JP4005869B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技メダルを払い出すメダルの払い出し装置を有する遊技機、さらに詳しくは、払い出し装置に不正なメダルの払い出しを行わせない遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スロットマシン等のメダルを用いて遊技を行う遊技機においては、遊技メダルを貯留すると共にメダルを払い出すための払い出し装置、例えばホッパーユニットが遊技機内部に設けられている。例えば駆動モータを用いてディスクを回転させることによりメダルタンクに貯留されているメダルを払い出す、いわゆる回転型ホッパーが広く知られている。そして、前記遊技機では、遊技の状況に応じて、制御装置により駆動モータの作動が制御され、メダルが払い出されるようになっている。
【0003】
具体的には、入賞により所定枚数のメダルを払い出す場合には、制御装置から払い出し装置に所定の払い出し指示の信号、例えばモータ駆動開始信号が出力され、この指示信号を受けて払い出し装置が作動する。一方、払い出し装置は、実際にメダルを払い出した確認の信号を制御装置に出力し、制御装置はこの確認信号をカウントし、所定の枚数に達したら払い出し装置に払い出し停止の信号、例えばモータ駆動停止信号を出力する。そして、払い出し装置は作動を停止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の遊技機においては、遊技機の筐体外部から物を差し込み電気回路をショートさせるなどして、払い出し装置のみを誤作動させた場合には、入賞していないにもかかわらず、遊技機からメダルを払い出させることが可能である。このような、いわゆる「ゴト」と呼ばれる不正行為を防止するための対策が求められている。
【0005】
そこで本願発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、以下のような目的を有する。
すなわち、第1の発明は、払い出し装置の作動を物理的に停止可能なロック手段を設け、このロック手段を制御装置の払い出し指示信号と連動させて作動させることにより、入賞等適法な払い出しの場合以外に払い出し装置のみが作動しても、ロック手段が働いて不正なメダル払い出しを行わせない遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
第2の発明は、上記した第1の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、確実にロック可能なロック手段を有する払い出し装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
第3の発明は、上記した第2の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0007】
すなわち、何らかのアクシデントにより払い出し装置をロックできなかった場合でも、不正なメダルの払い出しを阻止可能な払い出し装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の発明
(特徴点)
第1の発明は、次の点を特徴とする。
【0009】
すなわち、第1の発明は、駆動モータ(31)と、モータ軸に回転可能に軸着され上面に複数のメダル受け穴(36)が形成されたディスク(32)を有し、前記メダル受け穴(36)に嵌入したメダルをディスク(32)の回転により払い出すとともに、実際にメダルを払い出した信号を出力可能に形成された払い出し検知手段を有するメダル払い出し装置と、遊技を制御すると共に遊技状況に応じてメダルの払い出し指示信号を出力するための遊技制御手段(51)と、前記メダルの払い出し指示信号の入力により前記メダル払い出し装置の作動を制御するための払い出し制御手段(52)とを少なくとも備え、前記メダル払い出し装置は、前記ディスク(32)に設けられた係合部と、前記係合部に係合可能な係止部材からなるロック手段(40)を備え、前記ロック手段(40)は、前記メダルの払い出し指示信号の入力がない場合には、前記ディスク(32)をロックし、前記メダルの払い出し指示信号の入力がある場合には、前記ディスクのロックを解除するように形成したことを特徴とする。
【0010】
(用語説明)
本発明に用いられる「メダル払い出し装置」は、駆動モータ(31)でメダル受け穴(36)が形成されたディスク(32)を回転させることにより、メダルを一枚ずつ払い出すように形成された回転式ホッパーといわれるものであり、メダルを貯留するためのタンクと一体に形成されたホッパーユニット(30)の構成を有していてもよい。そして、「実際にメダルを払い出した信号」を出力する「払い出し検知手段」としては、例えば、メダルの払い出し口(34)の近傍に設けられた払い出しセンサ(35)とすることができる。
【0011】
「ロック手段(40)」は、メダル払い出し装置のディスク(32)に設けられた係合部と、係合部に係合又は当接可能な係止部材を有している。ここで、前記「係合部」は、ディスク(32)の外面、例えば側面、底面などに形成された切り欠き部(41)、穴、溝、凸部などとすることができる。また、前記「係止部材」は、ディスク(32)以外の場所、例えばディスク(32)を支持する枠体などに設けられるものであり、例えば切り欠き部(41)や穴等に突出可能なロックピン(42a)や、凸部に当接可能なブロックとすることができる。そして、係止部材が係合部に係合又は当接することにより、ディスク(32)が回転しないように係止しロック可能なものである。前記係止部材と係合部とを係合させる手段としては、例えばソレノイド(42)を用いることができる。
【0012】
(作用)
遊技制御手段(51)は、入賞など所定の場合には、メダルの払い出し指示信号を出力する。このメダルの払い出し指示信号を入力したロック手段(40)はロックを解除し(すなわち係止部材と係合部との係合を解除させ)、メダルの払い出し指示信号を入力した払い出し制御手段(52)は、メダル払い出し装置に作動指示信号、具体的には、駆動モータ(31)に対する駆動開始指令を出力する。この駆動開始指令信号を入力した駆動モータ(31)は駆動を開始し、ディスク(32)を回転させる。そしてメダルを所定の払い出し口(34)から払い出す。
【0013】
あるいは、メダルの払い出し指示信号を入力した払い出し制御手段(52)が、ロック手段(40)にロック解除指令を出力するように形成してもよい。
なお、本発明においては、前記ロック手段(40)は、メダルの払い出し指示信号によりONとなり係止部材と係合部との係合を解除させるものであってもよいし、メダルの払い出し指示信号によりOFFとなり係止部材と係合部との係合を解除させるものであってもよい。
【0014】
払い出し口(34)から払い出されたメダルは、払い出し検知手段(払い出しセンサ35)が検知してその信号を遊技制御手段(51)に出力する。遊技制御手段(51)は、当該信号をカウントし、所定の払い出し枚数、すなわち、入賞により払い出されるべき枚数に達したら、払い出し制御手段(52)に出力していた払い出し指示信号を停止する。払い出し指示信号の入力がない場合には、払い出し制御手段(52)は、メダル払い出し装置に作動指示信号を出力しない。従って、駆動モータ(31)は駆動を停止し、ディスク(32)の回転は停止し、ロック手段(40)はロック状態となり(すなわち係止部材と係合部とを係合させ)、メダルの払い出しは終了する。
【0015】
一方、入賞していないにもかかわらず、いわゆるゴト行為により、メダル払い出し装置の駆動モータ(31)が誤作動した場合には、払い出し制御手段(52)はメダル払い出し装置に作動指示信号を出力していない状態なので、ロック手段(40)はロック解除を行わない。従って、駆動モータ(31)がディスク(32)を回転させようとしても係合部に係止部材が係合したままで、物理的にディスク(32)の回転を阻止することとなる。つまり、遊技制御手段(51)から適正なメダル払い出し指示信号が出力されていないのにメダル払い出し装置のみを作動させることができない。これにより、いわゆる「ホッパーゴト」といわれる不正行為を防止することができるものである。
【0016】
第2の発明
第2の発明は、上記した第1の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、第2の発明は、前記メダル払い出し装置(例えばホッパーユニット30)は、前記ディスク(32)に設けられた複数の凹部(43)と、前記メダルの払い出し指示信号の入力がない場合には前記凹部(43)内に突出して前記ディスク(32)をロックし、前記メダルの払い出し指示信号の入力がある場合には前記凹部(43)から抜け出して前記ディスク(32)のロックを解除するロックピン(42a)を有していることを特徴とする。
【0017】
本発明は、第1の発明を限定したものである。すなわち、「係合部」を「凹部(43)」、「係止部材」を「ロックピン(42a)」としたものである。
(用語説明)
「凹部(43)」は、ロックピン(42a)が嵌入又は係合可能な形状であればよく、例えばディスク(32)の側面や底面に設けられた切り欠き部(41)や、穴を含む。そして、この凹部(43)は複数設けられているが、ディスク(32)の外面に、モータ軸を中心として等間隔に設けるのが望ましい。
【0018】
「ロックピン(42a)」は、切り欠き部(41)や穴に向かって突出可能であり、それらと係合可能な形状であればよい。
(作用)
本発明においては、通常時、すなわちメダルを払い出していない状態では、前記ロックピン(42a)はディスク(32)の凹部(43)内に突出していて、ディスク(32)が回転しないようにロックしている。そして、払い出し制御手段(52)からの作動指示信号を出力すると、ロックピン(42a)はディスク(32)の凹部(43)内から抜け出て、ディスク(32)と干渉しない位置まで引っ込み、ディスク(32)のロックが解除される。しかる後、駆動モータ(31)が駆動を開始し、ディスク(32)が回転してメダルが払い出される。
【0019】
本発明によれば、凹部(43)にロックピン(42a)が突出することによりディスク(32)をロックするので、確実にディスク(32)をロックでき、また「係合部」がディスク(32)の表面から突出していないので、ディスク(32)の周囲に余分なスペースを必要としない。さらに、凹部(43)は複数設けてあるので、ロックピン(42a)が単数でも確実にディスク(32)をロックすることができる。
【0020】
第3の発明
第3の発明は、上記した第2の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、第3の発明は、前記メダル払い出し装置は、前記ロックピン(42a)を前記凹部(43)方向に付勢する押さえ部材を有しているこを特徴とする。
【0021】
本発明は、第2の発明を限定したものである。
(用語説明)
「押さえ部材」は、ロックピン(42a)を凹部(43)方向、すなわち凹部(43)と係合しロックする方向に常時付勢するものであり、例えばバネ(42b)とすることができる。
【0022】
(作用)
本発明においては、前記ロック手段(40)は、メダル払い出し指示信号の入力によりONとなり係止部材と係合部との係合を解除させるように形成されている。従って、通常時、すなわちメダルを払い出していない状態では、前記ロックピン42aは押さえ部材(例えばバネ42b)の付勢力によりディスク(32)の凹部(43)内に突出していて、ディスク(32)が回転しないようにロックしている。そして、払い出し制御手段(52)からの作動指示信号を出力すると、ロックピン42aは押さえ部材の付勢力に抗してディスク(32)の凹部(43)と干渉しない位置まで引っ込み、ディスク(32)のロックが解除される。しかる後、駆動モータ(31)が駆動を開始し、ディスク(32)が回転してメダルが払い出される。
【0023】
一方、払い出し制御手段(52)が作動指示信号の出力を停止して駆動モータ(31)が駆動を停止したものの、ディスク(32)が慣性などによりオーバーランしてしまう場合も発生しうる。このような状態になっても、ロックピン42aは常にロック方向に付勢されているとともに、凹部(43)は複数設けられているので、「ゴト」により駆動モータ(31)が駆動を開始してディスク(32)が回転しても、すぐに凹部(43)に突出してこれと係合し、ディスク(32)をロックすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明を表す好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例として、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図5は、本発明の実施の形態を示すものである。
【0025】
図1はスロットマシンの入力、制御、出力を示すブロック図、図2はスロットマシンの外観正面図、図3及び図4はホッパーユニット正面及びディスクの平面を示した概略図、図5はメダル払い出しに関する制御の概略を示すブロック図である。
(スロットマシンS)
スロットマシンSは、図2示すように、四角箱状の筐体10を有する。この筐体10の正面には、遊技者側に向かって三個の回転リール20の図柄を見ることができる図柄表示窓11が形成されている。そして、スロットマシンSの略中央部は、このスロットマシンSを作動させるための操作部となっている。また、前記操作部の下方には、メダルを排出するためのメダル排出口18が設けられ、このメダル排出口18の下方には、メダル受け皿19が設けられている。
【0026】
さらに、スロットマシンSは、液晶ディスプレイ等により形成された演出表示部21aや演出用ランプ21b、スピーカ21c等により構成される表示装置21を有している。
また、筐体10の内部には、遊技メダルを貯留すると共に払い出すためのホッパーユニット30と、遊技及び演出を制御するための制御装置50(図1参照)を備えている。
【0027】
(制御装置50)
制御装置50は、特に図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、遊技制御手段51及び払い出し制御手段52及び演出制御手段53を構成する。
【0028】
遊技制御手段51は、スタートレバー14及びストップスイッチ15の操作により、回転リール20の回転及び停止を制御するためのものである。払い出し制御手段52は、精算スイッチ16の操作又は遊技制御手段51からの出力信号に応じて、ホッパーユニット30の作動を制御するためのものである。なお、これらの手段の詳細については後述する。また、演出制御手段53は、ランプやスピーカ等の表示装置21を制御するためのものである。
【0029】
(入力手段)
上記制御装置50の入力側には、図1に示すように、投入スイッチ12、ベットスイッチ13、スタートレバー14、ストップスイッチ15、精算スイッチ16の各パーツが接続されている。なお、入力手段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
【0030】
ここで、投入スイッチ12は、特に図示しないが、メダル投入口17からホッパーユニット30までのメダル通路に設けられたセンサであって、投入された遊技メダルを検知するためのものである。
ベットスイッチ13は、図2に示すように、図柄表示窓11の下方に位置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのものである。具体的には、投入メダルが一定枚数以上クレジットとして貯留されている場合に、このベットスイッチ13を操作すると、クレジットを減算してメダルが投入されたものとして扱われる。
【0031】
スタートレバー14は、図2に示すように、図柄表示窓11の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ13の押下を条件に、回転リール20の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ15は、回転リール20の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ15は、図2に示すように、各回転リール20に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール20の下方に1個ずつ配置されているものである。そして、回転リール20に対応したストップスイッチ15の操作により、当該対応した回転リール20が回転を停止するように設定されているものである。
【0032】
精算スイッチ16は、図2に示すように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留されている投入メダルを払い出すためのものである。
(出力手段)
前記制御装置50の出力側には、図1に示すように、回転リール20、ホッパーユニット30、表示装置21の各パーツが接続されている。なお、出力手段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
【0033】
(回転リール20)
回転リール20は、特に図示しないが、枠体に固定或いは支持された三個のモータの出力軸にそれぞれ固定されている。そして、各回転リール20は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
【0034】
(ホッパーユニット30)
ホッパーユニット30は、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すためのものである。ホッパーユニット30は、図3に示すように、上方に向かって開口するメダルタンク33と、このメダルタンク33の底部に設けられ、複数のメダル受け穴36を有する円盤状のディスク32と、ディスク32を回転させるための駆動モータ31を備えている。そして、メダルタンク33に貯まったメダルがメダル受け穴36に嵌入し、ディスク32を回転させると、メダル受け穴36に嵌ったメダルはそのままディスク32と共に回転し、払い出し口34から一枚ずつ払い出されるように形成されているものである。
【0035】
具体的には、特に図示しないが、ディスク32の下側であって、払い出し口34の付近には、メダル受け穴36に嵌入したメダルに当接する爪が形成されており、ディスク32の回転と共にメダル受け穴36に嵌入したメダルが前記爪の位置まで移動してくると、当該メダルは爪に引っかかって、払い出し口34の方向に押し出されるようになっている。
【0036】
また、前記払い出し口34の近傍には、払い出されたメダルを検知するための払い出しセンサ35が設けられている。払い出しセンサ35は、特に図示しないが、払い出し口34に設けられた遮光センサや、前記爪がメダルを押し出した動作を検知するリミットスイッチとすることができる。
そして、ホッパーユニット30には、不正なメダルの払い出しを防止するためのロック手段40が設けられているが、これについては後述する。
【0037】
(表示装置21)
表示装置21は、演出制御手段51の制御により、遊技者に入賞等を報知させるなど、種々の演出を行うものである。具体的には、表示装置21は、演出表示部21aやランプ21b、スピーカ21c等により構成されている。
演出表示部21aは、図柄表示窓11の側方に設けられた窓部であり、LED、ドットマトリックス、液晶画面等を用いて、入賞の報知その他の演出を表示するためのものである。ランプ21b及びスピーカ21cは、発光体の点灯又は点滅、入賞音の発生により入賞等を報知するためのものである。
【0038】
(遊技制御手段51)
次に、遊技制御手段51につてい詳述する。遊技制御手段51は、図1に示すように、抽選手段60、リール制御手段70、入賞手段80の各手段を有している。なお、遊技制御手段51としては、上記以外の手段を有していてもかまわない。
抽選手段60は、遊技が当選か否かの抽選を所定の抽選確率で行うためのものである。
【0039】
リール制御手段70は、スタートレバー14の操作信号を受信して、モータを駆動させて回転リール20を回転させると共に、ストップスイッチ15の操作信号を受信して、回転リール20の停止制御を行うためのものである。ここで、停止制御とは、前記抽選手段60の抽選結果に基づいて、回転リール20の図柄を所定位置に極力停止させるよう、あるいは停止させないように制御を行うものである。
【0040】
入賞手段80は、回転リール20の図柄が所定の入賞の態様に停止した場合に、メダルを払い出させたり特別遊技を開始させたりするためのものである。具体的には、入賞手段80は、入賞時には以下に述べる払い出し制御手段52にメダル払い出し指示信号を出力する。
(払い出し制御手段52)
払い出し制御手段52は、前記入賞手段80からのメダル払い出し指示信号、又はメダルがクレジットされている場合の精算スイッチ16の操作信号を受信して、ホッパーユニット30を作動させメダルを払い出すためのものである。
【0041】
(スロットマシンSの作動の概略)
上記構成を有するスロットマシンSは、メダル投入口17から所定の遊技メダルを投入し、あるいはメダルがクレジットされている場合にはベットスイッチ13を操作した後、スタートレバー14を押下すると、三個の回転リール20が回転を開始する。そして、各回転リール20に対応したストップスイッチ15を押圧すると回転リール20が停止し、図柄表示窓11に図柄が表示される。この図柄の表示が所定の位置態様になると入賞し、メダルの払い出しがある場合には、メダル排出口18から入賞に応じた枚数のメダルが払い出されるように形成されている。
【0042】
(ロック手段40及びメダルの払い出し制御)
ところで、スロットマシンSには、ホッパーユニット30に、不正なメダル払い出しを防止するためのロック手段40が設けられていると共に、このロック手段40の作動が、遊技制御手段51の入賞手段80の出力信号と連動するように形成されている。以下、ロック手段40の詳細とメダルの払い出しに関する制御について、図4及び図5に基づき説明する。
【0043】
(ロック手段40)
ロック手段40は、図4に示すように、ディスク32の周囲に設けられた係合部としての切り欠き部41と、係止部材としてのロックピン42aを有するソレノイド42とから構成されている。
前記切り欠き部41は、図示したようにメダル受け穴36の位置に対応して設けられているが、必ずしもこの位置に形成される必要はない。ただ、ディスク32の外周にわたり、メダル受け穴36の個数の切り欠き部41を等間隔に設けておくことにより、メダル払い出し後ディスク32がどの位置で回転停止しても、一つのソレノイド42によりディスク32をロックすることができる。
【0044】
前記ソレノイド42は、前記ディスク32の側方に設けられており、ホッパーユニット30のベースに固定された本体内を摺動し切り欠き部41内部に突出可能なロックピン42aを有している。また、このロックピン42aの反切り欠き部41側には、ロックピン42aを切り欠き部41側に常時付勢するバネ42bが設けられている。
また、ソレノイド42は、常態(ホッパーユニット30の非作動時)においては、OFFとなっているとともに、ロック手段40はロック状態となっている。すなわち、バネ42bの付勢力によりロックピン42aが切り欠き部41内部に突出しており、ロックピン42aと切り欠き部41が係合し、ディスク32は回転しないようになっている。そして、払い出し制御手段52からロック解除指令信号を入力すると、ソレノイド42はONとなり、ロックピン42aはバネ42bの付勢力に抗して反切り欠き部側に摺動する。これにより、ロックピン42aと切り欠き部41の係合が外れ、ディスク32は回転可能な状態となる。
【0045】
ここで、ソレノイド42を常態においてOFFとし、バネ42bがロックピン42aを押圧してディスク32をロックする構成としておくことにより、ディスク32がオーバーランして、ロックピン42aと切り欠き部41とが係合しないままディスク32が回転停止した状態(つまりロックされていない状態)となってしまった場合であって、不正な信号や外部からの操作によりに駆動モータ31が駆動を開始しディスク(32)が回転しても、すぐに切り欠き部41がロックピン42aの位置に回ってくるので、ロックピン42aはバネ42bに押されて切り欠き部41に突出し、これと係合してディスク32をロックすることができる。このとき、切り欠き部41が各メダル受け穴36の位置に対応して設けられていると、最初のメダルが払い出し口34の位置に移動してくるのと同時にディスク32がロックされるので、メダルが不正に払い出されるのを阻止することができ、あるいは払い出されても最小限の被害で済ませることができる。
【0046】
(メダルの払い出し制御)
次に、上記構成を有するスロットマシンSの、メダルの払い出し制御について、図5に基づき説明する。
ホッパーユニット30からメダルが払い出されるのは、入賞によりメダルが払い出される場合と、精算スイッチ16を操作してクレジットされているメダルをキャンセルする場合である。入賞によりメダルが払い出される場合には、遊技制御手段51は、払い出し制御手段52にメダルの払い出し指示信号を出力する。また、メダルをキャンセルする場合には、精算スイッチ16の操作信号を払い出し制御手段52が入力する。
【0047】
すると、払い出し制御手段52は、ホッパーユニット30に作動指示信号を出力する。この作動指示信号は、具体的には、ソレノイド42に対するロック解除指令と、駆動モータ31に対する駆動開始指令である。そして、ロック解除指令信号を入力したソレノイド42はONとなり、ロックピン42aを反切り欠き部41側に摺動させ、切り欠き部41とロックピン42aの係合を解除させる。また、駆動開始指令信号を入力した駆動モータ31は駆動を開始し、ディスク32を回転させる。このとき、ロック解除指令信号の方が、駆動開始指令信号よりも若干早いタイミングで出力され、ロック解除後にディスク32が回転するようにする。そしてメダルを所定の払い出し口34から払い出す。
【0048】
払い出し口34から払い出されたメダルは、払い出しセンサ35が検知してその信号を遊技制御手段51に出力する。遊技制御手段51は、当該信号をカウントし、所定の払い出し枚数、すなわち、入賞により払い出されるべき枚数又は精算スイッチ16操作時のクレジット枚数に達したら、払い出し制御手段52に出力していた払い出し指示信号を停止する。払い出し指示信号の入力がない場合には、払い出し制御手段52は、ホッパーユニット30に、ロック解除指令信号及び駆動開始指令信号を出力しない。従って、駆動モータ31は駆動を停止し、ディスク32の回転は停止する。また、ソレノイド42はOFFとなり、ロックピン42aはバネ42bの付勢力により切り欠き部41側に摺動し、切り欠き部41とロックピン42aが係合してロック状態となる。なお、駆動開始指令信号の出力停止のタイミングよりも、ロック解除指令信号の出力停止の方を若干遅くして、ディスク32が回転停止した後、ロック手段40がロック状態となるようにする。こうしてメダルの払い出しは終了する。
【0049】
一方、精算スイッチ16が操作されず、入賞していないにもかかわらず、いわゆるゴト行為により、ホッパーユニット30の駆動モータ31が誤作動した場合には、払い出し制御手段52はホッパーユニット30に作動指示信号を出力していない状態なので、ソレノイド42はロック解除指令信号を入力せず、OFF状態となったままである。従って、ロックピン42aはバネ42bの付勢力により切り欠き部41内に突出しており、駆動モータ31がディスク32を回転させようとしても切り欠き部41にロックピン42aが係合したままとなり、物理的にディスク32の回転を阻止することとなる。つまり、払い出し制御手段52から適正な信号が出力されていないのにメダル払い出し装置のみを作動させることができない。これにより、いわゆる「ホッパーゴト」といわれる不正行為を防止することができるものである。
【0050】
さらに、ディスク32がオーバーランしてロックピン42aと切り欠き部41が係合しないまま停止してしまった場合、ロックピン42aはディスク32の外周に当接して反切り欠き部側に移動しているものの、払い出し制御手段52からソレノイド42にロック解除指令信号が出力されない状態では、ソレノイド42はいぜんとしてOFF状態である。従って、ゴト行為により駆動モータ31のみが駆動しディスク32が回転したとしても、ロックピン42aの位置に切り欠き部41が回ってくると、ロックピン42aはバネ42bにより押し出されて、切り欠き部41と係合する。そして、ディスク32の回転を阻止するものとなる。
【0051】
このように、本実施の形態によれば、ホッパーユニット30の駆動モータ31の誤作動による不当なメダルの払い出しを阻止することができるものである。また、ロック手段40は、ディスク32を直接ロックするものであるため、確実にディスク32の回転を停止させることができる。
なお、本実施の形態においては、ソレノイド42をディスク32の側方に設けたが、図6に示すように、ソレノイド42をディスク32の下方に設け、一方ディスク32の下面に凹部43を設け、ロックピン42aを前記凹部43に嵌入させることによりロックされるように形成してもよい。また、特に図示しないが、ディスク32の外周に凸部を設け、この凸部をロックピン42aで係止させてディスク32をロックするように形成してもよい。
【0052】
【発明の効果】
第1の発明によれば、払い出し装置の作動を物理的に停止可能なロック手段を設け、このロック手段を制御装置の払い出し指示信号と連動させて作動させることにより、入賞等適法な払い出しの場合以外に払い出し装置のみが作動しても、ロック手段が働いて不正なメダル払い出しを行わせない遊技機を提供することができる。
【0053】
また、第2の発明によれば、上記した第1の発明の効果に加え、確実にロック可能なロック手段を有する払い出し装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
さらに、第3の発明によれば、上記した第2の発明の目的に加え、ディスク32のオーバーラン等、何らかのアクシデントにより払い出し装置を確実にロックできなかった場合でも、不正なメダルの払い出しを阻止可能な払い出し装置を備えた遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの入力、制御、出力を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態であって、ホッパーユニットの正面を示した概略図である。
【図4】 本発明の実施の形態であって、ディスクの平面を示した概略図である。
【図5】 本発明の実施の形態であって、メダル払い出しに関する制御の概略を示すブロック図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態であって、ディスクの側断面の概略を示す図である。
【符号の説明】
10 筐体 11 図柄表示窓
12 投入スイッチ 13 ベットスイッチ
14 スタートレバー 15 ストップスイッチ
16 精算スイッチ 17 メダル投入口
18 メダル排出口 19 メダル受け皿
20 回転リール 21 表示装置
30 ホッパーユニット 31 駆動モータ
32 ディスク 33 メダルタンク
34 払い出し口 35 払出センサ
36 メダル受け穴
40 ロック手段 41 切り欠き部
42 ソレノイド 43 凹部
50 制御装置 51 遊技制御手段
52 払い出し制御手段 53 演出制御手段
60 抽選手段 70 リール制御手段
80 入賞手段

Claims (4)

  1. 駆動モータと、モータ軸に回転可能に軸着され上面に複数のメダル受け穴が形成されたディスクを有し、前記メダル受け穴に嵌入したメダルをディスクの回転により払い出すとともに、実際にメダルを払い出した信号を出力可能に形成された払い出し検知手段を有するメダル払い出し装置と、
    遊技を制御すると共に遊技状況に応じてメダルの払い出し指示信号を出力するための遊技制御手段と、
    前記メダルの払い出し指示信号の入力により前記メダル払い出し装置の作動を制御するための払い出し制御手段とを少なくとも備え、
    前記メダル払い出し装置は、
    前記ディスクに設けられた係合部と、前記係合部に係合可能な係止部材からなるロック手段を備え、
    前記ロック手段は、
    前記メダルの払い出し指示信号の入力がない場合には、前記係止部材を前記係合部に係合させることにより、駆動モータがディスクを回転させようとしても、前記ディスクの回転を阻止し、
    前記メダルの払い出し指示信号の入力がある場合には、前記係止部材と前記係合部との係合を解除して、前記ディスクを回転可能な状態にすることを特徴とする遊技機。
  2. 前記メダル払い出し装置は、
    前記ディスクに設けられた複数の凹部と、
    前記メダルの払い出し指示信号の入力がない場合には前記凹部内に突出して前記ディスクの回転を阻止し、前記メダルの払い出し指示信号の入力がある場合には前記凹部から抜け出して前記ディスクを回転可能な状態にするロックピンを有していることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記メダル払い出し装置は、
    前記ロックピンを前記凹部方向に付勢する押さえ部材を有しているこを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記遊技制御手段が前記払い出し制御手段にメダルの払い出し指示信号を出力したときには、前記払い出し制御手段は、前記係止部材と前記係合部との係合を解除させるロック解除指令信号の出力を、前記駆動モータを駆動させてディスクを回転させる駆動開始指令信号の出力よりも早いタイミングにし、
    前記遊技制御手段が前記払い出し制御手段に出力していた払い出し指示信号を停止するときには、前記払い出し制御手段は、前記係止部材と前記係合部との係合を解除させるロック解除指令信号の出力停止を、前記駆動モータを駆動させてディスクを回転させる駆動開始指令信号の出力停止よりも遅いタイミングにしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の遊技機。
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