JP4005385B2 - 点火装置用コネクタ組立体および短絡組立体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電気コネクタ組立体に関し、特にノイズ低減用のフェライト部材を有する点火装置用コネクタ組立体およびそれに使用される短絡組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気装置あるいは電子装置の電気経路内に、外部からノイズが侵入するのを低減することは従来から行われている。例えば、自動車には乗員に対する衝突時の衝撃を緩和するためにエアバッグが使用されているが、このエアバッグを作動させる電気経路においては、外部からのノイズを低減するノイズ低減用素子が使用されている。これにより、エアバッグの点火装置がノイズの侵入により誤作動して、必要としないときにエアバッグが膨張してしまうことを防止している。このため電気経路内の電気コネクタ内に、ノイズ低減用素子としてフェライト部材を設けることが行われている。
【0003】
このようなフェライト部材を有する電気コネクタの一例として、特開平10−241785号公報に開示された点火管コネクタが知られている。この点火管コネクタは、機器側即ちエアバッグ側のコネクタに嵌合するようになっている。この点火管コネクタの絶縁ハウジング内には、ノイズ低減素子として、コンタクトの周囲に環状のフェライトビーズ(フェライト部材)が配置されている。
【0004】
また、特許第2647335号公報には、同様に機器側に嵌合するコネクタ内に、電線の周囲に配置されたフェライトビード(フェライト部材)が設けられている。
【0005】
これらの従来技術のコネクタにおいては、機器側のコネクタに嵌合するコネクタの側にフェライト部材が設けられている。また、機器側のコネクタには、両コネクタが嵌合していない状態の時(非接続時)に、機器側の電気経路を短絡させる短絡部を有するのが一般的である。この理由は、両コネクタが嵌合する前に、機器側の電気経路にノイズが入り込むと、機器側の点火装置が誤作動して、エアバッグが膨張してしまう虞があるので、機器側のコンタクトを短絡して回路を閉回路にする必要があるためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術においては、フェライト部材は、信号経路に沿って機器側から離隔した位置に配置されているので、フェライト部材の位置から点火装置に至るまでの電気経路からノイズが入った場合は、点火装置を誤作動させてしまう虞がある。従って、フェライト部材を配置する位置は、できるだけ機器側(点火装置側)に近い方に設けた方が誤作動の可能性を低くすることができる。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ノイズ低減効果が大きく、点火装置が誤作動する虞の少ない点火装置用コネクタ組立体およびこれに使用される短絡組立体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の点火装置用コネクタ組立体は、複数のコンタクトが外側に向けて突設された、機器側の第1コネクタと、この第1コネクタと接続される第2コネクタと、第1コネクタと第2コネクタとの間に介装されて、第1コネクタと第2コネクタとの非接続時に第1コネクタの複数のコンタクトを短絡させておく短絡部材を有する短絡組立体と、第1コネクタおよび第2コネクタを含む電気経路中にノイズ低減用のフェライト部材とを有してなる点火装置用コネクタ組立体において、短絡組立体は絶縁ハウジングを有し、絶縁ハウジングには横方向に延び且つ絶縁ハウジングの側壁に開放する空間が形成され、フェライト部材が、側壁側から空間に挿入され、複数のコンタクトを取り巻くように短絡組立体内に配置されてなることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の短絡組立体は、複数のコンタクトを有する機器側の第1コネクタと第1コネクタに接続される他方の第2コネクタとの間に介装される絶縁ハウジングと、絶縁ハウジング内に配置された短絡部材とを備え、短絡部材が、第1コネクタと第2コネクタとの非接続時に、第1コネクタの複数のコンタクトを短絡させておくよう構成された短絡組立体において、絶縁ハウジングは、絶縁ハウジングの横方向に延び且つ絶縁ハウジングの側壁に開放する空間を有し、フェライト部材が、側壁側から空間に挿入され、複数のコンタクトを取り巻く位置で絶縁ハウジング内に配置されてなることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の効果】
本発明の点火装置用コネクタ組立体は、機器側の第1コネクタと、この第1コネクタと接続される第2コネクタと、第1コネクタと第2コネクタとの間に介装される短絡組立体とを有し、ノイズ低減用のフェライト部材が、複数のコンタクトを取り巻くように短絡組立体内に配置されているので、フェライト部材と点火装置のある機器側との間隔(距離)が少なくなる。従って、この部分から外部のノイズが侵入する可能性が小さくなり、ノイズ低減効果の大きい点火装置用コネクタ組立体が得られる。
【0011】
また、本発明の短絡組立体は、この短絡組立体の絶縁ハウジング内に複数のコンタクトを取り巻く位置にノイズ低減用のフェライト部材を有しているので、フェライト部材と点火装置のある機器側との間隔(距離)が少なくなって、この部分から外部のノイズが侵入する可能性が小さくなり、ノイズ低減効果が大きくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の点火装置用コネクタ組立体(以下、単にコネクタ組立体という)および短絡組立体の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のコネクタ組立体の縦断面図である。以下、図1を参照して説明する。
【0013】
本発明のコネクタ組立体1は、エアバッグ(図示せず)側(機器側)のコネクタ(第1コネクタ)100と、この機器側コネクタ100に接続されるプラグコネクタ(第2コネクタ)150と、これらの機器側コネクタ100とプラグコネクタ150との間に介装されるシャントリング即ち短絡組立体(SCR;Short Circuit Ring)2とを有する。機器側コネクタ100は、後述する短絡組立体2を配置する凹所102およびこの凹所102の周囲に外方に向けて形成された環状壁104が形成されたハウジング106を備える。なお、ハウジング106は、両コネクタの嵌合部近傍のみを示す。
【0014】
前述の凹所102は、略円形の横断面を有し、底面108からは、機器側コネクタ100のピンコンタクト110が凹所102内に上方に向け突出している。なお、ピンコンタクト110は、便宜上、ハウジング106と同じハッチングにより表されているが、ハウジング106とは別部材の金属製部品である。凹所102の内面112には、内面112の周囲に沿う環状の係合凹部114が形成されており、挿入された短絡組立体2と係合するようになっている。この係合態様の詳細については後述する。
【0015】
次に、プラグコネクタ150について説明する。プラグコネクタ150は、上側ハウジング152と、下側ハウジング154と、これらのハウジング152、154に上方から挿入される嵌合保証部材(CPA;Connector Position Assurance Device)156を含む絶縁ハウジング158を有する。下側ハウジング154は、下方に突出する嵌合凸部160を有する。この嵌合凸部160は、中空の形状になっており、その下端には、前述のピンコンタクト110を受容する開口162が形成されている。
【0016】
絶縁ハウジング158内には、前述の嵌合凸部160の中空の部分に配置される略L形の雌コンタクト164が配置され、この雌コンタクト164の他端には電線166が圧着されて、雌コンタクト164と電線166が電気的に接続されている。雌コンタクト164の、前記嵌合凸部160に配置される部分は、ピンコンタクト110との接触部168となる。また、下側ハウジング154は短絡組立体2に嵌合したときに機器側コネクタ100とラッチ係合する、図示しない係合脚を有する。この係合脚は、図1において、紙面と直交方向に離隔して1対形成されている。
【0017】
また、上側ハウジング152には、凹み170が形成され、この凹み170に嵌合保証部材156が装着される。嵌合保証部材156は、プラグコネクタ150が短絡組立体2に係合した後、前述の係合脚の内側に配置されて、この係合脚を内側から支持する図示しない舌片を図1の紙面と直交方向に離隔して1対有する。この舌片によってプラグコネクタ150と、機器側コネクタ100との嵌合状態が確実に維持される。この嵌合状態を維持する機構は、公知であるので、ここでは詳細な説明は省略する。なおこの嵌合維持の機構は、本願発明の出願人の平成14年2月25日出願の特許出願「名称;電気コネクタ組立体」の明細書中に記載された嵌合保証部材と同様なものである。なお、プラグコネクタ150にはフェライト部材は設けられていない。
【0018】
次に、短絡組立体2について、図2から図6を合わせて参照して説明する。図2は、図1のコネクタ組立体に使用される短絡組立体の平面図、図3は、図2の短絡組立体の3−3線に沿う断面図、図4は短絡組立体に使用されるフェライト部材の斜視図、図5は図2の短絡組立体の背面図、図6は図2の短絡組立体の右側面図を夫々示す。
【0019】
短絡組立体2は、機器側コネクタ100のハウジング106の凹所102に収容される外形形状の絶縁ハウジング3を有する。絶縁ハウジング3は、概ね円形の底壁8と、この底壁8の両側に立設された側壁10、11および側壁10、11の上端に夫々横向きに形成されたフランジ4、6を有する。側壁10、11により画成された内部空間は、プラグコネクタ150の嵌合凸部160を受容する嵌合凹部22(図3、図5)となる。
【0020】
側壁10、11には、横方向に延びる係合突起28が、側壁10、11の外周に沿った両端部に突設されている。フランジ4、6および側壁10、11には、この係合突起28を形成するための開口30および溝32が夫々形成されている。この係合突起28は、短絡組立体2を機器側コネクタ100に挿入したときに、機器側コネクタ100の係合凹部114に係合して短絡組立体2が固定される。
【0021】
また、側壁10、11には、フランジ4、6の下部に回り止め部29、31が夫々形成されている。この回り止め部29、31は、横断面形状が側壁10、11の外周より曲率半径の小さい円筒形の一部をなしている。この回り止め部29、31は、短絡組立体2が機器側コネクタ100の凹所102に配置されたときに、凹所102内の対応する凹部(図示せず)に係合して、短絡組立体2が円周方向に回動するのが阻止される。
【0022】
側壁10、11の下端部両側には、図5に最もよく示すように、短絡組立体2の挿抜方向に延びる圧入突起38、40が形成されている。この圧入突起38、40は略円筒形の一部を構成しており、機器側コネクタ100の凹所102に短絡組立体2が挿入されたときに、この圧入突起38、40が、凹所102の内面112と摩擦係合するようになっている。即ち、短絡組立体2は前述の係合突起28と、圧入突起38、40とにより機器側コネクタ100の凹所102に固定される。
【0023】
フランジ4、6は、各々、側壁10、11に沿った円弧状端縁4a、6aを有する。また、図3に最もよく示すように、底壁8には、横方向に側壁11側まで延び、側壁10側に開放する空間14が形成されている。また、この空間14には、図2に最もよく示すように、空間14に連通して、平面視で略矩形の、上方に開放する開口12が形成されている。この空間14には、フェライト部材16が側壁10側から挿入されて配置される。このフェライト部材16の詳細については後述する。
【0024】
側壁10には、上下方向に貫通して、上下方向の略中間に下向きの肩18a(図3)を有するコンタクト収容溝18が形成されている。コンタクト収容溝18は、前述の空間14と側壁10側で連通している。このコンタクト収容溝18には、短絡用コンタクト(短絡部材)20が配置される。短絡用コンタクト20は、コンタクト収容溝18に挿入される基部20aで連結される離隔した2つの接触片24を有する。
【0025】
接触片24は、基部20aから立ち上がる支持部24cを有し、この支持部24cからさらに、コンタクト収容溝18の上端で嵌合凹部22内に湾曲しながら折り返されて、底壁8に向かって延び、先端部24aは僅かに上向きに形成されている。
【0026】
そして接触片24の先端24bは、前述のピンコンタクト110に対応する左右における位置を越えている。即ちピンコンタクト110がこの嵌合凹部22に配置されたときは、接触片24の先端24bは、ピンコンタクト110に弾力的に当接することになる。コンタクト収容溝18に配置された接触片24の支持部24cには、前述の肩18aに対応する位置に、切り起こしによりラッチ舌片26が形成され、このラッチ舌片26と、肩18aとが係合することにより、短絡用コンタクト20がコンタクト収容溝18に固定される。
【0027】
次に、短絡組立体2に組み込まれるフェライト部材16について説明する。フェライト部材16は、図4に最もよく示すように一部が切り落とされて平面32が形成された略円盤状を呈している。フェライト部材16は、外周に沿って面取33を有し、また、中央部分には、略矩形の凹部34を両面に有する。凹部34は、プラグコネクタ150との嵌合時に、プラグコネクタ150の嵌合凸部160の先端の逃げとなる。凹部34を両面に設けているのは、フェライト部材16の挿入時に表面、裏面を考慮することなく前述の空間14に挿入することができるようにするためである。即ち組立を容易にするためである。この凹部34内には、ピンコンタクト110に対応する位置に、ピンコンタクト110が挿通される1対の孔36が形成されている。
【0028】
このフェライト部材16が空間14に挿入されると、切り落とされた平面32は、側壁10側に位置する。そして、前述の、接触片24がコンタクト収容溝18に挿入されると、短絡用コンタクト20の基部20aが、フェライト部材16の平面32に位置して、フェライト部材16の抜止を行なうと共に、フェライト部材16が空間14内で回転しないように維持している。フェライト部材16が空間14内で回転すると、孔36の位置が変化し、短絡組立体2を機器側コネクタ100に装着したときに、ピンコンタクト110が孔36を通過することができないという不具合を生じないようにするためである。
【0029】
次に、コネクタ組立体1を組み立てる順序について説明する。前述の短絡組立体2を機器側コネクタ100の凹所102に挿入すると、凹所102の内面112に沿って側壁10、12が挿入されるが、係合突起28があるために側壁10、11は内側に撓められる。係合突起28と係合凹部114が係合すると、側壁10、11は弾発的に復帰して凹所102内に固定され、また、前述の圧入突起38、40が凹所102の内面112に圧接されて摩擦係合する。このとき、ピンコンタクト110は、図3において接触片24を左方に撓めながらフェライト部材16の孔36から突出し、短絡組立体2の嵌合凹部22に位置する。
【0030】
次に、プラグコネクタ150を係合凹部22に挿入して完全に嵌合すると、雌コンタクト164の接触部168とピンコンタクト110とが接触して電気的に接続される。このとき、嵌合保証部材156は、上側ハウジング152にまだ押し込まれていない。前述の係合脚は、短絡組立体2の嵌合凹部22に図1において紙面と直交方向に位置する。
【0031】
しかる後、嵌合保証部材156を図1に示すように、上側ハウジング152に押し込むと、前述の係合脚は嵌合保証部材156の舌片により、短絡組立体2の嵌合凹部22から外側に拡開されて、前述の環状の係合凹部114に係合する。また、嵌合保証部材156から垂下する舌片172が、短絡用コンタクト20の接触片24を外側に撓めるので、接触片24の先端24bがピンコンタクト110から離隔して閉回路が解除される。これにより電気的に点火装置の作動が可能となる開回路が形成される。
【0032】
このようにフェライト部材16が短絡組立体2に取り付けられたことにより、フェライト部材16が機器側に極めて近い場所に位置することとなり、フェライト部材16と機器側の点火装置との間にノイズが侵入する虞は非常に低いものとなる。従って、ノイズ低減効果が大きく、エアバッグが誤作動する虞が少なくなる。本発明では、フェライト部材16が機器側に最も近い、短絡組立体2の底壁8に配置されていることによりその効果は一層大きいものとなる。
【0033】
なお、上述の実施形態では、成形された絶縁ハウジング3にフェライト部材16を挿入したが、フェライト部材16は絶縁ハウジング3にインサート成形されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ組立体の縦断面図
【図2】図1のコネクタ組立体に使用される短絡組立体の平面図
【図3】図2の短絡組立体の3−3線に沿う断面図
【図4】短絡組立体に使用されるフェライト部材の斜視図
【図5】図2の短絡組立体の背面図
【図6】図2の短絡組立体の右側面図
【符号の説明】
1 点火装置用コネクタ組立体
2 短絡組立体
3 短絡組立体の絶縁ハウジング
16 フェライト部材
20 短絡用コンタクト(短絡部材)
100 機器側のコネクタ(第1コネクタ)
110 ピンコンタクト
150 プラグコネクタ(第2コネクタ)
Claims (4)
- 複数のコンタクトが外側に向けて突設された、機器側の第1コネクタと、該第1コネクタと接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間に介装されて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの非接続時に前記第1コネクタの前記複数のコンタクトを短絡させておく短絡部材を有する短絡組立体と、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタを含む電気経路中にノイズ低減用のフェライト部材とを有してなる点火装置用コネクタ組立体において、
前記短絡組立体は絶縁ハウジングを有し、該絶縁ハウジングには横方向に延び且つ該絶縁ハウジングの側壁に開放する空間が形成され、
前記フェライト部材が、前記側壁側から前記空間に挿入され、前記複数のコンタクトを取り巻くように前記短絡組立体内に配置されてなることを特徴とする点火装置用コネクタ組立体。 - 前記フェライト部材は、一部が切り落とされて平面が形成された略円盤状であり、
前記短絡部材の基部が前記フェライト部材の前記平面に位置して前記フェライト部材の抜止めを行うことを特徴とする請求項1記載の点火装置用コネクタ組立体。 - 複数のコンタクトを有する機器側の第1コネクタと該第1コネクタに接続される他方の第2コネクタとの間に介装される絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジング内に配置された短絡部材とを備え、該短絡部材が、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの非接続時に、前記第1コネクタの前記複数のコンタクトを短絡させておくよう構成された短絡組立体において、
前記絶縁ハウジングは、該絶縁ハウジングの横方向に延び且つ該絶縁ハウジングの側壁に開放する空間を有し、
前記フェライト部材が、前記側壁側から前記空間に挿入され、前記複数のコンタクトを取り巻く位置で前記絶縁ハウジング内に配置されてなることを特徴とする短絡組立体。 - 前記フェライト部材は、一部が切り落とされて平面が形成された略円盤状であり、
前記短絡部材の基部が前記フェライト部材の前記平面に位置して前記フェライト部材の抜止めを行うことを特徴とする請求項3記載の短絡組立体。
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