JP4370959B2 - 記録媒体処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非接触型ICカード等の記録媒体に対して追加入金等の処理を実施する記録媒体処理装置に関するものである。
例えば、非接触ICカードへ追加入金処理を行う記録媒体処理装置では、利用者がICカードを挿入すると、ICカードに記録された金額情報がカード処理部を通じて読み取られ、この金額情報によって特定される残高が表示器を通じて外部に表示される。この状態から利用者が貨幣を投入すると、貨幣鑑別部によって投入貨幣の金種が鑑別され、金種に応じた金額が先に読み取ったICカードの残高に加算される。その後、この加算処理の結果に応じた金額情報がカード処理部を通じてICカードに記録され、結局、ICカードの残高が、投入貨幣の金額を加算した残高に更新される。この間、貨幣鑑別部によって鑑別された貨幣は、装置本体の内部に設けた貨幣収容部に収容されることになる。
上記のようにして加算処理が終了すると、ICカードが利用者に返却され、また利用者から要求があった場合、加算処理の結果であるレシートが印字部を通じて外部に排出される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−36466号公報
ところで、この種の記録媒体処理装置では、カード処理部に対するカード挿入口及び印字部からのレシート排出口がいずれも装置本体の前面に設けてあるものの、カード挿入口から返却されるICカード及びレシート排出口から出力される領収書を個別に受け取らなければならず、操作性の点で必ずしも好ましいものとはいえない。特に、単票として領収書が出力される記録媒体処理装置にあっては、レシート排出口から出力された領収書を直接手で受け取らなければならないため、操作性の点のみならず、領収書の出力状態を注視していなければならないという問題もある。もちろん、レシート排出口に受台等の領収書を受け取る手段を設ければ、上述した問題を解決することが可能である。しかしながら、こうした記録媒体処理装置にあっては、部品点数の増大からその製造コストが増大する事態を招来することになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの増大を招来することなく、操作性の向上を図ることのできる記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る記録媒体処理装置は、装置本体の外表面に凹部を形成することによってその内部に記録媒体の載置台を構成し、載置台に記録媒体が載置された状態で所定の処理を実施した場合に当該処理に関わる情報を印字出力する記録媒体処理装置であって、前記載置台は、上面が奥方に向けて漸次上方に傾斜するとともに、この上面の下端縁部に上方に突出するストッパ部材を備え、載置した記録媒体を上面の傾斜作用によってストッパ部材に当接させることにより、記録媒体の位置決めを行うものであり、載置台の上面に印字結果を排出する態様で凹部を構成する面に印字結果を排出するための排出口を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の載置台を印字結果の受台として機能させるようにしているため、印字出力専用の受台を用意する必要がない。しかも利用者は、載置台から記録媒体とともに印字結果を同時に受け取ることができるようになる。これらの結果、製造コストの増大を招来することなく操作性の向上を図ることが可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る記録媒体処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である記録媒体処理装置の外観を示した斜視図、図2は、記録媒体処理装置の内部を示す斜視図、図3は、記録媒体処理装置のさらに内部を示す斜視図、図4は、記録媒体処理装置の内部構成を示すブロック図である。
ここで例示する記録媒体処理装置は、電子マネーシステムに適用される非接触型のICカードCに対して追加入金を行うためのもので、特に、取扱貨幣を紙幣に限定したICカード用入金装置を示している。これら図1〜図4に示すように、ICカード用入金装置は、装置本体10を備えるとともに、この装置本体10の前面に表示器20、紙幣投入口31、操作ボタン40,41,42、カード載置台51及びレシート排出口61を備えている。
装置本体10は、前面が開口した本体筐体11と、この本体筐体11の前面開口を開閉する態様で配設した外扉体12とを備えて構成したものである。本体筐体11の内部には、その上方部に前面が開口した内部収容室13が構成してあるとともに、内部収容室13の前面開口を開閉する態様で内扉体14が配設してある。
本体筐体11と外扉体12との間には外部施錠手段70が設けてあるとともに、本体筐体11と内扉体14との間には内部施錠手段80が設けてある。
外部施錠手段70は、外部キー孔71から外部キーを挿入して操作した場合に施解錠の切り替えが可能になるもので、施錠状態において本体筐体11に対する外扉体12の開成移動を阻止する一方、解錠状態において本体筐体11に対する外扉体12の開成移動を許容するように構成してある。
内部施錠手段80は、外部施錠手段70と同様に、内部キー孔81から内部キーを挿入して操作した場合に施解錠の切り替えが可能になるもので、施錠状態において本体筐体11に対する内扉体14の開成移動を阻止する一方、解錠状態において本体筐体11に対する内扉体14の開成移動を許容するように構成してある。
外部施錠手段70に関しては外扉体12の前面に外部キー孔71が設けてあり、内部施錠手段80に関しては本体筐体11において外扉体12を開成した場合にのみ外部に露出する部位に内部キー孔81が設けてある。
また、内部施錠手段80には、施解錠検出手段82が付設してある。施解錠検出手段82は、内部施錠手段80が施錠状態にあるか解錠状態にあるかを検出するものである。施解錠検出手段82の検出結果は、内部収容室13に設けた後述の主制御部90に与えられることになる。
表示器20は、後述の主制御部90から表示情報が与えられた場合に、当該表示情報に従ってICカードCの残高や投入紙幣の金額を表示するためのものである。この表示器20は、例えば内部収容室13に液晶表示装置を配設することによって構成したもので、内扉体14の開口14a及び外扉体12の開口12aを通じて外扉体12の前面最上部に横長となる態様で配設してある。
紙幣投入口31は、内部収容室13に配設した紙幣鑑別部30から内扉体14の開口14b及び外扉体12の開口12bを通じて外部に露出し、外扉体12の外部から投入された紙幣を紙幣鑑別部30に取り込むための開口であり、外扉体12の前面において表示器20の下方となる部位に配設してある。紙幣鑑別部30は、紙幣投入口31を介して取り込んだ紙幣の金種を識別するものである。紙幣鑑別部30による紙幣の鑑別結果は後述の主制御部90に与えられる一方、鑑別後の紙幣は内部収容室13において紙幣鑑別部30の下方となる部位に配設した紙幣収容金庫32に収容されることになる。この紙幣収容金庫32には、紙幣検出手段33が設けてある。紙幣検出手段33は、紙幣収容金庫32の内部に紙幣が有るか否かを検出し、その検出結果を後述の主制御部90に与えるものである。
操作ボタン40,41,42は、利用者が処理を選択するための押ボタンスイッチである。本実施の形態では、入金処理を実行するための入金ボタン40、入金処理を取り消すための取消ボタン41、及び領収書となるレシートRを出力するためのレシートボタン42が設けてある。これら入金ボタン40、取消ボタン41及びレシートボタン42の操作信号は、後述の主制御部90に与えられることになる。
カード載置台51は、入金対象となるICカードCを載置した場合に当該ICカードCをカード処理部100の処理可能領域に位置決め配置させるためのもので、外扉体12の前面に設けた凹部50の内部に構成してある。より具体的に説明すると、外扉体12の前面下部から奥方に向けて漸次上方に傾斜する上面50aと、外扉体12の前面中央部から内方に向けて漸次下方に湾曲する奥面50bと、外扉体12の前面両側部から互いに平行となる態様で内方に向けて延在した一対の側面50cとを有するように外扉体12の前面に凹部50が設けてあり、この凹部50の上面50aがICカードCを載置するためのカード載置台51として機能する。このカード載置台51は平坦であり、ICカードCよりも十分に大きな矩形状に構成してある。カード処理部100は、ICカードCがカード載置台51に載置された場合にICカードCの内部に設けたアンテナCaとの間において微弱電波を利用した無線通信が可能となり、非接触状態においてICカードCに記録された金額情報等、各種情報の読み取りを行うとともに、ICカードCに対して金額情報等、各種情報の書き込みを行うものである。カード処理部100によるICカードCの読み取り結果は、後述の主制御部90に与えられることになる。
また、カード載置台51には、その下端縁部にストッパ部材52が設けてある。ストッパ部材52は、カード載置台51から上方に突設した平板状部材であり、それぞれの側面50cとの間にICカードCが脱落しないだけの間隙を確保する幅を有し、かつICカードCの板厚よりも十分な高さに形成してある。尚、このストッパ部材52は、載置したICカードCの視認性を十分に確保すべく、透明な合成樹脂によって成形することが好ましい。
レシート排出口61は、印字部60から出力されたレシートRを外部に排出するための開口である。本実施の形態では、上述した凹部50の奥面50b上部にレシート排出口61を設けることにより、このレシート排出口61を通じて排出されたレシートを凹部50の上面50a、つまりカード載置台51の上面50aに排出するように構成してある。印字部60は、後述の主制御部90から印字情報が与えられた場合に駆動して印字出力を行うもので、本体筐体11の内部において内部収容室13よりも下方となる室15に配設してある。尚、この室15は、内扉体14を閉成した場合にも外部に露出した状態となる部位に構成したものである。
さらに、上記ICカード用入金装置は、図4に示すように、処理情報格納部110、集計処理部120、外部通信処理部130、報知手段140及び主制御部90を備えている。処理情報格納部110は、後述の主制御部90から入金処理情報が与えられた場合に、これを都度記録するための記憶手段である。集計処理部120は、後述の主制御部90から動作指令が与えられた場合に処理情報格納部110に記録された入金処理情報の集計を行い、その集計結果を主制御部90に返送するものである。外部通信処理部130は、公衆回線を通じて遠隔のサーバ装置Sと通信を行うためのものである。報知手段140は、主制御部90から駆動信号が与えられた場合に外部に対して報知を行うものである。本実施の形態では、主制御部90から駆動信号が与えられた場合にスピーカから警告音を発するようにした報知手段140を適用している。主制御部90は、ICカード用入金装置の各部を統括的に制御するためのものである。具体的に説明すると、主制御部90は、施解錠検出手段82の検出結果、紙幣鑑別部30による紙幣の鑑別結果、紙幣検出手段33の検出結果、操作ボタン40,41,42の操作信号、カード処理部100による読取情報が与えられた場合に、予めメモリ150に格納されたプログラムや初期データに基づいて表示器20、紙幣鑑別部30、カード処理部100、印字部60、処理情報格納部110、集計処理部120、外部通信処理部130、報知手段140の制御を行うことにより、非接触型のICカードCに対する追加入金処理を実現するものである。尚、図には明示していないが、非接触型のICカードCを適用する電子マネーシステムにおいては、上述したICカード用入金装置と同様の構成を有した多数のICカード用入金装置が公衆回線を通じてサーバ装置Sに接続されている。
図5は、ICカードCに追加入金を行う場合に主制御部90が実行する処理の内容を示したフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながらICカード用入金装置において追加入金処理を行う場合の動作について説明する。
まず、主制御部90は、カード処理部100を通じてカード載置台51にICカードCが載置されたか否かを監視している(ステップS101)。この状態から利用者によってカード載置台51にICカードCが載置され、カード処理部100を通じてこれを確認すると、主制御部90は、カード処理部100によるICカードCの読み取り結果に基づいて、例えばICカードCの識別情報に基づいて、当該ICカードCが正規のものであるか否かの判断を行う(ステップS102)。ICカードCが正規のものでないと判断した場合、主制御部90は、表示器20を通じてその旨表示を行い(ステップS103)、その後、今回の処理を終了する。
一方、カード載置台51に載置されたICカードCが正規のものであると判断した場合、主制御部90は、カード処理部100を通じて読み取った金額情報に基づいて残高を特定し、表示器20を通じて残高の表示を行う(ステップS104)。この結果、ICカード用入金装置の利用者は、自己の所有するICカードCの残高を認識することができるようになる。
これらの間、本実施の形態によれば、上述したように奥方に向けて漸次上方に傾斜するようにカード載置台51を構成しているとともに、カード載置台51の下端縁部にストッパ部材52を設けるようにしている。従って、利用者が任意の位置にICカードCを載置させたとしても、その後にカード載置台51の傾斜に従ってICカードCが下方に案内され、さらにその一辺がストッパ部材52に当接することになり、カード載置台51に対するICカードCの載置位置、換言すれば、カード処理部100に対するICカードCの載置位置を常にほぼ一定とすることができるようになる。
ICカードCの残高を表示した主制御部90は、その後、紙幣の投入待ちとなる(ステップS105)。この状態から利用者が紙幣投入口31に紙幣を投入すると、主制御部90は、紙幣鑑別部30を通じて紙幣の金種を鑑別し、その鑑別した金種に相当する金額を投入金額として表示器20に表示を行う(ステップS106)。この結果、ICカード用入金装置の利用者は、投入した紙幣の確認を行うことができるようになる。
投入金額の表示を行った主制御部90は、その後、操作ボタン40,41,42の入力待ちとなる(ステップS107、ステップS108)。利用者によって取消ボタン41がON操作された場合、主制御部90は、紙幣鑑別部30を通じて投入紙幣の返却を行い(ステップS109)、その後、今回の処理を終了する。
一方、入力待ちの状態において利用者が入金ボタン40をON操作した場合、主制御部90は、ICカードCの残高と投入金額との加算結果をカード処理部100に送信し、カード処理部100を通じてICカードCの金額情報を更新する処理を行う(ステップS110)。具体的には、カード処理部100とICカードCとの間で無線通信が行われ、カード処理部100が送信した加算結果となる金額情報が新たな金額情報としてICカードCに記録されることになる。この間、紙幣鑑別部30によって鑑別された紙幣は、装置本体10の内部に設けた紙幣収容金庫32に収容されることになる。
ICカードCの金額情報を更新した主制御部90は、その後、レシートボタン42の入力待ちとなる(ステップS111、ステップS112)。予め設定した待ち時間にレシートボタン42がON操作されなかった場合、主制御部90は、後述するレシートRの印字処理を行うことなく手順をステップS114に移行させる。
一方、上記待ち時間が経過するまでの間に利用者によってレシートボタン42がON操作された場合、主制御部90は、印字部60を通じてレシートRを印字し、これをレシート排出口61から排出する処理を行う(ステップS113)。
印字部60から排出されるレシートRとは、例えば追加入金処理を実行した日時、ICカード用入金装置の識別情報、ICカードCの残高、投入金額、加算結果等々、追加入金処理の内容を具体的に示す情報を印字したものである。従って利用者は、このレシートRを受け取ることにより、印字内容から今回の処理内容を確認することができるようになる。
ここで、本実施の形態によれば、レシート排出口61から排出されたレシートRがカード載置台51に排出されるように構成してある。従って、ICカード用入金装置にレシート専用の受台を設けなくとも、レシート排出口61から排出されるレシートRを利用者が直接手で受け取る必要がなくなる。しかも、レシートRの排出先には追加入金処理を終了したICカードCが載置されているため、カード載置台51からICカードCとともにレシートRを受け取ることが可能となり、追加入金処理に関わる操作を著しく向上させることができるようになる。
レシートRの排出を終了した主制御部90は、上述した一連の追加入金処理に関する入金処理情報を処理情報格納部110に格納し(ステップS114)、今回の処理を終了する。
ステップS114において主制御部90が処理情報格納部110に格納する入金処理情報とは、例えば追加入金処理を実行した日時、ICカードCの識別番号、ICカードCの残高、投入金額、加算結果等々、追加入金処理の内容を具体的に示す情報である。この入金処理情報は、ICカードCを用いた電子マネーシステムにおいて利用者が使用可能となる価値情報(バリュー)の基準となるもので、個々のICカード用入金装置において適宜集計処理された後、遠隔のサーバ装置Sによって一元管理されることになる。
図6は、処理情報格納部110に格納した入金処理情報の集計処理を行う場合に主制御部90が実行する処理の内容を示したフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながらICカード用入金装置において入金処理情報の集計処理を行う場合の動作について説明する。尚、本実施の形態においては、印字部60への用紙の補給を迅速に実行できるように外部施錠手段70を施解錠するための外部キーは運用側の任意のものが取り扱い可能となる一方、紙幣鑑別部30や紙幣収容金庫32の操作が可能となる内部施錠手段80の内部キーは運用側であっても責任者となり得るもののみが取り扱うことができるように設定してあるものとする。
まず、主制御部90は、施解錠検出手段82を通じて内部施錠手段80が施錠状態にあるか解錠状態にあるかを監視している(ステップS201)。内部施錠手段80が施錠状態にある場合には、内扉体14によって紙幣収容金庫32に対する操作が阻止された状態であり、内部に収容された紙幣が外部に持ち出されて入金処理情報との間に矛盾を来す虞れもない。従って、主制御部90は、後述する処理を行うことなく今回の処理を終了する。
一方、施解錠検出手段82を通じて内部施錠手段80が解錠状態にあることを検出した場合、つまり、運用側責任者の内部キーを用いた解錠操作によって内部施錠手段80が解錠されると、主制御部90は、集計処理部120を通じて処理情報格納部110に記録された入金処理情報の集計処理を行い、その集計結果を取得する処理を実行する(ステップS202)。さらに主制御部90は、集計処理部120を通じて処理情報格納部110の入金処理情報をクリアする処理を実行する(ステップS203)。
集計結果を取得した主制御部90は、その後、印字部60を通じて当該集計結果を集計用レシートとして出力する処理を行い(ステップS204)、さらに外部通信処理部130を通じて入金処理情報の集計結果をサーバ装置Sに送信する処理を実行する(ステップS205)。この結果、内部施錠手段80を解錠操作した運用側責任者は、出力された集計用レシートを通じて入金処理情報の集計結果を認識することができるようになり、また入金処理情報を受信した遠隔のサーバ装置Sにおいて入金処理情報の一元管理を行うことが可能となる。
次いで、上記主制御部90は、施解錠検出手段82を通じて内扉体14が閉成されたか否かを監視するとともに(ステップS206)、紙幣検出手段33を通じて紙幣収容金庫32に紙幣が有るか否かの監視を行う(ステップS207)。
施解錠検出手段82が内扉体14の閉成を検出した後に紙幣検出手段33が紙幣有りを検出した場合、つまり処理情報格納部110の入金処理情報を集計し、かつこれをクリアしたにも関わらず、紙幣収容金庫32の紙幣を回収し忘れたことを検出した場合、主制御部90は、報知手段140を駆動して警告音を発する(ステップS208)。この報知手段140による警告音は、内扉体14が開成されるまで継続的に発生し、また再度紙幣収容金庫32の紙幣を回収することなく内扉体14を閉成した場合に再び発生することになる。すなわち、紙幣収容金庫32の紙幣を回収しない限り内扉体14を閉成した場合に常に報知手段140が駆動して警告音が発生することになる。従って、運用側責任者に対して紙幣を回収し忘れたことを認識させることができるようになり、これを解消させることができるようになる。
これらの結果、上記ICカード用入金装置によれば、サーバ装置Sに対する入金処理情報の送信処理と紙幣の回収とを常に合致させることができるようになり、両者の不一致による問題が発生する事態を未然に防止することが可能となる。
尚、上述した実施の形態では、記録媒体処理装置として電子マネーシステムに適用される非接触型のICカードCに対して追加入金を行うICカード用入金装置を例示しているが、必ずしもICカードに対して追加入金を行うものに限らず、記録媒体に対して処理を行うものであれば、その他の処理装置にも適用することが可能である。
また、上述した実施の形態では、装置本体の前面に凹部を設けることによって載置台を構成するようにしているが、必ずしも装置本体の前面である必要はなく、例えば装置本体の前面に凹部を設けることによって載置台を構成するようにしても構わない。
さらに、上述した実施の形態では、凹部を構成する面に印字手段からの印字結果を排出するための排出口を設けるようにしているが、必ずしも凹部を構成する面に排出口を設ける必要はなく、排出口から排出した印字結果が載置台に排出されれば、装置本体のその他の部位に排出口を設けても良い。
本発明の実施の形態である記録媒体処理装置の外観を概念的に示す斜視図である。 図1に示した記録媒体処理装置の内部を示す斜視図である。 図1に示した記録媒体処理装置のさらに内部を示す斜視図である。 図1に示した記録媒体処理装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示した記録媒体処理装置においてICカードに追加入金を行う場合に主制御部が実行する処理の内容を示すフローチャートである。 図1に示した記録媒体処理装置において入金処理情報の集計処理を行う場合に主制御部が実行する処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 装置本体
12 外扉体
50 凹部
50a 上面
50b 奥面
50c 側面
51 カード載置台
52 ストッパ部材
60 印字部
61 レシート排出口
C ICカード
R レシート

Claims (1)

  1. 装置本体の外表面に凹部を形成することによってその内部に記録媒体の載置台を構成し、載置台に記録媒体が載置された状態で所定の処理を実施した場合に当該処理に関わる情報を印字出力する記録媒体処理装置であって、
    前記載置台は、上面が奥方に向けて漸次上方に傾斜するとともに、この上面の下端縁部に上方に突出するストッパ部材を備え、載置した記録媒体を上面の傾斜作用によってストッパ部材に当接させることにより、記録媒体の位置決めを行うものであり、
    載置台の上面に印字結果を排出する態様で凹部を構成する面に印字結果を排出するための排出口を設けたことを特徴とする記録媒体処理装置。
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