JP2000035961A - Sgmlエディタおよびその使用方法 - Google Patents

Sgmlエディタおよびその使用方法

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JP2000035961A
JP2000035961A JP20473598A JP20473598A JP2000035961A JP 2000035961 A JP2000035961 A JP 2000035961A JP 20473598 A JP20473598 A JP 20473598A JP 20473598 A JP20473598 A JP 20473598A JP 2000035961 A JP2000035961 A JP 2000035961A
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JP20473598A
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Tadashi Nozaki
正 野崎
Kohei Seki
光平 関
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Kunizo Sakai
邦造 酒井
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Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SGML規格の特別な知識を必要とせず、ス
タイルを反映したでき上がり状態を実際に見ながら、S
GML文書を容易に作成できるSGMLエディタを提供
する。 【解決手段】 SGMLエディタ本体1とデータベース
DB2とを含み、スタイルシート3およびDTD4に基
づき、SGML文書5を作成するSGMLエディタにお
いて、SGMLエディタ本体1が、SGML化すべきテ
キストや図の編集処理を実行する手段8と、SGML化
すべきテキストや図のうち選択された領域に文書要素を
割り当てる手段8と、スタイルシートおよびDTDの内
容を反映してスタイル情報を含む文書をSGML文書と
してリアルタイム表示する手段9,7,6とを含むSG
MLエディタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SGMLエディタ
およびその使用方法に係り、特に、スタイル情報やDT
D(Document Type Definition)の情報をSGML(Stand
ard GeneralizedMarkup Language)文書作成時に有効に
利用し、SGML文書の作成を容易にするSGMLエデ
ィタおよびその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SGMLとは、ISO8879やJIS
X 4151などに規格されている通り、(文書タイト
ル,段落,図,表,章,節,項などの)文書要素の(親子
関係,出現順序,出現回数などの)構造を記述したDT
Dファイルを作成し、DTDが示す構造に基づき、(例
えば<title>と</title>などの)タグという文書要素を示
すテキストを使用し、文書を記述する文書記述言語であ
る。
【0003】SGMLは、文書に文書要素を割り当て、
文書要素を部品化し、文書を再利用したりデータベース
(DB)化できるようにする。また、SGML文書内から
識別情報を用いて音声,静止画,動画などのマルチメデ
ィアデータを外部ファイルに参照すると、文書内でマル
チメディアデータを取扱うことができるので、生産・調
達・運用支援統合情報システムCALS(Continuous Aq
uisition and Life−cycle Support)などの分野におい
て注目されている。さらに、ハードウエアやソフトウエ
ア毎に独自のフォーマットを採用する文書ファイルとは
異なり、SGML文書では、文書ファイルに含まれてい
るスタイル情報をあえて含まず、文書要素毎のスタイル
をスタイルシートというファイルで別に記述し、種類が
異なるハードウエアにおいても文書を容易に参照できる
ようにしている。
【0004】現在までに、多くのDTD作成ツールやS
GML文書エディタなどが、提案され作成されてきた。
従来のSGMLエディタでは、DTDが示す構造に基づ
いて決められた入力枠の中に、各文書要素を入力する必
要があり、スタイル情報を有効に活用していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】SGML文書を作成す
る際には、それぞれのDTD作成ツールやSGML文書
エディタ独自のノウハウを修得しなければならず、ま
た、SGMLの知識を多く必要とする。さらに、スタイ
ル表示を持たないツールでは、でき上がり文書のイメー
ジを頭の中に描きながら、文書を作成していた。すなわ
ち、SGMLビューアで表示したときのスタイルを、編
集時にリアルタイムで参照しつつ、SGML文書を編集
することは、できなかった。
【0006】この問題を解決するために、例えば、特開
平8−36579号公報は、文書部品を構造情報に基づ
き組み立てた構造化文書を表示し文書部品に対する編集
操作を受け付けて文書編集する文書編集手段と、構造情
報に基づき文書部品の属性情報を管理する属性情報管理
手段と、属性情報管理手段で管理している構造情報に基
づき操作対象の文書部品の属性情報を一括編集する属性
情報処理手段とを備えた構造化文書処理装置を提案して
いる。なお、構造情報とは、文書の論理構造と割付け構
造に関する情報であり、属性情報とは、文字の大きさや
字体の文字属性情報,文字間や行間の段落属性情報,ペ
ージ属性情報などからなる。
【0007】この従来技術においては、操作対象の文書
部品の属性情報を一括編集する機能に重点が置かれ、属
性情報を編集する方法については、実施例により説明し
てある。
【0008】しかし、SGMLビューア上の表示と構造
情報との関係を確認し易くするためどのように関連づけ
て表示するか、また、構造情報を編集した際に、SGM
Lビューア上でその編集の効果をリアルタイムで確認で
きるかなどについては、何ら開示していない。
【0009】本発明の目的は、SGMLの規格に関する
特別な知識を必要とせず、スタイルを反映したでき上が
り状態を実際に見ながら、SGML文書を容易に作成で
きるSGMLエディタおよびその使用方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、SGMLエディタ本体とデータベースD
Bとを含み、スタイルシートおよびDTDに基づき、S
GML文書を作成するSGMLエディタにおいて、前記
SGMLエディタ本体が、SGML化すべきテキストや
図の編集処理を実行する手段と、SGML化すべきテキ
ストや図のうち選択された領域に文書要素を割り当てる
手段と、スタイルシートおよびDTDの内容を反映して
スタイル情報を含む文書をSGML文書としてリアルタ
イム表示する手段とを含むSGMLエディタを提案す
る。
【0011】本発明は、また、上記目的を達成するため
に、SGMLエディタ本体とデータベースDBとを含
み、スタイルシートおよびDTDに基づき、SGML文
書を作成するSGMLエディタにおいて、前記SGML
エディタ本体が、SGML化すべきテキストや図の編集
処理を実行しユーザインタフェースを提供するエディタ
部と、作成中のSGML文書とDTDとの構造の違いを
チェックするパーサー部と、SGML文書のデータベー
スDBへの登録や登録済み文書の検索処理を実行すデー
タベース処理部と、スタイルシートからスタイル情報を
読み込みエディタ部にスタイル情報を渡しエディタ部で
変更されたスタイル情報をスタイルシートに反映させる
スタイルシート処理部とを含み、編集時に、文書スタイ
ルを反映して、作成されたSGML文書をSGMLビュ
ーアに表示するSGMLエディタを提案する。
【0012】前記SGMLエディタ本体は、文書を入力
し文書要素を割り当て各文書要素のスタイルを表示する
編集ウィンドウと、DTDのツリーを表示するDTDツ
リーウィンドウと、作成中の文書の現在までのツリー構
造を表示する文書ツリーウィンドウと、作成中SGML
文書のソースを表示するソースウィンドウとからなる画
面を表示する表示手段を備える。
【0013】前記DTDツリーウィンドウは、文書要素
の一覧表示モードを備え、文書ツリーウィンドウは、各
文書要素の先頭数文字の表示によるツリーモードを備え
ることができる。
【0014】前記ウィンドウの使用に際しては、編集ウ
ィンドウに文書を入力直後に領域を指定し、表示された
メニュー内の割り当て可能な文書要素一覧から文書要素
を選択して割り当て、スタイル情報を基にその文書要素
のスタイルを同時に表示する。
【0015】編集ウィンドウに文書を入力直後に領域を
指定し、DTDツリーウィンドウ内の文書要素を選択し
て割り当て、スタイル情報を基にその文書要素のスタイ
ルを同時に表示することも可能である。
【0016】DTDツリーウィンドウまたは文書ツリー
ウィンドウから該当文書要素を選択し、表示されたメニ
ューから編集ウィンドウ表示を選択し、新規要素作成ウ
ィンドウを表示する。
【0017】DTDツリーウィンドウまたは文書ツリー
ウィンドウまたは文書編集ウィンドウの該当文書要素を
選択し、表示されたメニューからコピーメニューを選択
し、DTDツリーウィンドウまたは文書ツリーウィンド
ウまたは文書編集ウィンドウに貼り付ける。
【0018】文書編集ウィンドウ上で移動させたい文書
要素の文書要素タイトルをマウスのドラッグにより移動
させる。
【0019】文書ツリーウィンドウ上で移動させたい文
書要素のアイコンをマウスのドラッグにより移動させ
る。
【0020】文書編集ウィンドウで属性編集用のダイア
ログを表示し、属性を編集する。
【0021】リンク元を作成する際に、リンク先がすで
に指定されている場合にリンク先の候補一覧から選択
し、リンク先は文書中に存在しているがリンク先の指定
をしていない場合にリンク先を検索により探し出して検
索結果から指定し、リンク先がまだ作成文書内に存在し
ない場合またはリンク先を決めていない場合にリンク先
を保留し、リンク元とリンク先とを効率よくつなぎ合わ
せる。
【0022】リンク先を作成する際に、リンク元がすで
に指定されている場合にリンク元の候補一覧から選択
し、リンク元は文書中に存在しているがリンク元の指定
をしていない場合にリンク元を検索により探し出して検
索結果から指定し、リンク元がまだ作成文書内に存在し
ない場合またはリンク元を決めていない場合にリンク元
を保留し、リンク元とリンク先とを効率よくつなぎ合わ
せる。
【0023】文書保存時に、作業状態の保存,文書の部
分的保存,文書の保存の3種類のメニューを用意し、作
業状態の保存では、文書構造をチェックせず、文書の部
分的保存では、文書の各文書要素内の構造チェックとそ
の自動修正処理とを実行し、文書の保存では、各文書要
素内の構造チェック・修正と文書全体の構造チェック・
修正とを実行する。
【0024】文書構造をペーストする際に、コピーされ
た領域の最上位構造とペースト領域の構造とを比較し、
同一構造の場合は、コピーした領域をペースとし、全ウ
ィンドウの情報を更新し、同一構造でない場合は、別階
層の文書か否かをチェックし、別階層の場合は、各階層
の文書構成をチェックし、コピーできるときは、コピー
された領域を部分的に変更した後にペーストし、全ウィ
ンドウの情報を更新し、別階層の文書でないとき、また
は、コピーできないときには、エラーメッセージを表示
する。
【0025】図読み込みの際に、読み込みファイルをワ
ーク領域にコピーし、SGML文書保存の際にSGML
文書ファイルと同一ディレクトリに保存し、その際に、
SGML文書内部では、実体宣言を自動的に記述し、図
作成の際に、図の編集領域のサイズを指定し、画像エデ
ィタで図を作成し、編集し、作業領域に自動保存し、ソ
ースウィンドウ内のソースにファイル名を用いた実体宣
言を挿入する。
【0026】表作成の際に、ダイアログボックスなどで
表の列数などを指定し、画面内の編集領域を表示し、ユ
ーザが表を編集し、表読み込みの際に、ユーザが、読み
込む表のファイル名を指定すると、ソースウィンドウ内
のソースにファイル名を用いた実体宣言が挿入される。
【0027】スタイル編集時に、編集対象が、選択文書
要素のみであるか、同一文書要素全てについてである
か、選択文書要素の特定属性についてであるかを選択さ
せ、選択文書要素のみを選択した場合は、IDを入力す
る処理でID毎にスタイルを区別できるようにし、特定
の属性についての場合は、属性入力を処理して属性毎に
スタイルを区別できるようにする。
【0028】本発明においては、ユーザは、まず、主に
キーボード操作により、SGML化したい文書や図を入
力し、次に、主にマウス操作により、その入力された文
書や図に文書要素を割り当て、文書や図の入力と文書要
素の割り当てとをそれぞれまとめて実行できるようにし
て、SGML文書の作成を効率化する。
【0029】また、文書要素の割り当て時にスタイルを
反映した表示がリアルタイムで得られるので、SGML
文書の完成時の状態を確認しながら、SGML文書を作
成できる。
【0030】さらに、スタイル編集処理も同一のSGM
Lエディタで実行可能であり、ユーザは、SGMLの知
識があまり無い状態でも、SGML文書を作成できる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図30を参照して、
本発明によるSGMLエディタの実施例を説明する。
【0032】図1は、本発明によるSGMLエディタの
一実施例のシステム構成を示す図である。本実施例のS
GMLエディタシステムは、SGMLエディタ本体1と
データベースDB2とを含み、スタイルシート3および
DTD4に基づき、SGML文書5を作成する。スタイ
ルシート3およびDTD4は、SGMLエディタ本体1
上で作成し編集できる。
【0033】図2は、図1のSGMLエディタ本体1内
部の機能ブロックの構成を示す図である。SGMLエデ
ィタ本体1を機能ブロックとしてとらえた場合に、エデ
ィタ部6と、パーサー部7と、データベース処理部8
と、スタイルシート処理部9とからなる。エディタ部6
は、テキストや図の編集処理を実行し、ユーザインタフ
ェースを提供している。パーサー部7は、作成中のSG
ML文書5とDTD4との構造の違いをチェックする。
データベース操作部8は、SGML文書5のDB2への
登録や登録済み文書の検索処理を実行する。スタイルシ
ート操作部9は、スタイルシート3からスタイル情報を
読み込み、エディタ部6にスタイル情報を渡し、エディ
タ部6で変更されたスタイル情報をスタイルシート3に
反映させる。作成されたSGML文書5は、SGMLビ
ューアにより、編集時と同様に、文書スタイルを反映し
て表示される。
【0034】図3は、本発明によるSGMLエディタの
基本機能である文書要素割り当て機能を示す図である。
ユーザがテキストエディタなどにより作成した文書・図
11のうちで領域を指定し、指定された領域に文書要素
を割り当てると、その文書要素特有のスタイルシート3
およびDTD4の内容を反映した文書12が、実際のS
GML文書5として表示される。この例では、「取扱説
明書」を領域指定し、文書要素「title」を割り当てる
と、中央揃え,24ポイントなどのスタイルで表示され
る。詳細な操作処理手順については、後述する。
【0035】図4は、本発明によるSGMLエディタ1
の画面構成の一例を示す図である。本実施例のSGML
エディタ1の画面は、編集ウィンドウ12と、DTDツ
リーウィンドウ13と、文書ツリーウィンドウ14と、
ソースウィンドウ15とを含んでいる。
【0036】編集ウィンドウ12は、編集中の文書を表
示し、文書要素が割り当てられた部分については、スタ
イルを反映した状態で表示する。各文書要素は、矩形ま
たは色別開始・終了マークで表現され、矩形の内部は、
文書要素の下位を表し、矩形の上底に表示される文字
は、文書要素名である。上位文書要素と下位文書要素と
が上底で重なる場合は、文書要素名を隣り合わせて表示
する。また、矩形は、スタイルの設定を同時に示し、矩
形を移動させると、スタイルを編集できる。
【0037】DTDツリーウィンドウ13は、SGML
文書編集を手助けするため、DTD4の内容をツリー構
造で表示し、参照できるウィンドウである。ツリー表示
されるアイコンのうち、DTDツリーで下位文書要素を
表示していない文書要素と表示している文書要素とで
は、アイコンの形を変えてある。このDTDツリーウィ
ンドウ13では、DTDをツリー構造ではなく、タグと
して一覧表示するモード16を用意してある。
【0038】文書ツリーウィンドウ14は、現在作成中
の文書のツリー構造を表示して、文書構造を基にした編
集を容易にする。また、各文書要素の内部にある特定の
タグ(例えば「title」)の内容を用いてツリー表示する
モード17を用意してあるので、擬似的な目次を表示で
き、内容構成の確認に有効である。ツリー表示されるア
イコンは、編集ウィンドウ12に現在表示されている文
書要素とそうでない文書要素とでは、アイコンの形・色
を変えてある。また、文書ツリーで下位文書要素を表示
している文書要素とそうでない文書要素とでも、アイコ
ンの形・色を変えてある。
【0039】ソースウィンドウ15は、SGML文書5
のデータである。
【0040】ユーザは、テキストエディタなどにより作
成した文書・図11を入力し、編集ウィンドウ12を用
いて文書・図11に文書要素を割り当て、DTDツリー
ウィンドウ13,文書ツリーウィンドウ14を更新して
いく。これらのウィンドウは、同時に表示することが望
ましいが、必ずしも同時に表示する必要はない。また、
同種のウィンドウを複数表示することも可能であり、ユ
ーザが使用しやすい面積や位置のウィンドウ配置で、S
GML文書5を作成できる。
【0041】これらのウィンドウは、SGMLエディタ
ウィンドウ内に表示され、複数の文書を表示するには、
SGMLエディタウィンドウ自身を複数表示する。この
際には、ウィンドウの背景色を使い分け、SGML文書
5のファイル毎の区別を容易にする。
【0042】図5は、文書要素割り当ての処理手順の一
例を示す図である。図5の文書要素割り当ての処理手順
において、ユーザは、テキストエディタなどにより作成
した文書・図11内で、マウスにより選択した領域に割
り当てる文書要素の候補を、例えばマウスの右クリック
によるポップアップメニューで表示して、その中の候補
から選ぶ。SGMLエディタ本体1が、候補として提示
する文書要素は、直前の文書要素,同一レベルの次文書
要素,直前の文書要素の上位レベルの次文書要素,任意
位置で出現可能な文書要素である。ユーザが領域に割り
当てる文書要素を候補から選ぶと、SGMLエディタ本
体1は、割り当てられた文書要素についてそのスタイル
情報を調査し、文書を矩形で囲んだ状態で、スタイルシ
ート通りのスタイルで、編集ウィンドウ12に表示す
る。
【0043】変更されたスタイル部分については、「そ
の部分のみ」「その図書のみ」「全図書共通」などのオ
プション設定により、スタイルへの反映を区別すること
もできる。
【0044】また、文書要素指定のない矩形を定義で
き、それによって文書の固まりをオブジェクトとして扱
い、移動・コピーを容易に実行できる。マウスのドラッ
グによる領域の指定の他には、広範囲の領域を指定する
際に有効なマーク設置方式がある。マーク設置方式で
は、領域の開始位置および終了位置にそれぞれマークを
置いて領域を設定する。マークを置く処理手順は、ツー
ルボタンを押してなされる。この文書要素割り当てで
は、ユーザは、割り当て可能な文書要素を簡単に選択で
きる。同様の処理手順により、文書要素の挿入も実行で
きる。
【0045】図6は、文書要素割り当ての処理手順の他
の例を示す図である。図6の文書要素割り当ての処理手
順では、マウスにより選択された領域に割り当てる文書
要素をDTDツリーウィンドウ13内の文書要素から選
ぶ。この方法では、ユーザが選択した文書要素に、文書
要素の飛び越えが存在した場合も、それを許可し、飛び
越えられた文書要素については、ユーザによるチェック
処理でまたはSGML文書保存時のチェック処理で空の
文書要素を挿入される。それまでは、飛び越えた文書要
素の矩形が警告色に変更され、警告メッセージを表示す
る。
【0046】図7は、図5および図6に共通に、文書要
素割り当ての処理手順を示すフローチャートである。ユ
ーザが、作成した文書・図11内でSGML化したい領
域を選ぶと、SGMLエディタ本体1は、選択された領
域の位置をチェックし(DA)、割り当て可能な文書要素
をリストアップする(DB)。ユーザが、選択された領域
に割り当てる文書要素を選ぶと、選択された文書要素の
属性情報を参照し(DC)、スタイル情報を参照し(D
D)、編集ウインドウ12に実際の状態で表示する。ユ
ーザが、更に変更を望むときは、属性情報やスタイル情
報の変更を受け入れ、変更された属性情報およびスタイ
ル情報に直ちに対応して、編集ウインドウ12に実際の
状態で表示する(DE)。変更されたスタイル部分につい
ては、全ウィンドウの情報を更新する(DF)。
【0047】図8は、新規文書要素作成ウィンドウ表示
の処理手順を示す図である。これまで、多くのSGML
エディタでは、SGML文書5を先頭から逐次作成して
いき、保存する際にも1文書毎という制限があった。こ
れに対して、本発明のSGMLエディタでは、文書の部
分的な作成・保存を可能とし、部分的な文書のDTD4
を整合させ、例えば、1文書を複数ユーザが容易に共同
作成できるようにする。
【0048】新規文書要素作成では、DTDツリー13
内の任意の文書要素を選択した後、編集ウィンドウ12
の表示を実行すると、例えば「章」毎にウィンドウを開
き、保存も「章」毎にできるようになる。「章」という
文書の階層部分は、内容の切れ目である。これらを別々
に作成できるということは、複数ユーザによるSGML
文書5の作成を容易にする。
【0049】なお、これらと同様の操作を文書ツリーウ
ィンドウ14で実行すると、現在開いている文書を文書
要素毎にウィンドウに表示し編集できる。
【0050】図9〜12は、文書要素コピーの処理手順
1〜4を示す図である。
【0051】図9は、DTDツリーウィンドウ13の文
書要素をコピーし、編集ウィンドウ12にペーストする
処理手順1を示す図である。この方法により、DTDツ
リーウィンドウ13の選択した文書要素をSGML文書
5に容易に挿入できる。また、文書要素を飛び越えてい
た場合には、飛び越えた文書要素の矩形は、警告色とな
るので、ユーザに入力漏れを知らせる意味も持ってい
る。
【0052】図10は、DTDツリーウィンドウ13の
文書要素をコピーし、文書ツリーウィンドウ14にペー
ストする処理手順を示す図である。この方法により、D
TDツリーウィンドウ13の選択した文書要素をSGM
L文書5に容易に挿入できる。また、文書要素を飛び越
えていた場合、飛び越えた文書要素の矩形は、警告色と
なるので、ユーザに入力漏れを知らせる意味も持ってい
る。
【0053】図11は、文書ツリーウィンドウ14から
文書ツリーウィンドウ14にコピーする処理手順を示す
図である。コピー先には、文書本体とつながりのない部
分へのコピーもできるようにしてある。したがって、現
状の文書構成でまだコピー先が存在していない場合など
に、一時的な格納が可能である。このコピーモードで
は、文書要素だけではなく、文書要素内部に記述された
テキスト・図などや下位文書要素についてもコピーされ
る。
【0054】これらと同様の処理手順により、文書要素
のカット・ペーストもできる。また、これらは、同時に
開かれた別文書の文書ツリーウィンドウ14からのコピ
ー・カット・ペーストも可能であり、この処理手順で、
部分的に作成された文書を容易に連結できる。ここで、
コピー元とコピー先とが別階層文書であった場合は、自
動的に該当階層に変換する処理を持つ。
【0055】図12は、編集ウィンドウ12から編集ウ
ィンドウ12にコピーする処理手順を示す図である。こ
の方法では、文書要素の枠を選択してコピーすることに
なるために、ユーザは、コピー元の内容と・コピー先の
前後をより明確にしながら実行できる。このコピーで
も、コピーされるのは、文書要素だけではなく、内部の
テキスト・図などや下位文書要素についてもコピーされ
る。
【0056】これらと同様の処理手順により、文書要素
のカット・ペーストもできる。また、これらは、同時に
開かれた別文書の文書ツリーウィンドウ14からのコピ
ー・カット・ペーストも可能であり、この処理手順で、
部分的に作成された文書を容易に連結できる。
【0057】編集ウィンドウ12から文書ツリーウィン
ドウ14へのコピーや文書ツリーウィンドウ14から編
集ウィンドウ12へのコピーについても、上記と同様
に、文書の内容を含めて実行される。
【0058】図13は、文書要素移動の処理手順1を示
す図である。この方法は、編集ウィンドウ12の各文書
要素の矩形についている文書要素名を直接マウスで移動
して、文書要素を移動させる方法である。この方法で
は、移動元と移動先とを分かりやすく表示しながら実行
でき、移動範囲が短い場合に有効である。また、編集ウ
ィンドウ12で、矩形を文書要素未定義領域に移動させ
ると、文書要素割り当てを開放し、つながりのない文書
要素の一時的な記述ができるようにしている。マウスの
右ボタンのドラッグによる処理手順で、コピーか移動か
を選択できる。
【0059】図14は、文書要素移動の処理手順2を示
す図である。この方法は、文書ツリーウィンドウ14の
各文書要素のアイコンを直接マウスで移動して、文書要
素を移動させる方法である。この方法は、図13の方法
よりも、文書要素の階層を考慮しやくなっている。ま
た、文書ツリーウィンドウ14で、アイコンを文書本体
とはつながりのない箇所に移動させると、つながりのな
い文書要素の一時的な記述ができるようにしている。マ
ウスの右クリックによる処理手順で、コピーか移動かを
選択できる。
【0060】図15は、文書要素の属性編集の処理手順
を示す図である。属性編集については、編集ウィンドウ
12上や文書ツリーウィンドウ14上でマウスの右クリ
ックによるポップアップウィンドウの表示か、編集ウィ
ンドウ12の文書要素の矩形のダブルクリックにより、
属性編集用のダイアログを表示できる。DTDツリーウ
ィンドウ13では、同様の操作で属性を参照できる。
【0061】図16は、リンク元作成の処理手順を示す
図である。リンク元作成処理手順では、リンク元として
指定する箇所をマウスで選択し、ツールボタンを押しリ
ンク元を指定する。同時に、リンク先候補を表示したリ
ンク先指定ダイアログが表示される。このダイアログ
で、リンク先を候補から選択するか、文書の検索により
リンク先を探すか、リンク先を保留するかを指定でき
る。いずれの場合も、作成したリンク元は、リンク元一
覧の中に追加され、リンク先を作成する際に利用され
る。検索した場合、前後の数文字を同時に表示するた
め、該当部分の特定がより容易になる。リンク先として
指定できるものは、1つとは限らない。すなわち、オプ
ション指定により、複数指定も可能である。
【0062】図17は、リンク元作成の処理手順を示す
フローチャートである。まず、選択領域内の位置を確認
し(A)、リンク元をリンク元一覧に追加する(B)。そし
て、リンク先検索の場合(C)には、検索ダイアログを表
示し(D)、入力された検索条件を基に検索し(E)、該当
検索結果(F)の選択された箇所にリンク先を作成し、I
Dを定義(G)後、リンク先一覧に追加し(H)、リンク元
には参照先IDを定義する(J)。リンク先決定(C)の場
合には、既存リンク先のIDを取得し(K)、リンク先を
リンク先一覧に追加して(L)、リンク元に参照先IDを
定義する(M)。リンク先保留(C)で、しかも、双方向
(T)の場合には、リンク元にIDを定義し(U)、リンク
先一覧に追加する(V)。それ以外の双方向(N)について
は、リンク元・リンク先共にIDと参照先IDを記述し
(P・R)、リンク元一覧とリンク先一覧に追加する(Q
・S)。
【0063】図18は、リンク先作成の処理手順を示す
図である。操作は、リンク先作成と同様である。リンク
元として指定できるものは、1つとは限らず、オプショ
ン指定により、複数指定も可能である。
【0064】図19は、リンク先作成の処理手順を示す
フローチャートである。まず、選択領域内の位置を確認
し(a)、リンク先にIDを定義し(b)、リンク先一覧に
追加する(c)。リンク元検索の場合(d)には、検索ダイ
アログを表示し(e)、入力された検索条件を基に検索す
る(f)。該当検索結果(g)の選択された箇所にリンク元
を作成し、参照先IDを定義し(h)、リンク元一覧に追
加する(j)。リンク元決定の場合(d)には、リンク元に
参照先IDを定義する(k)。リンク元保留(d)で、しか
も、双方向(s)の場合は、リンク元保留の時に、リンク
元一覧に追加する(t)。それ以外の双方向(m)について
は、リンク元・リンク先共にIDと参照先IDを記述し
(n・q)、リンク元一覧とリンク先一覧に追加する(p
・r)。
【0065】図20は、各ダイアログの詳細を示す図で
ある。属性編集ダイアログ18は、文書要素の属性を編
集するウィンドウであり、属性値は、固定属性値からの
選択するものや、自由に入力できるものが存在する。選
択方式の場合は、その一覧から選択でき、入力方式の場
合は、これまで入力した属性値が一覧で表示され、その
中から選ぶか新しい値を入力できる。スタイル属性に指
定されている属性は、属性名の色が変更されている。ま
た、スタイル属性に指定されている文書要素について、
スタイル属性の指定を外すと、その属性によるスタイル
が複数存在していたものが、1つに修正される。スタイ
ル属性の指定については、例えば特定ユーザにのみ許可
する。スタイルについての詳細は後述する。
【0066】検索ダイアログ19は、DB2または現在
開かれている文書5内を対象に、キーワード検索とタグ
・属性検索とがある。キーワードは、タグを除いたテキ
スト部分を検索し、タグ・属性検索では、該当するタグ
・属性を検索する。これらを用いると、文書が完成され
ないと表示できない目次・索引などを作成中に見ること
ができる。また、用語とその説明などについては、DB
2内に登録済みのものを検索し、既存の説明を流用でき
るようにした。検索結果一覧については、両検索ともに
前後の文字を表示できる。また、実際の文書を参照用ウ
ィンドウに表示することもできるので、過去の文書を容
易に流用できる。
【0067】図21は、検索結果の表示の一例を示す図
である。検索結果20では、検索の該当部分の一覧が表
示され、検索結果21では、検索結果を階層表示する。
【0068】図22〜図24は、SGMLエディタのオ
プション部分を示す図である。SGMLエディタで特別
の意味の持つタグをここで指定している。これらは、各
ユーザが定義するのではなく、代表者により定義し、変
更情報は保存される。スタイルの変更や、オプション自
体の変更について、パスワードを設定することもでき
る。
【0069】図24のオプション画面22で示している
スタイルの変更について、全図書を対象にした場合は、
マスタスタイルシートを変更し、該当図書のみの場合
は、マスタスタイルシートに基づいて、該当図書用スタ
イルシートを作成し、該当部分については、該当図書用
スタイルシートで、変更スタイルが特定部分にのみ適用
されることを記述する。編集画面上では、スタイルが該
当部分の場合は、該当部分のみスタイルを変更し、それ
以外の場合は、同一スタイルで定義されている文書要素
全てに同様のスタイルを反映する。
【0070】その他オプション画面22で考慮されてい
る機能は、各文書階層や図・表のタイトルの自動採番
と、特殊文字の自動実体参照化などである。自動採番処
理においては、SGML文書で「第1章」「図1−1」
などの番号付けルールを実行し自動的に番号を割り振
る。この場合、SGML文書には番号を直接記述しない
から、文書要素の挿入による番号の付け替え作業は不要
となり、別図書からのコピー処理を容易に実行できる。
【0071】図25は、文書保存の処理手順を示すフロ
ーチャートである。SGML文書の保存については、
「作業状態の保存」「文書の保存」「文書の部分的保
存」の3通りのモードとする。「作業状態の保存」で
は、DTD4と比較せず、現在開かれている文書と表示
ウィンドウの構成について保存する。「文書の保存」で
は、DTD4での最上位タグからチェックし、文書要素
の飛びぬけがあった場合は、文書要素を自動挿入する。
保存の際には、完全なSGML文書5と部分的な文書と
を区別するために、ファイルの拡張子を分ける。「文書
の部分的保存」では、文書部分内の最上位タグとDTD
4とを比較し、文書要素の飛びぬけがあった場合は、文
書要素を自動挿入する。したがって、SGML文書5の
構造が不的確な作成途中の文書でも容易かつ確実に保存
できる。
【0072】図26は、SGML文書作成中のパーサー
部7(図2)の処理として、DTD4および作成中SGM
L文書5の部分的文書要素の自動修正処理,最上位文書
要素の自動修正処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【0073】部分的文書要素の自動修正処理(AC)は、
文書の部分的保存時と文書の保存時に実行される。既存
文書内でつながりのある文書要素毎に最上位文書要素を
調べ(AC100)、DTD4ツリーでどの部分に当ては
まるかを調べ(AC200)、その各文書要素の内部につ
いて、不足分の文書要素を自動的に挿入する(AC45
0)。
【0074】最上位文書要素の自動修正処理(AE)は、
各文書要素内の構成が正常である状態で、各文書要素と
DTD4での最上位文書要素をつなぐ部分の文書要素に
ついて調べ(AE50)、不足分の文書要素を自動的に挿
入する(AE150)。
【0075】保存時に自動修正しない設定の場合や、ユ
ーザがメニューから文書のチェックを実行した際には、
自動挿入処理は実行せず、警告メッセージを表示する
(AC500、AE200)。エラーメッセージや警告メ
ッセージは、エラーメッセージ表示用ウィンドウで一覧
でき、エラーメッセージや警告メッセージを選択する
と、該当箇所を参照できる。
【0076】図27は、文書構造のコピー,ペーストの
処理手順を示すフローチャートである。文書構造のコピ
ーに際しては、選択された領域をSGML文書化し(B
A)、テキストでコピーする(BB)。
【0077】文書構造のペーストに際しては、コピーさ
れた領域の最上位構造とペースト領域の構造とを比較し
(CA)、同一構造の場合(CB)は、コピーした領域をペ
ースとし(CC)、全ウィンドウの情報を更新する(C
D)。同一構造でない場合(CB)は、別階層の文書か否
かをチェックし(CE)、別階層の場合は、各階層の文書
構成をチェックする(CF)。コピーできる(CG)とき
は、コピーされた領域を部分的に変更した後にペースト
し(CH)、全ウィンドウの情報を更新する(CJ)。一
方、別階層の文書でないとき(CE)、または、コピーで
きない(CG)ときには、エラーメッセージを表示する
(CK)。
【0078】図28は、図読み込み,図作成の処理手順
を示すフローチャートである。図読み込みでは、読み込
みファイルをワーク領域にコピーし(EA)、SGML文
書保存の際にSGML文書ファイルと同一ディレクトリ
に保存する。この際に、SGML文書内部では、実体宣
言が自動的に記述される。
【0079】図作成では、ユーザが、図の編集領域のサ
イズを指定し、画像エディタで図11を作成し、編集す
る。この図は、作業領域に自動保存され(FA)、その
際、ソースウィンドウ内のソースにファイル名を用いた
実体宣言が挿入される(FB)。
【0080】図29は、表作成,表読み込みの処理手順
を示すフローチャートである。表作成では、ダイアログ
ボックスなどで表の列数などを指定し(GA)、画面内の
編集領域を表示し(GB)、ユーザが表を編集する(G
C)。
【0081】表読み込みでは、ユーザが、読み込む表の
ファイル名を指定すると(HA)、ソースウィンドウ内の
ソースにファイル名を用いた実体宣言が挿入される(H
B)。
【0082】図30は、スタイル編集の処理手順を示す
フローチャートである。スタイルは、文書要素毎のスタ
イルだけではなく、その文書要素のID毎や文書要素の
属性毎の設定を可能とし、編集時にスタイル変更を設定
する。この場合、IDを設定できない文書要素や属性を
設定できない文書要素については、選択できなくなる。
属性毎に編集する場合は、どの属性についてそのスタイ
ルを設定するかを指定し、その属性は、それ以降、属性
編集ダイアログ18で、スタイルに関わる属性として色
が変更される。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、テキストファイルで存
在していた文書を容易にSGML文書化でき、また、S
GML文書を効率的にかつ分かりやすく編集できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるSGMLエディタの一実施例のシ
ステム構成を示す図である。
【図2】図1のSGMLエディタの本体内部の機能ブロ
ックの構成を示す図である。
【図3】本発明によるSGMLエディタの基本機能であ
る文書要素割り当て機能を示す図である。
【図4】本発明によるSGMLエディタの画面構成の一
例を示す図である。
【図5】文書要素割り当ての処理手順を示す図である。
【図6】文書要素割り当ての処理手順を示す図である。
【図7】文書要素割り当ての処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】新規文書要素作成ウィンドウ表示の処理手順を
示す図である。
【図9】DTDツリーウィンドウの文書要素をコピーし
編集ウィンドウにペーストする処理手順を示す図であ
る。
【図10】DTDツリーウィンドウの文書要素をコピー
し文書ツリーウィンドウにペーストする処理手順を示す
図である。
【図11】文書ツリーウィンドウから文書ツリーウィン
ドウにコピーする処理手順を示す図である。
【図12】編集ウィンドウから編集ウィンドウにコピー
する処理手順を示す図である。
【図13】文書要素移動の処理手順1を示す図である。
【図14】文書要素移動の処理手順2を示す図である。
【図15】文書要素の属性編集の処理手順を示す図であ
る。
【図16】リンク元作成の処理手順を示す図である。
【図17】リンク元作成の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図18】リンク先作成の処理手順を示す図である。
【図19】リンク先作成の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図20】各ダイアログの詳細を示す図である。
【図21】検索結果の表示の一例を示す図である。
【図22】SGMLエディタのオプション部分を示す図
である。
【図23】SGMLエディタのオプション部分を示す図
である。
【図24】SGMLエディタのオプション部分を示す図
である。
【図25】文書保存の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図26】SGML文書作成中のパーサー部(図2)の処
理として、DTDおよび作成中SGML文書の部分的文
書要素の自動修正処理,最上位文書要素の自動修正処理
の処理手順を示すフローチャートである。
【図27】文書構造のコピー,ペーストの処理手順を示
すフローチャートである。
【図28】図読み込み,図作成の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図29】表作成,表読み込みの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図30】スタイル編集の処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 SGMLエディタ本体 2 データベースDB 3 スタイルシート 4 DTD 5 SGML文書 6 エディタ部 7 パーサー部 8 データベース処理部 9 スタイルシート処理部 11 ユーザがテキストエディタなどで作成した文書・
図 12 編集ウィンドウスタイルが整った実際のSGML
文書 13 DTDツリーウィンドウ 14 文書ツリーウィンドウ 15 ソースウィンドウ 16 タグを一覧表示するモード 17 特定のタグの内容を用いてツリー表示するモード 18 属性編集ダイアログ 19 検索ダイアログ 20 検索結果 21 検索結果 22 オプション画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 光平 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小林 和彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 酒井 邦造 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5B009 NA04 NA11 NB01 QA06 QA11 RB21 RB31 SA06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SGMLエディタ本体とデータベースD
    Bとを含み、スタイルシートおよびDTDに基づき、S
    GML文書を作成するSGMLエディタにおいて、 前記SGMLエディタ本体が、SGML化すべきテキス
    トや図の編集処理を実行する手段と、前記SGML化す
    べきテキストや図のうち選択された領域に文書要素を割
    り当てる手段と、前記スタイルシートおよびDTDの内
    容を反映してスタイル情報を含む文書をSGML文書と
    してリアルタイム表示する手段とを含むことを特徴とす
    るSGMLエディタ。
  2. 【請求項2】 SGMLエディタ本体とデータベースD
    Bとを含み、スタイルシートおよびDTDに基づき、S
    GML文書を作成するSGMLエディタにおいて、 前記SGMLエディタ本体が、SGML化すべきテキス
    トや図の編集処理を実行しユーザインタフェースを提供
    するエディタ部と、作成中の前記SGML文書と前記D
    TDとの構造の違いをチェックするパーサー部と、前記
    SGML文書の前記データベースDBへの登録や登録済
    み文書の検索処理を実行するデータベース処理部と、前
    記スタイルシートからスタイル情報を読み込み前記エデ
    ィタ部にスタイル情報を渡し前記エディタ部で変更され
    たスタイル情報を前記スタイルシートに反映させるスタ
    イルシート処理部とを含み、 編集時に、文書スタイルを反映して、作成されたSGM
    L文書をSGMLビューアに表示することを特徴とする
    SGMLエディタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のSGMLエディタにお
    いて、 前記SGMLエディタ本体が、文書を入力し文書要素を
    割り当て各文書要素のスタイルを表示する編集ウィンド
    ウと、DTDのツリーを表示するDTDツリーウィンド
    ウと、作成中の文書の現在までのツリー構造を表示する
    文書ツリーウィンドウと、作成中SGML文書のソース
    を表示するソースウィンドウとからなる画面を表示する
    表示手段を備えたことを特徴とするSGMLエディタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のSGMLエディタにお
    いて、 前記DTDツリーウィンドウが、文書要素の一覧表示モ
    ードを備え、 前記文書ツリーウィンドウが、各文書要素の先頭数文字
    の表示によるツリーモードを備えたことを特徴とするS
    GMLエディタ。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のSGMLエデ
    ィタの使用方法において、 前記編集ウィンドウに文書を入力直後に領域を指定し、 表示されたメニュー内の割り当て可能な文書要素一覧か
    ら文書要素を選択して割り当て、 スタイル情報を基にその文書要素のスタイルを同時に表
    示することを特徴とするSGMLエディタの使用方法。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれか一項に記載
    のSGMLエディタの使用方法において、 前記編集ウィンドウに文書を入力直後に領域を指定し、 前記DTDツリーウィンドウ内の文書要素を選択して割
    り当て、 スタイル情報を基にその文書要素のスタイルを同時に表
    示することを特徴とするSGMLエディタの使用方法。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし6のいずれか一項に記載
    のSGMLエディタの使用方法において、 前記DTDツリーウィンドウまたは前記文書ツリーウィ
    ンドウから該当文書要素を選択し、 表示されたメニューから編集ウィンドウ表示を選択し、 新規要素作成ウィンドウを表示することを特徴とするS
    GMLエディタの使用方法。
  8. 【請求項8】 請求項3ないし7のいずれか一項に記載
    のSGMLエディタの使用方法において、 前記DTDツリーウィンドウまたは前記文書ツリーウィ
    ンドウまたは前記文書編集ウィンドウの該当文書要素を
    選択し、 表示されたメニューからコピーメニューを選択し、 前記DTDツリーウィンドウまたは前記文書ツリーウィ
    ンドウまたは前記文書編集ウィンドウに貼り付けること
    を特徴とするSGMLエディタの使用方法。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし8のいずれか一項に記載
    のSGMLエディタの使用方法において、 前記文書編集ウィンドウ上で移動させたい文書要素の文
    書要素タイトルをマウスのドラッグにより移動させるこ
    とを特徴とするSGMLエディタの使用方法。
  10. 【請求項10】 請求項3ないし9のいずれか一項に記
    載のSGMLエディタの使用方法において、 前記文書ツリーウィンドウ上で移動させたい文書要素の
    アイコンをマウスのドラッグにより移動させることを特
    徴とするSGMLエディタの使用方法。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし10のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 前記文書編集ウィンドウで属性編集用のダイアログを表
    示し、 属性を編集することを特徴とするSGMLエディタの使
    用方法。
  12. 【請求項12】 請求項3ないし11のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 リンク元を作成する際に、リンク先がすでに指定されて
    いる場合にリンク先の候補一覧から選択し、 リンク先は文書中に存在しているがリンク先の指定をし
    ていない場合にリンク先を検索により探し出して検索結
    果から指定し、 リンク先がまだ作成文書内に存在しない場合またはリン
    ク先を決めていない場合にリンク先を保留し、 リンク元とリンク先とを効率よくつなぎ合わせることを
    特徴とするSGMLエディタの使用方法。
  13. 【請求項13】 請求項3ないし12のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 リンク先を作成する際に、リンク元がすでに指定されて
    いる場合にリンク元の候補一覧から選択し、 リンク元は文書中に存在しているがリンク元の指定をし
    ていない場合にリンク元を検索により探し出して検索結
    果から指定し、 リンク元がまだ作成文書内に存在しない場合またはリン
    ク元を決めていない場合にリンク元を保留し、 リンク元とリンク先とを効率よくつなぎ合わせることを
    特徴とするSGMLエディタの使用方法。
  14. 【請求項14】 請求項3ないし13のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 文書保存時に、作業状態の保存,文書の部分的保存,文
    書の保存の3種類のメニューを用意し、 作業状態の保存では、文書構造をチェックせず、 文書の部分的保存では、文書の各文書要素内の構造チェ
    ックとその自動修正処理とを実行し、 文書の保存では、各文書要素内の構造チェック・修正と
    文書全体の構造チェック・修正とを実行することを特徴
    とするSGMLエディタの使用方法。
  15. 【請求項15】 請求項3ないし14のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 文書構造をペーストする際に、コピーされた領域の最上
    位構造とペースト領域の構造とを比較し、同一構造の場
    合は、コピーした領域をペースとし、全ウィンドウの情
    報を更新し、 同一構造でない場合は、別階層の文書か否かをチェック
    し、別階層の場合は、各階層の文書構成をチェックし、
    コピーできるときは、コピーされた領域を部分的に変更
    した後にペーストし、全ウィンドウの情報を更新し、 別階層の文書でないとき、または、コピーできないとき
    には、エラーメッセージを表示することを特徴とするS
    GMLエディタの使用方法。
  16. 【請求項16】 請求項3ないし15のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 図読み込みの際に、読み込みファイルをワーク領域にコ
    ピーし、SGML文書保存の際にSGML文書ファイル
    と同一ディレクトリに保存し、その際に、SGML文書
    内部では、実体宣言を自動的に記述し、 図作成の際に、図の編集領域のサイズを指定し、画像エ
    ディタで図を作成し、編集し、作業領域に自動保存し、
    ソースウィンドウ内のソースにファイル名を用いた実体
    宣言を挿入することを特徴とするSGMLエディタの使
    用方法。
  17. 【請求項17】 請求項3ないし16のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 表作成の際に、ダイアログボックスなどで表の列数など
    を指定し、画面内の編集領域を表示し、ユーザが表を編
    集し、 表読み込みの際に、ユーザが、読み込む表のファイル名
    を指定すると、ソースウィンドウ内のソースにファイル
    名を用いた実体宣言が挿入されることを特徴とするSG
    MLエディタの使用方法。
  18. 【請求項18】 請求項3ないし17のいずれか一項に
    記載のSGMLエディタの使用方法において、 スタイル編集時に、編集対象が、選択文書要素のみであ
    るか、同一文書要素全てについてであるか、選択文書要
    素の特定属性についてであるかを選択させ、選択文書要
    素のみを選択した場合は、IDを入力する処理でID毎
    にスタイルを区別できるようにし、 特定の属性についての場合は、属性入力を処理して属性
    毎にスタイルを区別できるようにすることを特徴とする
    SGMLエディタの使用方法。
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