JP2011104297A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】大き目の吸収体を有するものにも適合し、吸収体部分の肌への適切なフィット性を維持しつつ、繰り返しの排尿や多量の排尿に対しても持続的な吸収性及び液防漏性を実現する吸収性物品を提供する。
【解決手段】上層吸収材と下層吸収材とを含み、腹側部から股下部を介して後側部に亘る長手方向とこれに直交する幅方向とを有する吸収性物品であって、前記上層吸収材は前記幅方向の中心線から左右両側における対称の位置に存在する少なくとも一対の厚み方向に貫通した孔部を有しており、前記貫通孔部のうち幅方向最外側におけるものより外方に位置する前記上層吸収材は前記下層吸収材と直接又は他の部材を介して接合され、前記幅方向左右両側の最外側の貫通孔部の間にある前記上層吸収材には、前記下層吸収材と接合されず、弾性部材が前記長手方向に沿って配設されている部分がある吸収性物品。
【選択図】図1

Description

本発明は吸収性物品に関する。
乳幼児や大人用の使い捨ておむつや尿とりパッド等の吸収性物品には、排泄物を素早く吸収して漏れなく保持する性能とともに、肌面の起伏にフィットし履き心地の良さも求められている。特に、大人用として使用される吸収性物品にあっては、着用者の排泄尿の量も多く内部の吸収体が大きく厚くなりがちなため、違和感をできるだけ小さくすることが望まれる。
特許文献1には、吸収体に形成された中抜き部を可撓軸にして、使い捨ておむつ全体が折れ曲がって、その中央部分が股間部に押し当てられるようにして吸収体のずれを防止しようとしたものが開示されている。
特許文献2には、パンツ部と吸液性パッドから構成され、該吸液性パッドがパンツの胴周り端部近傍に腹側と背側とで固定されたパンツ型使い捨ておむつが開示されている。この吸液性パッドの非固定の部分では裏面シートに弾性部材が配設されている。ここで開示されるおむつは、縦方向へ収縮した伸縮性弾性部材によって、パッドの両端縁部以外のほぼ全体がパンツ部とは独立してその内面から上方へ持ち上がって着用者の肌に密着し、パンツ部がずれ下がったとしてもパッドの密着状態を維持することができるとされる。
特許文献3には、上下2層のコアからなる吸収体が、吸収性物品の幅方向側部に設けられた一対の圧搾条溝によって一体化して固定され、その圧搾された線状溝の間において上部コアが非固定とされ、さらにその幅方向の中央付近に弾性部材を配した生理用ナプキンが開示されている。ここで開示されている生理用ナプキンは、隆起しないよう固定された一対の上記線状溝の間で、ナプキンの中央部分のみが隆起してその両側に斜面を形成する。これにより、該斜面を伝って経血を線状溝へ移行させて経血の横漏れを防止しようとするものである。
実公平6−21463号公報 特開2003−62009号公報 特許第3616723号公報
上記特許文献1〜3に開示されたおむつや吸収性パッド、生理用ナプキンにより、その吸収体の配置ないし形態によりそれなりの改良効果はあるであろうが、さらに、繰り返しの排尿や多量の排尿があってもその排泄尿を肌側当接面へ逆戻りさせたり横漏れさせたりせず内部の吸収材に素早く吸収する性能を向上し、着用者に一層良好な装着感を与えるものとしたい。特に大人用の大きな吸収体を有するおむつであっても、着用者の排尿ポイントを中心とした股下部分に吸収材がしっかりとフィットし、該吸収材が着用者の動作による変形にも良好に追随可能となり尿漏れの防止性が向上することが望まれる。
本発明は、上記の点に鑑み、大き目の吸収体を有するものにも適合し、吸収体部分の肌への適切なフィット性を維持しつつ、繰り返しの排尿や多量の排尿に対しても持続的な吸収性及び液防漏性を実現する吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明は、上層吸収材と下層吸収材とを含み、腹側部から股下部を介して後側部に亘る長手方向とこれに直交する幅方向とを有する吸収性物品であって、前記上層吸収材は前記幅方向の中心線から左右両側における対称の位置に存在する少なくとも一対の厚み方向に貫通した孔部を有しており、前記貫通孔部のうち幅方向最外側におけるものより外方に位置する前記上層吸収材は前記下層吸収材と直接又は他の部材を介して接合され、前記幅方向左右両側の最外側の貫通孔部の間にある前記上層吸収材には、前記下層吸収材と接合されず、弾性部材が前記長手方向に沿って配設されている部分がある吸収性物品を提供するものである。
本発明の吸収性物品は、大き目の吸収体を有するものにも適合し、吸収体部分の肌への適切なフィット性を維持しつつ、繰り返しの排尿や多量の排尿に対しても持続的な吸収性及び液防漏性を実現する。
本発明の吸収性物品における一実施形態(実施形態1)としての尿とりパッドを展開して股下部に沿って湾曲させた状態を模式的に示す一部切欠斜視図である。 図1のII−II線断面の拡大断面図である。 本発明の別の実施形態(実施形態2)の尿とりパッドの幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施形態(実施形態3)の尿とりパッドの幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。 実施形態3の尿とりパッドにおける上層吸収体3の肌面側を示す平面図である。 本発明のさらに別の実施形態(実施形態4)の尿とりパッドの幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施形態(実施形態5)の尿とりパッドの幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。
図1は本発明の吸収性物品における一実施形態(実施形態1)としての尿とりパッドを展開して股下部に沿って湾曲させた状態を模式的に示す一部切欠斜視図である。図2は図1のII−II線断面の拡大断面図である。
本実施形態1の尿とりパッド10は、液透過性の表面シート1、液不透過性の裏面シート2、両シート間に介在された吸収体5、及び表面シート1の上面(肌当接面側)に配置されるサイドシート8を具備する。本実施形態1の吸収体5は、前記両シート間において、肌当接面側の上層吸収体3と肌非当接面側の下層吸収体4とからなる。このようにして積層された尿とりパッド10は、その平面視において着用者の腹側に配される腹側部F、股間に沿うようにわたす股下部C、及び背側に配される背側部Rの各部位からなり、その全体の展開形状は該股下部Cが括れた砂時計形状である。なお、該尿とりパッドの形状は、通常のおむつ等の内側に沿わして使用することを考慮し、前記の砂時計形状の他、長方形状等としてもよい。
本発明においては、特に断らない限り、人体に接触する側を肌面側ないし肌当接面側あるいは表面側といい、下着に接する側を非肌面側ないし非肌当接面側あるいは裏面側という。また、装着時に人体の前側に位置する方向を前方といいその端部を前端部とし、後側に位置する方向を後方といいその端部を後端部として説明する。また、吸収性物品の表面又は裏面の法線方向を厚み方向といいその量を厚さという。さらに、吸収性物品の平面視において相対的に長さのある方向を長手方向といい、この長手方向と直交する方向を幅方向という。なお、前記長手方向は典型的には装着状態において人体の前後方向と一致する。
本実施形態1において、前記吸収体5は上層吸収体3と下層吸収体4からなる。前記上層吸収体3はその平面視において尿とりパッド10の展開形状の略相似形状であり、前記下層吸収体4はその平面視において長方形状でその幅が前記上層吸収体3の股下部Cの幅より短くされている(図1参照)。図2に示すとおり、前記上層吸収体3は、液保持性の上層吸収材33を液透過性のシート材で被覆してなる。前記シート材は、肌面側に配される上層上側シート31と非肌面側に配される上層下側シート32とからなり、前記上層下側シート32が肌面側へ巻き上げられて上層上側シート31と接合して内部の前記上層吸収材33を挟持する。また、前記下層吸収体4は、液保持性の下層吸収材43を1枚の液透過性のシート材で被覆してなる(図2参照)。なお、該下層吸収体4はシート材料で覆われていることが好ましいが、下層吸収材43の非肌面側から側部上面へと巻き上げるだけでもよいし、下層吸収材43のみでも構わない。
本実施形態1において、上層吸収材33には長手方向に沿う2条の貫通孔部7’,7’が形成され、その位置において上層上側シート31と上層下側シート32とが接合されて長手方向に沿う溝部7,7をなしている(図1参照)。該貫通孔部間ないし溝部間には中央で隆起可能な上層吸収材33の中央部3aとされている。本実施形態1の尿とりパッド10において、前記中央部3aは装着時に独立して変形し、弾性部材6の作用で肌面に向け隆起する。このことにより、装着者に良好な装着感と持続的な吸収性及び液防漏性とを与えることができる。この点につき以下に詳述する。
本実施形態1において、図2に示すとおり、前記上層吸収体3は、尿とりパッド幅方向を二等分する(すなわち、着用者との関係ではその正中面が通るべき)仮想中心線(正中線)Lに対して左右対称の位置に存在する位置に、断面において肌面側(上層上側シート側)に開放し物品長手方向に延びる溝部7,7を有する。各溝部7は、上層吸収材33が配されない分だけ厚み方向に窪み形状となり、表面シート1との間に小空隙を形成する。なお本実施形態1において、上層吸収材33における中央部3a及び後述の側部3bについて前記溝部7との関係で詳述する。
本実施形態1において、各溝部7は上層吸収材33のある中央部3aとともに、下層吸収体4には固定されておらず、肌面方向への良好な隆起が可能とされている。他方、前記上層吸収体3の上層上側シート31は、上記2条の溝部7以外の部分において表面シート1と接合されている。
本実施形態1の該中央部3aは、その上層下側シート32を介してその非肌面側において仮想中心線Lに対し左右一対の2条の弾性部材6,6を具備している。該各弾性部材6は、伸長した状態で上層吸収材33の中央部3aの上層下側シート32に溝部7と一致する長さあるいはそれ以上の長さとして接合されている(図2参照)。この接合方法は、この種のものに用いられる通常の方法を用いることができる。本実施形態1においては、前記弾性部材6の非肌面側を覆うようにカバーシート9が配設され、弾性部材6が着用時の液の排泄をうけても剥離しないように、しっかりと固定し一体化されている。
本実施形態1において、前記弾性部材6,6は着用時の形状ないし自然形状においてその長手方向に収縮し、それによって前記中央部3aは、下層吸収体4とは独立して隆起する。他方、そのさらに両側の上層吸収体3の内部の上層吸収材33における側部3bは、上層下側シート32を介して下層吸収体4と全面において接合され下層吸収体4により動きが拘束されている。具体的には、本実施形態1の尿とりパッド10を腹側から股下を介して背側へとその曲面に沿って装着すると、該尿とりパッド10はその長手方向にU字状に湾曲する。その湾曲する部分で前記弾性部材6,6が収縮して、図2に示すとおり、前記中央部3aが隆起する。
本実施形態1においては、2条の弾性部材6,6が前記中央部3aの幅方向両側縁近傍の位置に配置されている。そのため、前記上層下側シート32を介して中央部3aの両側を支持するようにして弾性部材6,6が収縮するので、該中央部3aは、折れ曲がったりよれたりすることなく、その長方形状を実質的に維持しつつ股下部分の曲線にそって隆起する。このとき前記中央部3aの隆起は、主に弾性部材6,6の収縮力によるものであり、溝部7によって分断された幅方向側方の側部3bとは力の作用も断絶されているので、下層吸収体4をはじめ他の部材の動きや変形の影響が少ない独立した動きとなる。これにより、股下部で長手方向には着用者側に曲率半径をもち、股下部の溝部7,7の間で幅方向には着用者の反対側に曲率半径をもつ、シート状物の変形においては矛盾の生じる鞍面形状を取る、着用者の肌面に対するフィット性としては理想的な形状が得られやすく好ましい。
その結果、前記中央部3aは、その隆起によって表面シート1を介して股下部分、特に排尿ポイント(外尿道口)を覆うようにしっかりと当接し、良好なフィット感を実現する。しかもこれと両立しにくい両足の付け根に対するフィット性についても、該中央部3aはむしろ上層吸収体3の他の部分とは独立に動くことで身体の動きに合わせて追随し、着用者に良好な装着感を与え、尿の漏れを効果的に防ぐことができる。
さらに本実施形態1において、前記溝部7は、着用時の多量の排泄尿を下層吸収体4へと導く導液路の機能を果たす。例えば、繰り返しの排尿や多量の排尿があった場合、その排泄尿は上層中央部3aや溝部7へと移行する。本実施形態1によれば、溝部7へ移行してきた排泄尿は、該溝部7を介して素早く下層吸収体4で吸収保持される。このとき中央部3aが弾性部材6,6によって適度に隆起していることで、そこにできる下方の空間部qも導液路として機能し液が素早くしかも広い面で下層吸収体4に移行し保持される。該空間部qで保持された排泄尿は、下層吸収体4でしっかりと吸収される。一方では、側部3bが上層下側シート32を介して下層吸収体4とその面状固定部の端縁k,kより幅方向外方において面で隙間なく接合されているため、この部分で排泄尿が堰き止められ横漏れ防止に効果的である。さらに本実施形態1では、下層吸収体4における下層吸収材43の幅方向の長さは、上層吸収体3内部の上層吸収材33全体の幅方向長さより短くされており、一層横漏れ防止効果が高まる点で好ましい。
本実施形態1の尿とりパッド10では、前記中央部3a及び溝部7は腹側部Fから股下部Cを介して背側部Rまで至る構成としているが(図1参照)、特に男性の尿排泄部分にしっかりとフィットして尿漏れを防ぐという観点から、少なくとも腹側部Fから股下部Cに至る領域に存在していることが好ましい。
なお、本実施形態1における弾性部材6、6は、中央部3aの幅方向両側縁近傍の位置に配置されているが、これに加えて中央部3aの幅方向両側縁より内側(すなわち、本実施形態1における一対の弾性部材6,6よりも内側)に弾性部材が配置さていてもよい。
また、本実施形態1における上層吸収材33は2条の溝部ないし上層吸収材における2条の貫通孔部を有するが、これに限定されず、3条以上の溝部ないし貫通孔部が設けられる形態であってもよい。したがって、仮想中心線に対して左右それぞれ2条以上の溝部があるようなときには、最外側の溝部の外方の上層吸収材部分(最外側部)のみが下層吸収材と直接又は他の部材を介して接合されていればよい。その中ほどの上層吸収材部分(中央部)のうちのどの部分が下層吸収材と非接合状態であってもよく、またどの部分に弾性部材が配設されていてもよい。例えば、変形例を挙げれば、左右2条ずつの溝部で分断された5条の上層吸収材部分を想定したとき、そのうち2条の最外側部の上層吸収材部分は下層吸収材に直接的もしくは間接的に接合されている。その中ほどの3条の上層吸収材中央部のすべてが非接合状態で、3条の上層吸収材中央部にはそれぞれ弾性部材が配設されている例が挙げられる(例1)。あるいは、非接合状態の3条の中央部のうち中央の正中線にあたる部分には弾性部材が配設されず、溝部を介してその左右両側の上層吸収材部分に弾性部材が配置されている例が挙げられる(例2)。上記例1と例2とでは例1が好ましい。その他、上記中ほどの3条の中央部のうち左右両側の2条を下層吸収材と接合し、正中線にあたる位置にある上層吸収材部分のみを非接合状態としかつ弾性部材を配設してもよい。
本実施形態1において、上層吸収体の各溝部7の幅は、5〜50mmが好ましく、5〜40mmがより好ましく、5〜30mmがさらに好ましい。このようにすることが、吸収性能、下層吸収体への通液性、溝の間の吸収体の起立し易さや起立したときの形状安定性の点から好ましい。また、溝部7の長さは、吸収性物品の全長にもよるが、一般的な尿とりパッドの場合には、50〜400mmが好ましく、100〜350mmであることがさらに好ましい。さらに本実施形態1において、溝部7,7間の中央部3aの幅が30〜100mm、特に30〜80mm、さらには40〜70mmであることが上層吸収体3での吸収性能とフィット感の両立の点から好ましい。なお、該溝部7が本実施形態1のように長手方向に直線的に沿う形状ではなく、長手方向両端側が幅方向外方向かって弓状に湾曲する形状の場合には、前記中央部3aの幅は溝部間隔が最小である地点での幅を意味する。また、溝部7は線状以外にも波状であったり折線状であったりしてもよい。さらに、該溝部7は、本実施形態1のように上層上側シート31及び上層下側シート32が面状に接合されたものに限らず、該面状接合面において少なくとも一部に切り欠き部や開穴部があってもよい。
本実施形態1において、前記の各サイドシート8は、立体ギャザーとして起立性防漏カフをなす自由端縁位置kとその基端位置kとを有する。前記自由端縁位置kは、糸状ないし細紐状の立体ギャザー用弾性部材81を前記サイドシート8の端縁を折り返して包み込むようにして形成される。該自由端縁位置kは、着用状態で尿とりパッドの長手方向に伸縮して着用者の肌面に向け突出するように起立して肌にしっかりと当接し、排泄物の外部への移行を遮断して横漏れを効果的に防止する。前記立体ギャザー用弾性部材81は、少なくとも股下部Cに配されており、更に腹側部F及び/又は背側部R側にも延びて配されていることが好ましい。他方、前記基端位置kは、そこからおむつ幅方向側縁にかけてサイドシート8と表面シート1ないし裏面シート2が接合される接合部分の端縁をなす。前記接合方法は、この種のものに用いられる通常の方法を用いることができる。
本実施形態1の尿とりパッド10において、表面シート1、裏面シート2、及びサイドシート8としては通常吸収性物品に使用されているものを用いることができる。
表面シート1としては、親水性不織布が好ましく、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、立体賦形不織布と呼ばれている不織布で、その繊維がポリプロピレンの単繊維や、ポリプロピレンとポリエチレンの複合繊維、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンの複合繊維等で親水化処理が施された繊維が好ましく、その坪量15〜50g/mのものが好適に使用できる。また、表面シート1の股下部分には、表面シート1の非肌面側に親水性穴開きフィルムや親水性不織布が部分的に重ねられていてもよい。
裏面シート2としては、ポリエチレンフィルム、透湿性フィルム、不織布とフィルム(透湿性/非透湿性)をラミネートした複合シートを使用することができ、中でも不織布と透湿性フィルムをホットメルトで接着した複合シートが肌触り、強度の点から好ましい。また、前記裏面シート2は、その非肌当接面側に尿とりパッドをおむつや下着に固定するためのズレ止めテープを配している。ズレ止めテープとしては、ホットメルト接着と剥離紙を使用したズレ止めテープ、フック材の係合によるフックテープ等を使用することができる。
前記サイドシート8としては、撥水性不織布が好ましく、具体的には、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン(SM)不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布等が用いられる。
前記上層吸収体3の非肌当接面側に配される弾性部材6及びサイドシート8の立体ギャザー用弾性部材81としては、この種の物品に用いられる通常の弾性部材を用いることができ、例えば素材としては、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができ、形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状ないし紐状(平ゴム等)のもの、或いはマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を用いることができる。
前記弾性部材6を覆うカバーシート9としては、親水性のシート材料であることが下層吸収体を有効に使用する観点から好ましい。具体的には、紙、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、SMS不織布、SM不織布、スパンレース不織布やエアレイド不織布が挙げられる。また、前記弾性部材6としては、上述したゴムに代えて、伸縮性シート材料であってもよい。これらシートまたは伸縮性シート材料は、その坪量が8〜30g/mであることが風合いを良好にできる点から好ましい。
尿とりパッド10の上層吸収体3は、フラッフパルプと吸水ポリマーの混合により形成される上層吸収材33が、上層上側シート31及び上層下側シート32で挟持されている。より具体的には、親水性の不織布によって前記吸収材全面が覆われる構成となっている。溝部7の上層上側シート31及び上層下側シート32の接合部が排泄後の湿潤時において剥がれないよう熱接着が可能な不織布であることが好ましい。上層上側シート31、上層下側シート32は同一の材料でも異なっていてもよい。上層上側シート31は液透過性であり、親水性の不織布のほかパルプ製の紙が用いられる。一方、上層下側シート32は、全面が液透過性である形態のほか、液透過困難性の不織布に溝部7の部分だけを液透過性とする形態でもよい。この液透過困難性の不織布としては液不透過性のフィルムや撥水性材料を構成材料とする不織布等が挙げられる。この不織布のうち溝部7の部分を液透過性とするには、フィルムに孔を多数設けて液透過性としたり、撥水性材料に親水化剤(親水性の界面活性剤等)を付与する方法で液透過性を付与する方法が挙げられる。上層吸収材33のフラッフパルプ坪量は、100〜400g/m、特に120〜300g/mであることが、吸水性能と風合いの点から好ましい。また、吸水ポリマー坪量は、50〜300g/m、好ましくは60〜250g/mであることが吸水性能の点から好ましい。なお、上層吸収体3には熱融着繊維やレイヨン繊維が含まれていてもよい。
上層吸収材33としては、吸水ポリマーの脱落防止や装着時のヨレや壊れ防止から混合形であることが好ましいが、混合系に変えて、パルプ層と吸水ポリマー層を積層する構成や、吸水ポリマーを不織布等のシートの間に全面または所定パターンで接着固定するものを使用することもできる。後者の場合、上下のシート材料にホットメルトを塗布し、吸水ポリマーの間隔をあけてストライプ状に散布した構成のポリマーシートが挙げられる。この場合、溝部7の吸水ポリマー未散布幅は、フラッフパルプと吸水ポリマーの吸収体と同様に5〜50mmが好ましく、5〜40mmがより好ましく、5〜30mmがさらに好ましい。前記上層吸収体3の上層上側シート31及び上層下側シート32としては、液透過性のシート材料として、紙、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、SMS不織布、SM不織布、スパンレース不織布やエアレイド不織布を使用することができる。坪量としては、8〜40g/mであることが好ましい。
尿とりパッドの下層吸収体4は、前記上層吸収体3と同様のものを使用することができる。
本実施形態1における尿とりパッド10は、上層吸収体3及び下層吸収体4以外はこの種の物品に通常用いられる部材構成であればよく、例えば股下部に位置するサイドシート8の左右幅方向側縁部にレッグギャザーを有するものであってもよい。レッグギャザーに使用する弾性体は、立体ギャザーと同様のものを用いることができる。その他、尿とりパッド10には裏面シート2に所定の印刷を施してもよい。具体的には、裏面シート2の長手方向及び幅方向の中央領域への印刷、男女識別用の印刷、前後識別用の印刷、排尿ポイント認識用の印刷等が挙げられる。また、pHの変化等によって色が変わるいわゆるおしっこお知らせサインが防漏材の吸収体面側にあってもよい。
図3は、本発明の別の実施形態(実施形態2)の尿とりパッド20の幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。本実施形態2の尿とりパッド20は、前記実施形態1の弾性部材6が中央部3aの上層吸収材33と上層下側シート32との間に配され固定されている。該弾性部材6は、接着剤やヒートシールによって上層下側シート32の肌面側に固定されている。
本実施形態2における尿とりパッド20は、前述のような弾性部材6の配置により、カバーシート9を削減することで、中央部3aがより柔軟になり伸縮性がアップすることが期待される。さらにコストも削減することができる。
図4は、本発明のさらに別の実施形態(実施形態3)の尿とりパッド30の幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。図5は本実施形態3の尿とりパッドにおける上層吸収体3の肌面側を示す平面図である。図5においては、溝部7(貫通孔7’)及び後述の切欠き部17の平面形状を示すため、上層吸収体3はその外形のみを実線で示しその他の部材の構成を省略している。また、尿とりパッド30の外形を二点鎖線で示している。本実施形態3の尿とりパッド30は、前記実施形態1の溝部7,7が部分的に分断された切り欠き部17,17を具備する。該切り欠き部17は、上層上側シート31及び上層下側シート32を欠く部分であり、溝部7の幅方向中央付近において該溝部7の長手方向にほぼ一致する長さで形成されている。
本実施形態3の尿とりパッド30においては、溝部7が切り欠き部17を有するために、中央部3aは、これを挟持する上層上側シート31及び上層下側シート32によって側部3bと連結されることがないので、より厚み方向に隆起しやすくなる。そのため前記中央部3aは、着用者の股下部の動きにより追随しやすくなり、より良好な装着感と尿漏れ防止性をもたらす。本実施形態3において、前記切り欠き部17の幅方向の幅は、溝部7の幅にもよるが、0.5〜10mmが好ましく、2〜10mmがさらに好ましい。また、カッターによるスリットのみでも構わない。また、前記切り欠き部17の長さ方向の位置は排尿部に近い腹側部から股下部であることが好ましい。
図6は、本発明のさらに別の実施形態(実施形態4)の尿とりパッド40の幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。本実施形態4の尿とりパッド40おいては、前記実施形態3における下層吸収体4がその仮想中心線(正中線)L付近に下層吸収材43を欠く欠落部sを有する。
本実施形態4の尿とりパッド40は、前記欠落部sによって下層吸収体4が2分割されより柔軟に肌の起伏や動きにフィットしやすくなり、身体適合性及び動作追随性が高められるので好ましい。本実施形態4において、前記欠落部sの幅方向の幅は、1〜20mmが好ましく、3〜15mmがさらに好ましい。
図7は、本発明のさらに別の実施形態(実施形態5)の尿とりパッド50の幅方向断面を模式的に示す拡大断面図である。本実施形態5の尿とりパッド50において、上層吸収材33は、2条の溝部7,7間の中央部3aの仮想中心線(正中線)Lに対応する位置に吸収材が厚み方向に欠落した欠落部tを具備する。該欠落部tは、前記溝部7の長手方向に一致する長さで形成されている。本実施形態5において、前記欠落部tを含めた中央部3a及び溝部7,7が隆起可能とされている。本実施形態5において、前記中央部3aは、その非肌面側には上層下側シート32を介して幅方向両側縁部近傍に2条の弾性部材、前記欠落部tに対応する位置には上層下側シート32を介して1状の弾性部材が配設されている。さらにその非肌面側を覆うようにカバーシート9が配設されている。本実施形態5において、前記上層吸収体3は、内部の上層吸収材33が吸水ポリマーからなる。該上層吸収体3の形成方法は、例えば、上層上側シート31及び上層下側シート32にホットメルトを塗布し、該両シート間の前記溝部を除く部分に吸水ポリマーを散布して中央部3a及び側部3b,3bを形成し、前記両シートの3条の溝部に相当する部分及び両側をヒートシールして接合する方法が挙げられる。
本実施形態5の尿とりパッド50においては、前記吸水ポリマーが薄い素材で優れた吸収性を有することから、これを含む中央部3aは、隆起してより股下部に良好にフィットしやすくなり、かつ表面シート1からの排泄液をより素早く多く取り込んで吸収保持することができるので、装着者に良好な装着感を与えることができる点で好ましい。さらに、前記中央部3aは、その仮想中心線(正中線)Lの位置に配設された欠落部tがちょうど股下部の排泄ポイントに対応していることから、より多くの排泄液を該欠落部tの長手方向に沿って拡散させつつ同時に内部の吸収材33に吸収保持させることができる。
本発明の吸収体物品は、上記実施形態における尿とりパッドに限らず、乳幼児用あるいは大人用の展開型使い捨ておむつやパンツ型使い捨ておむつであってもよく、また生理用ナプキン、パンティライナーや軽失禁パッドであってもよい。
1 表面シート
2 裏面シート
3 上層吸収体
3a 中央部
3b 側部
33 上層吸収材
4 下層吸収体
43 下層吸収材
5 吸収体
6 弾性部材
7 溝部(吸収材の貫通孔部)
9 カバーシート
L 正中線(仮想中心線)
10,20,30,40,50 尿とりパッド

Claims (5)

  1. 上層吸収材と下層吸収材とを含み、腹側部から股下部を介して後側部に亘る長手方向とこれに直交する幅方向とを有する吸収性物品であって、
    前記上層吸収材は前記幅方向の中心線から左右両側における対称の位置に存在する少なくとも一対の厚み方向に貫通した孔部を有しており、前記貫通孔部のうち幅方向最外側におけるものより外方に位置する前記上層吸収材は前記下層吸収材と直接又は他の部材を介して接合され、
    前記幅方向左右両側の最外側の貫通孔部の間にある前記上層吸収材には、前記下層吸収材と接合されず、弾性部材が前記長手方向に沿って配設されている部分がある吸収性物品。
  2. 前記弾性部材は、少なくとも前記腹側部から股下部に渡って存在する、請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記上層吸収材及び/又は下層吸収材は、さらに吸収性物品を幅方向に二等分する中心線に対応する位置に厚み方向に貫通した欠落部を有する請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記上層吸収材は上層上側シートと上層下側シートとの間に挟持されており、前記下層吸収材は下層上側シートと下層下側シートとの間に挟持されており、前記上層吸収材の前記貫通孔部の位置では、前記上層上側シートと上層下側シートとが面状に接合されて溝部をなしている請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記上層上側シート及び前記上層下側シートはそこに介在された前記上層吸収材の貫通孔部にあたる位置に切り欠き部を具備する請求項4記載の吸収性物品。
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