JP3987063B2 - モータのステータおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、環状のステータコアの円周方向に離間した複数の位置からティースを径方向に突出させ、これらのティースに巻線を波巻したモータのステータに関する。
ティース間に形成したスロットに複数相の巻線を巻き付けたステータを有するモータでは、スロットによるトルクリップルや異常高調波トルクの発生を抑制してスムーズな回転を可能にするために、巻線の短節巻や分布巻を採用することが知られている(下記特許文献1および特許文献2参照)。
しかしながら、短節巻や分布巻を採用すると、図12(A)に示すように、ステータ01のティース02間のスロット03に巻き付けられた巻線04のうち、トルクの発生に寄与しない渡り部分04aが長くなるため、巻線抵抗が増加して効率が低下するだけでなく、渡り部分04aの両端を90°屈曲させる際にステータ01の軸線方向への突出高さHが増加して寸法の小型化が妨げられる問題がある。
そこで、図12(B)に示す波巻を採用すると、巻線04の渡り部分04aの長さを短くし、巻線抵抗を減少させて効率を高めるとともに、渡り部分04aの軸線方向への突出高さを減少させて寸法の小型化を図ることができる。しかしながら、単に巻線04を波巻するだけではスロット03によるトルクリップルや異常高調波トルクが発生するため、図12(C)に示すようにスロット03を傾斜(スキュー)させることが必要となる。
即ち、図11に示すように、スキューの無い長さLの導線が受ける力Fは、電流をI・sinωtとし、磁束密度をBとすると、
F=I・B・L・sinωt
で与えられる。
一方、スキュー角θを有する導線の微小部分dLが受ける力dFは、
dF=I・B・sin{ωt+(cosθ/L)・x}・cosθ
で与えられる。従って、導線全体が受ける力Fskは、
Figure 0003987063
で与えられ、スキュー係数ksk=Fsk/Fは、
Figure 0003987063
で与えられる。またq次高調波に対するスキュー係数ksqは、
Figure 0003987063
で与えられる。
[数2]および[数3]から明らかなように、スキュー角θが増加するほど(γが増加するほど)スキュー係数ksk,ksqが小さくなり、上述した短節巻や分布巻を採用した場合と同様に、モータのトルクを減少させるとともにモータのトルク変動を小さくすることができる。
特公平4−72461号公報 特許第2765764号公報
図12(C)に示すように、波巻した巻線04をスキューさせるとモータのトルク変動を小さくすることができるが、図12(B)に示すスキューしていない巻線04と比べて渡り部分04aの長さを短縮することはできず、逆にa部において巻線04が鋭角に屈曲することで渡り部分04aの突出高さHが大きくなり、ステータ01の軸線方向の寸法が大型化する問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、モータのステータのスロットをスキューさせてトルクの変動を抑制しながら、巻線の渡り部分を短くしてステータの小型化およびトルクの低下防止を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、環状のステータコアの円周方向に離間した複数の位置からティースを径方向に突出させ、これらのティースに巻線を波巻したモータのステータにおいて、隣接するティース間に形成され複数のスロット交互に逆方向にスキューさせることで、各ティースは径方向に見て二等辺三角形を成して交互に逆方向にテーパーし、巻線は渡り部分の長さが短くなるようにスキュー方向が異なる円周方向に3個目毎のスロットを交互に通過することを特徴とするモータのステータが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ステータコアおよびティースを積層鋼板により構成したことを特徴とするモータのステータが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ステータコアおよびティースを圧粉材で構成したことを特徴とするモータのステータが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2に記載のモータのステータの製造方法であって、プレス金型で鋼板の素材をプレスすることで、前記複数のスロットの数の半数の切欠よりなる第1切欠群を円周方向等間隔に有する鋼板中間製品を成形する第1工程と、前記プレス金型と同じプレス金型を用いて前記鋼板中間製品をプレスすることで、前記第1切欠群に加えて、前記複数のスロットの数の半数の切欠よりなる第2切欠群を円周方向等間隔に有する鋼板最終製品を成形する第2工程とを含み、前記第2工程において、前記プレス金型および前記鋼板中間製品間の位相を、ステータにおける前記鋼板最終製品の軸線方向の位置に応じて変化させることを特徴とするモータのステータの製造方法が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、前記第2工程において、前記プレス金型および前記鋼板中間製品間の位相を、ステータの形状から定められたプログラムに応じて制御することを特徴とする、請求項4に記載のモータのステータの製造方法が提案される。
尚、実施例のU相、V相およびW相巻線34,35,36は本発明の巻線に対応する。
請求項1の構成によれば、環状のステータコアの円周方向に離間した複数の位置から径方向に二等辺三角形状に突出するティース間に形成された複数のスロットを交互に逆方向にスキューさせたので、トルクの変動を低減してモータをスムーズに回転させることができる。また巻線はスキュー方向が異なる円周方向に3個目毎のスロットを交互に通過するので、トルクの発生に寄与しない巻線の渡り部分の長さを短くし、トルクの発生に寄与するスロット内に位置する部分を長くすることで、スロットをスキューさせたことによるトルクの減少を補償することができる。しかも渡り部分の両端における巻線の屈曲角度が鈍角になるので、巻線の巻き付け作業が容易になるだけでなく、ステータコアからの渡り部分の突出高さを減少させてステータの軸線方向の寸法を小型化することができる。
請求項2の構成によれば、ステータコアおよびティースを積層鋼板により構成したので、各々の鋼板の形状を異ならせることでスロットのスキュー方向を交互に異ならせることができる。
請求項3に記載された発明によれば、ステータコアおよびティースを圧粉材で構成したので部品点数を削減することができ、しかも巻線に接触するスロットの両端部のエッジに丸みを持たせることで、絶縁紙等を不要にして部品点数を削減するとともに巻線の占積率を高めることができる。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2に記載のモータのステータを構成する鋼板を製造する際に、先ず第1工程において、プレス金型で鋼板の素材をプレスすることで、複数のスロットの数の半数の切欠よりなる第1切欠群を円周方向等間隔に有する鋼板中間製品を成形し、続く第2工程において、前記プレス金型と同じプレス金型を用いて、プレス金型および鋼板中間製品間の位相をステータにおける鋼板最終製品の軸線方向の位置に応じて変化させながら鋼板中間製品をプレスすることで、第1切欠群に加えて、複数のスロットの数の半数の切欠よりなる第2切欠群を円周方向等間隔に有する鋼板最終製品を成形するので、一種類の金型で第1切欠群および第2切欠群間の位相が種々に異なる多数種類の鋼板を製造することが可能になり、鋼板の製造に要する時間およびコストを低減することができる。
請求項5の構成によれば、鋼板中間製品に第2切欠群を成形する第2工程において、プレス金型および鋼板中間製品間の位相をステータの形状から定められたプログラムに応じて制御するので、第1切欠群および第2切欠群間の位相が異なる多数の鋼板最終製品を効率良く成形することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1は三相モータを備えたハイブリッド車両のパワーユニットを示す図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3部拡大断面図、図4は図3の4−4線矢視図、図5はステータコアの一部破断斜視図、図6はステータコアのスロットと巻線との関係を示す図、図7は前記図4に対応する模式図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両のパワーユニットは、エンジンEおよびトランスミッションT間に配置された三相モータMを備える。エンジンEのシリンダブロック11およびクランクケース12の右側面にモータケース13、トルクコンバータケース14およびミッションケース15が結合されており、シリンダブロック11およびクランクケース12間に支持されたクランクシャフト16の軸端にモータMのロータ17が固定される。ロータ17の外周に固定した複数の永久磁石18…に環状のステータ19が所定のエアギャップを介して対向しており、ステータ19を支持するステータホルダ20がシリンダブロック11およびクランクケース12とモータケース13との割り面に挟まれて固定される。
トルクコンバータケース14に収納されたトルクコンバータ21は、タービンランナー22とポンプインペラ23とを備えており、タービンランナー22に結合されてポンプインペラ23を覆うサイドカバー24がドライブプレート25を介してモータMのロータ17に接続される。トルクコンバータ14のポンプインペラ23は、ミッションケース15に支持されたメインシャフト26の左端に結合される。
次に、図2〜図7を参照してモータMのステータ19の構造を説明する。
モータMのステータ19は、環状のステータコア31と、ステータコア31の内周面から径方向内向きに突出する複数個(実施例では12個)のティース32…と、ティース32…間に形成されたスロット33…を通過するように波巻されたU相巻線34、V相巻線35およびW相巻線36とを備える。ステータコア31およびティース32…は圧粉材で一体成形される。
径方向に見たティース32…は二等辺三角形であって軸線L方向にテーパーしており、そのテーパーの方向は円周方向に隣接するティース32…どうしが逆方向となっている。従って、隣接するティース32…間に形成される12個のスロット33…は軸線L方向に対して交互に逆方向にスキューしている。スロット33…のスキュー角は、電気角で例えば60°とされる。
U相巻線34は円周方向に3個ずつ離間したスロット33…を通過するように波巻される。このとき、U相巻線34の巻きかたは、図7に実線で示す方向と鎖線で示す方向とがあるが、ティース32…の軸線L方向の両端面に露出するU相巻線34の渡り部分34a…が短くなるように、実線で示す方向が採用される。
V相巻線35はU相巻線34に対して円周方向に1ピッチずれたスロット33…を通過するように波巻され、W相巻線36はV相巻線35に対して円周方向に1ピッチずれたスロット33…を通過するように波巻される。V相巻線35およびW相巻線36も、それらの渡り部分35a…,36a…が短くなる方向に波巻される。尚、図6ではU相、V相およびW相の各複数本の巻線34,35,36のうち、各1本ずつが示されている。
このように、ステータ19のスロット33…をスキューさせたので、スロット33…によるトルクリップルや異常高調波トルクの発生を抑制してモータMをスムーズに回転させることができる。また全てのスロット33…を同方向にスキューさせると(図12(C)参照)、スロット33…がスキューしていない場合(図12(B)参照)と同様に巻線34,35,36の渡り部分34a,35a,36aの長さを短縮できないだけでなく、その渡り部分34a,35a,36aの一端のa部が鋭角に屈曲するため、巻線34,35,36の巻き付けが困難になり、しかも渡り部分34a,35a,36aの軸線L方向の突出高さHが増加してステータ19の軸線L方向の寸法が大型化してしまう問題がある。
それに対し、図7に実線で示す本実施例では、渡り部分34a,35a,36aの長さを短縮して巻線34,35,36の抵抗を減少させるとともに、その渡り部分34a,35a,36aの両端のb部を鈍角に屈曲させて巻線34,35,36の巻き付けを容易化し、かつ渡り部分34a,35a,36aの軸線L方向の突出高さHを減少させてステータ19の軸線L方向の寸法を小型化することができる。
またステータ19のスロット33…をスキューさせてスロット33…によるトルクリップルや異常高調波トルクの発生を抑制すると、スキュー係数が小さくなってモータMのトルクが減少するが、渡り部分34a,35a,36aの長さの減少による巻線34,35,36の抵抗の減少や巻線34,35,36の巻数の増加により、上述したトルクの減少を補うことができる。
また圧粉材を用いたことで複雑な形状のステータコア31を容易に成形することができるだけでなく、それを積層鋼板で構成する場合に比べて部品点数を削減することができる。しかも巻線34,35,36に接するスロット33…の角部に丸みを付けることで絶縁紙のような保護部材を廃止することができ、これにより部品点数を更に削減するとともに巻線34,35,36の占積率を高めることができる。
図8〜図10は本発明の第2実施例を示すもので、図8は前記図6に対応する図、図9はステータの軸線方向の各部に位置する鋼板の形状の違いの説明図、図10は鋼板の製造工程の説明図である。
図8から明らかなように、第2実施例のステータコア31およびティース32…は、ステータ19の軸線L方向に積層した多数の鋼板32a…から構成される。ステータ19のティース32…間に位置するスロット33…の方向は軸線Lの方向に対して傾斜しているため、ステータコア31およびティース32…を構成する鋼板32a…の形状はステータ19における軸線L方向の位置に応じて異なっている。
即ち、図9から明らかなように、各々の鋼板32a…は16個のスロット33…に対応して、8個の切欠a…よりなる第1切欠群と、8個の切欠b…よりなる第2切欠群とを備えている。第1切欠群を構成する8個の切欠a…は円周方向に45°の等間隔で配置され、第2切欠群を構成する8個の切欠b…は円周方向に45°の等間隔で配置されるが、第1切欠群の8個の切欠a…と、第2切欠群の8個の切欠b…との間の位相は、その鋼板32a…の軸線L方向の位置により異なっている。
例えば、ステータ19の軸線L方向の中央に位置する鋼板32aでは、第1切欠群の8個の切欠a…の中央位置に第2切欠群の8個の切欠b…が位置しており、16個の切欠a…,b…は22.5°間隔で円周方向に均等に配置されている。それに対して、ステータ19の軸線L方向の両端に位置する鋼板32aでは、第1切欠群の8個の切欠a…の反時計方向の近傍に第2切欠群の8個の切欠b…が位置したり、第1切欠群の8個の切欠a…の時計方向の近傍に第2切欠群の8個の切欠b…が位置したりしており、16個の切欠a…,b…は円周方向に不均等に配置されている。
このように、形状が異なる多数種類の鋼板32a…を、それぞれ専用のプレス金型でプレス成形しようとすると、極めて多数種類のプレス金型が必要になって莫大なコストがかかる問題があるが、本実施例では一種類のプレス金型で形状が異なる多数種類の鋼板32a…を成形することができる。以下、その鋼板32a…の製造方法を説明する。
図10に示すように、先ずプレス金型で鋼板の素材をプレスし、第1切欠群の8個の切欠a…のみを有する鋼板中間製品32a′…を打ち抜く(第1工程)。この鋼板中間製品32a′…の形状は1種類だけである。次に、第1工程と同じ(あるいは同じ種類の)プレス金型を用いて鋼板中間製品32a′…をプレスし(網かけ部分参照)、第1切欠群の8個の切欠a…および第2切欠群の8個の切欠b…を有する鋼板最終製品32a″…を打ち抜く。このとき、その鋼板最終製品32a″…のステータ19の軸線L方向の位置に応じて、プレス金型および鋼板中間製品32a′…間の位相θを一定量ずつ変化させることで、形状の異なる多数種類の鋼板最終製品32a″…を得ることができる。
ステータ19のスロット33…の数および幅と、ステータ19に含まれる鋼板32a…の枚数とが決まると、各々の鋼板32a…の第1切欠群の8個の切欠a…および第2切欠群の8個の切欠b…間の位相差が決まるので、その位相差が得られるようにプレス金型をプログラム制御することで、形状の異なる多数種類の鋼板32a…を効率良く製造することができる。なによりも、形状の異なる多数種類の鋼板32a…を一台の(あるいは一種類の)プレス金型で製造することができるので、大幅なコストダウンが可能になる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではモータMをハイブリッド車両の走行用モータとして使用しているが、その用途は任意である。
また実施例のモータMはステータ19の内部にロータ17を配置したインナーロータ型であるが、本発明はステータの外部にロータを配置したアウターロータ型のモータに対しても適用することができる
また第2実施例において、鋼板中間製品32a′…を打ち抜く第1工程と、鋼板最終製品32a″…を打ち抜く第2工程とは、連続して行っても良いし別々に行っても良い。
三相モータを備えたハイブリッド車両のパワーユニットを示す図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3部拡大断面図 図3の4−4線矢視図 ステータコアの一部破断斜視図 ステータコアのスロットと巻線との関係を示す図 前記図4に対応する模式図 本発明の第2実施例に係る、前記図6に対応する図 ステータの軸線方向の各部に位置する鋼板の形状の違いの説明図 鋼板の製造工程の説明図 スキュー係数の説明図 従来の巻線方法の説明図
符号の説明
31 ステータコア
32 ティース
32a 鋼板
32a′ 鋼板中間製品
32a″ 鋼板最終製品
33 スロット
34 U相巻線(巻線)
34a 渡り部分
35 V相巻線(巻線)
35a 渡り部分
36 W相巻線(巻線)
36a 渡り部分
a 切欠
b 切欠

Claims (5)

  1. 環状のステータコアの円周方向に離間した複数の位置からティースを径方向に突出させ、これらのティースに巻線を波巻したモータのステータにおいて、
    隣接するティース間に形成され複数のスロット交互に逆方向にスキューさせることで、各ティースは径方向に見て二等辺三角形を成して交互に逆方向にテーパーし、巻線は渡り部分の長さが短くなるようにスキュー方向が異なる円周方向に3個目毎のスロットを交互に通過することを特徴とするモータのステータ。
  2. 前記ステータコアおよびティースを積層鋼板により構成したことを特徴とする、請求項1に記載のモータのステータ。
  3. 前記ステータコアおよびティースを圧粉材で構成したことを特徴とする、請求項1に記載のモータのステータ。
  4. 請求項2に記載のモータのステータの製造方法であって、プレス金型で鋼板の素材をプレスすることで、前記複数のスロットの数の半数の切欠よりなる第1切欠群を円周方向等間隔に有する鋼板中間製品を成形する第1工程と、
    前記プレス金型と同じプレス金型を用いて前記鋼板中間製品をプレスすることで、前記第1切欠群に加えて、前記複数のスロットの数の半数の切欠よりなる第2切欠群を円周方向等間隔に有する鋼板最終製品を成形する第2工程と、
    を含み、
    前記第2工程において、前記プレス金型および前記鋼板中間製品間の位相を、ステータにおける前記鋼板最終製品の軸線方向の位置に応じて変化させることを特徴とするモータのステータの製造方法。
  5. 前記第2工程において、前記プレス金型および前記鋼板中間製品間の位相を、ステータの形状から定められたプログラムに応じて制御することを特徴とする、請求項4に記載のモータのステータの製造方法。
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