JP3996829B2 - 問合せ対応システム,問合せ対応方法および問合せ対応プログラム - Google Patents

問合せ対応システム,問合せ対応方法および問合せ対応プログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、問合せ対応システム,問合せ対応方法および問合せ対応プログラムに係り、特に顧客からの問合せに対応する対応者の対応業務を支援する問合せ対応システム,問合せ対応方法および問合せ対応プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業などの顧客が業務に利用する業務サーバを預かり、その業務サーバの運用を代行するインターネット・データ・センタ(以下、IDCという)が注目されている。IDCは、業務サーバの設置や管理などの維持管理サービスを総合的に提供するものである。
【0003】
通常、IDCはセンタに設置されたコンピュータ等の設備の監視・操作などを行う運用担当(以下、オペレータという)部門,業務サーバの運用に関する顧客からの電話による問合せに対応するためのサポートディスク(以下、SDという)部門,業務サーバの保守や障害対応を行うシステムエンジニア(以下、SEという)部門などを設けることで、顧客をサポートしている。
【0004】
従来のIDCでは、SD部門の対応者を受付専門の第1対応者と、第1対応者より技術力のある第2対応者とに分け、顧客からの業務や障害に関する問合せが簡単なものであれば第1対応者が対応し、第1対応者が対応できない問合せを第2対応者が対応している。
【0005】
まず第1対応者が顧客からの問合せを受け付け、簡単な問合せであれば第1対応者が顧客に対して回答を行う。一方、顧客からの問合せの内容が難しいなどの理由で問合せに対応できないときに、第1対応者は対応できない問合せを第2対応者に取り次いでいた。さらに、第2対応者でも顧客からの問合せに対応できない場合、第2対応者は対応できない問合せをSEに取り次いでいた。
【0006】
ところで、IDCでは異なる業務を処理する多数の業務サーバが稼動しているため、顧客からの問合せの内容は多様である。顧客からの問合せの内容は、例えば業務サーバの運用に関する確認、質問、依頼などであって、緊急度は顧客や業務により異なる。また、顧客からの問合せに対応するためには、業務サーバ,ネットワークおよび各業務処理の状況を調査する必要がある
したがって、個々の業務に関する知識とサポート業務のスキルが十分な者(以下、対応適任者という)でないと顧客からの問合せの対応に長時間を要したり、対応作業に間違いを引き起こしたりするという問題があった。
【0007】
そこで、このような問題を解決するために、従来のIDCでは顧客からの問合せの内容に基づき対応適任者を選択して、顧客からの電話を対応適任者に転送することが行われている(例えば、特許文献1、非特許文献1)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−51550号公報
【非特許文献1】
CTI Solution Guide 2000 特別企画別冊,日経BP社刊
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、業務サーバやネットワークや各業務処理の状況調査の作業には時間がかかるので顧客に即答できない場合が多かった。その結果、顧客は回答を得るまで電話をかけたまま長時間待機せざるを得ないという不都合があった。
【0010】
また、顧客からの問合せに対応すべき対応適任者が全員他の問合せに対応している場合、何れかの対応適任者が対応可能となるまで、第1対応者は受付けた電話を対応適任者に転送して対応を依頼できないので、顧客を長時間待機させることになると共に別の顧客からの電話を受付けられないという問題があった。
【0011】
また、顧客からの問合せの緊急度は第1対応者が受付けるまで不明であり、第1対応者が第2対応者に問合せをそのまま取り次ぐので、緊急度に応じて対応の順序を変更できないという問題があった。
【0012】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、顧客からの問合せに対応する対応者の対応業務を効率的に支援し、顧客を長時間待機させることがなく、問合せの緊急度に応じて対応の順序を変更できる問合せ対応システム,問合せ対応方法および問合せ対応プログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、顧客からの問合せに対応する対応者を最下位の第1対応者から最上位の第n対応者のグループに分けて、前記第1対応者から第n対応者に顧客からの問合せに対応させる問合せ対応システムであって、第2〜第n対応者が前記顧客に連絡するための連絡先情報,前記第1対応者から入力された前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録する第1対応者用端末と、前記記録手段に登録された前記対応結果に応じて、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち前記第2〜第n対応者が対応すべき問合せを前記第2〜第n対応者に提示し、前記第2〜第n対応者から入力された前記顧客からの問合せに対する対応結果を前記記録手段に登録する第2〜第n対応者用端末とを有することを特徴とする。
【0014】
このような問合せ対応システムでは、顧客からの電話による問合せを受けた前記第1対応者が、顧客からの問合せの内容を聞いたあとで一旦電話を切る。第1対応者は顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録し、第1対応者が記録手段に登録した対応結果に応じて第2〜第n対応者が対応すべき問合せを第2〜第n対応者に提示している。
【0015】
したがって、第2〜第n対応者は顧客からの問合せのうち第2〜第n対応者が対応すべき問合せを提示されるため、第2〜第n対応者が対応すべき問合せに効率良く対応することができる。また、顧客からの問合せの内容を聞いたあとで一旦電話を切ることにより、顧客を長時間待機させることがない。
【0016】
前記第1対応者用端末は、前記第1対応者が受け付けた顧客からの問合せの内容を入力され、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録する問合せ登録手段と、前記記録手段に登録した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を前記記録手段に登録する第1の対応結果登録手段とを有するようにしてもよい。
【0017】
このような問合せ対応システムでは、記録手段に登録した顧客からの問合せに対して第1対応者が対応できない旨を登録できるため、第1対応者が対応できない顧客からの問合せを容易に識別できる。
【0018】
前記第2〜第n対応者用端末は、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち下位の対応者から対応できない旨を入力された前記顧客からの問合せの内容を第2〜第n対応者に提示する提示手段と、前記第2〜第n対応者に提示した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を登録する第2の対応結果登録手段とを有するようにしてもよい。
【0019】
このような問合せ対応システムでは、第1対応者が対応できない顧客からの問合せを第2〜第n対応者の対応すべき問合せとして提示するため、第2〜第n対応者の対応すべき問合せを容易に識別できる。また、記録手段に登録した顧客からの問合せに対して対応できない旨を登録できるため、第2〜第n対応者が対応できない顧客からの問合せを容易に識別できる。
【0020】
前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち前記第1〜第n−1対応者から対応できない旨を入力された前記顧客からの問合せ内容を、第n対応者に通知する通知手段を更に有するようにしてもよい。
【0021】
このような問合せ対応システムでは、第1〜第n対応者が対応できない顧客からの問合せを第n対応者に通知することができる。したがって、第n対応者は顧客からの問合せのうち第1〜第n−1対応者が対応できない顧客からの問合せに効率良く対応することができる。
【0022】
前記通知手段は、前記第n対応者に電話又は電子メールの少なくとも一方を用いて前記顧客からの問合せ内容を通知するようにしてもよい。
【0023】
このような問合せ対応システムでは、第1〜第n対応者が対応できない顧客からの問合せを、少なくとも電話又は電子メールを用いて第n対応者に通知することができる。
【0024】
前記提示手段は、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録してからの経過時間が、前記顧客及び問合せの内容の少なくとも一方に応じて設定されている対応上限時間を超過しているときに、その旨を第2〜第n対応者に提示するようにしてもよい。
【0025】
このような問合せ対応システムでは、記録手段に登録された顧客からの問合せのうち、対応上限時間を超過した問合せがあるときに、その旨を第2〜第n対応者に提示することにより、顧客からの問合せが未対応のまま放置されることを防ぐことができ、顧客からの問合せに確実に対応することができる。
【0026】
前記記録手段に登録されている前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を前記顧客毎に集計し、その集計情報を所定期間ごとに前記顧客に通知するようにしてもよい。
【0027】
このような問合せ対応システムでは、顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を顧客毎に集計し、対応者の作業負担を大幅に増加させることなく、その集計情報を所定期間ごとに顧客に通知することができる。
【0028】
また、本発明は、顧客からの問合せに対応する対応者を最下位の第1対応者から最上位の第n対応者のグループに分けて、前記第1対応者から第n対応者に顧客からの問合せに対応させるコンピュータネットワークを用いた問合せ対応方法であって、第2〜第n対応者が前記顧客に連絡するための連絡先情報,前記第1対応者から入力された前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録する第1の登録段階と、前記記録手段に登録された前記対応結果に応じて、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち前記第2〜第n対応者が対応すべき問合せを前記第2〜第n対応者に提示する提示段階と、前記第2〜第n対応者から入力された前記顧客からの問合せに対する対応結果を前記記録手段に登録する第2の登録段階とを有することを特徴とする。
【0029】
このような問合せ対応方法では、まず第1対応者が顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録し、第1対応者が記録手段に登録した対応結果に応じて第2〜第n対応者が対応すべき問合せを第2〜第n対応者に提示している。
【0030】
したがって、第2〜第n対応者は顧客からの問合せのうち第2〜第n対応者が対応すべき問合せを提示されるため、第2〜第n対応者が対応すべき問合せに効率良く対応することができる。
【0031】
また、請求項9の問合せ対応プログラムを利用することにより、上記課題を解決できる。なお、このプログラムは、通信回線を利用した転送やプログラムを記録した記録媒体の配布などにより提供される。
【0032】
プログラムを記録した記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0034】
図1は、本発明の問合せ対応システムの一実施例の構成図である。図1の問合せ対応システム1は、顧客端末10と,顧客電話機11と,Webサーバ20と,メールサーバ30と,アプリケーションサーバ40と,CTI(Computer Telephony Integration)サーバ50と,第1SD(Support Desk)端末60と,第1SD電話機61と,第2SD端末70と,第2SD電話機71と,SE(Systems Engineer)端末80と,SE電話機81と,ファイアウォール(Fire Wall)90と,交換機100と,ネットワーク101〜103とを有するように構成されている。
【0035】
Webサーバ20,メールサーバ30,アプリケーションサーバ40,CTIサーバ50,第1SD端末60,第2SD端末70およびファイアウォール90は、例えばLANなどのネットワーク101を介して接続されている。また、顧客端末10,SE端末80およびファイアウォール90は、例えばインターネットなどのネットワーク103を介して接続されている。Webサーバ20はファイアウォール90を介してネットワーク101,103に接続されている。
【0036】
CTIサーバ50,第1SD電話機61および第2SD電話機71は、例えば構内ディジタル交換機などの交換機100に接続されており、公衆電話網などのネットワーク102を介して顧客電話機11およびSE電話機81に接続されている。例えば図1の問合せ対応システム1に含まれる構成のうち、顧客端末10と,顧客電話機11と,SE端末80と,SE電話機81と,ネットワーク102,103とを除く構成は、IDC内に設置される。
【0037】
顧客端末10は、ネットワーク103に接続可能な端末であって、業務や障害に関する問合せをSD部門に対して行う顧客が操作するものである。Webサーバ20は、ネットワーク103を介して接続される顧客端末10やSE端末80に対してWebページを提供するものである。
【0038】
メールサーバ30は、電子メールの送受信に関する処理を行うものであり、顧客端末10,CTIサーバ50,SE端末80などのメールアドレスを宛先とする電子メールを受信し、そのメールアドレス宛に電子メールを送信する。
【0039】
アプリケーションサーバ40は、後述する問合せ履歴データベース(以下、DBという)を管理し、第1SD端末60および第2SD端末70からの要求に応じて問合せ履歴DBに対する処理を行う。また、アプリケーションサーバ40は問合せ履歴DBに格納されている内容から後述するレポートを作成し、作成したレポートを電子メールで顧客端末10に送信するか、又は印刷して出力する。
【0040】
なお、問合せ履歴DBの管理はアプリケーションサーバ40以外のDBサーバにさせてもよい。また、レポートの印刷はアプリケーションサーバ40以外の印刷サーバにさせてもよい。
【0041】
CTIサーバ50は、所定のメールアドレス宛に着信した電子メールをメールサーバ30から受信する。CTIサーバ50は、受信した電子メールの内容を分析し、その電子メールの内容を通知すべきSEを検索する。そして、CTIサーバ50は検索したSEの電話番号に電話を掛けて電子メールの内容を音声合成して通知する。
【0042】
SEは、例えばPB(Push Button)音を利用して電子メールの内容を確認した旨を表す確認応答をCTIサーバ50に送信する。CTIサーバ50は、SEから受信した確認応答を例えば問合せ履歴DBに格納する。
【0043】
第1SD端末60は、顧客からの問合せを最初に受け付ける第1SDの操作する端末である。なお、第1SDは特許請求の範囲に記載されている第1対応者に相当する。第1SD電話機61は、第1SDが利用する電話機である。
【0044】
顧客からの電話が第1SD電話機61に着信すると、第1SD端末60は例えば発信者電話番号で顧客を特定し、特定した顧客の顧客情報,問合せ履歴情報などを検索して画面に表示する。顧客からの電話を取った第1SDは、第1SD電話機61を用いて顧客と会話し、顧客からの問合せを受け付ける。
【0045】
第1SD端末60は、第1SDから入力された顧客からの問合せを問合せ履歴DBに格納する。また、顧客からの問合せが簡単であって第1SDがそのまま顧客に回答した場合、第1SD端末60は第1SDから入力された問合せに対する回答内容を問合せ履歴DBに格納する。
【0046】
なお、顧客からの問合せが難しく回答できない場合、第1SDは顧客からの電話を一旦切る。第1SD端末60は第1SDから入力された問合せを第2SD又はSE対応に切り分けるための登録を問合せ履歴DBに対して行う。
【0047】
顧客からの問合せがSE対応に切り分けられた場合、第1SD端末60はSE対応に切り分けられた問合せの内容を電子メールに記載し、その電子メールを例えばCTIサーバ50に送信する。前述したように、CTIサーバ50はSEの電話番号に電話を掛けて電子メールの内容を音声合成して通知する。
【0048】
なお、第1SD端末60はSE対応に切り分けられた問合せの内容を電子メールに記載し、その電子メールを例えばアプリケーションサーバ40に送信するようにしてもよい。この場合、アプリケーションサーバ40はSE対応に切り分けられた問合せの内容を記載した電子メールをSE端末80に送信する。
【0049】
第2SD端末70は、第1SDが対応できない顧客からの問合せに対応する第2SDの操作する端末である。なお、第2SDは特許請求の範囲に記載されている第2対応者に相当する。第2SD電話機71は、第2SDが利用する電話機である。なお、第2SDは、第1SDより技術力や経験などを豊富に有しているものとする。
【0050】
第2SD端末70は、第2SDの操作に応じて、問合せ履歴DBから第2SD対応に切り分けられ、且つ未対応の問合せを検索して表示する。第2SDが顧客からの問合せ内容に応じて回答の準備を行い、顧客に電話して回答した場合、第2SD端末60は第2SDから入力された問合せに対する回答内容を問合せ履歴DBに格納する。
【0051】
なお、顧客からの問合せが難しく回答できない場合、第2SD端末70は第2SDから入力された問合せをSE対応に切り分けるための登録を問合せ履歴DBに対して行う。
【0052】
顧客からの問合せがSE対応に切り分けられた場合、第2SD端末70はSE対応に切り分けられた問合せの内容を電子メールに記載し、その電子メールを例えばCTIサーバ50に送信する。前述したように、CTIサーバ50はSEの電話番号に電話を掛けて電子メールの内容を音声合成して通知する。
【0053】
なお、第2SD端末70はSE対応に切り分けられた問合せの内容を電子メールに記載し、その電子メールを例えばアプリケーションサーバ40に送信するようにしてもよい。この場合、アプリケーションサーバ40はSE対応に切り分けられた問合せの内容を記載した電子メールをSE端末80に送信する。
【0054】
SE端末80は、第1SD及び第2SDが対応できない顧客からの問合せに対応するSEの操作する端末である。なお、SE端末80は特許請求の範囲に記載されている第3対応者に相当する。SE電話機81は、SEが利用する電話機である。なお、SEは、第1SD及び第2SDより技術力や経験などを豊富に有しているものとする。
【0055】
SE端末80は、SEの操作に応じて、例えばアプリケーションサーバ40から受信した電子メールの内容,言い換えればSE対応に切り分けられた問合せの内容を表示する。また、SE端末80はSEの操作に応じてWebサーバ20に接続し、応答入力ページを表示する。なお、応答入力ページとは、顧客からの問合せに対応できるか否かをSEが入力するためのWebページである。
【0056】
SE電話機81は、CTIサーバ50から音声合成された電子メールの内容を受信し、SEの操作により例えばPB音を利用して電子メールの内容を確認した旨を表す確認応答をCTIサーバ50に送信する。
【0057】
なお、図1の第1SD電話機61,第2SD電話機71,SE電話機81は固定電話機に限るものでなく、移動電話機であってもよい。また、図1は顧客の問合せに対応する対応者を第1SD,第2SD及びSEの3階層としているが、2階層以上であれば3階層に限らない。
【0058】
さらに、図1の問合せ対応システム1では、アプリケーションサーバ40およびCTIサーバ50を別々に設けているが、アプリケーションサーバ40およびCTIサーバ50の機能を有する一つのサーバを設けてもよい。
【0059】
次に、アプリケーションサーバ40,CTIサーバ50,第1SD端末60および第2SD端末70のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明によるアプリケーションサーバ,CTIサーバ,第1SD端末および第2SD端末の一例のハードウェア構成図である。
【0060】
図2のコンピュ−タは、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置111と,表示装置112と,ドライブ装置113と,記録媒体114と,補助記憶装置115と,メモリ装置116と,演算処理装置117と,インターフェース装置118と,データベース(以下、DBという)119とを含むように構成される。
【0061】
入力装置111は、コンピュータの利用者が操作するキーボード及びマウスなどで構成され、コンピュータに各種操作信号を入力するために用いられる。表示装置112は、コンピュータを操作するのに必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。インターフェース装置118は、コンピュータをネットワーク101または交換機100に接続する為のインターフェースである。DB119は、処理に必要な各種情報を格納する。
【0062】
問合せ対応プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体114によって提供される。問合せ対応プログラムを記録した記録媒体114は、ドライブ装置113にセットされ、問合せ対応プログラムが記録媒体114からドライブ装置113を介して補助記憶装置115にインストールされる。
【0063】
補助記憶装置115は、インストールされた問合せ対応プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データなどを格納する。メモリ装置116は、コンピュータの起動時に補助記憶装置115から問合せ対応プログラムを読み出して格納する。演算処理装置117は、メモリ装置116に読み出され格納された問合せ対応プログラムに従って、問合せ対応システム1に係る処理を実行する。
【0064】
以下、問合せ対応システム1の処理を詳細に説明していく。図3は、本発明による第1SD端末および第2SD端末の処理の一例のフローチャートである。
【0065】
ステップS10では、第1SD端末60又は第2SD端末70が、第1SD又は第2SDの操作により、実行する処理を選択される。ステップS10に続いてステップS11に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70は選択された処理を判定する。
【0066】
選択された処理が動作環境設定であると判定すると、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS12に進み、動作環境設定処理を行う。なお、動作環境設定処理とは、嗜好などに応じた動作環境を第1SD又は第2SDに設定させるものである。
【0067】
選択された処理が離席申告であると判定すると、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS13に進み、離席申告処理を行う。なお、離席申告処理とは、第1SD又は第2SDが離席するとき、第1SD又は第2SDに離席申告をさせるものである。
【0068】
選択された処理が問合せ受付であると判定すると、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS14に進み、問合せ受付処理を行う。問合せ受付処理の詳細は、後述する。
【0069】
選択された処理が対応実績登録であると判定すると、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS15に進み、対応実績登録処理を行う。
【0070】
選択された処理がレポート自動配信であると判定すると、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS16に進み、レポート自動配信処理を行う。レポート自動配信処理の詳細は、後述する。
【0071】
なお、選択された処理が終了であると判定すると、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS17に進み、終了処理を行う。終了処理とは、第1SD端末60又は第2SD端末70の処理を終了させるものである。
【0072】
次に、ステップS14の問合せ受付処理の詳細について説明する。例えば業務や障害などに関する問合せをSD部門に対して行う顧客は、顧客電話機11を利用してSD部門に電話を掛ける。顧客からの電話は、まず第1SD電話機61に着信する。
【0073】
顧客からの電話が第1SD電話機61に着信すると、第1SD端末60は例えば発信者電話番号をキー情報として図4のような顧客DBを検索し、電話を掛けて来た顧客を特定する。
【0074】
図4は、顧客DBの一例の構成図である。図4の顧客DBは、顧客コード,顧客名,ユーザコード,システムコード,電話番号などのデータ項目を含む。図4の顧客DBの場合、第1SD端末60はデータ項目「電話番号」が発信者電話番号と一致するレコードを検索することで、電話を掛けてきた顧客を特定する。
【0075】
第1SD端末60は特定した顧客の顧客情報を顧客情報DBから読み出すと共に、特定した顧客の問合せ履歴情報を後述する問合せ履歴情報DBから読み出して画面に表示する。
【0076】
顧客からの電話を取った第1SDは、第1SD電話機61を用いて顧客と会話し、画面に表示された顧客情報や問合せ履歴情報などを参照しつつ顧客からの問合せを受け付ける。そして、顧客からの問合せを受け付けた第1SDは、第1SD端末60を操作して問合せ受付を選択する。第1SD端末60はステップS14に進み、問合せ受付処理を行う。
【0077】
図5は、問合せ受付処理の一例のフローチャートである。問合せ受付を選択された第1SD端末60又は第2SD端末70は、ステップS20に進み、例えば夫々に予め設定されている端末IDとしてのコンピュータ名を取得する。なお、端末IDは第1SD又は第2SDが入力してもよい。
【0078】
ステップS20に続いてステップS21に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS20で取得したコンピュータ名と、図6のような顧客別情報通知テーブル201に格納されているコンピュータ名とを比較する。顧客別情報通知テーブル201は、例えばアプリケーションサーバ40で管理されている。
【0079】
図6は、顧客別情報通知テーブルの一例の構成図である。図6の顧客別情報通知テーブル201は、顧客名,セカンド担当者コンピュータ名,セカンド担当者名,SE電話番号,SEメールアドレス,SE名などのデータ項目を含む。本実施例では、セカンド担当者が第2SDに対応する。
【0080】
図6の顧客別情報通知テーブルの場合、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS20で取得したコンピュータ名と、データ項目「セカンド担当者コンピュータ名」に格納されている全てのコンピュータ名とを比較する。
【0081】
ステップS21に続いてステップS22に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70は、ステップS21の比較結果に応じて、第1SD端末60であるか否かを判定し、第1SD端末の問合せ受付処理あるいは第2SD端末の問合せ受付処理の何れかを実行するか決定する。具体的には、ステップS20で取得したコンピュータ名が顧客別情報通知テーブル201に登録されていなければ、第1SD端末60であると判定する。
【0082】
第1SD端末60であると判定すると(S22においてYES)、第1SD端末60はステップS23に進み、図4の顧客DB202を利用して発信元電話番号から顧客情報を検索して表示及び入力支援をしつつ、第1SDに顧客からの問合せを入力させる。
【0083】
なお、問合せの入力時には入力者の氏名を入力させる。また、例えば画面上のメニュー項目の選択操作により問合せの概要を入力させる。ステップS23に続いてステップS24に進み、第1SD端末60はステップS23で入力された顧客からの問合せを新規レコードとして問合せ履歴DB203に登録する。
【0084】
図7は、問合せ履歴DBの一例の構成図である。図7の問合せ履歴DB203は、受付番号,受付日時,顧客コード,顧客名,ユーザコード,問合せ概要,受付者,対応者,対応者メールアドレス,対応状況,切り分け情報,完了日時などのデータ項目を含む。なお、ステップS24で問合せ履歴DB203に登録される新規レコードは、データ項目「対応者」,「対応者メールアドレス」,「完了日時」が空欄となっている。
【0085】
一方、ステップS20で取得したコンピュータ名が顧客別情報通知テーブル201に登録されていれば、第1SD端末60でないと判定する。また、ステップS20で取得したコンピュータ名と組になっているセカンド担当者名を顧客別情報通知テーブル201から取得する。第1SD端末60でないと判定すると(S22においてNO)、第2SD端末70はステップS25に進み、図6の顧客別情報通知テーブル201を利用してステップS20で取得したコンピュータ名が登録されている行の顧客名を取得し、第2SDが担当する顧客を判定する。なお、判定の結果から得られる顧客の数が複数であってもよい。
【0086】
ステップS25に続いてステップS26に進み、第2SD端末70はステップS25で判定した顧客の顧客コードをキー情報として問合せ履歴DB203を検索し、検索したレコードのデータ項目「対応状況」を参照して未対応案件のレコードを取得する。
【0087】
ステップS26に続いてステップS27に進み、第2SD端末70はステップS26の検索結果として未対応案件のレコードを画面上に表示する。なお、第2SDの中でも特に指導的立場にある者を、顧客別情報通知テーブルの全ての顧客に対してセカンド担当者として登録しておくことにより、指導的立場の第2SDは全ての顧客の第2SD対応に切り分けされた未対応案件を画面上に表示させることができる。更に、ステップS26において未対応案件だけでなく対応中の案件も検索するようにすれば、指導的立場の第2SDは問合せ対応業務全体の状況を把握できる。
【0088】
ステップS27に続いてステップS28に進み、第2SD端末70は画面上に表示した未対応案件のレコードに対する選択入力が、第2SDからあったか否かを判定する。
【0089】
未対応案件のレコードに対する選択入力があったと判定すると(S28においてYES)、第2SD端末70はステップS29に進み、選択入力のあった未対応案件の詳細情報を画面上に表示し、第2SDは該未対応案件に対応するか否かを入力する。なお、第2SDが対応しない場合はSE対応への切り分け情報が入力される。一方、未対応案件のレコードに対する選択入力がなかったと判定すると(S28においてNO)、第2SD端末70はステップS30に進む。
【0090】
ステップS30では、第2SD端末70はステップS27で未対応案件のレコードを画面上に表示してから一定時間が経過したか否かを判定する。未対応案件のレコードを画面上に表示してから一定時間が経過していなければ(S30においてNO)、第2SD端末70はステップS28に戻る。
一方、未対応案件のレコードを画面上に表示してから一定時間が経過していれば(S30においてYES)、第2SD端末70はステップS26に戻る。つまり、ステップS27で未対応案件のレコードを画面上に表示してから未対応案件のレコードに対する選択入力なく一定時間が経過すると、第2SD端末70は再び問合せ履歴DB203から未対応案件のレコードを取得し直す。
【0091】
ステップS24又はステップS29に続いてステップS31に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70は、その未対応案件に対する切り分け情報の入力があるか否かを判定する。
【0092】
ここで切り分け情報とは、第1SDが回答することのできなかった顧客からの問合せ,第1SD及び第2SDが回答することのできなかった顧客からの問合せを表すものである。例えば第1SDは回答することのできない顧客からの問合せであるときに、その新規レコードのデータ項目「切り分け情報」に第2SD切り分けを表す第2SD又はSE切り分けを表すSEと登録する。また、例えば第2SDは回答することのできない顧客からの問合せであるときに、その新規レコードのデータ項目「切り分け情報」にSE切り分けを表すSEと登録する。
【0093】
未対応案件に対する切り分け情報の入力がないと判定すると(S31においてNO)、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS32に進み、図7の問合せ履歴DB203のデータ項目「対応者」にステップS23で取得した入力者名又はステップS22で取得したセカンド担当者名を対応者名として登録する。
【0094】
そして、ステップS32に続いてステップS33に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70は問合せ履歴DB203のデータ項目「対応状況」に「対応中」と登録する。
【0095】
一方、未対応案件に対する切り分け情報の入力があると判定すると(S31においてYES)、第2SD端末70はステップS36に進み、入力のあった切り分け情報がSE切り分けであるか否かを判定する。
【0096】
入力のあった切り分け情報がSE切り分けであると判定すると(S36においてYES)、第2SD端末70はステップS37に進み、CTIサーバ50に電子メールを送信することで、後述するようにSE切り分けの未対応案件がある旨をSEに通知する。
【0097】
一方、入力のあった切り分け情報がSE切り分けでないと判定すると(S36においてNO)、第2SD端末70はステップS34に進み、未対応案件に対応する問合せ履歴DB203のデータ項目「切り分け情報」に第2SD切り分けを表す第2SDと登録する。
【0098】
そして、ステップS34に続いてステップS35に進み、第2SD端末70は未対応案件に対応する問合せ履歴DB203のデータ項目「対応状況」を「未対応」に更新する。
【0099】
なお、本実施例では第1SD,第2SD及びSEの3階層で顧客からの問合せに対応する例について説明したが、4階層以上で顧客からの問合せに対応してもよい。
【0100】
また、ステップS27では、第2SD端末70が、ステップS26の検索結果として未対応案件のレコードを画面上に表示するが、緊急度の高い未対応案件や対応が遅延している未対応案件ほど目立つように表示してもよい。例えば、第2SD端末70は対応が遅延している未対応案件があると画面上に警告を表示したり、緊急度の高い未対応案件から先に表示したりする。
【0101】
緊急度の高い未対応案件や対応が遅延している未対応案件の判別は、例えば図8のような対応時間上限値テーブル206を利用して行う。図8は、対応時間上限値テーブルの一例の構成図である。図8の対応時間上限値テーブル206は、顧客名,緊急度,対応時間上限値,文字色などのデータ項目を含む。
【0102】
なお、対応時間上限値テーブル206の緊急度は図14のような類似問合せ概要テーブル205を利用して決定する。図14は、類似問合せ概要テーブルの一例の構成図である。図14の類似問合せ概要テーブル205は、顧客名,問合せ概要,緊急度などのデータ項目を含み、問合せ履歴DB203のデータ項目「顧客名」と「問合せ概要」から緊急度が決定できる。
【0103】
例えば第2SD端末70は、未対応案件に対応する問合せ履歴DB203のデータ項目「受付時間」から現在時刻までの経過時間と、対応時間上限値テーブル206のデータ項目「対応時間上限値」とを比較することにより、緊急度の高い未対応案件や対応が遅延している未対応案件を判別できる。なお、対応が遅延している未対応案件がある場合、顧客の担当者であるか否かによらず全ての第2SD端末70に警告を表示するようにしてもよく、またSE対応に切り分けられた未対応案件でも対応が遅延すると画面上に表示されるようにしてもよい。
【0104】
また、ステップS37では第2SD端末70がCTIサーバ50に電子メールを送信する。例えば第2SD端末70から電子メールを受信したCTIサーバ50は、図9のような処理を行うことにより、SE切り分けの未対応案件がある旨をSEに通知する。
【0105】
図9は、SEへの取り次ぎ処理の一例のフローチャートを示す。ステップS40では、第1SD端末60又は第2SD端末70が、図10のようなメッセージを有する電子メールを編集する。
【0106】
図10は、第1SD端末又は第2SD端末が編集するメッセージの一例の構成図である。図10のメッセージは、顧客からの問合せがあった旨,受付番号,顧客名,問合せ内容,受付日時,受付者などの情報を含む。
【0107】
ステップS40に続いてステップS41に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS40で編集した電子メールをCTIサーバ50に発信する。ステップS42では、CTIサーバ50が、第1SD端末60又は第2SD端末70から受信した電子メールのメッセージから顧客コードを判定する。
【0108】
ステップS42に続いてステップS43に進み、CTIサーバ50は顧客コードをキー情報として顧客別情報通知テーブル201を検索し、その顧客を担当するSEの電話番号を取得する。
【0109】
ステップS43に続いてステップS44に進み、CITサーバ50はステップS43で取得した電話番号を利用してSEに電話を掛け、ステップS42で受信した電子メールの図10のようなメッセージを音声合成してSEに音声で通知する。
【0110】
また、CTIサーバ50はメッセージの他に、対応する旨又は対応しない旨の応答を返すことを要求する内容を音声で通知する。例えば図10の場合、対応する旨の応答は「9」および「♯」ボタンが押されたときのPB音を利用して行われる。また、対応しない旨の応答は「0」および「♯」ボタンが押されたときのPB音を利用して行われる。
【0111】
例えばSEは通知された未対応案件に対応するとき、SE電話機81の「9」および「♯」ボタンを押すことにより対応する旨の応答をCTIサーバ50に送信する。また、SEは通知された未対応案件に対応しないとき、SE電話機81の「0」および「♯」ボタンを押すことにより対応しない旨の応答をCTIサーバ50に送信する。
【0112】
ステップS44に続いてステップS45に進み、CTIサーバ50はSE電話機81からの応答が未対応案件に対応する旨の応答であるか否かを判定する。未対応案件に対応する旨の応答であると判定すると(S45においてYES)、CTIサーバ50はステップS46に進み、問合せ履歴DB203からレコードを取得する。
【0113】
ステップS46に続いてステップS47に進み、CTIサーバ50はステップS46で取得したレコードのデータ項目「対応者」にSE名を登録する。ステップS47に続いてステップS48に進み、CTIサーバ50はステップS46で取得したレコードのデータ項目「対応状況」に「対応中」を登録し、問合せ履歴DB203を更新する。
【0114】
一方、未対応案件に対応する旨の応答でないと判定すると(S45においてNO)、CTIサーバ50はステップS43で取得した次の電話番号を選択し、ステップS50に進む。ステップS50では、CTIサーバ50が、ステップS43で取得した全ての電話番号を選択済みであるか否かを判定する。
【0115】
全ての電話番号を選択済みであると判定すると(S50においてYES)、CTIサーバ50はSEへの取り次ぎ処理を終了する。一方、全ての電話番号を選択済みでないと判定すると(S50においてNO)、CTIサーバ50はステップS44に戻り処理を続ける。
【0116】
なお、図9を用いて説明したSEへの取り次ぎ処理は、図11のように行うこともできる。図11は、SEへの取り次ぎ処理の他の一例のフローチャートを示す。図11のSEへの取り次ぎ処理では、第2SD端末が、CTIサーバ50でなくアプリケーションサーバ40に送信する。
【0117】
ステップS60では、第1SD端末60又は第2SD端末70が、図12のようなメッセージを有する電子メールを編集する。図12は、第1SD端末又は第2SD端末が編集するメッセージの他の一例の構成図である。図12のメッセージは、顧客からの問合せがあった旨,受付番号,顧客名,問合せ内容,受付日時,受付者,応答ホームページのURLなどの情報を含む。
【0118】
ステップS60に続いてステップS61に進み、第1SD端末60又は第2SD端末70はステップS60で編集した電子メールをアプリケーションサーバ40に発信する。ステップS62では、アプリケーションサーバ40が、第1SD端末60又は第2SD端末70から受信した電子メールのメッセージから顧客コードを判定する。
【0119】
ステップS62に続いてステップS63に進み、アプリケーションサーバ40は顧客コードをキー情報として顧客別情報通知テーブル201を検索し、その顧客を担当するSEの電子メールアドレスを取得する。ステップS63に続いてステップS64に進み、アプリケーションサーバ40はステップS63で取得した電子メールアドレスに電子メールを発信し、図12のようなメッセージをSEに通知する。
【0120】
ステップS64に続いてステップS65に進み、アプリケーションサーバ40はWebサーバ20からの応答を一定時間待ち受ける。Webサーバ20は、SE端末80の画面上に応答ホームページを表示し、その応答ホームページに入力された未対応案件に対応する旨又は対応しない旨の応答をアプリケーションサーバ40に通知する。なお、一定時間内にWebサーバから応答が無かった場合はアプリケーションサーバ40は対応しない旨の応答と判断する。
【0121】
例えばSEは通知された未対応案件に対応するとき、応答ホームページに対応する旨を入力することにより、未対応案件に対応する旨の応答をアプリケーションサーバ40に送信する。また、SEは通知された未対応案件に対応しないとき、応答ホームページに対応しない旨を入力することにより、未対応案件に対応しない旨の応答をアプリケーションサーバ40に送信する。
【0122】
ステップS65に続いてステップS66に進み、アプリケーションサーバ40はWebサーバ20からの応答が未対応案件に対応する旨の応答であるか否かを判定する。未対応案件に対応する旨の応答であると判定すると(S66においてYES)、アプリケーションサーバ40はステップS67に進み、問合せ履歴DB203からレコードを取得する。
【0123】
ステップS67に続いてステップS68に進み、アプリケーションサーバ40はステップS68で取得したレコードのデータ項目「対応者」にSE名を登録する。ステップS68に続いてステップS69に進み、アプリケーションサーバ40はステップS67で取得したレコードのデータ項目「対応状況」に「対応中」を登録し、問合せ履歴DB203を更新する。
【0124】
一方、未対応案件に対応する旨の応答でないと判定すると(S66においてNO)、アプリケーションサーバ40はステップS63で取得した次の電子メールアドレスを選択し、ステップS71に進む。ステップS71では、アプリケーションサーバ40が、ステップS63で取得した全ての電子メールアドレスを選択済みであるか否かを判定する。
【0125】
全ての電子メールアドレスを選択済みであると判定すると(S71においてYES)、アプリケーションサーバ40はSEへの取り次ぎ処理を終了する。一方、全ての電子メールアドレスを選択済みでないと判定すると(S71においてNO)、アプリケーションサーバ40はステップS64に戻り処理を続ける。
【0126】
このように、図9又は図11のSEへの取り次ぎ処理により、SE切り分けの未対応案件がある旨をSEに通知できる。
【0127】
次に、ステップS16のレポート自動配信処理について説明する。レポート自動配信処理は、顧客別の問合せ対応実績を所定期間(例えば1ヶ月)ごとに集計して顧客に顧客向けの報告書として通知するものである。
【0128】
顧客向けの報告書を通知する時期になると、アプリケーションサーバ40は図13のようなレポート自動配信処理を行う。図13は、レポート自動配信処理の一例のフローチャートである。
【0129】
ステップS80では、アプリケーションサーバ40が、発生日時別に予め分類された問合せ履歴DB203から1件のレコードを読み込む。ステップS80に続いてステップS81に進み、アプリケーションサーバ40は問合せ履歴DB203からのレコードの読み出しが全て終了したか否かを判定する。
【0130】
問合せ履歴DB203からのレコードの読み出しが終了していないと判定すると(S82においてNO)、アプリケーションサーバ40はステップS82に進み、ステップS80で読み出したレコードが抽出対象か否かを判定する。抽出対象のレコードであるか否かは、そのレポートを通知する顧客のレコードであるか否かで判定する。
【0131】
ステップS80で読み出したレコードが抽出対象であると判定すると(S82においてYES)、アプリケーションサーバ40はステップS83に進む。ステップS83では、アプリケーションサーバ40が、そのレコードを抽出済問合せ履歴データ204に蓄積し、ステップS80に戻る。一方、ステップS80で読み出したレコードが抽出対象でないと判定すると(S82においてNO)、アプリケーションサーバ40はステップS80に進む。
【0132】
一方、問合せ履歴DB203からのレコードの読み出しが全て終了したと判定すると(S81においてYES)、アプリケーションサーバ40はステップS84に進む。
【0133】
ステップS84では、アプリケーションサーバ40が、顧客DB202から顧客の電子メールアドレスを読み出し、電子メール本体を作成する。ステップS84に続いてステップS85に進み、アプリケーションサーバ40は抽出済問合せ履歴データ204を電子メール本体に添付する。
【0134】
なお、ステップS85で添付する抽出済問合せ履歴データは、例えば問合せ履歴レコードのデータ項目「受付日時」,「完了日時」及び「問合せ概要」から算出した問合せ概要ごとの平均対応時間や最長対応時間などを含ませることもできる。
【0135】
また、図14のような類似問合せ概要テーブル205と図8のような対応時間上限値テーブル206を利用することで、問合せ概要の緊急度で決定する対応時間上限値と、算出した問合せ概要ごとの平均対応時間や最長対応時間とを比較し、顧客と合意したサービスレベルを維持しているか否かを容易に判断できる。
【0136】
ステップS85に続いてステップS86に進み、アプリケーションサーバ40は作成した電子メールを自動送信してレポート自動配信処理を終了する。図13のレポート自動配信処理は、自動的に処理されるため、IDC側の作業負担が増えることがない。
【0137】
以上、本発明の問合せ対応システム1は、顧客の問合せに対する対応作業を効率的に行うことができ、顧客を長時間待機させることがなく、問合せの緊急度に応じて対応の順序を変更でき、SEへの連絡を自動的に行い、SEからの応答入力により対応状況情報を第1SD,第2SD及びSEで共有できる。
【0138】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、顧客の問合せに対する対応作業を効率的に行うことができ、顧客を長時間待機させることがなく、問合せの緊急度に応じて対応の順序を変更できる。
【0139】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の問合せ対応システムの一実施例の構成図である。
【図2】本発明によるアプリケーションサーバ,CTIサーバ,第1SD端末および第2SD端末の一例のハードウェア構成図である。
【図3】本発明による第1SD端末および第2SD端末の処理の一例のフローチャートである。
【図4】顧客DBの一例の構成図である。
【図5】問合せ受付処理の一例のフローチャートである。
【図6】顧客別情報通知テーブルの一例の構成図である。
【図7】問合せ履歴DBの一例の構成図である。
【図8】対応時間上限値テーブルの一例の構成図である。
【図9】SEへの取り次ぎ処理の一例のフローチャートである。
【図10】第1SD端末又は第2SD端末が編集するメッセージの一例の構成図である。
【図11】SEへの取り次ぎ処理の他の一例のフローチャートである。
【図12】第1SD端末又は第2SD端末が編集するメッセージの他の一例の構成図である。
【図13】レポート自動配信処理の一例のフローチャートである。
【図14】類似問合せ概要テーブルの一例の構成図である。
【符号の説明】
1 問合せ対応システム
10 顧客端末
20 Webサーバ
30 メールサーバ
40 アプリケーションサーバ
50 CTI(Computer Telephony Integration)サーバ
60 第1SD(Support Desk)端末
61 第1SD電話機
70 第2SD(Support Desk)端末
71 第2SD電話機
80 SE(Systems Engineer)端末
81 SE電話機
90 ファイアウォール(Fire Wall)
100 交換機
101〜103 ネットワーク
111 入力装置
112 表示装置
113 ドライブ装置
114 記録媒体
115 補助記憶装置
116 メモリ装置
117 演算処理装置
118 インターフェース装置
119 データベース(DB)
201 顧客別情報通知DB
202 顧客DB
203 問合せ履歴DB
204 抽出済問合せ履歴データ

Claims (7)

  1. 顧客からの問合せに対応する対応者を最下位の第1対応者から最上位の第n対応者のグループに分けて、前記第1対応者から第n対応者に顧客からの問合せに対応させる問合せ対応システムであって、
    第2〜第n対応者が前記顧客に連絡するための連絡先情報,前記第1対応者から入力された前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録する第1対応者用端末と、
    前記記録手段に登録された前記対応結果に応じて、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち前記第2〜第n対応者が対応すべき問合せを前記第2〜第n対応者に提示し、前記第2〜第n対応者から入力された前記顧客からの問合せに対する対応結果を前記記録手段に登録する第2〜第n対応者用端末と
    を有しており、
    前記第1対応者用端末は、前記第1対応者が受け付けた顧客からの問合せの内容を入力され、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録する問合せ登録手段と、
    前記記録手段に登録した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を前記記録手段に登録する第1の対応結果登録手段と
    を有し、
    前記第2〜第n対応者用端末は、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち下位の対応者から対応できない旨を入力された前記顧客からの問合せの内容を第2〜第n対応者に提示する提示手段と、
    前記第2〜第n対応者に提示した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を登録する第2の対応結果登録手段と
    を有し、
    前記提示手段は、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録してからの経過時間が、前記顧客及び問合せの内容に応じて設定されている対応上限時間を超過しているときに、その旨を第2〜第n対応者に提示することを特徴とする問合せ対応システム。
  2. 前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち前記第1〜第n−1対応者から対応できない旨を入力された前記顧客からの問合せ内容を、第n対応者に通知する通知手段
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の問合せ対応システム。
  3. 前記通知手段は、前記第n対応者に電話又は電子メールの少なくとも一方を用いて前記顧客からの問合せ内容を通知することを特徴とする請求項2記載の問合せ対応システム。
  4. 前記記録手段に登録されている前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を前記顧客毎に集計し、その集計情報を所定期間ごとに前記顧客に通知することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の問合せ対応システム。
  5. 前記提示手段は、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録してからの経過時間が、前記顧客及び問合せの内容に応じて設定されている対応上限時間を超過しているときに、その旨を前記顧客の担当者であるか否かによらずに全ての前記第2〜第n対応者用端末に警告を表示することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の問合せ対応システム。
  6. 顧客からの問合せに対応する対応者を最下位の第1対応者から最上位の第n対応者のグループに分けて、前記第1対応者から第n対応者に顧客からの問合せに対応させるコンピュータネットワークを用いた問合せ対応方法であって、
    第2〜第n対応者が前記顧客に連絡するための連絡先情報,前記第1対応者から入力された前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録する第1の登録段階と、
    前記記録手段に登録された前記対応結果に応じて、前記記録手段に登録された前記顧客 からの問合せのうち前記第2〜第n対応者が対応すべき問合せを前記第2〜第n対応者に提示する提示段階と、
    前記第2〜第n対応者から入力された前記顧客からの問合せに対する対応結果を前記記録手段に登録する第2の登録段階と
    を有しており、
    前記第1の登録段階は、前記第1対応者が受け付けた顧客からの問合せの内容を入力され、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録する問合せ登録段階と、
    前記記録手段に登録した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を前記記録手段に登録する第1の対応結果登録段階と
    を有し、
    前記提示段階は、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち下位の対応者から対応できない旨を入力された前記顧客からの問合せの内容を第2〜第n対応者に提示する提示段階を有し、
    前記第2の登録段階は、前記第2〜第n対応者に提示した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を登録する第2の対応結果登録段階と
    を有し、
    前記提示段階は、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録してからの経過時間が、前記顧客及び問合せの内容に応じて設定されている対応上限時間を超過しているときに、その旨を第2〜第n対応者に提示することを特徴とする問合せ対応方法。
  7. コンピュータに、
    第2〜第n対応者が前記顧客に連絡するための連絡先情報,前記第1対応者から入力された前記顧客からの問合せの内容及びその問合せに対する対応結果を記録手段に登録する第1の登録手順と、
    前記記録手段に登録された前記対応結果に応じて、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち前記第2〜第n対応者が対応すべき問合せを前記第2〜第n対応者に提示する提示手順と、
    前記第2〜第n対応者から入力された前記顧客からの問合せに対する対応結果を前記記録手段に登録する第2の登録手順と
    を有しており、
    前記第1の登録手順は、前記第1対応者が受け付けた顧客からの問合せの内容を入力され、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録する問合せ登録手順と、
    前記記録手段に登録した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を前記記録手段に登録する第1の対応結果登録手順と
    を有し、
    前記提示手順は、前記記録手段に登録された前記顧客からの問合せのうち下位の対応者から対応できない旨を入力された前記顧客からの問合せの内容を第2〜第n対応者に提示する提示手順を有し、
    前記第2の登録手順は、前記第2〜第n対応者に提示した前記顧客からの問合せに対する対応実績又は前記顧客からの問合せに対応できない旨を入力され、前記問合せに対する対応実績又は前記問合せに対応できない旨を登録する第2の対応結果登録手順を有し、
    前記提示手順は、前記顧客からの問合せの内容を前記記録手段に登録してからの経過時間が、前記顧客及び問合せの内容に応じて設定されている対応上限時間を超過しているときに、その旨を第2〜第n対応者に提示するように実行させるための問合せ対応プログラム。
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