JP2004141532A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】股下部の吸収体の両側部が下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配される使い捨ておむつであって、装着性及びフィット性が向上したものを提供する。
【解決手段】左右それぞれに、少なくとも2本のファスニングテープ51,52を有しており、長手方向の両側に凹状のレッグ縁部11が形成されており、第1テープ51と背側のウエスト縁端12の距離L1、股下中央線CLとウエスト縁端12との距離L2及び第2テープ52と股下中央線CLとの間の距離L3がL1/L2<0.08及びL3/L2>0.6の関係にあり、第2テープ52の基端部における股下中央線CL側の端点53aを通り且つレッグ縁部11に接する直線状の仮想力線FLが、レッグ縁部11との接点を、背側ウエスト縁端12からの距離がおむつ全長の25%までの領域A1内に有する使い捨ておむつ1。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、股下部における吸収体の両側部が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつであって、装着性及びフィット性の向上した使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0003】
特開2001−346830号公報(特許文献1)には、中央吸収体の両側縁の外方に第2吸収体を配し、第2吸収体が配設された領域に、おむつ長手方向に沿ってレッグ部弾性部材を配設した使い捨ておむつが記載されている。
この使い捨ておむつにおいては、股下部における吸収体の両側部(中央吸収体及び第2吸収体を一つの吸収体と考えた場合の第2吸収体部分)が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされており、また、その両側部又はその近傍に弾性部材が配設されている。このため、着用者の鼠蹊部を超えて側方に漏れだした排泄物が吸収体の両側部(第2吸収体部分)に吸収され、優れた防漏性能が得られると共に、着用時の形態が意匠性に優れている。
しかし、この使い捨ておむつにおいては、一般的な使い捨ておむつに比べて股間部の幅が広くなる傾向にあるため、更なる装着性の向上が求められていた。
【0004】
特開2001−113040号公報(特許文献2)には、着用時にトランクス形態になる使い捨ておむつの外形形状を特定の形状とした使い捨ておむつが記載されており、この使い捨ておむつによれば、装着性及びフィット性を向上させることができるが、外形形状が前記特定の形状に限定されるという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−346830号公報
【特許文献2】
特開2001−113040号公報
【0006】
本発明の目的は、股下部における吸収体の両側部が着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつであって、装着性及びフィット性の向上した使い捨ておむつを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び液保持性の吸収体を備え、背側部の両側部それぞれに、各々少なくとも2本のファスニングテープを有する背側フラップ部を具備しており、長手方向の両側それぞれに凹状のレッグ縁部が形成されており、股下部における前記吸収体の両側部が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつにおいて、前記ファスニングテープのうち最も背側ウエスト縁端側に位置する第1ファスニングテープと該背側ウエスト縁端との間の距離L1、おむつ全長を2等分する股下中央線と該背側ウエスト縁端との間の距離L2、及び前記ファスニングテープのうち最も前記股下中央線側に位置する第2ファスニングテープと該股下中央線との間の距離L3が、下記(1)及び(2)の関係を満たしており、
L1/L2<0.08 ・・・(1)
L3/L2>0.6  ・・・(2)
且つ、前記第2ファスニングテープの基端部における該股下中央線側の端点を通り且つ前記レッグ縁部に接する直線状の仮想力線が、該レッグ縁部との接点を、前記背側ウエスト縁端からの距離がおむつ全長の25%までの領域内に有することを特徴とする使い捨ておむつを提供することにより、上記の目的を達成したものである。
【0008】
本発明は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び液保持性の吸収体を備え、背側部の両側部それぞれに、各々少なくとも2本のファスニングテープを有する背側フラップ部を具備しており、長手方向の両側それぞれに凹状のレッグ縁部が形成されており、股下部における前記吸収体の両側部が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつにおいて、前記各背側フラップ部は、おむつ本体部分と一体的に形成された本体フラップ部と、該本体フラップ部の先端縁部に、該先端縁部における前記股下中央線側の一部を残すように設けられたフラップ先端材とからなり、該フラップ先端材の先端縁部に前記各ファスニングテープが設けられており、
前記ファスニングテープのうち最も背側ウエスト縁端側に位置する第1ファスニングテープと該背側ウエスト縁端との間の距離L1、おむつ全長を2等分する股下中央線と該背側ウエスト縁端との間の距離L2、及び前記ファスニングテープのうち最も前記股下中央線側に位置する第2ファスニングテープと該股下中央線との間の距離L3が、下記(1)及び(2)の関係を満たしており、
L1/L2<0.08 ・・・(1)
L3/L2>0.6  ・・・(2)
且つ、前記フラップ先端材の基端部における前記股下中央線側の端点を通り且つ前記レッグ縁部に接する直線状の仮想力線が、該レッグ縁部との接点を、前記背側ウエスト縁端からの距離がおむつ全長の25%までの領域内に有することを特徴とする使い捨ておむつを提供することにより、上記の目的を達成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
第1実施形態の使い捨ておむつ1は、成人用の展開型のおむつであり、図1〜図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及びこれら両シート2、3間に介在された液保持性の吸収体4を備え、実質的に縦長に形成されており、着用時に着用者の背側に配される背側部Aの両側縁部にファスニングテープ5,5が設けられ、着用者の腹側に配される腹側部Bの外表面に、これらのファスニングテープ5を止着可能なランディングゾーン6が設けられている。
【0010】
本実施形態のおむつ1は、概略形状が、長手方向の中央部が幅狭に括れた砂時計状である。吸収体4は、概ね長方形状を有しており、着用者の肌側に向けられるその内表面側には、長方形状の表面シート2が配されており、その外表面側には、おむつ外形と同形状の裏面シート3が配されている。表面シート2の両側縁は、吸収体4の両側縁に沿ってその若干外方に位置しており、疎水性のシート材7が、表面シート2及び裏面シート3に跨るように配されて、両シート2,3上に接合されている。吸収体4の両側縁の位置よりおむつ幅方向外方に延出した、裏面シート3と表面シート1及び/又はシート材7は、おむつ両側部にサイドフラップ部を形成しており、該サイドフラップ部におけるおむつ長手方向の中央部付近には、着用者の脚廻りに沿って配される凹状(幅方向外方に向かって凹状)のレッグ縁部11が形成されている。背側フラップ部50は、サイドフラップ部の一部分であって、おむつ全長を2等分する股下中央線CLよりも背側ウエスト縁端12側に位置する部分である。尚、図1及び図3においては、表面シート2とシート材7の境界線の図示を省略してある。
【0011】
而して、本実施形態のおむつ1においては、各背側フラップ部50における複数のファスニングテープ5のうち最も背側ウエスト縁端12側に位置する第1ファスニングテープ51と背側ウエスト縁端(おむつ長手方向背側の端縁)12との間の距離L1、おむつ全長Lを2等分する股下中央線CLと背側ウエスト縁端12との間の距離L2、及び、各背側フラップ部50における複数のファスニングテープ5のうち最も股下中央線CL側に位置する第2ファスニングテープ52と該股下中央線CLとの間の距離L3が、下記(1)及び(2)の関係を満たしており、
L1/L2<0.08 ・・・(1)
L3/L2>0.6  ・・・(2)
且つ、前記第2ファスニングテープ52の基端部53における該股下中央線CL側の端点53aを通り且つレッグ縁部11に接する直線状の仮想力線FLが、該レッグ縁部11との接点Pを、背側ウエスト縁端12からの距離がおむつ全長の25%までの領域A1内に有している(以下、この要件を要件3ともいう)。
【0012】
前記(1)の関係を満たすことを要件1、前記(2)の関係を満たすことを要件2ともいう。尚、前記距離L1〜L3及び後述する距離L4は、何れも平面状に拡げた状態のおむつの長手方向に沿って測定する。また、前記距離L1は、第1ファスニングテープ51の基端部58における背側ウエスト縁端12側の端点58aと該背側ウエスト縁端12との間の距離であり、前記距離L3は、第2ファスニングテープ52の基端部53における股下中央線CL側の端点53aと股下中央線CLとの間の距離である。尚、図1中に符号aで示す長さは総て同じ長さである。
【0013】
本実施形態のおむつ1は、図3に示すように、股下部Cにおける吸収体4の両側部41,41が着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面Mに沿って配されるようになされている。
【0014】
本実施形態のおむつ1のように、股下部における吸収体の両側部が着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつ(以下、大腿部内側面当接型のおむつともいう)は、大腿部内側面に沿って配される吸収体部分を有しない従来の一般的な使い捨ておむつに比べて、股下部における吸収体の幅が広がっている分、背側フラップ部の幅が短くなっているため、大腿部内側面当接型のおむつの外形を、従来のおむつと同様に設計した場合には、おむつを装着する際に、背側フラップ部が着用者の臀部に引っ掛かり易く、スムーズな装着が困難であったり、装着できたとしてもフィット性が劣る等の問題が生じる。また、各背側フラップ部に2以上のファスニングテープが設けられている場合、装着の際に背側フラップ部が臀部に引っ掛かると、第2ファスニングテープ52がランディングゾーン6上の適正な位置に十分に引き上げられず、それにつられて第1ファスニングテープ51もランディングゾーン6上の適正な位置に十分に引き上げられないため、背側部A及び腹側部Cにおける端部フラップ部13,14(図1参照)に隙間が生じ易くなり、そのような隙間によってウエスト廻りのフィット性が不充分となる。端部フラップ部13,14は、吸収体4の長手方向の両端縁の位置よりもおむつ長手方向の外方に位置する部分である。
【0015】
本発明の発明者らは、おむつを装着する際の装着者(着用者又は介護者等)の行動を分析することで、第2ファスニングテープを引っ張る際の力線とレッグ縁部の形状の関係並びに第1及び第2ファスニングテープと背側フラップ部との位置関係がおむつの装着性に大きく関与していることを見い出した。本発明は、斯かる知見に基づき鋭意検討した結果なされたものであり、大腿部内側面当接型のおむつに前記要件1〜3を具備させ、大腿部内側面当接型のおむつの装着性及びフィット性を向上させたものである。
【0016】
前記要件1は、主として第1ファスニングテープ51が設けられている位置が、従来の大腿部内側面当接型のおむつに比べて、背側ウエスト縁端12に近い位置であることを規定するものである。従来、大腿部内側面当接型のおむつにおいては、大腿部内側面に当接する部分に配された吸収体が着用者の活動により下方に引っ張られるため、おむつのずれ落ちが生じ易かった。前記要件1を具備させることにより、斯かるずれ落ちを効果的に防止することができる。尚、斯かるずれ落ちを確実に防止するためには、要件1のみでは不充分であり、前記要件2及び3により、第2ファスニングテープ52を第1ファスニングテープ51と共にランディングゾーン6上に十分に引き上げて止着できるようにする必要がある。また、前記要件1を具備させることにより、背側部A及び腹側部Cそれぞれの端部フラップ部13,14に肌との間の隙間が生じず、そのような隙間によるフィット性の低下や防漏効果の低下を防止することができる。
ずれ落ち及び/又は端部フラップ部13,14の隙間を防止する観点から、前記比(L1/L2)は0.07未満であることが好ましい。尚、この比(L1/L2)の下限値は0である。
【0017】
前記要件2は、主として第2ファスニングテープ52が設けられている位置が、従来の大腿部内側面当接型のおむつに比べて、背側ウエスト縁端12に近い位置であることを規定している。前記要件2を具備させることにより、後述する前記要件3による効果を確実に発現させることができる。即ち、前記要件2と前記要件3とを組み合わせることにより、背側フラップ部50の臀部への引っ掛かりの発生を確実に防止することができる。
【0018】
前記要件3は、主として第2ファスニングテープを引っ張る際の力線とレッグ縁部の形状の関係を規定するものである。即ち、本発明の発明者らは、第2ファスニングテープ52を引っ張ったときの力の伝達を観察することにより、第2ファスニングテープ52の基端部53から、該基端部を通るレッグ縁部11の接線における該レッグ縁部11に対する接点Pに向かって直線的に力が加わることを知見し、更に、その接点Pの位置が第2ファスニングテープ52の引き上げ易さを左右する大きな要因であることを知見した。前記要件3は、これらの知見に基づき規定されたものである。尚、ここでいう力線とは、各フラップ部に設けられた複数のファスニングテープのうち最も股下中央線側に位置する第2ファスニングテープ52の基端部53を通り且つ前記レッグ縁部11に接する直線であり、前記要件3における仮想力線FLとは、想定し得る多数の力線の内、第2ファスニングテープ52の基端部53における股下中央線CL側の端点53aを通る線である。
【0019】
前記要件3を具備することにより、おむつを装着する際に、背側フラップ部50が着用者の臀部に引っ掛かる可能性を大幅に低減でき、そのため、第2ファスニングテープ52を、第1ファスニングテープ51と共にランディングゾーン6上に容易且つ十分に引き上げ、それらをランディングゾーン6上の適正な位置に容易に止着することができる(装着性の向上)。また、適正な位置に止着できることにより、着用者のウエスト廻り及び胴回りに良好なフィット性が得られる。
【0020】
尚、本実施形態のおむつ1におけるファスニングテープ51,52は、それぞれ、機械的面ファスナーのオス部材からなる止着部54を有するテープ基材55を裏面シート3(背側フラップ部の形成材料)の片面あるいは両面に接合して形成されている。各テープ基材55は、フラップ部の形成材料に積層され該形成材料に接着剤、ヒートシール等により接合されたテープ固定部分56と、フラップ部の外側縁から突出した突出部分57とを有している。本実施形態のおむつ1における各ファスニングテープの基端部53、58は、テープ固定部分56と突出部分57との境界上にあり、おむつ長手方向に延びている。また、本実施形態のおむつ1は、股下部における吸収体4の最小幅W(図2参照)が28〜45cm程度であり、該最小幅Wのおむつ全長Lに対する比(W/L)が1/3〜1/2程度である。
【0021】
吸収体4の背側ウエスト縁端12側の端部42と該背側ウエスト縁端12との間の距離L4(図1参照)は15〜75mm、特に25〜55mmであることが好ましい。装着性及びフィット性を追い求めるあまり前記距離L4を無制限に拡大することは、背側の防漏効果を低下させる要因となるため、装着性、フィット性及び防漏性能を考慮すると該距離L4は上記範囲であることが好ましい。
尚、背側フラップ部及び/又は腹側フラップ部に幅方向に伸縮する弾性材を配置することもでき、そのような実施形態は、背側部A及び腹側部Cにおける端部フラップ部13,14付近に隙間を生じさせないようにする観点から好ましい。
【0022】
本実施形態のおむつ1は、第1ファスニングテープ51の基端部58における背側ウエスト縁端12側の端点58aが、吸収体4の背側ウエスト縁端12側の端部42の位置よりも該背側ウエスト縁端12側に位置している。即ち、第1ファスニングテープ51の基端部58の少なくとも一部を、吸収体4の前記端部42の位置よりも、おむつ長手方向の外方側に位置させてある。そのため、端部フラップ部13,14に開き(隙間)が発生することを防止することができる。
これに対して、第1ファスニングテープ51の基端部58全体が吸収体4の前記端部42の位置より股下中央線CL寄りに位置する場合には、おむつ装着の際に、第1ファスニングテープ51をおむつ幅方向に引っ張ることによる引っ張り力が吸収体4のみに伝達され、その引っ張り力が端部フラップ部13に伝達されにくいため、端部フラップ部13,14に開き(隙間)が発生する恐れがある。
端部フラップ部13,14の開き(隙間)を防止する観点から、第1ファスニングテープ51の基端部58のおむつ長手方向の長さの50%以上、特に該基端部58の全体が、吸収体4の背側ウエスト縁端12側の端部42の位置よりも背側ウエスト縁端12側に位置していることが好ましい。
【0023】
本実施形態のおむつ1は、前記仮想力線FLとおむつ長手方向とがなす鋭角d(図1参照)が45〜80゜である。鋭角dは、前記仮想力線FLとおむつ長手方向とがなす角(鋭角及び鈍角)のうち鋭角の方の角度である。前記鋭角dを45゜以上とすることにより、背側フラップ部50が臀部に引っ掛かる可能性を一層低減させることができる。また、鋭角dを80゜以下とすることにより、第2ファスニングテープ52を引っ張ることによる引っ張り力をおむつ長手方向にも良好に伝達させることができ、吸収体の両側部が配されている側部の吸収部分を一層確実且つ十分に大腿部内側面に当接させることができる。斯かる観点から前記鋭角dは50〜70゜であることが一層好ましい。
【0024】
第1ファスニングテープ51と背側ウエスト縁端12との間の前記距離L1は0〜35mmであることが好ましい。前記距離L1が35mm超であると、第1ファスニングテープのおむつ幅方向の引っ張り力が端部フラップ部13に十分伝達されたとしても、端部フラップ部13,14に開き(隙間)が生じる場合がある。前記L1を35mm以下、特に25mm以下とすることにより、端部フラップ部13,14の開き(隙間)を確実に防止することができる。
【0025】
本発明の使い捨ておむつおける吸収体4は、股下部Cにおける長手方向の両側に一対の屈曲手段を有し且つ該屈曲手段の形成部位44及び/又は該屈曲手段よりもおむつ幅方向の外方の吸収領域45に、おむつ長手方向に沿って弾性部材15が配設されていることが好ましい。斯かる構成により、吸収体の両側部を一層容易に屈曲させ、該両側部が配されている部位を一層確実に大腿部内側面に圧接させることができる。また、着用時におけるおむつの保形性も向上する。屈曲手段の形成部位及び該屈曲手段よりもおむつ幅方向の外方の吸収領域に弾性部材を配設する場合、両部位には、それぞれ別個に弾性部材を配設しても良いし、両部位に跨るように弾性部材を配設しても良い。また、弾性部材の両側部に弾性伸縮部材を配設する場合、その弾性部材の配設箇所は、吸収体の上でも下でも吸収体中でも良いが、大腿部内側面に対する密着性の観点から吸収体の下に配することが好ましい。
本実施形態のおむつ1には、斯かる屈曲手段として、吸収体4の一部に、吸収体(吸収体の形成材料としてのパルプ繊維及び/又は高吸水性ポリマー等)が存在しない領域44が形成されており、また、屈曲手段44よりもおむつ幅方向の外方の吸収領域45の吸収体41の下面側に糸状の弾性部材15が配設されている。
【0026】
屈曲手段としては、吸収体をおむつ幅方向に容易に屈曲させ得る限り特に制限されない。例えば(1)吸収体の存在しない領域を形成する、(2)吸収体の一部を他の部位よりも低坪量とする、(3)吸収体の一部を他の部位よりも薄くする、(4)吸収体の一部を他の部位よりも剛性の低い材料により形成する、(5)細幅のエンボス線を長手方向に沿って付与する、(6)長手方向に沿ってスリットを入れる、(7)弾性部材を屈曲させたいラインに沿って略連続に配設する、(8)吸収体あるいは裏面シートを予め裏面シート側に折り返し吸収体同士あるいは裏面シート同士を接合する等の方法、及びこれらの一又は二以上を組み合わせた方法等が挙げられる。
また、弾性部材15及び更にその外側に配されている弾性部材16の形成素材としては、天然ゴム、合成ゴム、スパンデックス等を挙げることができ、それぞれの形態としては糸ないし紐状、帯状、フィルム状等とすることもできる。弾性部材15,16は、脚廻りの収縮性、加工性、コスト等の観点から、糸ないし紐状又は帯状であることが好ましい。
【0027】
本実施形態のおむつ1の各部の形成材料について説明すると、表面シート2、裏面シート3、吸収体4,ファスニングテープ5、ランディングゾーン6形成用のランディングプ、疎水性のシート材7の形成材料としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつに用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。疎水性のシート材7としては、例えば、撥水処理を施した不織布等を用いることができる。
【0028】
次に、第2実施形態の使い捨ておむつ1’について、図4を参照して説明する。第2実施形態のおむつ1’については、上述したおむつ1と異なる点について説明し、同様の構成等については同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態について上述した説明が適宜適用される。
【0029】
第2実施形態のおむつ1’における第1及び第2ファスニングテープ51,52は、背側フラップ部50から延出させた該フラップ部50の形成材料に止着部54を設けて形成されている。
本実施形態における第1ファスニングテープ51の基端部58は、図4に示すように、該テープ51における止着部54の内方の側縁を横切る直線GLが該テープ51の付け根付近においてフラップ部の側縁部に接する点58aと、第1及び第2ファスニングテープ同士間に形成された凹部の最も深くに位置する点Qとを結ぶ線分上にあり、第2ファスニングテープ52の基端部53は、該テープ52における止着部54の内方の側縁を横切り且つ前記レッグ縁部11に接する直線(例えば後述する仮想力線FL)が該テープ52の付け根付近において該フラップの側縁部に接する点53aと、前記点Qとを結ぶ線分上にある。本実施形態における仮想力線FLは、第2ファスニングテープ52における止着部54の内方の側縁を横切り且つ前記レッグ縁部11に接する直線であって、前記接点53aを通る直線である。
【0030】
次に、第3実施形態の使い捨ておむつ1”について、図5を参照して説明する。第3実施形態のおむつ1”については、上述したおむつ1’と異なる点について説明し、同様の構成等については同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態について上述した説明が適宜適用される。
【0031】
第3実施形態のおむつ1”における各背側フラップ部50は、おむつ本体部分と一体的に形成された本体フラップ部81と、該本体フラップ部81の先端縁部に、該先端縁部における股下中央線CL側の一部82を残すように設けられたフラップ先端材83とからなり、該フラップ先端材83の先端縁部に複数のファスニングテープ5が設けられている。
そして、各背側フラップ部50における複数のファスニングテープのうち最も背側ウエスト縁端12側に位置する第1ファスニングテープ51と該背側ウエスト縁端12との間の距離L1、おむつ全長を2等分する股下中央線CLと該背側ウエスト縁端12との間の距離L2、及び各背側フラップ部50における複数のファスニングテープのうち最も前記股下中央線CL側に位置する第2ファスニングテープ52と股下中央線CLとの間の距離L3が、下記(1)及び(2)の関係を満たしており、
L1/L2<0.08 ・・・(1)
L3/L2>0.6  ・・・(2)
且つ、フラップ先端材83の基端部84における前記股下中央線CL側の端点84aを通り且つ前記レッグ縁部11に接する直線状の仮想力線FLが、該レッグ縁部11との接点Pを、背側ウエスト縁端12からの距離がおむつ全長の25%以内の領域A1内に有している。前記比(L1/L2)は0.07未満が好ましく、下限値は0である。
【0032】
第3実施形態のおむつ1”によれば、斯かる構成を有するため、第1実施形態のおむつ1と同様の作用効果が奏される。尚、本体フラップ部81は、吸収体4の側縁の位置よりもおむつ幅方向外方に延出させたシート材(裏面シート及び疎水性のシート材等)からなり、フラップ先端材83は、該先端材83の一部分を本体フラップ部81の形成材料に接合されて、該本体フラップ部81に連設されている。フラップ先端材83の形成材料としては、天然繊維からなる織布、合成繊維からなる不織布、熱可塑性樹脂からなるフィルム等を挙げることができる。また、フラップ先端材83は、幅方向に伸縮することがフィット性の向上の観点から好ましく、幅方向及び長手方向に伸縮することがより好ましい。
【0033】
本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態のおむつにおける各ファスニングテープは、機械的面ファスナーのオス部材からなる止着部(係合用鈎部又は張り出し部を先端に有する係合突起が面状に多数配設された止着部等)を有するものであるが、これに代えて、テープ基材又はフラップ部から延出させた該フラップの形成材料に粘着剤を塗工して形成した止着部を有するものであっても良い。また、上記各実施形態のおむつにおけるランディングゾーンは、腹側部Bの外表面側に、織布、不織布、編み物等からなるランディングテープを固定して形成したものであるが、これに代えて、腹側部Bの外表面を不織布等の係合性に富む素材により形成し、該不織布等の一部をランディングゾーンとして利用することもできる。
【実施例】
<実施例1>
図1及び図2に示す形態の使い捨ておむつを製造した。但し、各部の寸法や比等は、表1に示す通りとした。尚、表1中の「おむつサイズ」の項のM、Lの表示は、比較例3〜9については各市販品の表示に従った。実施例及び比較例1,2については市販品の同サイズのものに表示されているM,Lの区別を記載した。
【0034】
<比較例1及び2>
実施例1において、各部の寸法や比等を表1に示すように代えた以外は、実施例1と同様の構成を有する使い捨ておむつを製造した。
【0035】
<比較例3〜9>
市販の成人用の使い捨ておむつを用意し、各おむつの寸法及び比等を測定し、表1に示した。尚、比較例3〜9の使い捨ておむつは、股下部における前記吸収体の両側部が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされていない使い捨ておむつである。
【0036】
【表1】
Figure 2004141532
【0037】
<評価>
実施例及び比較例1の各使い捨ておむつについて、装着のし易さを下記の方法で評価した。
比較例1の使い捨ておむつを使用した結果、そのおむつについて「あてにくい(装着しにくい)」と評価した24人のモニターに、実施例の使い捨ておむつを使用させた。
実施例の使い捨ておむつについて、あてやすさ(装着のし易さ)を評価させたところ、あてやすいが8名、ややあてやすいが5名、どちらとも言えないが1名、ややあてにくいが4名、あてにくい3名であった。本発明品においては、あてやすさが大幅に改善していることが判った。
【0038】
【発明の効果】
本発明の使い捨ておむつは、股下部における吸収体の両側部が着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつであって、装着性及びフィット性の向上したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施形態の使い捨ておむつを平面状に拡げて表面シート側から見た状態を示す平面図である。
【図2】図2は、図1のX−X断面を模式的に示す断面図である。
【図3】図3は、図1の使い捨ておむつの使用状態を示す模式断面図である。
【図4】図4は、第2実施形態の使い捨ておむつを平面状に拡げて表面シート側から見た状態を示す平面図である。
【図5】図5は、第3実施形態の使い捨ておむつを平面状に拡げて表面シート側から見た状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1  使い捨ておむつ
2  表面シート
3  裏面シート
4  吸収体
5  ファスニングテープ
11 レッグ縁部
12 背側ウエスト縁端
50 背側フラップ部
51 第1ファスニングテープ
52 第2ファスニングテープ
53,58 ファスニングテープの基端部
FL 仮想力線
CL 股下中央線
P  仮想力線とレッグ縁部との接点

Claims (7)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び液保持性の吸収体を備え、背側部の両側部それぞれに、各々少なくとも2本のファスニングテープを有する背側フラップ部を具備しており、長手方向の両側それぞれに凹状のレッグ縁部が形成されており、股下部における前記吸収体の両側部が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつにおいて、
    前記ファスニングテープのうち最も背側ウエスト縁端側に位置する第1ファスニングテープと該背側ウエスト縁端との間の距離L1、おむつ全長を2等分する股下中央線と該背側ウエスト縁端との間の距離L2、及び前記ファスニングテープのうち最も前記股下中央線側に位置する第2ファスニングテープと該股下中央線との間の距離L3が、下記(1)及び(2)の関係を満たしており、
    L1/L2<0.08 ・・・(1)
    L3/L2>0.6  ・・・(2)
    且つ、前記第2ファスニングテープの基端部における該股下中央線側の端点を通り且つ前記レッグ縁部に接する直線状の仮想力線が、該レッグ縁部との接点を、前記背側ウエスト縁端からの距離がおむつ全長の25%までの領域内に有することを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記各ファスニングテープは、止着部を有するテープ基材を前記フラップ部の形成材料に接合して形成されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記各ファスニングテープは、前記フラップ部から延出させた該フラップの形成材料に止着部を設けて形成されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記第1ファスニングテープの基端部における前記背側ウエスト縁端側の端点が、前記吸収体の該背側ウエスト縁端側の端部の位置よりも該背側ウエスト縁端側に位置する請求項1〜3の何れか記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記仮想力線とおむつ長手方向とがなす鋭角が45〜80゜である請求項1〜4の何れか記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記第1ファスニングテープと前記背側ウエスト縁端との間の距離L1が0〜35mmである請求項1〜5の何れか記載の使い捨ておむつ。
  7. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び液保持性の吸収体を備え、背側部の両側部それぞれに、各々少なくとも2本のファスニングテープを有する背側フラップ部を具備しており、長手方向の両側それぞれに凹状のレッグ縁部が形成されており、股下部における前記吸収体の両側部が、着用時に下方に屈曲して着用者の大腿部内側面に沿って配されるようになされている使い捨ておむつにおいて、
    前記各背側フラップ部は、おむつ本体部分と一体的に形成された本体フラップ部と、該本体フラップ部の先端縁部に、該先端縁部における前記股下中央線側の一部を残すように設けられたフラップ先端材とからなり、該フラップ先端材の先端縁部に前記各ファスニングテープが設けられており、
    前記ファスニングテープのうち最も背側ウエスト縁端側に位置する第1ファスニングテープと該背側ウエスト縁端との間の距離L1、おむつ全長を2等分する股下中央線と該背側ウエスト縁端との間の距離L2、及び前記ファスニングテープのうち最も前記股下中央線側に位置する第2ファスニングテープと該股下中央線との間の距離L3が、下記(1)及び(2)の関係を満たしており、
    L1/L2<0.08 ・・・(1)
    L3/L2>0.6  ・・・(2)
    且つ、前記フラップ先端材の基端部における前記股下中央線側の端点を通り且つ前記レッグ縁部に接する直線状の仮想力線が、該レッグ縁部との接点を、前記背側ウエスト縁端からの距離がおむつ全長の25%までの領域内に有することを特徴とする使い捨ておむつ。
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