JP3996489B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイパネルに関し、より詳しくは、消費電力を少なくし、かつ、放電効率を向上させることができるプラズマディスプレイパネルに関する。なお、本明細書においてデルタ状隔壁の長軸方向とはアドレス電極に直交する方向である。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示装置(LCD)、電界放出表示装置(FED)及びプラズマ表示装置(PDP)などの平面表示装置が盛んに開発されている。
【0003】
PDPは、He+Xe又はNe+Xeの不活性混合ガスの放電時に発生する147nmの紫外線により蛍光体が発光し、文字またはグラフィックを含む画像が表示される。このようなPDPは、薄型化と大型化が容易であるだけでなく、構造が複雑でなく製作が容易であり、さらに、他の平面表示装置に比べて輝度及び発光効率が高いという利点を有する。このような利点から、PDPに関する研究が盛んに行われている。
【0004】
特に、3電極交流面放電型PDPは、放電時、表面に壁電荷が蓄積されて、放電により発生するスパッタリングから電極を保護しているため、低電圧駆動及び寿命の長期化というメリットを有している。
【0005】
図1及び図2は従来のプラズマディスプレイパネルの隔壁構造を示すもので、図1はストライプ型隔壁構造を、図2はウェル型隔壁構造を示している。
【0006】
同図に示したように、PDPは、上部基板10上に対になって形成される電極、即ち、走査電極12Y及び維持電極12Zと、下部基板18上に形成されるアドレス電極12Xを備えている。
【0007】
走査電極12Yと維持電極12Zは、それぞれ、可視光線の透過のために、透明電極物質(Induim Tin Oxide;以下、「ITO」と略記する)で形成され、相対的に広い幅を有する透明電極12aと、この透明電極12aの抵抗成分を補償する、相対的に狭い幅を有するバス電極12bとからなる。走査電極12Yには、パネル走査のための走査信号と放電維持のための維持信号が供給され、維持電極12Zには維持信号が供給される。
【0008】
電極12Y、12Zが形成された上部基板10の上に上部誘電体層14と保護膜16とが順次に形成されている。上部誘電体層14には、プラズマ放電時に発生した壁電荷が蓄積される。保護膜16は、プラズマ放電時に発生したスパッタリングによる上部誘電体層14の損傷を防止すると共に、二次電子の放出効果を向上させる作用をする。なお、保護膜16としては、通常、酸化マグネシウム(MgO)が用いられる。
【0009】
アドレス電極12Xは、電極12Y、12Zと直交する方向に形成され、ディスプレイされる放電セルを選択するためのデータ信号が供給される。アドレス電極12Xの上面には、下部誘電体層22が形成され、誘電体層22の上にアドレス電極12Xと並んで隔壁24a、24bが形成される。
【0010】
下部誘電体層22及び隔壁24a、24bの表面には、蛍光体26が塗布される。蛍光体26は、プラズマ放電時に発生した紫外線により励起され、赤色、緑色、青色のいずれかの可視光線を発生する。上・下部基板10、18と隔壁24a、24bとの間に設けられた放電空間には、ガス放電のための不活性ガスが注入される。隔壁24a、24bは、アドレス電極12Xと同じ方向に平行に形成され、放電により生成された紫外線及び可視光線の隣接した放電セルへの漏れを防止する。
【0011】
一般に、PDPは、1ルーメン/Wの効率、400cd/mの輝度、300Wの消費電力を有する。なお、通常、家庭用TVとして普及するためには、輝度が向上し、消費電力が減少する必要がある。このため、パネルの発光効率を向上させる必要がある。
【0012】
PDPの発光効率は、次の式(1)から求められる。
η=(π BS)/P (1)
(式中、Bは輝度、Sは発光面積、Pは消費電力である。)
【0013】
式(1)に示されたように、発光効率は、輝度Bと発光面積Sに比例し、消費電力Pに反比例する。したがって、PDPの発光効率を高くするためには、パネルの輝度Bを高くし、消費電力Pを減少させる必要がある。
【0014】
以上、ストライプ型隔壁(図1)とウェル型隔壁(図2)について説明した。一般に、ストライプ型隔壁24aは、放電セルをストライプ形状で区分し、区分された放電セルに形成された蛍光体は、赤色、青色、緑色、赤色などの配列で分布する。なお、ストライプ型隔壁24aにより区分される放電セルは、横と縦の比が1:3の大きさを有する。このように、放電セルにおいて縦の長さに比べて横の長さが短いため、放電空間が小さくなり、放電効率は低くなる。即ち、ストライプ型隔壁24aは、排ガスは容易であるが、蛍光体26の塗布面積が狭いため、発光効率が低いという問題がある。また、ストライプ型隔壁24aは、放電セルの下部に形成された蛍光体26の面積が狭いため、可視光線が効率良く外部に出ることができないという問題がある。
【0015】
このような問題を解決するために、放電セルを正矩形状に近い形状に区切るように提案されたウェル型隔壁24bでは、蛍光体26の塗布面積が広くなって、輝度を増加させることはできるが、排ガスが容易でないという問題がある。それで、この問題を解決するために、図3及び図4に示したデルタ状隔壁構造を有するPDPが提案された。
【0016】
同図に示したように、デルタ状隔壁24cを備えたPDPの放電セルは、上部基板10上に形成される電極12Y、12Zと、下部基板18上に形成されるアドレス電極12Xとを有している。
【0017】
アドレス電極12Xの形成された下部基板18の上に設けられるデルタ状隔壁24cは、一つの放電セルが六面で取り囲まれるとともに、アドレス電極の方向にはそれぞれのセルが狭いチャンネル34で連結された構造となる。従って、チャンネル34により放電ガスの排気または注入を容易に行うことができる。
【0018】
電極12Y、12Zは、可視光線の透過率の良好なITOで形成された透明電極12aと、この透明電極12aの高い電気抵抗を下げるための金属電極12bとで構成される。このような電極12Z、12Yは、全ての放電セルにおいて対称的に位置するため、ストライプ型隔壁24aやウェル型隔壁24bの放電セルとは異なり、金属電極12bが透明電極12aの中央に配置されている。
【0019】
従って、放電セルは、金属電極12bにより光がカットされるため、それだけ輝度が減少する。また、デルタ状隔壁24cでは、PDPの高精細化に伴い、放電空間の確保が難しくなり、放電効率が減少するようになる。
【0020】
また、透明電極12aの面積は、放電電圧と関連があるため、その面積が大きくなるにつれて放電に必要な放電電圧が大きくなる。そのため、消費電力が増加して発光効率が低下してしまう。したがって、透明電極の面積を減少させて放電効率を極大化することができる工夫が望まれている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、透明電極を隔壁の長軸方向に形成させるためのプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するための本発明の好適な一実施態様によれば、下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、上部基板上に設けられ、長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、走査電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、維持電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、第1の突出電極と直角に連結され、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第1の透明電極と、第2の突出電極と直角に連結され、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第2の透明電極と、第1及び第2の突出電極と並ぶように下部基板上に形成され、デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、を備えるプラズマディスプレイパネルが提供される。
【0023】
第1及び第2の透明電極には、先端からデルタ状隔壁の短軸方向に伸びて形成される先端側羽根部が設けられている。
【0024】
第1及び第2の透明電極には、先端からデルタ状隔壁の短軸方向に伸びて形成される先端側羽根部と、デルタ状隔壁の位置で短軸方向に伸びて形成される中央羽根部とが設けられている。
【0025】
第1及び第2の透明電極は、矩形、楕円形または他の形状のホールを多数有している矩形状に形成される。
【0026】
本発明の好適な他の実施態様によれば、下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、上部基板上に設けられ、長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、走査電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、維持電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、第1の突出電極と直角に連結され、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って矩形状に形成される第1の透明電極と、第2の突出電極と直角に連結され、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って矩形状に形成される第2の透明電極と、第1及び第2の突出電極と並ぶように下部基板上に形成され、デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、を備えるプラズマディスプレイパネルが提供される。
【0027】
本発明の好適なさらに他の実施態様によれば、下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、上部基板上に設けられ、長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、走査電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、維持電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、第1の突出電極と直角に連結され、先端から短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽根部を備え、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第1の透明電極と、第2の突出電極と直角に連結され、先端から短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽部を備え、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第2の透明電極と、第1及び第2の突出電極と並ぶように下部基板上に形成され、デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、を備えるプラズマディスプレイパネルが提供される。
【0028】
本発明の好適なさらに他の実施態様によれば、下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、上部基板上に設けられ、長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、走査電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、維持電極ラインから短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、第1の突出電極と連結され、先端から短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽根部と、短軸方向隔壁の位置で短軸方向隔壁に沿った方向に形成される中央羽根部とを備え、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第1の透明電極と、第2の突出電極と連結され、先端から短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽部と、短軸方向隔壁の位置で短軸方向隔壁に沿った方向に形成される中央羽部とを備え、短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第2の透明電極と、第1及び第2の突出電極と並ぶように下部基板上に形成され、デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、を備えるプラズマディスプレイパネルが提供される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて本発明の好適な実施形態について説明する。
図5は、本発明の好適な一実施形態によるプラズマディスプレイパネルの断面図で、図6は、図5に示したプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。また、図7及び図8は、それぞれ上部基板の電極構造と、下部基板の電極構造を示す図である。
【0030】
図5〜図8に示したように、本発明の第1の実施形態によるPDPは、上部基板40に走査電極42Yと維持電極44Zが形成され、下部基板50上にアドレス電極48Xとデルタ状隔壁46が形成される。
【0031】
走査電極42Yは、図7に示したように、走査電極ライン42a、第1の突出電極42b及び第1の透明電極42cからなる。具体的には、走査電極42Yは、デルタ状隔壁46に沿って形成される走査電極ライン42aと、この走査電極ライン42aを中心にして両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極42bと、この第1の突出電極42bと連結され、デルタ状隔壁46を中心に隣接した放電セルに跨って形成される第1の透明電極42cとを含む。
【0032】
走査電極ライン42aは、デルタ状隔壁の長軸方向Vに沿って配列される。第1の突出電極42bは、このように直線状に配列された走査電極ラインを中心にして一定の間隔でラインの両側に交互に形成される。その間隔は、本実施形態においては隔壁の短辺一つおきとされている。なお、第1の突出電極42bは、デルタ状隔壁46に沿って、すなわち隔壁とオーバーラップするように形成されるのが好ましい。
【0033】
なお、本実施形態のデルタ状隔壁は矩形である。この矩形状構造を利用すると、走査電極ラインと第1の突出電極をデルタ状隔壁に沿って形成することができる。すなわち、放射する光と無関係に配置することができる。従って、その電極ラインと突出電極を不透明な金属とすることができる。隔壁による矩形が直線状に並ぶことになるが、本実施形態ではこの矩形が上下(図面上)のものがそれぞれ半分づつずれている。
【0034】
このように金属電極からなる走査電極ラインと第1の突出電極を、デルタ状隔壁に沿って形成させるのは、放電セルにおいて生成された紫外線を外部にできるだけ多く透過させるためである。即ち、走査電極ラインと第1の突出電極が、放電セル内に設けられていないため、放電セルで生成された紫外線を、何等の妨害もなく外部に導くことができる。
【0035】
第1の透明電極42cは、第1の突出電極42bに連結され、第1の突出電極を中心に左右(図面上)両方向に伸びるように形成される。即ち、第1の透明電極42cは、デルタ状隔壁46を中心として区分される隣接した両側の放電セルに跨って形成されている。なお、第1の透明電極42cの各先端には、デルタ状隔壁の短軸方向Wに伸びて形成される先端側羽根部A、A’が設けられている。すなわち、片側のセルでは透明電極42cはT字状に形成されている。
【0036】
つまり、第1の透明電極42cは、第1の突出電極42bと直角になるように形成される。すなわち、直交させて形成させている。従って、走査電極ライン42aと第1の突出電極42bとは、矩形状のデルタ状隔壁に沿って形成され、第1の透明電極42cは、第2の突出電極と直交し、隣接した放電セルに跨って配置される。
【0037】
一方、維持電極44Zは、図7に示したように、維持電極ライン44a、第2の突出電極44b及び第2の透明電極44cからなっている。なお、維持電極44Zの構造は、走査電極42Yの構造と同様である。この維持電極44Zの第2の突出電極44bは隔壁の短辺の一つおきに設けられた走査電極ラインの第1の突出電極42bの間の隔壁に沿って配置されている。
【0038】
維持電極ライン44aは、走査電極ライン42aと交互にデルタ状隔壁46の長軸方向Vに沿って形成され、第2の突出電極44bが、維持電極ラインを中心に両方向に交互に突出して形成され、第2の透明電極44cが、第2の突出電極44bに直角に連結され、隣接した放電セルに跨って形成される。第2の透明電極44cの先端のそれぞれには、相対的に広く形成された先端側羽根部A、A’が設けられているのはいうまでもない。
【0039】
従って、本発明の第1の実施形態によるPDPの電極構造において、放電セルTは、一つのデルタ状隔壁に走査電極ライン42aが配置されると、これに対向する他のデルタ状隔壁に維持電極ライン44aが配置される。また、走査電極ライン42aと維持電極ライン44aに直交するデルタ状隔壁に沿って第1の突出電極42bと第2の突出電極44bがそれぞれ配置される。なお、第1の透明電極42cが放電セルTの中央部まで突出し、この対向位置には第2の透明電極44cが同様に放電セルTの中央部まで突出している。それらの先端部は接触していない。
【0040】
走査電極ライン42a、維持電極ライン44a、第1の突出電極42b及び第2の突出電極44bのそれぞれは、相対的に小幅で、銅(Cu)、クロム(Cr)または銀(Ag)のいずれかで形成される。
【0041】
第1の透明電極42cと第2の透明電極44cの幅を従来の透明電極の幅より狭く形成する。すなわち、放電面積を小さくし、消費電力を減少させている。また、先端部に先端側羽根部A、A’を設けてセルの幅方向に延ばしているので、放電効率が向上する。第1の透明電極42cと第2の透明電極44cは、可視光線の透過率の優れたITOで形成されるのが好ましい。
【0042】
このような走査電極42Yには、パネル走査のための走査信号と放電維持のための維持信号とが主に供給され、また、維持電極44Zには維持信号が主に供給される。
【0043】
上記のように形成された走査電極42Y及び維持電極44Z上にこれらを覆うように上部誘電体層54と保護膜56が順次に形成される。なお、上部誘電体層54にはプラズマ放電時に発生した壁電荷が蓄積される。保護膜56は、プラズマ放電時に発生したスパッタリングによる上部誘電体層54の損傷を防止すると共に、二次電子の放出効果を向上させる機能をする。保護膜56としては、通常、酸化マグネシウム(MgO)が用いられている。
【0044】
アドレス電極48Xは、図8に示したように、第1の突出電極42b又は第2の突出電極44bと並んで下部基板50上に形成され、デルタ状隔壁の部分では幅を狭くし、放電セルの部分では広幅(48A)としている。前記のように、縦方向(図の状態で)に並ぶセルが横方向に半分の長さだけずらして配置しているので、アドレス電極は隔壁の上とセルの上を交互に通るようになっている。そのセルの部分で幅広にされている。
【0045】
このようなアドレス電極48Xには、走査電極42Y及び維持電極44Zと直交する方向に形成され、ディスプレイされる放電セルを選択するためのデータ電圧が供給される。
【0046】
アドレス電極48Xの上に、下部誘電体層52が形成され、この下部誘電体層52上に各放電セルを分離するためのデルタ状隔壁46が形成される。このデルタ状隔壁46は、アドレス電極48Xと並んで形成され、放電により生成された紫外線及び可視光線の隣接した放電セルへの漏れを防止する作用をする。
【0047】
下部誘電体層52及びデルタ状隔壁46の表面には蛍光体58が塗布される。蛍光体58は、プラズマ放電時に発生した紫外線により励起され、赤色、緑色、青色のいずれかの可視光線を発生させる。
【0048】
このような本発明の第1の実施形態に関わるPDPの電極構造による動作は、アドレス期間中に走査電極42Yに走査パルスSPが供給されると共に、アドレス電極48XにデータパルスDPが供給され、双方が交差するセルでアドレスの放電が行われる。
【0049】
なお、アドレス電極48Xは、放電セルの部分において電極幅が広がっているため、アドレスの放電時に生成する壁電荷の量が増加する。これによって、アドレス放電に必要なアドレス電圧を低くすることができる。このように、アドレス放電で生成された壁電荷は、他の放電セルのアドレス期間中に維持される。
【0050】
例えば、図9に示したように、アドレス期間中に第1の走査電極に走査パルスSPが供給され、同時に第1のアドレス電極にデータパルスDPが供給されると、第1の放電セルP11で放電が発生する。同様に、第2の走査電極Y2に走査パルスSPが供給される時、第2のアドレス電極X2にデータパルスDPが供給されると、第2の放電セルP22で放電が発生する。このような方法にて、アドレス期間中にアドレス放電により放電セルが選択される。
【0051】
このように、アドレス放電により選択された放電セルでは、当該走査電極と維持電極との間に電圧を交互に加えると維持放電が発生する。即ち、走査電極ラインと維持電極ラインに放電電圧が印加されると、放電電圧は、第1及び第2の突出電極を経由して第1及び第2の透明電極に印加される。よって、第1及び第2の透明電極の間に維持放電が発生する。なお、放電空間では、放電ガスが励起された後、遷移の過程において、紫外線が発生して蛍光体を励起させることにより外部に可視光が透過される。
【0052】
ストライプ型隔壁構造の放電セルでは、長軸と短軸との比が3:1であるのに対し、デルタ状隔壁構造の放電セルでは、長軸と短軸との比が4:3である。よって、下部蛍光体から発生した可視光線が隔壁にぶつかた時、その可視光線が消失されず外部に良く透過されるため、可視光線の利用効率が増加して放電効率が向上する。なお、放電効率は、通常、放電電極の長さが長くなるほど増加する。
【0053】
従来のデルタ状隔壁構造の放電セルでは、短軸方向への放電が発生するが、短軸方向への放電においては、放電電極の長さの増加に限界があった。一方、本発明の第1の実施形態のようなデルタ状隔壁構造の放電セルでは、放電電極、すなわち、透明電極が放電セルの短軸から中央部で長軸方向に両側に跨って形成されるため、長軸方向への維持放電が発生し、放電効率が向上する。
【0054】
本実施形態の第1及び第2の透明電極42c、44cは、セルの中央部に延びている第1及び第2の突出電極42b、44bの先端に短軸方向Wへ伸びる中央羽根部Bを備えている。これについて図10を参照して説明する。
【0055】
図10は、本発明の好適な第2の実施形態によるプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。本発明の第2の実施形態によるPDPの電極構造では、走査電極ライン42a、維持電極ライン44a、第1の突出電極42b及び第2の突出電極44bは、本発明の第1の実施形態によるPDPの電極構造と同様であるが、第1の透明電極42c及び第2の透明電極44cのみが相違しているので、これについて説明する。
【0056】
第1及び第2の透明電極42c、44cは、先端からデルタ状隔壁46の短軸方向Wに伸びて形成される先端側羽根部A、A’の他にさらに、デルタ状隔壁46の位置で短軸方向Wに伸びる中央羽根部Bが形成されている。すなわち、本発明の第2の実施形態による第1及び第2の透明電極42c、44bは、隔壁の短軸に沿って中央羽根部Bを形成させ、その中央羽根部Bの両側にセル中央に向けて延ばしている点が、本発明の第1の実施形態による第1及び第2の透明電極の構造とは異なっている。
【0057】
従って、本発明の第2の実施形態による第1及び第2の透明電極42c、44cは、先端側羽根部A、A’及び中央羽根部Bの部分が他の部分より電極幅が広く形成される。
【0058】
中央羽根部Bは、先端側羽根部A、A’から開始した放電が、放電セル内で効率良く行われるように助ける機能をする。即ち、放電セルの中央部に位置した先端側羽根部A、A’から開始した放電は、デルタ状隔壁の長軸方向Vに発生し、このとき、中央羽根部Bにより短軸方向にも放電が広く発生し、それだけ放電が効率良く行われるようになる。
【0059】
上記二つの実施形態では、第1及び第2の透明電極42c、44cは基本的に細長い形状であったが、幅広く矩形状に形成することもできる。その例を図11及び図12に示す。図11は、本発明の好適な第3の実施形態によるプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。図12は、図11に示したプラズマディスプレイパネルにおける上部基板の電極構造を示す図である。
【0060】
本発明の第3の実施形態によるPDPの電極構造において第1及び第2の透明電極42c、44cは、第1及び第2の突出電極42b、44bにそれぞれ連結され、デルタ状隔壁46を中心に隣接した放電セルに跨って矩形状に幅広く形成されている。なお、第1及び第2の透明電極42c、44cは、放電セルの幅に近くするように、可能な限り広く形成するのが好ましい。
【0061】
従って、本発明の第3の実施形態によるPDPの電極構造では、透明電極を長軸方向に形成させて放電効率を向上させるメリットを有する。
【0062】
しかし、透明電極の幅が広くなってほぼ全ての可視光線が透明電極を透過するようになる。透明電極とはいえ、幾分光を吸収するので、それだけ輝度が低下する。このような輝度の低下を解決するためのPDPの電極構造を図13及び図14に示している。
【0063】
図13に示したように、本発明の第4の実施形態によるPDPの電極構造では、第1の透明電極42c及び第2の透明電極44cに、矩形状のホール58が多数形成させている。
【0064】
図14に示したように、本発明の第5の実施形態によるPDPの電極構造では、第1及び第2の透明電極42c、44cに、楕円形状のホール59が多数形成されている。なお、楕円形の代わりに三角形状のホールを形成しても良く、円錐形、六角形などのいずれかの形状であっても良い。
【0065】
図13及び図14に示したように、第1及び第2の透明電極42c、44cに、様々な形状のホール57、59を多数形成することにより、電極面積が減って輝度が増加し、放電効率が向上する。また、放電に必要な放電電流の量が減って消費電力も減少する。その一方、放電はより均一になる。
【0066】
このように、本発明では、第1及び第2の透明電極42c、44cを長軸方向に形成させる。第1及び第2の透明電極42c、44cには先端を直交する方向に伸ばした先端側羽根部A、A’を設けることもでき、先端側羽根部A、A’の他に隔壁の位置で短軸方向Wに伸びる中央羽根部Bをもさらに設けることもできる。
【0067】
また、第1及び第2の透明電極42c、44cは、放電セルの幅に近接するように、その全体を幅広くした矩形状に形成することもできる。なお、第1及び第2の透明電極42c、44cには、六角形、円形または他の形状のホールを多数形成することもできる。
【0068】
本発明において、第1及び第2の透明電極42c、44cは、ITOで形成することができる。
【0069】
本発明において、走査電極ライン42a、維持電極ライン44a、第1及び第2の突出電極42b、44bは、銅(Cu)、クロム(Cr)または銀(Ag)のいずれかで形成することもできる。
【0070】
【発明の効果】
以上のように、本発明のプラズマディスプレイパネルによれば、維持放電が長軸方向に行われるため、放電空間を拡大させると共に、放電電極の面積を減少させて消費電力を減少することができ、放出される可視光線が増加し、放電効率が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のストライプ型隔壁の構造を有するプラズマディスプレイパネルを示す図である。
【図2】 従来のウェル型隔壁の構造を有するプラズマディスプレイパネルを示す図である。
【図3】 従来のデルタ状隔壁の構造を有するプラズマディスプレイパネルを示す図である。
【図4】 図3に示したプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。
【図5】 本発明の好適な第1の実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示す断面図である。
【図6】 図5に示したプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。
【図7】 図5に示したプラズマディスプレイパネルにおける上部基板の電極構造を示す図である。
【図8】 図5に示したプラズマディスプレイパネルにおける下部基板の電極構造を示す図である。
【図9】 図5に示したプラズマディスプレイパネルの駆動方法を説明する図である。
【図10】 本発明の好適な第2の実施形態によるプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。
【図11】 本発明の好適な第3の実施形態によるプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。
【図12】 図11に示したプラズマディスプレイパネルにおける上部基板の電極構造を示す図である。
【図13】 本発明の好適な第4の実施形態によるプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。
【図14】 本発明の好適な第5の実施形態によるプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す図である。
【符号の説明】
40 上部基板
42Y 走査電極
42a 走査電極ライン
42b 第1の突出電極
42c 第1の透明電極
44Z 維持電極
44a 維持電極ライン
44b 第2の突出電極
44c 第2の透明電極
46 デルタ状隔壁
48X アドレス電極
50 下部基板
52 下部誘電体層
54 上部誘電体層
56 保護膜
58 蛍光体

Claims (10)

  1. 下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、
    上部基板上に設けられ、
    前記長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、
    前記走査電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、
    前記維持電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、前記第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、
    前記第1の突出電極と直角に連結され、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第1の透明電極と
    前記第2の突出電極と直角に連結され、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第2の透明電極と、
    前記第1及び第2の突出電極と並ぶように前記下部基板に形成され、前記デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、
    を備えていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1及び第2の透明電極には、先端から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽根部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記第1及び第2の透明電極には、先端から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽根部と、前記短軸方向隔壁の位置から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される中央羽根部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記第1及び第2の透明電極は、矩形、楕円形または他の形状のホールを多数有している矩形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記第1及び第2の透明電極は、ITOで形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記走査電極ライン、前記維持電極ライン及び前記第1及び第2の突出電極は、銅(Cu)、クロム(Cr)または銀(Ag)のいずれかで形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、
    上部基板上に設けられ、
    前記長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、
    前記走査電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、
    前記維持電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、前記第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、
    前記第1の突出電極と直角に連結され、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って矩形状に形成される第1の透明電極と
    前記第2の突出電極と直角に連結され、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って矩形状に形成される第2の透明電極と、
    前記第1及び第2の突出電極と並ぶように前記下部基板に形成され、前記デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分より広くなっているアドレス電極と、
    を備えていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記矩形状の第1及び第2の透明電極は、矩形、楕円形または他の形状のホールを多数有していることを特徴とする請求項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、
    上部基板上に設けられ、
    前記長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、
    前記走査電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、
    前記維持電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、前記第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、
    前記第1の突出電極と直角に連結され、先端から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽根部を備え、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第1の透明電極と
    前記第2の突出電極と直角に連結され、先端から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽部を備え、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第2の透明電極と、
    前記第1及び第2の突出電極と並ぶように前記下部基板に形成され、前記デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、
    を備えていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  10. 下部基板上に形成され、短軸方向隔壁と長軸方向隔壁とを有するデルタ状隔壁と、
    上部基板上に設けられ、
    前記長軸方向隔壁に沿って形成される走査電極ライン及び維持電極ラインと、
    前記走査電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出するように形成される第1の突出電極と、
    前記維持電極ラインから前記短軸方向隔壁に沿って直角に両方向に交互に突出し、前記第1の突出電極と向かい合うように形成される第2の突出電極と、
    前記第1の突出電極と連結され、先端から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽根部と、前記短軸方向隔壁の位置で前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される中央羽根部とを備え、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第1の透明電極と、
    前記第2の突出電極と連結され、先端から前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される先端側羽部と、前記短軸方向隔壁の位置で前記短軸方向隔壁に沿った方向に形成される中央羽部とを備え、前記短軸方向隔壁に隣接する放電セルに跨って形成される第2の透明電極と、
    前記第1及び第2の突出電極と並ぶように前記下部基板に形成され、前記デルタ状隔壁の部分より放電セルの部分がより広くなっているアドレス電極と、
    を備えていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
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