JP3993763B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本願発明は、装着時に前後胴回り部を固定テープを介して結合するようにした使い捨ておむつに関するものである。
【従来の技術】
【0003】
図1に示すように、従来から使い捨ておむつを装着する際に、後胴回り部6の左右両側端部6a,6aに取り付けられた固定テープの仮止め端部を前胴回り部5の所定部位に着脱させるようにしたものはよく知られている。
【0004】
上記構成の従来の使い捨ておむつの場合、図に示すように、後胴回り部6には、幅方向に延びる多数の弾性伸縮部材が平行に等間隔で配設されることとなっており、このことにより、後胴回り部6の胴回り背面部分へのフィット感を向上させるようにしている。なお、弾性伸縮部材は、後胴回り部6の全域ではなく、該後胴回り部6おける上端部6bから固定テープの取付部位にかけての部分にのみ配設されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記のように構成した場合、後胴回り部6全体で胴回りの脇部分を完全に固定することが難しいとともに、最もズレに関与する領域である固定テープの取付部位でのズレ発生を抑えることが難しくなるという問題が生じる。
【0006】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、弾性伸縮部材の配設構造を工夫することにより、胴回りの脇部分を固定して装着時のズレ発生を防止することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段として、トップシートと、バックシートと、これらの両シート間に介在される吸収体コアとからなり、後胴回り部の前後方向中間部における左右両側端部には、前胴回り部の所定部位に対して着脱自在とされる固定テープが取り付けられている使い捨ておむつにおいて、前記固定テープの固定端部を、前記トップシートと前記バックシートとの間に挟持することにより前記後胴回り部の左右両側端部に固着するとともに、前記後胴回り部の前後方向全域に、幅方向に延びる平行な多数の弾性伸縮部材を前記後胴回り部の幅方向両端部には存在せず且つ前記固定テープにおける固定端部の一部が重なるように配設する一方、前記固定テープの取付部位間に配設された弾性伸縮部材の配設ピッチを、その前後方向両側の部分における配設ピッチより小さく設定している。
【0008】
上記のように構成したことにより、後胴回り部の前後方向全域に、幅方向に延びる平行な多数の弾性伸縮部材が前記後胴回り部の幅方向両端部には存在せず且つ前記固定テープにおける固定端部の一部が重なるように配設され、後胴回り部が胴回りの脇部分全体に固定されることとなり、装着時におけるズレ発生を防止することができる。しかも、後胴回り部の前後方向中間部における左右両側端部に取り付けられた固定テープの取付部位間に配設された弾性伸縮部材の配設ピッチを、その前後方向両側の部分における配設ピッチより小さく設定しているので、固定テープの取付部位間に弾性伸縮部材が集束配設されることとなり、装着時におけるズレ発生をより確実に防止することができる。
【0009】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材の全部あるいは一部を、幅方向中央部が股下部に向かって湾曲する曲線を呈するように配設した場合、曲線を呈する弾性伸縮部材が幼児の背中のラインに沿ってフィットすることとなり、装着時のズレ防止効果がより向上する。
【0010】
請求項3の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材のうち前記吸収体コアに対応して配設されたものに、カッターを用いて前記バックシートとともにカットすることにより形成された多数の穴からなる伸縮性を無くす手段を設けた場合、吸収体コアへのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【0011】
請求項4の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材のうち前記吸収体コアに対応して配設されたものには、熱シールと加圧とを併用して前記バックシートとともにカットすることにより形成された多数の穴からなる伸縮性を無くす手段を設けた場合、吸収体コアへのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【0012】
請求項5の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつにおいて、前記吸収体コアに対応する部分に、弾性伸縮部材を設けないようにした場合、吸収体コアへのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【発明の実施の形態】
【0013】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0014】
第1の実施の形態
図1ないし図5には、本願発明の第1の実施の形態にかかる使い捨ておむつの要部が示されている。
【0015】
この使い捨ておむつは、図1ないし図3に示すように、透液性のトップシート1と、不透液性のバックシート2と、これらの両シート1,2間に介在される吸収体コア3とからなっており、前後胴回り部5,6および股下部7を備えている(図1参照)。前記トップシート1とバックシート2とは、前記吸収体コア3の周縁から延出された部分でホットメルト接着剤(図示省略)を介して互いに接合されている。
【0016】
前記後胴回り部6の前後方向中間部における左右両側端部6a,6aには、前胴回り部5(図1参照)の所定部位に対して着脱自在とされる固定テープ8,8が取り付けられている。
【0017】
前記各固定テープ8は、図3に示すように、テープ基材9の内面にフック形状の止着部材10を取り付けメカニカルテープとされており、その固定端部8aが後胴回り部6の端部6aに固着され、その仮止め端部8bは、前記端部6aから延出可能とされている。該仮止め端部8bの内面には、該仮止め端部8bの外側端寄りに形成された把持部11を除く部分に前記した止着部材10が設けられている。該把持部11の外端形状は、周囲のものに引っ掛かりにくいように、円弧とされている。そして、図1に示すように、前記仮止め端部8bが延出状態とされて前胴回り部5の所定部位に設けられたフロントパッチFに対して止着部材10を係合させることにより、後胴回り部6と前胴回り部5とが結合されることとなっている。
【0018】
前記フロントパッチFは、メカニカルテープ8の止着部材10と係合可能なループ材により形成されている。該ループ材としては、ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレンまたはその組み合わせからなる織布、不織布等が挙げられる。
【0019】
前記フロントパッチFとして用いるループ材は、バックシート2が熱可塑性樹脂からなるフィルムで形成されている場合には不織布等からなるループ材をバックシート2の表面に取り付ける必要があるが、バックシート2が、フィルムの表面に不織布を貼り合わせた複合シートにより構成されている場合には、バックシート2表面の不織布をフロントパッチFとして用いればよく、特にループ材を取り付ける必要はない。
【0020】
そして、前記後胴回り部6の全域には、幅方向に延びる多数の弾性伸縮部材12,12・・が所定の配設ピッチで平行に配設されており、前記固定テープ8,8の取付部位(換言すれば、固定端部8a,8a)間に配設された弾性伸縮部材12,12・・の配設ピッチPは、その他の部分における配設ピッチP′より小さく設定されている。つまり、固定テープ8,8の取付部位8a,8a間には、弾性伸縮部材12,12・・が集束配設されることとなっているのである。前記弾性伸縮部材12としては、例えば天然ゴム、スパンデックス、発泡体、フィルムタイプのゴムなどの公知の弾性伸縮部材、特に好ましくは糸またはテープ状のゴム等が用いられる。また、特に胴周囲部の弾性伸縮部材を熱可塑化する場合には、熱可塑性の弾性部材を用いる必要があり、ポリエチレン、ポリウレタンなどが好ましく用いられる。
【0021】
上記のように構成したことにより、後胴回り部6の全域に配設した多数の弾性伸縮部材12,12・・により後胴回り部6が胴回りの脇部分全体に固定されることとなり、装着時のズレ発生が防止される。しかも、固定テープ8,8の取付部位8a,8a間に配設された弾性伸縮部材12,12・・の配設ピッチPを、その他の部分における配設ピッチP′より小さく設定したことにより、固定テープ8,8の取付部位8a,8a間に弾性伸縮部材12,12・・が集束配設されることとなり、装着時におけるズレ発生がより確実に防止される。
【0022】
ところで、上記実施の形態においては、吸収体コア3に対応する部分にも弾性伸縮部材12,12・・が配設されているため、おしめ装着時に吸収体コア3にシワが入ってしまい、排泄物の漏れ発生が生ずる場合がある。
【0023】
そこで、図4に示すように、弾性伸縮部材12,12・・のうち吸収体コア3に対応して配設される領域に対して、伸縮性を無くする伸縮性低下手段13を施すのが好ましい。この伸縮性低下手段13としては、弾性伸縮部材12,12・・のうち吸収体コア3に対応して配設される領域をカッターあるいは熱シールを用いて多数の穴14,14・・を形成して前記バックシート2とともにカットする手段を採用してもよい。なお、カッターと熱シールとを併用してもよい。また、図5に示すように、吸収体コア3に対応する部分には弾性伸縮部材を設けない手段を採用してもよい。このようにすると、吸収体コア3へのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【0024】
ところで、後胴回り部6の長さをA、後胴回り部6の幅をB、後胴回り部6に配設された弾性伸縮部材12,12・・の長さをC、製品の全長をD、弾性伸縮部材12のテンションをEとしたとき、
D/6<A<D/3
7P<2P′
3B/5<C
A=80〜120とするのが望ましく、
P=1〜3mmとするのが望ましく、
D=370〜520mmとするのが望ましく、
E=130〜250%とするのが望ましい。
【0025】
ちなみに、図9に示す従来例と、図2に示す実施例1と、図4および図5に示す実施例2とを比較したところ、下記表1の結果が得られた。ここで、伸縮力(gf/100mm):弾性伸縮部材12を100%伸長させた時の伸縮力、ズレ(mm):ウォーキングダミーにおむつを装着し、人工尿を100cc吸収させ、100歩あるかせたときのズレ、背漏れ:ダミーにおむつを装着し、あお向けで人工尿を250cc吸収させた時に漏れた量
【0026】
【表1】
Figure 0003993763
【0027】
上記結果によれば、実施例1および実施例2においては従来例に比べてズレが大幅に減少していることが分かり、実施例2においては従来例に比べて背漏れが大幅に減少していることが分かる。つまり、後胴回り部6の全域に多数の弾性伸縮部材12,12・・を配設するとともに、固定テープ8,8の取付部位8a,8a間に配設された弾性伸縮部材12,12・・の配設ピッチPを、その他の部分における配設ピッチP′より小さく設定したことの効果が実施例1および実施例2によって確認できるとともに、弾性伸縮部材12,12・・のうち吸収体コア3に対応して配設されたものに対して、伸縮性を無くする伸縮性低下手段13を施した効果が実施例2によって確認できる。
【0028】
第2の実施の形態
図6には、本願発明の第2の実施の形態にかかる使い捨ておむつの要部が示されている。
【0029】
この場合、弾性伸縮部材12,12・・の全部が、幅方向中央部が股下部7に向かって湾曲する曲線を呈するように配設されている。また、この場合、吸収体コア3部分には弾性伸縮部材12を設けないこととされている。なお、第1の実施の形態におけると同様に、弾性伸縮部材のうち吸収体コア3に対応して配設される領域をカッターあるいは(および)熱シールにより多数の穴を形成してカットして伸縮性を無くするようにしてもよい。なお、カットする方法としては、加圧によりカットする方法、熱シールと加圧を併用してカットする方法を採用することもできる。このようにすると、曲線を呈する弾性伸縮部材12,12・・が幼児の背中のラインに沿ってフィットすることとなり、装着時のズレ防止効果がより向上するし、吸収体コア3へのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【0030】
第3の実施の形態
図7には、本願発明の第3の実施の形態にかかる使い捨ておむつの要部が示されている。
【0031】
この場合、弾性伸縮部材12,12・・の一部(例えば、後胴回り部6の端部6bから固定テープ8,8の固定端部8a,8aにかけての部分に設けられた弾性伸縮部材12,12・・)が、幅方向中央部が股下部7に向かって湾曲する曲線を呈するように配設されている。従って、固定テープ8,8の固定端部8a,8aから股下部7にかけての部分に設けられた弾性伸縮部材12,12・・は直線形状とされている。また、この場合、吸収体コア3部分には弾性伸縮部材12を設けないこととされている。なお、第1の実施の形態におけると同様に、弾性伸縮部材のうち吸収体コアに対応して配設される領域をカッターあるいは(および)熱シールにより多数の穴を形成してカットして伸縮性を無くするようにしてもよい。なお、カットする方法としては、加圧によりカットする方法、熱シールと加圧を併用してカットする方法を採用することもできる。このようにすると、曲線を呈する弾性伸縮部材12,12・・が幼児の背中のラインに沿ってフィットすることとなり、装着時のズレ防止効果がより向上するし、吸収体コア3へのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0032】
請求項1の発明によれば、トップシートと、バックシートと、これらの両シート間に介在される吸収体コアとからなり、後胴回り部の前後方向中間部における左右両側端部には、前胴回り部の所定部位に対して着脱自在とされる固定テープが取り付けられている使い捨ておむつにおいて、前記固定テープの固定端部を、前記トップシートと前記バックシートとの間に挟持することにより前記後胴回り部の左右両側端部に固着するとともに、前記後胴回り部の前後方向全域に、幅方向に延びる平行な多数の弾性伸縮部材を前記後胴回り部の幅方向両端部には存在せず且つ前記固定テープにおける固定端部の一部が重なるように配設して、後胴回り部の全域に配設した多数の弾性伸縮部材により後胴回り部が胴回りの脇部分全体に固定されるようにしたので、装着時におけるズレ発生を防止することができるという効果がある。しかも、後胴回り部の前後方向中間部における左右両側端部に取り付けられた固定テープの取付部位間に配設された弾性伸縮部材の配設ピッチを、その前後方向両側の部分における配設ピッチより小さく設定しているので、固定テープの取付部位間に弾性伸縮部材が集束配設されることとなり、装着時におけるズレ発生をより確実に防止することができるという効果もある。
【0033】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材の全部あるいは一部を、幅方向中央部が股下部に向かって湾曲する曲線を呈するように配設した場合、曲線を呈する弾性伸縮部材が幼児の背中のラインに沿ってフィットすることとなり、装着時のズレ防止効果がより向上する。
【0034】
請求項3の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材のうち前記吸収体コアに対応して配設されたものに、カッターを用いて前記バックシートとともにカットすることにより形成された多数の穴からなる伸縮性を無くす手段を設けた場合、吸収体コアへのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【0035】
請求項4の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材のうち前記吸収体コアに対応して配設されたものには、熱シールと加圧とを併用して前記バックシートとともにカットすることにより形成された多数の穴からなる伸縮性を無くす手段を設けた場合、吸収体コアへのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【0036】
請求項5の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつにおいて、前記吸収体コアに対応する部分に、弾性伸縮部材を設けないようにした場合、吸収体コアへのシワ入りが防止されることとなり、排泄物の漏れを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施の形態にかかる使い捨ておむつの使用状態を示す斜視図である。
【図2】 本願発明の第1の実施の形態にかかる使い捨ておむつの一つの例を示す要部平面図である。
【図3】 本願発明の第1の実施の形態にかかる使い捨ておむつの要部拡大断面図である。
【図4】 本願発明の第1の実施の形態にかかる使い捨ておむつの他の例を示す要部平面図である。
【図5】 本願発明の第1の実施の形態にかかる使い捨ておむつのもう一つの他の例を示す要部平面図である。
【図6】 本願発明の第2の実施の形態にかかる使い捨ておむつの要部平面図である。
【図7】 本願発明の第3の実施の形態にかかる使い捨ておむつの要部平面図である。
【図8】 従来の使い捨ておむつの要部平面図である。
【符号の説明】
1はトップシート、2はバックシート、3は吸収体コア、5は前胴回り部、6は後胴回り部、6aは側端部、7は股下部、8は固定テープ(メカニカルテープ)、8aは取付部位(固定端部)、12は弾性伸縮部材(糸ゴム)、13は伸縮性低下手段、P,P′は配設ピッチ。

Claims (5)

  1. トップシートと、バックシートと、これらの両シート間に介在される吸収体コアとからなり、後胴回り部の前後方向中間部における左右両側端部には、前胴回り部の所定部位に対して着脱自在とされる固定テープが取り付けられている使い捨ておむつであって、前記固定テープの固定端部を、前記トップシートと前記バックシートとの間に挟持することにより前記後胴回り部の左右両側端部に固着するとともに、前記後胴回り部の前後方向全域には、幅方向に延びる平行な多数の弾性伸縮部材を前記後胴回り部の幅方向両端部には存在せず且つ前記固定テープにおける固定端部の一部が重なるように配設する一方、前記固定テープの取付部位間に配設された弾性伸縮部材の配設ピッチを、その前後方向両側の部分における配設ピッチより小さく設定したことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記弾性伸縮部材の全部あるいは一部を、幅方向中央部が股下部に向かって湾曲する曲線を呈するように配設したことを特徴とする請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記弾性伸縮部材のうち前記吸収体コアに対応して配設されたものには、カッターを用いて前記バックシートとともにカットすることにより形成された多数の穴からなる伸縮性を無くす手段を設けたことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記弾性伸縮部材のうち前記吸収体コアに対応して配設されたものには、熱シールと加圧とを併用して前記バックシートとともにカットすることにより形成された多数の穴からなる伸縮性を無くす手段を設けたことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記吸収体コアに対応する部分には、弾性伸縮部材を設けないことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の使い捨ておむつ。
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