JP3996290B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣等を収納するドロワを備えるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗に強盗が押し入った場合においては、その店舗の従業員が、緊急事態を通報するための緊急事態通報ボタンの押下等によって警備会社や本部等に通報するようにしていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、強盗の目の前で店舗の従業員が緊急事態通報ボタンの押下等の行動を起こすことは、強盗の危機感を更に煽る事になってしまい、従業員に対して更なる危険を招くことにもなりかねない。
【0004】
本発明の目的は、緊急通報を安全かつ迅速に行うことができる商品販売登録データ処理装置を得ることである。
【0005】
本発明の目的は、緊急事態に対する処理を確実に行うことができる緊急事態通報システムを得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項記載の発明の商品販売登録データ処理装置は、引出・収納自在なドロワ内部に形成されて紙幣を収納する紙幣収納部と、この紙幣収納部からの紙幣の取出しを検知する取出検知手段と、この取出検知手段が紙幣の取出しを検知した場合に予め設定された送信データである緊急通報データを外部システムに向けて送信する第一データ送信手段と、前記紙幣収納部を前記ドロワに対して着脱自在に設ける着脱機構と、前記紙幣収納部の前記ドロワからの離脱を検知する離脱検知手段と、この離脱検知手段により前記紙幣収納部の前記ドロワからの離脱を検知した場合には前記取出検知手段による前記紙幣収納部からの紙幣の取出しの検知を禁止する第一取出検知禁止手段と、を備える。
【0009】
したがって、紙幣収納部からの紙幣の取出しが取出検知手段によって検知された場合、予め設定された送信データが第一データ送信手段によって送信される。これにより、例えば強盗等によりドロワ内部の紙幣が持ち去られた場合において、緊急事態が発生している旨の送信データが自動的に警備会社や本部等に送信されるので、加害者に知られることなく事態に迅速に対応することが可能になる。また、紙幣収納部のドロワからの離脱を検知した場合、紙幣収納部からの紙幣の取出しの検知が第一取出検知禁止手段によって禁止される。これにより、例えば日計精算後等における現金の回収作業時においてはドロワから紙幣収納部を離脱させることで送信データは送信されないことになるので、警備会社や本部等に対して緊急事態が発生している旨の送信データを誤って送信することが防止され、より確実な運用が図れる。
【0011】
したがって、紙幣収納部からの紙幣の取出しが取出検知手段によって検知された場合、予め設定された送信データが第一データ送信手段によって送信される。これにより、例えば強盗等によりドロワ内部の紙幣が持ち去られた場合において、緊急事態が発生している旨の送信データが自動的に警備会社や本部等に送信されるので、加害者に知られることなく事態に迅速に対応することが可能になる。また、紙幣の取出しの検知を禁止する旨を宣言するための取出検知禁止宣言キーが操作された場合、紙幣収納部からの紙幣の取出しの検知が第二取出検知禁止手段によって禁止される。これにより、例えば業務中における高額紙幣等の回収時においては取出検知禁止宣言キーを操作させることで送信データは送信されないことになるので、警備会社や本部等に対して緊急事態が発生している旨の送信データを誤って送信することが防止され、より確実な運用が図れる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図9に基づいて説明する。本実施の形態の緊急事態通報システムは、商品販売登録データ処理装置であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末を専用回線等のネットワークを通じて外部システムである警備会社や本部のコンピュータに接続することにより構成されている。
【0025】
図1は、緊急事態通報システムを構成するPOS端末1を概略的に示す外観斜視図である。POS端末1は、キャッシュボックス2上に載置されており、このキャッシュボックス2のドロワ3をソレノイドS(図5参照)を備えるロック機構(図示せず)によって開閉自在に制御する。このPOS端末1には、各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によって操作モードを切り替え操作するコントロールキー5、印字部であるプリンタ6(図5参照)によって印字されるレシートを発行するレシート発行口7及びジャーナル窓8が設けられている。また、POS端末1の右側上方には、操作者側の表示部として機能するディスプレイ9が配置され、このディスプレイ9の近傍には客側の表示部として機能する客側ディスプレイ10が立設されている。また、このPOS端末1には、商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ11が接続されている。
【0026】
ここで、図2はPOS端末1のキーボード4の各種キーの配列を示す平面図である。図2に示すように、キーボード4は、ドロワ3のキャッシュボックス2からの開放を宣言するとともに緊急事態の発生を報知するための緊急事態発生報知キーであるドロワオープンキー4a、後述する紙幣の取出しの検知を禁止することで緊急事態の自動通報の解除を宣言するための取出検知禁止宣言キーである通報解除キー4b、緊急事態が発生した場合に所定の任務を遂行する人員である警備員が現場に到着した旨を宣言するための到着通知キー4c等の各種のキーをブロック毎に配列した外観構造を有している。なお、ドロワオープンキー4aは、例えばドロワ3のキャッシュボックス2からの開放を強盗によって強要された場合に押下されるものである。また、4a〜4c以外のキーについては、従来のPOS端末が備えるキーであって本実施の形態のPOS端末1に特有の機能とは無関係であるため、その説明は省略する。
【0027】
次に、キャッシュボックス2について詳細に説明する。ここで、図3はキャッシュボックス2の内部構造を概略的に示す分解斜視図、図4はマネーケース13を装着した状態のキャッシュボックス2の内部構造を概略的に示す断面図である。キャッシュボックス2を構成する薄型偏平な前面開口の筐体であるキャビネット12には、ドロワ3が内蔵されており、このキャビネット12の開口部分に対して引出・収納自在とされている。このドロワ3には、別部材として形成された着脱自在のマネーケース13が収納されている。
【0028】
次に、マネーケース13について詳細に説明する。マネーケース13には、紙幣を収納する紙幣収納部14と硬貨を収納するコイン収納部15とが仕切られた状態で形成されている。このコイン収納部15は、マネーケース13に形成される箱状の上面開口の開口部16を開放・閉塞するようにマネーケース13に対して着脱自在に挿入されている。このように開口部16に対してコイン収納部15を装着した場合、開口部16の床面16aとコイン収納部15の底部15aとによって形成される空間が、高額紙幣である一万円札を収納するための高額紙幣収納部Aとされる。また、操作者から見て奥側に位置する紙幣収納部14は4つの区画に分けられており、これら4つの区画の内の3つには札押え17が上下方向に回動自在に軸支された状態で取り付けられている。したがって、マネーケース13は、紙幣収納部14と高額紙幣収納部Aとをドロワ3に対して着脱自在にする着脱機構として機能することになる。
【0029】
さらに、図4に示すように、開口部16の床面16aには高額紙幣収納部Aからの紙幣の取出しを検知する取出検知手段である反射型フォトセンサ18が備えられており、高額紙幣である一万円札や五千円札を収納するための一の紙幣収納部14の床面14aにも紙幣の取出しを検知する取出検知手段である反射型フォトセンサ19が備えられている。これらの反射型フォトセンサ18,19は、送光部から出射した光を検知対象物(紙幣)に反射させ、その反射光を受光部に入射させることにより、検知対象物(紙幣)を検知するものである。加えて、ドロワ3には、このドロワ3からのマネーケース13の取出しを検知する離脱検知手段であるマイクロスイッチ20が備えられている。
【0030】
続いて、POS端末1を含む緊急事態通報システムの各部の電気的接続について図5を参照して説明する。図5に示すように、POS端末1は、各部を集中的に制御するCPU21にバスライン22を介してプログラム等の固定的データを予め格納する記憶媒体であるROM23と可変的なデータを書換自在に格納するRAM24と日付や時刻を計時するタイマTとを接続することにより構成されているマイコン25を内蔵している。このマイコン25が、前述したキーボード4、コントロールキー5、プリンタ6、ディスプレイ9、客側ディスプレイ10、バーコードスキャナ11、反射型フォトセンサ18,19、マイクロスイッチ20、ソレノイドS等の各部をバスライン22と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。
【0031】
なお、ROM23やRAM24には、後述する外部システムである警備会社や本部のコンピュータに対する各種の送信データが予め設定されて格納されている。この送信データは、例えば取出検知手段である反射型フォトセンサ18,19によって紙幣の取出しが検知された場合、緊急事態発生報知キーであるドロワオープンキー4aが押下された場合、到着通知キー4cが押下された場合等の処理動作に対応して設定されていて、POS端末1の識別コード等によって構成されている。
【0032】
また、マイコン25にはバスライン22を介してHDD26が接続されており、このHDD26には制御プログラムや売上ファイル等が格納されている。このHDD26に格納された制御プログラムは、POS端末1の起動時に商品マスタファイル等とともにRAM24に書き込まれ、これによってマイコン25による各部の駆動制御が可能な状態となる。
【0033】
さらに、マイコン25にはバスライン22を介して通信I/F27が接続されており、このPOS端末1は、専用回線等のネットワークを通じて警備会社や本部に設けられた外部システムであるコンピュータ28に接続されている。
【0034】
ここで、HDD26に格納された制御プログラムがマイコン25に実行させる機能について説明する。本実施の形態においては、従来のPOS端末によって行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。まず、本実施の形態の緊急事態通報システムの有する特長的な機能の一つである緊急事態自動通報処理を以下に説明する。
【0035】
図6は、緊急事態自動通報処理の流れを概略的に示すフローチャートである。緊急事態自動通報処理においては、まずステップS1において、ドロワ3の内部にマネーケース13が収納されているか否かをマイクロスイッチ20のON/OFFによって判断する。マイクロスイッチ20がONであると判断した場合には(ステップS1のY)、ステップS2において、通報解除キー4bの入力があったか否かを判断する。通報解除キー4bの入力がなかったと判断した場合には(ステップS2のN)、紙幣の取出しの検知を禁止することで緊急事態の自動通報解除が宣言されていないことになるので、ステップS3において、高額紙幣が取り出されたか否かが判断される。
【0036】
ここで、ステップS3における高額紙幣が取り出されたか否かの判断は、高額紙幣収納部Aに備えられる反射型フォトセンサ18や紙幣収納部14の床面14aに備えられる反射型フォトセンサ19において実行される。したがって、収納されていた高額紙幣である一万円札等を反射型フォトセンサ18や反射型フォトセンサ19が検知しなくなった場合には(ステップS3のY)、通信I/F27を介し、警備会社や本部に対してROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである緊急通報データを送信する(ステップS4)。ここに、第一データ送信手段の機能が実行される。
【0037】
一方、高額紙幣である一万円札を反射型フォトセンサ18や反射型フォトセンサ19が検知している場合には(ステップS3のN)、緊急事態は発生していないものとして判断し、ステップS1に戻ることになる。
【0038】
なお、マイクロスイッチ20がOFFであると判断した場合には(ステップS1のN)、例えば日計精算後等における現金の回収作業のためにドロワ3からマネーケース13を取り出した状態であるため、緊急事態は発生していないものとして判断し、ステップS1に戻ることになる。ここに、第一取出検知禁止手段の機能が実行される。したがって、警備会社や本部に対して緊急事態が発生している旨の送信データである緊急通報データを誤って送信することを防止することができ、より確実な運用を図ることができる。
【0039】
さらに、通報解除キー4bの入力があったと判断した場合には(ステップS2のY)、反射型フォトセンサ18や反射型フォトセンサ19による紙幣の取出しの検知を禁止することで緊急事態の自動通報解除を宣言したことになり、その宣言の後に両替等のために高額紙幣である一万円札や五千円札を取り出すことになるので、緊急事態は発生していないものとして判断し、ステップS1に戻ることになる。ここに、第二取出検知禁止手段の機能が実行される。したがって、警備会社や本部に対して緊急事態が発生している旨の送信データである緊急通報データを誤って送信することを防止することができ、より確実な運用を図ることができる。
【0040】
以上により、紙幣収納部14や高額紙幣収納部Aからの紙幣の取出しを反射型フォトセンサ18や反射型フォトセンサ19により検知した場合にROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである緊急通報データを送信することにより、例えば強盗等によりドロワ3内部の紙幣が持ち去られた場合において、緊急事態が発生している旨の送信データである緊急通報データを自動的に警備会社や本部に送信することができるので、加害者に知られることなく事態に迅速に対応することができ、緊急通報を安全かつ迅速に行うことができる。
【0041】
次に、本実施の形態の緊急事態通報システムの有する特長的な機能の一つである緊急事態手動通報処理を以下に説明する。
【0042】
図7は、緊急事態手動通報処理の流れを概略的に示すフローチャートである。緊急事態手動通報処理においては、まず、ドロワオープンキー4aの入力に待機する(ステップS11)。
【0043】
ドロワオープンキー4aの入力が有ったと判断した場合には(ステップS11のY)、通信I/F27を介し、警備会社や本部に対してROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである緊急通報データを送信する(ステップS12)。ここに、第二データ送信手段の機能が実行される。
【0044】
以上により、緊急事態の発生を報知する旨の宣言をするためのドロワオープンキー4aを押下した場合にROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである緊急通報データを送信することにより、例えば強盗等の緊急事態が発生した場合において、緊急事態が発生している旨の送信データである緊急通報データをキー操作により警備会社や本部等に送信することができるので、加害者に知られることなく事態に迅速に対応することができ、緊急通報を安全かつ迅速に行うことができる。
【0045】
また、例えば強盗等によってドロワ3の開放を強要された場合にドロワオープンキー4aの操作を操作することでドロワ3の開放と緊急通報データの送信とを同時に実行することができるので、加害者に知られることなく事態に迅速に対応することができ、緊急通報を安全かつ迅速に行うことができる。
【0046】
続いて、本実施の形態の緊急事態通報システムの有する特長的な機能の一つである到着通知処理を以下に説明する。
【0047】
図8は、到着通知処理の流れを概略的に示すフローチャートである。到着通知処理においては、まず、到着通知キー4cの入力に待機する(ステップS21)。
【0048】
到着通知キー4cの入力が有ったと判断した場合には(ステップS21のY)、通信I/F27を介し、警備会社や本部に対してROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである到着データを送信する(ステップS22)。ここに、第三データ送信手段の機能が実行される。
【0049】
以上により、例えば通報された緊急事態に対応すべき人員が発生現場に到着した場合に現場に到着した旨のROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである到着データを到着通知キー4cの押下により警備会社や本部に送信することができ、警備会社や本部で対応状況を把握することができるので、対応が遅い場合については対応人員を追加派遣する等の策を採ることができ、対応の質の向上を図ることができる。
【0050】
一方、図5に示すように、警備会社や本部に設けられたコンピュータ28にはCPU29にバスライン30を介して、プログラム等の固定的データを予め格納する記憶媒体であるROM31と可変的なデータを書換自在に格納するRAM32とを接続することにより構成されているマイコン33が内蔵されている。コンピュータ28は、マイコン33にディスプレイ34、ブザー35等を接続し、各種制御回路(図示せず)を介して駆動制御する。
【0051】
また、マイコン33には、例えばPOS端末1のマイコン25とのデータの送受信のための通信I/F36がバスライン30を介して接続されている。
【0052】
なお、ROM31やRAM32には、通信I/F36を介して受信する各種の送信データに対し、マイコン33がディスプレイ34の表示やブザー35の出力音で出力するデータであるメッセージデータが予め設定されて格納されている。このメッセージデータは、例えば緊急通報データを受信した場合、到着データを受信した場合等の処理動作に対応して設定されている。
【0053】
さらに、マイコン33にはバスライン30を介してHDD37が接続されており、このHDD37には制御プログラム等が格納されている。このHDD37に格納された制御プログラムは、コンピュータ28の起動時にRAM32に書き込まれ、これによってマイコン33による各部の駆動制御が可能な状態となる。
【0054】
ここで、HDD37に格納された制御プログラムがマイコン33に実行させる機能の内、本実施の形態の外部システムであるコンピュータ28の有する特長的な機能であるデータ受信処理について以下に説明する。
【0055】
図9は、データ受信処理の流れを概略的に示すフローチャートである。データ受信処理においては、まずステップS31において、通信I/F36を介し、緊急通報データや到着データ等のデータの受信に待機する。ここに、データ受信手段の機能が実行される。
【0056】
ステップS31において受信したデータがROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである緊急通報データであった場合(ステップS32のY)、ROM31やRAM32に予め設定されたデータであるメッセージデータに基づいてブザー35がONされ(ステップS33)、緊急事態表示処理が実行され、ROM31やRAM32に予め設定されたデータであるメッセージデータに基づいて“緊急事態が発生した旨”がディスプレイ34に表示される(ステップS34)。ここに、報知手段の機能が実行される。
【0057】
ステップS31において受信したデータがROM23やRAM24に予め設定された送信データの一つである到着データであった場合(ステップS35のY)、到着表示処理が実行され、ROM31やRAM32に予め設定されたデータであるメッセージデータに基づいて“警備員が到着した旨”がディスプレイ34に表示される(ステップS36)。ここに、報知手段の機能が実行される。
【0058】
なお、ステップS31において受信したデータが緊急通報データでも到着データでもない場合には(ステップS35のN)、受信したデータに応じた処理が実行される。
【0059】
以上により、POS端末1から送信された送信データをコンピュータ28において受信して、その受信した送信データに対応したROM31やRAM32に予め設定されたデータであるメッセージデータを報知することで、例えば緊急事態が発生している旨の送信データである緊急通報データや通報された緊急事態に対応すべき人員が現場に到着した旨の送信データである到着データを受信した場合に各送信データに対応したデータを報知することができるので、その報知内容に従って迅速な対応を採ることができ、緊急事態に対する処理を確実に行うことができる。
【0060】
なお、本実施の形態のPOS端末1においては、高額紙幣収納部Aに反射型フォトセンサ18を備え、かつ、高額紙幣収納用の一の紙幣収納部14の床面14aに反射型フォトセンサ19を備えるようにしたが、これに限るものではなく、高額紙幣の収納はいずれか一方に限るとして、高額紙幣収納部Aと紙幣収納部14とのいずれか一方にのみ反射型フォトセンサを備えるようにしても良い。
【0061】
また、本実施の形態のPOS端末1においては、取出検知手段として反射型フォトセンサ18,19を備えたが、これに限るものではなく、紙幣収納部14の札押え17の動きをマイクロスイッチ等によって検知することで紙幣の取出しを検知するようにしても良い。
【0062】
さらに、本実施の形態においては、商品販売登録データ処理装置としてPOS端末1に適用したが、これに限るものではなく、ECRに適用しても良い。
【0064】
【発明の効果】
請求項記載の発明の商品販売登録データ処理装置によれば、紙幣収納部からの紙幣の取出しを検知した場合に予め設定された送信データを送信することにより、例えば強盗等によりドロワ内部の紙幣が持ち去られた場合において、緊急事態が発生している旨の送信データを自動的に警備会社や本部等に送信することができるので、加害者に知られることなく事態に迅速に対応することができ、緊急通報を安全かつ迅速に行うことができる。また、紙幣収納部のドロワからの離脱を検知した場合には紙幣収納部からの紙幣の取出しの検知を禁止することにより、ドロワから紙幣収納部を離脱することで例えば日計精算後等における現金の回収時に送信データを送信することはないので、警備会社や本部等に対して緊急事態が発生している旨の送信データを誤って送信することを防止することができ、より確実な運用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の緊急事態通報システムを構成するPOS端末を概略的に示す外観斜視図である。
【図2】POS端末のキーボードの各種キーの配列を示す平面図である。
【図3】キャッシュボックスの内部構造を概略的に示す分解斜視図である。
【図4】マネーケースを装着した状態のキャッシュボックスの内部構造を概略的に示す断面図である。
【図5】POS端末を含む緊急事態通報システムの各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図6】緊急事態自動通報処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図7】緊急事態手動通報処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図8】到着通知処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図9】データ受信処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 商品販売登録データ処理装置
3 ドロワ
4a 緊急事態発生報知キー
4b 取出検知禁止宣言キー
4c 到着通知キー
13 着脱機構
14,A 紙幣収納部
18,19 取出検知手段
20 離脱検知手段
28 外部システム

Claims (1)

  1. 引出・収納自在なドロワ内部に形成されて紙幣を収納する紙幣収納部と、
    この紙幣収納部からの紙幣の取出しを検知する取出検知手段と、
    この取出検知手段が紙幣の取出しを検知した場合に予め設定された送信データである緊急通報データを外部システムに向けて送信する第一データ送信手段と、
    前記紙幣収納部を前記ドロワに対して着脱自在に設ける着脱機構と、
    前記紙幣収納部の前記ドロワからの離脱を検知する離脱検知手段と、
    この離脱検知手段により前記紙幣収納部の前記ドロワからの離脱を検知した場合には前記取出検知手段による前記紙幣収納部からの紙幣の取出しの検知を禁止する第一取出検知禁止手段と、
    を備える商品販売登録データ処理装置。
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