スト低減および剛性向上の両立を図るため、乗員室側に
露出して所要の意匠形状に形成されたアウターパネル
と、エアコンユニットからの調温空気の流路を形成する
と共に補強材としても機能するインナーパネルとから構
成し、両基材を振動溶着して形成されるインストルメン
トパネルが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記計器ユ
ニット,画像表示ユニット,空調操作ユニットおよびオー
ディオユニット等は、車両の様々な位置に搭載された他
の車載機器や車載コンピュータおよびバッテリー(電源)
等と、ワイヤーハーネスを介して電気的に接続される所
謂「車載電子機器」である。従って、インストルメントパ
ネルに対する前記車載電子機器の設置に際しては、車体
に取付けた該パネルの内側に予め配線処理した前記ワイ
ヤーハーネスのコネクタ端子を、該電子機器の設置部か
ら手を差し込んで把持しながら該設置部を介して乗員室
側へ一旦引出し、ワイヤーハーネス側のコネクタ端子と
該電子機器側のコネクタ端子とを接合して電気的な連結
を図った後、該ハーネスを戻しながら当該電子機器を設
置部に組付固定する作業を要することになり、車載電子
機器の組付作業が面倒で時間がかかる問題点を内在して
いた。しかも前記ワイヤーハーネスは、乗員室側への引
出しによる連結作業を考慮すると、電子機器が設置部に
設置された状態で必要とされる長さよりも長めに(例え
ば30cm程度)設定しておく必要があり、総生産台数
で観ると無視できない程のコストアップを招来してい
た。
【0005】一方、前記各電子機器を含む全て電子機器
とバッテリーとは、過電流による保護をなすヒューズを
介して連結されているが、各電子機器に対応した各ヒュ
ーズは一般的に樹脂製のヒューズボックスに纏められ、
例えば乗員室の前方下部やエンジンルーム等に配設され
ている。従って、前記ヒューズボックスと前記各電子機
器との配設位置が離れていることから、これらを連結す
るに必要とされるワイヤーハーネスの長さも必然的に長
くなり、面倒な配線処理作業と材料費増加によるコスト
アップを招来するものとなっていた。また前記ヒューズ
ボックスは、それ自体を単独で車体に固定しなければな
らないから、取付用のブラケットを該ボックスに一体的
に成形する必要も生じ、これによる製造コストアップも
避けられなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るために新規に提案されたもので、アウターパネルに設
けた機器設置部に臨むインナーパネルに形成したコネク
タ設置部にワイヤーハーネス側のコネクタ端子を固定す
る一方、車載電子機器の背面部に前記コネクタ端子に嵌
合的に連結されるコネクタ端子を固定して設けておき、
該車載電子機器を前記機器設置部に組付けるだけで両コ
ネクタ端子の連結が自動的になされるよう構成すること
で、車載電子機器の組付作業の合理化とワイヤーハーネ
スの材料費削減によるコスト低減等を可能としたインス
トルメントパネルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を達成するため本発明に係るインストルメン
トパネルは、所要形状に成形されて乗員室の前方に露出
状態で組付けられるアウターパネルと、このアウターパ
ネルの裏側に接合されてエアコンユニットからの調温空
気の流路を形成するインナーパネルとからなるインスト
ルメントパネルにおいて、前記アウターパネルの所要位
置において前記乗員室側に開口し、各種の車載電子機器
の位置決めおよび組付保持を許容する機器設置部と、前
記インナーパネルに形成され、前記アウターパネルとの
接合時に前記機器設置部の奥側に臨んで位置するコネク
タ設置部と、前記車載電子機器を電気的に接続するワイ
ヤーハーネスの端部に配設され、前記コネクタ設置部に
固定されて前記車載電子機器の組付け方向前方を指向す
る第1コネクタ端子と、前記車載電子機器の背面部に固
定されて組付け方向後方を指向し、前記第1コネクタ端
子と嵌合的に連結される第2コネクタ端子とからなり、
前記車載電子機器を対応の機器設置部に組付けた際に、
前記第2コネクタ端子が前記第1コネクタ端子に嵌合的
に連結して、両端子の電気的な導通がなされるよう構成
したことを特徴とする。
【0008】また前述した課題を克服し、所期の目的を
達成するため別の発明に係るインストルメントパネル
は、所要形状に成形されて乗員室の前方に露出状態で組
付けられるアウターパネルと、このアウターパネルの裏
側に接合されてエアコンユニットからの調温空気の流路
を形成するインナーパネルとからなるインストルメント
パネルにおいて、前記インナーパネルの所要位置におい
て前記乗員室側に開口し、車載電子機器の位置決めおよ
び組付保持を許容する機器設置部と、前記機器設置部の
奥側に形成されたコネクタ設置部と、前記車載電子機器
を電気的に接続するワイヤーハーネスの端部に配設さ
れ、前記コネクタ設置部に固定されて前記車載電子機器
の組付け方向前方を指向する第1コネクタ端子と、前記
車載電子機器の背面部に固定されて組付け方向後方を指
向し、前記第1コネクタ端子と嵌合的に連結される第2
コネクタ端子とからなり、前記車載電子機器を対応の機
器設置部に組付けた際に、前記第2コネクタ端子が前記
第1コネクタ端子に嵌合的に連結して、両端子の電気的
な導通がなされるよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るインストルメ
ントパネルにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を
参照しながら以下説明する。
【0010】(インストルメントパネルの概略説明)図1
は、本発明の好適な一実施例に係るインストルメントパ
ネルの概略斜視図であり、また図2は、図1に示したイ
ンストルメントパネルの構成部品を分解状態で示す概略
斜視図である。本実施例のインストルメントパネル20
は、図4等に示すように、所要の意匠形状に形成されて
乗員室10側に露出するアウターパネル21と、該乗員
室10の前方下部に設置されたエアコンユニット14か
らの調温空気用の空気流通路44,46を画成するイン
ナーパネル22とから構成され、車体補強用のデッキク
ロスメンバー12に形成したインパネブラケット13等
を利用して車体に強固に組付けられる。なお、説明の便
宜上、図1における右側をインストルメントパネル20
の「右側」、左側をインストルメントパネル20の「左側」
とすると共に、乗員側(手前側)を「前側」、フロントガラ
ス11側を「後側」とする。
【0011】(アウターパネル)前記アウターパネル21
は、所要形状のパネル基材23と、このパネル基材23
の乗員室10側に面した外面上方部に装着される表皮材
24と、これらパネル基材23と表皮材24との間に介
在するクッション材25とから構成されている。前記パ
ネル基材23は、例えば所要量のタルクやガラス繊維等
を混入したポリプロピレン(PP)等のオレフィン系樹脂
素材を、インジェクション成形によりインストルメント
パネル20の基本となる形状に形成されている。また前
記表皮材24は、ポリプロピレン(PP)等のオレフィン
系の樹脂素材から形成され、例えばシート状素材を真空
成形で所要形状に成形する方法や、粉末樹脂素材をパウ
ダースラッシュ成形で所要形状に成形する方法等で製造
され、その表面には凹凸状の「シボ」加工が施されてい
る。また、前記クッション材25はウレタンフォーム等
が好適に使用され、インストルメントパネル20の表面
に適宜の弾力性を付与することで、質感および触感の向
上や衝撃吸収を図るようになっている。
【0012】そして前記アウターパネル21には、各種
車載電子機器や部材等の設置部が形成されており、これ
ら車載電子機器や部材の設置用基体として機能するよう
になっている。すなわち、運転席の正面に位置して該運
転席からの視認が容易である正面右側には、スピードメ
ーターやタコメータ等の計器類やその他各種表示灯を備
えてユニット化された計器ユニット15用の第1機器設
置部26が形成され、また運転席と助手席との間に位置
して両席からの視認および操作が容易である正面中央部
には、カーナビゲーションの画像やテレビの映像を表示
する画像表示ユニット(ディスプレイ)16用の第2機器
設置部27と、オーディオユニット18および空調操作
ユニット17用の第3機器設置部28が形成されてい
る。更に、助手席の正面に位置して該助手席からの開閉
操作が容易である正面左側には、各種の小間物や車検証
等を収納するグローブボックス19用の部材設置部31
が形成されている。一方、左右両側面に位置して乗員席
側から視認し得ない位置には、後述する電気素子の収納
ボックスとして代表されるヒューズボックス65用の第
4機器設置部29を露出させる側面開口部30が形成さ
れている。
【0013】また前記アウターパネル21には、前記エ
アコンユニット14から送出される調温空気を乗員室1
0へ吹出案内するための各種の空気吹出口が形成されて
いる。例えば、乗員席側を指向する前面の中央付近およ
び左右両側近傍には、乗員室10の後方側へ調温空気を
吹出案内して該乗員室10の空調を主目的とした合計4
個の第1空気吹出口32が開設され、上面の後方側に
は、フロントガラス11の内側全体に調温空気を吹出案
内して該ガラス11の曇取りを主目的とした左右細長の
第2空気吹出口33が開設されると共に、上面の左右両
側には、左右のサイドガラス(図示せず)の内側へ調温空
気を吹出案内して該ガラスの曇取りを主目的とした第3
空気吹出口34が開設されている。なお前記各第1空気
吹出口32には、調温空気の吹出方向を上下左右に調整
する風向制御装置35が配設されている(図1および図
6参照)。
【0014】(インナーパネル)前記インナーパネル22
は、図2および図3に示すように、例えばポリプロピレ
ン(PP)等のオレフィン系樹脂素材を、インジェクショ
ン成形により前記アウターパネル21の裏側に収納し得
るサイズに形成されている。そしてインナーパネル22
は、前記エアコンユニット14からの調温空気を流通案
内する2つの空気流通路44,46を画成する樋部40,
42が連設されており、空気案内ダクトとして機能する
ようになっている。このようなインナーパネル22は、
例えば振動溶着法を利用することにより、前記各樋部4
0,42における隔壁41,43の上端面41a,43a
を前記アウターパネル21の裏面21aに密着させた状
態で接合され、両パネル21,22の溶着一体化により
インストルメントパネル20の剛性が好適に向上する。
【0015】前記第1空気流通路44は、左右対称形状
に成形された前記樋部40とアウターパネル21の裏面
21aにより左右全幅に亘って延在形成され、前記エア
コンユニット14の第1空気排出口14aに整合する空
気流入口45が主流路44aの左右中央に形成されると
共に、該主流路44aの左右両端および中央部位から前
方へ延出した合計4つの副流路44bが、前記各第1空
気吹出口32に整合している。すなわち、第1空気排出
口14aから第1空気流通路44へ送出された調温空気
は、各第1空気吹出口32へ案内されて乗員室10の空
調用に供される。また前記第2空気流通路46は、左右
対称形状に成形された前記樋部42とアウターパネル2
1の裏面21aとにより前記第1空気流通路44の後方
側で左右全幅に亘って延在形成され、前記エアコンユニ
ット14の第2空気排出口14bに整合する空気流入口
47が主流路46aの左右中央に形成され、該主流路4
6aが前記第2空気吹出口33に整合すると共に、主流
路46aの左右両端から前方へ延出した副流路46bが
前記第3空気吹出口34に整合している。すなわち、第
2空気排出口14bから第2空気流通路46へ送出され
た調温空気は、第2空気吹出口33および第3空気吹出
口34へ案内されてフロントガラス11およびサイドガ
ラスの曇取り用に供される。
【0016】また前記インナーパネル22では、前記第
1空気流通路44における各副流路44bの間に、前記
隔壁41の前面側から前下方へ延出傾斜した壁部48,
49,50が一体的に形成されている。そして、実施例
のインストルメントパネル20では、前記アウターパネ
ル21に形成した前記第1機器設置部26および第2機
器設置部27の後方(奥方)側に、前記壁部48,49が
夫々臨むように設定されている。なお各壁部48,49,
50には、後で詳述するワイヤーハーネス58の端部に
接続された第1コネクタ端子60(60a,60b)を固
定するためのコネクタ設置部51,52,53が形成され
ている。また、前記隔壁41から下方へ連設された壁部
55には、前記コネクタ設置部51,52,53と隣接し
た位置に、上方開放した側面L形を呈する複数個の係止
片56と、下方開放した側面L形を呈する複数個の係止
片56が前方へ延出した状態で交互に一体成形され、後
述するワイヤーハーネス58用のハーネス設置部55を
形成している。なお前記インナーパネル22は、実施例
に示す右ハンドル仕様のインストルメントパネル20
と、図示しない左ハンドル仕様のインストルメントパネ
ルの両方に対応し得るように左右対称形状に形成されて
おり、正面左側の壁部50は左ハンドル仕様のアウター
パネルにおける計器ユニット15の第1機器設置部に対
応するものである。
【0017】(ワイヤーハーネス)ワイヤーハーネス58
は、各車種に共通的に必要とされる共用ハーネスと、オ
プションパーツの有無により任意的に必要となる専用ハ
ーネスとから構成される。これらのうち共用ハーネスと
しては、例えば車載電子機器において、前記計器ユニッ
ト15,エアコンユニット14,エンジン制御ユニット
等の電気的な接続に供されるものであり、また前記専用
ハーネスとしては、 オートマチック・トランスミッショ
ン(AT),アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)等
の電気的な接続に供されるものである。なお実施例で
は、各ワイヤーハーネス58(58a,58b,58c,5
8d等)を、角筒状のハーネスケース59に挿通して一
つに纏めてあり、該ハーネスケース59の両端部または
途中から外方へ延出させてある。そして各ワイヤーハー
ネス58は、インナーパネル22に形成した前記ハーネ
ス設置部55に前記ハーネスケース59を係着させるこ
とにより、該インナーパネル22の左右方向に延在した
状態に配設される。なお、各ワイヤーハーネス58の末
端部には、対応の車載電子機器に連結する第1コネクタ
端子60が接続されている。
【0018】次に、本実施例のインストルメントパネル
20に形成した各機器設置部に対しする車載電子機器の
組付態様につき、いくつかの具体例を挙げながら詳細に
説明する。なお、ここでは、前記第1機器設置部26に
対する計器ユニット15の組付態様、前記第2機器設置
部27に対する画像表示ユニット16の組付態様、前記
第4機器設置部29に対するヒューズボックス(電気素
子の収納ボックス)65の組付態様につき説明する。
【0019】
【第1実施形態例】第1実施形態例は、前記図4,図7
および図8に示すように、前記第1機器設置部26に対
する計器ユニット15の組付態様を例示している。第1
機器設置部26は、アウターパネル21における運転席
側において、メーターフード36の内側から内部に向っ
て後下方へ傾斜延出し、前記計器ユニット15における
ケース15aの外郭形状に合致した内面形状の筒体に形
成され、前後両方に開口している。この第1機器設置部
26の後側の開口部には、アウターパネル21の裏側に
接合したインナーパネル22の壁部48に形成した前記
コネクタ設置部51が臨んで位置している。そしてこの
コネクタ設置部51には、前記ワイヤーハーネス58
(58a)の第1コネクタ端子60(60a)が、壁部48
の背面側から計器ユニット15の組付け方向前方へ向け
て延出した状態で固定してある。従って前記ワイヤーハ
ーネス58aは、前記ハーネスケース59の所定位置か
ら延出した後、殆ど弛むことなくコネクタ設置部51に
向けて略最短の長さで延びている。
【0020】一方、前記計器ユニット15では、前記ケ
ース15aにおける背面部15bに、該計器ユニット1
5の組付け方向後方へ向けて延出した第2コネクタ端子
61(61a)が固定してある。この第2コネクタ端子6
1aは、前記第1コネクタ端子60aに嵌合的に連結し
て電気的な導通を図るようになっており、前記計器ユニ
ット15を前記第1機器設置部26の前側から押込んだ
ときに、該第1コネクタ端子60aに整合する位置に固
定されている。このような第1コネクタ端子60aおよ
び第2コネクタ端子61aは、実用に供されている既存
のものが使用されるので、ここでは図示する程度に留め
具体的な説明は省略する。なお実施例では、前記計器ユ
ニット15におけるケース15aの背面部15bに、該
計器ユニット15の組付け方向後方へ向けて延出した係
合突部材62が配設してあり、第1機器設置部26の後
方側には該係合突部材62の突入を許容する係合受部6
3が形成してあり、第1機器設置部26に組付けられた
計器ユニット15は両部62,63の係合下に固定され
る。
【0021】
【第1実施形態例の作用】前述のように構成された第1
実施形態例では、前記インナーパネル22のハーネス設
置部55にハーネスケース59を固定すると共に、前記
壁部48のコネクタ設置部51にワイヤーハーネス58
aの第1コネクタ端子60aを固定した前提において、
前記計器ユニット15を第1機器設置部26に対して乗
員室10側から組付けるだけで、該第1コネクタ端子6
0aと第2コネクタ端子61aの連結が自動的になされ
る。すなわち計器ユニット15は、第1機器設置部26
の内周面とケース15aの外郭面とが整合して摺接する
ことにより、単に押込むだけで好適な位置決めがなされ
るから、第1コネクタ端子60aに対して第2コネクタ
端子61aが好適に位置決めされ、計器ユニット15の
組付作業と同時に両コネクタ端子60a,61aの連結
もなされる。
【0022】このように第1実施形態例では、第1機器
設置部26に対する計器ユニット15の組付作業に際し
て、ワイヤーハーネス58aの第1コネクタ端子60a
を外方へ引出して、該第1コネクタ端子60aと第2コ
ネクタ端子61aとの連結作業を行なう必要がなくな
り、組付作業の合理化を図ることが可能である。また、
第1コネクタ端子60aの外方への引出しを許容するた
めにワイヤーハーネス58aの長さを長めに設定する必
要もなく、第1コネクタ端子60aをコネクタ設置部5
1に固定することを許容する長さに設定すれば良くなる
から、該ワイヤーハーネス58aの短縮化による材料費
の節減を図ることも可能である。
【0023】
【第2実施形態例】第2実施形態例は、前記図5および
図9に示すように、前記第2機器設置部27に対する画
像表示ユニット16の組付態様を例示している。第2機
器設置部27は、アウターパネル21における左右中央
の上部から内部に向かって後下方へ傾斜突出し、前記画
像表示ユニット16におけるケース16aの外郭形状に
略合致したテーパ状の凹部に形成され、前後両方に開口
している。そして、この第2機器設置部27の後側の開
口部には、アウターパネル21の裏側に接合した前記イ
ンナーパネル22の壁部49に形成した前記コネクタ設
置部52が臨んで位置している。そしてこのコネクタ設
置部51には、画像表示ユニット16に接続されるワイ
ヤーハーネス58(58b)の第1コネクタ端子60(6
0b)が、壁部49の背面側から画像表示ユニット16
の組付け方向前方へ向けて延出した状態で固定してあ
る。従って前記ワイヤーハーネス58bは、前記ハーネ
スケース59の所定位置から延出した後、殆ど弛むこと
なくコネクタ設置部52に向けて略最短の長さで延びて
いる。
【0024】一方、前記画像表示ユニット16では、前
記ケース16aにおける背面部16bに、該画像表示ユ
ニット16の組付け方向後方へ向けて延出した第2コネ
クタ端子61(61b)が固定してある。この第2コネク
タ端子61bは、前記第1コネクタ端子60bに嵌合的
に連結して電気的な導通を図るようになっており、前記
画像表示ユニット16を前記第2機器設置部27の前側
から組付けたときに、前記第1コネクタ端子60bに整
合する位置に固定されている。この第2実施形態例にお
ける第1コネクタ端子60bおよび第2コネクタ端子6
1bも、実用に供されている既存のものが使用されるの
で、ここでは具体的な図示および説明は省略する。
【0025】
【第2実施形態例の作用】前述のように構成された第2
実施形態例では、前記インナーパネル22のハーネス設
置部55にハーネスケース59を固定すると共に、前記
壁部49のコネクタ設置部52にワイヤーハーネス58
bの第1コネクタ端子60bを固定した前提において、
前記画像表示ユニット16を第2機器設置部27に対し
て乗員室10側から組付けるだけで、該第1コネクタ端
子60bと第2コネクタ端子61bの連結が自動的にな
される。すなわち画像表示ユニット16は、第2機器設
置部27の内周面とケース16aの外郭面とが整合する
ことにより、単に押込むだけで好適な位置決めがなされ
るから、第1コネクタ端子60bに対して第2コネクタ
端子61bが好適に位置決めされ、画像表示ユニット1
6の組付作業と同時に両コネクタ端子60b,61bの
連結もなされる。
【0026】このように第2実施形態例では、第2機器
設置部27に対する画像表示ユニット16の組付作業に
際して、ワイヤーハーネス58bの第1コネクタ端子6
0bを外方へ引出して、該第1コネクタ端子60bと第
2コネクタ端子61bとの連結作業を行なう必要がなく
なり、組付作業の合理化を図ることが可能である。ま
た、第1コネクタ端子60bの外方への引出しを許容す
るためにワイヤーハーネス58bの長さを長めに設定す
る必要もなく、第1コネクタ端子60bをコネクタ設置
部52に固定することを許容する長さに設定すれば良く
なるから、該ワイヤーハーネス58bの短縮化による材
料費の節減を図ることも可能である。
【0027】
【第3実施形態例】第3実施形態例は、前記図10およ
び図11に示すように、前記インナーパネル22の左右
両側に形成した第4機器設置部29に対するヒューズボ
ックス65の組付態様を例示している(図は左側の第4
機器設置部29のみを示している)。なお、各第4機器
設置部29は、基本的に同一形態に形成されているの
で、左側の第4機器設置部29についてのみ説明する。
この第4機器設置部29は、インナーパネル22におけ
る第1空気流通路44における左側の副流路44bの下
方に一体成形され、複数個のヒューズ66を設置した矩
形状のヒューズボックス65の外郭形状に略合致した凹
部に形成され、アウターパネル21の前記側面開口部3
0を介して側外方へ開口している。そして、この第4機
器設置部29の奥側の壁部67には、ヒューズボックス
65に接続されるワイヤーハーネス58(58c)の端部
に連結した第1コネクタ端子60(60c)を固定するた
めのコネクタ設置部68が形成してあり、該第1コネク
タ端子60cは、壁部67の背面側からヒューズボック
ス65の組付け方向前方へ向けて延出した状態で固定し
てある。従って前記ワイヤーハーネス58cは、前記ハ
ーネスケース59の端部から延出した後、殆ど弛むこと
なくコネクタ設置部68に向けて略最短の長さで延びて
いる。
【0028】一方、前記ヒューズボックス65では、そ
の背面部65aに、該ボックス65の組付け方向後方へ
向けて延出した第2コネクタ端子61(61c)が固定し
てある。この第2コネクタ端子61cは、前記第1コネ
クタ端子60cに嵌合的に連結して電気的な接続を図る
ようになっており、前記ヒューズボックス65を第4機
器設置部29の外方から組付けたときに、前記第1コネ
クタ端子60cに整合する位置に固定されている。な
お、この第3実施形態例における第1コネクタ端子60
cおよび第2コネクタ端子61cも、実用に供されてい
る既存のものが使用されている。
【0029】
【第3実施形態例の作用】前述のように構成された第3
実施形態例では、前記インナーパネル22のハーネス設
置部55にハーネスケース59を配設すると共に、前記
壁部67のコネクタ設置部68にワイヤーハーネス58
cの第1コネクタ端子60cを固定した前提において、
前記ヒューズボックス65を第4機器設置部29に対し
て乗員室10側から組付けるだけで、該第1コネクタ端
子60cと第2コネクタ端子61cの連結が自動的にな
される。すなわちヒューズボックス65は、第4機器設
置部29の内側面と該ボックス65の外側面とが整合す
ることにより、単に押込むだけで好適な位置決めがなさ
れるから、第1コネクタ端子60cに対して第2コネク
タ端子61cが好適に位置決めされ、ヒューズボックス
65の組付作業と同時に両コネクタ端子60c,61c
の連結もなされる。
【0030】このように第3実施形態例では、第4機器
設置部29に対するヒューズボックス65の組付作業に
際して、ワイヤーハーネス58cの第1コネクタ端子6
0cを外方へ引出して、該第1コネクタ端子60cと第
2コネクタ端子61cとの連結作業を行なう必要がなく
なり、組付作業の合理化を図ることが可能である。ま
た、第1コネクタ端子60cの外部への引出しを許容す
るためにワイヤーハーネス58cの長さを長めに設定す
る必要もなく、第1コネクタ端子60cをコネクタ設置
部68に固定することを許容する長さに設定すれば良く
なるから、該ワイヤーハーネス58cの短縮化による材
料費の低減を図ることも可能である。
【0031】更に実施例のインストルメントパネル20
では、前述したように、ヒューズボックス65をインナ
ーパネル22の側方に設置するようにしたので、ヒュー
ズボックス65と各車載電子機器との設置位置が近くな
り、必要とされるワイヤーハーネス58cの長さの短縮
化による材料費の節減が可能となる。またヒューズボッ
クス65は、インナーパネル22に成形した第4機器設
置部29に押込むだけで組付られるので、該ヒューズボ
ックス65を固定するためのブラケット等を一切必要と
せず、これによるコスト低減も可能となる。
【0032】また実施例のインストルメントパネル20
では、前述したように、該パネル20を構成する既存の
インナーパネル22の一部を利用して各ワイヤーハーネ
ス58の第1コネクタ端子60を固定するよう構成して
ある。すなわち、前記第1コネクタ端子60を各機器設
置部の奥側に固定するために、新規に別部材を成形準備
したり該部材を組付ける等の作業を一切必要としないか
ら、これによる製作コストのアップも好適に回避され
る。
【0033】なお前記第3実施形態例では、電気素子の
収納ボックスとしてヒューズボックス65を例示した
が、電気素子の収納ボックスとしてはこの他に、例えば
リレーユニット用のボックスや、マイクロコンピュータ
等を内蔵した電子制御ユニット(ECU)用のボックス等
も対象とされ、第4機器設置部29に対する組付けの合
理化を図り得る。また、第4機器設置部29の形状やサ
イズおよび形成位置は、前記第3実施形態例に示したも
のに限定されるものではなく適宜変更される。
【0034】また本実施例では、前記第3機器設置部2
8に設置される前記空調操作ユニット17およびオーデ
ィオユニット18に関しては、従来の設置方法による形
態例を例示した(図5参照)。しかし、例えば前記インナ
ーパネル22の前方下部から第3設置部28の後方側に
延出する壁部を一体的に形成し、この壁部にワイヤーハ
ーネス58dの第1コネクタ端子60d用のコネクタ設
置部を設け、このコネクタ設置部に該第1コネクタ端子
60dを固定するよう構成すれば、これら空調操作ユニ
ット17およびオーディオユニット18に対しても、前
記各実施形態例と同様な組付形態を実施することが可能
となる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るイン
ストルメントパネルでは、機器設置部に対する車載電子
機器の組付作業に際して、ワイヤーハーネスに連結した
第1コネクタ端子を外方へ引出して、車載電子機器側の
第2コネクタ端子と前記第1コネクタ端子との連結作業
を行なう必要がなくなり、組付作業の合理化を図り得る
利点がある。また、第1コネクタ端子の外部への引出し
を許容するためにワイヤーハーネスの長さを長めに設定
する必要もなくなるから、該ワイヤーハーネスの短縮化
による材料費の低減を図り得る極めて有益な効果を奏す
る。しかも、インストルメントパネルを構成する既存の
インナーパネルの一部を利用して各ワイヤーハーネスの
第1コネクタ端子を固定するよう構成したので、該第1
コネクタ端子の固定のために新規に別部材を成形準備し
たり該部材を組付ける等の作業を一切必要としないか
ら、これによる製作コストのアップも好適に回避され
る。
【0036】また、別の発明に係るインストルメントパ
ネルでは、各種電気素子の収納ボックス(ヒューズボッ
クス等)をインナーパネルに設置するようにしたので、
該電気素子の収納ボックスと他の車載電子機器との設置
位置が近くなり、ワイヤーハーネスの短縮化による材料
費の節減が可能となる利点がある。しかも電気素子の収
納ボックスは、インナーパネルに成形した機器設置部に
押込むだけで組付られるので、該電気素子の収納ボック
スを固定するためのブラケット等を一切必要とせず、こ
れによるコスト低減も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るインストルメント
パネルの概略斜視図である。
【図2】図1に示すインストルメントパネルの構成部材
を、デッキクロスメンバーと共に分解状態で示す概略斜
視図である。
【図3】インストルメントパネルを構成するインナーパ
ネルを、ワイヤーハーネスを組付けた状態で示す概略斜
視図である。
【図4】インストルメントパネルの運転席前方部を図1
のIV−IV線で破断した側断面図である。
【図5】インストルメントパネルの中央部を図1のV−V
線で破断した側断面図である。
【図6】インストルメントパネルの助手席前方部を図1
のVI−VI線で破断した側断面図である。
【図7】第1機器設置部に計器ユニットを組付ける直前
の状態を示す側断面図である。
【図8】インナーパネルのコネクタ設置部に固定した第
1コネクタ端子と、計器ユニットにおけるケース体の背
面部に固定した第2コネクタ端子との外観を示す斜視図
である。
【図9】第2機器設置部に画像表示ユニットを組付ける
直前の状態を示す側断面図である。
【図10】第3機器設置部にヒューズボックスを組付け
た状態を、一部破断して示すインナーパネルの要部正面
図である。
【図11】第3機器設置部にヒューズボックスを組付け
る直前の状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 乗員室 15 計器ユニット(車載電子機器) 15b 背面部 16 画像表示ユニット(車載電子機器) 16b 背面部 21 アウターパネル 22 インナーパネル 26 第1機器設置部 27 第2機器設置部 29 第4機器設置部 51 コネクタ設置部 52 コネクタ設置部 55 ハーネス設置部 58(58a,58b,58c) ワイヤーハーネス 60(60a,60b,60c) 第1コネクタ端子 61(61a,61b,61c) 第2コネクタ端子 65 電気素子の収納ボックス(車載電子機器) 65a 背面部 68 コネクタ設置部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に成形されて乗員室(10)の前方
    に露出状態で組付けられるアウターパネル(21)と、この
    アウターパネル(21)の裏側に接合されてエアコンユニッ
    トからの調温空気の流路を形成するインナーパネル(22)
    とからなるインストルメントパネルにおいて、前記アウ
    ターパネル(21)の所要位置において前記乗員室(10)側に
    開口し、各種の車載電子機器(15,16)の位置決めおよび
    組付保持を許容する機器設置部(26,27)と、前記インナ
    ーパネル(22)に形成され、前記アウターパネル(21)との
    接合時に前記機器設置部(26,27)の奥側に臨んで位置す
    るコネクタ設置部(51,52)と、前記車載電子機器(15,16)
    を電気的に接続するワイヤーハーネス(58/58a,58b)の端
    部に配設され、前記コネクタ設置部(51,52)に固定され
    て前記車載電子機器(15,16)の組付け方向前方を指向す
    る第1コネクタ端子(60/60a,60b)と、前記車載電子機器
    (15,16)の背面部(15b,16b)に固定されて組付け方向後方
    を指向し、前記第1コネクタ端子(60/60a,60b)と嵌合的
    に連結される第2コネクタ端子(61/61a,61b)とからな
    り、前記車載電子機器(15,16)を対応の機器設置部(26,2
    7)に組付けた際に、前記第2コネクタ端子(61/61a,61b)
    が前記第1コネクタ端子(60/60a,60b)に嵌合的に連結し
    て、両端子(60,61)の電気的な導通がなされるよう構成
    したことを特徴とするインストルメントパネル。
  2. 【請求項2】 前記インナーパネル(22)は、前記コネク
    タ設置部(51,52)と隣接した位置に、前記ワイヤーハー
    ネス(58/58a,58b)を固定するためのハーネス設置部(55)
    を形成した請求項1記載のインストルメントパネル。
  3. 【請求項3】 前記車載電子機器(15)は、運転席からの
    視認が容易な位置に設けた機器設置部(26)に設置される
    速度計や表示灯等の各種計器類を有する計器ユニットで
    ある請求項1または2記載のインストルメントパネル。
  4. 【請求項4】 前記車載電子機器(16)は、乗員席からの
    視認が容易な位置に設けた機器設置部(27)に設置される
    カーナビゲーションやテレビ等の画像表示ユニットであ
    る請求項1または2記載のインストルメントパネル。
  5. 【請求項5】 所要形状に成形されて乗員室(10)の前方
    に露出状態で組付けられるアウターパネル(21)と、この
    アウターパネル(21)の裏側に接合されてエアコンユニッ
    トからの調温空気の流路を形成するインナーパネル(22)
    とからなるインストルメントパネルにおいて、前記イン
    ナーパネル(22)の所要位置において前記乗員室(10)側に
    開口し、車載電子機器(65)の位置決めおよび組付保持を
    許容する機器設置部(29)と、前記機器設置部(29)の奥側
    に形成されたコネクタ設置部(68)と、前記車載電子機器
    (65)を電気的に接続するワイヤーハーネス(58/,58c)の
    端部に配設され、前記コネクタ設置部(68)に固定されて
    前記車載電子機器(65)の組付け方向前方を指向する第1
    コネクタ端子(60/,60c)と、前記車載電子機器(65)の背
    面部(65a)に固定されて組付け方向後方を指向し、前記
    第1コネクタ端子(60/,60c)と嵌合的に連結される第2
    コネクタ端子(61/,61c)とからなり、前記車載電子機器
    (65)を対応の機器設置部(29)に組付けた際に、前記第2
    コネクタ端子(61/,61c)が前記第1コネクタ端子(60/,60
    c)に嵌合的に連結して、両端子(60,61)の電気的な導通
    がなされるよう構成したことを特徴とするインストルメ
    ントパネル。
  6. 【請求項6】 前記インナーパネル(22)は、前記コネク
    タ設置部(68)と隣接した位置に、前記ワイヤーハーネス
    (58/,58c)を固定するためのハーネス設置部(55)を形成
    した請求項5記載のインストルメントパネル。
  7. 【請求項7】 前記車載電子機器(65)は、乗員席から視
    認し得ない位置に設けた機器設置部(29)に設置される各
    種電気素子の収納ボックスである請求項5または6記載
    のインストルメントパネル。
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