JP3997269B2 - 同心ホールダウン - Google Patents

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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【0001】
背 景
本発明は第1の建築構造部材を第2の建築構造部材に固定するコネクタに関する。このコネクタは第2の建築構造部材によって受けられるかまたは第2の建築構造部材に取り付けられる独立のアンカー部材およびコネクタを第1の建築構造部材に取り付ける留め金具と協力して働く。
【0002】
地震、ハリケーン、竜巻および洪水が構造上の障害を生じる可能性のある建物に力を加える。これらの力に対抗するために、これらの天変地異の力が集中する可能性がある建物の領域にある建物の構造部材を強化するかまたは構造物の間にタイを加えることが慣用になった。例えば、組立壁を単に基礎に載せるのではなく、基礎に取り付けでき、各階の組立壁の間の接続を強化でき、そして、根太をそれらの端根太および端根太を支える壁の両方に接続できる。この用途のために設計された最も一般的なコネクタのうちの一つは、本発明者によってホールダウン(holdown )と呼ばれている。
【0003】
ホールダウンは、一般に組立壁を基礎に固定するのに用いられる。初期のホールダウンは、二つ以上の別々の金属片を溶接でつなぎ合わせたもので構成された。これらのホールダウンは、発錆を防ぐために塗装されなければならなかった。それらは、重くて製作費が高かった。
【0004】
最近のホールダウンは、溶接または塗装を必要としない順送型機械の上に形成されるトタン板から作られる。米国特許第4,665,672号(カミンズ(Commins)、ギルブ(Gilb)およびリトルトン(Littleton)に1987年5月19日に付与された)、米国特許第5,092,097号(ヤング(Young)に1992年3月3日に付与された)および米国特許第5,249,404号(リーク(Leek)およびカミンズ(Commins)に1993年10月5日に付与された)を参照されたいr。これらの進歩は、引張力に耐えるそれらの能力を高めながら、ホールダウンを作るためのコストを下げた。しかし、サンフランシスコ、ロサンゼルスおよび神戸(日本)の重症地震は大量生産されて安価に取り付けできるホールダウンが多くの接手の強度をより一層高めなければならないことを示している。
【0005】
普通のホールダウンは、独立のアンカー部材と協力して働いて、第1の建物構造部材(一般に、壁の垂直用途に垂直に配置された間柱)の側面に付ける。間柱または束の側面に取り付けるこれらのホールダウンにおいて、アンカー部材はコネクタの座部に付いている。この座部はバック部材に接続され、バック部材は間柱または束の側面に付いている。これらのホールダウンは、コネクタの強度を高めるためまたはシート部材をバック部材に接続するために一つ以上の側面部材9を有することが多い。
【0006】
他の型のホールダウンは、間柱または束の底端部に付いている。この種類のホールダウンの特許を受けた一例が1994年12月27日にイェフダ・ウォルフソン(Yehuda Wolfson)に付与された米国特許5,375,384にある。束または間柱の底端部に付けるホールダウンの利点は、それが連結部からどんな偏心をも取り除くことができるということである。本発明のホールダウンは、この種類のホールダウンである。本発明のホールダウン・コネクタは最小のたわみで非常に高い引張り荷重に耐え、その一方で、経済的に製作できるホールダウンを提供することによって従来技術を改良する。
【0007】
発明の開示
本発明は、コネクタ、アンカー部材および留め金具を使用する第1の建物構造部材および第2の建物構造部材の間の接手である。
【0008】
アンカー部材は、第2の建物構造部材によって保持される。アンカー部材には、第2の建物構造部材より上に突き出る第1端部がある。コネクタがアンカー部材の第1端部を受ける。コネクタは、みぞ形のストラップおよび隔離台から成る。ストラップは、基板および二つの側方部材9を有する。ストラップの基板は、アンカー部材が通り抜ける穴を形成されている。独立隔離台(それはストラップの側方部材9の間に受けられて、ストラップの前記基板に載っている)は、アンカー部材を受ける穴を形成されている。隔離台は、アンカー部材に連結されている。第1の建物構造部材は、ストラップの側方部材9の間に受けられる。この部材は、第1の構造上の建物構造部材の底部を前記アンカー部材の第1端部より上に持ち上げる隔離台の上にのって、それによって支えられる。留め金具がストラップの側方部材9を第1の建物構造部材に接続することによって連結を完成させる。
【0009】
本発明の目的は、引張力に従来技術よりよく耐え、しかもなお製作が経済的で据付けが容易なコネクタを提供することである。
【0010】
本発明のコネクタを試験して、非常に高い設計荷重を有することがわかった。4×4束または2本の当て木付き2×4間柱を固定するように形成されて、24本の6.35cm(2.5インチ)シンプソン・ストロング・ドライブ(Simpson Strong−Drive)木ねじを使用する本発明のコネクタの実施例が、9735ポンドの設計荷重を有するとわかった。この設計荷重は、木束を用いて鋼ジグについて実施された静荷重試験に基づいている。この設計荷重は、連結の強度の三つの異なる可能な計測法の内の最も低いものである。3種類の値は、ホールダウンが0.318cm(0.125インチ)たわむ値(たわみは、アンカーボルトとホールダウンのストラップ部分の間のコネクタの動きに起因する連結部の動きとして測定される)、接手の破損が起こる荷重(終極荷重)の三分の一、または剪断荷重を加えられ、木部材を10個のゲージ鋼ストラップに接続する24本の木ねじについての計算値である。
【0011】
更に、本発明の別の目的は、設計圧縮荷重に耐える第1の建物構造部材に対する台を提供することである。好適な台は鋳造アルミニウムから形成されて、それを非常に強くする。
【0012】
本発明の他の目的は、どんな偏心荷重をもつくらないコネクタを提供することである。これは、コネクタがボルトまたはアンカー部材に取り付けられる点のすぐ上にコネクタによって固定される束をセットすることによって達成される。
【0013】
更に、本発明の別の目的は、ホールダウン・コネクタが、付属する第1の建物構造部材の面と平行なアンカー部材の位置の変動に順応するコネクタを提供することである。この目的は、アンカー部材を受ける比較的広い開口部のあるコネクタを作ることによって達成される。
【0014】
製作が経済的であるホールダウンを作る目的は、塗装および溶接などの高価な二次加工を最小限にして自動機械で形成できる設計を用いることによって達成される。
【0015】
本発明のこれらおよびその他の目的は、図面、好ましい実施例の説明および特許請求の範囲を参照することによって明瞭になる。
好適な実施例の説明
【0016】
図1および2に示すように、留め金具4およびアンカー部材5と協働して第1の建物構造部材2を第2の建物構造部材3に連結するための、本発明に従って構成されたコネクタ1が、ストラップ6を第1の建物構造部材2に取り付けるための留め金具4を受けるストラップ6およびストラップ6の中に入れ子になっていてコネクタ1を第2の建物構造部材3に取り付けるアンカー部材5の第1端部8を受ける隔離台7から成る。
【0017】
アンカー部材5は、第2の建物構造部材3によって保持されて、第2の建物構造部材3より上に突き出ている第1端部8を有する。
【0018】
本発明の好適なコネクタ1は、底板21および二つの側方部材9を有するみぞ形ストラップ6として形成されている。ストラップ6の底板21は、コネクタ1を第2の建物構造部材3に取り付けるためにアンカー部材5を通り抜けさせる開口部10を形成されている。
【0019】
好適な隔離台7は、みぞ形ストラップ6とは別の部材である。好適な隔離台7は、ストラップ6の側方部材9の間に受けられて、ストラップ6の底板21にもたれる。隔離台7は、アンカー部材5を受ける開口11を形成されている。隔離台7は、アンカー部材5に接続される。
【0020】
垂直に配置された木束2であってよい第1の建物構造部材2は、また、ストラップ6の側方部材9の間に受けられて、隔離台7の上部18にのって、隔離台7の上部18によって支えられる。同時に、束2の底部22は、アンカー部材5の第1端部8より上に配置される。
【0021】
図5および8に示されているように、ストラップ6および隔離台7はアンカー部材5を受ける楕円筒状の開口10および11を形成されるのが好ましい。これは、正確に直角の位置で第2の建物構造部材3に取り付けられなかったアンカー部材5に対応する能力をコネクタ1に与える。アンカー部材5は、第2の建物構造部材3が建物の下の方のレベルの木製部品であるとき、かなり配置しやすいが、一旦アンカー部材5がコンクリートの基礎3に固定されると、その配置を修正することは非常にむずかしい。
【0022】
コネクタ1のストラップ6は、留め金具4を受ける開口12および26を形成されているのが好ましい。
【0023】
図13を参照すると、アンカー部材5は、アンカーボルト13およびそれに付けられた保持部材14から成ることができる。第2の建物構造部材3がコンクリートの基礎3であるとき、図1に示すように、アンカーボルト13の底部は第2の建物構造部材3に埋められる。アンカーボルト13の底端部は、引抜き抵抗を与えるために複心曲線で形成されているのが好ましい。アンカーボルト13の上端部8は保持部材14(一般にねじ付きナット14)を着脱自在に付けることができるねじ部を形成されて、アンカー部材5を完成できる。
【0024】
好ましい実施例において、隔離台7は、底面15、四つの側面16および17および上部18を有する。隔離台7の四つの側面のうちの二つは、二つの対向する横方向側面17と呼ばれる。底面15は、二つの横方向の接合点19で二つの対向する横方向側面17を結合する。隔離台7の底面15は、また、支え面20が形成されている。二つの対向する横方向側面17は各々選択された高さを有する。
【0025】
好ましい実施例において、ストラップ6の底板21および側方部材9は、二つの横方向の接合点19で、支え面の形および隔離台7の形に正確に従うように形成される。また、好ましい実施例において、ストラップ6の側方部材9は、二つの対向する横方向側面17の高さの事実上全てについて隔離台7の対向する横方向側面17の形に正確に従うように形成されている。
【0026】
好ましい実施例において、底面15および二つの対向する横方向側面17の間の接合点19は比較的大きい半径23を有する連続曲線として形成されている。各側面上のこの曲線の半径23は、0.635cm(0.250インチ)である。
【0027】
同様にして、ストラップ6の底板21は、曲がった接合部24の場所で側方部材9と合わさる。これらの湾曲接合部24の半径25もまた0.635cm(0.250インチ)である。ストラップ6の他の寸法はまた、隔離台7の寸法にマッチするように選ばれ、ストラップ6がほぼ正確に隔離台7を受けるようになっている。これは、設計揚圧力荷重におけるコネクタ1の全てのたわみを実際に除去する。
【0028】
図2を参照すると、第1の建物構造部材2が木製のとき、留め金具4は刃部を有する木ねじであるのが好ましい。留め金具4は、また、2、3の異なる名前をあげると、釘、ナットを有するねじボルト、ラグねじまたは鋼ねじであってもよい。留め金具4としてセルフドリリング木ねじを使用することは、穴明け箇所を持たない並ボルト用の孔を穿設する追加のステップを必要としなくする。セルフドリリング木ねじ4は釘より強い連結部をつくり、電動または、空気圧ドライバを用いれば、ドリリング木ねじを釘とほとんど同じ速さで取り付けできる。好適な留め金具4は、6.35cm(2.5インチ)長さのシンプソン・ストロング・ドライブ・ねじ(Simpson Strong Drive Screws)(商品名)である。
【0029】
図5を参照すると、好ましい実施例において、ストラップ6の留め金具4を受ける最も低い開口26は選択された距離だけ隔離台7の上部18から間隔を置いて配置されている。この距離は、コネクタ1と共に使用される留め金具4およびストラップ6が接続する第1の建物構造部材2の形と構成によって変わる。第1の建物構造部材2を突き通す留め金具4が第1の建物構造部材2の端に近づき過ぎて配置される場合、木製構造部材の割裂は問題である。
【0030】
第1の建物構造部材2が鋼製であるときとき、コネクタ1は、第1の建物構造部材2に溶接できるので、バック部材6は開口12および26を形成される必要がなく、留め金具4は溶接にすることができる。
【0031】
好ましい実施例のストラップ6は、トタン板から形成されている。隔離台7の好ましい実施例は、鋳造アルミニウム片として形成される。コネクタ1の好ましい形は、塗装または溶接を施される必要がない。これは、製造費用を低下させる。
【0032】
好適な隔離台7は、隔離台7の二つの向かい合った横方向側面17の隔離台7の上部18との各接合部に切欠き27を形成されている。これらの切欠きは、隔離台7にロック面29を作る。これらの切欠き27は、ストラップ6の側方部材9の内側へのエンボス28と結合することによって、隔離台7をストラップ6の適所に固定できる。
【0033】
好ましい実施例は、以下の方法で形成される。ストラップ6になるブランクは、トタン板から切断される。ストラップ6の開口10、12および26は、ブランクから各部分を切り抜くことによって形成される。ブランクは、次に、底板21から第1および第2の側方部材9を上に折り曲げることによって図4に示すほぼみぞ形に作られる。隔離台7は、アルミニウムから鋳造される。隔離台7は、次に、ストラップ6の側方部材9の浮き出し28が台7上のロック面29と合わさるようにしてストラップ6に挿入されて、隔離台7を適所に保持する。
【0034】
標準の4×4柱2を受ける本発明の好ましい形態において、隔離台7の上部18の寸法は、8.89cm×9.04cm(3.5インチ×3.56インチ)であり、隔離台7の上部18の支え領域はおよそ51.6平方センチ(8平方インチ)である。好ましい実施例において、隔離台7の底面15は、ストラップ6の側方部材9の間に受けられる柱2とほぼ同じ幅になるように形成される。したがって、隔離台7の対向する横方向側面17は、事実上垂直である。事実、好ましい実施例においては、隔離台7は、アルミニウムから作られる鋳造部材であり、対向する横方向側面17は、それらの鋳造を助けるために1°だけテーパーがついている。
【0035】
隔離台7の好ましい実施例において、アンカー部材5を受ける隔離台7の開口11は、隔離台7の上部18の孔30とつながっていて、孔30および開口11は、隔離台7の肩31で合わさる。好ましい実施例において、肩31から隔離台7の底面15までの距離は、1.59cm(5/8インチ)である。好ましい実施例において、隔離台7の孔30および肩31は、隔離台7の開口11によって受けられることができるボルト13にねじ付けるねじ付きナット14が孔30において受けられ、このねじ付きナット14はまた、肩31に達することができるように形成されている。
【0036】
好ましい実施例において、隔離台7のアンカー部材5を受ける開口11の中心は、第1の建物構造部材2が側方部材9の間に受けられるとき、第1の建物構造部材2の中央軸線と位置が合う。
【0037】
図2において最もよく示されているように、好ましい実施例において、ストラップ6および隔離台7は別々の部材である。好ましい実施例において、引張力がコネクタ1にかかっているとき、隔離台7はストラップ6の底板を押さえることによってストラップ6にかかる持ち上げ力に耐える。
【0038】
図2、8および9において最もよく示されているように、隔離台7は、アンカー部材5が隔離台7の中に十分に突き出て、ナット14または他の保持部材14によって隔離台7に保持されているかどうかを検査官が調べることができる窓33が形成されている。これらの窓33はまた、柱2または接手の底端部の下に空気を循環させて木材の腐敗を予防する助けとなる。
【0039】
隔離台7は、好ましくはアルミニウムで作られる。アルミニウムの等級は、6061、T6またはその相当品である。ストラップ6は、好ましくは以下の仕様に合う10ゲージ(0.33cm(0.130インチ))のトタン板で作られる。仕様はG90、A−653、SSGR 33,F=33 KSI,F=45KSIである。
【0040】
上述のように、好ましい実施例を製造することのために、鋳造隔離台7の二つの向かい合った横方向側壁17は、1°テーパーを付けられている。隔離台7を受けるストラップ6の側方部材9は、また、隔離台7に正確にマッチさせるために1°のテーパーを付けられている。
【0041】
図1は、好ましい実施例の典型的使用法を示す。図1において、第1の建物構造部材2は組立壁の垂直間柱2で、第2の建物構造部材3はコンクリート基礎3である。本発明は、また、ほんの少しの用途の例を挙げれば、組立構造体の床の間で引張り荷重を伝達するためまたは石造またはコンクリートの壁に根太を連結するために用いられてもよい。
【0042】
基礎‐木製間柱接手を形成する好ましい実施例のコネクタ1の取付けが図1によって例示されている。まず、ねじ付き先端部分を有するアンカーボルト33を第2の建物構造部材3に埋め込む。これは、湿ったコンクリートにアンカーボルト13の底部分を入れることによってまたは第2の建物構造部材3をそれからアンカーボルト13の先端部分から突き出るようにして形成することによって行うことができる。後者の方法が、好ましい。
【0043】
コネクタ1は、それからアンカーボルト13の上にはめ込まれる。アンカーボルト13のねじ付き部分はコネクタ1の基部においてストラップ6および隔離台7の開口10および11に挿入され、それより大きい孔30または開口の基部となっている肩31より上にアンカーボルト13が突き出る。できれば、そして、図1に示すように、コネクタ1は第2の建物構造部材3に載らなければならない。好ましくは、アンカーボルト13のねじ付き部分は、隔離台7の上部18のレベルより上に突き出てはならない。
【0044】
ワッシャ32が肩31にのるようにアンカーボルト13の先端部分に挿入される。それから、ナット14がアンカーボルト13のねじ付き部分に嵌められて、完全に締められ、ナット14がワッシャ32を圧迫し、ワッシャ32が隔離台7の肩31を圧迫するようになる。箱形スパナを用いてナット14をアンカーボルト13に締めるのが好ましい。
【0045】
垂直骨組部材2は、次にストラップ6の側方部材9の間でコネクタ1に挿入され、その結果、隔離台7の上に載る。
【0046】
留め金具4は、ストラップ6の開口12および26を通して第1の建物構造部材2に打ち込まれ、コネクタ1のストラップ6と第1の建物構造部材2の間に堅い嵌合いを形成し、連結を完了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 建築構造物の垂直部材の斜視図である。柱は、ねじ付き固定具およびアンカー部材と協力して本発明のホールダウン・コネクタによって固定される。
【図2】 本発明に従って構成されたコネクタの分解斜視図である。第1の建物構造部材とコネクタの間の連結を行う好適なねじ部品の例が同様に示されている。
【図3】 図1のコネクタのストラップの平面図である。
【図4】 図1のコネクタのストラップの正面立面図である。
【図5】 図1のコネクタのストラップの底面図である。
【図6】 図1のコネクタのストラップの側面図である。
【図7】 図1のコネクタのストラップの側面図である。
【図8】 図1のコネクタの隔離台の平面図である。
【図9】 図1のコネクタの隔離台の正面立面図である。
【図10】 図1のコネクタの隔離台の底面図である。
【図11】 図1のコネクタの隔離台の側面図である。
【図12】 ストラップに挿入された隔離台を示している本発明のコネクタの拡大正面立面図である。
【図13】 図1の線13―13に沿っての断面側面図である。垂直部材は、図13には示されていない。

Claims (16)

  1. 組立壁などの第1の建物構造部材および基礎などの第2の建物構造部材の間を接続するコネクタであり、開口を形成されている底板および二つの側方部材を有するみぞ形ストラップおよび前記ストラップの前記二つの側方部材の間に受けられ、前記ストラップの前記底板に載り、開口を形成されている独立した隔離台を含むコネクタを備え、
    前記隔離台は、底面および二つの対向する横方向側面を有し、前記底面は、二つの横方向の接合点で前記二つの対向する横方向の側面に合い、前記隔離台の前記底面が支え面を形成されており、前記対向する横方向側面は各々選択された高さを有し、
    前記コネクタは、前記開口を通して前記第2の建築構造部材に前記第2の構造建築部材によって保持されたアンカー部材を挿入することによって固定され、前記コネクタは、前記第1の建築構造部材を前記ストラップの前記二つの側方部材の間に受けて、前記アンカー部材の第1の端より上に配置されながら隔離台の底板の上部によって支持し、且つ前記コネクタの前記ストラップの前記第1の建築構造部材に留める金具によって接続されており、
    前記ストラップの前記底板および側方部材は、前記支え面の形および前記二つの横方向の接合点の前記隔離台の形に正確に従うよう形成されていることを特徴とするみぞ形コネクタ。
  2. 前記ストラップの前記側方部材は、前記対向する横方向の側面の前記高さのほぼ全てに対して前記隔離台の前記対向する横方向側面の形に正確に従うよう形成されている請求項1のみぞ形コネクタ。
  3. 前記底面が前記二つの対向する横方向の側面に合う前記横方向の接合点は、連続湾曲輪郭を形成されている請求項2のみぞ形コネクタ。
  4. 前記隔離台の前記底は、前記ストラップの前記側方部材の間に受けられる前記第1の建物構造部材とほぼ同じ幅になるように形成されている請求項3のみぞ形コネクタ。
  5. 前記連続湾曲輪郭の横方向の接合点は、0.635cmの半径を有する請求項4のみぞ形コネクタ。
  6. 前記隔離台の前記対向する横方向の側面は、1°のテーパーをつけた部分有する請求項5のみぞ形コネクタ。
  7. 前記ストラップの前記側方部材の一つ以上は、内方へ突出している浮き出しを形成されており、前記隔離台は、一つ以上のロック面を形成されており、前記側方部材の前記内方へ突出している浮き出しは、前記ストラップ上に前記隔離台を保持するために前記ロック面を圧迫する請求項6のみぞ形コネクタ。
  8. 前記隔離台が、前記アンカー部材の前記隔離台への前記みぞ形コネクタを調べるための一つ以上の開口を形成されている請求項7のみぞ形コネクタ。
  9. 前記アンカー部材を受ける前記隔離台の前記開口は、前記隔離台の上部にある孔とつながっており、前期孔および前記開口は前記隔離台の肩で合っている請求項8のみぞ形コネクタ。
  10. 前記アンカー部材は、ねじ付きアンカーボルトおよび前記アンカーボルトにねじ付け可能に受けられることができるねじ付きナットを備え、前期隔離台の前記孔および前記肩は前記ねじ付きナットが前記孔に受けられることができ、前期ねじ付きナットが前記肩に達することができるように形成されている請求項9のみぞ形コネクタ。
  11. 前記ストラップは、前記留め金具を受ける開口を形成されている請求項10のみぞ形コネクタ。
  12. 前記隔離台は、前記第1の建物構造部材に対する剛性支承部材として用いられる請求項11のみぞ形コネクタ。
  13. 前記隔離台は、底面および二つの対向する横方向側面を有し、前記底面は、二つの横方向の接合点で前記二つの対向する横方向の側面に合い、前記底面が前記二つの対向する横方向の側面に合う前記横方向の接合点は、連続湾曲輪郭を形成されている請求項1のみぞ形コネクタ。
  14. 前記湾曲輪郭の横方向接合点は、0.635cmの半径を有する請求項13のみぞ形コネクタ。
  15. 前記隔離台の前記底面は、前記ストラップの前記側方部材の間に受けられる第1の建築構造部材とほぼ同じ幅になるように形成されている請求項3のみぞ形コネクタ。
  16. 前記隔離台の前記対向する横方向の側面は、1°にテーパーをつけた部分有する請求項15のみぞ形コネクタ。
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