JP6712458B2 - 吸収パッド - Google Patents

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本発明は、吸収性物品等の着用物品(アウター)と重ねて使用される吸収パッド(インナー)に関する。
従来、尿等の排泄物の処理に伴う経済的、労力的な負担の軽減を目的として、吸収パッドを、使い捨ておむつ等の着用物品の肌対向面に重ねて使用することが行われている。例えば、吸収パッドの一種である尿取りパッドは、身体機能が衰えたり、疾患により衰弱した成人(多くは高齢者)等が着用する使い捨ておむつの表面シートの上に固定され、失禁した尿を吸収保持させるのに使用されるところ、排泄される尿の量が比較的少量の場合には、尿取りパッドのみを交換するだけで済み、使い捨ておむつの交換頻度を減らすことができる。
吸収パッドには、これを着用物品の肌対向面に取り外し可能に止着する止着材が取り付けられたものがあり、この止着材として、機械的ファスナーを利用したものがある。機械的ファスナーは、外面に多数のフックを有するフック材からなるいわゆるオス部材と、該オス部材が取り外し可能に被着されるいわゆるメス部材とからなり、オス部材のフックをメス部材が有するループ状繊維又は不織布繊維に引っ掛けるようにして、オス部材をメス部材に止着させるようになされている。吸収パッドが止着される使い捨ておむつ等の吸収性物品の肌対向面は、不織布によって形成される場合が多いところ、不織布には多くのループ状繊維やフック材に絡むことができる複数の繊維が存在するため、吸収パッドの止着材としてフック材(オス部材)を用いることで、その止着材としてのフック材を介して、吸収パッドを着用物品の肌対向面、例えば不織布製表面シートに容易に止着することができる。
典型的な吸収パッドは、肌対向面を形成する表面シートと、非肌対向面即ち併用される吸収性物品との対向面を形成する裏面シートと、両シート間に介在された吸収体とを具備する縦長の本体を備え、該本体の非肌対向面即ち裏面シートの外面の所定箇所、例えば該本体の長手方向前後端部近傍に、該吸収パッドを該吸収性物品の表面シートに止着するための止着材が配されている。しかし例えば、一の吸収性物品に対して複数の斯かる構成の吸収パッドを交換して使用する場合、その交換の度に、吸収性物品の表面シートから吸収パッドの止着材を剥がす操作が行われるため、表面シートがダメージを受けてその構成繊維が毛羽立ってしまうことがある。そのような、表面シートが毛羽立った状態の吸収性物品を常法通り吸収パッド無しで使用した場合には、着用者の肌に刺激を与えることになるため着用感が低下するおそれがあり、また、表面シートが破れて内包されている吸水性ポリマーが漏れ出すおそれもある。
これに対し特許文献1には、止着材が本体以外の部位に配された吸収パッドが記載されている。即ち特許文献1記載の吸収パッドにおいては、本体を構成する表裏面シートがそれぞれ本体長手方向に沿う両側縁より幅方向外方へ延出して左右一対のフラップを形成し、その各フラップにおける本体長手方向中央部の裏面シート側の外面に止着材が配されている。特許文献1記載の吸収パッドを使い捨ておむつ等の吸収性物品に止着する場合には、同文献1の図2に示されているように、該吸収パッドの止着材は、吸収性物品における吸収体の幅方向外方に位置するフラップに止着され、従来の典型的な吸収パッドのように、吸収性物品の吸収体上には止着されない。
また特許文献2には、長手方向両側にウイングを備えた縦長の吸収パッドが記載されており、該ウイングに感圧粘着層からなる止着材が配されている。特許文献2記載の吸収パッドを使い捨ておむつ等の吸収性物品に止着する場合には、同文献2の図6等に示されているように、該吸収性パッドを吸収性物品の一面上に重ね合わせ、その状態で該吸収性物品の側縁から延出するウイングを該吸収性物品の他面側に折り返し、該ウイングに配されている止着材を該吸収性物品の該他面に止着する。特許文献2には、このウイングのバリエーションとして、吸収パッドの両側縁の長手方向中央部に一対配されている形態(同文献2の図3)、及び、吸収パッドの両側縁の長手方向の略全長に亘って複数対が間隔を置かずに繋がって配されている形態(同文献2の図9)が具体的に記載されている。
特開平11−19127号公報 特開2006−102321号公報
特許文献1及び2記載の吸収パッドは、これと併用する吸収性物品の吸収体上にて止着材を介して止着されるように構成されていないため、前述した、吸収性物品の表面シートが受けるダメージに起因する不都合、即ち着用感の低下や吸水性ポリマーの漏れ出しを効果的に防止し得る。しかし、特許文献1及び2記載の吸収パッドは、着用者の身体に対する密着性、及び併用する着用物品への止着操作の点で改善の余地がある。
従って本発明は、着用物品に与えるダメージが低減され、着用物品への止着操作が容易で、且つ着用者の身体に対する密着性が良好な吸収パッドを提供することに関する。
本発明は、液保持性の吸収体を具備する本体を備え、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、別体の着用物品の肌対向面上に取り外し可能に止着されて、該着用物品と共に着用される吸収パッドであって、前記吸収体の縦方向に沿う両側縁より横方向外方に、前記吸収パッドを前記着用物品に止着する止着部を有し、該止着部は、前記吸収パッドの縦方向一端側に配された前側止着部と、該吸収パッドの縦方向他端側に配された後側止着部とを含み、両止着部は縦方向に離間しており、前記止着部に、該止着部を前記着用物品に取り外し可能に止着する止着材が、該吸収パッドを平面状に拡げた展開状態において前記吸収体と厚み方向において重ならないように配されている吸収パッドを提供するものである。
本発明によれば、着用物品に与えるダメージが低減され、着用物品への止着操作が容易で、且つ着用者の身体に対する密着性が良好な吸収パッドが提供される。
図1は、本発明の吸収パッドの一実施形態の肌対向面即ち表面シート側を模式的に示す平面図であり、各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた展開状態における平面図である。 図2は、図1のI−I線断面を模式的に示す横断面図である。 図3は、図1に示す吸収パッドの使用形態を模式的に示す図であり、該吸収パッドを着用物品の一種である使い捨ておむつの肌対向面側に配置した状態を図1のI−I線断面で見た場合の模式的な横断面図である。 図4は、図1に示す吸収パッドの着用状態を模式的に示す図であり、該吸収パッドを着用物品の一種である使い捨ておむつの肌対向面側に配置した状態を図1のII−II線断面で見た場合の模式的な横断面図である。 図5は、本発明の吸収パッドの他の実施形態の肌対向面即ち表面シート側を模式的に示す平面図であり、各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた展開状態における平面図(図1相当図)である。
以下、本発明の吸収パッドを、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。図1〜図4には本発明の吸収パッドの一実施形態である吸収パッド1が示されている。吸収パッド1は、液保持性の吸収体4を具備する本体5を備え、着用者の前後方向に相当する縦方向Xとこれに直交する横方向Yとを有し、図4に示すように、別体の着用物品としての使い捨ておむつ100の肌対向面即ち表面シート101上に取り外し可能に止着されて、使い捨ておむつ100と共に着用される。
尚、本明細書において、「肌対向面」は、吸収パッド又はその構成部材(例えば本体5)における、吸収パッドの着用時に着用者の肌側に向けられる面(相対的に着用者の肌に近い側)であり、「非肌対向面」は、吸収パッド又はその構成部材における、吸収パッドの着用時に肌側とは反対側(相対的に着用者の肌から遠い側)に向けられる面である。但し、後述する止着部のような、着用時に折り曲げられて上下方向が使用前とは反転する等して異なる部材には、ここでいう「肌対向面」及び「非肌対向面」という用語は使用しない。また、ここでいう「着用時」は、通常の適正な着用位置(当該吸収パッドの正しい着用位置)が維持された状態を意味し、吸収パッドが該着用位置からずれた状態にある場合は含まない。
吸収パッド1は、図1に示すように、着用時に着用者の股間部に配される股下部1Mと、着用時に股下部1Mよりも着用者の腹側に配される前方部1Fと、着用時に股下部1Mよりも着用者の背側に配される後方部1Rとを縦方向Xに有している。股下部1Mは、吸収パッド1の着用時に着用者のペニス等の排泄部に対向配置される排泄部対向部を有しており、該排泄部対向部は通常、吸収パッド1の縦方向Xの中央部又はその近傍に位置している。吸収パッド1は、図1に示す如き平面視において、股下部1Mに位置する縦方向Xの中央部が内方に括れ且つ一方向即ち縦方向Xに長い、縦長の砂時計状をなしている。
本体5は、図1及び図2に示すように、肌対向面を形成する表面シート2、非肌対向面を形成する裏面シート3及び両シート2,3間に介在された吸収体4を具備している。表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、吸収体4よりも大きな寸法を有し、吸収体4の周縁から外方に延出している。
表面シート2は液透過性であり、尿などの液体を透過させることができる。表面シート2としては、液透過性のシート材料を用いることができ、例えば、カード法により製造された不織布、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布及びニードルパンチ不織布等の種々の不織布;開口手段によって液透過可能とされた樹脂フィルム、例えば多孔性樹脂フィルム等が挙げられる。表面シート2として用いる不織布は、親水性不織布であることが好ましい。
裏面シート3は、液不透過性シートであることが好ましい。液不透過性シートである裏面シート3は、透湿性シート、透湿性フィルムと不織布をホットメルトや熱で接着した複合シート、撥水性不織布であっても良い。また、裏面シート3は、吸収パッド1に排泄された尿を使い捨ておむつ等の着用物品に吸収させるため、表面シート2と同様の液透過性不織布であっても良い。
吸収体4は、前方部1Fから後方部1Rに亘って延在しており、図1に示す如き平面視において、股下部1Mに位置する縦方向Xの中央部が内方に括れ且つ縦方向Xに長い、縦長の砂時計状をなしているが、吸収体4の平面視形状は特に制限されず、矩形形状あるいは角が丸みを帯びた矩形形状等でも良い。吸収体4としては、この種の吸収パッドで通常用いられているものを特に制限なく用いることができ、例えば、吸水性ポリマーの粒子及びパルプ繊維等の繊維材料の少なくとも1種を含む吸収性コアを用いることができ、該吸収性コアは、その表面が紙、不織布等のコアラップシートで被覆されていても良い。
図1及び図2に示すように、吸収パッド1は、吸収体4の縦方向Xに沿う両側縁4S,4Sより横方向Yの外方に、吸収パッド1をおむつ100(図3参照)の如き着用物品に止着するための止着部6F,6Rを有している。尚、吸収体4の両側縁4S,4Sは、本体5の縦方向Xに沿う両側縁でもある。止着部6F,6Rは、吸収パッド1の縦方向Xの一端側即ち前方部1Fに配された前側止着部6Fと、吸収パッド1の縦方向Xの他端側即ち後方部1Rに配された後側止着部6Rとを含んでいる。
本実施形態の吸収パッド1においては、図1及び図2に示すように、吸収パッド1の縦方向Xに沿う左右両側に一対のサイドフラップ部6,6が吸収パッド1の縦方向Xの全長に亘って連続的に配されているところ、止着部6F,6Rはこのサイドフラップ部6の一部である。サイドフラップ部6(止着部6F,6R)は、吸収パッド1を横方向Yに二分して縦方向Xに延びる縦中心線Lxを基準として対称に形成されている。前側止着部6Fは、サイドフラップ部6における前方部1Fに位置する部分が周辺部よりも横方向Yの外方に延出した部位を含んで構成され、また、後側止着部6Rは、サイドフラップ部6における後方部1Rに位置する部分が周辺部よりも横方向Yの外方に延出した部位を含んで構成されている。止着部6F,6Rは、それぞれ図1に示す如き平面視において、下底(上底よりも長い辺)が本体5側に位置する略台形形状をなしている。尚、吸収パッド1においては、サイドフラップ部6における止着部6F,6Rとそれ以外の部分との境界線は、止着部6F,6Rの縦方向Xの両付け根を結ぶ直線(図示せず)である。
一対のサイドフラップ部6,6は、それぞれ、図1及び図2に示すように、表面シート2及び裏面シート3それぞれにおける吸収体4の両側縁4S,4Sからの延出部と、後述する防漏カフ7の構成部材である防漏カフ形成用シート70とを含んで構成されている。つまり、止着部6F,6Rは、本体5を構成するシート状部材(表面シート2及び裏面シート3)の横方向Yの外方への延出部を含んで構成されており、これらシート状部材の積層体である。サイドフラップ部6を構成する各シート2,3,70は、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されている。
図1に示すように、前側止着部6Fと後側止着部6Rとは縦方向Xに離間している。本実施形態の吸収パッド1においては、腹側部1Fに前側止着部6F、背側部1Rに後側止着部6Rが配されているが、股下部1Mには止着部は配されておらず(即ち、股下部1Mの縦方向Xの前後に位置する腹側部1F及び背側部1Rに比して、横方向Yの外方への延出長さが短く)、前側止着部6Fと後側止着部6Rとの離間長さ、即ち、前側止着部6Fの縦方向Xの内方側の付け根6F1と後側止着部6Rの縦方向Xの内方側の付け根6R1との離間長さは、股下部1Mの縦方向Xの全長に等しい。尚、止着部6F,6Rそれぞれの縦方向Xの外方側の付け根、即ち、内方側の付け根6F1,6R1とは縦方向Xにおいて反対側に位置する付け根は、吸収パッド1(本体5)の縦方向Xの端と同位置にある。つまり、前側止着部6Fは腹側部1Fの縦方向Xの全長にわたって配されており、後側止着部6Rは背側部1Rの縦方向Xの全長にわたって配されている。
図1及び図2に示すように、止着部6F,6Rには、これらを別体の着用物品に取り外し可能に止着する止着材60が配されている。止着材60は、平面視長方形形状をなし、その長手方向を縦方向に一致させて、1個の各止着部6F,6Rにつき1個が配されている。止着材60としては、止着材60の典型的な止着対象である不織布、紙、樹脂製フィルム等に対して止着部6F,6Rを剥離自在に止着可能なものであれば良く、この種の吸収パッドに適用可能なもの、例えばメカニカルファスナー、粘着剤等を特に制限なく用いることができる。止着材60の典型的なものは、係合フックを多数有する面状のメカニカルファスナーのオス部材である。このオス部材は典型的には、シート状の支持体と、該支持体の表面に設けられた多数個の係合フックとを含んで構成されている。係合フックの形状は特に制限されず、例えば、ピン型、鉤型、ホック型、マッシュルーム型の種々の形状の係合フックを用いることができる。
このように、止着材60は、吸収体4(本体5)からの横方向Yの外方への延出部であるサイドフラップ部6からなる止着部6F,6Rに配されており、従って、図1に示すように吸収パッド1を平面状に拡げた展開状態(展開且つ伸張状態)において、吸収体4と厚み方向(図2の上下方向)において重ならない。
本実施形態の吸収パッド1においては、止着材60は図1及び図2に示すように、止着部6F,6Rにおける、図1に示す如き吸収パッド1の展開状態(展開且つ伸張状態)において本体5の非肌対向面側と同一面側、即ち裏面シート3側に配されている。
図1及び図2に示すように、吸収パッド1の肌対向面側即ち表面シート2側における縦方向Xに沿う左右両側には、一対の防漏カフ7,7が吸収パッド1の縦方向Xの全長に亘って連続的に配されている。一対の防漏カフ7,7は、それぞれ、吸収パッド1(本体5)の縦方向Xの全長に亘って連続する1枚の防漏カフ形成用シート70と、該シート70に伸張状態で固定された1本又は複数本(本実施形態では1本)の糸状の防漏カフ形成用弾性部材71とを含んで構成され、縦方向Xに連続している。防漏カフ7は、伸張状態で配された弾性部材71が吸収パッド1の着用状態において収縮することによって起立し、尿等の液の横方向Yの外方への流出いわゆる横漏れを防止する。
防漏カフ形成用シート70は、縦方向Xに沿う内側縁部70pと、該内側縁部70pよりも横方向Yの外方に位置して縦方向Xに沿う外側縁部70qとを有し、図1に示す如き平面視において、内側縁部70pは吸収体4と重なり、外側縁部70qは吸収体4の両側縁4S,4Sから横方向Yの外方に延出している。防漏カフ形成用弾性部材71は、防漏カフ形成用シート70の内側縁部70pに伸張状態で固定されている。サイドフラップ部6(止着部6F,6R)は、防漏カフ形成用シート70の外側縁部70q側を含んで構成されている。
一対の防漏カフ7,7は、それぞれ、止着部6F,6Rと本体5との間に固定されており、着用時にその固定部72を基端として着用者の肌側に自由端をなすように起立する。より具体的には、防漏カフ7を構成する防漏カフ形成用シート70が、止着部6F,6Rに配された止着材60と本体5(吸収体4)との間において、表面シート2及び裏面シート3それぞれの吸収体4の側縁4Sからの延出部に固定されて固定部72が形成されている。固定部72は、ホットメルト接着剤等の接着剤が塗布されて形成されており、図1に示す如き平面視において縦方向Xに延びる連続した直線状をなし、縦中心線Lxに対して平行になされている。一対の防漏カフ7,7は、それぞれ、防漏カフ形成用弾性部材71の収縮により、止着部6F,6Rと本体5との間に位置する固定部72を起点として、少なくとも股下部1Mにおいて内側縁部70p側が着用時に着用者の肌側に向かって起立する。防漏カフ形成用シート70としては、液不透過性若しくは液難透過性又は撥水性のシート材料を用いることができ、例えば、液不透過性又は撥水性の不織布、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルム、樹脂フィルムと不織布との積層体等を用いることができる。
吸収パッド1の寸法は、併用する着用物品の寸法等に応じて適宜調整すれば良く、特に制限されないが、通常、横方向Yの長さは、好ましくは100mm以上、さらに好ましくは120mm以上、そして、好ましくは300mm以下、さらに好ましくは270mm以下、より具体的には、好ましくは100mm以上300mm以下、さらに好ましくは120mm以上270mm以下である。
本実施形態の吸収パッド1は、図3に示すように、別体の吸収性物品としての使い捨ておむつ100の肌対向面側に止着材60を介して止着して使用することができる。吸収パッド1と併用される使い捨ておむつ100は、典型的な使い捨ておむつと同様の構成を有しており、肌対向面を形成する液透過性の表面シート101、非肌対向面を形成する液不透過性の裏面シート102、及び両シート101,102間に介在された吸収体103を具備し、展開状態において吸収性パッド1と同様に一方向に長い縦長である。使い捨ておむつ100の肌対向側の両側には、一対の防漏カフ104,104が設けられており、また、吸収体103の横方向Yの外方には、弾性部材を有する一対のレッグフラップ部107,107が設けられている。おむつ100の防漏カフ104は、吸収パッド1の防漏カフ7と同様の構成を有しており、おむつ100の縦方向Xの全長に亘って連続する1枚の防漏カフ形成用シート105と、該シート105に伸張状態で固定された1本又は複数本(本実施形態では2本)の糸状の防漏カフ形成用弾性部材106とを含んで構成され、着用者の前後方向に相当する縦方向に連続している。
本実施形態の吸収パッド1をおむつ100に止着する場合には、図3に示すように、止着部6F,6Rに配されている止着材60をおむつ100の防漏カフ104に止着する。尚、図3では前側止着部6Fのみを示しているが、後側止着部6Rも前側止着部6Fと同様におむつ100の防漏カフ104に止着する。即ち、吸収パッド1の止着部6F,6Rを、それぞれ、本体5の非肌対向面側即ち裏面シート3側に折り曲げ、その折り曲げた止着部6F,6Rにおける裏面シート3側に配されている止着材60を、おむつ100の防漏カフ104における着用時に着用者の肌側に向かって起立する部分(起立可能部)の外側面、より具体的には防漏カフ形成用弾性部材106の配置部の外側面に押し当てて止着する。このように、吸収パッド1は、従来の吸収パッドのように、併用する吸収性物品の表面シートのような、着用者の肌と直接接触する部位の形成部材に止着させて使用するものではないため、併用する着用物品に与えるダメージが低減されており、斯かるダメージに起因する不都合、例えば、着用感の低下、吸水性ポリマーの漏れ出しを効果的に防止し得る。
また、吸収パッド1によれば、止着材60の止着操作を容易且つ確実に行うことができる。即ち、止着材60をおむつ100の防漏カフ104に止着するためには、各止着部6F,6Rと防漏カフ104の起立可能部(弾性部材106の配置部)とを対応させ、それらを縦方向Xの前後から手指でしっかりと把持する必要があるところ、吸収パッド1においては、前側止着部6Fと後側止着部6Rとが縦方向Xに離間しており、各止着部6F,6Rが操作容易に独立しているため、そのような手指による把持を行いやすく、従って止着材60の止着操作を容易且つ確実に行うことができる。
吸収パッド1の着用物品への止着操作の容易性及び確実性をより一層向上させる観点から、前側止着部6Fと後側止着部6Rとの離間長さ、即ち、前側止着部6Fの縦方向Xの内方側の付け根6F1と後側止着部6Rの縦方向Xの内方側の付け根6R1(図1参照)との離間長さは、少なくとも各止着部6F,6Rをその縦方向Xの前後から人の手指で把持し得るスペースを確保し得る範囲が必要であり、具体的には、好ましくは50mm以上、さらに好ましくは80mm以上、そして、好ましくは300mm以下、さらに好ましくは260mm以下、より具体的には、好ましくは100mm以上240mm以下、さらに好ましくは120mm以上200mm以下である。尚、本実施形態の吸収パッド1においては前述した通り、斯かる離間長さは股下部1Mの縦方向Xの全長に等しい。
本実施形態の吸収パッド1においては、着用物品への止着操作の容易性の観点から、図1に示すように、止着部6F,6Rの本体5とは反対側の縁部(止着部6F,6Rの延出方向先端部)61は、おむつ100の如き、吸収パッド1と併用する着用物品を横方向に二分して縦方向に延びる縦中心線に対して平行になされている。斯かる構成は、おむつ100の防漏カフ104が起立するときの起点となる固定部(図示せず)の平面視形状を考慮して採用されたものである。尚、おむつ100の基本構成は吸収パッド1のそれと同じであり、おむつ100における図示しない縦中心線は、図1に示す吸収パッド1の縦中心線Lxに相当し、また、おむつ100における図示しない固定部は、吸収パット1の固定部72と同様に、縦中心線Lxに平行な連続直線状をなしている。
止着部6F,6Rを防漏カフ104に止着させる際には通常、止着部6F,6Rの縁部61を防漏カフ104の起立起点となる図示しない固定部(吸収パッド1の固定部72相当部位)に沿わせるところ、前述したように、縁部61が該固定部と同様に縦中心線(吸収パッド1の縦中心線Lxに相当する仮想線)に対して平行になされていることにより、前側止着部6Fと後側止着部6Rとが縦方向Xに離間していることと相俟って、止着部6F,6Rの防漏カフ104(起立可能部である弾性部材106の配置部)への止着操作の容易性、延いては確実性が一層向上し得る。
特に、おむつ100が、ウエスト開口部及びレッグ開口部を有するいわゆるパンツ型使い捨ておむつ(パンツ型着用物品)の場合、止着材60の防漏カフ104への止着操作をよりスムーズに行うことが可能である。即ち、パンツ型使い捨ておむつ100に吸収パッド1を止着する場合には、先ず、おむつ100の装着操作を常法通りに行い、その操作の途中、具体的には例えば、おむつ100の一対のレッグ開口部に着用者の両脚を挿入した状態でおむつ100を股間部側に引き上げる途中で、おむつ100に吸収パッド1を止着すれば良く、この引き上げ途中のおむつ100においては通常、防漏カフ104が、完全な起立状態ではないとしても、起立した状態にあるので、止着材60の防漏カフ104への止着操作をスムーズに行い得る。つまり、吸収パッド1は、ウエスト開口部及びレッグ開口部を有するパンツ型着用物品と併用する場合に特に有効であると言える。
止着部6F,6Rの止着材60を防漏カフ104の起立可能部(弾性部材106の配置部)に止着させると、防漏カフ104における伸張状態で配された弾性部材106がおむつ100の着用状態等において収縮することによって該起立可能部が起立した場合に、吸収パッド1全体、即ち腹側部1Fから背側部1Rにわたる連続した部分が該起立可能部によって押し上げられる。図3は、このおむつ100の防漏カフ104による吸収パッド1の押し上げを模式的に示した図であり、防漏カフ104によって押し上げられた吸収パッド1とおむつ100の肌対向面即ち表面シート101との間には、図3に示すように空間が形成され得る。尤も、図3は説明容易の観点から模式的に描かれたものであり、吸収パッド1とおむつ100の肌対向面との間に実際に図3の通りの空間が必ずしも形成されるわけではない。
このように、吸収パッド1をおむつ100と併用した場合には、おむつ100の防漏カフ104を構成する弾性部材106の収縮力によって吸収パッド1が押し上げられるため、図3に示す如く吸収パッド1が止着されたおむつ100を常法通り着用した場合には、図4に示すように、吸収パッド1が着用者の股間部側に押し上げられ、着用者の肌に密着し得る。そして、このように吸収パッド1が着用者の肌に密着することで、着用中における吸収パッド1の適正位置からのズレが生じ難く、吸収パッド1が本来有する吸収性能が十分に発揮され、良好な装着感が得られるようになる。
特に吸収パット1においては、前述した通り、図1に示す如き吸収パッド1の展開且つ伸張状態において、止着材60が吸収体4と厚み方向において重ならないため、止着材60が配されている止着部6F,6Rが柔らかい。そのため、止着部6F,6Rは着用物品への止着後に折れ曲がりやすく、それ故、吸収パッド1の着用者の身体に対する追従性が高められているため、吸収パッド1によれば、装着違和感が少なく良好な装着感が得られる。
図5には、本発明の吸収パッドの他の実施形態である吸収パッド1Aが示されている。図1に示す吸収パッド1においては、縦方向Xの一端側(前方部1F)及び他端側(後方部1R)それぞれに配されている止着部6F,6Rの数は一対であったが、吸収パッド1Aにおいては図5に示すように、複数対具体的には二対である。尚、吸収パッド1Aについては、吸収パッド1と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。吸収パッド1Aについて特に説明しない構成部分は、吸収パッド1についての説明が適宜適用される。
吸収パッド1Aにおいては、図5に示すように、前方部1Fにおいて、縦方向Xに隣り合う2個の止着部6F,6Fは縦方向Xに離間しており、また、後方部1Rにおいても、縦方向Xに隣り合う2個の止着部6R,6Rは縦方向Xに離間している。この「縦方向に隣り合う2個の止着部」の離間長さについては、吸収パッド1について説明した通り、吸収パッド1Aの着用物品への止着操作の容易性及び確実性をより一層向上させる観点から、各止着部6F,6Rをその縦方向Xの前後から人の手指で把持し得るスペースを確保し得る範囲が好ましく、具体的には前記の通りである。吸収パッド1Aによっても吸収パッド1と同様の効果が奏される。特に吸収パッド1Aは、吸収パッド1に比して止着部6F,6Rの配置数が多いため、着用物品にしっかりと止着させることができ、着用中に適正位置からずれる不都合を一層低減し得る。
尚、吸収パッド1Aにおいては、前述した吸収パッド1における「前側止着部6Fと後側止着部6Rとの離間長さ」、即ち「前側止着部6Fの縦方向Xの内方側の付け根6F1と後側止着部6Rの縦方向Xの内方側の付け根6R1との離間長さ」に相当する長さは、複数(図示の形態では二対)の前側止着部6Fのうち最も縦方向内方側に位置する前側止着部6Fの縦方向Xの内方側の付け根6F1と、複数(図示の形態では二対)の後側止着部6Fのうち最も縦方向内方側に位置する後側止着部6Fの縦方向Xの内方側の付け根6F1との離間長さである。
以上、本発明について説明したが、本発明は前述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、止着部6F,6Rの形状、配置数、配置位置等は、前記実施形態に制限されず適宜調整可能である。
また前記実施形態において、止着材60は、止着部6F,6Rにおける、吸収パッド1の展開且つ伸張状態(図1参照)において本体5の非肌対向面側と同一面側に配されていたが、これとは反対側、即ち、同状態において本体5の肌対向面側と同一面側(表面シート2側)に配されていても良い。その場合において、図3に示す如く止着材60をおむつ100の防漏カフ104の起立可能部(弾性部材106の配置部)に止着する場合には、止着部6F,6Rにおける表面シート2側に配されている止着材60を、該起立可能部の内側面(図3において止着材60が止着されている側とは反対側)に押し当てて止着すれば良い。
本発明の吸収パッドは、各種着用物品と共に着用可能であり、併用可能な着用物品としては、図3に示す如き使い捨ておむつ(パンツ型及び止着テープを有するいわゆる展開型の両方を含む)の他、軽失禁ショーツや軽失禁パンツ等の各種吸収性物品、さらには衣類のショーツや下着・肌着等が挙げられる。前述した本発明の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
1,1A 吸収パッド
1F 前方部
1M 股下部
1R 後方部
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 本体
6 サイドフラップ部
6F 前側止着部
6R 後側止着部
60 止着材
61 止着部の縁部
7 防漏カフ
70 防漏カフ形成用シート
71 防漏カフ形成用弾性部材
100 使い捨ておむつ(着用物品)
104 使い捨ておむつ(着用物品)の防漏カフ
X 縦方向
Y 横方向

Claims (6)

  1. 液保持性の吸収体を具備する本体を備え、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、別体の着用物品の肌対向面上に取り外し可能に止着されて、該着用物品と共に着用される吸収パッドであって、
    前記吸収体の縦方向に沿う両側縁より横方向外方に、前記吸収パッドを前記着用物品に止着する止着部を有し、該止着部は、前記吸収パッドの縦方向一端側に配された前側止着部と、該吸収パッドの縦方向他端側に配された後側止着部とを含み、両止着部は縦方向に離間しており、
    前記止着部に、該止着部を前記着用物品に取り外し可能に止着する止着材が、該吸収パッドを平面状に拡げた展開状態において前記吸収体と厚み方向において重ならないように配されており、
    前記着用物品は、着用時に着用者の肌側に向かって起立する起立可能部を有する防漏カフを備え
    前記着用物品に止着される場合に、前記止着部は前記本体の非肌対向面側に折り曲げられ、前記止着材は前記起立可能部に止着されるように構成されている、吸収パッド。
  2. 前記止着材は、前記止着部における、前記吸収パッドの前記展開状態において前記本体の非肌対向面側と同一面側に配されている請求項1に記載の吸収パッド。
  3. 前記止着部の前記本体とは反対側の縁部は、前記着用物品を横方向に二分して縦方向に延びる縦中心線に対して平行である請求項1又は2に記載の吸収パッド。
  4. 前記止着部と前記本体との間に、縦方向に連続する防漏カフが固定されており、該防漏カフは、着用時にその固定部を基端として着用者の肌側に自由端をなすように起立する請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収パッド。
  5. 前記着用物品は、ウエスト開口部及びレッグ開口部を有するパンツ型着用物品である請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収パッド。
  6. 着用者の股間部に配される股下部と、該股下部よりも着用者の腹側に配される前方部と、該股下部よりも着用者の背側に配される後方部とを有し、
    前記止着部は、前記前方部及び前記後方部に配され、前記股下部には配されていない請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収パッド。
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