JP4001167B2 - レベルワウンドコイルとその製造方法、およびレベルワウンドコイルの包装体 - Google Patents
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Description
(LWCの構成)
図1〜5は、本発明の第1〜5の実施の形態に係るLWCを下から見たコイル底面の模式図である。便宜上、銅管の形状は省略し、LWC1A〜1Eの乗り移り部分3A〜3Eの配置のみを示す。本実施の形態に係るLWCは、特許文献1記載のLWCと同様の構成を有するが、その下面に存在する乗り移り部分の配置において相違している。なお、巻き始め部位が上側である場合は全体として奇数層(最外層が奇数層目)であり、巻き始め部位が下側である場合は全体として偶数層(最外層が偶数層目)であることが望ましい。
(a)コイル軸方向が垂直で且つ巻き始め部位が上側になるように載置され内側から巻き解かれるレベルワウンドコイルにおいて、管を整列巻きして1層目コイルを形成し、その後、この1層目コイルの上に2層目コイルを前記1層目コイルの外面の管間の凹部に嵌め込んで整列巻きし、以後同様にして、2層目コイルの上に3層目コイル、3層目コイルの上に4層目コイルを整列巻きした複数層のコイルからなるレベルワウンドコイルにおいて、奇数層目のコイルの巻数をnとすると、偶数層目のコイルの巻数は(n−1)であり、奇数層目のコイルの巻き方向と偶数層目のコイルの巻き方向とが相互に逆であることを特徴とするレベルワウンドコイル
である。
図8は、LWCにおける乗り移り部分の形成過程の概略を模式的に示した斜視図である。(a)〜(e)の各図の下側がLWCのある層における最下段を示している。最下段に相当するところまで巻いていくと(図a、図b)、次の層(一層外)に移るために乗り移り部分3が現れ(図c)、乗り移り部分3を形成して次の層へと移っていく(図d,図e)。なお、図8では説明を簡素化するために、管(コイル)をヘリカル巻き(らせん巻き)したものとして記述した。
本発明の実施の形態に係るLWCは、常法により製造でき、例えば、上記特許文献1(例えば、段落[0039])記載の方法により製造できるが、m層目(内層側)からm+1層目(外層側)へ巻き移る際の巻き方を変えて、その下面に存在する乗り移り部分の配置を調整(制御)する点において異なる。
本発明の実施の形態に係る包装体は、例えば、特許文献1記載の梱包体(包装体)と同様の構成を有するが、積載されるLWCのその下面に存在する乗り移り部分の配置において相違している。これにより、乗り移り部分における引っ掛かり等のトラブルを著しく低減できる。
本発明の実施の形態に係る包装体は、常法により製造でき、例えば、上記特許文献1記載の方法にしたがって製造できる。但し、上記特許文献1記載のLWCに換えて、本発明のLWCを使用する点において相違する。
1a 始末端
1b 終末端
1c 中心点
2 銅管
3A,3B.3C.3D,3E,3F,3G,3J,3K 乗り移り部分
4 パレット(緩衝材)
5 ボビン
5a 段差部
10A 銅管引き出し装置(縦型アンコイラー)
10B 銅管引き出し装置(横型アンコイラー)
11 ガイド
12 ターンテーブル
13 ガイド
20 LWC
21 ボビン
22 銅管
22a 始端の銅管
22b 下端の銅管
23 内胴
24 側板
30 LWC集合体
31 パレット
31a 角材
31b 木製板材
33 緩衝材
34 ガイド
35 銅管
40 LWC
41 銅管
41a 始端の銅管
41b 下端の銅管
Claims (14)
- 管が整列巻き、かつトラバース巻きされた複数のコイル層から構成され、m層目(mは、コイル中心軸が載置面に対して垂直となるようにレベルワウンドコイルを載置した際、巻き始め部位が上側である場合は奇数の自然数であり、巻き始め部位が下側である場合は偶数の自然数である)のコイルの外側にm+1層目のコイルをその巻始端が前記m層目のコイルの最終巻およびその直前巻の管間の外側凹部に嵌め込まれるように配置したレベルワウンドコイルにおいて、
前記レベルワウンドコイルは、そのコイル中心軸が載置面に対して垂直となるように当該レベルワウンドコイルを載置した際の下面に、m層目からm+1層目へ前記管が巻き移る部分(以下、乗り移り部分という)を有しており、k+1番目(外層側)(kは自然数)の乗り移り部分の始末端が、k番目(内層側)の乗り移り部分の始末端に対して、前記管の巻き方向の順方向に推移していないことを特徴とするレベルワウンドコイル。 - k+1番目(外層側)の乗り移り部分の始末端が、k番目(内層側)の乗り移り部分の始末端に対して、前記管の巻き方向の逆方向に推移していることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- k番目(内層側)の乗り移り部分とk+1番目(外層側)の乗り移り部分が、前記レベルワウンドコイルの下面における同一の半径上に存在していることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- 最外層の乗り移り部分の始末端および終末端と、前記レベルワウンドコイルの下面の中心点とを結んで形成される扇形状の領域内に、前記下面の乗り移り部分のすべてが存在していることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- 前記乗り移り部分が、前記コイルの内層から外層へ向けて渦巻き状に、k番目(内層側)の乗り移り部分の始末端とk+1番目(外層側)の乗り移り部分の終末端との間隔を円周方向に実質的に空けないようにして推移していることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- 前記乗り移り部分が、前記コイルの内層から外層へ向けて渦巻き状に、k番目(内層側)の乗り移り部分の始末端とk+1番目(外層側)の乗り移り部分の終末端との間隔を円周方向(但し、前記管の巻き方向に対して順方向)に空けるようにして推移していることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- コイル中心軸から半径方向に切断した場合の縦断面構造において、前記乗り移り部分が存在しない断面が全ての縦断面の1/3以下であることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- コイル中心軸から半径方向に切断した場合の縦断面構造において、前記乗り移り部分が全ての縦断面に存在していることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- 巻き始め部位が上側である場合は前記複数のコイル層が全体として奇数層(最外層が奇数層目)であり、巻き始め部位が下側である場合は前記複数のコイル層が全体として偶数層(最外層が偶数層目)であることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- 前記レベルワウンドコイルにおいて、最内層を1層目として、2層目以降偶数層目の巻数をnとすると、1層目の巻数はn以下であることを特徴とする請求項1記載のレベルワウンドコイル。
- 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のレベルワウンドコイルの製造方法であって、
前記管をボビンに巻き付けていく際に、前記レベルワウンドコイルの前記下面を構成するトラバース巻きの折り返し部分において、m層目(内層側)の前記管を一周巻き付ける手前でm+1層目(外層側)へ移るように巻いていくことで前記乗り移り部分の配置を調整することを特徴とするレベルワウンドコイルの製造方法。 - k+1番目(外層側)の乗り移り部分の始末端が、k番目(内層側)の乗り移り部分の始末端が位置するコイル中心軸を含む縦断面(コイル中心軸から見て同じ側)よりも巻き方向手前(管の巻き方向の逆方向)又は同位置になるように巻き付けていくことを特徴とする請求項11記載のレベルワウンドコイルの製造方法。
- 前記ボビンは、前記レベルワウンドコイルの最内層の前記管の末端が飛び出さないように片側端部に段差部が設けられていることを特徴とする請求項11記載のレベルワウンドコイルの製造方法。
- パレットと、当該パレット上にコイル中心軸が載置面に対して垂直となるように1段又は緩衝材を介して多段に積載された請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のレベルワウンドコイルと、当該レベルワウンドコイルの全体を包む袋と、当該袋の側部に緊張巻きされた帯状の樹脂フィルムとを含んで構成されることを特徴とするレベルワウンドコイルの包装体。
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