JPH0281298A - Ｐｏｓターミナル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＰＯＳターミナルに係わり、現金強奪等の異
常状態を監視することのできるＰＯＳターミナルに関す
る。

〔従来の技術〕

例えば、百貨店やスーパーで販売時に発生する種々のデ
ータを収集する通信端末にＰＯＳターミナル（Ｐｏｉｎ
ｔ　Ｏｆ　５ａｌｅｓ　ｔｅｒｍｉｎａｌ　）がある。

ＰＯＳターミナルは売場に通常設置され、単品管理売上
管理等のデータを収集するものである。

第４図はＰＯＳターミナルの一般的な外観を表わしたも
のである。

ＰＯＳターミナル１１は、本体１２とキャッシュドロア
１３で構成されている。本体１２の前面には、商品コー
ドや料金等のデータを人力するキーボード１４およびプ
リントアウトしたレンートの取り出し口１５が配置され
ている。また本体１２の上部には人力したデータを画面
出力するデイスプレィ１６が配置されている。本体１２
の内部には、キーボード１４から人力されたデータを記
憶する記憶部、データ処理のための制御部、レシート印
刷用のミニプリンタ等が配置されている。本体１２の下
にはキャッシュドロアケース１７が配置され、その内部
には本体１２の前面方向に引き出し自在な状態でキャッ
ジニドロア１３が収納されている。キャッシュドロア１
３は、キーボード１４のファンクションキーの操作によ
り自動的に引き出され、その内部には現金が金種別に収
納される。

従来この種のＰＯＳターミナルにおいて、キャッシュド
ロア内の現金を外部浸入者から防御するために、付近に
防犯用の監視カメラを設置してバンクヤード（例えば店
長室）や警備室等で人による監視を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように従来の方法では、監視カメラを通して人がＰ
ＯＳターミナル付近の状況を常に監視し、外部侵入者か
否かを判断する必要があった。従って、−人で長時間監
視したり複数箇所を監視すると、外部侵入者の発見が遅
れたり、認定を誤り防犯上の信頼性を十分確保すること
ができなかった。

また、信頼性を向上させるために監視人数を増やすと防
犯コストが高くなるという問題があった。

更に、例えばバンクヤードに監視者がいない夜間には外
部侵入者を発見できず、売上金の強奪のみならず警備保
証会社や警察等への通知が遅れ、人命さえも危ぶまれる
ことになった。最近では生活様式の変化に伴い営業を長
時間行う古が増加し、これらの問題が特に深刻化してい
た。

すなわち、ＰＯＳシステムに対する従来の防犯システム
ではあまり効果を得ることは出来ないという欠点があっ
た。

そこで、本発明の目的は、安価で信頼性の高い防犯シス
テムを備えたＰＯＳターミナルを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のＰＯＳターミナルは、（ｉ）金銭を保管するキ
ャッシュドロアと、（１１）このキャッシュドロア内の
紙幣の有無を検出する紙幣検出手段、例えば紙幣センサ
と、（ｉｉｉ　）この紙幣検出手段からの信号が紙幣有
りから紙幣無しに変化したことを検出する信号変化検出
手段と、（ｉｖ＞所定の時間帯を設定する時間設定手段
、例えば時計やスイッチと、（Ｖ）この時間設定手段に
より設定された時間帯に信号変化検出手段から信号が出
力されたときにその出力を、例えばＰＯＳターミナルに
通常組み込まれている回線制御部等を介して表示する表
示手段とを具備している。

すなわち、本発明は以下の点に着目したものである。紙
幣の中には売上としてキャッシュドロア内に保管した後
は、通常の回収作業の行われる場合以外取り出されるこ
とがないものがある。例えば、−万円札が流通している
最高額の紙幣であるとすると、これを釣銭として使用す
ることはない。

従って、釣銭として使用しない特定の紙幣は売上として
キャッシュドロア内に保管され、売上の集計時のように
限定された所定の場合以外には取り出されることがない
。そこで、キャッシュドロア内に保管された紙幣の有無
を検出し、その信号が紙幣有りから無しに変化したとき
にこれを表示するものである。

〔実施例〕

以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。

第１図は、本実施例のＰＯＳターミナルを使用した監視
システムを示したものである。

ＰＯＳターミナルはＰＯ３制御部２１と、紙幣センサ２
２を備えたキャッシュドロア２３から構成されている。

ＰＯ３制御部２１は、スイッチ２４と時計２５、信号変
化検出部２６および回線制御１１１部２７から構成され
ている。時計２５と回線制御部２７は、ＰＯＳターミナ
ルの本体１２に通常組み込まれているものを用いる。

信号変化検出部２６はスイッチ２４および時計２５から
出力される信号により判断の開始、終了を行う。すなわ
ち本実施例では、スイッチ２４さ時計２５により所定の
時間帯の設定を行う。この信号変化検出部２６からの変
化検出出力２８は警備保障会社２９や、ホストコンビコ
ータが設置されている本部３０に伝送される。本部３０
への伝送は回線制御部２７を介して行われる。

第２図は、キャッシュドロア２３の構成を示したもので
ある。

キャッシュドロア２３内には、断面が略コの字形で底部
の一方が湾曲したコイン入れ３０が上方向に取り外し自
在に配置されている。コイン入れ３１の上部外周には鍔
が設けられ、これがキャッシュドロア前面部３２の内壁
上部に掛持されることによりキャッシュドロア底部３３
の上面とコイン入れ３１の底面との間に所定の空間が設
けられるようになっている。この空間が紙幣保管スペー
ス３４となる。この紙幣保管スペース３４に保管される
紙幣３５を検出するために、紙幣センサ２２が設けられ
ている。紙幣センサ２２は、キャッシュドロア前面部３
１の内壁に配置された発光部３６と、キャシュドロア底
部３３に配置された受光部３７とから構成されている。

コイン入れ３１の底部湾曲面によって光線が遮られない
位置に発光部３６と受光部３７を配置する。

キャッシュドロア２３の硬貨入れ３１には売上金および
釣銭用の硬貨等が入れられる。紙幣保管スペース３４に
は、例えば−万円札などの紙幣３５が保管される。紙幣
保管スペース３３に紙幣３５が有れば、発光部３６から
射出された光線が受光部３７に到達せず、受光センサ２
２は紙幣有り状態を検出する。逆に、例えば開店時のよ
うに最初から紙幣３５がない場合や、外部侵入者等によ
り紙幣３５が抜き取られた場合には光線が受光部３７に
到達し、紙幣無し状態を検出する。これらの状態は、紙
幣センサ２２からの信号としてＰ○Ｓ制御部２１に送ら
れる。

第１図で、紙幣センサ２２からＰＯ８制御部２１に送ら
れた信号は、スイッチ２４がオンであれば信号変化検出
部２６がこれを受信する。スイッチ２４により防犯の必
要がない昼間や、キャッジ・ニドロア内の現金を売上の
集計時に取り出す場合などに信号変化検出部２６の作動
を停止する。

時計２５は信号変化検出部２６と連動して、紙幣センサ
２２からの信号を一日の内のある時間帯だけ有効にした
い場合に使用するためのものである。

従って、開店から閉店までや人が少なくなる夜間等のよ
うに、外部侵入者などに備える必要がある特定の時間帯
だけその店舗ごとに自動的に、または手動により信号変
化検出部２６を作動させることが可能である。

第３図はこの信号変化検出部による判断の様子を表わし
たものである。

信号変化検出部２６は紙幣センサ２２からの信号が紙幣
有りから紙幣無しに変化したか否かを検出する。その検
出は、ＰＯＳターミナルに通常組み込まれている制御部
で行われる。時計２５がこのＰＯＳターミナルの作動時
間となっており、かつ紙幣検出有効スイッチ２４がオン
になっているこきを条件に、信号変化検出部２６は紙幣
センサ２２からの信号を受信し、（ステップ■）紙幣３
５の有無を検出する（ステップ■）。この信号が紙幣有
りを示している場合（ステップ■；Ｙ）、信号変化検出
部２６は更に紙幣センサ２２からの信号を受信する（ス
テップ■）。これに対して、信号が紙幣無し状態を示し
ている場合（ステップ■；Ｎ）には、例えば開店後いま
だキャッシュドロア内に紙幣３５が保管されていないも
のと判断できるので、ＰＯＳターミナルが異常であると
は判断せず、ステップ■に戻る。

ステップ■で受信した信号が、また定常状性を示してい
る場合（ステップ■；Ｙ）、時計２５とスイッチ２４を
ｉ　８１２する（ステップ■）。一方、信号が紙幣無し
状態を示している場合（ステップ■；Ｎ）には、−旦キ
ヤッシニドロア内に保管された紙＃３５が外部侵入者等
によって抜き取られたものと判断できるので、変化検出
出力２８を回線制御部２７に送る（ステップ■）。

ステップ■で、時計２５が信号変化検出部２６の作動を
終了させる時間となっているか、またはスイッチ２４が
オフとなっている場合（ステップ■；Ｙ）には紙幣セン
サ２２からの受信を終了（エンド）する。そうでない場
合（ステップ■Ｎ）に信号変化検出部２６はステップ■
に戻り、更に紙幣センサ２２からの信号を受信する。

第２図で、信号変化検出部２６から出された変化検出出
力２８は、そのまま警備室や警備保障会社２９に送られ
るか、またはＰＯＳシステムに組み込まれている回線制
御部２７を介しオンラインで本部３０へ送られ、異常状
態を表示する。警備保障会社２９や本部３０では、受け
た情報によりどの店舗でまたはどの売場で異常が発生し
たかを最終的に判断する。

以上説明した実施例では紙幣を光学的に検知するセンサ
を用いたが、紙幣の重さにより検出する接触式センサを
キャッシュドロア底部に設け、これにより紙幣の有無を
検出してもよい。

また、キャノンニドロア底部に、紙幣センサの発光部と
受光部を設けてもよい。この場合、受光センサの出力は
反射率の差から紙幣有りと無し状態を検出する。

更に、スイッチは、信号変化検出手段の出力部または紙
幣センサに設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ＰＯＳターミナル
内の紙幣の有無を検出する手段を設けたため、安価で信
頼性の高い防犯システムを実現することができるばかり
でなく、紙幣の管理を有効に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するためのちので、この
うち第１図はＰＯＳターミナルを使用した監視システム
のブロック図、第２図はキャッシュドロアの断面図、第
３図は信号変化検出部による判断の様子を表わした流れ
図、第４図はＰＯＳターミナルの外観を示す斜視図であ
る。 １１・・・・・・ＰＯＳターミナル、 ２２・・・・・・紙幣センサ、 ２３・・・・・・キャッシュドロア、２４・・・・・・
スイッチ、２５・・・・・・時計、２６・・・・・・信
号変化検出部。 出願人　　　日本電気エンジニアリング株式会社代理人
　　弁理士　　山　内　梅　雄 実１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 金銭を保管するキャッシュドロアと、 このキャッシュドロア内の紙幣の有無を検出する紙幣検
   出手段と、 この紙幣検出手段からの信号が紙幣有りから紙幣無しに
   変化したことを検出する信号変化検出手段と、 所定の時間帯を設定する時間設定手段と、 この時間設定手段により設定された時間帯に前記信号変
   化検出手段から信号が出力されたときその出力を表示す
   る表示手段 とを具備することを特徴とするＰＯＳターミナル。