JP2002306787A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002306787A
JP2002306787A JP2001115752A JP2001115752A JP2002306787A JP 2002306787 A JP2002306787 A JP 2002306787A JP 2001115752 A JP2001115752 A JP 2001115752A JP 2001115752 A JP2001115752 A JP 2001115752A JP 2002306787 A JP2002306787 A JP 2002306787A
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game control
output terminal
game
gaming machine
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Sadao Ioki
定男 井置
Hideo Taguchi
英雄 田口
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技関連の入出力用端子と検査用出力端子と
を判別し易くすることで配線接続作業を容易としながら
も、基板ボックス外部からの遊技制御基板に対する不正
を防止できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技制御プログラムを格納したワンチッ
プマイクロコンピュータを基板ボックス内の遊技制御基
板に実装した遊技制御装置を備える遊技機である。遊技
制御基板には基板ボックスを閉じた状態で外部に露出す
る配線接続領域が設定されており、この配線接続領域に
は遊技関連の入出力用端子が設けられている。一方で配
線接続領域と離間した位置には、検査用出力端子が設け
られている。基板ボックスには検査用出力端子の接続部
を外部に臨ませる開口部が設けられ、開口部の周囲に
は、基板ボックスの内側面より延出して遊技制御基板に
当接する起立壁が立設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技制御プログラ
ムを格納したワンチップマイクロコンピュータを基板ボ
ックス内の遊技制御基板に実装した遊技制御装置を備え
る遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機などの遊技機に
は、遊技の進行に関する制御を行う遊技制御装置が備え
られており、この遊技制御装置は、遊技制御プログラム
を格納したワンチップマイクロコンピュータを実装する
遊技制御基板と、この遊技制御基板を収納する基板ボッ
クスとによって概略構成されている。そして、遊技制御
基板には、遊技関連の入出力用端子を備える配線接続領
域が、基板ボックスを閉じた状態のときに基板ボックス
外部に露出するように設けられている。上記遊技機にお
いては、正規のワンチップマイクロコンピュータが不正
なワンチップマイクロコンピュータ(例えば、不当に賞
球を獲得し易いように遊技制御プログラムを改竄したも
の)に交換されるといった不正が稀に行われていた。こ
のような不正が行われた場合、遊技制御装置の外部から
発見することは極めて困難であり、遊技制御装置の基板
ボックスが封印されている昨今の遊技機においては一層
困難であった。
【0003】そこで、そのような不正に対処すべく、例
えば、ワンチップマイクロコンピュータに固有の識別情
報(例えばID番号等)を格納し、該固有の識別情報を
読み出し可能な検査用出力端子を配線接続領域に設ける
構成とした遊技機が開発されている。このような構成の
遊技機によれば、基板ボックスを開放しなくとも、検査
用出力端子より固有の識別情報を読み出して照合するこ
とにより、ワンチップマイクロコンピュータが正規なも
のであるか否かを簡単に検査することができ、上記不正
を容易かつ速やかに発見することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成とすると、遊技関連の入出力用端子と検査用出力端
子とが何れも配線接続領域に存在するために、作業者が
この両者を間違えて配線接続作業を行う可能性があっ
た。
【0005】このような配線接続の間違えを防止するた
めに、例えば、遊技制御基板上の配線接続領域以外の領
域、つまり基板ボックス内に配置される領域に検査用出
力端子を設け、該検査用出力端子の接続部を外部に臨ま
せるための開口部を基板ボックスに設ける構成として、
遊技関連の入出力用端子と検査用出力端子とを互いに離
して配置することも考えられるが、その場合には、上記
開口部からピアノ線等を挿入して遊技制御基板を操作す
るなどといった不正が行われる虞があった。
【0006】本発明は、上記実状に鑑みなされたもので
あり、遊技関連の入出力用端子と検査用出力端子とを判
別し易くすることで配線接続作業を容易としながらも、
基板ボックス外部からの遊技制御基板に対する不正を防
止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、遊技制御プログラムを格納
したワンチップマイクロコンピュータを基板ボックス内
の遊技制御基板に実装した遊技制御装置を備える遊技機
において、前記ワンチップマイクロコンピュータには、
固有の識別情報が書換不能に格納され、前記遊技制御基
板には、前記基板ボックスを閉じた状態で外部に露出す
る配線接続領域が設定されて、該配線接続領域に、遊技
関連の入出力用端子が設けられる一方で、該配線接続領
域と離間した位置に、前記固有の識別情報を読み出し可
能な検査用出力端子が設けられ、前記基板ボックスに
は、前記検査用出力端子と対応する位置に、前記検査用
出力端子の接続部を外部に臨ませる開口部が設けられ、
前記開口部の周囲には、前記基板ボックスの内側面より
延出して前記遊技制御基板に当接する起立壁が立設され
ていることを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、遊技関
連の入出力用端子が遊技制御基板の配線接続領域に設け
られる一方、検査用出力端子が配線接続領域と離間した
位置に設けられているので、遊技関連の入出力用端子と
検査用出力端子とを容易に判別できる。従って、それら
端子間で配線接続の間違いが生じることを防止でき、配
線接続作業を容易に行うことができる。しかも、開口部
の周囲に、基板ボックスの内側面より延出して遊技制御
基板に当接する起立壁が立設されることにより、基板ボ
ックス外部からの不正侵入物の侵入が阻止されるように
なっているので、例えば、基板ボックスの開口部と検査
用出力端子との間からピアノ線等を挿入して不正しよう
としても、起立壁に阻まれてそれより先にピアノ線等を
挿入することができない。従って、基板ボックスの外部
から遊技制御基板を操作するなどの不正が行われること
を防止できる。また、基板ボックスの内側面に、遊技制
御基板に当接する起立壁を立設するようにしたので、基
板ボックスの強度を向上させることもできる。
【0009】ここで、遊技機としては、例えば、パチン
コ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾
球遊技機や、パチスロ遊技機或いはスロットマシンなど
が挙げられる。固有の識別情報としては、例えば、各ワ
ンチップマイクロコンピュータに個別に設定されたID
番号や、ワンチップマイクロコンピュータ内の遊技制御
プログラム等を暗号化したデータなどが挙げられるが、
これら以外にも、正規のワンチップマイクロコンピュー
タであることを認証できるものであれば如何なる情報で
あってもよい。「開口部の周囲」には、開口部の周縁よ
り少し離れて開口部を囲う位置と、開口部の周縁に沿っ
た位置の両方が含まれるものとする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記遊技制御基板の一端側に前記配線接
続領域が設けられる一方、他端側に前記検査用出力端子
が設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、配線接続領
域が遊技制御基板の一端側に設けられる一方、検査用出
力端子が遊技制御基板の他端側に設けられているので、
遊技関連の入出力用端子と検査用出力端子とを一層容易
に判別することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の遊技機において、前記検査用出力端子の接続部
は、前記開口部を介して当該遊技機の後方を臨む状態で
配置されていることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、検査用出力
端子の接続部が、開口部を介して遊技機の後方を臨む状
態で配置されているので、遊技機の裏面側から検査用出
力端子の接続部に配線を接続するのが容易となる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の遊技機において、前記基板ボックスには、
前記検査用出力端子の接続部を覆うカバー部材が着脱自
在に取り付けられていることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、検査用出力
端子の接続部を覆うカバー部材が、基板ボックスに着脱
自在に取り付けられているので、検査用出力端子を使用
しないときに、検査用出力端子の接続部を埃や落下球等
から保護することができる。また、検査のときには、カ
バー部材を取り外すことによって、検査装置から延びる
配線を検査用出力端子の接続部に簡単に接続することが
できる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の遊
技機において、前記基板ボックスには、前記開口部を底
面に備える凹室部が設けられ、前記凹室部の内側面に
は、前記カバー部材の着脱時に前記カバー部材を案内す
るガイド部が設けられ、該ガイド部に沿ってスライド式
に前記カバー部材が取付可能となっていることを特徴と
している。
【0017】請求項5記載の発明によれば、カバー部材
がガイド部に沿ってスライド式に取付可能となっている
ので、カバー部材の着脱が容易となる。また、カバー部
材の取付構造が簡素なものとなって、コストの低減が可
能となる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5記載の遊
技機において、前記基板ボックスは、前記底面と略平行
な第1外壁面と、該第1外壁面と略垂直な第2外壁面と
を有し、前記凹室部は、前記第1外壁面と前記第2外壁
面とが出会う角部に設けられて、前記第1外壁面側と前
記第2外壁面側がそれぞれ開口する構成とし、前記凹室
部の互いに対向する内側面の各々には、前記検査用出力
端子の接続部に接続されるコネクタを案内するコネクタ
案内部が設けられ、該コネクタ案内部により案内される
コネクタと、前記互いに対向する内側面間に架設される
内側面との間には、前記コネクタを狭持した状態で指を
挿入可能な空隙が形成されるようになっていることを特
徴としている。
【0019】請求項6記載の発明によれば、凹室部の互
いに対向する内側面の各々には、検査用出力端子の接続
部に接続されるコネクタを案内するコネクタ案内部が設
けられ、該コネクタ案内部により案内されるコネクタ
と、前記互いに対向する内側面間に架設される内側面と
の間には、前記コネクタを狭持した状態で指を挿入可能
な空隙が形成されるようになっているので、コネクタの
着脱が容易になる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項5又は6に
記載の遊技機において前記基板ボックスは、前記遊技制
御基板を取付可能なベース部材と、該ベース部材に回動
可能に軸支された蓋部材とを備え、該蓋部材が軸支され
る側に、前記凹室部が設けられていることを特徴として
いる。
【0021】請求項7記載の発明によれば、蓋部材が軸
支される側に、凹室部が設けられているので、てこの原
理でいうところの、支点(軸支される側)と力点(開口
部)との間隔を小さくできる。従って、基板ボックスの
開口部と検査用出力端子との間からドライバ等が挿入さ
れて基板ボックスが不正に開放されることを困難にする
ことができる。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項5〜7の何
れかに記載の発明において、前記カバー部材は、前記基
板ボックスの外壁面と面一となる状態で、前記基板ボッ
クスに取り付けられていることを特徴としている。
【0023】請求項8記載の発明によれば、基板ボック
スの外壁面と面一となる状態でカバー部材が基板ボック
スに取り付けられているので、カバー部材が他の部材
(例えば、配線等)に引っかかって脱落したり破損した
りすることを防止できる。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項4〜8の何
れかに記載の遊技機において、前記基板ボックスは、透
明又は半透明な部材によって形成される一方、前記カバ
ー部材は、不透明な部材によって形成されていることを
特徴としている。
【0025】請求項9記載の発明によれば、基板ボック
スが透明又は半透明な部材によって形成される一方、カ
バー部材が不透明な部材によって形成されているので、
カバー部材が目立つようになって、検査用出力端子の位
置が分かり易くなる。また、基板ボックスが透明又は半
透明な部材によって形成されているので、基板ボックス
の内部を外部から視認し易くなる。従って、遊技制御基
板に異常等があった場合(例えば、不正な電子部品の取
り付けがあった場合など)に、基板ボックスを開放しな
くても、その異常を容易に発見でき、異常に対して速や
かに対処できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図13の図面を参照しながら説明する。
【0027】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明に係
る遊技機の一形態として例示するパチンコ遊技機を示す
正面図である。
【0028】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域1a(後述)内に遊技球を発射して
遊技を行うもので、その前面枠111の前側上半部に
は、透明なガラス板101が樹脂製の前面カバー部材1
02に保持された状態で開閉自在に取り付けられてい
る。前面カバー部材102の上部には、遊技状態を報知
するランプ106a、106bやスピーカ(図示省略)
などが配設されている。ガラス板101の奥側には遊技
領域1aを構成する遊技盤1が設置されている。
【0029】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄
(特図)表示装置4、普通図柄(普図)表示装置7、特
図始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、特図変動表示遊
技の結果如何によって大入賞口を閉じた状態から開放状
態に変換するサイクル遊技を行う特別変動入賞装置5、
一般入賞口8,…、サイドランプ12,12、風車と呼
ばれる打球方向変換部材14,…、普図始動ゲート6,
6に遊技球が入賞して普図変動表示遊技が未処理となっ
ている未処理回数を表示する普図記憶表示装置6a、多
数の障害釘(図示省略)などが配設されている。遊技領
域1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのア
ウト穴13が設けられている。
【0030】また、前面枠111の前側下半部には、開
閉パネル103が左端を軸心として片開き形式に開閉自
在に取り付けられ、この開閉パネル103の前側には、
球排出装置70(後述)より排出された遊技球(賞球、
貸球)を貯留すると共にその貯留している遊技球を順次
発射装置109(図2)へと供給する上皿105が設置
されている。この上皿105の前側上部には、遊技球の
貸出操作等を行うための貸球操作部108が設けられて
いる。貸球操作部108には、貸球スイッチ108b、
カード返却スイッチ108c、カードユニット500の
カード挿入口501に挿入されたカード(プリペイドカ
ードなど)に関する情報を表示する貸球用表示部108
a、上皿105の遊技球を抜き取って下皿107(後
述)に流下させるための球抜き操作レバー108d等が
配設されている。
【0031】この開閉パネル103の下方位置には、上
皿105に収容しきれない遊技球を収容する下皿107
や、遊技領域1aに向けて遊技球の発射操作を行うため
の操作ハンドル104などが設置されている。
【0032】図2は、パチンコ遊技機の裏面図である。
【0033】パチンコ遊技機100の本体枠110に
は、前面枠111が開閉可能な状態で設置され、この前
面枠111の裏面側には、遊技盤1を収納する遊技盤収
納フレーム130が取り付けられている。この遊技盤収
納フレーム130の背部には、中央に開口部120Aを
有する裏機構盤120が取り付けられている。
【0034】裏機構盤120の裏側には、予備球を貯留
するための貯留タンク71、該貯留タンク71からの予
備球を整列させながら流下案内する導出樋72、該導出
樋72により流下案内される遊技球の球抜きや球排出装
置70への流下案内を行う球抜きユニット73、該球抜
きユニット73を介して流下案内された遊技球を所定条
件の成立に基づき所要数排出する球排出装置70、該球
排出装置70より排出された遊技球を上皿105又は下
皿107へと流下案内する案内樋74等が配設される
他、遊技の進行に関する制御を行う遊技制御装置20、
該遊技制御装置20からの指令に基づいて遊技球の排出
制御等を行う排出制御装置61、各種制御装置等に電源
を供給する電源装置65、電源コード80aを有し電源
用の中継基板として機能するターミナル基板80、外部
出力端子を有する枠用外部出力端子板81、カードユニ
ット用中継基板82等が配設されている。
【0035】また、遊技盤1の裏面側には、遊技制御装
置20の制御下で特別図柄表示装置4の表示制御を行う
表示制御装置62が配設され、この表示制御装置62の
背部には、遊技制御装置20の制御下で前面カバー部材
102のランプ106a、106bを含む各種ランプ・
LEDの点灯・点滅状態を制御する装飾制御装置63、
遊技制御装置20の制御下でスピーカ等の出力を制御す
る音制御装置64が配設されている。これら表示制御装
置62、装飾制御装置63、音制御装置64は、裏機構
盤120の中央開口部120Aを介して後方に臨む状態
で設置されている。また、前面枠111の裏面下端側に
は、遊技機前面の操作ハンドル104の操作に基づき遊
技球を遊技領域1aに発射させる発射装置109、該発
射装置109の制御を行う発射制御装置66などが配設
されている。
【0036】次に、遊技制御装置20について詳細に説
明する。
【0037】遊技制御装置20は、図3、図4及び図7
に示すように、遊技制御基板50と、該遊技制御基板5
0を収納する基板ボックス21とによって構成されてい
る。
【0038】遊技制御基板50には、図7に示すよう
に、ワンチップマイクロコンピュータ53を含む各種電
子部品が実装されている。ワンチップマイクロコンピュ
ータ53は、内部にCPU(Central Processing Uni
t)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Rea
d Only Memory)を備えている。このワンチップマイク
ロコンピュータ53のROMには、遊技制御プログラム
や制御データ等に加えて、当該ワンチップマイクロコン
ピュータ53のID番号(個々のワンチップマイクロコ
ンピュータを識別するための番号)が固有の識別情報と
して書換不能に格納されている。また、遊技制御基板5
0の一端側には、遊技関連の入出力用端子55,…が設
けられる一方、他端側には、前記固有の識別情報を読み
出し可能な検査用出力端子54が設けられている。つま
り、遊技関連の入出力用端子55,…と検査用出力端子
54とが遊技制御基板50の両端側に離れて配置されて
いる。このため、遊技関連の入出力用端子55,…と検
査用出力端子54とを容易に判別でき、それら端子間で
配線接続の間違いが生じることを防止できる。この実施
の形態では、図2及び図3に示すように、遊技制御装置
20を裏機構盤120に取り付けたときに、遊技制御基
板50が電子部品の実装面側を後ろに向けた状態で起立
姿勢となって、その実装面の上端側に遊技関連の入出力
用端子55,…が、下端側に検査用出力端子54がそれ
ぞれ配置されるようになっている。検査用出力端子54
には、図10に示すように、ピン状の接点が複数設けら
れ、例えば、ピン番号1a・1b、2a・2b、3a・
3bの接点にはクロック選択信号D2、D1、D0(ワ
ンチップマイクロコンピュータ53のCPUクロックに
対応する信号出力)が割り付けられ、ピン番号4a・4
bの接点には照合データ信号(前記固有の識別情報に対
応する信号出力)が割り付けられ、ピン番号5a・5b
の接点には検査装置用のGNDが割り付けられ、ピン番
号6a・6bの接点には検査装置用の電源が割り付けら
れている。
【0039】この遊技制御基板50は、普通変動入賞装
置9の特図始動センサ(図示省略)からの検出信号が入
力された場合に、その検出信号の入力に基づいて、所定
周期で更新される乱数値を抽出する。そして、その抽出
した乱数値から大当たりの発生を判定し、その判定結果
に基づき、表示制御装置62に表示制御指令を送出し
て、特別図柄表示装置4に図柄の変動表示を行わせる。
ここで、乱数値が大当たりと判定される場合には、特別
図柄表示装置4による変動表示を所定の停止態様(例え
ば、「7,7,7」などのゾロ目)で停止させ、特別変
動入賞装置5などの関係装置に制御信号を送って、予め
定められた条件の下で周期的な開放動作を行わせる。例
えば、特別変動入賞装置5の開閉扉が所定時間開くこと
を1サイクル(その間に所定個数の球が入賞したときに
はその時点までを1サイクル)とし、各サイクル遊技中
その内部の所定箇所に球が入賞することを条件に所定の
最大継続回数までそのサイクルが継続される遊技(サイ
クル遊技)を行わせる。そして、このサイクル遊技の結
果、入賞検出センサ(図示省略)から入賞の検出信号が
入力された場合には、その検出信号の入力に基づいて、
排出制御装置61に賞球排出指令を送って、球排出装置
70より所要数の賞球を排出させる制御を行う。
【0040】基板ボックス21は、図4及び図7に示す
ように、ヒンジ部22,…によって互いに回動自在に連
結されたベース部材30と蓋部材40とからなる開閉式
の基板収納ケースであって、ナイラッチと呼ばれる保持
部材78により着脱自在な状態で裏機構盤120の裏側
に取り付けられている。この基板ボックス21を裏機構
盤120に取り付けた状態では、ベース部材30が前側
で蓋部材40が後側となり、また、ヒンジ部22,…が
下側に配置されて、蓋部材40が後側に倒れる方向に回
動して開放可能となっている。
【0041】ベース部材30は、透明な合成樹脂によっ
て形成された箱状部材であって、遊技制御基板50とほ
ぼ同じ大きさに形成された矩形状の底面部34と、該底
面部34の周縁から後方に向けて起立する側壁35とに
よって概略構成されている。このベース部材30の左右
両側壁35には、図7及び図8に示すように、外側方に
延出する板状の延出部36,36がそれぞれ設けられ、
各延出部36,36には、蓋部材40の各かしめ部4
9,…(後述)と係合可能な凹部37,…がそれぞれ複
数ずつ(この実施の形態では4つずつ)設けられ、各凹
部37,…の底部には、ワンウェイネジ75(後述)を
通すためのネジ孔38が形成されている。また、ベース
部材30の下端部には、図3及び図7に示すように、ヒ
ンジ部22,…を構成する複数の軸部22b,…が設け
られ、ベース部材30の一側には、基板ボックス21を
閉止した状態で蓋部材40を回動不能に係止するための
係止片32が設けられている。さらに、ベース部材30
の底面部34には、遊技制御基板50を止着するための
取付ボス(図示省略)が立設される一方、側壁35に
は、図6に示すように、その縁部に沿って、遊技制御基
板50を嵌入して位置決めするための段差部39が設け
られている。例えば、このベース部材30に遊技制御基
板50を取り付ける場合には、図6及び図7に示すよう
に、電子部品の実装面側を上にして遊技制御基板50を
ベース部材30の段差部39にはめ込み、この状態で、
遊技制御基板50の通し穴51,…から取付ボスの取付
穴に向けてビス76,…を通すことによって、遊技制御
基板50をベース部材30に取り付けることができる。
【0042】蓋部材40は、ベース部材30と同様に透
明な合成樹脂によって形成されている。この蓋部材40
は、図4に示すように、遊技制御基板50の上端部以外
のほぼ全域を覆う箱状の蓋部本体41と、該蓋部本体4
1の上端縁部より上方に延出し遊技制御基板50の上端
部を覆う補助蓋部42とを備えて構成されている。
【0043】補助蓋部42には、複数の開口部43,…
が設けられている。遊技制御基板50には、それら開口
部43,…を介して外部に露出する配線接続領域が設定
されて、該配線接続領域に、前述した遊技関連の入出力
用端子55,…が設けられている。
【0044】蓋部本体41の下端部には、図3及び図7
に示すように、ベース部材30の各軸部22bと共にヒ
ンジ部22,…を構成する複数の軸受部22a,…が設
けられ、蓋部本体41の一側部には、蓋部材40を閉じ
たときにベース部材30の係止片32と係合し該係合状
態にて蓋部材40の回動を規制する被係止突部44が設
けられている。
【0045】また、蓋部本体41の左右両側部には、ベ
ース部材30の延出部36,36と対応する位置に、そ
れぞれ複数のかしめ部49,…が等間隔に並んで設けら
れている。各かしめ部49,…は、図3、図4及び図7
に示すように、後方が開口した略円筒状の筒部49a,
…と、該筒部49a,…を蓋部本体41の側壁に連結す
る連結部49b,…とを備えている。筒部49aの底面
には、ベース部材30の延出部36,36の凹部37と
係合可能な凸部49cが突設されると共に、該凸部49
cの中心を通って筒部49aの底面を貫通するネジ通し
穴49dが形成されている。例えば、この基板ボックス
21を開放不能に封止する場合には、先ず、蓋部材40
を閉止することによって各筒部49aの凸部49cを延
出部36,36の各凹部37に嵌入させた後、蓋部材4
0の右側部と左側部の筒部49aのうちの1つずつのネ
ジ通し穴49dから、延出部36,36の対応するネジ
孔38に向けてワンウェイネジ75を通すことによっ
て、基板ボックス21を開放不能に封止することができ
る。この状態では、ワンウェイネジ75がねじ込まれた
かしめ部49の連結部49bを切断するなどしない限
り、基板ボックス21を開放することができず、よっ
て、遊技制御基板50に不正な改造等を加えることはで
きない。また、例えば、基板ボックス21を開放する場
合には、ワンウェイネジ75がねじ込まれたかしめ部4
9の連結部49bを基板ボックス21から切り離すこと
によって、基板ボックス21を開閉可能な状態とするこ
とができる。従って、蓋部材40から切り離されたかし
め部49の数量を数えれば、基板ボックス21を何回開
けたかが直ぐに分かる。
【0046】さらに、蓋部本体41の外壁面には、図3
〜図7に示すように、検査用出力端子54と対応する位
置に、後述のカバー部材90を取付可能な凹室部45が
設けられている。この実施の形態では、この凹室部45
が、蓋部本体41の後側の外壁面(第1外壁面)41a
と下側の外壁面(第2外壁面)41bとが出会う角部、
即ち、蓋部材40の回動軸側に設けられて、後側と下側
がそれぞれ開口する構成となっている。この凹室部45
の底面46には、蓋部材40を閉じた状態において、検
査用出力端子54の接続部54aを基板ボックス21の
外部に臨ませる開口部47が形成されている。つまり、
検査用出力端子54が開口部47を介して遊技機の後方
を臨む状態で配置されている。このため、上記のように
基板ボックス21を封止した後であっても、検査装置2
00のコネクタ205(後述)を検査用出力端子54の
接続部54aに簡単に接続することができる。また、こ
の実施の形態では、図5に示すように、凹室部45の大
きさが、コネクタ205を指で縦(図5(a))又は横
(図5(b))に狭持した状態で挿入し得る大きさに予
め設定されている。このため、検査装置200から延び
る配線の接続・分離作業を容易に行うことができる。ま
た、この実施の形態では、凹室部45の深さが、検査用
出力端子54とコネクタ205とを接続したときに、コ
ネクタ205が蓋部材40の外側面から突出しない深さ
に予め設定されている。このため、検査途中で、コネク
タ205が他の部材等に引っかかって遊技制御装置20
と検査装置200との接続が解除されることを防止でき
る。加えて、この実施の形態では、凹室部45の底面4
6と検査用出力端子54の接続部54aの先端とが面一
となるように、底面46と遊技制御基板50との間隔
(又は凹室部45の深さ)が予め設定されている。この
ため、基板ボックス21の開口部47と検査用出力端子
54との間に隙間が生じ難くなっている。
【0047】一方、蓋部本体41の内側面には、図6及
び図7に示すように、開口部47の周囲より遊技制御基
板50に向けて延出する筒状の起立壁48が設けられて
いる。この起立壁48は、蓋部材40を閉じたときに、
その先端部が遊技制御基板50に当接して、検査用出力
端子54周囲の空間を基板ボックス21内の他の空間か
ら遮断するようになっている。このため、例えば、基板
ボックス21の開口部47と検査用出力端子54との間
からピアノ線等を挿入して不正しようとしても、起立壁
48に阻まれてそれより先にピアノ線等を挿入すること
ができない。従って、基板ボックス21の外部から遊技
制御基板50を操作するなどの不正が行われることを防
止できる。
【0048】カバー部材90は、所定色に着色された不
透明な部材によって形成されていて、図9に示すよう
に、蓋部材40の凹室部45に着脱自在に取り付けられ
ている。このカバー部材90は、基板ボックス21の外
側面と面一となる状態で凹室部45に嵌入されるカバー
本体91と、該カバー本体91の前面より前方に向かっ
て延出し検査用出力端子54の接続部54a内に挿入さ
れる突出片93とにより構成されている。このカバー部
材90を取り付ける場合には、突出片93を前にしてカ
バー部材90を凹室部45の底面46に臨ませ、この状
態でカバー部材90を前進させながら突出片93を検査
用出力端子54の接続部54aに位置合わせする。そし
て、さらにカバー部材90を前進させることにより突出
片93を検査用出力端子54の接続部54a内に挿入
し、カバー本体91を凹室部45内に嵌入する。これに
より、カバー部材90が基板ボックス21に取り付けら
れた状態となり、この状態では、検査用出力端子54の
接続部54aをカバー部材90で覆い隠すことができ、
検査用出力端子54の接続部54aを埃や落下球等から
保護することができる。また、検査時には、検査用出力
端子54の接続部54a内から突出片93を引き抜く方
向にカバー部材90を引っ張ることによって、基板ボッ
クス21からカバー部材90を簡単に取り外すことがで
きる。
【0049】次に、検査装置200について説明する。
【0050】検査装置200は、図4に示すように、表
示部202、スタートボタン201、制御部(図示省
略)、配線203、コネクタ205等を備えて構成され
ている。表示部202は、発光色が互いに異なる一対の
LED202a,202bによって構成され、例えば、
ワンチップマイクロコンピュータ53から出力される固
有の識別情報が正規なものと判定される場合には、一方
のLED202a(例えば、緑色のLED)が点灯し、
不正なものと判定される場合には、他方のLED202
b(例えば、赤色のLED)が点灯するようになってい
る。制御部は、CPU、RAM、ROM及びI/Fを備
えて構成され、I/Fには、表示部202、スタートボ
タン201、コネクタ205等が接続されている。この
制御部のROM中には、ワンチップマイクロコンピュー
タ53から出力される固有の識別情報の真偽を判定する
ための判定データが予め記憶されている。この制御部の
CPUは、例えば、スタートボタン201からの検出信
号が入力された場合に、その検出信号に基づいて、コネ
クタ205に接続される遊技制御装置20から出力され
るCPUクロック周波数や固有の識別情報を入力する。
そして、その入力した固有の識別情報とROM中の判定
データとを照合し、該照合の結果、入力した固有の識別
情報がROM中の判定データの何れかと一致する場合に
は、表示部202の一方のLED202a(例えば、緑
色のLED)を点灯させて、ワンチップマイクロコンピ
ュータ53が正規なものであることを報知し、一方、入
力した固有の識別情報が何れとも一致しない場合には、
他方のLED202b(例えば、赤色のLED)を点灯
させて、ワンチップマイクロコンピュータ53が不正な
ものであることを報知する。
【0051】このように構成される検査装置200を用
いて、ワンチップマイクロコンピュータ53が正規なも
のであるか否かを検査する場合には、先ず、パチンコ遊
技機100の電源を投入する。次に、基板ボックス21
からカバー部材90を取り外して検査用出力端子54の
接続部54aを外部に露出させ、この状態(図3の状
態)で、検査装置200のコネクタ205を検査用出力
端子54の接続部54aに接続する。図4に示すよう
に、接続が完了したら、検査装置200のスタートボタ
ン201を押圧操作して、検査を開始する。この検査の
結果、ワンチップマイクロコンピュータ53が正規なも
のであると判定される場合には、一方のLED202a
(例えば、緑色のLED)が点灯し、不正なものと判定
される場合には、他方のLED202b(例えば、赤色
のLED)が点灯する。このように何れか一方のLED
が点灯して検査が完了したら、コネクタ205と検査用
出力端子54との接続を解除して、基板ボックス21の
凹室部45にカバー部材90を装着する。これにより、
検査用出力端子54の接続部54aがカバー部材90に
覆われた状態となり、この状態では、検査用出力端子5
4の接続部54aを埃や落下球等から保護することがで
きる。
【0052】以上のように、この第1の実施の形態のパ
チンコ遊技機100によれば、遊技関連の入出力用端子
55,…と検査用出力端子54とが遊技制御基板50の
両端側に互いに離れて配置されているので、遊技関連の
入出力用端子55,…と検査用出力端子54とを容易に
判別できる。従って、それら端子間で配線接続の間違い
が生じることを防止でき、配線接続作業を容易に行うこ
とができる。このうえ、開口部47の周囲には、基板ボ
ックス21の内側面より延出して遊技制御基板50に至
る起立壁48が立設され、該起立壁48によって、基板
ボックス21外部からの不正侵入物の侵入が阻止される
ようになっているので、この起立壁48より先にピアノ
線などの不正侵入物が挿入されることを阻止できる。従
って、基板ボックス21外部から遊技制御基板50を操
作するなどの不正が行われることを防止できる。また、
検査用出力端子54の接続部54aが、開口部47によ
って、パチンコ遊技機100の後方を臨む状態で配置さ
れているので、パチンコ遊技機100の裏面側から検査
用出力端子54の接続部54aに配線を接続するのが容
易となる。また、凹室部45が、蓋部材40の回動軸側
に設けられているので、てこの原理でいうところの、支
点(軸支される側)と力点(開口部)との間隔を小さく
できる。従って、基板ボックス21の開口部47と検査
用出力端子54との間からドライバ等が挿入されて基板
ボックス21が不正に開放されることを困難にすること
ができる。
【0053】また、検査用出力端子54の接続部54a
を覆うカバー部材90が、基板ボックス21に着脱自在
に取り付けられているので、検査用出力端子54を使用
しないときに、検査用出力端子54の接続部54aを埃
や落下球等から保護することができる。また、検査のと
きには、カバー部材90を取り外すことで、検査装置2
00のコネクタ205を検査用出力端子54の接続部5
4aに簡単に接続することができる。また、基板ボック
ス21の外側面と面一となる状態でカバー部材90が基
板ボックス21に取り付けられているので、カバー部材
90が基板ボックス21から出っ張ることがなくなる。
従って、例えば、カバー部材90が他の部材(例えば、
配線等)に引っかかって脱落したり破損したりすること
を防止できる。また、基板ボックス21が、透明又は半
透明な合成樹脂によって形成される一方、カバー部材9
0が、不透明な合成樹脂によって形成されているので、
カバー部材90が目立つようになって検査用出力端子5
4の位置が分かり易くなる。また、基板ボックス21が
透明又は半透明な合成樹脂によって形成されているの
で、基板ボックス21の内部を外部から視認し易くな
る。従って、遊技制御基板50に異常等があった場合
(例えば、不正な電子部品の取り付けがあった場合な
ど)に、基板ボックス21を開放しなくても、その異常
を容易に発見でき、異常に対して速やかに対処できる。
【0054】なお、本発明は、この実施の形態のパチン
コ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパ
チンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、パ
チスロ遊技機、スロットマシン等の遊技機にも適用可能
である。
【0055】また、この実施の形態では、基板ボックス
21を透明な部材によって形成し、カバー部材90を不
透明な部材によって形成することにより、カバー部材9
0を目立たせて、検査用出力端子54の位置を分かり易
くするようにしたが、例えば、基板ボックスとカバー部
材の色彩を互いに異ならせることによって、カバー部材
を目立たせるようにしてもよい。また、この実施の形態
では、カバー部材90をはめ込み式に着脱可能とした
が、スライド式に着脱可能とすることもできる。具体的
には、図11及び図12に示すように、凹室部45の対
向する内側面に、鉛直方向に延びる案内溝45a,45
a(ガイド部)をそれぞれ形成すると共に、カバー部材
90aの左右両側部に、案内溝45a,45aに沿って
摺動可能な突条92,92をそれぞれ設ける構成とす
る。このような構成によれば、基板ボックス21の下方
から案内溝45a,45aに沿ってカバー部材90aを
差し込むことによって、カバー部材90aを凹室部45
内に簡単に取り付けることができる。また、案内溝45
a,45aに沿ってカバー部材90aを下方に引っ張る
ことによって、カバー部材90aを凹室部45から離脱
させることができる。従って、カバー部材90aの着脱
が容易となる。また、カバー部材90aの取付構成が簡
素なものとなって、コストの低減が可能となる。
【0056】また、この実施の形態では、遊技関連の入
出力用端子55,…と検査用出力端子54とを、それぞ
れ遊技制御基板50の上端側と下端側、つまり基板ボッ
クス21の自由端側と回動軸側とに離して配置するよう
にしたが、例えば、それら端子を遊技制御基板50の左
右両側に離して配置するようにしてもよい。また、この
実施の形態では、蓋部材40の開口部43を介して外部
に露出する領域を配線接続領域としたが、例えば、遊技
制御基板50よりも蓋部材の一辺の長さを短くするなど
して、遊技制御基板50の一部を蓋部材が覆わない構成
とし、その蓋部材によって覆われない領域を配線接続領
域として設定してもよい。
【0057】また、この実施の形態では、固有の識別情
報としてID番号を例示したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば、ワンチップマイクロコンピュ
ータ53内の遊技制御プログラムや、該遊技制御プログ
ラムを暗号化したデータなど、ワンチップマイクロコン
ピュータが正規なものであるか否かを判定できるもので
あれば如何なる情報であってもよい。また、この実施の
形態では、ワンチップマイクロコンピュータ53固有の
識別情報を検査装置200に送出し、該検査装置200
にて、ワンチップマイクロコンピュータ53が正規なも
のであるか否かの判定を行うようにしたが、例えば、検
査装置から遊技制御基板に判定用のデータを送出し、該
遊技制御基板にて、ワンチップマイクロコンピュータ5
3が正規なものであるか否かの判定を行うようにしても
よい。また、この実施の形態では、検査装置200によ
る検査結果をLEDによって視覚的に報知するようにし
たが、例えば、ブザー音や音声などによって聴覚的に報
知したり、検査装置200を振動させるなどして触覚的
に報知したりすることも可能である。
【0058】〔第2の実施の形態〕この第2の実施の形
態のパチンコ遊技機は、以下に説明する点の他は上記第
1の実施の形態と同様であるので、同様の構成要素につ
いては同一符号を付してその説明を省略する。
【0059】前述した第1の実施の形態では、図5
(a)及び図5(b)に示すように、凹室部45の大き
さがコネクタ205を指で縦又は横に狭持した状態で挿
入し得る大きさに設定されていたが、この第2の実施の
形態では、凹室部85の幅をコネクタ205を挿入し得
る幅に設定し、さらに、凹室部85の互いに対向する内
側面85a、85bに、コネクタ205を案内するコネ
クタ案内部86,86を設けるようにしている。
【0060】この第2の実施の形態の凹室部85の構成
を詳細に説明すると、図13(a)及び図13(b)に
示すように、凹室部85は、蓋部本体41の後側の外壁
面(第1外壁面)41aと略平行に設けられた底面87
と、該底面87の周縁から前記第1外壁面41aに向け
て立設される内側面85a、85b、85cとによって
形成されている。この凹室部85の互いに対向する内側
面85a、85bの間隔は図13に示すように、コネク
タ205と略同じ長さに設定されていて、それら内側面
85a、85bの各々には、コネクタ205の接続時に
該コネクタ205を検査用出力端子54の接続部54a
へと案内する溝状のコネクタ案内部86,86が設けら
れている。また、底面87には、内側面85c(上記内
側面85a、85bの間に架設される内側面)から離間
した位置に、接続部54aを外部に臨ませる開口部47
が設けられていて、この開口部47を挟んで上下両側
に、コネクタ205を狭持した状態で指を挿入可能な空
隙88a、88bがそれぞれ形成されるようになってい
る。特に、この実施の形態では、空隙88aの開口側を
拡げる向きの傾斜が内側面85cに付けられていて、空
隙88aに指を挿入し易くなっている。
【0061】以上のように、この第2の実施の形態で
は、凹室部85の互いに対向する内側面85a、85b
の各々に、検査用出力端子54のコネクタ205を案内
するコネクタ案内部86,86が設けられ、該コネクタ
案内部86,86により案内されるコネクタ205と、
前記互いに対向する内側面85a、85b間に架設され
る内側面85cとの間に、前記コネクタ205を狭持し
た状態で指を挿入可能な空隙88が形成されるようにな
っているので、コネクタ205の着脱が容易になる。
【0062】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遊技関連
の入出力用端子と検査用出力端子とを容易に判別でき
る。従って、それら端子間で配線接続の間違いが生じる
ことを防止でき、配線接続作業を容易に行うことができ
る。しかも、開口部の周囲には、基板ボックスの内側面
より延出して遊技制御基板に当接する起立壁が立設され
ることにより、基板ボックス外部からの不正侵入物の侵
入が阻止されるようになっているので、例えば、基板ボ
ックスの開口部と検査用出力端子との間からピアノ線等
を挿入して不正しようとしても、起立壁に阻まれてそれ
より先にピアノ線等を挿入することができない。従っ
て、基板ボックスの外部から遊技制御基板を操作するな
どの不正が行われることを防止できる。また、基板ボッ
クスの内側面に起立壁を立設するようにしたので、基板
ボックスの強度を向上させることもできる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、遊技関連の
入出力用端子と検査用出力端子とを一層容易に判別する
ことができる。請求項3記載の発明によれば、遊技機の
裏面側から検査用出力端子の接続部に配線を接続するの
が容易となる。請求項4記載の発明によれば、検査用出
力端子を使用しないときに、検査用出力端子の接続部を
埃や落下球等から保護することができる。また、検査の
ときには、カバー部材を取り外すことによって、検査装
置から延びる配線を検査用出力端子の接続部に簡単に接
続することができる。請求項5記載の発明によれば、カ
バー部材の着脱が容易となる。また、カバー部材の取付
構造が簡素なものとなって、コストの低減が可能とな
る。
【0065】請求項6記載の発明によれば、コネクタの
着脱が容易になる。請求項7記載の発明によれば、基板
ボックスの開口部と検査用出力端子との間からドライバ
等が挿入されて基板ボックスが不正に開放されることを
困難にすることができる。請求項8記載の発明によれ
ば、カバー部材が他の部材に引っかかって脱落したり破
損したりすることを防止できる。請求項9記載の発明に
よれば、カバー部材が目立つようになって、検査用出力
端子の位置が分かり易くなる。また、基板ボックスが透
明又は半透明な部材によって形成されているので、基板
ボックスの内部を外部から視認し易くなる。従って、遊
技制御基板に異常等があった場合に、基板ボックスを開
放しなくても、その異常を容易に発見でき、異常に対し
て速やかに対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一形態として例示するパ
チンコ遊技機を示す正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】図1のパチンコ遊技機に備わる遊技制御装置の
裏面図である。
【図4】図3の遊技制御装置と検査装置を示す斜視図で
ある。
【図5】図4の検査装置の接続端子を遊技制御装置の検
査用出力端子に接続する方法を説明する斜視図である。
【図6】図3の矢印A−A線に沿った断面図である。
【図7】図3の遊技制御装置の基板ボックスを開放した
状態を示す斜視図である。
【図8】図3の矢印B−B線に沿った断面図である。
【図9】図6の基板ボックスにカバー部材を取り付けた
状態を示す断面図である。
【図10】図4の検査用出力端子のピンの割付を表す図
である。
【図11】図9のカバー部材の変形例を示す裏面図であ
る。
【図12】図11のカバー部材を下から見た図である。
【図13】図6の凹室部の変形例を示す図で、(a)は
裏面図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
20 遊技制御装置 21 基板ボックス 30 ベース部材 40 蓋部材 41a 外壁面(第1外壁面) 41b 外壁面(第2外壁面) 45 凹室部 45a 案内溝(ガイド部) 46 底面 47 開口部 48 起立壁 50 遊技制御基板 53 ワンチップマイクロコンピュータ 54 検査用出力端子 54a 接続部 55 遊技関連の入出力用端子 85 凹室部 85a、85b、85c 内側面 86 コネクタ案内部 88 空隙 90 カバー部材 100 パチンコ遊技機(遊技機) 205 コネクタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技制御プログラムを格納したワンチップ
    マイクロコンピュータを基板ボックス内の遊技制御基板
    に実装した遊技制御装置を備える遊技機において、 前記ワンチップマイクロコンピュータには、固有の識別
    情報が書換不能に格納され、 前記遊技制御基板には、前記基板ボックスを閉じた状態
    で外部に露出する配線接続領域が設定されて、該配線接
    続領域に、遊技関連の入出力用端子が設けられる一方
    で、該配線接続領域と離間した位置に、前記固有の識別
    情報を読み出し可能な検査用出力端子が設けられ、 前記基板ボックスには、前記検査用出力端子と対応する
    位置に、前記検査用出力端子の接続部を外部に臨ませる
    開口部が設けられ、 前記開口部の周囲には、前記基板ボックスの内側面より
    延出して前記遊技制御基板に当接する起立壁が立設され
    ていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記遊技制御基板の一端側に前記配線接続
    領域が設けられる一方、他端側に前記検査用出力端子が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】前記検査用出力端子の接続部は、前記開口
    部を介して当該遊技機の後方を臨む状態で配置されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記基板ボックスには、前記検査用出力端
    子の接続部を覆うカバー部材が着脱自在に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】前記基板ボックスには、前記開口部を底面
    に備える凹室部が設けられ、 前記凹室部の内側面には、前記カバー部材の着脱時に前
    記カバー部材を案内するガイド部が設けられ、該ガイド
    部に沿ってスライド式に前記カバー部材が取付可能とな
    っていることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記基板ボックスは、前記底面と略平行な
    第1外壁面と、該第1外壁面と略垂直な第2外壁面とを
    有し、 前記凹室部は、前記第1外壁面と前記第2外壁面とが出
    会う角部に設けられて、前記第1外壁面側と前記第2外
    壁面側がそれぞれ開口する構成とし、 前記凹室部の互いに対向する内側面の各々には、前記検
    査用出力端子の接続部に接続されるコネクタを案内する
    コネクタ案内部が設けられ、該コネクタ案内部により案
    内されるコネクタと、前記互いに対向する内側面間に架
    設される内側面との間には、前記コネクタを狭持した状
    態で指を挿入可能な空隙が形成されるようになっている
    ことを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記基板ボックスは、 前記遊技制御基板を取付可能なベース部材と、該ベース
    部材に回動可能に軸支された蓋部材とを備え、該蓋部材
    が軸支される側に、前記凹室部が設けられていることを
    特徴とする請求項5又は6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記カバー部材は、前記基板ボックスの外
    壁面と面一となる状態で、前記基板ボックスに取り付け
    られていることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記
    載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記基板ボックスは、透明又は半透明な部
    材によって形成される一方、 前記カバー部材は、不透明な部材によって形成されてい
    ることを特徴とする請求項4〜8の何れかに記載の遊技
    機。
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