JP6157103B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
おむつから測定対象部分〔上部伸縮部8A2及び下部伸縮部8A1(図4参照)に相当する部分〕を切り出して測定サンプルとする。測定にはテンシロン引張試験機〔型番;RTA−100,(株)オリエンテック社製〕を用い、初期チャック間距離を、測定対象部分(背側部A)のおむつ幅方向の自然長(弾性部材を伸長させない自然状態における長さ)から50mmを減じた長さとし、測定サンプルのおむつ長手方向に沿う左右両側縁部における、ウエスト部弾性部材(弾性部材81)が配された部位の左右両側に位置する部分を、それぞれチャックに挟む。こうしておむつ幅方向の両端がチャックに挟まれた測定サンプルを、クロスヘッド移動速度300mm/minの条件で、おむつの幅方向の自然長(表面シート2又は裏面シート3の自然長)から20mm減じた長さまで引っ張って伸長させ、そのときの引張荷重を当該測定サンプルの伸縮力とする。
最外方第1仮想直線V1pと最内方第1仮想直線V1qとの離間距離L1(図4参照)、即ち、伸縮部8において実質的に伸縮性を有する連続した伸縮領域の長手方向Xの長さは、好ましくは50mm以上100mm以下、更に好ましくは60mm以上90mm以下である。
2本の第2仮想直線V2,V2の離間距離L2(図4参照)、即ち、下部伸縮部8A1(伸縮部8における吸収体配置領域A1に位置する部分)において実質的に伸縮性を有する部分の長手方向Xの長さは、好ましくは20mm以上60mm以下、更に好ましくは30mm以上40mm以下である。
2本の第3仮想直線V3,V3の離間距離L3(図4参照)、即ち、上部伸縮部8A2(伸縮部8における吸収体非配置領域A2に位置する部分)において実質的に伸縮性を有する部分の長手方向Xの長さは、好ましくは10mm以上40mm以下、更に好ましくは20mm以上30mm以下である。
テープ把持部61の長手方向Xの長さW2(図4参照)は、好ましくは20mm以上60mm以下、更に好ましくは30mm以上40mm以下である。
ランディングテープ7の長手方向Xの長さW3(図1参照)は、好ましくは30mm以上80mm以下、更に好ましくは40mm以上60mm以下である。
背側部Aの最大幅部分A3の長手方向Xの長さW4(図4参照)は、好ましくは60mm以上120mm以下、更に好ましくは70mm以上100mm以下である。
吸収体4の幅方向Yの長さW5(図4参照)は、好ましくは80mm以上140mm以下、更に好ましくは90mm以上120mm以下である。
非伸縮部82の幅方向Yの長さW6(図4参照)は、好ましくは70mm以上120mm以下、更に好ましくは90mm以上110mm以下である。
また、テープ基部60の長手方向Xの長さW1(即ち上端部60pと下端部60qとの離間距離)に対するテープ把持部61の長手方向Xの長さW2の割合(長さW2/長さW1)は、好ましくは40%以上70%以下、更に好ましくは50%以上60%以下である。
伸縮部8を構成する弾性部材81の数は、好ましくは8本以上30本以下、更に好ましくは10本以上20本以下であり、下部伸縮部8A1に配される弾性部材81の数は、好ましくは5本以上20本以下、更に好ましくは10本以上15本以下であり、上部伸縮部8A2に配される弾性部材81の数は、好ましくは3本以上10本以下、更に好ましくは4本以上8本以下である。
前記背側部は、前記吸収体の前記股下部からの延出部が存する吸収体配置領域と、該延出部が存していない吸収体非配置領域とを前記長手方向に有しており、
前記背側部に、前記表面シートと前記裏面シートとの間に伸長状態で配された複数の同一繊度の弾性部材を含んで構成された伸縮部が、前記吸収体配置領域と前記吸収体非配置領域とに亘り設けられており、該伸縮部は、該吸収体配置領域において下部伸縮部、該吸収体非配置領域において上部伸縮部をそれぞれ形成しており、該下部伸縮部及び該上部伸縮部それぞれに該弾性部材が複数配されており、
前記伸縮部を構成する複数の前記弾性部材は、繊度450dtex以下であり、該弾性部材の伸縮方向を前記長手方向と直交する前記本体の幅方向に一致させて該長手方向に間欠的に配されており、
前記下部伸縮部に配された前記弾性部材は、前記吸収体の前記幅方向の外方の一方側から該吸収体を横断して他方側に延び且つ該吸収体と重なる部分に、該弾性部材の伸縮性の発現が抑制された非伸縮部を有しており、
前記上部伸縮部は、前記下部伸縮部に比して伸縮力が小さくなされており、
前記ファスニングテープは、前記本体と接合されるテープ基部と、該テープ基部に連接され該本体の幅方向外方に延出するテープ把持部とを含んで構成されており、該テープ把持部は、該テープ基部に比して前記長手方向の長さが短く、
前記伸縮部を構成する複数の前記弾性部材のうち、前記長手方向の最外方に位置する弾性部材と一致して前記幅方向に延びる最外方第1仮想直線を引くと共に、該長手方向の最内方に位置する弾性部材と一致して該幅方向に延びる最内方第1仮想直線を引いた場合、
前記テープ基部の前記長手方向の外方側に位置する上端部は、前記最外方第1仮想直線の近傍で且つそれよりも該長手方向の内方に位置するか、又は該最外方第1仮想直線よりも該長手方向の外方に位置し、
また、前記上端部とは反対側に位置する前記テープ基部の下端部は、前記最内方第1仮想直線の近傍で且つそれよりも該長手方向の外方に位置するか、又は該最内方第1仮想直線よりも該長手方向の内方に位置し、且つ
前記テープ基部の主要部は、前記最外方第1仮想直線と前記最内方第1仮想直線とに挟まれた領域に存在し、
前記下部伸縮部に配された複数の前記弾性部材のうち、前記長手方向の最外方及び最内方に位置する弾性部材それぞれと一致して前記幅方向に延びる2本の第2仮想直線を引いた場合、前記テープ把持部の主要部は、2本の該第2仮想直線に挟まれた領域に存在している使い捨ておむつ。
<3> 前記伸縮部は、前記背側部における前記幅方向の長さが最大である最大幅部分に設けられており、前記最外方第1仮想直線と前記最内方第1仮想直線との離間距離は、該背側部の最大幅部分の前記長手方向の長さの60%以上である前記<1>又は<2>記載の使い捨ておむつ。
<4> 前記腹側部の非肌対向面に前記テープ把持部を止着可能なランディングテープが設けられており、該テープ把持部の前記長手方向の長さは、該ランディングテープの該長手方向の長さの70%以上である前記<1>〜<3>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<5> 前記テープ把持部の前記長手方向の長さは、前記ランディングテープの長手方向の長さの好ましくは80%以上100%以下である前記<4>記載の使い捨ておむつ。
<6> 前記ランディングテープの前記長手方向の長さは、好ましくは30mm以上、更に好ましくは40mm以上、そして、好ましくは80mm以下、更に好ましくは60mm以下である前記<4>又は<5>記載の使い捨ておむつ。
<7> 前記本体の長手方向に沿う両側部に、一対の立体ギャザー及び一対のレッグギャザーが、それぞれギャザー形成用弾性部材を該長手方向に伸長状態で配設することによって形成されており、
前記立体ギャザー及び前記レッグギャザーの少なくとも一方の前記ギャザー形成用弾性部材は、前記本体の平面視において、その前記長手方向の一端部が前記伸縮部と重なっており、他端部が前記ランディングテープと重なっている前記<4>〜<6>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<9> 前記伸縮部は、複数の前記弾性部材に加えて更に、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配された2枚のシート材を含んで構成されており、複数の該弾性部材は、2枚の該シート材間に伸長状態で挟持固定されており、
前記非伸縮部は、前記下部伸縮部の弾性部材を2枚の前記シート材間に挟持するときに、該弾性部材における平面視において前記吸収体と重なる部分の少なくとも一部を、伸縮しないような態様で両シート材に固定することによって形成されている前記<1>〜<8>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<10> 前記吸収体の前記幅方向の長さに対する前記非伸縮部の前記幅方向の長さの割合は、好ましくは70%以上、更に好ましくは80%以上、そして、好ましくは95%以下、更に好ましくは90%以下である前記<1>〜<9>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<11> 前記下部伸縮部の伸縮力は、好ましくは1.0N以上、更に好ましくは1.5N以上、そして、好ましくは6.0N以下、更に好ましくは4.0Nであり、前記上部伸縮部の伸縮力は、好ましくは0.5N以上、更に好ましくは0.8N以上、そして、好ましくは3.0N以下、更に好ましくは2.5N以下である前記<1>〜<10>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<12> 前記下部伸縮部の伸縮力と前記上部伸縮部の伸縮力との比(下部伸縮部/上部伸縮部)は、好ましくは1.2以上、更に好ましくは1.5以上、そして、好ましくは5.0以下、更に好ましくは3.0以下である前記<1>〜<11>何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<14> 前記下部伸縮部において伸縮性を有する部分の前記長手方向の長さは、好ましくは20mm以上、更に好ましくは30mm以上、そして、好ましくは60mm以下、更に好ましくは40mm以下である前記<1>〜<13>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<15> 前記テープ基部の前記長手方向の長さは、好ましくは50mm以上、更に好ましくは60mm以上、そして、好ましくは100mm以下、更に好ましくは90mm以下である前記<1>〜<14>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<16> 前記テープ把持部の前記長手方向の長さは、好ましくは20mm以上、更に好ましくは30mm以上、そして、好ましくは60mm以下、更に好ましくは40mm以下である前記<1>〜<15>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<17> 前記背側部の最大幅部分の前記長手方向の長さは、好ましくは60mm以上、更に好ましくは70mm以上、そして、好ましくは120mm以下、更に好ましくは100mm以下である前記<1>〜<16>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<18> 前記吸収体の前記幅方向の長さは、好ましくは80mm以上、更に好ましくは90mm以上、そして、好ましくは140mm以下、更に好ましくは120mm以下である前記<1>〜<17>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<19> 前記非伸縮部の前記幅方向の長さは、好ましくは70mm以上、更に好ましくは90mm以上、そして、好ましくは120mm以下、更に好ましくは110mm以下である前記<1>〜<18>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<21> 前記伸縮部を構成する前記弾性部材の数は、好ましくは8本以上、更に好ましくは10本以上、そして、好ましくは30本以下、更に好ましくは20本以下であり、前記下部伸縮部に配される前記弾性部材の数は、好ましくは5本以上、更に好ましくは10本以上、そして、好ましくは20本以下、更に好ましくは15本以下であり、前記上部伸縮部に配される前記弾性部材の数は、好ましくは3本以上、更に好ましくは4本以上、そして、好ましくは10本以下、更に好ましくは8本以下である前記<1>〜<20>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<22> 前記伸縮部を構成するシート材は、ポリプロピレン繊維からなるスパンボンド/メルトブロー/スパンボンド(SMS)である前記<1>〜<21>の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
<23> 前記シート材の坪量は、好ましくは8g/m2以上、更に好ましくは10g/m2以上、そして、好ましくは20g/m2以下、更に好ましくは15g/m2以下である前記<22>記載の使い捨ておむつ。
図1〜図4に示すおむつ1と同様の基本構成を有する展開型の使い捨ておむつを作製し、これを実施例1のサンプルとした。各部の寸法等(ファスニングテープの配置位置等)は、下記表1のように設定した。尚、伸縮部8の伸縮応力を、吸収体配置領域A1に位置する下部伸縮部8A1と吸収体非配置領域A2に位置する上部伸縮部8A2とで異ならせる(上部伸縮部8A2<下部伸縮部8A1なる大小関係を成立させる)ために、上部伸縮部8A2に5本の弾性部材81をそれぞれ伸長率が30%となるように配し、下部伸縮部8A1に9本の弾性部材81をそれぞれ伸長率が50%となるように配した。表面シートとしては、坪量25g/m2の液透過性のエアスルー不織布を用いた。裏面シート及びサイドシートとしては、それぞれ、坪量20g/m2の液不透過性且つ透湿性のポリエチレン製樹脂フィルム(炭酸カルシウム配合)を用いた。吸収体としては、フラッフパルプ160g/m2と吸水性ポリマー250g/m2との均一混合物からなる総坪量410g/m2の吸収性コアの外面を、坪量20g/m2の液透過性のティッシュペーパーで被覆したものを用いた。この吸収性コアの長手方向の全長は370mm、幅方向の全長(最大長さ)は115mmであった。伸縮部を構成する2枚のシート材としては、それぞれ、ポリプロピレン樹脂からなる坪量15g/m2のSMS不織布を用い、また、複数の弾性部材としては、繊度450dtexのポリウレタン製の糸状の弾性部材を用いた。シート材への弾性部材の固定は、ホットメルト型接着剤により行った。
各部の寸法等(ファスニングテープの配置位置等)を適宜変更した以外は、実施例1と同様にして展開型の使い捨ておむつを作製し、実施例2及び3並びに各比較例のサンプルとした。また、伸縮部を構成する弾性部材として、繊度310dtexのポリウレタン製の糸状の弾性部材を用いた以外は、実施例1と同様にして展開型の使い捨ておむつを作製し、実施例4のサンプルとした。
実施例及び比較例の各サンプル(使い捨ておむつ)について、フィット性、ずれ落ち防止性を下記方法により評価した。それらの結果を下記表1に示す。尚、表1中のW1やL1等の符合は、図中の同一符合に対応したものである。
アクリル製のベビーモデルにサンプルを装着した状態で、サンプルの外観を目視で観察すると共に、サンプルを手で触って、該モデルの肌面からのサンプルの浮き、サンプルのたるみの有無を官能的に評価し、浮きやたるみが存在しない場合をA、浮きやたるみが若干存在するが実用上問題無い場合をB、浮きやたるみが多く存在する場合をCとした。
サンプルに人工尿を200g注入後、このサンプルをウレタン製のベビーモデルに装着し、該モデルの両足を左右に20回開閉したときの、サンプルの基準点からのずれ落ち量を測定し、ずれ落ちが殆ど発生しない場合(ずれ落ち量がほぼゼロの場合)をA、ずれ落ちが若干見られるが実用上問題無い場合(ずれ落ち量が10mm以下の場合)をB、ずれ落ちがはっきりと見られる場合(ずれ落ち量が10mmを超える場合)をCとした。人工尿の組成は次の通り。尿素1.94質量%、塩化ナトリウム0.7954質量%、硫酸マグネシウム(七水和物)0.11058質量%、塩化カルシウム(二水和物)0.06208質量%、硫酸カリウム0.19788質量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル0.0035質量%及びイオン交換水(残量)。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 吸収体の延出部
5 サイドシート
6 ファスニングテープ
60 テープ基部
61 テープ把持部
7 ランディングテープ
8 伸縮部
8A1 下部伸縮部(伸縮部における吸収体配置領域に位置する部分)
8A2 上部伸縮部(伸縮部における吸収体非配置領域に位置する部分)
80 シート材
81 弾性部材
82 非伸縮部
10 本体
A 背側部
A1 吸収体配置領域
A2 吸収体非配置領域
A3 背側部の最大幅部分
B 股下部
C 腹側部
V1p 最外方第1仮想直線
V1q 最内方第1仮想直線
V2 第2仮想直線
V3 第3仮想直線
Claims (5)
- 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を具備し、背側部、股下部及び腹側部を長手方向に有する本体を備え、該背側部の左右両側縁部に一対のファスニングテープが設けられている使い捨ておむつであって、
前記背側部は、前記吸収体の前記股下部からの延出部が存する吸収体配置領域と、該延出部が存していない吸収体非配置領域とを前記長手方向に有しており、
前記背側部に、前記表面シートと前記裏面シートとの間に伸長状態で配された複数の同一繊度の弾性部材を含んで構成された伸縮部が、前記吸収体配置領域と前記吸収体非配置領域とに亘り設けられており、
前記伸縮部は、前記背側部における、前記長手方向と直交する前記本体の幅方向の長さが最大である最大幅部分に設けられ、且つ前記吸収体配置領域において形成されている下部伸縮部と、前記吸収体非配置領域において形成されている上部伸縮部とにより構成され、該下部伸縮部及び該上部伸縮部それぞれの全域に前記弾性部材が複数配されており、
前記伸縮部を構成する複数の前記弾性部材は、繊度450dtex以下であり、該弾性部材の伸縮方向を前記幅方向に一致させて前記長手方向に間欠的に配されており、
前記下部伸縮部に配された前記弾性部材は、前記吸収体の前記幅方向の外方の一方側から該吸収体を横断して他方側に延び且つ該吸収体と重なる部分に、該弾性部材の伸縮性の発現が抑制された非伸縮部を有しており、
前記上部伸縮部は、前記下部伸縮部に比して伸縮力が小さくなされており、
前記ファスニングテープは、前記本体と接合されるテープ基部と、該テープ基部に連接され該本体の幅方向外方に延出するテープ把持部とを含んで構成されており、該テープ把持部は、該テープ基部に比して前記長手方向の長さが短く、
前記伸縮部を構成する複数の前記弾性部材のうち、前記長手方向の最外方に位置する弾性部材と一致して前記幅方向に延びる最外方第1仮想直線を引くと共に、該長手方向の最内方に位置する弾性部材と一致して該幅方向に延びる最内方第1仮想直線を引いた場合、
前記テープ基部の前記長手方向の外方側に位置する上端部は、前記最外方第1仮想直線の近傍で且つそれよりも該長手方向の内方に位置するか、又は該最外方第1仮想直線よりも該長手方向の外方に位置し、
また、前記上端部とは反対側に位置する前記テープ基部の下端部は、前記最内方第1仮想直線の近傍で且つそれよりも該長手方向の外方に位置するか、又は該最内方第1仮想直線よりも該長手方向の内方に位置し、且つ
前記テープ基部の主要部は、前記最外方第1仮想直線と前記最内方第1仮想直線とに挟まれた領域に存在し、
前記下部伸縮部に配された複数の前記弾性部材のうち、前記長手方向の最外方及び最内方に位置する弾性部材それぞれと一致して前記幅方向に延びる2本の第2仮想直線を引いた場合、前記テープ把持部の主要部は、2本の該第2仮想直線に挟まれた領域に存在している使い捨ておむつ。 - 前記上部伸縮部に配された複数の前記弾性部材のうち、前記長手方向の最外方及び最内方に位置する弾性部材それぞれと一致して前記幅方向に延びる2本の第3仮想直線を引いた場合、2本の該第3仮想直線の離間距離は、2本の前記第2仮想直線の離間距離に比して短い請求項1記載の使い捨ておむつ。
- 前記最外方第1仮想直線と前記最内方第1仮想直線との離間距離は、該背側部の最大幅部分の前記長手方向の長さの60%以上である請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
- 前記腹側部の非肌対向面に前記テープ把持部を止着可能なランディングテープが設けられており、該テープ把持部の前記長手方向の長さは、該ランディングテープの該長手方向の長さの70%以上である請求項1〜3の何れか一項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記本体の長手方向に沿う両側部に、一対の立体ギャザー及び一対のレッグギャザーが、それぞれギャザー形成用弾性部材を該長手方向に伸長状態で配設することによって形成されており、
前記立体ギャザー及び前記レッグギャザーの少なくとも一方の前記ギャザー形成用弾性部材は、前記本体の平面視において、その前記長手方向の一端部が前記伸縮部と重なっており、他端部が前記ランディングテープと重なっている請求項4記載の使い捨ておむつ。
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