JP2002158778A - 通信システム及び通信データ記録装置 - Google Patents

通信システム及び通信データ記録装置

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JP2002158778A
JP2002158778A JP2000353841A JP2000353841A JP2002158778A JP 2002158778 A JP2002158778 A JP 2002158778A JP 2000353841 A JP2000353841 A JP 2000353841A JP 2000353841 A JP2000353841 A JP 2000353841A JP 2002158778 A JP2002158778 A JP 2002158778A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品販売や顧客相談システム等の通信システム
において、顧客に対応するオペレータが交替すると、顧
客が交替したオペレータに対して質問や要望を繰り返し
て話すため、顧客にとっては煩わしい。 【解決手段】他端末装置と通信を行う第1自端末装置及
び第2自端末装置と、他端末装置と第1自端末装置又は
第2自端末装置との通信の通信データを記録する通信デ
ータ記録装置と、他端末装置と第1自端末装置又は第2
自端末装置との回線の接続を制御すると共に、他端末装
置と接続する回線を交替要求信号を出力した第1自端末
装置から第2自端末装置に切り替え、通信データ記録装
置から得た他端末装置と第1自端末装置とが通信した通
信データを第2自端末装置に出力するCTIサーバとを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム及び
通信データ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコールセンターシステムにおい
て、オペレータが顧客に対応する場合、顧客の質問や要
望が基本的な内容であれば、オペレータが顧客の質問や
要望に対して回答する。顧客の質問や要望が専門的な内
容(例えば、技術的な内容)である場合、当該オペレー
タは、専門的な内容に対応可能な専門内容対応担当者に
電話を転送したり、また、オペレータが専門内容対応担
当者を探し、専門内容対応担当者を特定した後、後日、
専門内容対応担当者が顧客に電話を掛けて、顧客の質問
や要望に回答するようにしている。
【0003】一方、例えば、特開平11−346266
号公報に開示されているように、WWW(World Wide W
eb)を利用したコンピュータテレフォニーインテグレー
ションシステムにおいて、顧客のWebサーバへのアク
セス履歴から、顧客の要望内容を分析し、顧客が直接対
話を要求した場合に、分析した内容に基づいて、顧客の
要望に対応できる担当者に電話回線を接続するシステム
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のコール
センターシステムにおいて、顧客は、通話相手がオペレ
ータから専門内容対応担当者に変わった時、一旦、オペ
レータに話した質問や要望を、専門内容対応担当者に再
度話さなければならないため、煩わしい。
【0005】また、顧客の電話を最初に受けたオペレー
タが、顧客が話した質問や要望の内容を専門内容対応担
当者に知らせた後、顧客の電話を専門内容対応担当者に
転送する場合に、最初に電話を受けたオペレータが顧客
の質問や要望の内容を理解できず、専門内容対応担当者
に話した質問や要望の内容が、顧客が最初にオペレータ
に話した質問や要望の内容と異なることがある。
【0006】このような場合、顧客は、最初に電話を受
けたオペレータに話した質問や要望を、専門内容対応担
当者に再度話さなければならないため、煩わしい。
【0007】また、前述した特開平11−346266
号公報に開示されているようなWWWを利用したコンピ
ュータテレフォニーインテグレーションシステムは、顧
客がWWWを利用した場合には、Webサーバへのアク
セス履歴より顧客の要望内容を分析し、顧客の要望に対
応できる担当者に電話回線を接続することができる。
【0008】しかし、顧客が直接コールセンターシステ
ムに電話を掛けた場合に、オペレータから担当者に替わ
った場合や、最初に電話を受けたオペレータが担当者に
知らせた顧客の質問や要望の内容が、顧客が最初にオペ
レータに話した質問や要望の内容と異なる場合は、前述
した従来のコールセンターシステムと同様に、顧客は質
問や要望の内容を複数回話さなければならないため、煩
わしい。
【0009】本発明は、顧客がオペレータや専門内容対
応担当者に対して質問や要望の内容を複数回話すことな
く、顧客の煩わしさを軽減することができる通信システ
ム及び通信データ記録装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、インターネットを介して他端末装置が接続される
インターネットテレフォニーサーバと、他端末装置と通
信を行う第1自端末装置及び第2自端末装置と、前記イ
ンターネットテレフォニーサーバから得られるIPアド
レスに基づいて他端末装置と前記第1自端末装置又は前
記第2自端末装置との回線の接続を制御すると共に前記
第1自端末装置又は前記第2自端末装置から出力される
交替要求信号に基づいて前記他端末装置と接続する回線
を前記交替要求信号を出力した第1自端末装置から第2
自端末装置に切り替える制御を行うCTIサーバと、他
端末装置と前記第1自端末装置又は前記第2自端末装置
との間の通信の通信データを記録する通信データ記録装
置とを備え、前記CTIサーバは、第1自端末装置から
交替要求信号が入力された場合に他端末装置と第1自端
末装置とが通信した通信データを前記通信データ記録装
置から得て第2自端末装置に出力することを特徴とす
る。
【0011】本願の請求項2記載の発明は、電話網を介
して他端末装置が接続される構内交換機と、他端末装置
と通信を行う第1自端末装置及び第2自端末装置と、前
記構内交換機から得られる電話番号に基づいて他端末装
置と前記第1自端末装置又は前記第2自端末装置との回
線の接続を制御すると共に前記第1自端末装置又は前記
第2自端末装置から出力される交替要求信号に基づいて
前記他端末装置と接続する回線を前記交替要求信号を出
力した第1自端末装置から第2自端末装置に切り替える
制御を行うCTIサーバと、他端末装置と前記第1自端
末装置又は前記第2自端末装置との間の通信の通信デー
タを記録する通信データ記録装置とを備え、前記CTI
サーバは、第1自端末装置から交替要求信号が入力され
た場合に他端末装置と第1自端末装置とが通信した通信
データを前記通信データ記録装置から得て第2自端末装
置に出力することを特徴とする。
【0012】本願の請求項3記載の発明は、端末装置間
の回線を伝送する通信データを記録する通信データ記録
装置において、前記通信データを一時記憶するメモリ
と、該メモリに予め定めたデータ量の通信データが記憶
された後に通信データをファイルに変換して記録する記
録装置と、前記メモリから前記記録装置への通信データ
の転送を制御すると共に前記記録装置への通信データの
記録を制御する制御部とを備え、前記制御部は、端末装
置間の回線の接続を制御する制御手段から出力要求信号
が入力されると出力要求があった時点までの通信データ
を前記メモリ又は前記記録装置から読み出して出力する
制御を行うことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信システムの
一実施例の概略構成を説明するための模式図である。図
1において、通信システム101は、通信網102に接
続され、通信網102には顧客端末装置103a、10
3bが接続されている。通信網102は、インターネッ
ト102a、電話網102bを備えている。本実施例に
おいて、通信網102は、インターネット102aと電
話網102bとするが、ISDN等のテジタル通信網で
あってもよい。
【0014】顧客端末装置103a、103bが、通信
網102を介して通信システム101のオペレータ端末
装置108a、108b又は専門内容対応担当者端末装
置109a、109bにアクセスする形態としては、イ
ンターネット電話利用型と通常電話利用型とがある。
【0015】インターネット電話利用型の顧客端末装置
103aは、端末機103aaと電話機103abとを
備える。端末機103aaは、インターネット102a
を介して通信システム101のオペレータ端末装置10
8a、108b又は専門内容対応担当者端末装置109
a、109bにアクセスする。
【0016】電話機103abは、端末機103aaに
接続され、電話機103abから入力される音声信号
は、端末機103aaにより通信データに変換される。
端末機103aaは、通信データをインターネット10
2aを介して通信システム101のオペレータ端末装置
108a、108b又は専門内容対応担当者端末装置1
09a、109bに伝送する。
【0017】また、インターネット電話利用型の顧客端
末装置103aは、端末機103aaにより通信システ
ム101からインターネット102aを介して伝送され
てくる通信データを受信し、通信データを音声信号に変
換し、電話機103abから出力する。端末機103a
aが音声信号の出力手段を有している場合は、音声信号
は、端末機103aaから出力される。
【0018】通常電話利用型の顧客端末装置103b
は、電話網102bに接続する電話機103bbとイン
ターネット102aに接続する端末機103baとを備
える。電話機103bbは、電話網102bを介して通
信システム101のオペレータ端末装置108a、10
8b又は専門内容対応担当者端末装置109a、109
bと接続して通話を行う。端末機103baは、インタ
ーネット102aを介して通信システム101のオペレ
ータ端末装置108a、108b又は専門内容対応担当
者端末装置109a、109bとのデータのやりとりを
行う。
【0019】通信システム101は、商品販売システム
や顧客相談システムなどに利用されている。通信システ
ム101は、インターネットテレフォニーサーバ10
4、CTI(Computer Telephony Integration)サーバ
105、PBX(Private Branch eXchange)106、
通信データ記録装置107、オペレータ端末装置108
a、108b、専門内容対応担当者端末装置109a、
109bとを備えている。
【0020】通信システム101も顧客側と同様に、イ
ンターネット電話利用型のオペレータ端末装置108b
及び専門内容対応担当者端末装置109bと、通常電話
利用型のオペレータ端末装置108a及び専門内容対応
担当者端末装置109aを備える。
【0021】通信システム101は、複数のインターネ
ット電話利用型のオペレータ端末装置108b及び専門
内容対応担当者端末装置109bと、複数の通常電話利
用型のオペレータ端末装置108a及び専門内容対応担
当者端末装置109aを備えるが、本実施例では、1の
インターネット電話利用型のオペレータ端末装置108
b及び専門内容対応担当者端末装置109bと、1の通
常電話利用型のオペレータ端末装置108a及び専門内
容対応担当者端末装置109を備えているとする。
【0022】通信システム101において、インターネ
ットテレフォニーサーバ104は、インターネット電話
利用型の顧客端末装置103aの端末機103aa及び
通常電話利用型の顧客端末装置103bの端末機103
baから送られてくるIP(Internet Protocol)アド
レスに基づいて、オペレータ端末装置108a、108
b及び専門内容対応担当者端末装置109a、109b
との回線の接続を行う。
【0023】インターネットテレフォニーサーバ104
は、予め複数の電話番号(オペレータ端末装置108
a、108bの電話機108ab及び108bb及び専
門内容対応担当者端末装置109a、109bの電話機
109ab、109bb)をメモリ(図示せず)等に記
憶しており、顧客端末装置103a、103bから送ら
れてくるIPアドレスを受信した場合に、受信したIP
アドレスを当該保有している電話番号に割り当て、IP
アドレス及び割り当てた電話番号とを後述するCTIサ
ーバ105に出力する。
【0024】また、インターネットテレフォニーサーバ
104は、顧客端末装置103aとオペレータ端末装置
108a、108b又は専門内容対応担当者端末装置1
09a、109bとの通信データと、IPアドレスや電
話番号等の付加情報とを、後述する通信データ記録装置
に出力する。
【0025】また、インターネットテレフォニーサーバ
104は、顧客端末装置103a、103bとオペレー
タ端末装置108a、108b又は専門内容対応担当者
端末装置109a、109bとの間で通信データのやり
とりが可能なように、通信データの信号処理を行う信号
処理手段を有する。
【0026】このことにより、インターネット電話利用
型の顧客端末装置103aの電話機103abとインタ
ーネット電話利用型のオペレータ端末装置108bの電
話機108bb又は専門内容対応担当者端末装置109
bの電話機109bbとの通信、インターネット電話利
用型の顧客端末装置103aの電話機103abと通常
電話利用型のオペレータ端末装置108bの108ab
又は専門内容対応担当者端末装置109bの電話機10
9abとの通信、また、通常電話利用型の顧客端末装置
103bの電話機103bbとインターネット電話利用
型のオペレータ端末装置108bの電話機108bb又
は専門内容対応担当者端末装置109bの電話機109
bbとの通信、通常電話利用型の顧客端末装置103b
の電話機103bbと通常電話利用型のオペレータ端末
装置108bの電話機108ab又は専門内容対応担当
者端末装置109bの電話機109abとの通信が可能
になる。
【0027】CTIサーバ105は、自動振り分け機能
(ACD:Automatic Call Distribution)を有し、顧
客端末装置103a、103bとオペレータ端末装置1
08a、108b又は専門内容対応担当者端末装置10
9a、109bとの回線の接続を行う。
【0028】通常電話利用型の顧客端末装置103bと
オペレータ端末装置108a又は専門内容対応担当者端
末装置109aとの回線の接続は、双方の電話番号に基
づいてPBXにより行われる。
【0029】インターネット電話利用型の顧客端末装置
103aと通常電話利用型のオペレータ端末装置108
a又は専門内容対応担当者端末装置109aとの回線の
接続、または、通常電話利用型の顧客端末装置103b
とインターネット電話利用型のオペレータ端末装置10
8b又は専門内容対応担当者端末装置109bとの回線
の接続は、インターネットテレフォニーサーバ104に
おいてIPアドレスに対する電話番号の割り当てが行わ
れた後、電話番号に基づいてPBXにより行われる。
【0030】インターネット電話利用型の顧客端末装置
103aとインターネット電話利用型のオペレータ端末
装置108b又は専門内容対応担当者端末装置109b
との回線の接続は、インターネットテレフォニーサーバ
104において顧客端末装置103aのIPアドレスと
オペレータ端末装置108b又は専門内容対応担当者端
末装置109bのIPアドレスに基づいて行われる。
【0031】また、CTIサーバ105は、オペレータ
端末装置108a、108b又は専門内容対応担当者端
末装置109a、109bからの指示信号に基づいて、
顧客端末装置103a、103bに接続されているオペ
レータ端末装置108a、108b又は専門内容対応担
当者端末装置109a、109bを、他のオペレータ端
末装置108a、108b又は専門内容対応担当者端末
装置109a、109bに切り換える制御を行う。
【0032】例えば、インターネット電話利用型のオペ
レータ端末装置108bからの指示信号に基づいて、イ
ンターネット電話利用型の顧客端末装置103aと接続
しているインターネット電話利用型のオペレータ端末装
置108bを、インターネット電話利用型の専門内容対
応担当者端末装置109bに切り換える制御を行う。ま
た、通常電話利用型のオペレータ端末装置108aから
の指示信号に基づいて、後述するPBX106を制御
し、通常電話利用型の顧客端末装置103bと接続して
いる通常電話利用型のオペレータ端末装置108aを、
通常電話電話利用型の専門内容対応担当者端末装置10
9aに切り換える制御を行う。
【0033】CTIサーバ105は、オペレータ端末装
置108a、108b又は専門内容対応担当者端末装置
109a、109bからの指示信号に基づいて、顧客端
末装置103a、103bと接続されているオペレータ
端末装置108a、108b又は専門内容対応担当者端
末装置109a、109bを、他のオペレータ端末装置
108a、108b又は専門内容対応担当者端末装置1
09a、109bに切り替える場合に、当該顧客端末装
置103a、103bとオペレータ端末装置108a、
108b又は専門内容対応担当者端末装置109a、1
09bとの通信データを出力させる出力要求信号を、後
述する通信データ記録装置107に出力する。
【0034】出力要求信号は、通信内容を特定するため
の情報(例えば、顧客端末装置103a、103bの付
加情報や、オペレータ端末装置108a、108b又は
専門内容対応担当者端末装置109a、109bのIP
アドレスや電話番号等)を含む信号である。
【0035】CTIサーバ105は、後述する通信デー
タ記録装置107から出力された通信データを受信し、
切り替えたオペレータ端末装置108a、108b又は
専門内容対応担当者端末装置109a、109bに出力
する。
【0036】PBX106は、通常電話利用型の顧客端
末装置103bから得られる電話番号又はCTIサーバ
105から得られる電話番号に基づいて、通常電話利用
型の顧客端末装置103bとオペレータ端末装置108
a、108bの電話機108ab、108bb又は専門
内容対応担当者109a、109bの電話機109a
b、109bbとの回線の接続を接続する。
【0037】PBX106は、CTIサーバ105の制
御に基づいて、既に通常電話利用型の顧客端末装置10
3bと接続されているオペレータ端末装置108a、1
08b又は専門内容対応担当者端末装置109a、10
9bを、他のオペレータ端末装置108a、108b又
は専門内容対応担当者端末装置109a、109bに接
続する。
【0038】PBX106は、通常電話利用型の顧客端
末装置103bとオペレータ端末装置108a、108
b又は専門内容対応担当者端末装置109a、109b
の間の通信通信データと、通常電話利用型の顧客端末装
置103bの電話番号等の付加情報とを、後述する通信
データ記録装置107に出力する。
【0039】通信データ記録装置107は、インターネ
ットテレフォニーサーバ104又はPBX106から入
力される通信データと付加情報とに基づいて、通信デー
タを通信毎に付加情報をヘッダとして付加して1のファ
イルに変換し、大容量記録媒体(例えば、ハードディス
クなど)に記録する。
【0040】通信データ記録装置107は、後述するメ
モリに出力する記録処理部、メモリ、大容量記録媒体、
制御部を備える。通信データ記録装置107は、インタ
ーネットテレフォニーサーバ104又はPBX106か
ら入力される通信データを予め定めらたれ時間毎に、ア
ナログ信号の場合にはデジタル信号に変換した後に圧縮
し、また、デジタル信号の場合にはそのまま圧縮する。
【0041】インターネットテレフォニーサーバ104
又はPBX106から入力される通信データは、記録処
理部により予め定めたられた時間毎に圧縮され、制御部
の制御によりメモリに一時記憶される。予め定めたデー
タ量の通信データがメモリに記憶された後、通信データ
は、制御部の制御により、当該通信データに付加情報が
付加されてファイルに変換され、通信データファイルと
して大容量記録媒体に記録される。
【0042】通信データ記録装置107は、CTIサー
バ105からの出力要求信号に基づいて、通信データの
出力要求があった顧客端末装置103a、103bとオ
ペレータ端末装置108a、108b又は専門内容対応
担当者端末装置109a、109bとの通信データをC
TIサーバ105に出力する。
【0043】通信データは、当該通信データの付加情報
がヘッダとなり、通信が終了した時点で、当該通信の通
信データが1のファイルとして大容量記録媒体に記録さ
れる。通信が終了する前は、記録中の通信データに関す
る付加情報等は、制御部が一時記憶しており、CTIサ
ーバから出力要求があった場合、制御部が通信データに
関する付加情報に基づいて通信データの検索を行う。
【0044】制御部は、出力要求信号に基づいて、出力
要求のあった通信データを検索し、当該通信データがメ
インメモリに記憶されている場合、メインメモリから通
信データを読み出し出力し、当該通信データがメインメ
モリと大容量記録媒体とに跨って記録されている場合、
双方から当該通信データを読み出し出力し、当該通信デ
ータが大容量記録媒体に記録されている場合、大容量記
録媒体から当該通信データを読み出し出力する。
【0045】オペレータ端末装置108a、108b又
は専門内容対応担当者端末装置109a、109bは、
顧客端末装置103a、103bと同様に、通常電話利
用型とインターネット電話利用型の形態を有する。
【0046】通常電話利用型のオペレータ端末装置10
8a及び専門内容対応担当者端末装置109aは、電話
網102bに接続する電話機108ab、109ab
と、インターネット102bに接続する端末機108a
a、109aaとを備える。
【0047】電話機108ab、109abは、電話網
102bを介して通常電話利用型の顧客端末装置103
bの電話機103bbと接続して通話を行う。端末機1
08aa、109aaは、インターネット102aを介
してインターネット電話利用型又は通常電話利用型の顧
客端末装置103a、103bの端末機103aa、1
03baとのデータのやりとりを行う。
【0048】インターネット電話利用型のオペレータ端
末装置108b及び専門内容対応担当者端末装置109
bは、端末機108ba、109baと電話機108b
b、109bbとを備える。
【0049】端末機108ba、109baは、電話機
108bb、109bbから入力される音声信号(通
話)を通信データに変換したり、インターネット102
aを介してインターネット電話利用型の顧客端末装置1
03aから伝送されてくる通信データを音声信号に変換
する。電話機108bb、109bbは、音声信号の入
力及び出力を行う。
【0050】また、通常電話利用型の専門内容対応担当
者端末装置109a及びインターネット電話利用型の専
門内容対応担当者端末装置109bは、CTIサーバ1
05から送信された通信データの高速再生が可能であ
り、専門内容担当者は、高速再生により、CTIサーバ
から送信された通信データの内容を、実際の通話時間よ
り短い時間で聞いて通信内容を認識することができる。
【0051】当該高速再生は、専門内容対応担当者が通
信データの内容を確認できる程度の速さの再生であり、
例えば、2倍速又は3倍速の再生である。当該高速再生
を実現する方法としては、例えば、通信データの中か
ら、予め定めたサンプル(例えば、奇数サンプルまたは
偶数サンプル)のデータを間引いて再生する方法、通話
の無音区間のデータを削除して再生する方法、これらの
方法を複数組み合わせた方法等である。
【0052】本実施例の通信システムにおいて、通常電
話利用型の顧客端末装置から通信システムにアクセスし
た場合の動作について説明する。図2は、本実施例の通
信システムにおいて通常電話利用型の顧客端末装置から
通信システムにアクセスした場合の動作について説明す
るための模式図である。図2において、顧客が通常電話
利用型の顧客端末装置103bの電話機103bbを用
いて電話を掛けると、顧客端末装置103bは、電話網
102bを介して通信システム101に電話番号を送信
する。
【0053】PBX106は、顧客端末装置103bか
らの電話番号に基づいて、当該電話番号に該当し、通信
を行っていない通常電話利用型のオペレータ端末装置1
08aの電話機108abに回線を接続する。この時点
で、顧客端末装置103bとオペレータ端末装置108
bとの通信が可能となる。
【0054】PBX106は、顧客端末装置103bと
オペレータ端末装置108aとの間の回線を接続する
と、顧客端末装置103bとオペレータ端末装置108
aとの間で行われている通信の通信データと、顧客電話
番号等の付加情報とを通信データ記録装置107に出力
する。通信データ記録装置107は、PBX106から
入力される通信データの記録を行う。
【0055】オペレータ端末装置108aを使用してい
るオペレータが顧客の質問又は要望に対応できない場
合、当該オペレータは、顧客の質問や要望に対応できる
知識を有する専門内容対応担当者に顧客との対応を替わ
ってもらうため、オペレータ端末装置108aの端末機
108aaを操作し、端末機108aaから顧客対応の
交替を要求するオペレータ交替要求信号を出力する。
【0056】オペレータ交替要求信号は、CTIサーバ
105に入力され、CTIサーバ105は、専門内容対
応担当者端末装置109aの使用状態を検出する。専門
内容対応担当者端末装置109aの使用状態は、CTI
サーバ105が、インターネットテレフォニーサーバ1
04からの付加情報に基づく情報及びPBX106から
の電話機の使用状況の情報に基づいて検出される。
【0057】CTIサーバ105は、未使用の専門内容
対応担当者端末装置(顧客側の端末装置がアクセスして
いない専門内容対応担当者端末装置)109aを検索
し、未使用の専門内容対応担当者端末装置109aに、
オペレータ交替要求信号を出力する。
【0058】ここで、通信システムは、顧客の専門的な
質問や要望に対応するために、専門的な内容に基づいて
複数のグループ(例えば、故障等に関する内容に対応す
るグループ、金銭の支払い等に関する内容に対応するグ
ループ)に分類され、顧客の質問や要望の内容に応じ
て、それらのグループに属する専門内容対応担当者に割
り当てが行われる。本実施例においては、1のグループ
に属する複数の専門内容対応担当者の中から、未使用の
専門内容対応担当者端末装置を検索し、オペレータ交替
要求信号を出力するものとする。
【0059】また、オペレータ交替の対象となる端末装
置は、未使用の通常電話利用型の専門内容対応担当者端
末装置109aとインターネット電話利用型の専門内容
対応担当者端末装置109bとであるが、本実施例で
は、通常電話利用型の専門内容対応担当者端末装置10
9aとする。
【0060】これと同時に、CTIサーバ105は、通
信データ記録装置107に出力要求信号を出力する。通
信データ記録装置107は、出力要求信号が入力される
と、出力要求があった通信について、出力要求が入力さ
れた時点までの通信データをCTIサーバ105に出力
する。
【0061】ここで、通信データ記録装置107は、出
力要求のあった通信の通信データをCTIサーバ105
に出力するが、当該通信が継続している間、当該通信の
通信データを大容量記録媒体に記録し続ける。
【0062】CTIサーバ105は、出力要求した通信
データを通信データ記録装置107から得た後、未使用
の専門内容対応担当者端末装置109aに、オペレータ
交替要求信号を出力する。オペレータ交替要求信号を受
信した未使用の専門内容対応担当者端末装置109a
は、端末機109aaの表示部(図示せず)にオペレー
タ交替の要求があることを示す表示を行う。
【0063】当該未使用の専門内容対応担当者端末装置
109aを使用している専門内容対応担当者が、オペレ
ータ交替の要求があったとき、オペレータの交替に応じ
るか否かをオペレータと顧客との通信データを参照して
決める場合、端末機109aaを操作し、端末機109
aaを用いて通信データの再生を行う。
【0064】専門内容対応担当者が、端末機109aa
に通信データの再生開始の操作を行うと、CTIサーバ
105から当該専門内容対応担当者端末装置109a
に、顧客端末装置103bとオペレータ端末装置108
aとの間の通信の通信データが送信される。
【0065】専門内容対応担当者端末装置109aは、
CTIサーバ105から送信された通信データを再生し
て音声信号として出力する。このとき、専門内容対応担
当者は、通信データの高速再生を行い、CTIサーバか
ら送信された通信データの内容を認識する。
【0066】専門内容対応担当者が、顧客とオペレータ
との通信内容を聞いて、オペレータの交替を承諾する場
合、端末機109aaを操作し、専門内容対応担当者端
末装置109aからCTIサーバ105にオペレータ交
替を承諾する旨を示す承諾信号を出力する。
【0067】CTIサーバ105は、承諾信号を受信す
ると、オペレータ端末装置108aに、専門内容対応担
当者が交替を承諾したためオペレータの交替を行う旨を
示すオペレータ交替信号を出力する。
【0068】オペレータ端末装置108aは、オペレー
タ交替信号を受信し、表示部にその旨を表示する。当該
オペレータ端末装置108aを使用しているオペレータ
が、端末機108aaのオペレータを交替する交替ボタ
ンを操作する。
【0069】CTIサーバ105は、交替ボタンが操作
されたことを検出し、PBX106を制御し、顧客端末
装置103bと接続されている回線を、オペレータ端末
装置108aから専門内容対応担当者端末装置109a
に切り換える。
【0070】CTIサーバ105は、顧客端末装置10
3bとの通信がオペレータ端末装置108aから専門内
容対応担当者端末装置109aに切り替わったことを通
信データ記録装置107に通知する。
【0071】通信データ記録装置107は、記録してい
る通信データの付加情報に、オペレータ端末装置108
aから専門内容対応担当者端末装置109aに切り替わ
ったことを示す情報を追加して、通信データの記録を継
続する。
【0072】このような場合、通信データ記録装置10
7には、当該通信の通信データとして、顧客端末装置1
03bとオペレータ端末装置108aとの通信の通信デ
ータ、顧客端末装置103bと専門内容対応担当者端末
装置109aとの通信の通信データ、および、オペレー
タ端末装置108aから専門内容対応担当者端末装置1
09aへの切り替えを示す情報を含む付加情報が、1の
ファイルとして記録される。
【0073】顧客端末装置103bと接続されている回
線がオペレータ端末装置108aから専門内容対応担当
者端末装置109aに切り替わったことにより、顧客端
末装置103bは、専門内容対応担当者端末装置109
aに接続される。
【0074】専門内容対応担当者は、オペレータから交
替する前に、先のオペレータと顧客との間の通信内容を
聞いているため、顧客の質問や要望を認識している。そ
のため、顧客は、通信相手が交替した場合(オペレータ
から専門内容対応担当者に交替した場合)でも、質問や
要望を繰り返し説明することがないため、煩わしさがな
い。
【0075】本実施例の通信システムにおいて、インタ
ーネット電話利用型の顧客端末装置から通信システムに
アクセスした場合の動作について説明する。図3は、本
実施例の通信システムにおいてインターネット電話利用
型の顧客端末装置から通信システムにアクセスした場合
の動作について説明するための模式図である。図3にお
いて、顧客がインターネット電話利用型の顧客端末装置
103aの電話機103abを用いて電話を掛けると、
顧客端末装置103aは、インターネット102aを介
して通信システム101のインターネットテレフォニー
サーバ104にIPアドレスを送信する。
【0076】インターネットテレフォニーサーバ104
は、IPアドレスに基づいて、受信したIPアドレスを
保有している電話番号に割り当て、IPアドレス及び割
り当てた電話番号とを後述するCTIサーバ105に出
力すると共に、顧客端末装置103aとオペレータ端末
装置108bとの回線の接続を行う。ここで、顧客端末
装置と通信システムのオペレータ端末装置との通信が可
能となる。
【0077】インターネットテレフォニーサーバ104
は、顧客端末装置103aとオペレータ端末装置108
bとの間の通信が可能になると、当該通信の通信データ
と、IPアドレスや電話番号等の付加情報を通信データ
記録装置107に出力する。通信データ記録装置107
は、インターネットテレフォニーサーバ104から入力
される通信データの記録を行う。
【0078】インターネット電話利用型のオペレータ端
末装置108bを使用しているオペレータが顧客の質問
又は要望に対応できなくなった場合、当該オペレータ
は、顧客の質問や要望に対応できる知識を有する専門内
容対応担当者に顧客との対応を替わってもらうため、オ
ペレータ端末装置108bの端末機108baを操作
し、オペレータ端末装置108bからCTIサーバ10
5に顧客対応の交替を要求するオペレータ交替要求信号
を出力させる。
【0079】オペレータ交替要求信号は、CTIサーバ
105に入力され、CTIサーバ105は、専門内容対
応担当者端末装置109bの使用状態を検出する。専門
内容対応担当者端末装置109b使用状態は、CTIサ
ーバ105自体が有する端末機の使用状況の情報及びP
BX106から供給される電話機の使用状況の情報に基
づいて検出される。
【0080】CTIサーバ105は、未使用の専門内容
対応担当者端末装置(顧客端末装置がアクセスしていな
い専門内容対応担当者端末装置)109bを検索し、未
使用の専門内容対応担当者端末装置109bにオペレー
タ交替要求信号を出力する。
【0081】ここで、オペレータ交替の対象となる端末
装置は、未使用のインターネット電話利用型の専門内容
対応担当者端末装置109bと通常電話利用型の専門内
容対応担当者端末装置109aであるが、本実施例で
は、インターネット電話利用型の専門内容対応担当者端
末装置109bとする。
【0082】これと同時に、CTIサーバ105は、通
信データ記録装置107に出力要求信号を出力する。通
信データ記録装置107は、出力要求信号が入力される
と、出力要求があった通信の出力要求があった時点まで
の通信データをCTIサーバ105に出力する。
【0083】ここで、通信データ記録装置107は、出
力要求のあった通信の通信データをCTIサーバ105
に出力するが、当該通信が継続している間、当該通信の
通信データを大容量記録媒体に記録し続ける。
【0084】CTIサーバ105は、出力要求した当該
顧客端末装置103aとオペレータ端末装置108bと
の通信の通信データを通信データ記録装置107から得
る。
【0085】CTIサーバ105は、出力要求した当該
顧客端末装置103aとオペレータ端末装置108bと
の通信の通信データを通信データ記録装置107から得
た後、未使用の専門内容対応担当者端末装置109b
に、オペレータ交替要求信号を出力する。オペレータ交
替要求信号を受信した未使用の専門内容対応担当者端末
装置109bは、端末機109baの表示部(図示せ
ず)にオペレータ交替の要求があることを示す表示を行
う。
【0086】当該未使用の専門内容対応担当者端末装置
109bを使用している専門内容対応担当者が、オペレ
ータ交替の要求があったとき、オペレータの交替に応じ
るか否かをオペレータと顧客との通信データを参照して
決める場合、端末機109baを操作し、端末機109
baに通信データの再生を行わせる。
【0087】専門内容対応担当者が、端末機109ba
に通信データの再生開始の操作を行うと、CTIサーバ
105から当該専門内容対応担当者端末装置109b
に、顧客端末装置103aとオペレータ端末装置108
bとの間の通信の通信データが送信される。専門内容対
応担当者端末装置109bは、CTIサーバ105から
送信された通信データを再生してオーディオ信号として
出力する。
【0088】専門内容対応担当者が、顧客とオペレータ
との通信内容を聞いて、オペレータの交替を承諾する場
合、端末機109baを操作し、専門内容対応担当者端
末装置109bからCTIサーバ105にオペレータ交
替を承諾する旨を示す承諾信号を出力させる。
【0089】CTIサーバ105は、承諾信号を受信す
ると、オペレータ端末装置108bに、専門内容対応担
当者が交替を承諾したためオペレータの交替を行う旨を
示すオペレータ交替信号を出力する。
【0090】オペレータ端末装置108bは、オペレー
タ交替信号を受信し、表示部にその旨を表示する。当該
オペレータ端末装置108bを使用しているオペレータ
が、端末機108baのオペレータを交替する交替ボタ
ンを操作する。
【0091】CTIサーバ105は、交替ボタンが操作
されたことを検出し、インターネットテレフォニーサー
バ104を制御し、顧客端末装置103aと接続されて
いる回線を、オペレータ端末装置108bから専門内容
対応担当者端末装置109bに切り換える。
【0092】CTIサーバ105は、顧客端末装置10
3aとの通信がオペレータ端末装置108bから専門内
容対応担当者端末装置109bに切り替わったことを通
信データ記録装置107に通知する。
【0093】通信データ記録装置107は、記録してい
る通信データの付加情報に、オペレータ端末装置108
bから専門内容対応担当者端末装置109bに切り替わ
ったことを示す情報を追加して、通信データの記録を継
続する。
【0094】このような場合、通信データ記録装置10
7には、当該通信の通信データとして、顧客端末装置1
03aとオペレータ端末装置108bとの通信の通信デ
ータ、顧客端末装置103aと専門内容対応担当者端末
装置109bとの通信の通信データ、および、オペレー
タ端末装置108bから専門内容対応担当者端末装置1
09bへの切り替えを示す情報を含む付加情報が、1の
ファイルとして記録される。
【0095】顧客端末装置103aと接続されている回
線がオペレータ端末装置108bから専門内容対応担当
者端末装置109bに切り替わったことにより、顧客端
末装置103aは、専門内容対応担当者端末装置109
bに接続される。
【0096】専門内容対応担当者は、オペレータから交
替する前に、先のオペレータと顧客との間の通信内容を
聞いているため、顧客の質問や要望を認識している。そ
のため、顧客は、通信相手が交替した場合(オペレータ
から専門内容対応担当者に交替した場合)でも、質問や
要望を繰り返し説明することがないため、煩わしさがな
い。
【0097】図3に示す実施例において、CTIサーバ
105は、インターネット電話利用型のオペレータ端末
装置108bからインターネット電話利用型の専門内容
対応担当者端末装置109bに切り替えているが、イン
ターネット電話利用型のオペレータ端末装置108bか
ら通常電話利用型の専門内容対応担当者端末装置109
aに切り替えることもできる。
【0098】この場合、CTIサーバ105は、インタ
ーネットテレフォニーサーバ104から入力される通信
データを電話機が受信できるデータに変換し、PBX1
06を制御して、インターネット電話利用型の顧客端末
装置103aと通常電話利用型の専門内容対応担当者端
末装置109aとの回線を接続する。このことにより、
インターネット電話利用型の顧客端末装置103aの電
話機103abと通常電話利用型の専門内容対応担当者
端末装置109aの電話機109abとの通信が可能に
なる。
【0099】前述した実施例においては、オペレータか
ら専門内容対応担当者に顧客との通信を交替する際に、
顧客とオペレータとの通信データを専門内容対応担当者
端末装置に送信する場合について説明したが、専門内容
対応担当者から、他の専門内容対応担当者に顧客との通
信を交替するようにしてもよい。
【0100】すなわち、顧客の質問や要望の内容が、オ
ペレータからの交替を受けた専門内容対応担当者の専門
内容と異なり、当該専門内容対応担当者が顧客の質問や
要望に対応できない場合、専門内容対応担当者は、他の
専門内容対応担当者に顧客との通信の交替を要求するこ
とができる。
【0101】オペレータからの交替を受けた専門内容対
応担当者が、顧客の質問又は要望に対応できない場合、
当該専門内容対応担当者Aは、他の専門内容対応担当者
Bに顧客との対応を替わってもらうため、専門内容対応
担当者端末装置Aの端末機を操作し、端末機から顧客対
応の交替を要求する担当者交替要求信号を出力する。
【0102】担当者交替要求信号は、CTIサーバに入
力され、CTIサーバは、担当者交替要求信号が出力さ
れた専門内容対応担当者端末装置A以外の他の専門内容
対応担当者端末装置Bの使用状態を検出する。
【0103】CTIサーバは、未使用の専門内容対応担
当者端末装置Aを検索し、未使用の専門内容対応担当者
端末装置Bに、オペレータ交替要求信号を出力する。こ
れと同時に、CTIサーバは、通信データ記録装置に出
力要求信号を出力する。
【0104】通信データ記録装置は、出力要求信号が入
力されると、出力要求があった通信について、出力要求
が入力された時点までの通信データ(顧客とオペレータ
との通信内容及び顧客と専門内容対応担当者Aとの通信
内容)をCTIサーバに出力する。
【0105】ここで、通信データ記録装置は、出力要求
のあった通信の通信データをCTIサーバに出力する
が、当該通信が継続している間、当該通信の通信データ
を大容量記録媒体に記録し続ける。
【0106】CTIサーバは、出力要求した通信データ
を通信データ記録装置から得た後、未使用の専門内容対
応担当者端末装置Bに、担当者交替要求信号を出力す
る。担当者交替要求信号を受信した未使用の専門内容対
応担当者端末装置Bは、端末機の表示部に専門内容対応
担当者交替の要求があることを示す表示を行う。
【0107】当該未使用の専門内容対応担当者端末装置
Bを使用している専門内容対応担当者Bが、専門内容対
応担当者交替の要求があったとき、専門内容対応担当者
の交替に応じるか否かを、顧客とオペレータとの通信デ
ータ及び先の専門内容対応担当者Aと顧客との通信デー
タを参照して決める場合、端末機を操作し、端末機を用
いて通信データの再生を行う。
【0108】専門内容対応担当者Bが、端末機に通信デ
ータの再生開始の操作を行うと、CTIサーバから専門
内容対応担当者端末装置Bに、顧客端末装置とオペレー
タ端末装置との通信データ及び顧客端末装置と先の専門
内容対応担当者端末装置Aとの通信データが送信され
る。
【0109】当該専門内容対応担当者端末装置Bは、C
TIサーバから送信された通信データを再生して音声信
号として出力する。このとき、専門内容対応担当者端末
装置Bは、通信データの高速再生を行い、専門内容対応
担当者Bは、顧客とオペレータとの通信内容及び顧客と
先の専門内容対応担当者Aとの通信内容を、実際の通話
時間より短い時間で聞いて、通信内容を認識することが
できる。
【0110】専門内容対応担当者Bが、通信内容を聞い
て、専門内容対応担当者の交替を承諾する場合、端末機
を操作し、専門内容対応担当者端末装置BからCTIサ
ーバに専門内容対応担当者交替を承諾する旨を示す承諾
信号を出力させる。
【0111】CTIサーバは、承諾信号を受信すると、
専門内容対応担当者Bが交替を承諾したため、先の専門
内容対応担当者端末装置Aに専門内容対応担当者の交替
を行う旨を示す専門内容対応担当者交替信号を出力す
る。
【0112】専門内容対応担当者端末装置Aは、専門内
容対応担当者交替信号を受信し、表示部にその旨を表示
する。当該専門内容対応担当者端末装置Aを使用してい
る専門内容対応担当者Aが、端末機の専門内容対応担当
者を交替する交替ボタンを操作する。
【0113】CTIサーバは、交替ボタンが操作された
ことを検出し、PBXを制御し、顧客端末装置と接続さ
れている回線を、先の専門内容対応担当者端末装置Aか
ら交替を承諾した専門内容対応担当者が使用している専
門内容対応担当者端末装置Bに切り換える。
【0114】CTIサーバは、顧客端末装置との通信が
先の専門内容対応担当者端末装置Aから専門内容対応担
当者端末装置Bに切り替わったことを通信データ記録装
置に通知する。
【0115】通信データ記録装置は、記録している通信
データの付加情報に、専門内容対応担当者端末装置が切
り替わったことを示す情報を追加して、通信データの記
録を継続する。
【0116】顧客端末装置と接続されている回線が先の
専門内容対応担当者端末装置Aから専門内容対応担当者
端末装置Bに切り替わったことにより、顧客端末装置
は、専門内容対応担当者端末装置Bに接続される。
【0117】専門内容対応担当者Bは、先の専門内容対
応担当者Aから交替する前に、顧客とオペレータとの通
信内容及び先の専門内容対応担当者Aと顧客との通信内
容を聞いているため、顧客の質問や要望を認識してい
る。そのため、顧客は、通信相手が交替した場合でも、
質問や要望を繰り返し説明することがないため、煩わし
さがない。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、顧客がオペレータに対
して質問や要望の内容を複数回話すことなく、顧客の煩
わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの一実施例の概略構成を
説明するための模式図。
【図2】本実施例の通信システムにおいて通常電話利用
型の顧客端末装置から通信システムにアクセスした場合
の動作について説明するための模式図。
【図3】本実施例の通信システムにおいてインターネッ
ト電話利用型の顧客端末装置から通信システムにアクセ
スした場合の動作について説明するための模式図。
【符号の説明】
101・・・通信システム、102・・・通信網、10
2a・・・インターネット、102b・・・電話網、1
03a、103b・・・顧客端末装置、104・・・イ
ンターネットテレフォニーサーバ、105・・・CTI
サーバ、106・・・PBX、107・・・通信データ
記録装置、108a、108b・・・オペレータ端末装
置、109a、109b・・・専門内容対応担当者端末
装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 3/58 101 H04Q 3/58 101 5K101 Fターム(参考) 5D110 AA13 BB29 DA11 DB05 DC03 DC16 DE01 EA07 5K015 AA10 AD01 AD02 AF08 HA06 HA07 5K024 AA76 BB04 BB07 CC01 DD01 DD02 GG01 GG03 5K030 HA01 HA08 HB01 HC01 HC02 HD03 5K049 AA07 AA18 BB04 BB12 CC11 EE03 FF01 FF12 FF32 GG07 GG12 KK02 KK12 5K101 KK16 KK17 LL02 LL03 MM07 NN14 NN22 PP04 RR22 TT02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットを介して他端末装置が接続
    されるインターネットテレフォニーサーバと、他端末装
    置と通信を行う第1自端末装置及び第2自端末装置と、
    前記インターネットテレフォニーサーバから得られるI
    Pアドレスに基づいて他端末装置と前記第1自端末装置
    又は前記第2自端末装置との回線の接続を制御すると共
    に前記第1自端末装置又は前記第2自端末装置から出力
    される交替要求信号に基づいて前記他端末装置と接続す
    る回線を前記交替要求信号を出力した第1自端末装置か
    ら第2自端末装置に切り替える制御を行うCTIサーバ
    と、他端末装置と前記第1自端末装置又は前記第2自端
    末装置との間の通信の通信データを記録する通信データ
    記録装置とを備え、前記CTIサーバは、第1自端末装
    置から交替要求信号が入力された場合に他端末装置と第
    1自端末装置とが通信した通信データを前記通信データ
    記録装置から得て第2自端末装置に出力することを特徴
    とする通信システム。
  2. 【請求項2】電話網を介して他端末装置が接続される構
    内交換機と、他端末装置と通信を行う第1自端末装置及
    び第2自端末装置と、前記構内交換機から得られる電話
    番号に基づいて他端末装置と前記第1自端末装置又は前
    記第2自端末装置との回線の接続を制御すると共に前記
    第1自端末装置又は前記第2自端末装置から出力される
    交替要求信号に基づいて前記他端末装置と接続する回線
    を前記交替要求信号を出力した第1自端末装置から第2
    自端末装置に切り替える制御を行うCTIサーバと、他
    端末装置と前記第1自端末装置又は前記第2自端末装置
    との間の通信の通信データを記録する通信データ記録装
    置とを備え、前記CTIサーバは、第1自端末装置から
    交替要求信号が入力された場合に他端末装置と第1自端
    末装置とが通信した通信データを前記通信データ記録装
    置から得て第2自端末装置に出力することを特徴とする
    通信システム。
  3. 【請求項3】端末装置間の回線を伝送する通信データを
    記録する通信データ記録装置において、前記通信データ
    を一時記憶するメモリと、該メモリに予め定めたデータ
    量の通信データが記憶された後に通信データをファイル
    に変換して記録する記録装置と、前記メモリから前記記
    録装置への通信データの転送を制御すると共に前記記録
    装置への通信データの記録を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、端末装置間の回線の接続を制御する制御
    手段から出力要求信号が入力されると出力要求があった
    時点までの通信データを前記メモリ又は前記記録装置か
    ら読み出して出力する制御を行うことを特徴とする通信
    データ記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120100A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Fujitsu Fip Corp 問合せ対応システム,問合せ対応方法および問合せ対応プログラム
JP2007164581A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Aos Technologies Kk チャット応対システム
JP2015070371A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社日本総合研究所 コールセンタ応答制御システム及びその応答制御方法

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