JPH11289389A - 相談システム - Google Patents

相談システム

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JPH11289389A
JPH11289389A JP9033798A JP9033798A JPH11289389A JP H11289389 A JPH11289389 A JP H11289389A JP 9033798 A JP9033798 A JP 9033798A JP 9033798 A JP9033798 A JP 9033798A JP H11289389 A JPH11289389 A JP H11289389A
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consultation
workstation
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JP9033798A
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Norio Tanuma
憲雄 田沼
Akiyuki Kawada
彬之 川田
Fumio Matsumura
文雄 松村
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NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバの蓄積情報にインターネットからアク
セスする相談では対応不能な複雑な内容の場合に、情報
交換の高度化、より充実した相談を可能にする。 【解決手段】 ウェブ端末11とウェブサーバ31はイ
ンターネット21に、電話機13、33は通信回線22
に接続している。相談ワークステーション32はLAN
34を介してウェブサーバ31に接続している。ウェブ
端末11のウェブページ内に設けられた呼び出しキーを
顧客10がクリックすると、ウェブ端末11とウェブサ
ーバ31による情報交換の世界に、顧客10と専門家
(相談員30)の電話機13、33による直接対話によ
る情報交換の世界が加わり、二つの情報交換の手段を統
合する。ウェブサーバ31は、顧客10が相談員30呼
び出しのための所用の条件を満たしているかの確認や顧
客10の入力情報を相談ワークステーション32へ送信
する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットのホ
ームページまたはこのホームページから引き出されるペ
ージを利用する相談システムに関し、特にウェブ端末と
ウェブサーバによる情報交換と、電話による人間対人間
による情報交換を統合した相談システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の相談システムには二つの
形態があった。一つはインターネットのホームページか
ら引き出されるページを利用し、顧客がウェブ端末から
ウェブサーバに登録されているコンテンツを引き出して
閲覧するシステムである。他の一つはCTI(Computer
Telephony Integration)を利用し、顧客が電話で相談
員と対話するシステムである。
【0003】前者の構成例を図7および図8に示す。図
7に示す構成は、例えば、消費者金融において顧客60
がウェブ端末61を使用してインターネット71でウェ
ブサーバ81にアクセスし、コンテンツ85に含まれる
ローンの案内情報を引き出すものである。
【0004】図8に示す構成は、図7の構成から進ん
で、顧客60がローンの資格審査用の個人情報を入力
し、ウェブサーバ81とオペレータ端末82経由でオペ
レータ90の審査を受け、その結果をインターネット7
1経由で受け取るものである。
【0005】CTIを利用した後者の構成例を図9に示
す。図9に示す構成は、例えば、保険会社のコールセン
タの場合、顧客60からの電話を受けて、CTIシステ
ムの端末87に表示された顧客データを見ながら相談員
80が電話で顧客と対話し相談に応じるものである。通
信回線72とPBX(Private Branch Exchange)73
に接続された1対の電話機63、83を用いる。CTI
システムの端末87はLAN(Local Area Network)8
4とCTIサーバ86を介してPBX73に接続してい
る。
【0006】図10に示す構成は、従来、消費者金融に
おいて無人入会受付を行うのに使われている無人契約シ
ステムの一例である。店舗に設置された無人契約端末9
1は内蔵する電話機93と共に通信回線72とルータ9
4とLAN84とマルチターミナルコントロールサーバ
92を介して消費者金融業者の事務所内に設置されたオ
ペレータ端末82と電話機83に接続される。このシス
テムでは無人契約端末91とオペレータ端末82との間
で情報の授受を行い、顧客60からの情報取得、入会資
格の審査、取引契約、および、カードの自動発行等の手
続を行う。その過程で、例えば、顧客60が無人契約端
末91の操作方法がわからずオペレータ90がガイドす
る場合や、顧客60がローンの手続きの内容に関して質
問する場合は、無人契約端末91に内蔵された電話機9
3とオペレータ端末82側の電話機83の間に通話路が
開設され、オペレータ90が電話による情報交換を通し
て顧客60の質問に応えることができる。
【0007】しかし、特にこの種のシステムを多用して
きた金融業界では、今まさに日本版金融ビッグバンがス
タートしようとしており、複雑な金融商品についての顧
客からの細かな問い合わせや相談の増加が予想され、複
雑な商品に関する情報を解りやすくモデル化しサーバに
蓄積することも困難になってきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の相談シ
ステムは、顧客がウェブ端末からウェブサーバに登録さ
れているコンテンツを引き出して閲覧するシステムで
は、当該コンテンツの収録範囲、内容の深さ、更新頻度
に限りがあるため、顧客が相談したい内容にコンテンツ
が必ずしも合致せず、特に相談内容が複雑で専門的であ
ったり、時流に乗った前例の少ない事柄であったりする
と、相談処理が上手く行かないことが多いという問題点
があった。
【0009】また、CTIを利用し、顧客が電話で相談
員と対話するシステムでは、顧客は何処からでも電話で
相談員と対話出来る手軽さはあるものの、まず、最初に
応対に出た相談員へ相談内容を伝え、直ちに回答をもら
えればよいが、内容によっては別の相談員へ回されるこ
とになり、次に応対に出てきた相談員へ再度相談内容を
伝えなければならず、速やかに相談が進まないことが多
かった。さらに、相談員側から見ても、普遍的で頻繁に
発生する似通った相談にも一々相談員が応対しなければ
ならず、せっかく専門的で高度な内容の相談に対応可能
な相談員を置いても、それらの応対に追われ専門性が生
かされないことが多く、人的、費用的にも非効率である
という問題点があった。
【0010】本発明の目的は、サーバに蓄積された情報
にインターネットからアクセスする相談では対応不能な
複雑な内容の場合に、情報交換の高度化、高品質化を計
り、上記の困難を回避するのみならず、より充実した相
談を可能にする相談システムの提供と、さらに、無人契
約端末も包括し、ウェブ端末からの相談と無人契約端末
からの契約を統合化することによりシステム構築の効率
化と相談員やオペレータの効果的・効率的な活用を可能
にする統合化された相談システムを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の相談システム
は、ウェブ端末と、ウェブサーバと、前記ウェブサーバ
と情報の送受信を行う手段を有する相談ワークステーシ
ョンと、前記ウェブ端末側と前記相談ワークステーショ
ン側間に設けられた1対の電話機とを備え、前記ウェブ
端末に表示されたホームページまたはこのホームページ
から引き出されたページ内に相談員呼び出しキーを設
け、この相談員呼び出しキーがクリックされたことを検
出した前記ウェブサーバは前記相談ワークステーション
へ相談員呼び出しが発生したことを通知することによっ
て、前記ウェブ端末と前記ウェブサーバ間の通信路とは
独立に前記1対の電話機の間に通話路を開設し通話可能
ならしめたことを特徴とする。
【0012】本発明の相談システムは、前記相談ワーク
ステーションと前記相談ワークステーションに対応した
電話機の組み合わせを複数台設けたことを特徴としても
よい。
【0013】本発明の相談システムは、前記相談員呼び
出しキーのクリックを検出した前記ウェブサーバが、ク
リックした操作者が相談員呼び出しのための所用の条件
を満たしているか否かを確認する手段を備えたことを特
徴としてもよい。
【0014】本発明の相談システムは、前記ウェブサー
バが前記相談員呼び出しキーのクリックを検出した後、
前記相談員呼び出しキーをクリックする直前までに前記
ウェブ端末に入力された事前入力情報を相談ワークステ
ーションに送信する手段を備えたことを特徴としてもよ
い。
【0015】本発明の相談システムは、前記事前入力情
報を前記相談ワークステーションへ送信するに先立ち、
前記事前入力情報を解析した結果または蓄積されている
データベースからの前記操作者に関する情報に基づき、
呼び出すべき相談ワークステーションを選択する手段を
備えたことを特徴としてもよい。
【0016】本発明の相談システムは、前記ホームペー
ジまたはこのホームページから引き出されたページ内
に、相談員再呼び出しキーを設け、この相談員再呼び出
しキーのクリックを検出し、前回の相談員呼び出しに応
対した相談員がいる相談ワークステーションを選択し、
再呼び出しが発生したことを相談員に知らせる手段を備
えたことを特徴としてもよい。
【0017】本発明の相談システムは、前記1対の電話
機による情報交換手段にプラスして前記ウェブ端末と前
記相談ワークステーションの間に画面による情報交換手
段を設けることによって、マルチメディア情報交換を可
能ならしめたことを特徴としてもよい。
【0018】本発明の相談システムは、さらに、WTI
サーバを備え、前記WTIサーバは顧客管理データベー
スの蓄積と、呼び出すべき相談ワークステーションの選
択とを行うことを特徴としてもよい。
【0019】本発明の相談システムは、さらに、前記W
TIサーバと情報の送受信手段を有する無人契約端末を
備え、前記無人契約端末が前記相談ワークステーション
側の電話機と前記相談ワークステーションとを使用可能
ならしめたことを特徴としてもよい。
【0020】本発明の相談システムは、ウェブ端末と、
ウェブサーバと、前記ウェブサーバと情報の送受信を行
う手段を有する相談ワークステーションと、前記ウェブ
端末側と前記相談ワークステーション側間に設けられた
パソコンの音声通話機能とを備え、前記ウェブ端末に表
示されたホームページまたはこのホームページから引き
出されたページ内に相談員呼び出しキーを設け、この相
談員呼び出しキーがクリックされたことを検出した前記
ウェブサーバは前記相談ワークステーションへ相談員呼
び出しが発生したことを通知することによって、前記ウ
ェブ端末と前記ウェブサーバ間の通信路とは独立に前記
パソコンの音声通話機能に通話路を開設し通話可能なら
しめたことを特徴としてもよい。
【0021】本発明の相談システムは、前記相談ワーク
ステーションと前記相談ワークステーションに対応した
パソコンの音声通話機能の組み合わせを複数台設けたこ
とを特徴としてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の相談システムをWTI
(Web Telephony Integration)と称して、本発明の実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0023】本発明の第1の実施の形態の構成を図1に
示す。図1は本発明によるWTIの最も簡単なシステム
構成例である。
【0024】図1を参照すると、第1の実施の形態のシ
ステムは、ウェブ端末11、ウェブサーバ31、相談ワ
ークステーション32、および、ウェブ端末11側と相
談ワークステーション32側とに設けられた1対の電話
機13、33を含む。ウェブ端末11は顧客10が操作
する。ウェブ端末11とウェブサーバ31はインターネ
ット21に接続されている。ウェブサーバ31は種々の
コンテンツ35を含む。ウェブサーバ31と相談ワーク
ステーション32はLAN34を介して接続されてい
る。相談ワークステーション32は相談員30が操作す
る。電話機13と電話機33は通信回線22に接続され
ている。
【0025】次に、動作について説明する。図3はウェ
ブ端末11、ウェブサーバ31、相談ワークステーショ
ン32、および、顧客10と相談員30の間で対向する
電話機13、33の間のWTIのサービスを特徴付ける
動作の流れ図である。
【0026】顧客10はウェブ端末11からまずインタ
ーネット21のホームページまたはこのホームページか
ら引き出されるページにアクセスし要件を処理しようと
する。もしウェブサーバ31に登録されているコンテン
ツ35だけでは処理が上手く行かない場合には、顧客1
0は、例えば図2の如く、ウェブページ14で自己の電
話番号15をキーイン(図3の1)した後、相談員呼び
出しキー16をクリックする(図1の1および図3の
2)。相談員呼び出しキー16のクリックを検出したウ
ェブサーバ31は、それまで顧客10が入力した情報と
電話番号を相談ワークステーション32へ送り(図3の
3、6)、相談員30の処理を要求する。相談員30は
これを受けて顧客10の入力情報を見ながら相談ワーク
ステーション32から電話機33に発呼指示を行う(図
1の2〜4および図3の7、8、9、11)。顧客10
はこの電話呼び出しを受け、音声による情報交換を相談
員30と行いながら、上手くいかなかった相談を行う
(図3の10、12)。相談員30は通話が終了すると
(図3の13)ウェブサーバ31に相談完了報告を行い
(図3の14)、ウェブサーバ31は完了処理を行う
(図3の15)。
【0027】この場合、あらかじめ、ウェブサーバ31
に顧客管理データベースを構築し、前記の相談員呼び出
しキー16をクリックする直前まで顧客10が入力した
事前入力情報と共に相談ワークステーション32へ送出
することにより、相談員30により多くの顧客情報を与
えることも可能である。
【0028】また、本システムは、相談員30の呼び出
しに一定の条件を付ける機能がある。すなわち、顧客1
0が相談員30呼び出しのための所用の要件を満たして
いるか否かを顧客10の入力情報から確認する機能であ
る(図3の4)。要件の一例としては、顧客10が自社
に口座を持つ客か否か、相談員呼び出しキー16をクリ
ックする前に相談事項や自己の電話番号を入力完了して
いるか否かである。
【0029】また、本システムはウェブ端末11と相談
ワークステーション32の間にリアルタイムなマルチメ
ディア情報交換の機能を有する。すなわち、電話機1
3、33による情報交換にプラスして、文字やグラフ、
画像などのスクリーン情報を顧客10と相談員30との
間で交換することができる。これにより、顧客ニーズや
商品の多様化、高度化に対して理解を得やすい対応が可
能となる。一例として、パソコンを使ったテレビ会議シ
ステムで使われている画面共有機能を使えば、顧客10
と相談員30の双方がスクリーン情報を共有でき、電話
機13、33による情報交換とあわせて更に濃密な情報
交換を行うことが可能になる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は第2の実施の形態の構成図である。第
2の実施の形態では、基本構成は、図1で説明した第1
の実施の形態と同じであるが、相談ワークステーション
32と、各相談ワークステーション32に対応した電話
機33の組み合わせを複数台設けることによって、複数
ウェブ端末11からの相談員30呼び出しに応ずること
を可能ならしめている。
【0031】この場合、どの相談員30がビジーで、ど
の相談員30が空いているかを管理する必要があり、ま
た、ビジーなら待ち時間の明示が必要な場合もあるが、
これらの機能はウェブサーバ31に持たせることが可能
である。
【0032】また、本実施の形態では、顧客10の入力
情報により呼び出すべき専門家を選択する機能を備えて
いる。一例として、顧客10が入力した事前入力情報を
相談ワークステーション32へ送信するに先立ち、当該
情報を解析し、相談の種類別に分け、その分野に精通し
た相談員30がいる相談ワークステーション32を選択
したり、蓄積されている顧客データベースからの当該顧
客10に関する情報に基づき、常連客には得意先に専任
の相談員30がいる相談ワークステーション32を選択
し相談を回す機能である(図3の5)。高度の専門性が
要求される相談に対応する場合や、相談の能率向上を計
る場合には、この機能は特に重要である。
【0033】また、特に本実施の形態のように複数の相
談ワークステーション32を置く場合には、相談員30
のアドバイスを受けた後さらに疑問点が出れば、同じ相
談員30を呼び出す必要が出てくる。本発明によるウェ
ブページ上の再呼び出しキー(図2の17)を使用すれ
ば、これが自動的に行われるため、顧客10と相談員3
0のいずれの側からも無駄な応対を無くすことができ、
効率改善が計れる。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図5は第3の実施の形態の構成図である。第
3の実施の形態では、図4で説明した第2の実施の形態
の構成に加えて、相談ワークステーション32に支援用
ワークステーション37が併設されている。また、WT
Iサーバ36をウェブサーバ31とは独立に付加してい
る。WTIサーバ36と支援用ワークステーション37
もLAN34に接続されている。
【0035】この場合、支援用ワークステーション37
は、顧客10と相談員30との間のリアルタイムなマル
チメディア情報交換の機能を、支援用のワークステーシ
ョンが相談ワークステーション1台の場合よりも更に拡
充可能にする。相談員30が顧客10を効果的にリード
するためには、顧客10を上廻る情報武装化が必要にな
る。顧客10が1台のパソコンならば、専門家は2台の
パソコンを使うか、最低でも、画面を2つ使う必要があ
る。顧客10と情報を共有化するために1台を使い、も
う1台を顧客10をリードするために必要な情報表示専
用に使う。顧客10をリードする情報は、提示用コンテ
ンツの在処を示すマップ、付随するノート文、提示前の
シミュレーション結果、或いは顧客管理データベースか
らの情報など様々な情報がある。支援用ワークステーシ
ョン37には書画カメラ38やスキャナ39などの情報
入力用の機器が接続されおり、相談員30が随時新しい
情報を入力可能であることが望ましい。
【0036】本実施の形態で、WTIサーバ36をウェ
ブサーバ31とは独立に付加した理由は、ウェブサーバ
31には、そのパフォーマンスやセキュリティの面で許
される範囲で、前記のような相談ワークステーション3
2の選択機能や、顧客管理データベース機能を持たせる
ことも可能であるが、既存のシステムをWTI化する場
合、また、パフォーマンスやセキュリティを重視する場
合には、ウェブサーバ31とは独立したWTIサーバ3
6を用意するほうがシステム構築が容易になる場合があ
るからである。
【0037】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図6は第4の実施の形態の構成図である。第
4の実施の形態は、第3の実施の形態で説明した相談シ
ステムに従来の技術の項で述べた無人契約端末を包含さ
せ、WTIサーバ36、相談ワークステーション32、
相談ワークステーション32側の電話機33と無人契約
端末41との間で情報の交換と通話を可能にし、ウェブ
端末11からの相談と無人契約端末41からの契約を統
合化したシステムである。無人契約端末41は内蔵する
電話機13と共に通信回線22とルータ44とLAN3
4とWTIサーバ36を介して相談ワークステーション
32と電話機33に接続される。相談ワークステーショ
ン32は従来の無人契約システムにおけるオペレータ端
末(図10の82)の機能を包含し、また相談員30も
従来の無人契約システムにおけるオペレータ(図10の
90)の役割も行う。またWTIサーバ36はマルチタ
ーミナルコントロールサーバ(図10の92)の機能も
包含する。また無人契約端末41はインターネット21
でウェブサーバ31に接続し、それを経由してWTIサ
ーバ36および相談ワークステーション32と情報の交
換を可能にすることもできる。
【0038】以上、第1、第2、第3、第4の実施の形
態について説明したが、この中で、電話機13、33に
置き換え可能なパソコンによる音声通話機能は、例え
ば、パソコンテレビ会議、或いはインターネット電話を
使用可能である。
【0039】また、インターネット21と通信回線22
は本システムの構成を理解しやすくするため別のシンボ
ルで示したが、実際にはどちらもアナログの公衆回線や
ISDN(Integrated Services Digital Network)の
電話回線を使用でき、さらに、将来可能になる様々な通
信手段を使用できる。
【0040】また、ウェブ端末11はインターネットで
情報交換可能な一般のパソコンでよいが、同機能を有す
る例えば金融業で使われている相談端末や無人契約端末
も使用できる。
【0041】また、相談ワークステーション32は相談
員30の情報武装用に種々のスクリーン情報を切り替
え、または、同時に表示できる高機能なものが望ましい
が、一般のパソコンも使用できる。
【0042】以下に本発明のWTIを応用すれば、非常
に効果が上がる事例を挙げる。
【0043】(1) 生命保険の販売 インターネット上で行う保険のコンサルティングに電話
による1対1のコンサルティングを組み合わせ各人のニ
ーズを聞き出し最適な保険を作る。一人ひとりの要望に
応じて商品設計ができる専門知識を持った人材を充てる
ことによって成約率の改善を図ることができる。
【0044】(2) 保守作業の技術支援 自社の保守員向けに、出荷した装置の機能や部品に関す
る情報、故障や改造、保守に関する履歴、動作不良時の
対応マニュアルなど情報を出先から簡単に引き出せる支
援用ネットワークを構築し、パソコン画面に表示される
案内に従って進めば、習熟していない人でも保守作業を
実行可能とするシステムは既に実現しているが、それで
も対応出来ない障害には、自社で待機しているベテラン
保守員や技術者の中から最適な者を端末から呼び出し電
話機による情報交換もプラスし、指示を受けることによ
り保守作業を迅速化し装置のユーザの顧客満足度を向上
させることが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホームページから引き出されるページを利用する相談シ
ステムに電話機による情報交換が融合され、ウェブ端末
とウェブサーバによる情報交換の世界と、電話による人
間対人間による情報交換の世界を統合でき、相談の高度
化、高品質化、迅速化、効率化が計れるという効果があ
る。
【0046】また、無人契約端末からの契約も統合化で
きるため、システム構築の効率化と相談員やオペレータ
の効果的・効率的な活用が計れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】ウェブ端末の具体例を示す図である。
【図3】WTIのサービスを特徴付ける動作の流れ図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【図7】インターネットのホームページを利用する従来
の相談システムの構成図である。
【図8】インターネットのホームページを利用する従来
の相談システムの構成図である。
【図9】CTIを利用する従来の相談システムの構成図
である。
【図10】従来の無人契約システムの構成図である。
【符号の説明】
10 顧客 11 ウェブ端末 13 電話機 14 ウェブページ 15 電話番号 16 相談員呼び出しキー 17 再呼び出しキー 21 インターネット 22 通信回線 31 ウェブサーバ 32 相談ワークステーション 33 電話機 34 LAN 35 コンテンツ 36 WTIサーバ 37 支援用ワークステーション 38 書画カメラ 39 スキャナ 41 無人契約端末 44 ルータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04L 11/20 B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ端末と、ウェブサーバと、前記ウ
    ェブサーバと情報の送受信を行う手段を有する相談ワー
    クステーションと、前記ウェブ端末側と前記相談ワーク
    ステーション側間に設けられた1対の電話機とを備え、
    前記ウェブ端末に表示されたホームページまたはこのホ
    ームページから引き出されたページ内に相談員呼び出し
    キーを設け、この相談員呼び出しキーがクリックされた
    ことを検出した前記ウェブサーバは前記相談ワークステ
    ーションへ相談員呼び出しが発生したことを通知するこ
    とによって、前記ウェブ端末と前記ウェブサーバ間の通
    信路とは独立に前記1対の電話機の間に通話路を開設し
    通話可能ならしめたことを特徴とする相談システム。
  2. 【請求項2】 前記相談ワークステーションと前記相談
    ワークステーションに対応した電話機の組み合わせを複
    数台設けたことを特徴とする請求項1記載の相談システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記相談員呼び出しキーのクリックを検
    出した前記ウェブサーバが、クリックした操作者が相談
    員呼び出しのための所用の条件を満たしているか否かを
    確認する手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    2記載の相談システム。
  4. 【請求項4】 前記ウェブサーバが前記相談員呼び出し
    キーのクリックを検出した後、前記相談員呼び出しキー
    をクリックする直前までに前記ウェブ端末に入力された
    事前入力情報を相談ワークステーションに送信する手段
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の相談システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記事前入力情報を前記相談ワークステ
    ーションへ送信するに先立ち、前記事前入力情報を解析
    した結果または蓄積されているデータベースからの前記
    操作者に関する情報に基づき、呼び出すべき相談ワーク
    ステーションを選択する手段を備えたことを特徴とする
    請求項4記載の相談システム。
  6. 【請求項6】 前記ホームページまたはこのホームペー
    ジから引き出されたページ内に、相談員再呼び出しキー
    を設け、この相談員再呼び出しキーのクリックを検出
    し、前回の相談員呼び出しに応対した相談員がいる相談
    ワークステーションを選択し、再呼び出しが発生したこ
    とを相談員に知らせる手段を備えたことを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載の相談システム。
  7. 【請求項7】 前記1対の電話機による情報交換手段に
    プラスして前記ウェブ端末と前記相談ワークステーショ
    ンの間に画面による情報交換手段を設けることによっ
    て、マルチメディア情報交換を可能ならしめたことを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の相談
    システム。
  8. 【請求項8】 さらに、WTIサーバを備え、前記WT
    Iサーバは顧客管理データベースの蓄積と、呼び出すべ
    き相談ワークステーションの選択とを行うことを特徴と
    する請求項5、6または7記載の相談システム。
  9. 【請求項9】 さらに、前記WTIサーバと情報の送受
    信手段を有する無人契約端末を備え、前記無人契約端末
    が前記相談ワークステーション側の電話機と前記相談ワ
    ークステーションとを使用可能ならしめたことを特徴と
    する請求項8記載の相談システム。
  10. 【請求項10】 ウェブ端末と、ウェブサーバと、前記
    ウェブサーバと情報の送受信を行う手段を有する相談ワ
    ークステーションと、前記ウェブ端末側と前記相談ワー
    クステーション側間に設けられたパソコンの音声通話機
    能とを備え、前記ウェブ端末に表示されたホームページ
    またはこのホームページから引き出されたページ内に相
    談員呼び出しキーを設け、この相談員呼び出しキーがク
    リックされたことを検出した前記ウェブサーバは前記相
    談ワークステーションへ相談員呼び出しが発生したこと
    を通知することによって、前記ウェブ端末と前記ウェブ
    サーバ間の通信路とは独立に前記パソコンの音声通話機
    能に通話路を開設し通話可能ならしめたことを特徴とす
    る相談システム。
  11. 【請求項11】 前記相談ワークステーションと前記相
    談ワークステーションに対応したパソコンの音声通話機
    能の組み合わせを複数台設けたことを特徴とする請求項
    10記載の相談システム。
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