JP3990249B2 - メッシュフェンス、メッシュフェンスの組立方法及びメッシュパネルへの金具の固定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、敷地境界などに用いられるメッシュフェンスに関し、特にメッシュパネルの上縁部が巻回されて、胴縁となされたメッシュフェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−78895号公報
【特許文献2】
特開平11−81751号公報
従来、メッシュフェンスに於いて、支柱とメッシュパネルの取付の方法として、特開平9−78895号公報に本出願人が提案しているように、メッシュパネルの上胴縁の直下をパネル受け金具により、支柱と取り付けられる構造のメッシュフェンスが知られている。
又、特開平11−81751号公報に本出願人が提案しているように、メッシュパネルの上胴縁内に一側壁にスリットが設けられた胴縁金具が挿入され、この胴縁金具に形成された中空部に、前記支柱の側壁に取着された固定金具の一端に形成された挿入部が挿入され、胴縁金具が挿入された胴縁外周に断面略逆U字型の押さえ金具が巻回され、この押さえ金具の両側壁を貫通して、ボルトが挿通され、メッシュパネルが支柱に取着されたメッシュフェンスが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の如き特開平9−78895号公報に提案されているメッシュフェンスに於いては、施工時にフェンスパネルを仮置きできるようになされているため手でフェンスを持ち上げてボルト止めをする必要がなく施工が容易であるものの、上胴縁の水平方向に大きな荷重が付加されたとき、胴縁直下のフェンスパネルが変形し易いという問題があった。又胴縁直下の目立つ場所に金具が露出されるので、外観も好ましくなかった。
【0004】
又、特開平11−81751号公報に提案されているメッシュフェンスに於いてはメッシュパネルの上部の胴縁の両端が地表に立設された隣合う支柱の側壁に取着された固定金具上に載せられ、上部の胴縁下部の間隙を通して胴縁金具下部のスリット内に挿入される。
メッシュパネルは上部の胴縁の両端部が支柱に取着された固定金具に仮止めされるので、メッシュパネルの支柱への仮止めが容易にでき、施工性に優れるものの、胴縁金具、固定金具、押さえ金具の3個の部材が必要であるためコストが嵩み、施工に工数がかかるという問題があった。
【0005】
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、フェンスパネルの強度が十分で、外観が優れ、施工が容易なメッシュフェンスを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明請求項1記載のメッシュフェンスの組立方法は、地表に立設された支柱とこの支柱間に格子状のメッシュパネルが架設されてなり、このメッシュパネルが多数の縦線材と横線材が互いに溶接されて格子状の網となされ、この網の上縁部が巻回されて胴縁となされたメッシュフエンスの組立方法であって、前記支柱の側壁に固定金具が取着されると共に該固定金具の一端に挿入部を形成し、該挿入部を前記胴縁の下部に設けられた開口から胴縁内に挿入し、次いでこの挿入部を胴縁を構成する横線材に当接させると共に該挿入部と反対側からこの横線材に押さえ板を当接させ、そして該挿入部と押さえ板とを貫通するボルトにより、挿入部と押さえ板との間に胴縁の横線材を挟着固定させ、もって固定金具の挿入部とメッシュパネルを固着させるもので、固定金具の挿入部が胴縁内に挿入されているので、金具が目立たず外観が好適である。又、固定金具がメッシュパネルの胴縁に固定されるので、フェンスパネルの上端に大きな水平応力が付加されてもフェンスパネルが曲がりにくい。
【0007】
本発明請求項2記載のメッシュフェンスの組立方法は、押さえ板と挿入部にはそれぞれ長孔が穿設され、ボルトは頭部が長形となされると共にこの頭部とネジ部の間に根角が設けられ、押さえ板に穿設された長孔の長径はボルトの頭部の長径より長くなされると共に短径はボルトの頭部の短径より長くなされ、挿入部に穿設された長孔の短径は、ボルトの頭部の長径より短く、ボルトの頭部の短径より長くなされ、胴縁の下部に設けられた開口から胴縁内に挿入した挿入部を胴縁を構成する横線材に当接させると共に該挿入部と反対側からこの横線材に押さえ板を当接させ、挿入部に設けられた長孔と押さえ板の長孔を貫通してボルトを頭部から挿入し、次いで90°回転させて後方へボルトを引くことにより、ボルトの根角を挿入部の長孔に嵌合させ、もってボルトの回転を阻止しつつ、該ボルトにナットを締めて、メッシュパネルを挿入部に固着させるもので、ボルトの挿入と締め付けが同一方向からできるので、施工が容易となる。本発明における長形とは、小判形、楕 円形、長方形などの長径と短径を有する形状を言う。
【0008】
本発明請求項3記載のメッシュフェンスは、前記請求項1又は2に記載のメッシュフェンスの組立方法により組立てられたことを特徴とするものである。
【0009】
本発明請求項4記載のメッシュパネルへの金具の固定方法は、多数の縦線材と横線材が互いに溶接されて格子状の網とされたメッシュパネルへの金具の固定方法であって、固定されるべき金具には水平方向が長径となされた長孔を設けると共に、横線材の間隔と線径に対応する係合溝が形成され且つ横長の長孔が設けられた押さえ板と、固定されるべき金具に設けられた長孔の長径よりも短く、短径よりも長い長形の頭部を有し、この頭部とネジ部の間に根角が形成されたボルトとを備え、固定されるべき金具と押さえ板とにより隣合う二個の横線材を挟み、前記ボルトを固定されるべき金具の長孔と押さえ板の長孔に貫通してボルトを頭部から挿入し、次いで90°回転させて後方へボルトを引くことにより、ボルトの根角を固定されるべき金具の長孔に嵌合させ、もってボルトの回転を阻止しつつ、押さえ板の長孔より突出させたネジ部にナットを締めて、固定されるべき金具を押さえ板と共にメッシュパネルに固定することを特徴とするものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1はメッシュフェンスの実施の参考例を示す斜視図であり、図2はこの例に於ける組立方法を示す組立図である。
図に於いて1はメッシュパネルであり、多数の縦線材11と横線材12が互いに溶接されて格子状の網となされ、この網の上下縁部が筒状に巻回されて胴縁13となされている。胴縁13の下端部には開口が設けられ、固定金具3の挿入部31が下方から挿入できるようになされている。この胴縁13となる部分には横線材12が密度高く配設されて、フェンスパネル上端に大きな水平応力がかかったときも十分に耐えられるようになされている。
【0013】
図に於いて、2は支柱であり、側壁に固定金具3がボルトにより固着されている。固定金具3の挿入部31には水平方向が長径となされた長方形の長孔33が設けられている。この挿入部31がフェンスパネルの胴縁13に下方から挿入され、挿入部31上縁にフェンスパネルの胴縁13内壁が仮に支持される。次に挿入部31に胴縁13を構成する横線材12を当接し押さえ金具4を上方から挿入し、押さえ金具4で、横線材12と挿入部31を挟着するとフェンスパネルが挿入部31に仮付けされる。
【0014】
押さえ金具4は、断面略逆U字型で、相対する側壁を貫通して縦長の長方形の長孔41が設けられている。押さえ金具4の上端と下端の内形は、横線材12の外径に対応する形状となされている。ボルト5は頭部51が小判形で、長径が押さえ金具4の長孔41の長径より短く、且つ長孔41の短径より長くなされている。頭部51とネジ部の間には、辺長が押さえ金具4の長孔41の短径と略等しくなされた根角52が形成されている。このボルト5を長径が上下方向になるようにして頭部51から押さえ金具4の長孔41を貫通させ、90度回転させると押さえ金具4の長孔41とボルト5の根角52が嵌合するようになされている。
【0015】
図1〜2に示した参考例におけるメッシュフェンスの取付方法について次ぎに説明する。地表に適宜間隔で立設された支柱2に先ず固定金具3をボルトで固着し、この固定金具3の挿入部31が胴縁13の下方の開口に挿入されるようにメッシュパネル1を上方から入れるとこの挿入部31の上端にメッシュパネル1の上部の胴縁13の上端の内面が当接され、メッシュパネル1が固定金具3に仮置きされる。次ぎにメッシュパネル1を稍々前にずらして胴縁13を構成する横線材12を挿入部31に当接し、横線材12と挿入部31を挟むように、押さえ金具4を上部からはめ込み、押さえ金具4の長孔41にボルト5を頭部51から挿入し、90°回転させて後方へボルト5を引くと、ボルト5の根角52が押さえ金具4の長孔41と嵌合し、ボルト5の回転が阻止される。この後座金を介してナットを締めるとメッシュパネル1が固定金具3に固定される。
【0016】
図3は本発明メッシュフェンスの第1の例を示す斜視図であり、図4はこの例に於ける組立方法を示す組立図である。
図に於いて、フェンスパネル、支柱、ボルトは第1の例と同じものである。この例に於いては押さえ金具4に変えて、押さえ板6が用いられ、この押さえ板6と挿入部31に胴縁13の横線材12が挟着固定されている。押さえ板6は中央に横長の長方形の長孔61が設けられ、この長孔61の長径がボルト5頭部51の長径より長くなされ、短径がボルト5頭部51の短径よりやや長くなされている。固定金具3の挿入部31に設けられた長孔33の短径は、ボルト5の頭部51の長径より短く、ボルト5頭部51の短径よりやや長くされている。
【0017】
第1の例におけるメッシュフェンスの取付方法について次ぎに説明する。地表に適宜間隔で立設された支柱2に先ず固定金具3をボルトで固着し、この固定金具3の挿入部31が胴縁13の下方の開口に挿入されるようにメッシュパネル1を上方から入れるとこの挿入部31の上端にメッシュパネル1の上部の胴縁13の上端の内面が当接され、メッシュパネル1が固定金具3に仮置きされる。次ぎにメッシュパネル1を稍々前にずらして胴縁13を構成する横線材12を挿入部31に当接し、横線材12押さえ板6を当接し、固定金具3の挿入部31に設けられた長孔33と押さえ板6の長孔61を貫通してボルト5を頭部51から挿入し、90°回転させて後方へボルト5を引くと、ボルト5の根角52が固定金具3の長孔33と嵌合し、ボルト5の回転が阻止される。この後座金を介してナットを締めるとメッシュパネル1が固定金具3に固定される。
【0018】
図5はメッシュフェンスの参考例を示す斜視図である。図に於いて、フェンスパネル、支柱、ボルト5は第1の例と同じものである。この例に於いては固定金具3の挿入部31の下縁部にJ形に折曲された支持部32が形成されている。又、挿入部31に設けられた長孔33の短径は、ボルト5の頭部51の長径より短く、ボルト5頭部51の短径よりやや長くされている。押さえ金具4は断面逆U字型で、中央に縦長の長方形の長孔41が設けられ、この長孔41の長径がボルト5頭部51の長径より長くなされ、短径がボルト5頭部51の短径よりやや長くなされている。
【0019】
図6は本発明メッシュフェンスにおけるボルト5の実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は側面図である。本発明におけるボルト5は頭部51が小判形の長形となされ、この頭部51とネジ部の間に根角52が設けられている。本発明におけるボルト5の材質は特に限定されるものではないが、鋼やステンレス鋼などの金属が強度に優れ特に好適に用いられる。
【0020】
【発明の効果】
上述の如く、本発明請求項1記載のメッシュフェンスの組立方法は、地表に立設された支柱とこの支柱間に格子状のメッシュパネルが架設されてなり、このメッシュパネルが多数の縦線材と横線材が互いに溶接されて格子状の網となされ、この網の上縁部が巻回されて胴縁となされたメッシュフエンスの組立方法であって、前記支柱の側壁に固定金具が取着されると共に該固定金具の一端に挿入部を形成し、該挿入部を前記胴縁の下部に設けられた開口から胴縁内に挿入し、次いでこの挿入部を胴縁を構成する横線材に当接させると共に該挿入部と反対側からこの横線材に押さえ板を当接させ、そして該挿入部と押さえ板 とを貫通するボルトにより、挿入部と押さえ板との間に胴縁の横線材を挟着固定させ、もって固定金具の挿入部とメッシュパネルを固着させるもので、固定金具の挿入部が胴縁内に挿入されているので、金具が目立たず外観が好適である。又、固定金具がメッシュパネルの胴縁に固定されるので、フェンスパネルの上端に大きな水平応力が付加されてもフェンスパネルが曲がりにくい。
【0021】
又、本発明請求項2記載のメッシュフェンスの組立方法は、押さえ板と挿入部にはそれぞれ長孔が穿設され、ボルトは頭部が長形となされると共にこの頭部とネジ部の間に根角が設けられ、押さえ板に穿設された長孔の長径はボルトの頭部の長径より長くなされると共に短径はボルトの頭部の短径より長くなされ、挿入部に穿設された長孔の短径は、ボルトの頭部の長径より短く、ボルトの頭部の短径より長くなされ、胴縁の下部に設けられた開口から胴縁内に挿入した挿入部を胴縁を構成する横線材に当接させると共に該挿入部と反対側からこの横線材に押さえ板を当接させ、挿入部に設けられた長孔と押さえ板の長孔を貫通してボルトを頭部から挿入し、次いで90°回転させて後方へボルトを引くことにより、ボルトの根角を挿入部の長孔に嵌合させ、もってボルトの回転を阻止しつつ、該ボルトにナットを締めて、メッシュパネルを挿入部に固着させるもので、ボルトの挿入と締め付けが同一方向からできる。
【0022】
又、本発明請求項3記載のメッシュフェンスは、前記請求項1又は2に記載のメッシュフェンスの組立方法により組立てられたことを特徴とするもので、固定金具の挿入部が胴縁内に挿入されているので、金具が目立たず外観が好適である。又、固定金具がメッシュパネルの胴縁に固定されるので、フェンスパネルの上端に大きな水平応力が付加されてもフェンスパネルが曲がりにくい。
【0023】
本発明請求項4記載のメッシュパネルへの金具の固定方法は、多数の縦線材と横線材が互いに溶接されて格子状の網とされたメッシュパネルへの金具の固定方法であって、固定されるべき金具には水平方向が長径となされた長孔を設けると共に、横線材の間隔と線径に対応する係合溝が形成され且つ横長の長孔が設けられた押さえ板と、固定されるべき金具に設けられた長孔の長径よりも短く、短径よりも長い長形の頭部を有し、この頭部とネジ部の間に根角が形成されたボルトとを備え、固定されるべき金具と押さえ板とにより隣合う二個の横線材を挟み、前記ボルトを固定されるべき金具の長孔と押さえ板の長孔に貫通してボルトを頭部から挿入し、次いで90°回転させて後方へボルトを引くことにより、ボルトの根角を固定されるべき金具の長孔に嵌合させ、もってボルトの回転を阻止しつつ、押さえ板の長孔より突出させたネジ部にナットを締めて、固定されるべき金具を押さえ板と共にメッシュパネルに固定するもので、ボルトの挿入と締め付けが同一方向からできる。
【0024】
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】メッシュフェンスの実施の参考例を示す斜視図である。
【図2】メッシュフェンスの実施の参考例を示す組立図である。
【図3】本発明メッシュフェンスの第1の例を示す斜視図である。
【図4】本発明メッシュフェンスの第1の例を示す組立図である。
【図5】メッシュフェンスの実施の参考例を示す組立図である。
【図6】本発明メッシュフェンスにおけるボルトの実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は側面図である。
【符号の説明】
1 メッシュパネル
11 縦線材
12 横線材
13 胴縁
131 開口
2 支柱
3 固定金具
31 挿入部
32 支持部
33 長孔
4 押さえ金具
41 長孔
5 ボルト
51 頭部
52 根角
6 押さえ板
61 長孔
Claims (4)
- 地表に立設された支柱とこの支柱間に格子状のメッシュパネルが架設されてなり、このメッシュパネルが多数の縦線材と横線材が互いに溶接されて格子状の網となされ、この網の上縁部が巻回されて胴縁となされたメッシュフエンスの組立方法であって、前記支柱の側壁に固定金具が取着されると共に該固定金具の一端に挿入部を形成し、該挿入部を前記胴縁の下部に設けられた開口から胴縁内に挿入し、次いでこの挿入部を胴縁を構成する横線材に当接させると共に該挿入部と反対側からこの横線材に押さえ板を当接させ、そして該挿入部と押さえ板とを貫通するボルトにより、挿入部と押さえ板との間に胴縁の横線材を挟着固定させ、もって固定金具の挿入部とメッシュパネルを固着させることを特徴とするメッシュフェンスの組立方法。
- 押さえ板と挿入部にはそれぞれ長孔が穿設され、ボルトは頭部が長形となされると共にこの頭部とネジ部の間に根角が設けられ、押さえ板に穿設された長孔の長径はボルトの頭部の長径より長くなされると共に短径はボルトの頭部の短径より長くなされ、挿入部に穿設された長孔の短径は、ボルトの頭部の長径より短く、ボルトの頭部の短径より長くなされ、胴縁の下部に設けられた開口から胴縁内に挿入した挿入部を胴縁を構成する横線材に当接させると共に該挿入部と反対側からこの横線材に押さえ板を当接させ、挿入部に設けられた長孔と押さえ板の長孔を貫通してボルトを頭部から挿入し、次いで90°回転させて後方へボルトを引くことにより、ボルトの根角を挿入部の長孔に嵌合させ、もってボルトの回転を阻止しつつ、該ボルトにナットを締めて、メッシュパネルを挿入部に固着させることを特徴とする請求項1に記載のメッシュフェンスの組立方法。
- 請求項1又は2に記載のメッシュフェンスの組立方法により組立てられたことを特徴とするメッシュフェンス。
- 多数の縦線材と横線材が互いに溶接されて格子状の網とされたメッシュパネルへの金具の固定方法であって、固定されるべき金具には水平方向が長径となされた長孔を設けると共に、横線材の間隔と線径に対応する係合溝が形成され且つ横長の長孔が設けられた押さえ板と、固定されるべき金具に設けられた長孔の長径よりも短く、短径よりも長い長形の頭部を有し、この頭部とネジ部の間に根角が形成されたボルトとを備え、固定されるべき金具と押さえ板とにより隣合う二個の横線材を挟み、前記ボルトを固定されるべき金具の長孔と押さえ板の長孔に貫通してボルトを頭部から挿入し、次いで90°回転させて後方へボルトを引くことにより、ボルトの根角を固定されるべき金具の長孔に嵌合させ、もってボルトの回転を阻止しつつ、押さえ板の長孔より突出させたネジ部にナットを締めて、固定されるべき金具を押さえ板と共にメッシュパネルに固定することを特徴とするメッシュパネルへの金具の固定方法。
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