JP3995727B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機に関する。詳しくは、電気的に作動する電気的遊技装置と電気的検出手段とを有し、前記電気的検出手段の検出信号が入力されるとともに前記電気的遊技装置を制御するための信号を該電気的遊技装置に出力する遊技制御手段を備えた制御基板を含む遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機において、従来から一般的に知られているものに、たとえば、可変入賞球装置や可変表示装置あるいは装飾ランプやLED等からなる電気的遊技装置が設けられ、入賞玉検出スイッチ等の電気的検出手段からの検出信号に基づいて前記電気的遊技装置を作動させるように構成されたものがあった。この従来の遊技機においては、遊技を制御するための遊技制御手段を備えた制御基板が設けられており、前記電気的検出手段からの検出信号がその遊技制御手段に入力され、遊技制御手段から前記電気的遊技装置を制御するための制御信号が該電気的遊技装置に出力されるように構成されていた。そして、制御基板には、外部からの信号を入力するとともに外部に対し信号出力するための接続端子等からなる信号入出力部が設けられており、その信号入出力部を介して、前記電気的検出手段の検出信号が入力されるとともに前記電気的遊技装置に対し制御信号が出力されるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この種の従来の遊技機においては、いろいろな機種のものがあり、それぞれの機種によって前記電気的遊技装置の種類や前記電気的検出手段の数等が異なるため、それらの電気的遊技装置や電気的検出手段に対する信号入出力部もそれらの電気的遊技装置や電気的検出手段に合わせて過不足なく構成しようと思えばそれぞれの機種に応じて製造しなければならなくなり、制御基板を機種ごとに製造することによる多品種少量生産を強いられ、製造コストが高くつくという欠点があった。
【0004】
そこで、複数種類の遊技機のそれぞれの信号入出力部の要求機能をすべて兼ね備えた信号入出力部を制御基板に設けることにより、1種類の制御基板を複数種類の遊技機に共通的に使用できるように構成し、制御基板の少品種大量生産を可能にすることが考えられる。しかし、このように構成した場合には、遊技機の機種によっては、前記電気的遊技装置と電気的検出手段とに対する信号の入出力部としては使用されない未使用の入出力部分が生ずる場合がある。その場合には、遊技機を正常に稼動させている場合においてはその未使用入出力部分から信号が入力されることはない。しかし、遊技機が遊技場に設置された後において、その遊技機を不正に制御させんとするべく前記未使用入出力部分から不正制御用の信号が入力されてしまう虞れが生ずる。その場合には、不正入力信号を何らかの方法で処理する機能が要求されることになる。
【0005】
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、制御基板の信号入出力部に未使用入出力部分が生じた場合に、その未使用入出力部分から不正制御用の信号が入力されたとしても何らかの処理を行なって不正制御用信号にもとづく不正な制御を極力防止することができる遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、電気的に作動する電気的遊技装置と電気的検出手段とを有し、前記電気的検出手段の検出信号が入力されるとともに前記電気的遊技装置を制御するための信号を該電気的遊技装置に出力する遊技制御手段を備えた制御基板を含む遊技機であって、
前記電気的遊技装置は、前記遊技機の遊技盤に形成された遊技領域に設けられる可変表示装置を含み、
前記電気的検出手段は、前記遊技領域に設けられた始動入賞口への打玉の入賞を検出し、該検出により前記可変表示装置を可変表示させる始動入賞玉検出手段を含み、
前記制御基板は、外部に信号を出力するとともに外部からの信号が入力される機能を有する入出力ポートを備え、該入出力ポートを介して前記可変表示装置に信号を出力するとともに前記始動入賞玉検出手段からの信号が入力され、
前記遊技制御手段は、前記入出力ポートのうち当該遊技機において未使用の入力ポートからの入力信号を処理する未使用入出力部信号処理手段を備え、
前記未使用入出力部信号処理手段は、プログラム処理において前記未使用の入力ポートからの読込データをクリアすることにより前記未使用の入力ポートからの入力信号を無効化する入力信号無効化手段を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、実行されたプログラムのアドレス範囲が予め定められた適正範囲を逸脱している場合に異常と判定する適正範囲逸脱異常判定手段をさらに備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明の請求項1に記載の本発明によれば、制御基板に、外部に対し信号の入出力を行なう入出力ポートが設けられ、その入出力ポートを介して、可変表示装置に対し信号を出力するとともに始動入賞玉検出手段からの信号が入力される。そして、その入出力ポートのうち当該遊技機において未使用の入力ポートから信号が入力されれば、その入力信号が未使用入出力部信号処理手段の働きにより処理される。さらに、未使用入出力部信号処理手段に含まれる入力信号無効化手段の働きにより、プログラム処理において前記未使用の入力ポートからの読込データをクリアすることにより前記未使用の入力ポートからの入力信号が無効化される。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、適正範囲逸脱異常判定手段の働きにより、実行されたプログラムのアドレス範囲が予め定められた適正範囲を逸脱している場合に異常と判定される。
【0008】
【発明の実施例】
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らず、たとえば、コイン遊技機やアレンジボール式パチンコ遊技機やスロットマシン等であってもよく、電気的に作動する電気的遊技装置と電気的検出手段とを有し、前記電気的検出手段の検出出力が入力されるとともに前記電気的遊技装置を制御するための信号を前記電気的遊技装置に出力する遊技制御手段を備えた制御基板を含む遊技機であればすべて対象になる。
【0009】
図1は、本発明にかかる遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。遊技者が図示しない打球操作ハンドルを操作すれば、打球待機樋(図示せず)に貯留されているパチンコ玉が1つずつ遊技盤1の前面に形成されている遊技領域2内に打込まれる。遊技領域2には、複数種類の識別情報を可変表示可能な、回転ドラムを用いた可変表示装置3が設けられているとともに、始動口10が設けられている。これら始動口10内に入賞したパチンコ玉は、それぞれ始動入賞玉検出器(始動口スイッチ)11により検出される。なお、可変表示装置としては回転ドラムを用いたものに限らず、液晶表示装置や、CRT(陰極線表示管)などを用いたものであっても良い。
【0010】
始動口スイッチ11の検出信号に基づき、可変表示装置3の各図柄表示部が可変開始される。可変表示装置3には、回転ドラム4a、4b、4cの図柄によって3行×3列のマトリックス状に配列された9つの図柄表示部が形成され、それぞれドラムランプ7a〜7iにより背後から照明されている。各図柄表示部は、可変表示中は所定の複数個の図柄を順次回転表示する。そして、所定時間の経過に基づいてまず左端の回転ドラム4aが停止し、その後右端の回転ドラム4cが停止し、最後に中央の回転ドラム4bが停止する。なお、停止時の順序をこれに限定されず、たとえば左、中、右の順で停止制御しても良い。回転ドラムは3つに限らず2つ以下または4以上のものであってもよい。さらに、この可変表示装置3の可変表示を、遊技者の停止ボタン(図示せず)の押圧操作によって停止させたり、また、所定時間の経過または遊技者の停止ボタンの押圧操作のうちいずれか早い方が行なわれたことに基づいて停止制御してもよい。
【0011】
停止時の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組み合わせになれば、可変入賞球装置12の開閉板14を開成させて遊技者にとって有利な第1の状態として大当り状態を発生させ所定の遊技価値が付与可能な状態にする。左、右図柄が停止した時点で特定の表示態様の組合わせとなる条件を満たしていれば、これをリーチ状態と呼ぶ。
【0012】
前述のように可変表示装置3によって表示される図柄は、3×3のマトリックス状の配列となる。このマトリックスにより、水平方向の3本のラインと、対角線の2本との合計5本の表示ラインが形成される。本実施例においては、この5つのラインのいずれも組合せ有効列(当りライン)とされており、このライン上に特定の表示態様の組み合わせ(例えば「777」や「FEVER」)が停止表示されれば、前記大当り状態となるように遊技機が制御される。
【0013】
可変表示装置3の可変表示中においてパチンコ玉が始動口10に入賞すればその始動入賞が記憶され、可変表示装置3の可変表示が停止した後にその記憶に基づいて再度可変表示装置3が可変開始される。その始動入賞記憶の上限値はたとえば「4」に定められている。その始動入賞記憶回数は始動記憶表示器8により表示される。なお、可変表示装置3の下部で始動口10の左右には、パチンコ玉を始動口10の上方に誘導するための誘導部材9が設けられている。
【0014】
一方、可変入賞球装置12は、通常時においては開口部13が開閉板14により閉塞されてパチンコ玉が開口部13に入賞できない遊技者にとって不利な第2の状態になっている。しかし、開閉板14が開成することにより、パチンコ玉が開口部13に入賞可能な遊技者にとって有利な第1の状態となる。可変入賞球装置12の第1の状態は、パチンコ玉の所定個数(たとえば10個)の開口部13への入賞または所定時間(たとえば30秒間)の経過のいずれか早い方の条件が成立することにより終了し、可変入賞球装置12が第2の状態に切換わる。開口部13への入賞玉の個数は10カウントスイッチ16およびVスイッチ17によってカウントされる。この可変入賞球装置12に入賞した入賞玉の個数は入賞個数表示器18により表示される。
【0015】
一方、開口部13内の所定の箇所(図示右側)には特定入賞領域が形成されており、可変入賞球装置12に入賞したパチンコ玉がこの特定入賞領域に入賞すれば、Vスイッチ17により検出され、その回における可変入賞球装置12の第1の状態が終了して第2の状態となった後、再度開閉板14が開成されて第1の状態が繰返し継続制御される。この繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定められている。なお、図中15はソレノイドであり、開閉板14を開閉駆動させるためのものである。
【0016】
この可変入賞球装置12の第2の状態としては、打玉が全く入賞できない状態ではなく、打玉が入賞困難な状態であってもよい。
【0017】
可変表示装置3の上部には覆い5が設けられている。また遊技領域2には、さらに、ラッキーナンバー表示LED19と、レール飾りランプ120と、通常入賞口とが設けられている。
【0018】
図2は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図である。
パチンコ遊技機の制御回路139は、各種機器を制御するためのプログラムに従って遊技制御を行なうためのメイン基本回路21と、始動口スイッチ11とVスイッチ17と10カウントスイッチ16とからの検出信号をメイン基本回路21に与えるためのスイッチ回路29と、メイン基本回路21の指令に従ってソレノイド15を駆動し、メイン基本回路21から与えられるデータに従ってレール飾りランプ120を駆動し、大当り情報,打玉の始動入賞に関する始動情報,可変表示装置を可変開始させる有効な打玉の始動入賞に関する有効始動情報をホール用管理コンピュータ等に対して出力するためのランプ・ソレノイド・情報出力回路28と、メイン基本回路21から与えられるデータに従って始動記憶表示LED8とV表示LED35と図柄表示LED6とラッキーナンバー表示LED19とを駆動するための7セグ・LED駆動回路27と、メイン基本回路21から与えられる音データに従ってスピーカ34を駆動し、効果音を発生させるための音回路26とを含む。
【0019】
メイン基本回路21には、ワンチップマイクロコンピュータ172が設けられており、ワンチップマイクロコンピュータ172には、制御中枢としてのCPU174と、RAM(ランダムアクセスメモリ)175と、セキュリティチェック回路176とが設けられている。このセキュリティチェック回路176は、後述の図7に示すセキュリティチェック処理を行なうものであり、ROM,RAM,CPU等が内蔵されている。メイン基本回路21に設けられているROM171には、遊技機の制御を行なうための制御用プログラムが記憶されており、この制御用プログラムに従ってCPU174が動作し、I/Oポート170を介して7セグ・LED回路27等に制御指令信号を出力するとともに、サウンドジェネレータ173を介して音回路26に制御指令信号を出力する。また、このI/Oポート170を介して前述したスイッチ回路29等からの信号がCPU174に入力される。
【0020】
制御回路139は、サブ基本回路22を有しており、メイン基本回路21からの遊技状態(たとえば通常遊技状態,リーチ状態,大当り状態等)に関する信号がこのサブ基本回路22に与えられ、サブ基本回路22では、その入力された信号に従って、ドラムランプ回路30,モータ回路31に制御信号を与える。すると、可変表示装置3を構成している可変表示ユニット138のドラムモータ左136a,ドラムモータ中136b,ドラムモータ右136cが回転駆動されて各回転ドラム4a,4b,4cが回転駆動される。すると、その回転ドラムの回転基準位置を検出するためのドラムセンサ左137a,ドラムセンサ中137b,ドラムセンサ右137cがそれぞれの回転ドラムの回転基準位置を検出し、その検出信号がセンサ回路32を介してサブ基本回路22とメイン基本回路21とに入力される。さらに、ドラムランプ回路30を介してドラムランプ7a〜7iが点灯制御される。
【0021】
制御回路139には、電源投入時にメイン基本回路21をリセットするための初期リセット回路24と、メイン基本回路21,サブ基本回路22に対して定期的(たとえば2msec毎)にリセットパルスを与え、所定の遊技制御用プログラムや可変表示装置制御用プログラムを先頭から繰返し実行させるためのクロック用リセットパルス発生回路23と、メイン基本回路21から与えられるアドレス信号をデコードし、メイン基本回路21内に含まれるROM171,RAM175,I/Oポート170等のいずれか1つを選択するための信号を出力するためのアドレスデコード回路25とが設けられている。
【0022】
また、パチンコ遊技機の制御回路139には、AC24Vの交流電源に接続され、複数種類の直流の電圧を発生させる電源回路33が含まれている。電源回路33には、ドラムランプ用電源33Aも含まれている。
【0023】
制御回路139のメイン基本回路21,サブ基本回路22,クロック用リセットパルス発生回路23,アドレスデコード回路25,初期リセット回路24,電源回路33,ドラムランプ用電源回路33A,音回路26,7セグ・LED回路27,ランプ・ソレノイド・情報出力回路28,スイッチ回路29,ドラムランプ回路30,モータ回路31,センサ回路32により遊技制御手段が構成されており、この遊技制御手段を構成する前記各回路は、ともに制御基板の一例の遊技機制御基板53に設けられている。メイン基本回路21とサブ基本回路22とは、ケーブルではなく遊技機制御基板53上の配線で接続されており、その接続線の長さも、サブ基本回路22をメイン基本回路21の基板とは異なる可変表示装置制御基板上に設けた場合と比較してはるかに短くなる。したがって、メイン基本回路21からサブ基本回路22への表示制御用信号の伝送時に、表示制御用信号にノイズが混入する虞れが少なくなるという利点がある。
【0024】
なお、サブ基本回路22から可変表示装置3への表示制御用信号にノイズが混入することを防止するために、可変表示装置3に、ノイズ防止用バッファを設けてもよい。具体的には、ツェナーダイオードやバリスタなど、所定の電位以上の電圧が印加されたときに導通する素子を用いて、過大なレベルのノイズが入力されたときに、ノイズをたとえば接地電位に流すようにする。
【0025】
メイン基本回路21には、スイッチ回路29を介して次のような信号が与えられる。10カウントスイッチ16は、可変入賞球装置12に入賞した入賞玉の検出信号をスイッチ回路29を介してメイン基本回路21に与える。始動口スイッチ11は、始動口10に入賞したパチンコ玉を検出し、検出信号スイッチ回路29を介してメイン基本回路21に与える。
【0026】
サブ基本回路22は、メイン基本回路21によって制御されて次の表示制御を行なう。まず、通常時には、サブ基本回路22は3つの回転ドラム4a〜4cをすべて停止している。始動入賞が発生し、可変開始されると、すべての回転ドラムが高速で回転する。所定時間の経過後、まず回転ドラム左4aが停止し、次に回転ドラム右4cが停止され、最後に回転ドラム中4bが停止する。
【0027】
停止時の表示結果によって、いずれかの当りライン上に特定の表示態様の組合せ(たとえば777)が揃った場合には大当りとなる。この場合、メイン基本回路21はスピーカ34を駆動してファンファーレ音を発生させる。
【0028】
大当りとなって可変入賞球装置12が開成状態となっている間、サブ基本回路22は停止時の図柄を表示するとともに、大当りの組合せが成立した当りライン上の裏側からドラムランプ7a〜7iを点滅表示させる。
【0029】
V入賞があった場合には、可変入賞球装置12にパチンコ玉が所定個数(たとえば10個)入賞するか、所定時間(たとえば30秒間)が経過するかして、一旦可変入賞球装置12が閉成した後、2秒間のインターバルをおいて再度可変入賞球装置12が開成する。この繰返し継続回数の上限は所定回数(たとえば16回)に制限されている。
【0030】
可変入賞球装置12の繰返し継続回数が16回となり、最終の開成が終了すると、大当り制御が終了する。
【0031】
レール飾りランプ120は、遊技状態に応じて点灯,消灯,点滅を行ない、スピーカ34は、遊技状態に応じて予め定められた効果音を発生する。ソレノイド15は、メイン基本回路21の制御に応じて、可変入賞球装置12の開成および閉成を行なう。始動記憶数表示器8は、可変表示中等において始動入賞があった場合にその個数を記憶して表示する。入賞個数表示器18は、可変入賞球装置12の1回の開成におけるパチンコ玉の入賞個数を表示する。前記可変表示装置3,可変入賞球装置12,各種LED6,18,8,35,19,あるいはレール飾りランプ120により。電気的に作動する電気的遊技装置が構成されている。また、10カウントスイッチ16,Vスイッチ17あるいは始動口スイッチ11により、電気的検出手段が構成されている。
【0032】
なお、可変表示装置は、たとえばボクシングの試合を映像表示し、遊技者側のボクサーが勝てば所定の有価価値を付与するものでもよい。つまり、複数種類の図柄をスクロール表示または切換え表示するものに限らず、かつ、表示結果が導出表示された後においても引続き可変表示され続けるものでもよい。また、エラー発生時には、図柄表示LED6によりエラーの種類別にエラーコード表示がされるとともに、スピーカ34から所定のエラー音が発生される。
【0033】
図3は、遊技機制御基板収容ボックス36の構造を示す分解斜視図である。遊技機制御基板収容ボックス36は、パチンコ遊技機の機構板に設けられており、収容ボックス本体37、透明板50および透明カバー体75を備えている。収容ボックス本体37は、導電性を有するようにするために、たとえばポリプロピレンにカーボンを混ぜた合成樹脂で形成されている。この樹脂の色は黒色である。なお、導電性を有する金属板で構成してもよい。また、透明板50および透明カバー体75は、ポリカーボネイト等で透明に形成されている。
【0034】
収容ボックス本体37の底板38の四隅には、取付ボス41a、41bが設けられている。また、透明板50の四隅には嵌合部51が設けられている。嵌合部51を取付ボス41a、41bに嵌込むことにより、透明板50が収容ボックス本体37に取付けられる。ワンチップマイクロコンピュータ172、ROM171、サブCPU22、入力ポート160、サウンドジェネレータ173等が実装された遊技機制御基板53の四隅には、取付穴55、56が設けられている。取付ボス41bを、取付穴56、嵌合部51を介してボス85に嵌合させることにより、およびビス57を取付穴55、嵌合部51を介して取付ボス41aにねじ込むことにより、遊技機制御基板53と透明板50とを収容ボックス本体37に固定する。透明カバー体75の側部には嵌合突起84が設けられ、これを収容ボックス37の開口縁に嵌合することにより、組付時に透明カバー体75が収容ボックス本体37から本体内に落入するのを防止する。収容ボックス本体37の底板38には、開口部39、40が設けられているので、遊技機制御基板53の裏面の配線パターンは、開口部39、40から透明板50を介して視認することがきる。
【0035】
収容ボックス本体37の側壁43、44には、係合穴45が設けられており、透明カバー体75に設けられた係止片76がその係合穴45に挿入される。そして、収容ボックス本体37に設けられたビス穴46と係止片76に設けられたビス穴77とにビス47をねじ込むことにより、透明カバ−体75を収容ボックス本体37に固定する。
【0036】
なお、透明カバー体75の側面板79が遊技機制御基板53に設けられたコネクタ63、64、65、66A、67Aより内側になるように構成しているので、コネクタ63〜67Aと対応するコネクタの接続取外しは、透明カバー体75を取外さなくてもすることができる。透明カバー体75と収容ボックス本体37とにわたって封印シール83が貼られる。
【0037】
透明カバー体75、収容ボックス本体37には、それぞれ、多数の放熱孔78、49が設けられている。この放熱孔78、49によって遊技機制御基板53上に設けられた電子装置からの熱を外部に逃す。なお、放熱孔78、49は、透明カバー体75、収容ボックス本体37の全体に形成されており、図3ではそれが省略されている。基板収容ボックス取付板89は起立壁91、92を有し、機構板20に固定されている。基板収容ボックス取付板89は、ポリプロピレンにカーボンを混ぜた合成樹脂または導電性を有する金属板等で構成されている。基板収容ボックス取付板89には、1対の取付レール90が設けられている。また、収容ボックス本体37の底板38には1対の摺動部48(1つは図示省略されている)が設けられており、収容ボックス本体37の側壁43を基板収容ボックス取付板89の起立壁91と当接させながら、収容ボックス本体37を右方向へスライドさせると、案内レール90と摺動部48とが噛合うようにされている。
【0038】
遊技機制御基板収容ボックス36を基板収容ボックス取付板89に取付ける場合は、側壁43を起立壁91に当接させながら遊技機制御基板収容ボックス36を右方向へスライドさせる。次に、係止片94の右側に設けられた押圧部93を図示下へ押圧し、さらに、遊技機制御基板収容ボックス36を右方向にスライドさせる。そして、係合片94を係合穴42、52に係合させることにより、遊技機制御基板収容ボックス36を基板収容ボックス取付板89に固定する。
【0039】
また、遊技機制御基板収容ボックス36を取外す場合は、押圧部93を図示下方向へ押圧し、係合片94と係合穴42、52との係合を解除し、遊技制御基板収容ボックス36を左側にスライドさせれば、遊技制御基板収容ボックス36を簡単に取外すことができる。機構板20はパチンコ遊技機の部品であるから、遊技制御基板収容ボックス36は、パチンコ遊技機に対して着脱自在になっている。なお、遊技制御基板収容ボックス36を遊技盤に着脱自在に取付けてもよいし、その他の場所でもよい。基板収容ボックス取付板89には、開口部95、96が設けられている。開口部95、96の役目は、図3および図4の説明箇所で行なう。
【0040】
透明カバー体75の上面には、複数のL字形をした取付部80が設けられている。この取付部80は、補助カバー体(図示せず)を取付けるためのものであり、補助カバー体を取付けた場合には静電気による悪影響を一層受けにくくなる。
【0041】
図4は、図1に示したパチンコ遊技機の遊技盤面の他の例を示すものである。ここでは、図1に示したものとの相違点を主に説明する。この図4に示すパチンコ遊技機は、始動入賞口10a,10b,10cが遊技領域2の3箇所に設けられており、それぞれの始動入賞口10a,10b,10cに入賞した始動入賞玉がそれぞれの始動口スイッチ11a,11b,11cにより検出される。この始動口スイッチ11a,11b,11cは、遊技機制御基板53に接続されており、その検出信号がスイッチ回路29を介してメイン基本回路21に入力される。
【0042】
図5は、遊技機制御基板53に設けられているコネクタ66Aおよび入力ポート160の説明図であり、図4に示したパチンコ遊技機の場合を示す。図5の(a)に示すように、コネクタ66Aには、複数の信号入出力部の一例の接続端子150A〜150Fが設けられている。始動口スイッチ11a,11b,11cが図4に示すように3つあるために、それぞれの始動口スイッチ11a〜11cからの検出信号が入力される接続端子150A,150B,150Cが設けられている(図5(b)参照)。そして、接続端子150Dは、それらの始動口スイッチ11a〜11cに対する共通線用のものであり、この接続端子150Dから12Vの電圧がそれぞれの始動口スイッチ11a〜11cに供給される。さらに、接続端子150Eは、可変入賞球装置12を駆動するためのソレノイド15にソレノイド励磁用制御信号を出力するための端子であり、端子150Fは、LEDやソレノイドに対する共通線用のものであり、この接続端子150Fから30Vの電圧がソレノイド15に供給される。
【0043】
(c)に示すように、入力ポート160は、ドラム右センサ用D7,ドラム中センサ用D6,ドラム左センサ用D5,10カウントスイッチ用D4,特定領域スイッチ(Vスイッチ)用D3,始動口スイッチ用D2,D1,D0の各ポートを有する。
【0044】
図6は、遊技機制御基板53に設けられているコネクタ66Aおよび入出力ポート160の説明図であり、図1に示したパチンコ遊技機の場合を示す。図1に示したパチンコ遊技機の場合には、始動口スイッチ11が1つしかないために、(a)(b)に示すように、始動口スイッチ用の端子としては、12Vの電圧を供給するための共通線用の接続端子150Dと1つの始動口スイッチ11からの検出信号が入力される接続端子150Aとが設けられている。そして、151B,151Cは未使用端子部分である。また、接続端子150Eは可変入賞球装置12を駆動するためのソレノイド15用の出力端子であり、接続端子150Fは、LED,ソレノイド共通線用のものであり、30Vの電圧が出力されてソレノイド15に供給される。
【0045】
(c)に示すように、入力ポート160には、ドラム右センサ用D7,ドラム中センサ用D6,ドラム左センサ用D5,10カウントスイッチ用D4,特定領域スイッチ(Vスイッチ)用D3,始動口スイッチ用D2,未使用D1,D0の各ポートを有する。
【0046】
図6の(a)に示すように、始動口スイッチ用の接続端子に未使用部分151B,151Cが生じた場合には、その未使用部分の接続端子を削除するようにし、その未使用部分の接続端子を介して不正制御用の信号が不当に入力されることが防止できる。また、たとえばソレノイド15やランプ,LED等のための出力ポートの変更により未使用の接続端子が生じた場合には、図6の(a)に示す入力ポート用の接続端子と同様に、未使用端子部分を削除する処理を施して、その未使用端子から不正制御用の信号が不当に入力されることを防止するようにしてもよい。なお、その場合、制御手段による未使用の出力ポートのチェックを行なわないようにしてもよい。
【0047】
図7は、セキュリティのチェック動作を説明するためのフローチャートであり、(a)はセキュリティチェック回路62の動作、(b)はCPU240の動作を示すものである。
【0048】
電源が投入され、システムリセットがなされてステップS(以下単にSという)1により外部ROM171に書込まれているすべてのデータを読出す処理がなされる。S2に進み、読出したデータのうち暗号化された演算式を複合化する処理が行なわれる。この複合化するために必要となる複合化鍵はセキュリティチェック回路176のROMに記憶されている。次にS3に進み、複合化された演算式に基づいて読出したプログラムデータを演算し、セキュリティコードと比較する処理が行なわれる。このセキュリティコードは前述したように外部ROM171のセキュリティコード領域に記憶されているものであり、前記演算式によりプログラムデータを演算した演算結果である。そしてS4により、比較結果両者が一致するか否かの判断を行ない、一致する場合にはS6に進む。
【0049】
S6では、ユーザーテスト用タイマが終了しているか否かの判断が行なわれる。このユーザーテスト用タイマとは、S5によりセットされる約1分間程度の時間であり、ユーザーテスト用タイマがセットされていない場合にはS6によりYESの判断がなされてS8に進む。S8では、アドレス範囲の入力があったか否かの判断が行なわれ、ない場合には、S6に戻る。そして、CPU174によって実行されたプログラムのアドレス範囲がセキュリティチェック回路176に入力されれば(S15参照)、S8によりYESの判断がなされてS9に進む。S9では、入力されたアドレス範囲と外部ROMの実行範囲記憶領域に記憶されている実行範囲と比較し、S10により実行範囲外であるか否かの判断が行なわれる。実行範囲内であればS6に戻るが、実行範囲外の場合にはS11に進み、システムリセットがかけられる。そしてその後再びS1に戻る。
【0050】
一方、S3による比較結果両者が一致していない場合にはS5に進み、ユーザーテスト用タイマがセットされる。このユーザーテスト用タイマは、CPU174を一定時間(たとえば1分間)に限り能動化する処理すなわち前述したユーザーテストモードに制御を移行させるためのものである。S5によりユーザーテスト用タイマがセットされた後においては、S6によりNOの判断がなされてS7の判断を行ない、マイナス1してユーザーテスト用タイマが終了するまでS6,S7のループを巡回する。そして、マイナス1してユーザーテスト用タイマが終了する段階に達した場合にはS11に進み、システムリセットがかけられた後S1に戻る。
【0051】
CPU174の方では、S12ないしS16の処理をたとえば2msec毎に1回実行する。そして、まずS12により、スタックセット処理がなされ、S13によりRAMエラーがあったか否かの判断が行なわれる。この判断は、図2のRAM175の所定アドレスの内容を読出し、その値が所定の値と等しいか否かを調べることにより行なわれる。プログラムの暴走時や電源投入直後には、RAM175の格納データが不定であるため、この判断の答えはNOとなって制御はS16に進む。S16においては、RAM175の所定アドレスに初期データが書込まれる。そしてその後リセット待ち(ユーザリセット待ち)の状態となり、CPU174にリセット信号が入力されたことにより再びS12から処理を繰返す。このメインルーチンの次回の実行に際しては、S16により初期データが書込まれているために、S13によりYESの判断がなされ、S14に進む。S14ではサブルーチン処理が行なわれ、外部ROMに記憶されている制御用のプログラムに従ってパチンコ遊技機を制御する処理がなされる。次にS15に進み、実行されたプログラムのアドレス範囲をセキュリティチェック回路176に出力する処理が行なわれてリセット待ちとなる。
【0052】
前記S11によるシステムリセットがかけられた場合には、CPU174のみをリセットする定期リセットとは異なり、実装されたワンチップマイクロコンピュータ172全体をリセットするものであり、マイクロコンピュータが初期化されることになる。その結果、たとえば可変入賞球装置12が開成した大当たり制御の最中にシステムリセットされればその大当たり制御が途中で打切られて通常の遊技状態になってしまい、始動入賞記憶がある場合にもその始動入賞記憶がクリアされて始動入賞記憶が「0」となってしまい、通常の遊技状態を続行できなくなる。この遊技制御の初期化は、実行されるプログラムのアドレス範囲が実行範囲記憶領域に記憶されている所定の範囲から逸脱する度に行なわれ、また、S3による比較結果両者が一致していない場合には、遊技テスト用タイマ(1分間)が経過する度に行なわれることになる。その結果、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機は、正常な遊技を続行することができなくなる。このことにより、外部ROM171を不正に改造したプログラムを記憶しているものに差替えた場合には、システムリセットがかかり、通常の遊技を続行することができなくなる。
【0053】
図8は、メイン基本回路21のCPU174におけるスイッチ入力チェック動作を説明するためのフローチャートである。まず、図8の(a)に示すように、S17により、入力ポートからデータの読込を行なう処理をし、次にS18に進み、未使用ポート(図6(c)におけるD1,D0)に相当する未使用ビットを0にクリアする処理を行ない、未使用接続端子から仮にデータが入力されたとしてもそのデータを無効化する処理が行なわれる。次にS19に進み、始動口スイッチチェック処理を行ない、S20に進み、10カウントスイッチチェック処理を行ない、S21に進み、特定領域スイッチチェック処理を行なう。これらのスイッチチェック処理S19〜S21は、それぞれのスイッチからの検出信号があったか否かを判別するための処理である。
【0054】
図8の(b)は、(a)とは別のスイッチ入力チェック処理を示すフローチャートである。まずS22により、入力ポートからデータの読込を行ない、S23により、未使用ビットのチェックを行なう。この未使用ビットのチェックは、図6の(c)に示す未使用ポートD1,D0から信号が入力されたか否かのチェックであり、信号が入力されてポートがON(ビットが1)だった場合にはS24により異常ありの判断がなされてS28に進み、入力ポート異常フラグがセットされる。この入力ポート異常フラグは、遊技機を予め定められた特定状態にするためのものであり、このフラグがセットされたことにより、たとえば、RAM175をクリアする,図7のS11に示したシステムリセットを行なう,遊技機を異常が発生した時点での遊技状態でストップさせて遊技の進行が行なわれないようにする,システムの停止,制御基板への電力供給の停止,打球モータを停止させて遊技を不能動化する,図7に示した遊技制御用プログラムのセキュリティチェックを行なう等が考えられる。
【0055】
一方、S24より異常なしと判定されればS25に進み、始動口スイッチチェックを行ない、S26により10カウントスイッチチェックを行ない、S27により特定領域スイッチチェックを行なう。
【0056】
また、未使用ビット(S18,S23)を使用可能にするべく外部ROM171に記憶されているプログラムを不正改造しようとすると、図7に示したようにセキュリティーエラーとなり、不正改造が防止できる。
なお、本願発明は、次のような具体的な構成を有している。
電気的に作動する電気的遊技装置(スピーカ34、図柄表示LED6など:図2参照)と電気的検出手段(10カウントスイッチ16、Vスイッチ17、始動口スイッチ11:図2参照)とを有し、前記電気的検出手段の検出信号が入力されるとともに前記電気的遊技装置を制御するための信号を該電気的遊技装置に出力する遊技制御手段(メイン基本回路21:図2参照)を備えた制御基板(遊技機制御基板53:図2参照)を含む遊技機(パチンコ遊技機)であって、
前記電気的遊技装置は、前記遊技機の遊技盤に形成された遊技領域に設けられる可変表示装置を含み、前記電気的検出手段は、前記遊技領域に設けられた始動入賞口への打玉の入賞を検出し、該検出により前記可変表示装置を可変表示させる始動入賞玉検出手段を含み、前記制御基板は、外部に信号を出力するとともに外部からの信号が入力される機能を有する入出力ポート(I/Oポート170:図2参照)を備え、該入出力ポートを介して前記可変表示装置に信号を出力するとともに前記始動入賞玉検出手段からの信号が入力され、前記遊技制御手段は、前記入出力ポートのうち当該遊技機において未使用の入力ポートからの入力信号を処理する未使用入出力部信号処理手段(図8のS18,S23,S24,S28)を備え、前記未使用入出力部信号処理手段は、プログラム処理において前記未使用の入力ポートからの読込データをクリアすることにより前記未使用の入力ポートからの入力信号を無効化する入力信号無効化手段を含んでいる(図8(a)のS18)。
さらに、実行されたプログラムのアドレス範囲が予め定められた適正範囲を逸脱している場合に異常と判定する適正範囲逸脱異常判定手段(CPU176)をさらに備えている(図7(a),(b)のS15,S9,S10,S11)。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、入出力ポートのうち当該遊技機において未使用の入力ポートからの入力信号を処理する未使用入出力部信号処理手段が、プログラム処理において前記未使用の入力ポートからの読込データをクリアすることにより未使用の入力ポートからの入力信号を無効化する入力信号無効化手段を含んでいるため、未使用入力ポートからたとえ不正な信号が入力されたとしてもその信号を無効にして不正な制御が行なわれることを極力防止することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、実行されたプログラムのアドレス範囲が予め定められた適正範囲を逸脱している場合に異常と判定する適正範囲逸脱異常判定手段をさらに備えているため、異常判定手段の働きにより、実行されたプログラムのアドレス範囲が予め定められた適正範囲を逸脱している場合に異常と判定され、不正プログラムへの対処が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図である。
【図3】遊技機制御基板および遊技機制御基板収容ボックスの分解斜視図である。
【図4】他の例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。
【図5】図4に示したパチンコ遊技機の場合のコネクタおよび入力ポートの説明図である。
【図6】図1に示したパチンコ遊技機の場合のコネクタおよび入力ポートの説明図である。
【図7】メイン基本回路におけるセキュリティチェック動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】メイン基本回路におけるスイッチ入力チェック処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
53は遊技機制御基板、66Aはコネクタ、11,11a,11b,11cは始動入賞玉検出スイッチ(始動口スイッチ)、3は可変表示装置、12は可変入賞球装置、6は図柄表示LED、18は個数表示LED、8は記憶表示LED、35はV表示LED、19はラッキーナンバー表示LED、15はソレノイド、120はランプ、16は10カウントスイッチ、17はVスイッチ、136A〜136Cはドラムモータ、137A〜137Cはドラムセンサ、150A〜150Fは接続端子、21はメイン基本回路、170はI/Oポートである。
Claims (2)
- 電気的に作動する電気的遊技装置と電気的検出手段とを有し、前記電気的検出手段の検出信号が入力されるとともに前記電気的遊技装置を制御するための信号を該電気的遊技装置に出力する遊技制御手段を備えた制御基板を含む遊技機であって、
前記電気的遊技装置は、前記遊技機の遊技盤に形成された遊技領域に設けられる可変表示装置を含み、
前記電気的検出手段は、前記遊技領域に設けられた始動入賞口への打玉の入賞を検出し、該検出により前記可変表示装置を可変表示させる始動入賞玉検出手段を含み、
前記制御基板は、外部に信号を出力するとともに外部からの信号が入力される機能を有する入出力ポートを備え、該入出力ポートを介して前記可変表示装置に信号を出力するとともに前記始動入賞玉検出手段からの信号が入力され、
前記遊技制御手段は、前記入出力ポートのうち当該遊技機において未使用の入力ポートからの入力信号を処理する未使用入出力部信号処理手段を備え、
前記未使用入出力部信号処理手段は、プログラム処理において前記未使用の入力ポートからの読込データをクリアすることにより前記未使用の入力ポートからの入力信号を無効化する入力信号無効化手段を含むことを特徴とする、遊技機。 - 実行されたプログラムのアドレス範囲が予め定められた適正範囲を逸脱している場合に異常と判定する適正範囲逸脱異常判定手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
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