JP7147912B2 - テープ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、テープ型使い捨ておむつに関する。
従来、後身頃にファスニングテープが取り付けられ、前身頃にフロントパッチが設けられたテープ型の使い捨ておむつが知られている。ファスニングテープとフロントパッチは、例えばフック材(雄部材)とループ材(雌部材)の面ファスナーにより機械的に結合できるようになっている。一般的に、ファスニングテープの先端部にフック材が取り付けられ、フロントパッチの表面はループ材によって覆われている。このようなテープ型の使い捨ておむつにおいては、後身頃に設けられたファスニングテープを前身頃に設けられたフロントパッチに止め付けることで、着用者の身体に装着することが可能である。
テープ型使い捨ておむつにおいては、前身頃から後身頃にかけて尿などの液体を吸収し保持するための吸収体が配設されている。吸収体は、使い捨ておむつを構成する部材の中でも剛性が強い部材である。このため、着用時の姿勢や動きによっては吸収体が着用者の動きに追従しきれない場合もあり、吸収体がズレたりヨレたりすることで排泄液の漏れが生じやすくなるといった問題がある。
吸収体のフィット性を高めるためには、吸収体の厚みを調整したり、吸収体に溝を設けたりすることなどが検討されている。また、吸収体を外側から弾性部材で支持し、吸収体を着用者側に向けて押し上げることでフィット性を高めることも検討されている。例えば、特許文献1には、吸収体ギャザー弾性体が吸収体の中間部の前方部や後方部まで延在したテープ型使い捨ておむつが開示されている。ここでは、吸収体ギャザー弾性体はフロントパッチが設けられた領域にも重畳している。
特開2015-66308号公報
特許文献1に開示された吸収体ギャザー弾性体は、吸収体を外側から支持する弾性部材であり、このような弾性部材を設けることにより、ある程度、吸収体のフィット性を高めることはできる。しかしながら、特許文献1では、弾性部材はフロントパッチが設けられた領域にも重畳しており、このような場合、着用時にフロントパッチにシワやヨレが発生する場合があることが本発明者らの検討により明らかとなった。フロントパッチにシワやヨレが発生した場合、着用感の低下を引き起こすだけではなく、排泄液の漏れが生じる場合があり問題となる。また、フロントパッチにシワやヨレが発生した場合、吸収体のフィット性が低下する傾向も見られ、改善が求められている。
そこで本発明者らは、このような従来技術の課題を解決するために、吸収体のフィット性が高く、かつフロントパッチにシワやヨレが発生することが抑制されたテープ型使い捨ておむつを提供することを目的として検討を進めた。
上記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、本発明者らは、テープ型使い捨ておむつにおける所定位置に、長手方向に延びる一対のサポート弾性部材を設けることにより、吸収体のフィット性が高く、かつフロントパッチにシワやヨレが発生することが抑制されたテープ型使い捨ておむつが得られることを見出した。
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
[1] 後身頃、前身頃、及び後身頃と前身頃の間に位置する股下部に長手方向に区分され、
後身頃には、幅方向の左右の側縁から延出するように、少なくとも左右一対のファスニングテープが取り付けられ、前身頃には、ファスニングテープを止め付けるためのフロントパッチが設けられており、
少なくとも股下部に配置された吸収体を有するテープ型使い捨ておむつであって、
テープ型使い捨ておむつは、長手方向に延びる一対のサポート弾性部材を有し、
サポート弾性部材の少なくとも一部は、吸収体と重畳しており、
サポート弾性部材の固定領域は、フロントパッチに重畳しないテープ型使い捨ておむつ。
[2] 吸収体は、低目付け部と高目付け部を有し、
サポート弾性部材の固定領域は、高目付け部に重畳している[1]に記載のテープ型使い捨ておむつ。
[3] 吸収体は、低目付け部と高目付け部を有し、
サポート弾性部材の固定領域は、低目付け部のみからなる領域には重畳しない[1]又は[2]に記載のテープ型使い捨ておむつ。
[4] 後身頃、股下部、及び前身頃の外表面を覆うカバーシートを有し、
サポート弾性部材は、カバーシートと、吸収体の間に配設される[1]~[3]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
[5] テープ型使い捨ておむつは、複数本ずつ配置された一対の弾性部材を有する[1]~[4]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
本発明によれば、吸収体のフィット性が高く、かつフロントパッチにシワやヨレが発生することが抑制されたテープ型使い捨ておむつを得ることができる。
図1は、テープ型使い捨ておむつの例を示す斜視図である。 図2は、テープ型使い捨ておむつの例を示す展開図である。 図3は、テープ型使い捨ておむつを展開した状態で分解した分解図である。 図4は、吸収体とサポート弾性部材の重なった様子を説明する平面図である。 図5は、吸収体とサポート弾性部材の重なった様子を説明する平面図である。
以下において、本発明について詳細に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、代表的な実施形態や具体例に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではない。
なお、本明細書において、「前身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分を意味する。また、「股下部」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の股下を覆う部分を意味する。また、「後身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分を意味する。
また、本明細書において、「長手方向」とは、基本的に、使い捨ておむつの前身頃と後身頃を結ぶ方向を意味する。また、「幅方向」または「左右方向」とは、基本的に、使い捨ておむつの長手方向に直交する方向を意味する。
また、本明細書において、「A~B」とは、「A以上B以下」であることを意味する。
(使い捨ておむつの基本構成)
図1は、本発明に係るテープ型使い捨ておむつの例を示す斜視図である。図2は、本発明に係るテープ型の使い捨ておむつの例を示す展開図であり、使い捨ておむつを、装着時において着用者の肌に接触する面(肌接触面)側から見た状態を示している。図1及び図2に示されるように、本発明のテープ型使い捨ておむつ100は、装着時に着用者の背部を覆う後身頃1、着用者の腹部を覆う前身頃2、及び着用者の股下を覆う股下部3から構成される。
テープ型の使い捨ておむつ100の後身頃1及び前身頃2には、左右両方向にサイドフラップが延設されている。サイドフラップ1a、2aは、後身頃1と前身頃2のうち、股下部3よりも、おむつの幅方向に延出した部分である。また、後身頃1のサイドフラップ1aには、おむつの幅方向の左右の側縁から延出するようにファスニングテープ10が取り付けられている。ファスニングテープ10は、少なくとも左右一対ずつ設けられる。
前身頃2の外表面(肌非接触面)には、ファスニングテープ10を止め付けるためのフロントパッチ20が取り付けられている。このため、テープ型使い捨ておむつ100は、後身頃1を着用者の背部にあてがい、前身頃2を着用者の腹部にあてがった状態で、後身頃1に取り付けられているファスニングテープ10を、前身頃2に設けられたフロントパッチ20に止め付けることにより、着用者の身体に装着することができる。なお、本発明では、後身頃1にファスニングテープ10を取り付け、前身頃2にフロントパッチ20を取り付けることとしているが、後身頃1にフロントパッチ20を取り付けて、前身頃2にファスニングテープ10を取り付けることも可能である。
なお、テープ型の使い捨ておむつ100においては、フロントパッチ20を構成部材として設けずに、前身頃2の外表面(カバーシート)の素材をファスニングテープ10が係止し得る素材としてもよい。例えば、前身頃2の外表面の素材を不織布等とすることでファスニングテープ10が係止し得る構成としてもよい。この場合は、ファスニングテープ10が止め付けられる領域をランディング領域と呼ぶこともある。
ファスニングテープ10は、使い捨ておむつ100を着用者に対して装着させるためのファスニング手段11を備えた部材である。このファスニング手段11は、前身頃2に設けられたフロントパッチ20とともにファスニング機構を構成する。
各ファスニングテープ10には、ファスニング手段11が設けられている。ファスニング手段11は、ファスニングテープ10の全領域に設けられていてもよいが、ファスニングテープ10の先端近傍に設けられていてもよく、また、ファスニングテープ10の幅方向(左右方向)の中間部に設けられていてもよい。ファスニング手段11がファスニングテープ10の幅方向(左右方向)の中間部に設けられている場合、脱着の際にファスニングテープ10を摘み取りやすくなり、固着操作と剥離操作がしやすくなる。
ファスニング手段11は、例えば、粘着剤や粘着テープにより固定を行うものであってもよいし、フロントパッチ20に機械的に結合される面状ファスナーであってもよい。ファスニングテープ10とフロントパッチ20とを固定するファスニング機構としては、フック材(雄部材)とループ材(雌部材)の機械的結合により固定を行う面状ファスナーを用いることが特に好ましい。面状ファスナーは、例えば、表面に多数の突起(鉤状、きのこ状等)が形成されたフック材と、表面にループ状の繊維が配置されたループ材との組み合わせにより構成される。例えば、ファスニングテープ10のファスニング手段11としてフック材を採用し、フロントパッチ20にはループ材を形成すればよい。面状ファスナーにおいては、ループ材の表面にフック材を貼り合わせた際、フック材の多数の突起がループ材の表面に係合する。このため、面状ファスナーは、フック材とループ材を剥離可能な状態で、かつ強固に固着させることができるものであり、繰り返しの使用が可能である点、及び固着強度が高いという点において好ましい。
ファスニングテープ10は、前身頃2に配置されたフロントパッチ20に届く程度の長さを有するものであればよく、その形状は図示されたものに限定されない。また、図1及び図2においては、ファスニングテープ10が後身頃1の左右の各側縁に2つずつ設けられた例が示されている。ただし、ファスニングテープ10は、左右の各側縁に1つずつ設けられたものであってもよいし、3つ以上設けられていてもよい。なお、ファスニングテープ10は後見頃1の幅方向端部に対して斜め方向に延出していてもよい。この場合、ファスニングテープ10は、前身頃2の幅方向に対して斜め方向となるように係止されてもよい。また、装着時にそれぞれの幅方向端部から延出するファスニングテープ10同士が重なり合うようにフロントパッチ20に止め付けられてもよい。
ファスニングテープ10の基材を構成する材料としては、例えば、織布、不織布、その他布、紙、又はプラスチックフィルムを用いることができる。また、布を構成する素材としては、例えば、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、又はポリスチレン系の合成樹脂を好適に用いることができる。
フロントパッチ20は、後身頃1に設けられたファスニングテープ10を、前身頃2に止め付けて保持するための部材である。フロントパッチ20は、前身頃2の外表面(肌非接触面側)に取り付けられており、上述したファスニングテープ10とともに、ファスニング機構を構成する。例えば、ファスニングテープ10のファスニング手段11として粘着テープが採用された場合には、フロントパッチ20は、表面が平滑なプラスチックフィルム等で形成されればよい。一方、ファスニングテープ10のファスニング手段11として、面状ファスナーのフック材が採用された場合には、フロントパッチ20としては面状ファスナーのループ材を採用すればよい。
後身頃1と前身頃2の間には股下部3が位置する。この股下部3を中心として、後身頃1から前身頃2にかけて、尿などの液体を吸収し保持するための吸収部本体30が配設されている。この吸収部本体30は、吸収体31と、着用者の肌に接触する面(肌接触面)側に液透過性のトップシート32と、肌非接触面側に液不透過性のバックシート33から少なくとも構成される。吸収体31は、少なくとも股下部3に配置されており、尿などの排泄液は、トップシート32を透過して、吸収体31に吸収保持され、液透過性のバックシート33によって外部への漏出が阻止される。
吸収体31は、着用者の尿や体液を吸収し保持するために、吸収性材料によって構成される。吸収性材料としては、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;「SAP」)、親水性シート等を採用することができる。フラッフパルプの例は、木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものである。高吸水性ポリマーの例は、ポリアクリル酸ナトリウムである。親水性シートとしては、例えば、ティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布を用いることができる。
吸収体31は、コアラップシートによって、被包されていることが好ましい。コアラップシートとしては、ティシュペーパー、吸収紙、親水化処理を行った不織布等を適宜用いることができる。
吸収体31は、低目付け部31aと高目付け部31bを有することが好ましい。低目付け部31aとは、吸収体31の平均坪量よりも坪量が低い領域をいう。一方、高目付け部31bとは、吸収体31の平均坪量よりも坪量が高い領域をいう。低目付け部31aでは、吸収体31を構成する材料が高目付け部31bよりも少なくされている。高目付け部31bでは、吸収体31を構成する材料が低目付け部31aよりも多く、高目付け部31bでは、吸収体31を構成する材料が圧密化されていてもよい。また、高目付け部31bでは、低目付け部31aを構成した吸収体シートをさらに積層することで坪量を大きくしてもよい。吸収体31に低目付け部31aを設けることにより、装着時の違和感を低減することができ、吸収体31のフィット性を高めることができる。また、吸収体31に高目付け部31bを設けることにより、排泄液の吸収速度を高め、吸収量を向上させることもできる。
吸収体31の低目付け部31aの坪量は、25g/m以下であることが好ましく、20g/m以下であることがより好ましく15g/m以下であることがさらに好ましい。低目付け部31aの坪量の下限値は特に限定されるものではないが、例えば1g/mとすることができる。低目付け部31aの坪量を上記範囲内とすることにより、装着時の違和感を低減しやすくなる。
吸収体31の高目付け部31bの坪量は、35g/m以上であることが好ましく、40g/m以上であることがより好ましく、45g/m以上であることがさらに好ましい。また、高目付け部31bの坪量の上限値は特に限定されるものではないが、例えば200g/mとすることができる。高目付け部31bの坪量を上記範囲内とすることにより、排泄液の吸収速度を高め、かつ吸収体31の強度を高めることができる。
吸収体31が低目付け部31aと高目付け部31bを有する場合、高目付け部31bは、股下部3を中心とした領域に設けられることが好ましい。一方、高目付け部31bは、フロントパッチ20と重畳しないことが好ましい。例えば、高目付け部31bは、フロントパッチ20の下端から後身頃に向けて配設されていることが好ましく、吸収体31の端部領域まで延びていることが好ましい。図2においては、高目付け部31bは、フロントパッチ20の下端から後身頃1に延びる吸収体31の端部領域の手前まで形成されており、吸収体31の後身頃1側の端部領域は低目付け部31aとなっている。このように、高目付け部31bを後身頃1側に寄せて設けることにより、腹周りの剛性を弱めることができるため、テープ型使い捨ておむつ100の装着感を向上させることができる。また、高目付け部31bを後身頃1側に寄せて設けることにより、尿などの後ろ漏れを防止することができる。なお、吸収体31の端部領域とは、吸収体31の長手方向の端縁から吸収体31の長手方向の全長の5~10%の長さを有する領域をいう。
吸収体31は、溝部を有していてもよい。吸収体31に溝部を設けることにより、吸収体自体の剛性に起因する違和感を低減することもできる。吸収体31に溝部を設けることで、吸収体31(吸収部本体30)と肌の接触面積を少なくすることができるため、べたつき感やそれに伴う違和感を解消することができる。
吸収体31は、トップシート32とバックシート33の間に挟み込まれ、両シートの周縁部が封着されることによって、トップシート32とバックシート33との間に封入される。吸収体31の形状は、図示された形状に制限されるものではなく、例えば、矩形状、ひょうたん型、T字型とすることができる。図1や図2に示されたテープ型使い捨ておむつ100では、吸収体31として砂時計型の吸収体を採用している。
トップシート32は、着用者の股下部の肌に直接接し、尿などの液体を吸収体31へ透過させるための部材である。このため、トップシート32は、柔軟性が高い液透過性材料で構成される。また、トップシート32は、吸収体31の肌接触面側を被覆するように配置される。トップシート32を構成する液透過性材料の例は、織布、不織布、又は多孔性フィルムである。また、トップシート32としては、例えばポリプロピレンやポリエチレン、ポリエステル、ナイロンのような熱可塑性樹脂の繊維を親水化処理してさらに不織布にしたものを用いてもよい。
バックシート33は、トップシート32を透過し吸収体31に吸収された液体が、おむつの外側へ漏出することを防止するための部材である。このため、バックシート33は、液不透過性材料によって構成される。バックシート33は、吸収体31の底面からの液漏れを防止するため、吸収体31を肌非接触面側から被覆する。バックシート33を構成する不透過性材料の例は、ポリエチレン樹脂からなる液不透過性のフィルムである。ただし、通気性を確保するために、0.1~4μmの微細な孔が複数形成された微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。
また、トップシート32の両側縁にはサイドシート34を配設することとしてもよい。サイドシート34は、疎水性を有しながらも通気性の高い材料によって形成されていることが好ましい。また、サイドシート34の一端をトップシート32の表面上に固定し、その他端に弾性伸縮部材(立体ギャザー伸縮部材)41を伸長状態で配設することにより、立体ギャザー35を形成することとしてもよい。この立体ギャザー35は、立体ギャザー伸縮部材41が収縮すると、その収縮力を利用して起立する。起立した立体ギャザー35は、トップシート32の側方から液体が漏洩することを防止するための防漏壁として機能する。
立体ギャザー35は、股下部3からの漏れを防止するため、少なくとも股下部3に形成されていればよいが、後身頃1や前身頃2にかけて形成されていてもよい。また、立体ギャザー35は、股下部の左右側方に、少なくとも1対以上形成されていればよく、例えば、股下部の左右側方に2対以上形成することとしてもよい。
また、バックシート33の外表面には、バックシート33を補強し、その手触りを良くするために、カバーシート36を貼り合わせることとしてもよい。カバーシート36を形成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルのような熱可塑性樹脂からなる不織布、又は湿式不織布を用いることができる。
カバーシート36は、後身頃、股下部、及び前身頃の外表面を覆うシートであり、バックシート33を補強し、かつ、その手触りを良くするための部材である。カバーシート36は、バックシート33の肌非接触面側に貼り合わせられる。カバーシート36を構成する材料としては、織布や不織布が用いられる。特に、カバーシート36を構成する材料として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルのような熱可塑性樹脂からなる不織布又は湿式不織布を用いることが好ましい。
本発明に係るテープ型の使い捨ておむつにおいては、上記立体ギャザー35の他に、脚部周りギャザー37や、腰周りギャザー38を形成することが好ましい。
脚部周りギャザー37は、使い捨ておむつの脚部周りの開口部から、尿などの液体が漏出する事態を防止するための部材である。脚部周りの開口部に沿って、脚部周り伸縮部材42が伸長状態で配置され、この脚部周り伸縮部材42の収縮力を利用して、脚部周りギャザー37が形成される。これにより、脚周りに隙間が形成され難くなり、脚周り開口部からの尿漏れを効果的に防止することができる。また、脚部周りギャザー37を形成すると、おむつを交換する際に吸収体31の両側で脚部周り伸縮部材42が収縮するため、股下部3が全体として椀状に変形する。このため、尿や体液が椀状に形成された股下部3に溜まり、尿をこぼすことなく容易におむつの交換を行うこともできるようになる。
例えば、図2に示す実施形態は、使い捨ておむつの脚部周りに、おむつの長手方向(上下方向)に沿って直線的な2本の脚部周り伸縮部材42を配置した例である。この脚部周り伸縮部材42は、例えば、糸ゴムや平ゴムによって構成されている。但し、脚部周り伸縮部材42は、必ずしも直線的に配置する必要はなく、例えば、おむつの脚周り開口部のカーブに沿って曲線的に配置してもよい。
また、腰周りギャザー38は、使い捨ておむつの腰周りの開口部からの尿漏れを防止するとともに、使い捨ておむつのフィット性を向上させ、おむつのずり下がりを防止するための部材である。腰周りの開口部にそって、腰周り伸縮部材43が伸長状態で配置され、この腰周り伸縮部材43の収縮力を利用して、腰周りギャザー38が形成される。これにより、使い捨ておむつの腰周り開口部が、着用者の腹部と背部に密着するため、尿漏するとともに、フィット感を向上させることができる。
例えば、図2に示す実施形態は、使い捨ておむつの腰周りに、おむつの幅方向(左右方向)に沿って、直線的な4本の腰周り伸縮部材43を配置した例である。この腰周り伸縮部材43は、脚部周り伸縮部材42と同様に、例えば、糸ゴムや平ゴムによって構成されている。
上記した、脚部周り伸縮部材42や腰周り伸縮部材43としては、例えば、天然ゴムや合成ゴム(ウレタンゴム等)の弾性材からなるゴム、伸縮性ネット、伸縮性フィルム、伸縮性フォーム(ウレタンフォーム等)を採用することができる。これらの、伸縮部材は、おむつの他の構成部材に対して、接着剤やその他の手段により固定される。固定方法としては、例えば、ホットメルト接着剤、その他の流動性の高い接着剤を用いた接着であってもよいし、ヒートシールのような熱や超音波等による溶着であってもよい。
その他、テープ型使い捨ておむつ100の構成については、公知の構成を適宜採用することができる。
(サポート弾性部材)
本発明のテープ型使い捨ておむつ100は、長手方向に延びる一対のサポート弾性部材50を有する。サポート弾性部材50は、例えば、天然ゴムや合成ゴム(ウレタンゴム等)の弾性材からなるゴム、伸縮性ネット、伸縮性フィルム、伸縮性フォーム(ウレタンフォーム等)を採用することができる。これらの、伸縮部材は、おむつの他の構成部材に対して、接着剤やその他の手段により固定される。固定方法としては、例えば、ホットメルト接着剤、その他の流動性の高い接着剤を用いた接着であってもよいし、ヒートシールのような熱や超音波等による溶着であってもよい。また、サポート弾性部材50は縫合によっておむつの他の構成部材に固定されてもよい。
図2は、テープ型使い捨ておむつ100の実施形態を示す展開図である。図2においては、本来視認されないサポート弾性部材50を二点鎖線で示しており、フロントパッチ20を一点鎖線で示している。図2に示されるように、サポート弾性部材50の少なくとも一部は、吸収体31と重畳している。サポート弾性部材50の少なくとも一部が吸収体31と重畳している状態とは、テープ型使い捨ておむつ100を図2のように展開し、平面視した際、厚み方向においてサポート弾性部材50の少なくとも一部が吸収体31の領域内に存在することをいう。本明細書において、重畳といった場合、サポート弾性部材50と、他の部材とが積層している状態をいう。なお、本発明においては、サポート弾性部材50の全部が吸収体31と重畳していることが好ましい。
サポート弾性部材50は、テープ型使い捨ておむつ100において長手方向に延びる部材であり、サポート弾性部材50が固定される構成部材は特に限定されない。例えば、サポート弾性部材50は、吸収体31とトップシート32の間に設けられてもよく、吸収体31とバックシート33の間に設けられてもよい。また、サポート弾性部材50は、バックシート33とカバーシート36の間に設けられてもよい。中でも、サポート弾性部材50は、吸収体31よりも肌非接触面側に設けられることが好ましい。但し、サポート弾性部材50は、外表面に露出していないことが好ましい。すなわち、サポート弾性部材50は、カバーシート36と、吸収体31の間に配設されることが好ましく、カバーシート36とバックシート33の間に配設されることが特に好ましい。これにより、サポート弾性部材50は、装着状態において、吸収体31を肌面側に持ち上げて、吸収体31を支持しやすくなる。
図3は、本発明のテープ型使い捨ておむつ100を展開した状態で分解した分解図である。図3に示すように、本実施形態におけるテープ型使い捨ておむつ100は外側から順にカバーシート36と、バックシート33と、吸収体31と、着用者の肌に触れるトップシート32とを順に重ねて接合したものである。カバーシート36の外表面にはフロントパッチ20が接合され、トップシート32の両側縁にはサイドシート34の一端を固定してもよい。各構成部材を重ねて接合する際には、図3において一点鎖線で表されている中心線(C10~C15)がそれぞれ重なるように積層して接合する。図3においては、サポート弾性部材50は、バックシート33とカバーシート36の間に設けられており、サポート弾性部材50は、カバーシート36に固定されている。
本発明においては、サポート弾性部材50の固定領域は、フロントパッチ20に重畳しない。ここで、サポート弾性部材50の固定領域とは、サポート弾性部材50がおむつの他の構成部材に固定されている領域の最大範囲をいう。例えば、サポート弾性部材50がカバーシート36に固定されている場合、サポート弾性部材50の固定領域とは、サポート弾性部材50がカバーシート36に固定されている領域の最大範囲をいう。なお、サポート弾性部材50とカバーシート36が間欠的に固定されている場合には、両末端の固定部の最末端間に位置する領域を固定領域という。また、サポート弾性部材50の各対が2本以上の弾性部材で構成されている場合は、2本以上の弾性部材のうち、最も外側に存在する弾性部材間の領域を固定領域という。
本発明においては、サポート弾性部材50の固定領域は、フロントパッチ20に重畳していないため、フロントパッチ20にシワやヨレが発生することが抑制されている。これにより、フロントパッチ20にファスニングテープ10が強固に係合することができ、テープ型使い捨ておむつ100の腹回りの密着性を高めることができる。また、フロントパッチ20にファスニングテープ10が強固に係合することにより、意図せずファスニングテープ10が外れてしまうような事態を防止することができる。さらに、本発明においては、フロントパッチ20にシワやヨレが発生することが抑制されているため、おむつ全体のフィット性を高めることができ、吸収体31のフィット性を高めることもできる。これにより、排泄液の漏れを効果的に防ぐことができる。
なお、テープ型の使い捨ておむつ100が、フロントパッチ20を構成部材として有さずに、前身頃2の外表面(カバーシート)の素材が、ファスニングテープ10を係止し得る素材である場合、ファスニングテープ10が止め付けられる領域は、ランディング領域と呼ぶことができる。ランディング領域とは、具体的には、前身頃2の幅方向の全長を横方向とし、前身頃2の長手方向の端縁から、ファスニングテープ10が止め付けられ得る位置までの最長距離を縦方向とした領域である。このような場合は、サポート弾性部材50の固定領域はランディング領域には重畳しない。
サポート弾性部材50を他の構成部材に固定する際には、サポート弾性部材50を伸長した状態で他の構成部材に固定する。この際、サポート弾性部材50の少なくとも一部が固定される。固定された後には、サポート弾性部材50は収縮し、その際に皺(ギャザー)が形成される。本明細書においては、サポート弾性部材50が収縮した際に形成される皺(ギャザー)をサポートギャザーと呼ぶ。サポートギャザーは、吸収体31を長手方向に収縮させる方向に力をかけることで、吸収体31を着用者の肌面側に持ち上げて、吸収体31を支持する。
サポート弾性部材50の固定領域の長手方向距離は、吸収体の長手方向の全長に対して30%以上であることが好ましく、40%以上であることがより好ましく、50%以上であることがさらに好ましい。また、サポート弾性部材50の固定領域の長手方向距離は、吸収体の長手方向の全長に対して99%以下であることが好ましく、90%以下であることがより好ましく、80%以下であることがさらに好ましく、75%以下であることが特に好ましい。
図4は、吸収体31とサポート弾性部材50が重畳した様子を説明する平面図である。図4においては、弾性部材50が二点鎖線で示されている。図4において、サポート弾性部材50の両末端部が他の構成部材に固定されている場合は、サポート弾性部材50の固定領域の長手方向距離はPで示される距離である。また、吸収体の長手方向の全長はQで示されている。そして、P/Qの値は、0.3以上であることが好ましく、0.4以上であることがより好ましく、0.5以上であることがさらに好ましい。また、P/Qの値0.99以下であることが好ましく、0.9以下であることがより好ましく、0.8以下であることがさらに好ましく、0.75以下であることが特に好ましい。
なお、図4において、サポート弾性部材50の固定位置の両末端がそれぞれp1点とp2点である場合は、サポート弾性部材50の固定領域の長手方向距離はP’で示される距離となる。この場合、P’/Qの値も上記範囲内であることが好ましい。
サポート弾性部材50は長手方向に延びる一対の部材であり、長手方向に平行に配設されることが好ましい。図4では、一対のサポート弾性部材50が長手方向に平行に配設されている。但し、サポート弾性部材50は上述したようなサポートギャザーを形成し得るように収縮力を発揮できれば、必ずしも長手方向に平行に配設される必要はなく、蛇行していてもよく、また弓形状であってもよい。例えば、図5(a)に示されるように、サポート弾性部材50は蛇行して、波形状であってもよく、また、図5(b)に示されるように、弓形状であってもよい。
図4においては、一対のサポート弾性部材50のうち対向するサポート弾性部材50間の最短距離がSとして示されている。また、図4においては、吸収体の幅のうち最小幅がTとして示されている。本実施形態においては、S/Tの値は、0.5以上であることが好ましく、0.6以上であることがより好ましく、0.65以上であることがさらに好ましい。本発明においては、一対のサポート弾性部材50の対向する弾性部材間の距離を所定以上とすることにより、装着状態において、吸収体31を肌面側に持ち上げて、吸収体31を支持しやすくなる。
サポート弾性部材50は、1本ずつ対となった合計2本の弾性部材であってもよいが、複数本ずつ配置された一対の弾性部材であることが好ましい。例えば、サポート弾性部材50は、2本が一組となり、該組が対となった合計4本の弾性部材であってもよく、3本が一組となり、該組が対となった合計6本の弾性部材であってもよい。合計の弾性部材の本数は、2本以上20本以下であることが好ましく、2本以上10本以下であることがより好ましい。
上述したように吸収体31は、低目付け部31aと高目付け部31bを有することが好ましい。そして、サポート弾性部材50の固定領域は、吸収体31の高目付け部31bに重畳していることが好ましい。すなわち、テープ型使い捨ておむつ100を展開して、平面視した際、厚み方向においてサポート弾性部材50の固定領域は吸収体31の高目付け部31b領域内に存在する。サポート弾性部材50の固定領域が吸収体31の高目付け部31bに重畳することで、サポートギャザーが、吸収体31を肌面側に持ち上げる効果が発揮されやすくなる。これにより、吸収体31のフィット性を効果的に高めることができる。
また、サポート弾性部材50の固定領域は、低目付け部31aのみからなる領域には重畳していないことが好ましい。すなわち、サポート弾性部材50の固定領域は、高目付け部31bのみに重畳することが好ましい。サポート弾性部材50の固定領域が、低目付け部31aのみからなる領域に重畳しないことにより、吸収体の型崩れが発生したり、吸収体が破壊される事態を防止することができる。
吸収体31の高目付け部31bの形状は特に限定されるものではない。高目付け部31bの形状は矩形、三角形、楕円形等の形状とすることができる。高目付け部31bの形状は、図5(a)に示されるように長方形であってもよく、図5(b)に示されるように楕円形であってもよい。なお、高目付け部31bの形状が図5(b)に示されるような楕円形である場合、高目付け部31bに重畳するサポート弾性部材50は弓形状であることが好ましく、高目付け部31bの外周縁に沿った形状であることが好ましい。
(テープ型使い捨ておむつの製造方法)
以下において、テープ型使い捨ておむつの製造方法について、実施形態を例にして説明する。
テープ型使い捨ておむつの製造工程においては、複数のシート部材と、これらのシート部材の間に配置されるサポート伸縮部材とが、それぞれ、使い捨ておむつの長手方向に相当する方向に連なった連続体を形成している。サポート伸縮部材の連続体及び/又はシート構成部材には、サポート伸縮部材の連続体が配置される前に、接着剤が直接塗布される。このとき、接着剤を塗布する部分(接着剤塗布部)と接着剤を塗布しない部分(接着剤非塗布部)とを交互に形成する。サポート伸縮部材の連続体は、この接着剤塗布部が使い捨ておむつの股下部の所定位置にくるように、テープ型使い捨ておむつを構成するシート部材の間に張力を付与した状態で固定される。このようにして、サポート伸縮部材の連続体と各種のシート部材の連続体の積層体が形成される。なお、サポート伸縮部材の連続体と各種のシート部材の連続体を固定する際には、サポート伸縮部材の連続体をシート構成部材に縫合することで固定してもよい。
サポート伸縮部材の連続体と各種のシート部材の連続体の積層体は、最終的に、サポート伸縮部材の連続体に接着剤が塗布されていない接着剤非塗布部において、搬送方向と直交する方向(テープ型使い捨ておむつの幅方向)に切断される。これにより、上記の積層体から、個別の使い捨ておむつが得られる。また、このように切断することで、サポート伸縮部材の接着剤非塗布部は、張力を失って収縮し、接着剤塗布部寄りの位置まで引き込まれるように戻ってくる。このような現象をカットバックともいう。これにより、サポート伸縮部材は、使い捨ておむつの股下部を中心とした適切な位置に配置されるようになる。このように、テープ型の使い捨ておむつの製造方法において、シート部材の連続体を個別に切り離すための切断工程とサポート伸縮部材の連続体を個別に切り離すための切断工程は、同時に行われることが好ましい。
テープ型の使い捨ておむつの製造工程では、この切断工程の前段階又は後段階において、使い捨ておむつの後身頃の左右両端部にファスニングテープを取り付ける工程や、前身頃の外表面にフロントパッチを取り付ける工程が設けられる。
1 後身頃
1a サイドフラップ
2 前身頃
2a サイドフラップ
3 股下部
10 ファスニングテープ
11 ファスニング手段
20 フロントパッチ
30 吸収部本体
31 吸収体
31a 吸収体低目付け部
31b 吸収体高目付け部
32 トップシート
33 バックシート
34 サイドシート
35 立体ギャザー
36 カバーシート
37 脚部周りギャザー
38 腰周りギャザー
41 立体ギャザー伸縮部材
42 脚部周り伸縮部材
43 腰周り伸縮部材
50 サポート弾性部材
100 使い捨ておむつ

Claims (3)

  1. 後身頃、前身頃、及び前記後身頃と前記前身頃の間に位置する股下部に長手方向に区分され、
    前記後身頃には、幅方向の左右の側縁から延出するように、少なくとも左右一対のファスニングテープが取り付けられ、前記前身頃には、前記ファスニングテープを止め付けるためのフロントパッチが設けられており、
    少なくとも前記股下部に配置された吸収体を有するテープ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収体は、低目付け部と高目付け部を有し、
    前記テープ型使い捨ておむつは、長手方向に延びる一対のサポート弾性部材を有し、
    前記サポート弾性部材の少なくとも一部は、前記吸収体と重畳しており
    前記サポート弾性部材の固定領域及び前記吸収体の前記高目付け部は、前記フロントパッチに重畳せず、
    前記サポート弾性部材の固定領域は、前記高目付け部にのみ重畳している、テープ型使い捨ておむつ。
  2. 前記後身頃、前記股下部、及び前記前身頃の外表面を覆うカバーシートを有し、
    前記サポート弾性部材は、前記カバーシートと、前記吸収体の間に配設される請求項1に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  3. 前記テープ型使い捨ておむつは、複数本ずつ配置された一対の弾性部材を有する請求項1又は2に記載のテープ型使い捨ておむつ。
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