JP4226290B2 - 通信システム及び通信データ記録装置 - Google Patents

通信システム及び通信データ記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オペレータが顧客から電話で質問を受けた際に、そのオペレータがその質問に対応できない場合専門担当者にその質問を回すことになるが、顧客からの質問をオペレータを介して専門担当者に回すための通信システム及び通信データ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
顧客からの質問等を最初にオペレータが受けて対応するコールセンターシステムでは、オペレータが顧客に応対する場合に顧客の質問や要望が基本的な内容であってオペレータが対応可能であれば、オペレータが顧客の質問や要望に対して回答する。
他方、顧客の質問や要望が専門的な内容(例えば、技術的な内容)であってオペレータが対応できない場合には、そのオペレータは専門的な内容に対応可能な専門担当者に電話を転送したり、専門担当者を探し出し、専門担当者を特定した後、その専門担当者が顧客に電話をかけて顧客の質問や要望に対応するということが行われている。
【0003】
このような構成のコールセンターシステムにおいて、顧客は、通話相手(対応相手)がオペレータから専門担当者に代わった場合には、オペレータに話した質問や要望を専門担当者に再度同じ内容の事柄を話さなければならず、また、オペレータが顧客からの質問や要望の内容を専門担当者に知らせる際にそのオペレータが顧客からの質問や要望の内容を理解できず、前記の質問や要望の内容を間違って専門応担当者に伝える場合がある。
【0004】
このような場合、顧客は、最初に電話を受けたオペレータに話した質問や要望を、該当する専門内容に対応する担当者に再度話さなければならないため、二度手間となりスムーズさに欠け面倒であるという問題があった。
この問題を解決する手段として、特開2002−158778号公報で開示されている発明が知られている。
【0005】
特開2002−158778号公報に開示されているシステムは、顧客が使用する他端末装置と通信を行う第1自端末装置及び第2自端末装置との間の通信データを記録する通信データ記録装置と、他端末装置と第1自端末装置又は第2自端末装置との間の回線の切り替えや通信データを第1自端末装置又は第2自端末装置に送信する制御を行う制御部を備える。
【0006】
上記公報に開示されているシステムにおいて、オペレータが顧客から受けた質問に対する回答を専門担当者に代わる場合、オペレータが第1自端末装置を操作し第1自端末装置からCTIサーバに交代要求信号を出力する。CTIサーバは、複数の専門担当者が使用している複数の第2自端末装置のうち、現在使用されていない第2自端末装置に対しオペレータ交代要求信号を出力すると共に通信データ記録装置に通信データの出力を要求する出力要求信号を出力する。
【0007】
第2自端末装置は、オペレータ交代要求信号を受信すると、オペレータ交替の要求があったことを専門担当者に通知する。専門担当者は、第2自端末装置を操作し、通信データ記録装置に記録された通信データを再生し、通信データの内容から質問の内容を確認する。顧客への対応をオペレータから専門担当者へ代わる場合、専門担当者は、第2自端末装置を操作し、その操作により、第2自端末装置は、専門担当者がオペレータの交替を承諾する承諾信号を第1自端末装置に送信する。第1自端末装置のオペレータは、承諾信号を受信したことを確認した後、オペレータ交代のための操作を行う。このことにより、顧客からの回線が第1自端末装置から第2自端末装置に切り替わる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特開2002−158778号公報に開示されているシステムでは、顧客からの回線を第1自端末装置から第2自端末装置に切り換える場合に、最初の応対者(オペレータ)は、顧客との通話中に、第1自端末装置からオペレータ交替要求信号を出力させるための操作が必要であり手間がかかるという問題があった。
【0009】
また、最初の応対者であるオペレータが交代を要求した際に、交代する応対者である専門担当者は、通信データの再生開始の操作を行い、最初の応対者と顧客との通話の内容を確認することになる。
顧客がオペレータと通話を開始してから長い時間(例えば、5分)が経過した後に、オペレータが顧客との応対の交代を要求した場合、専門担当者は、オペレータが交代要求をするまでの時間長さだけ(前記の5分)の顧客とオペレータとの通話の内容を再生して確認しなければならず、その分だけ多くの時間を要するという問題があった。
【0010】
専門担当者は、オペレータが交替の要求した後でなければ、顧客とオペレータとの通話の内容を確認することができないため、オペレータと顧客とが通話を開始してから交替の要求がされるまでの時間が長い場合には、その時間の長さに対応して、その通話内容を確認するための時間も長くなる。
そのため、専門担当者が通話の内容を確認する時間が長くなると、当然、オペレータから専門担当者への交代に時間がかかり、結果的に、顧客をその長くなった時間分に対応して待たせることになるという問題があった。
【0011】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、顧客からの通話による質問等を最初にオペレータが受け、そのオペレータが前記質問等に対応できる場合には対応し、そのオペレータが対応できない場合には専門担当者に交代する構成の対応について、顧客との応対をオペレータから専門担当者に交代する際に、オペレータが操作をすることなしで専門担当者が顧客とオペレータとの通信内容を確認することが可能であり、また、顧客とオペレータとが通信を開始してから短い時間に、対応の交代が予定される専門担当者が前記通信の内容を確認することができる通信システム及び通信データ記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に記載の発明は、顧客端末装置と選択的に接続可能な第1端末装置及び第2端末装置と、前記顧客端末装置と前記第1端末装置又は前記第2端末装置との回線を選択的に接続する交換機と、前記顧客端末装置と前記第1端末装置又は前記第2端末装置との間で伝送される通信データを大容量記録部に記録する通信データ記録装置とを備えた通信システムにおいて、
前記通信データ記録装置は、前記顧客端末装置と前記第1端末装置との通信の開始からの経過時間を計測し予め定めた時間が経過すると前記顧客端末装置と前記第1端末装置との間で伝送された通信データを前記第2端末装置に出力し、前記第2端末装置は、前記通信データ記録装置から通信データを受け取るとその通信データを再生することを特徴とする通信システムである。
【0013】
本願の請求項2に記載の発明は、前記第1端末装置は、前記顧客端末装置からの回線を前記第2端末装置に切り換える指示の交代信号を前記通信データ記録装置に出力し、前記通信データ記録装置は、前記第1端末装置が出力した前記交代信号を受信すると、顧客端末装置に接続されている前記第1端末装置の回線を前記第2端末装置に切り換えるように前記交換機を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信システムである。
【0014】
本願の請求項3に記載の発明は、顧客端末装置と第1端末装置及び第2端末装置が選択的に接続される回線で伝送される通信信号を通信データに変換して記録する通信データ記録装置において、
前記通信信号を前記通信データに変換する変換部と、前記通信データを記録する大容量記録部と、その大容量記録部に記録された通信データを前記第2端末装置に出力する通信データ出力部と、前記顧客端末装置と前記第1端末装置との通信が開始してから予め設定した一定時間が経過した際に、前記大容量記録部に記録された通信データを前記通信データ出力部を介して前記第2端末装置に出力する制御を行う制御部とを備えることを特徴とする通信データ記録装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の通信システムの一実施例の概略構成図である。
通信システム101は、交換機102、複数の第1端末装置103からなる第1端末装置、複数の第2端末装置104からなる第2端末装置群、通信データ記録装置105を備える。
【0016】
顧客端末装置106は、通信網を介して交換機102に接続され、交換機102は、第1端末装置103及び第2端末装置104に接続されている。本実施例において、通信網は、アナログ電話網とするが、ISDN(Integrated Services Digital Network)等のテジタル通信網であってもよい。
【0017】
交換機102は、顧客端末装置106から送信された電話番号に基づいて第1端末装置103に回線を接続する。交換機102には、複数の回線が接続され、それぞれの回線について電話番号に基づいて第1端末装置103に回線を接続する。交換機102は、後述する通信データ記録再生装置105の制御に基づいて、顧客端末装置106と接続している第1端末装置103の回線を第2端末装置103に切り換える。
【0018】
第1端末装置103は、顧客からかかってきた電話を最初に受け、一般的内容の質問等について応対する一次応対担当者が使用する装置である。第1端末装置103は、電話機(図示せず)と、顧客との応対を二次応対担当者に交代するときに用いる交代スイッチ等を備える操作部(図示せず)と、二次応対担当者が一次応対担当者からの応対の担当の交代を承諾したことなどを通知する表示部(図示せず)とを備える。
尚、一次応対担当者は上記のオペレータに対応し、二次応対担当者は上記の専門担当者に対応する。
【0019】
第2端末装置104は、顧客から質問等の内容が専門的内容の場合に、一次応対担当者に代わって顧客からの質問等に対して応対する二次応対担当者が使用する装置である。第2端末装置104は、電話機(図示せず)と、顧客との応対を交代することを承諾したことを通知するための交代承諾スイッチ等を備える操作部(図示せず)と、一次応対担当者から顧客との応対が交代されたことなどを通知する表示部(図示せず)と、後述する通信データ記録再生装置から送られてきた通信データを再生する端末再生部(図示せず)とを備える。
【0020】
通信データ記録装置105は、顧客端末装置106と第1端末装置103又は第2端末装置104との間で伝送される通信信号を通信データに変換して大容量記録部108に記録する。通信データ記録装置105は、大容量記録部108に記録した通信データを再生する機能も備えているが、本実施例では、再生機能に関する説明は省略する。
【0021】
通信データ記録再生装置105は、変換部107、大容量記録部108、通信データ出力部109、制御部110を備える。
変換部107は、顧客端末装置106と第1端末装置103又は第2端末装置104との間で伝送されている通信信号を受信し、当該信号に圧縮や符号化の処理を施して通信データに変換して大容量記録部108に出力する。
【0022】
変換部107は、交換機102から送られてくる通信信号中の信号レベルの値に基づいて当該回線の通信が開始したか終了したかを判別し、通信開始及び通信終了を後述する制御部110に通知する。変換部107は、交換機102から送られてくる通信信号中のDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号に基づいて顧客端末装置がかけた電話番号を判別する。変換部107は、通信信号中の情報から大容量記録部108に記録された通信データの検索を行うときに用いるインデックス情報を作成し、大容量記録部108に出力する。
【0023】
図2は、本実施例の通信データ記録再生装置におけるインデックス情報を説明するための図である。
インデックス情報としては、図2に示すように、通信信号の回線番号、端末装置番号、電話番号、通信開始時刻、通信終了時刻である。通信信号の回線番号は、顧客端末装置106と第1端末装置103又は第2端末装置104とが接続されている回線番号である。端末装置番号は、第1端末装置103及び第2端末装置104のそれぞれに固有に割り当てられた番号である。電話番号は、顧客端末装置106から掛けられた端末電話番号と、顧客端末装置106から当該顧客端末装置106の電話番号が通知されている場合の顧客電話番号とである。通信開示時刻及び通信終了時刻は、変換部107が備えるタイマ(図示せず)に基づいて決定される。
【0024】
大容量記録部108は、通信データ記録部111とインデックス情報記録部112とを備える。通信データ記録部111は、変換部107から送られてきた通信データを記録する。インデックス情報記録部112は、変換部107から送られてきたインデックス情報を記録する。
【0025】
通信データ出力部109は、制御部110の制御により、大容量記録部108に記録されている通信データを第2端末装置104に出力する。本実施例では、通信データ出力部109が第2端末装置104に通信データを出力し、第2端末装置104が通信データを再生するものとするが、通信データ記録装置105が再生部を備え、再生部が通信データに伸長や復号化の処理を施して通信信号に変換し、通信信号を第2端末装置104に出力するようにしてもよい。
【0026】
制御部110は、通信データ記録装置105全体を制御し、変換部107における通信信号から通信データへの変換の制御、大容量記録部108における通信データ及びインデックス情報の記録の制御、大容量記録部108に記録されている通信データを検索し通信データ出力部109により第2端末装置104に出力する制御を行う。
【0027】
制御部110は、端末対応情報記憶部113を備える。端末対応情報は、複数の第1端末装置103(一次応対担当者)と複数の第2端末装置104(二次応対担当者)との関係を示す情報である。ここで、本実施例において、複数の第1端末装置103のそれぞれの装置に接続される回線は予め決まっており、それぞれの第1端末装置103に対応する第2端末装置104が予め決まっているとする。
【0028】
例えば、複数の第1端末装置のうち、回線Aは、第1端末装置A〜Cのいずれかに接続され、交換機102により回線の切り替えが行われた場合、第1端末装置A〜Cに接続される回線Aは、第2端末装置Aにのみ接続され、回線Bは、第1端末装置D〜Fのいずれかに接続され、交換機102により回線の切り替えが行われた場合、第1端末装置D〜Fに接続される回線Bは、第2端末装置Bにのみ接続される。つまり、回線Aを介して顧客から掛けられてきた電話は、第1端末装置A〜Cのいずれかの一次応対担当者が受け、当該一次応対担当者は、第2端末装置Aの二次応対担当者と、顧客との応対を交代することができる。
【0029】
図3は、本実施例の通信データ記録再生装置における端末対応情報を説明するための図である。
端末対応情報は、図3に示すように、回線番号、第1端末装置103の端末装置番号及びアドレス、第2端末装置103の端末装置番号及びアドレスが関係づけられた情報である。通信データ記録装置105と第1端末装置103又は第2端末装置104とは、ネットワークにより接続されており、通信データ記録装置105から第1端末装置103又は第2端末装置104への通信データ等の送受信は、ネットワークを介して行われ、この通信データ等の送受信する際に各端末装置に割り当てられたアドレスに基づいて通信データが送信される。
【0030】
制御部110は、タイマ114を備え、顧客端末装置106と第1端末装置103とが通信を開始してからの経過時間をタイマ114を用いて計測し、顧客端末装置106と第1端末装置103とが通信を開始してから予め定めた時間(例えば、3分間)が経過したとき、端末対応情報記憶部113に記憶されている端末対応情報を参照し、当該第1端末装置103に対応する第2端末装置104に当該第1端末装置103と顧客端末装置106との通信データを出力する。
【0031】
制御部110は、第2端末装置104から交代可能信号が入力すると第1端末装置103に交代可能信号を出力し、第1端末装置から交代信号が入力すると第2端末装置104に交代信号を出力すると共に、交換機102を制御し、当該第1端末装置103に接続されている顧客端末装置106との回線を、第2端末装置104に接続されるように切り換えを行う。
【0032】
ここで、第2端末装置104から制御部110を介して第1端末装置103に伝送される交代可能信号とは、第2端末装置104の二次応対担当者が顧客との応対を交代してもよいことを通知する信号である。また、第1端末装置103から制御部110を介して第2端末装置104に伝送される交代信号とは、顧客との応対を第2端末装置104の二次応対担当者に交代することを通知する信号である。
【0033】
図4は、上述した構成の通信データ記録再生装置の動作の流れを説明するフローチャートである。図4に基づいて、この通信データ記録再生装置の動作を説明する。
顧客端末装置106と第1端末装置103との間で回線が接続されると、通信データ記録装置105の変換部107は、顧客端末装置106と第1端末装置103との間で伝送される通信信号の信号レベルに基づいて、顧客端末装置106と第1端末装置103との間で通信が開始すると判断し(ステップ401)、通信が開始する旨を制御部110に通知する。
制御部110は、変換部107からの通知に基づき、タイマ114によって経過時間の計測を開始する(ステップ402)。
【0034】
変換部107は、大容量記録部108への通信データの記録を開始する(ステップ403)。つまり、変換部107は、顧客端末装置106と第1端末装置103との間で通信される通信信号を通信データに変換し、一定のデータ量毎に通信データを大容量記録部108に順次出力し、大容量記録部108は、変換部107から送られてきた通信データを記録する。
【0035】
変換部107は、通信データを大容量記録部108に出力すると共に、通信信号からインデックス情報(回線番号、端末装置番号、電話番号、通信開始時刻)を作成して大容量記録部108に出力する(ステップ404)。
【0036】
制御部110は、タイマ114に基づいて計測している経過時間が予め定めた時間を経過したか否かを監視すると共に(ステップ405)、変換部107から通信が終了した旨の通知があるか否かを監視する(ステップ406)。
【0037】
変換部107から通信が終了した旨の通知があると、制御部110は、変換部107からの通信が終了した旨の通知に基づいて、大容量記録部108の通信データの記録を停止し(ステップ407)、タイマによる経過時間の計測を停止する(ステップ408)。
変換部107は、大容量記録部108のインデックス情報(通信終了時刻)を更新する(ステップ409)。このことによって、通信データの記録を終了する。
【0038】
他方、通信を開始してからの経過時間が予め定めた時間を経過した場合には(ステップ405でYes)、制御部110は、インデックス情報を参照して当該通信が行われている第1端末装置103を確認し、端末対応情報を参照して当該第1端末装置103に対応する第2端末装置104を確認する(ステップ410)。
【0039】
制御部110は、大容量記録部108に記録されている当該通信のデータ、つまり、顧客と一次応対担当者とが行った通信に係る通信データを読み出し(ステップ411)、当該第1端末装置103に対応する第2端末装置104に対して通信データを送信する旨の通知を行い、通信データ出力部109を制御し、第2端末装置104に通信データを出力する(ステップ412)。
ここで、第2端末装置104では、通信データ記録装置105から送信されてきた通信データを再生する。従って、第2端末装置104の側に位置する二次応対担当者は、前記通信データの再生された内容を知ることが可能になる。
【0040】
制御部110は、第2端末装置104に通信データの出力を開始したときに、タイマによる経過時間の計測を停止する(ステップ413)。
【0041】
制御部110は、通信データの大容量記録部108への記録の制御を行いつつ、第2端末装置104から交代可能信号が入力されるまで待機する(ステップ414)。
【0042】
第2端末装置104から交代可能信号が入力されると、制御部110は、第1端末装置103に交代可能信号を出力し待機する(ステップ415)。
【0043】
第1端末装置103は、通信データ記録装置105から出力された交代可能信号を受信すると、表示部等により一次応対担当者に二次応対担当者への交代が可能である旨を知らせる。一次応対担当者が顧客との対応を二次応対担当者に代わる場合、第1端末装置103の操作部を操作し、交代信号を通信データ記録装置105に出力する。
【0044】
制御部110は、第1端末装置103から交代信号が入力されるまで待機し(ステップ416)、第1端末装置103から交代信号が入力されると、交換機102を制御し、顧客端末装置106と第1端末装置103とが接続されている回線を、顧客端末装置106と第2端末装置104とが接続されるように切り換える(ステップ417)。
【0045】
制御部110は、通信が終了したか否かを監視する(ステップ418)。顧客端末装置106と第2端末装置104との通信が終了すると、変換部107は、制御部110に通信が終了した旨を通知する。制御部110は、大容量記録部108への通信データの記録を停止する(ステップ419)。
【0046】
変換部107は、大容量記録部108のインデックス情報(通信終了時刻、第1端末装置から第2端末装置に切り替わったことを示す情報)を更新し(ステップ409)、通信データの記録を終了する。
【0047】
上述したように、本実施例において、通信データ記録装置105は、顧客端末装置106と第1端末装置103が通信を開始すると、つまり、顧客と一次応対担当者との通信が開始すると、タイマ114によりその通信の開始からの経過時間の計測を開始すると共に、顧客と一次応対担当者との通信に係る通信データの記録を開始し、通信の開始から予め定めた時間が経過した際には、第1端末装置103に対応する第2端末装置104に自動的に前記通信データを出力する。
ここで、第2端末装置104は、顧客端末装置106と第1端末装置103との前記通信データを再生し、音声等により二次応対担当者に前記通信データの通話内容を確認させる。よって、二次応対担当者は、前記通信データに係る通話内容を知ることが可能になっている。
次に、二次応対担当者が、担当を代わることを承諾すると、通信データ記録装置105は、第1端末装置103と接続されている顧客端末装置106との回線を第2端末装置104に切り換える。
【0048】
このことにより、第1端末装置103を使用している一次応対担当者が通話中に操作することなく、第2端末装置104を使用している二次応対担当者に通話内容を確認させることができる。
また、顧客と一次応対担当者との通信が開始してから予め定めた時間が経過した際は、顧客と一次応対担当者との通信内容に係る通信データが自動的に第2端末装置104に出力され、二次応対担当者に通信内容の確認を促すため、二次応対担当者は一次応対担当者と交代する前に予め前記通信内容を確認することが可能であるため、その分、二次応対担当者が顧客から一次応対担当者に話したと同じ内容の話を最初から再び聞くことに比して通話の時間を短縮が可能であり、顧客に二度手間を取らせるという煩雑さが軽減される。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、最初の応対者が顧客から電話で質問等を受けた際に、その最初の応対者がその質問等に対応できない場合に専門性の高い二次の応対者に交代してその質問等に対応するための通信システム及び通信データ記録装置において、最初の応対者が顧客との応対を二次の応対者に交代する際に、最初の応対者が交代のために何らかの操作を行う必要がなく、二次の応対者は交代する以前において最初の応対者と顧客との通信内容を確認することが可能であることから、操作が簡便であって、最初の応対者から二次の応対者に交代した際に、二次の応対者が交代して初めて顧客と最初の応対者との通話内容を再生して知ること、最初の応対者が交代の際に二次の応対者に顧客との通話内容を伝えること、顧客が最初の応対者に話した内容を二次の応対者に繰り返して話すことのいずれも必要がないことから、顧客、最初の対応者及び二次の応対者の全体の通話において、第二の応対者は最初の対応者から交代した後でなければ顧客と最初の応対者との通話を知ることができない、最初の応対者が顧客との通話内容を二次の応対者に伝えなければならない、顧客が同じ話を繰り返すして第二の応対者に話さなければならないことによるいずれの煩雑さも軽減され且つ第二の応対者が予め顧客と対処の応対者との通話を知っている分時間の短縮が可能であるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの一実施例の概略構成図。
【図2】本実施例の通信データ記録再生装置におけるインデックス情報を説明するための図。
【図3】本実施例の通信データ記録再生装置における端末対応情報を説明するための図。
【図4】本実施例の通信データ記録再生装置動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
101・・・通信システム、102・・・交換機、103・・・第1端末装置、104・・・第2端末装置、105・・・通信データ記録装置、106・・・顧客端末装置、107・・・変換部、108・・・大容量記録部、109・・・通信データ出力部、110・・・制御部、111・・・通信データ記録部、112・・・インデックス情報記録部、113・・・端末対応情報記憶部、114・・・タイマ。

Claims (3)

  1. 顧客端末装置と選択的に接続可能な第1端末装置及び第2端末装置と、前記顧客端末装置と前記第1端末装置又は前記第2端末装置との回線を選択的に接続する交換機と、前記顧客端末装置と前記第1端末装置又は前記第2端末装置との間で伝送される通信データを大容量記録部に記録する通信データ記録装置とを備えた通信システムにおいて、
    前記通信データ記録装置は、前記顧客端末装置と前記第1端末装置との通信の開始からの経過時間を計測し予め定めた時間が経過すると前記顧客端末装置と前記第1端末装置との間で伝送された通信データを前記第2端末装置に出力し、前記第2端末装置は、前記通信データ記録装置から通信データを受け取るとその通信データを再生することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1端末装置は、前記顧客端末装置からの回線を前記第2端末装置に切り換える指示の交代信号を前記通信データ記録装置に出力し、前記通信データ記録装置は、前記第1端末装置が出力した前記交代信号を受信すると、顧客端末装置に接続されている前記第1端末装置の回線を前記第2端末装置に切り換えるように前記交換機を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 顧客端末装置と第1端末装置及び第2端末装置が選択的に接続される回線で伝送される通信信号を通信データに変換して記録する通信データ記録装置において、
    前記通信信号を前記通信データに変換する変換部と、前記通信データを記録する大容量記録部と、その大容量記録部に記録された通信データを前記第2端末装置に出力する通信データ出力部と、前記顧客端末装置と前記第1端末装置との通信が開始してから予め設定した一定時間が経過した際に、前記大容量記録部に記録された通信データを前記通信データ出力部を介して前記第2端末装置に出力する制御を行う制御部とを備えることを特徴とする通信データ記録装置。
JP2002241665A 2002-08-22 2002-08-22 通信システム及び通信データ記録装置 Expired - Lifetime JP4226290B2 (ja)

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