JP4001392B2 - 構造化文書処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、構造化された文書中に図形、表、グラフ、数字、記号等を挿入して文書を編集することができる構造化文書処理装置に関するものである。
近年、ワードプロセッサやコンピュータによって作成される文書には、文書中に図形、表、グラフ、数字あるいは記号等からなるデータ等を挿入して編集されるものが多くなってきている。そして、文書中に挿入される図形、表、グラフ、数字あるいは記号等からなるデータ等は、常に更新され最新のものを参照できるようにすることが要望されている。
なお、本明細書において、文書処理装置が扱う文字列、図形、表、グラフ、数字あるいは記号からなるデータ等を「文書」と記載し、章、節、項、段落、枠等意味のある区切りを「部品」と記載する。
【0002】
【従来の技術】
ワードプロセッサやコンピュータによって文書を作成する文書処理装置は、従来から多く提案されている。
たとえば、特開平2−291065号公報には、文書中の可変データの内、外部のデータを参照している場合、外部のデータベースを検索してその最新値を計算し、内部のデータを参照している場合、文書中を検索して、その最新値を計算し、文書中の非印刷情報を見たい場合、文書中の非印刷情報を文書テキスト中に保管することで、効率的な文書作成を可能にした文書処理方式が示されている。また、特開昭63−240669号公報には、参照情報位置に挿入された参照キーを基にして文書データを挿入する文書処理装置が示されている。
さらに、特開平3−110666号公報において、文書記憶手段から読み出された編集文書が表示手段に表示され、編集文書の特定領域をカーソル指示すると、編集制御手段は、特定領域に対する編集手段による文書情報の入力を抑止して、特定領域の改編を防止する文書処理装置が示されている。
さらに、通常の文書処理装置は、文書作成あるいは編集時に、文書内部の参照文書部品レベルから、動的に参照先を変更することができないという問題を有した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開平2−291065号公報に示された文書処理方式では、外部データベースから参照データを検索しているため、前記外部データベースが稼働していない場合、希望する参照データの内容を表示することができなかった。
また、上記文書処理方式は、外部データベースにアクセスするため、参照データの内容を表示装置に表示する時間がかかるという問題を有した。
前記特開昭63−240669号公報に示された文書処理装置では、論理構造単位の文書データを最新のデータに換えて編集する機能がないという問題を有した。
前記特開平3−110666号公報に示す文書処理装置では、上記同様に論理構造化された文書を意識した編集禁止が行なえないという問題を有した。
【0004】
通常の文書処理装置は、文書作成に際し、文書中の参照文書部品を取り込んだ後、その内容を変更するため、参照先の実データの内容そのものを更新するか、新たに参照文書部品を外部から取り込んで、それまでのものと置き換えなければならず、操作が面倒で手間がかかり、編集ミスに繋がった。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、論理構造化された参照部品に迅速にアクセスできる構造化文書処理装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、論理構造化された参照部品を最新のデータに換えて編集することができる構造化文書処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
記目的を達成するために、基本的な構成として、本発明の論理構造を有する構造化文書を処理する構造化文書処理装置は、処理対象の構造化文書データを保持する文書データファイルを保持する文書保持手段(図1の11)と、当該文書保持手段(11)に保持された文書データファイル中に参照部品情報のある論理オブジェクトがあるか否かを判断する参照部品情報判断手段(図1の12)と、参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品の実データを文書データファイル中に保持するか否かを指定する保持指定手段(図1の13)と、参照部品情報のある論理オブジェクトがある場合に参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品が最新のものか否かを判断する参照部品判断手段(図1の14)と、参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品が最新のものでない場合に参照部品情報に適合する参照部品の取得を試みる参照部品取得手段(図1の15)と、前記参照部品取得手段(15)により得られた最新の参照部品を前記保持された文書データファイル中の旧参照部品と置換する参照部品置換手段(図1の16)とから構成される。
【0007】
発明の論理構造を有する構造化文書処理装置は、前記保持された文書データファイルの参照部品情報である部分を参照部品情報でない部分と異なる態様で表示する文書表示手段(図6の17)と、対象が参照部品情報であるか否かを判断して参照部品情報でない場合にのみ編集処理を行なう文書編集手段(図6の18)を更に備える構成される。
【0008】
発明の論理構造を有する構造化文書処理装置は、操作者の指示により参照部品情報を変更する参照部品情報変更手段(図11の111)と、当該参照部品情報変更手段(111)による参照部品情報の変更に対応して適合する参照部品の取得を試みる参照部品取得手段(図6の15)を更に備える構成される。
【0009】
【作用】
書保持手段には、処理対象となる構造化文書データが、文書データファイルとして保持されている。参照部品情報判断手段は、前記文書保持手段に保持されている文書データファイル中に参照部品情報のある論理オブジェクトがあるか否かを判断する。ユーザは、保持指定手段によって、参照部品情報を有する参照部品の実データを文書データファイル中に保持するか否かを指定すると、参照部品判断手段は、前記参照部品情報判断手段によって参照部品情報のある論理オブジェクトがあると判断された場合に参照部品情報のある論理オブジェクトに対する参照部品が最新のものか否かを判断する。
参照部品取得手段は、前記参照部品情報判断手段によって参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品が最新のものでないと判断された場合、参照部品情報に適合する参照部品の取得を試みる。
参照部品情報を有する参照部品の実データが文書データファイル中に保持されている場合、参照部品置換手段は、前記参照部品取得手段によって取得した最新の参照部品を前記保持された文書データファイル中の旧参照部品と置換する。このようにして得られた参照部品は、その他処理対象の文書データファイルと共に、文書表示手段に表示される。
文書データファイル中に参照部品の実データを保持している場合、たとえば文書部品管理データベースが稼働されていなくとも、当該参照部品は、迅速に取得され文書表示手段に表示される。また、参照部品情報だけを文書データファイル中に持ち、参照部品は、当該参照部品情報を基にして、前記文書部品管理データベースから参照部品の実データを得ることもできる。
したがって、参照部品の使用目的や頻度等を考慮して、参照部品の実データを文書データファイルあるいは文書部品管理データベースのいずれに持つかを選択できる。
【0010】
記文書表示手段は、文書データファイルまたは文書部品管理データべースから参照された参照部品を文書部品を区別するために、参照部品である領域に、たとえばハッチングあるいはシェード等を施して表示することができる。文書編集手段は、対象が参照部品であるか否かを判断して、参照部品でない場合のみ編集処理を行なう。また、構造化文書に参照部品情報を持たせてあるため、論理オブジェクト以下の構造を全て編集禁止とすることもできる。
【0011】
ーザの指示によって、参照部品情報変更手段は、参照部品情報を変更することができる。そして、参照部品取得手段は、前記参照部品情報変更手段による参照部品情報の変更に対応して適合する参照部品の取得を試みることができる。したがって、文書データファイル内の参照部品情報の内、ユーザが参照先を動的に捜し出して変更できると共に、当該参照先の内容をその場で確認できる。
【0012】
【実施例】
図1は本発明における構造化文書処理装置のブロック構成図である。
論理構造を有する構造化文書を処理する構造化文書処理装置は、たとえば参照部品情報や文書内容情報からなる処理対象の構造化文書データを文書データファイルとして保持する文書保持手段11と、当該文書保持手段11に保持された文書データファイル中に参照部品情報のある論理オブジェクトがあるか否かを判断する参照部品情報判断手段12と、ユーザによって参照部品情報のある参照部品の実データを文書データファイル中に保持するか否かを指定する保持指定手段13と、前記文書データファイル中に参照部品情報のある論理オブジェクトがある場合に参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品が最新のものか否かを判断する参照部品判断手段14と、参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品が最新のものでない場合に参照部品情報に適合する参照部品の文書部品管理データベースから取得を試みる参照部品取得手段15と、前記参照部品取得手段15により得られた最新の参照部品を前記保持された文書データファイル中の旧参照部品と置換する参照部品置換手段16とから構成される。
【0013】
また、構造化文書処理装置は、文書を表示しながら編集できる文書表示手段17と、文書保持手段11に保持されている文書データファイルのデータを編集する文書編集手段18と、参照部品取得手段15からの要求により参照先へのアクセスを行う参照先情報へのアクセス機構19とから構成されている。そして、上記構造化文書処理装置は、前記参照先情報へのアクセス機構19を通じてネットワーク10に接続された文書部品管理データベース26から所望の参照部品を取得す
【0014】
図2は本発明の一実施例を説明するために文書部品管理データベースの参照部品情報の保持方法を示す概念図である。
図2において、文書の内容表示21は、たとえば文字からなる段落A22と、図形からなる参照部品23と、文字からなる段落B24とから構成されている。
また、文書データファイル25は、参照部品情報23′と文書内容情報である段落Aのデータ22′、段落Bのデータ24′とから構成され、文書保持手段11に保持されている。上記文書内容情報としては、たとえば文字からなる段落Aのデータ22′と、文字からなる段落Bのデータ24′とから構成されている。文書部品管理データベース26には、前記文書データファイル25における参照部品情報23′に基づいた参照部品の実データが格納されている。参照部品情報23′は、たとえば、参照部品の文書部品管理データベース26内の格納先情報、登録参照部品名、登録者名、登録日時、識別子等を持っている。なお、本明細書において、「文書部品管理データベース」とは、たとえばファイルサーバのようにデータベースを管理できるものであればどのような形式のものでも良い。そして、文書の編集に際し、段落A22および段落B24は、それぞれ文書データファイル25内のデータ(段落Aのデータ22′および段落Bのデータ24′に基づいて文書表示装置に表示される。また、参照部品23は、文書データファイル25内の参照部品情報23′づいて、その内容を文書部品管理データベース26から求められ、前記文書表示手段17に表示される。
【0015】
図3は本発明の一実施例を説明するために参照情報と部品の実データの保持方法を示す概念図である。
図3において、文書の内容表示21および文書部品管理データベース26は、図2と同様である。
図2と相違するところは、文書データファイル25′にある。すなわち、図3に示す文書データファイル25′は、文字からなる段落Aのデータ22′と、形からなる参照部品情報23′と、参照部品の実データ27と、文字からなる段落Bのデータ24′とから構成されている。
そして、文書の編集に際し、文書の内容表示21は、文書データファイル25′から段落Aのデータ22′、参照部品の実データ27、および段落Bのデータ24′づいて、文書表示手段17に表示される。実データ27を有しているので、参照部品情報23′は、参照部品が更新された時にのみ必要になる。
【0016】
図4はファイルにおけるデータの保持方法を選択する場合を説明するためのフローチャートである。
図1および図4を参照しつつ本発明における第1実施例の文書データファイルの取り込み方法について説明する。
ユーザが文書編集中に参照部品を要求した際に、文書処理装置は、データ保持方法の指示をユーザに促す(ステップ41)。たとえば、文書表示手段17におけるウィンドウに二つのデータ保持方法が表示され、ユーザは、その一方を選択する。
文書処理装置は、ユーザの選択が実データを保持する方法か否かを判断する(ステップ42)。
ユーザが保持指定手段13の指定によって実データの保持を選択しない場合、ステップ43に進み、実データの保持を選択した場合には、ステップ44に進む。
実データを保持しない方を保持指定手段13の指定によって選択した場合、文書部品管理データベース26から参照部品情報23′だけが文書データファイル25に取り込まれる(ステップ43)。
実データを保持する方を保持指定手段13の指定によって選択した場合、文書部品管理データベース26からの実データ27および参照部品情報23′が文書データファイル25′に取り込まれる(ステップ44)。
【0017】
図5は参照部品の表示処理を説明するためのフローチャートである。
図1および図5を参照しつつ本発明における第1実施例の文書の内容表示について説明する。
文書処理装置は、ユーザが選択した文書データファイルの保持方法が図2あるいは図3の方法であるかを確認する(ステップ51)。
文書処理装置は、データ保持方法の違いにより文書データファイルに、部品の実データを保持しているか否かを判断する(ステップ52)。すなわち、文書保持手段11に保持されている文書データファイル25または25′に参照部品の実データがあるか否かを判断する。参照部品の実データを保持していない場合は、ステップ53に進み、実データで保持している場合は、ステップ54に進む。
【0018】
ユーザが実データで保持することを選択しない場合、参照部品取得手段15は、文書データファイル25の参照部品情報23′を基にして、文書部品管理データべース26から実データを取得して、文書表示手段17に表示する(ステップ53)。
ユーザが実データで保持することを選択した場合、参照部品取得手段15は、文書データファイル25′における参照部品の実データ27を取得して文書表示手段17に表示する(ステップ54)。
この時、参照部品情報23′を有する参照部品の実データ27が文書データファイル25′中に保持されている場合、参照部品置換手段16は、前記参照部品取得手段15により取得された参照部品を、予め保持されていた文書データファイルの旧参照部品と置換する。
【0019】
以上のように、文書データファイルの保持には、文書部品の実データ(段落Aのデータ22′と段落Bのデータ24′および参照部品情報23′を保持する方法と、文書部品の実データ(段落Aのデータ22′と段落Bのデータ24′および参照部品の実データ27と参照部品情報23′を保持する方法がある。そして、後者の参照部品の実データ27と参照部品情報23′とを保持する方法は、参照部品の実データを有しているので、文書部品管理データベース26の稼働状態に関係なく速やかに内容が文書表示手段17に表示できる。
また、上記二つの方法は、保持方法をユーザに選択させることにより重点を置きたい処理の付加が軽減できる。
【0020】
図6は本発明における第2実施例で、構造化文書処理装置のブロック構成図である。
図1における論理構造を有する構造化文書処理装置との相違は、文書表示手段17が保持されている文書データファイルの参照部品情報である部分を参照部品情報でない部分と異なる態様で表示できる点と、文書編集手段18が対象の参照部品情報であるか否かを判断して参照部品情報でない場合にのみ編集処理を行なえる点である。
【0021】
図7は本発明における第2実施例で、論理構造をモデルに参照関係を説明するための図である。
図7において、文章は、論理構造化されていることを表している。たとえば、文書論理根(root)71は、文書部品23″と参照部品23とから構成されている。そして、参照部品23は、参照部品情報23′として、文書部品管理データべース70に格納する際の格納先情報、登録部品名、登録者名、登録日時等を有する。文書部品23″は、たとえば第1章72の下位に第1節73と第2節74とが構成されており、各節の下にそれぞれ内容75、76がある。参照部品23についても同様に、論理構造化されており、文書であれば章77、節78とその内容79とから構成されている。そして、参照部品情報23′は、参照部品23のトップオブジェクトに記憶されている。
参照部品23は、文書部品管理データべース70内に参照部品情報23′を除いた形で格納されている。
【0022】
図8は本発明における第2実施例において、文書エディタの表示イメージで参照関係を示したものである。
文書表示手段17は、ユーザの参照要求によって、文書部品管理データべース70から図形部品82′および表部品83′を文書81に参照して取り込んだ場合、図形部品82および表部品83が参照部品であることをユーザに知らせるために、たとえばシェードあるいはハッチングを施す。
このため、ユーザは、文書編集中にディスプレイを見ながら、文書部品管理データべース70から参照した参照部品であるか、あるいは文書データファイル内の文書部品であるかを知ることができる。
【0023】
次に、参照部品の更新処理について説明する。
図9は本発明における第2実施例で、文書中の参照部品をすべて一括更新する際のフローチャートを示す。
更新処理には、文書中の参照部品をすべて更新させる一括更新処理と、選択した参照部品のみを更新させる個別更新とがある。
一括更新処理では、図7の論理構造を文書論理根(ルート)71から順に辿りながら更処理行う更新処理を開始すると、文書処理装置における参照部品情報判断手段14は、論理オブジェクト77の中に「参照部品情報」があるか否かを調べる(ステップ91)。
論理オブジェクト77の中に「参照部品情報」がない場合には、の処理に戻る。
前記参照部品判断手段14は、論理オブジェクト77の中に参照部品情報がある場合、たとえば文書データファイル中における参照部品情報である登録日時と文書部品管理データベース70における参照部品の登録日時とを比較し、当該参照部品が最新であるか否かを調べる(ステップ92)。
【0024】
参照部品判断手段14は、当該参照部品が最新でない(文書部品管理データベースが更新されたものであると判断された場合、参照部品取得手段15が当該参照部品情報を文書部品管理データベース70に渡し、参照部品情報に適合する参照部品を要求する(ステップ93)。
次に、参照部品判断手段14は、最新参照部品が得られたか否かを調べる(ステップ94)。
参照部品判断手段14は、最新参照部品でないと判断した場合、参照部品を元のままにし、元の処理に戻る(ステップ95)。
参照部品取得手段15によって最新の参照部品が取得された場合、参照部品置換手段16は、元の参照部品を最新の参照部品にリプレイスする(ステップ96)。
また、ステップ92において、参照部品が最新であると判断された場合、元の参照部品は、そのままで更新せずに元の処理に戻る(ステップ95)。
上記のような参照部品は、文書部品に参照部品情報が付加されているだけであるから、参照部品情報を破棄するだけで通常の文書部品になる。すなわち、参照部品情報を持たない文書部品は、更新処理の対象でなくなる。
【0025】
図10は本発明における第2実施例で、文書編集処理上で選択された参照部品またはその内容が編集禁止であるかどうかの判別処理を行なうためのフローチャートである。
図10に示す処理は、参照部品またはその内容(文字、図形部品、表部品等)に対して編集イベントが起こった時に呼ばれる。
参照部品判断手段14は、文書表示手段17の画面上でセレクションされた内容要素から論理オブジェクトを確定する。すなわち、参照部品判断手段14は、参照部品の論理オブジェクトであることを確定する(ステップ101)。
参照部品判断手段14は、論理オブジェクトを一つずつ上がる(ステップ102)。
参照部品判断手段14は、上に論理オブジェクトがないかどうか、または上位論理オブジェクトがルートであるか否かを調べる(ステップ103)。
参照部品判断手段14は、上に論理オブジェクトがない場合、および上位論理オブジェクトがルートである場合、参照部品でないことを文書編集手段18に通知する(ステップ104)。
参照部品判断手段14は、論理オブジェクトの中に参照部品情報があるか否かを調べる(ステップ105)。
参照部品判断手段14は、論理オブジェクトの中に参照部品情報があると判断した場合、参照部品であることを文書編集手段18に通知する(ステップ106)。
参照部品であるとの通知を受けた文書編集手段18は、参照部品に対して編集禁止の処理を行なう(ステップ107)。
【0026】
図11は本発明における第3実施例で、構造化文書処理装置のブロック構成図である。
図1に示す論理構造を有する構造化文書処理装置との相違は、操作者の指示により参照部品情報を変更する参照部品情報変更手段111と、当該参照部品情報変更手段111による参照部品情報の変更に対応して適合する参照部品の取得を試みる参照部品取得手段15とがさらに付け加えられている点にある。
【0027】
図12は本発明における第3実施例で、参照部品を動的に捜し出して変更できる参照部品判断手段と参照される文書部品管理データべースを説明するための図である。
図12において、文書の内容表示121は、段落Aと、枠等からなる文書部品123と、段落Bと、前記文書部品の参照部品情報128とから構成される。
また、参照される文書部品管理データべース70には、図形部品123′、124、表部品125、および各種部品群126等が格納されている。
【0028】
図13は本発明における第3実施例で、参照部品に付加されている参照部品情報を説明するための図である。
参照部品123は、図13に示す参照部品情報を有しており、その文書部品自体の固有データ群と別管理されている。
たとえば、参照部品情報128は、たとえばサーバ名130と、ルートカテゴリー名131と、カテゴリー名132と、登録名133と、登録者名134と、登録日時135と、キーワード情報136と、コメント情報137と、部品種別138と、部品種別毎の固有情報139とから構成されている。
【0029】
図14は本発明における第3実施例で、参照部品の参照先を動的に更新する参照部品情報管理シートの説明図である。
図14において、参照部品情報管理シート140は、参照部品情報を管理するシートで、文書表示手段17に表示される。また、参照部品情報管理シートは、完了ボタン141と、適用ボタン142と、取り消しボタン143と、参照先変更ボタン144と、現状維持ボタン145とが設けられていると共に、サーバ名、ルートカテゴリー名を表示する部分、および登録名、登録者名、登録日時、コメント等を表示する部分とがある。
【0030】
ユーザは、文書表示手段17によって表示された参照部品情報管理シート140における表示内容の内、「参照先変更」ボタンを指定する。そして、ユーザは、以下に表示されている領域の項目、たとえばサーバ名、ルートカテゴリー名、登録名、登録者名、登録日時、コメント等を設定することにより、参照先の指定を変更することができる。
ユーザは、参照先を指定した後、「適用」ボタンを指定することにより、文書内の当該文書部品領域に、その内容が仮設定される。仮設定された内容が所望のものである場合には、「完了」ボタンを指定することによって、その内容の参照先を「参照部品情報」に反映させる。
【0031】
図15は本発明における第3実施例で、参照先の動的変更の場合の処理例を説明するためのフローチャートである。
ユーザは、文書編集中に参照部品を参照するために、参照部品を選択指定する。文書表示手段17における参照部品の部分が反転しアクティブになったことを表す(ステップ151)。
ユーザは、文書部品の参照部品情報を表示するように指示する(ステップ152)。
当該文書部品の参照部品情報を読み込む(ステップ153)。
前記文書部品の参照部品情報を読み込むことにより、参照部品情報管理シート管理機構112は、参照部品情報管理シート140を文書表示手段17に表示する(ステップ154)。
ユーザは、参照部品情報管理シート140を見ながら、サーバ名を指定する(ステップ155)。
参照部品情報管理シート管理機構112は、参照部品情報管理シート140内に指定サーバ名があるか否かを調べる(ステップ156)。
【0032】
参照部品情報管理シート管理機構112は、指定されたサーバがある場合、指定されたルートカテゴリーがあるか否かを調べる(ステップ157)。
参照部品情報管理シート管理機構112は、指定されたルートカテゴリーがない場合、元に戻り、あった場合ルートカテゴリー以下を表示し、所定のカテゴリー/文書部品を選択する(ステップ158)
参照部品情報管理シート管理機構112は、内容表示をする。ユーザは、内容表示するか否かを選択する(ステップ159)。
ユーザが内容表示を選択した場合、指定された文書部品の内容を取り込み、文書内の所定の場所に仮表示する(ステップ160)。
ユーザは、表示を見てステップ159で内容表示をしない場合、およびステップ160で仮表示を行なった場合、参照部品情報管理シート140の内容が所望のものであるか否かを調べる(ステップ161)。
参照部品情報管理シート140が所望のものであれは、終了し、所望のものでなければ、ステップ158に戻り選択をやり直す。
【0033】
以上のように、参照部品情報が記述されている参照部品情報管理シート140を参照部品情報管理シート管理機構112によって文書表示手段17に表示できるため、ユーザは、参照部品情報を動的に捜し出して変更できると共に、参照先の内容をその場で確認することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、参照部品情報の保持方法を選択できるため、文書部品管理データべースの稼働に関係なく速やかに内容を表示したり、あるいは文書データファイルの負荷を軽減したりすることができる。
本発明によれば、論理構造単位で文書部品管理データべースから参照部品を取り出すことができ、その参照部品に参照部品情報を持たせることで、更新処理が簡単に行なえると共に、参照部品と文書部品とを表示上で区別できる。
また、参照部品は、論理構造になっているため、論理オブジェクト以下の構造を全て編集禁止とすることができる。
本発明によれば、参照内容の変更の際、文書内から所望の文書部品を捜し出すことができ、当該文書部品が見つかった場合に、それを参照するように簡単に変更できる。このため、文書作成および編集時間が短縮できる。
また、参照内容を文書表示手段によって表示できるため、編集ミスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における構造化文書処理装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するために文書部品管理データべースの参照部品情報の保持方法を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するために参照情報と部品の実データの保持方法を示す概念図である。
【図4】ファイルにおけるデータの保持方法を選択する場合を説明するためのフローチャートである。
【図5】参照部品の表示を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明における第2実施例で、構造化文書処理装置のブロック構成図である。
【図7】本発明における第2実施例で、論理構造をモデルに参照関係を説明するための図である。
【図8】本発明における第2実施例において、文書エディタの表示イメージで参照関係を示したものである。
【図9】本発明における第2実施例で、文書中の参照部品をすべて一括更新する際のフローチャートを示す。
【図10】本発明における第2実施例で、文書編集処理上で選択された参照部品またはその内容が編集禁止であるかどうかの判別処理を行なうためのフローチャートである。
【図11】本発明における第3実施例で、構造化文書処理装置のブロック構成図である。
【図12】本発明における第3実施例で、参照部品を動的に捜し出して変更できる参照部品判断手段と参照される文書部品管理データべースを説明するための図である。
【図13】本発明における第3実施例で、参照部品に付加されている参照部品情報を説明するための図である。
【図14】本発明における第3実施例で、参照部品の参照先を動的に更新する参照部品情報管理シートの説明図である。
【図15】本発明における第3実施例で、参照先の動的変更の場合の処理例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・ネットワーク
11・・・文書保持手段
12・・・参照部品情報判断手段
13・・・保持指定手段
14・・・参照部品判断手段
15・・・参照部品取得手段
16・・・参照部品置換手段
17・・・文書表示手段
18・・・文書編集手段
19・・・参照先情報へのアクセス機構
26・・・文書部品管理データべース

Claims (5)

  1. 論理構造を有する構造化文書を処理する構造化文書処理装置において、
    処理対象の構造化文書データを保持する文書データファイルを保持する文書保持手段と、
    前記文書保持手段に保持された文書データファイル中に参照部品情報のある論理オブジェクトがあるか否かを判断する参照部品情報判断手段と、
    参照部品情報のある論理オブジェクトがある場合に参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品の実データが最新のものか否かを文書部品管理データベースの対応する参照部品情報と比較して判断する参照部品判断手段と、
    参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品の実データが最新のものでない場合に参照部品情報に適合する参照部品の実データ前記文書部品管理データベースから取得する参照部品取得手段と、
    前記参照部品取得手段により得られた最新の参照部品の実データ及び参照部品情報を前記保持された文書データファイル中の旧参照部品の実データ及び参照部品情報と置換する参照部品置換手段と
    を有することを特徴とする構造化文書処理装置。
  2. 前記文書保持手段に文書データファイルを保持する場合、前記文書データファイルに前記参照部品の実データを保持するかどうかの指定を受ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の構造化文書処理装置。
  3. 請求項1に記載の構造化文書処理装置において、更に、
    前記文書保持手段に保持されている文書データファイルに基づいて構造化文書を表示すると共に、前記保持された文書データファイルの参照部品である部分と参照部品でない部分とを異なる態様で表示する文書表示手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載の構造化文書処理装置。
  4. 請求項1に記載の構造化文書処理装置において、更に、
    前記文書保持手段に保持されている文書データファイルに基づいて構造化文書を編集処理すると共に、前記保持された文書データファイルの編集の指示対象が参照部品であるか否かを判断して、参照部品でない場合にのみ編集処理を行う文書編集手段
    を有することを特徴とする構造化文書処理装置。
  5. 構造化文書処理装置において論理構造を有する構造化文書を処理する構造化文書処理方法であって、
    処理対象の構造化文書データを保持する文書データファイルを文書保持手段に保持し、
    前記文書保持手段に保持された文書データファイル中に参照部品情報のある論理オブジェクトがあるか否かを参照部品情報判断手段が判断し、
    参照部品情報のある論理オブジェクトがある場合に参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品の実データが最新のものか否かを文書部品管理データベースの対応する参照部品情報と比較して参照部品判断手段が判断し、
    参照部品情報のある論理オブジェクトに対応する参照部品の実データが最新のものでない場合に参照部品取得手段が参照部品情報に適合する参照部品の実データ前記文書部品管理データベースから取得し、
    前記参照部品取得手段により得られた最新の参照部品の実データ及び参照部品情報を前記保持された文書データファイル中の旧参照部品の実データ及び参照部品情報参照部品置換手段が置換する
    ことを特徴とする構造化文書処理方法。
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