JP4006254B2 - エレベータの衝撃緩衝装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗りかごや吊りおもりが何らかの理由により降下した際に、極力衝撃を緩和させた状態で停止させるエレベータの衝撃緩衝装置に関し、特に、多段連結されたプランジャを有する装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータの衝撃緩衝装置としては、図11に示すものがある。このエレベータの衝撃緩衝装置100Aは、昇降路最下部のピット内底に設けられた油圧緩衝装置本体101を有し、この油圧緩衝装置本体101は、内部に油が充填されたシリンダ102と、このシリンダ102に摺動自在に嵌合され、上下方向を伸縮方向とするプランジャ103と、このプランジャ103及びシリンダ102内部に配置された圧縮バネ104とから構成されている。
【0003】
プランジャ103の上端にはカム取付アーム105が固定され、この水平方向に延びたカム取付アーム105の先端にはカムロッド106が垂設されている。このカムロッド106の下端が復帰確認スイッチ107の操作アーム107aに係合され、カムロッド106の降下動作によって復帰確認スイッチ107がオンからオフに切り替わるように設定されている。復帰確認スイッチ107は、スイッチ取付アーム108を介してシリンダ102に固定され、収縮されるプランジャ103等に干渉しない位置に配置されている。尚、109は復帰確認スイッチ107のスイッチ情報を出力するコードである。
【0004】
次に、エレベータの衝撃緩衝装置100Aの動作を説明する。例えば乗りかご110が何らかの理由により降下されプランジャ103の上面に突き当たると、プランジャ103が油圧やバネ圧に抗しながら徐々に収縮されることによって乗りかご110が安全に停止される。このプランジャ103の収縮によりカムロッド106が降下して復帰確認スイッチ107がオフに切り替わる。この復帰確認スイッチ107のオフにより電源が遮断される。
【0005】
復旧作業等によりプランジャ103上の乗りかご110が通常運転エリアまで上昇されると、プランジャ103がバネ圧により伸張位置に戻る。このプランジャ103の伸張によりカムロッド106が上昇して復帰確認スイッチ107がオンに切り替わる。この復帰確認スイッチ107のオンにより初めて電源がオンされ、乗りかご110の通常運転が許容される。つまり、プランジャ103が伸張位置まで戻り、乗りかご110の異常降下に対して安全停止可能な状態に戻って初めて乗りかご110の通常運転ができるようになっている。
【0006】
他の従来のエレベータの衝撃緩衝装置が図12に示されている。図12に示すように、このエレベータの衝撃緩衝装置100Bは、昇降路最下部のピット内底に設けられた油圧緩衝装置本体101を有し、この油圧緩衝装置本体101は、内部に油が充填されたシリンダ102と、このシリンダ102に摺動自在に嵌合され、上下方向を伸縮方向とするプランジャ103と、このプランジャ103及びシリンダ102内部に配置された圧縮バネ104とから構成されている。
【0007】
プランジャ103の上端には取付アーム111が固定され、この水平方向に延びた取付アーム111の先端にはひもなどの可撓性長尺体112の一端が結ばれている。この可撓性長尺体112の他端は復帰確認スイッチ107の操作アーム107aに結ばれ、プランジャ103の伸張位置では可撓性長尺体112の張力によって復帰確認スイッチ107がオン状態とされている。プランジャ103の降下動作によって復帰確認スイッチ107がオンからオフに切り替わるように設定されている。復帰確認スイッチ107は、スイッチ取付アーム108を介してシリンダ102に固定され、収縮されるプランジャ103等に干渉しないよう位置に配置されている。尚、109は復帰確認スイッチ107のスイッチ情報を出力するコードである。
【0008】
次に、エレベータの衝撃緩衝装置100Bの動作を説明する。例えば乗りかご110が何らかの理由により降下されプランジャ103の上面に突き当たると、プランジャ103が油圧やバネ圧に抗しながら徐々に収縮されることによって乗りかご110が安全に停止される。このプランジャ103の収縮により可撓性長尺体112の張力が解除されて復帰確認スイッチ107がオフに切り替わる。この復帰確認スイッチ107のオフにより電源が遮断される。
【0009】
復旧作業等によりプランジャ103上の乗りかご110が通常運転エリアまで上昇されると、プランジャ103がバネ圧により伸張位置に戻る。このプランジャ103の伸張により可撓性長尺体112の張力が回復し復帰確認スイッチ107がオンに切り替わる。この復帰確認スイッチ107のオンにより電源がオンされ、乗りかご110の通常運転が許容される。
【0010】
以上より、エレベータの衝撃緩衝装置100A、100Bは、乗りかご110などの異常降下に対して衝撃緩衝しつつ安全に停止させると共に、異常降下された乗りかご110などが通常運転エリアまで上昇され、プランジャ103が伸張位置に戻ったことを復帰確認スイッチ107が検出するまでは乗りかご110などの運転がされないようにしてエレベータの安全を確保している。
【0011】
ところで、超高速度のエレベータに使用される衝撃緩衝装置は、装置の小型化とプランジャストロークの長大化とを同時に達成させるため、多段連結式のプランジャを有する緩衝装置本体が用いられる。この多段連結プランジャ式の緩衝装置本体を用いた衝撃緩衝装置にあって、図11に示す復帰確認スイッチの設置構造を単純に設置すると、図13(a)に示す構成となる。
【0012】
図13(a)において、この衝撃緩衝装置100Cは、多段連結式のプランジャ103a〜103cを有する油圧緩衝装置本体101が昇降路最下部のピット内底に配置され、最上段のプランジャ103aにカム取付アーム105が設けられ、このカム取付アーム105の先端にカムロッド106が垂設される。他の構成は、前記と同じであり、同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図13(b)に示すように、プランジャストロークがシリンダ長に比べて長大であるためにカムロッド106がシリンダ102の設置面120に干渉してしまうという問題がある。
【0014】
この問題を解決するために、図14に示す衝撃緩衝装置100Dが考えられる。図14に示すように、この衝撃緩衝装置100Dは、各プランジャ103a〜103cのそれぞれにカム取付アーム105とカムロッド106とを設けると共にシリンダ102のみならず2段目のプランジャ103bと3段目のプランジャ103cにも復帰確認スイッチ107を設けられている。そして、複数の復帰確認スイッチ107によってプランジャ103a〜103cの収縮動作を検出しようとするものである。
【0015】
しかし、最上段のプランジャ103aは乗りかご(図示せず)が載置された状態で収縮されるために回転することはないが、最上段より下段のプランジャ103b、103cは自由に回転可能であるため、図14にて矢印で示す如く収縮動作中に容易に回転し、いずれの復帰確認スイッチ107も確実に動作されない恐れがある。
【0016】
一方、多段連結式の緩衝装置本体を用いた衝撃緩衝装置に、図12に示す復帰確認スイッチの設置構造を適用することも考えられるが、可撓性長尺体の長さが非常に長くなり、可撓性長尺体がプランジャの収縮動作や伸張動作時に絡まる確率が高く、復帰確認スイッチが誤動作する恐れがある。又、絡まることにより可撓性長尺体が破断される恐れもあり、復帰確認スイッチの確実、且つ、正常な動作が保障されない。
【0017】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、多段連結プランジャの緩衝装置本体を用いた装置にあって、シリンダの設置面に干渉させることなく、復帰確認スイッチを確実、且つ、正常に動作させることができるエレベータの衝撃緩衝装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、昇降路の最下部に配置され、シリンダの上面に複数のプランジャが多段連結された緩衝装置本体と、前記最上段のプランジャに可撓性長尺体の一端が固定され、この可撓性長尺体の他端が固定部に固定されると共に、前記可撓性長尺体の中間が少なくとも1以上の動滑車を有し、この動滑車の降下で前記可撓性長尺体の緩みを吸収する滑車多重巻き付け手段で巻装された滑車機構と、滑車機構と、前記動滑車の上下位置に応じて動作する復帰確認スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0019】
このエレベータの衝撃緩衝装置では、プランジャが収縮すると、このプランジャストロークと同じ寸法だけ可撓性長尺体が降下し、この可撓性長尺体の降下寸法が動滑車の降下によって吸収され、この可撓性長尺体の降下寸法の吸収を十分に小さな降下距離ででき、又、降下された分の可撓性長尺体は定滑車と動滑車との間で掛け渡された状態で吸収されることから絡まったりすることがない。以上より、多段連結プランジャの緩衝装置本体を用いた装置、つまり、プランジャ総収縮ストロークよりシリンダが短い場合にあって、シリンダの設置面に干渉させることなく、復帰確認スイッチを確実、且つ、正常に動作させることができる。
【0020】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のエレベータの衝撃緩衝装置であって、前記動滑車にはテンショナーおもりが取り付けられ、前記復帰確認スイッチは、前記テンショナーおもりまたは前記シリンダに取り付けられていることを特徴とする。
【0021】
このエレベータの衝撃緩衝装置では、可撓性長尺体のテンションが大きくなるため、たるみによる誤動作や可撓性長尺体のからみつきを防止できる。また、復帰確認スイッチを固定箇所に設置しないため、その設置スペースを確保する必要がなく、また、復帰確認スイッチの動作位置の調整を可撓性長尺体の長さ調整をすることなくできるため、容易にできる。また、復帰確認スイッチを固定する固定部を別途に設置する必要がないため、構造の簡略化になる。
【0022】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のエレベータの衝撃緩衝装置であって、前記テンショナーおもりの上下移動をガイドするガイドレールを設けたことを特徴とする。
【0023】
この発明では、テンショナーおもりを介して動滑車や可撓性長尺体の振れを抑えられ、動滑車等の動きが円滑になる。
【0024】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたエレベータの衝撃緩衝装置であって、前記動滑車を下方に付勢する弾性付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0025】
このエレベータの衝撃緩衝装置では、プランジャの収縮時において動滑車が弾性手段の付勢力によって移動し易いため、可撓性長尺体がたるむのを極力防止でき、たるみによる誤動作や可撓性長尺体のからみつきを防止できる。
【0026】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載されたエレベータの衝撃緩衝装置であって、前記動滑車に一端が連結され、他端側に前記復帰確認スイッチが係合され、前記動滑車の上下変移が他端側に増幅された変移として伝達する増幅リンクを設けたことを特徴とする。
【0027】
このエレベータの衝撃緩衝装置では、動滑車の降下ストロークが増幅リンクによって大きな変移にされ、この大きな変移によって復帰確認スイッチが動作されるため、復帰確認スイッチをより確実、且つ、正確に動作させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0029】
(第1実施形態)
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1はエレベータの衝撃緩衝装置1Aの概略正面図、図2は滑車機構3の滑車多重巻き付け手段10の斜視図、図3は滑車機構3における可撓性長尺体9の降下寸法に対する動滑車12a、12bの降下距離を説明するための図である。
【0030】
図1に示すように、エレベータの衝撃緩衝装置1Aは、昇降路最下部のピット内底に設けられた油圧緩衝装置本体2と、この油圧衝撃緩衝装置本体2のプランジャ6a〜6cの収縮によって動滑車12a、12bを降下させる滑車機構3と、この滑車機構3の動滑車12a、12bの上下位置に応じて動作する復帰確認スイッチ4とを備えている。
【0031】
油圧緩衝装置本体2は、内部に油が充填されたシリンダ5と、このシリンダ5に摺動自在に嵌合され、上下方向を伸縮方向とする多段連結されたプランジャ6a〜6cと、この多段連結のプランジャ6a〜6c及びシリンダ5内部に配置された圧縮バネ(図示せず)とから構成されている。
【0032】
滑車機構3は、最上段のプランジャ6aの上端に取付アーム7を介して一端が固定され、シリンダ5の上面とほぼ同じ高さに設置された第1固定部8に他端が固定された可撓性長尺体9と、シリンダ5の高さ範囲内(シリンダ5の上面と下面の間)に配置され、可撓性長尺体9が巻き付けられる滑車多重巻き付け手段10とから構成されている。滑車多重巻き付け手段10は、図2に詳しく示すように、可撓性長尺体9が同軸11に回転自在に支持されることによって互いに連結された2つの動滑車12a、12bと第1固定部8に支持された1つの定滑車13とを有し、最上段のプランジャ6a側より垂下された可撓性長尺体9は、一方の動滑車12aに巻き付けられた後に上方の定滑車13に巻き付けられ、その後に他方の動滑車12bに巻き付けられ、このような順で巻き付けられた他端側が第1固定部8に固定されている。第1固定部8は、シリンダ5に取付部材18を介して固定されたり、昇降路壁(図示せず)に取付部材(図示せず)を介して固定されたりして設置される。尚、下記する第2固定部14も同様である。
【0033】
復帰確認スイッチ4は、図1に示すように、スイッチ本体4aとこのスイッチ本体4aより突出された操作アーム4bとから構成されている。スイッチ本体4aは、シリンダ5の高さ範囲内に配置された第2固定部14に固定されている。操作アーム4bは、動滑車12a、12bに干渉される位置に配置されており、プランジャ6a〜6cの降下動作による動滑車12a、12bの降下動作によって復帰確認スイッチ4がオンからオフに切り替わるように設定されている。尚、15は復帰確認スイッチ4のスイッチ情報を出力するコードである。
【0034】
次に、エレベータの衝撃緩衝装置1Aの動作を説明する。例えば乗りかご16が何らかの理由により降下され最上段のプランジャ6aの上面に突き当たると、各プランジャ6a〜6cが油圧やバネ圧に抗しながら徐々に収縮されることによって乗りかご16が安全に停止される。この各プランジャ6a〜6cの収縮により、プランジャストロークと同じ寸法だけ可撓性長尺体9が降下すると、この可撓性長尺体9の降下寸法を吸収するべく動滑車12a、12bが降下する。動滑車12a、12bが降下すると、復帰確認スイッチ4がオフに切り替わる。この復帰確認スイッチ4のオフにより電源が遮断される。
【0035】
復旧作業等によりプランジャ6a〜6c上の乗りかご16が通常運転エリアまで上昇されると、プランジャ6a〜6cがバネ圧により伸張位置に戻る。このプランジャ6a〜6cが伸張すると、上記と逆の動作により動滑車12a、12bが上昇して復帰確認スイッチ4がオンに切り替わる。この復帰確認スイッチ4のオンにより初めて電源がオンされ、乗りかご16の通常運転が許容される。
【0036】
上記動作過程にあって、可撓性長尺体9の降下寸法と動滑車12a、12bの降下距離とを関係を説明する。可撓性長尺体9の降下寸法をL1、可撓性長尺体9の動滑車12a、12bへの巻き付け数をNとすると、動滑車12a、12bの降下距離L2はL2=L1/(2×N)となる。この第1実施形態では、2つの動滑車12a、12bに巻き付けられていることからNが2であるため、動滑車12a、12bの降下距離L2は可撓性長尺体9の降下寸法L1、つまり、プランジャストロークに対して1/4となる。このように、可撓性長尺体9の降下寸法L1を動滑車12a、12bの小さな降下距離で吸収できるため、シリンダ5の設置面17に動滑車12a、12bなどが干渉することがない。又、降下された分の可撓性長尺体9は、定滑車13と動滑車12a、12bとの間で掛け渡された状態で吸収されることから可撓性長尺体9が絡まったりすることがない。以上より、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置、つまり、プランジャ総収縮ストロークよりシリンダ5が短い場合にあって、シリンダ6の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができる。従って、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Aが得られる。
【0037】
可撓性長尺体9は、具体的にはロープやベルトやチェーン等によって構成される。ロープで構成された場合には、可撓性長尺体9を安価に作成できる。ベルトで構成された場合には、ロープに較べて伸びが少ないため、より正確に復帰確認スイッチ4を動作させることができる。チェーンで構成された場合には、ロープ及びベルトに較べて伸びが少ないため、更に正確に復帰確認スイッチ4を動作させることができる。又、折り返し径(シープ径)を小型化できる。可撓性長尺体4の具体例は、下記する第2実施形態以降も同じである。
【0038】
又、この第1実施形態では、動滑車12a、12bが2つで、且つ、可撓性長尺体9の動滑車12a、12bへの巻き付け数が2であるが、動滑車が1つで、且つ、可撓性長尺体9の動滑車への巻き付け数が1でも(この場合には定滑車が基本的に不要)、又、動滑車が3以上で、且つ、可撓性長尺体9の動滑車への巻き付け数が3以上であっても良いことはもちろんである。可撓性長尺体9の動滑車への巻き付け数をどの値に設定するかは、プランジャ総収縮ストロークとシリンダ5の高さ寸法とにより適宜決定される。このことは、下記する第2実施形態以降も同じである。
【0039】
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態を示し、図4はエレベータの衝撃緩衝装置1Bの概略正面図である。
【0040】
図4に示すように、この第2実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Bは、前記第1実施形態のものと比較して、動滑車12a、12bにテンショナーおもり20が取り付けられている点が異なる。他の構成は、前記第1実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】
この第2実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Bでも前記第1実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ6の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Bが得られる。
【0042】
その上、この第2実施形態では、テンショナーおもり20によって可撓性長尺体9のテンションが大きくなるため、たるみによる誤動作や可撓性長尺体9のからみつきを防止できる。
【0043】
(第3実施形態)
図5は本発明の第3実施形態を示し、図5はエレベータの衝撃緩衝装置1Cの概略正面図である。
【0044】
図5に示すように、前記第2実施形態では第2固定部14に復帰確認スイッチ4が取り付けられていたが、この第3実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Cでは、テンショナーおもり20の下方に復帰確認スイッチ4が取り付けられ、復帰確認スイッチ4の操作アーム4bがシリンダ5に固定されたカム21に干渉する位置に配置されている。他の構成は、前記第2実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
【0045】
この第3実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Cでも前記第2実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ5の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Cが得られる。
【0046】
その上、この第3実施形態では、復帰確認スイッチ4を固定箇所に設置しないため、その設置スペースを確保する必要がなく、又、復帰確認スイッチ4の動作位置の調整は、カム21の位置可変によりでき、可撓性長尺体9の長さ調整をすることなくできるため、容易である。
【0047】
この第3実施形態では、復帰確認スイッチ4は、テンショナーおもり20の真下位置に配置されるため、復帰確認スイッチ4がゴミ、ほこりにさらされることが極力防止され、復帰確認スイッチ4の誤動作防止になる。
【0048】
(第4実施形態)
図6は本発明の第4実施形態を示し、図6はエレベータの衝撃緩衝装置1Dの概略正面図である。
【0049】
図6に示すように、前記第2実施形態では第2固定部14に復帰確認スイッチ4が取り付けられていたが、この第4実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Dでは、復帰確認スイッチ4がシリンダ5に取り付けられている。他の構成は、前記第2実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
【0050】
この第4実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Dでも前記第2実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ5の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Dが得られる。
【0051】
その上、この第4実施形態では、復帰確認スイッチ4を固定する固定部(図4の第2固定部14のようなもの)を別途に設置する必要がないため、構造の簡略化になる。
【0052】
(第5実施形態)
図7は本発明の第5実施形態を示し、図7はエレベータの衝撃緩衝装置1Eの概略正面図である。
【0053】
図7に示すように、この第5実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Eでは、前記第4実施形態のものと比較して、動滑車12a、12bの外周を被うカバー22が取り付けられている点が異なる。他の構成は、前記第4実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
【0054】
この第5実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Eでも前記第4実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ5の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Eが得られる。
【0055】
その上、この第5実施形態では、ゴミ等が動滑車12a、12bに付着する機会をカバー22によって極力防止されるため、ゴミ等による可撓性長尺体9や動滑車12a、12bの動作不良を極力防止できる。
【0056】
(第6実施形態)
図8は本発明の第6実施形態を示し、図8はエレベータの衝撃緩衝装置1Fの概略正面図である。
【0057】
図8に示すように、この第6実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Fでは、前記第4実施形態のものと比較して、テンショナーおもり20の上下移動をガイドするガイドレール23が設けられている点が異なる。他の構成は、前記第4実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
【0058】
この第6実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Fでも前記第4実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ5の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Fが得られる。
【0059】
その上、この第6実施形態では、テンショナーおもり20を介して動滑車12a、12bや可撓性長尺体9の振れを抑えられ、動滑車12a、12b等の動きがスムーズになる。
【0060】
(第7実施形態)
図9は本発明の第7実施形態を示し、図9はエレベータの衝撃緩衝装置1Gの概略正面図である。
【0061】
図9に示すように、この第7実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Gでは、前記第5実施形態のものと比較して、動滑車12a、12bを下方に付勢する弾性付勢手段である圧縮バネ24が設けられている点が異なる。他の構成は、前記第5実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
【0062】
この第7実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Gでも前記第5実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ5の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Gが得られる。
【0063】
その上、この第7実施形態では、プランジャ6a〜6cの収縮時において動滑車12a、12bが圧縮バネ24の付勢力によって移動し易いため、可撓性長尺体9がたるむのを極力防止でき、たるみによる誤動作や可撓性長尺体9のからみつきを防止できる。
【0064】
尚、この第7実施形態では、弾性付勢手段は、圧縮バネ24にて構成されているが、動滑車12a、12bに下方の初期付勢力を作用させるものであれば良い。
【0065】
(第8実施形態)
図10は本発明の第8実施形態を示し、図10はエレベータの衝撃緩衝装置1Hの概略正面図である。
【0066】
図10に示すように、この第8実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Hでは、前記第5実施形態のものと比較して、取付アーム7が長く設定されている。そして、動滑車12a、12b側(具体的には、テンショナーおもり20の下方)には増幅リンク25の一端側が係合されており、増幅リンク25の他端側が復帰確認スイッチ4の操作アーム4bに係合されている点が異なる。この増幅リンク25は、動滑車12a、12bの降下変移を増幅された変移として他端に伝達するよう支点26が設定されている。
【0067】
他の構成は、前記第5実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。なお、取付アーム7は、他の実施形態のものと同様の長さに設定することも可能である。
【0068】
この第8実施形態のエレベータの衝撃緩衝装置1Hでも前記第5実施形態のものと同様の作用により、多段連結式のプランジャ6a〜6cの緩衝装置本体2を用いた装置にあって、シリンダ5の設置面17に干渉させることなく、復帰確認スイッチ4を確実、且つ、正常に動作させることができ、信頼性の高い衝撃緩衝装置1Hが得られる。
【0069】
その上、この第8実施形態では、動滑車12a、12bの降下ストロークが増幅リンク25によって大きな変移にされ、この大きな変移によって復帰確認スイッチ4が動作されるため、復帰確認スイッチ4をより確実、且つ、正確に動作させることができる。つまり、動滑車12a、12bの降下ストロークは小さく設定される(シリンダ5の高さ寸法より少なくとも小さく設定される)ため、その降下ストロークで直接に復帰確認スイッチ4を動作させると、誤動作の恐れがある場合があり、この第8実施形態のようにすればその恐れを確実に解消できる。
【0070】
尚、前記各実施形態によれば、多段連結式のプランジャ6a〜6cは3段に構成されているが、2段でも、又、4段以上でも本発明を適用できることはもちろんである。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、可撓性長尺体の降下寸法が動滑車の降下によって吸収され、この可撓性長尺体の降下寸法の吸収を十分に小さな降下距離にできる。また、降下された分の可撓性長尺体は定滑車と動滑車との間で掛け渡された状態で吸収されることから絡まったりすることがないという効果がある。本発明によれば、シリンダの設置面に干渉させることなく、復帰確認スイッチを確実、且つ、正常に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、滑車機構の滑車多重巻き付け手段の斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、滑車機構における可撓性長尺体の降下寸法に対する動滑車の降下距離を説明するための図。
【図4】本発明の第2実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図5】本発明の第3実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図6】本発明の第4実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図7】本発明の第5実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図8】本発明の第6実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図9】本発明の第7実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図10】本発明の第8実施形態を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図11】従来例を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図12】他の従来例を示し、エレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図13】多段連結プランジャ式の緩衝装置本体を用い、図11に示す復帰確認スイッチの設置構造を単純に設置する場合であって、(a)はプランジャ伸張時のエレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図、(b)はプランジャ収縮時のエレベータの衝撃緩衝装置の概略正面図。
【図14】多段連結プランジャ式の緩衝装置本体を用い、図11に示す復帰確認スイッチの設置構造を各プランジャ毎に設置した衝撃緩衝装置の概略正面図。
【符号の説明】
1A〜1H 衝撃緩衝装置
2 油圧緩衝装置本体(緩衝装置本体)
3 滑車機構
4 復帰確認スイッチ
5 シリンダ
6a〜6c プランジャ
8 第1固定部(固定部)
9 可撓性長尺体
10 滑車多重巻き付け手段
12a、12b 動滑車
13 定滑車
20 テンショナーおもり
22 カバー
23 ガイドレール
24 圧縮バネ(弾性付勢手段)
25 増幅リンク
Claims (5)
- 昇降路の最下部に配置され、シリンダの上面に複数のプランジャが多段連結された緩衝装置本体と、
前記最上段のプランジャに可撓性長尺体の一端が固定され、この可撓性長尺体の他端が固定部に固定されると共に、前記可撓性長尺体の中間が少なくとも1以上の動滑車を有し、この動滑車の降下で前記可撓性長尺体の緩みを吸収する滑車多重巻き付け手段で巻装された滑車機構と、
前記動滑車の上下位置に応じて動作する復帰確認スイッチと、
を備えたことを特徴とするエレベータの衝撃緩衝装置。 - 請求項1に記載されたエレベータの衝撃緩衝装置であって、
前記動滑車にはテンショナーおもりが取り付けられ、前記復帰確認スイッチは、前記テンショナーおもりまたは前記シリンダに取り付けたことを特徴とするエレベータの衝撃緩衝装置。 - 請求項2記載のエレベータの衝撃緩衝装置であって、
前記テンショナーおもりの上下移動をガイドするガイドレールを設けたことを特徴とするエレベータの衝撃緩衝装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたエレベータの衝撃緩衝装置であって、
前記動滑車を下方に付勢する弾性付勢手段を設けたことを特徴とするエレベータの衝撃緩衝装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたエレベータの衝撃緩衝装置であって、
前記動滑車に一端が連結され、他端側に前記復帰確認スイッチが係合され、前記動滑車の上下変移が他端側に増幅された変移として伝達する増幅リンクを設けたことを特徴とするエレベータの衝撃緩衝装置。
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