JPH10112963A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH10112963A
JPH10112963A JP26604096A JP26604096A JPH10112963A JP H10112963 A JPH10112963 A JP H10112963A JP 26604096 A JP26604096 A JP 26604096A JP 26604096 A JP26604096 A JP 26604096A JP H10112963 A JPH10112963 A JP H10112963A
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JP
Japan
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stator
teeth
iron core
phase
electric motor
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JP26604096A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Kawasaki
啓宇 川崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの周長が短く、相間の絶縁の確保しや
すい低振動で低騒音の電動機を得る。 【解決手段】 極数と同数の歯部1を有し界磁空間2を
形成する鉄心と、この鉄心の各歯部1に一個ずつコイル
5を巻装して構成された固定子6と、界磁空間2に形成
される磁界の作用により回転する回転子7とを備え、そ
の固定子6の鉄心を相毎に固定子鉄心3,4として相数
に分割して構成し、これらの固定子鉄心3,4を相毎に
それらの歯部1同士が投影平面において一部分が重なる
ように積層し、各固定子鉄心3,4の歯部1に巻装した
各相のコイル5が各固定子鉄心3,4の積層方向に千鳥
状の階層構造をなす構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄心にコイルを巻
装して構成され界磁空間を形成する固定子と、界磁空間
に形成される磁界の作用により動く可動子とを備えた電
動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の従来の電動機としては例え
ば、特開平7―177715号公報に示されているよう
なものがある。これは固定子の鉄心の内周部に3種類の
歯部を突出させて、これらの歯部を使ってコイルを巻装
したコンデンサ誘導電動機である。この電動機は、図1
8に示すように歯部を、先端に溝部を設けた逆略コ字型
20と、略I字型21と、略コ字型22から構成し、鉄
心23の内周に沿って逆略コ字型20、略I字型21、
略コ字型22の順に配列させている。そして逆略コ字型
20と略コ字型22の歯部の基端部の外側溝部間に外側
コイル24を巻装し、略コ字型22と逆略コ字型20の
内側溝部間に内側コイル25を巻装している。
【0003】上記構成の固定子の界磁空間に回転子を組
付けた電動機を構成し、交流電源による電圧を内側コイ
ル25に印加し、回路内のコンデンサにより進相された
電圧を外側コイルに印加すると、界磁空間に回転磁界が
形成され界磁空間内に回転可能に支持された回転子に回
転トルクが生じ、回転子が回転する。界磁空間に形成さ
れる磁束分布は階段状になり、内側コイル25への通電
と外側コイル24への通電による磁束とが合成された磁
束が時間とともに同一方向へ移動することにより回転磁
界となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来の電動
機においては、内側コイル25も外側コイル24も3種
類の歯部にわたって巻装するため、コイルの周長が長く
なり銅損が大きく効率があまり良くないうえ、重量も嵩
みコストも高くつくといった問題点がある。また、コイ
ルを内外に配設するため半径方向の寸法が大きくなるう
え、一部の歯部を共用して内側コイル25と外側コイル
24とを巻装するため、内側コイル25と外側コイル2
4とが接し易く、面倒でも相間の絶縁確保をしっかりと
講じる必要もある。
【0005】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、コイ
ルの周長が短く、相間の絶縁を確保しやすい電動機を得
ることであり、低振動で低騒音の電動機を得ることであ
り、その電動機の高効率化を推進することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、極数と同数の歯部を有し界磁空間
を形成する鉄心と、この鉄心の各歯部に一個ずつコイル
を巻装して構成された固定子と、界磁空間に形成される
磁界の作用により動く可動子とを備え、その固定子の鉄
心を、歯部同士が投影平面において一部分が重なるよう
に積層して構成するとともに、これらの各歯部に巻装し
た各相のコイルが鉄心の積層方向に千鳥状の階層構造を
なす構成とする手段を採用する。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、極数と同数の歯部を有し界磁空間を形成する鉄心
と、この鉄心の各歯部に一個ずつコイルを巻装して構成
された固定子と、界磁空間に形成される磁界の作用によ
り動く可動子とを備え、その固定子の鉄心を相毎に相数
に分割して構成し、これらの鉄心を相毎にそれらの歯部
同士が投影平面において一部分が重なるように積層し、
各鉄心の歯部に巻装した各相のコイルが各鉄心の積層方
向に千鳥状の階層構造をなす構成とする手段を採用す
る。
【0008】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、極数と同数の歯部を有し界磁空間を形成する鉄心
と、この鉄心の各歯部に一個ずつコイルを巻装して構成
された固定子と、界磁空間に形成される磁界の作用によ
り動く可動子とを備え、その固定子の鉄心を相毎に相数
より多い数に分割して構成し、これらの鉄心を相毎にそ
れらの歯部同士が投影平面において一部分が重なるよう
に積層し、各鉄心の歯部に巻装した各相のコイルが各鉄
心の積層方向に千鳥状の階層構造をなす構成とする手段
を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項2又は請求項3のいずれかに係る前記手段に
おける固定子の各歯部の可動子に面する端面の積層方向
に関する厚みを均等にし、その可動子に面する角度を電
気角で90度より大きい135度内外の角度にする手段
を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項2又は請求項3のいずれかに係る前記手段に
おける固定子の各歯部の可動子に面する端面の積層方向
に関する厚みを略正弦波状にする手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項2又は請求項3のいずれかに係る前記手段に
おける固定子の各歯部の可動子に面する端面の積層方向
に関する厚みを略正弦波状とし、各歯部の積層方向に関
する端部を積層方向に突出させてその正弦波状の頂部及
び谷部を形成する手段を採用する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図7はこの実施の形態1の電動機
を示したものである。この電動機は、極数と同数の歯部
1を有し界磁空間2を形成する固定子鉄心3,4と、こ
の固定子鉄心3,4の各歯部1に一個ずつコイル5を巻
装して構成された固定子6と、界磁空間2に回転可能に
軸支された可動子としての回転子7とを備えている。固
定子鉄心3,4は、相数毎(図示のものはコンデンサ誘
導電動機に関するもので、単相電源で動作するがコンデ
ンサで2相の電源を得るので2相として扱うものとす
る)に分割構成されていて、それぞれリング状の継鉄部
8とこの継鉄部8の内周から中心に向って突出する対向
する歯部1を備えている。各歯部1はコイル5を巻装す
る基部9の自由端側に周方向に膨出する円弧状端部10
を有し、継鉄部8に一体又は図1に示すように基部端の
嵌合により構成される。継鉄部8に嵌合させるようにし
た歯部1は、コイル5の基部9への巻装がインサーター
による押し込みにより実施できるので製造し易い。
【0013】歯部1の円弧状端部10の内周面は回転子
7に面する端面11であり、その厚さは全体に均等に構
成され、回転子7に面する端面の角度Pは、図3に示す
ように電気角で90度より大きい115度〜155度、
より好ましくは約135度に形成されている。各歯部1
の円弧状端部10で囲まれる空間は界磁空間2を形成す
るが、角度Pが軸方向に一定の場合(端面11の厚さが
全体に均等の場合)には、角度Pを約135度にすると
界磁空間2に形成される磁束の空間高調波率は0.29
と最低となり、高調波成分による磁気吸引力が小さくな
るため、回転子7の回転が円滑になり騒音や振動が小さ
くなる。なお、空間高調波率は、実効値の二乗から基本
波実効値の二乗を減じたものの平方根を基本波実効値で
除することにより求められる。
【0014】上記した各固定子鉄心3,4の各歯部1に
一個ずつコイル5を巻装し、各固定子鉄心3,4を90
度回転角度がずれた位置で軸方向に積層することにより
固定子6が構成される。即ち、固定子6は、相毎に分割
された固定子鉄心3,4を相毎にそれらの歯部1同士が
投影平面において一部分が重なるように積層されて構成
されている。この固定子6の各固定子鉄心3,4の歯部
1に巻装された各相のコイル5は各固定子鉄心3,4の
積層方向に千鳥状の階層構造をなす。図3は固定子鉄心
3,4の一相分を軸方向からの平面図で示したものであ
り、図4は固定子6の歯部1を直線状に展開し界磁空間
2側から示したものである。ここで例えば3相の電動機
では、固定子6の歯部1を直線状に展開して示した図5
に示すように三相分の固定子鉄心3,4,12が最適な
位相差で積層されることになる。即ち、固定子鉄心3,
4は電源の相数に応じた数に分割構成し、相数分の固定
子鉄心3,4を最適な位相差で積層すればよい。
【0015】この電動機を図6に示すような結線により
交流電源による電圧VAを一方の相のコイル5に印加
し、コンデンサ13により進相された電圧VBを他方の
相のコイル5に印加すると、界磁空間2には一相分につ
いては図7に示すような比較的なだらかに変化する磁束
が形成される。このような一相分の磁束だけでは交流電
圧の位相変化に伴って磁束も交番するだけであるが、電
圧VAと電圧VBとがコンデンサ13により時間的に約
90度の位相のずれをもち、かつ各相の歯部1とが機械
的に90度ずれて配設されているため、界磁空間2の軸
方向に合計した磁束は回転磁界となり、界磁空間2内に
おかれた回転子7に回転トルクが生じ、電動機として機
能する。
【0016】このように各相の固定子鉄心3,4を軸方
向に分けて積層する固定子6の構造を採ることにより、
歯部1の回転子7に面する端面11の角度Pを最適な1
35度にすることができ、しかも一つの歯部1に一つの
コイル5を巻装することができるため、コイル5の周長
を短くすることができ各相間の絶縁耐力も向上する。こ
の実施の形態1では固定子鉄心3,4を相数と同数に分
割し積層しているが、相数より多い数に分割し、相数の
整数倍の固定子鉄心3,4を積層して固定子6を構成す
ることもできる。このような構成を採れば回転子7の歳
差運動を抑制でき、より低振動化を推進することができ
る。また、図4からも分るようにこの固定子6の構成は
回転子7が可動子として直線動するリニアモーターに対
しても適用することができる。
【0017】実施の形態2.図8と図9はこの実施の形
態2の電動機における固定子の構成を示したものであ
る。この実施の形態2は、上述の実施の形態1の電動機
をアウターローター型に構成したものであり、基本的に
はインナーローター型である実施の形態1のものと同じ
である。従って、実施の形態1のものと同じ部分につい
ては同一の符号を用いそれらについての説明は省略す
る。
【0018】アウターローター型の電動機では、固定子
6の外側に回転子7が設けられる。従って、図8に示す
ように固定子鉄心3,4の継鉄部8の外周に歯部1が設
けられる。このような構成の固定子鉄心3,4について
も、実施の形態1のものと同様に歯部1の回転子7に面
する端面11の角度Pを約135度にすれば、界磁空間
2の磁束の空間高調波率を最小にすることができ、実施
の形態1で示した機能及び効果が得られる。これ以外の
構成及び機能は実施の形態1のものと同じである。
【0019】実施の形態3.図10〜図13はこの実施
の形態3の電動機に係る固定子の構成及び磁束分布を示
したものである。この実施の形態3は、実施の形態1や
実施の形態2で示した電動機に対して、さらに空間高調
波率を小さくする工夫を講じたものである。固定子鉄心
を相毎に分割し、積層構成にする基本的構成は実施の形
態1,2のものと同じである。従って、実施の形態1,
2のものと同じ部分は同一の符号を用いそれらについて
の説明は省略する。
【0020】上述した実施の形態1,2の電動機では固
定子鉄心3,4の歯部1の回転子7に面する端面11の
角度Pが軸方向において一定であり、歯部1の端面11
の厚みが均等に構成されているが、この実施の形態3の
固定子鉄心3,4の歯部1は、その回転子7に面する端
面11の角度Pが図10,11に示すように軸方向にお
いて変化する構成であり、歯部1の端面11の厚みは不
均一である。相に対応する各固定子鉄心3,4の各歯部
1における円弧状端部10の端面11の形状は、なだら
かな山形であり、各歯部1の端面11の山形の輪郭線を
繋いだ線は略正弦波状になっている。このように構成し
た相毎の固定子鉄心3,4を図10に示すように山部分
側が向い合うように、90度回転角度がずれた位置で軸
方向に積層することにより固定子6が構成される。同相
の歯部1と歯部1との隙間(スロット開口部とも称され
る)は、狭過ぎると歯部1間で磁束が漏れて回転子7に
届かなくなるので、適切に確保する必要があり、この意
味から歯部1の端面11の山形の輪郭線を繋いだ線は全
くの正弦波状から若干ずれた形状となっている。
【0021】このような形状に固定子鉄心3,4の歯部
1の回転子7に面する端面11を構成することにより、
界磁空間2に形成される各相の軸方向に合計した磁束は
図12に示すように略正弦波状になり、空間高調波率が
ほぼ零になるため、高調波成分による騒音や振動が小さ
い電動機となる。この実施の形態3においても、電源の
相数に応じて相数分の固定子鉄心3,4を最適な位相差
で積層して固定子6を構成することができる。例えば三
相の場合には、図13に示すように各歯部1における円
弧状端部10の端面11の形状は、なだらかな紡錘形と
し、各歯部1の端面11の紡錘形の両側の輪郭線を繋い
だ線がそれぞれ略正弦波状になるようにすれば良い。
【0022】実施の形態4.図14〜図17はこの実施
の形態4の電動機に係る固定子の構成を示したものであ
る。この実施の形態4は、実施の形態3で示した電動機
に対して、効率を向上させる工夫を講じたものであり、
これに係る構成以外は実施の形態3のものと同じであ
る。従って、実施の形態3のものと同じ部分は同一の符
号を用いそれらについての説明は省略する。
【0023】この実施の形態4の電動機の固定子6も、
実施の形態3と同様に相毎に構成された固定子鉄心3,
4を軸方向に積層して構成されている。各相の固定子鉄
心3,4は、図16に示すように各相の固定子鉄心3,
4の各歯部1の回転子7に面する端面11の積層方向に
関する厚みが略正弦波状をなし、各歯部1の積層方向に
関する端部を積層方向に突出させ、この突出部14の外
殻線により正弦波状の頂部及び谷部を形成した構成であ
る。これ以外の構成は実施の形態3のものと同じであ
る。
【0024】この固定子鉄心3,4では図14に示すよ
うに歯部1のコイル5を巻装する基部9の厚さaより円
弧状端部10の回転子7に面する端面11の中央の厚さ
bが大きくなっている。実施の形態1,2で示したもの
は、多くのこの種の通常の電動機と同様に基部9の厚さ
a=端面11の厚さbとなっている。このbの値が大き
く、基部9の磁束密度が高い方が電動機の出力は大きく
なる。この固定子6の構成によれば、基部9の厚さaを
端面11の厚さbに対して薄くでき、それだけコイル5
の周長を短くすることが可能である。基部9の厚さaを
同じとすれば、突出部14により端面11の厚さbが大
きくなるので効率が向上することになる。これ以外の機
能及び利点は実施の形態3のものと同じである。
【0025】この実施の形態4においても、電源の相数
に応じて相数分の固定子鉄心3,4を最適な位相差で積
層して固定子6を構成することができる。例えば三相の
場合には、図17に示すように各歯部1における円弧状
端部10の端面11の形状は、なだらかな紡錘形とし、
各歯部1の端面11の紡錘形の両側の輪郭線を繋いだ線
がそれぞれ略正弦波状になるように突出部14を積層方
向の両端に設ければ良い。
【0026】
【発明の効果】以上実施の形態での説明からも明らかな
ように、請求項1の発明によればコイルの周長が短く、
低振動で低騒音の電動機を得ることができる。
【0027】請求項2の発明によれば、コイルの周長が
短く、相間の絶縁を確保しやすい低振動で低騒音の電動
機を得ることができる。
【0028】請求項3の発明によれば、コイルの周長が
短く、相間の絶縁を確保しやすい低振動で低騒音の電動
機を得ることができる。
【0029】請求項4の発明によれば、請求項2又は請
求項3に係る前記効果とともに低振動低騒音化を一層推
進することができる。
【0030】請求項5の発明によれば、請求項2又は請
求項3に係る前記効果とともに低振動低騒音化を一層推
進することができる。
【0031】請求項6の発明によれば、請求項2又は請
求項3に係る前記効果とともにコイルの周長を一層短く
でき、或いは電動機の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の電動機の固定子を示す斜視図
である。
【図2】 実施の形態1の電動機の固定子の軸方向から
の正面図である。
【図3】 実施の形態1の電動機の一相分の固定子鉄心
の軸方向からの正面図である。
【図4】 実施の形態1の電動機の固定子を直線状に展
開して示す展開図である。
【図5】 実施の形態1の電動機の他の固定子を直線状
に展開して示す展開図である。
【図6】 実施の形態1の電動機の結線図である。
【図7】 実施の形態1の電動機の一相分の磁束分布図
である。
【図8】 実施の形態2の電動機の固定子を示す斜視図
である。
【図9】 実施の形態2の電動機の一相分の固定子鉄心
の軸方向からの正面図である。
【図10】 実施の形態3の電動機の固定子を示す斜視
図である。
【図11】 実施の形態3の電動機の固定子を直線状に
展開して示す展開図である。
【図12】 実施の形態3の電動機の磁束分布図であ
る。
【図13】 実施の形態3の電動機の他の固定子を直線
状に展開して示す展開図である。
【図14】 実施の形態4の電動機の固定子を示す部分
拡大斜視図である。
【図15】 実施の形態4の電動機の固定子を直線状に
展開して示す展開図である。
【図16】 実施の形態4の電動機の固定子を示す部分
拡大図である。
【図17】 実施の形態4の電動機の他の固定子を直線
状に展開して示す展開図である。
【図18】 従来の電動機の固定子の軸方向からの正面
図である。
【符号の説明】
1 歯部、 2 界磁空間、 3,4 固定子鉄心、
5 コイル、 6 固定子、 7 回転子、 11 端
面、 12 固定子鉄心、 14 突出部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極数と同数の歯部を有し界磁空間を形成
    する鉄心と、この鉄心の各歯部に一個ずつコイルを巻装
    して構成された固定子と、上記界磁空間に形成される磁
    界の作用により動く可動子とを備え、上記固定子の鉄心
    をその上記歯部同士が投影平面において一部分が重なる
    ように積層して構成するとともに、これらの各歯部に巻
    装した各相の上記コイルが上記鉄心の積層方向に千鳥状
    の階層構造をなす構成としたことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 極数と同数の歯部を有し界磁空間を形成
    する鉄心と、この鉄心の各歯部に一個ずつコイルを巻装
    して構成された固定子と、上記界磁空間に形成される磁
    界の作用により動く可動子とを備え、上記固定子の鉄心
    を相毎に相数に分割して構成し、これらの鉄心を相毎に
    それらの上記歯部同士が投影平面において一部分が重な
    るように積層し、各鉄心の上記歯部に巻装した各相のコ
    イルが各鉄心の積層方向に千鳥状の階層構造をなす構成
    としたことを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 極数と同数の歯部を有し界磁空間を形成
    する鉄心と、この鉄心の各歯部に一個ずつコイルを巻装
    して構成された固定子と、上記界磁空間に形成される磁
    界の作用により動く可動子とを備え、上記固定子の鉄心
    を相毎に相数より多い数に分割して構成し、これらの鉄
    心を相毎にそれらの上記歯部同士が投影平面において一
    部分が重なるように積層し、各鉄心の上記歯部に巻装し
    た各相のコイルが各鉄心の積層方向に千鳥状の階層構造
    をなす構成としたことを特徴とする電動機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の電動機で
    あって、固定子の各歯部の可動子に面する端面の積層方
    向に関する厚みが均等であり、その可動子に面する角度
    を電気角で90度より大きい135度内外の角度にした
    ことを特徴とする電動機。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載の電動機で
    あって、固定子の各歯部の可動子に面する端面の積層方
    向に関する厚みが略正弦波状をなすことを特徴とする電
    動機。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3に記載の電動機で
    あって、固定子の各歯部の可動子に面する端面の積層方
    向に関する厚みが略正弦波状をなし、各歯部の積層方向
    に関する端部を積層方向に突出させて上記正弦波状の頂
    部及び谷部を形成したことを特徴とする電動機。
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