JP5298798B2 - モータ - Google Patents
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Description
図21は図20の断面AA−AAを示す横断面図である。このモータは、3相交流、2極、12スロットであり、巻線は全節巻き、分布巻きである。
ステータの歯は円周方向に、821、822、823、824、825、826、827、828、829、82A、82B、82Cである。各歯に挟まれた各スロットには3相の巻線が巻回され、U相巻線は82D、82J、82K、82Qであり、V相巻線は82G、82P、82H、82Nであり、W相巻線は82L、82F、82M、82Eである。
UはU相巻線の端子でU相電流Iuが通電され、VはV相巻線の端子でV相電流Ivが通電され、WはW相巻線の端子でW相電流Iwが通電され、Nは3相Y結線の中性点である。831はU相巻線の渡り線、832はV相巻線の渡り線、833はW相巻線の渡り線である。
図23は、モータ駆動用の3相インバータとモータの3相巻線の結線図である。84Dは直流電源、6個のトランジスタと6個のダイオードで構成される3相インバータにY結線のモータ巻線を接続している。841はU相巻線、842はV相巻線、843はW相巻線である。
また、図24のステータ断面の部分拡大図に示すように、巻線の複雑さに起因して、スロット内の巻線864の占積率が低下する問題がある。この巻線の占積率が低下すれば、巻線抵抗が増加し、ジュール損が増加する問題、モータ効率が低下する問題がある。862は歯、863はスロット、865はステータコアと巻線との間に配置する絶縁紙、861はステータコアのバックヨーク部である。
U相の外側巻線は、スロットS1からスロットS4へ巻回され、以降、スロットS(12m+1)からスロットS(12m+4)へ巻回される。
W相の外側巻線は、スロットS5からスロットS8へ巻回され、以降、前記スロットS(12m+5)からスロットS(12m+8)へ巻回される。
V相の外側巻線は、スロットS9からスロットS12へ巻回され、以降、前記スロットS(12m+9)からスロットS(12m+12)へ巻回される。
V相の内側巻線は、スロットS3からスロットS6へ巻回され、以降、スロットS(12m+3)からスロットS(12m+6)へ巻回される。
U相の内側巻線は、スロットS7からスロットS10へ巻回され、以降、スロットS(12m+7)からスロットS(12m+10)へ巻回される。
W相の内側巻線は、スロットS(n−1)からスロットS2へ巻回され、以降、スロットS(12m−1)からスロットS(12m+2)へ巻回される。
また、前記ステータコアの軸方向端の近傍において、前記スロットの形状がバックヨーク側へ広げた形状であり、且つ、前記ステータコアの軸方向端の近傍において、前記スロットの形状が軸方向から円周方向へ曲がった形状であり、それぞれの前記スロットに巻回される各巻線の相互の物理的な干渉を低減し、各スロットから前記ステータコアのロータ軸方向端へ向かって外径側にかけて各巻線を緩やかな曲線で巻回できるステータコア形状としたことを特徴とする。
上記のように、極数Nnが4の正の整数倍の時に、円周方向に同一配置形状を作ることが出来る。この巻線の配置構成により、それぞれの巻線間の干渉を大幅に低減することが出来、巻線の巻回あるいはコイルの製作が容易となる。
ロータについては特に限定がなく、表面磁石型のロータ、永久磁石内蔵型のロータ、リラクタンクス形のロータなどを使用することができる。
スロット内の絶縁紙についても、前記スロット形状の場合、その改良が可能である。ステータコアの中のスロット形状をロータ軸方向端に向かって広がる形状とすることにより、巻線を配置する断面積を低減することなく、2枚の絶縁紙を部分的に重なることが可能となる。従って、ステータコアのロータ軸方向端から絶縁紙が数mm突き出た形状とする必要も無く、コイルエンドの短縮が可能である。
3相、4極、12スロットのモータで、111、112、113、114、115、116、117、118、119、11A、11B、11Cは12個の歯である。各巻線は全節巻きで、かつ、各相巻線が一つのスロットへ集中して巻回しているので集中巻きである。巻線を巻回する順に各相の巻線を説明する。
まず、U相巻線を101から104へ巻回し、コイルエンド部は他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通している。
次に、W相の巻線を105から108へ巻回し、コイルエンド部は他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通す。
次に、V相の巻線を109から10Cへ巻回し、コイルエンド部は他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通す。
次に、W相巻線を10Bから102へ、他の相のスロットのロータ軸方向開口部の上を通して巻回する。最後に、V相巻線を103から106へ、他の相のスロットのロータ軸方向開口部の上を通して巻回する。
図1のように巻線を配置し、巻回することにより、図21、図22に示した巻線の配置、巻回に比較し、巻線相互の物理的干渉を低減することが可能である。
また、10DはロータのN極磁石で、10EはS極磁石である。なお、図1では表面磁石同期モータSPMSMの例を示しているが、永久磁石をロータ内部へ配置した磁石内蔵同期モータIPMSM、あるいは、軟鉄材料で構成される同期リラクタンスモータSynRMなども構成することが出来る。
まず、U相巻線を121から124へ巻回し、コイルエンド部12Kは他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通している。
次に、W相の巻線を125から128へ巻回し、コイルエンド部12Mは他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通す。
次に、V相の巻線を129から12Cへ巻回し、コイルエンド部12Pは他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通す。
次に、U相の巻線を12Dから12Gへ巻回し、コイルエンド部12Rは他の相のスロットのロータ軸方向開口部を塞がないようにステータの外周側を通す。
次に、U相巻線を127から12Aへ巻回し、コイルエンド部12Nは他の相のスロットのロータ軸方向開口部の上を通して巻回する。この時、このU相巻線で塞がれる他の巻線は既に巻回済みであるため、これらのスロットのロータ軸方向開口部が塞がれても問題はない。
次に、V相巻線を12Fから12Jへ巻回し、コイルエンド部12Sは他の相のスロットのロータ軸方向開口部の上を通して巻回する。
最後に、V相巻線を123から126へ巻回し、コイルエンド部12Lは他の相のスロットのロータ軸方向開口部の上を通して巻回する。
図1のように巻線を配置し、巻回することにより、図21、図22に示した巻線の配置、巻回に比較し、巻線相互の物理的干渉を低減することが可能である。図2は一部のコイルエンド部12Tが少し不規則な例である。
131はロータで、一点鎖線はロータの回転中心線を示している。132はステータコアで、電磁鋼板をロータ軸方向に積層して構成している。133はロータ131とステータコア132の間のエアギャップである。134は図1の巻線10Cであり、そのロータ軸方向端のコイルエンド136により他のスロットへ巻回されている。ここで、スロットの形状13Bがステータコア132のロータ軸方向端へ向かって広がった形状となっていて、巻線134の部分からコイルエンド136にかけて徐々にステータの外径方向に曲げられた形状となっている。その結果、コイルエンド136のロータ軸方向長さLCE2は短い寸法に抑えられている。図20の従来モータのコイルエンド部815が破線135で示していて、そのロータ軸方向長さLCE1に比較して、大幅な短縮である。
141は図1の巻線10Bである。145はスロットの形状で、ロータ軸方向端へ向かいスロットが広げられている。このスロット形状145については、3段の階段状にスロットが広げられている例について示している。ステータコアが電磁鋼板を積層して作られる場合、電磁鋼板の形状の種類を少なくした方が金型コストなどの点で有利である。
図3の巻線136は、図4で示す断面AB−ABでは、円周方向に配置された図4のコイルエンド136となっている。図3の巻線137は、図4で示す断面AB−ABでは、円周方向に折り曲げた図4のコイルエンド137となっている。137は、図1の巻線10Bと巻線102とに巻回するコイルエンド部である。
以上示したように、これらのコイルエンド136と137のロータ軸方向長さLCE2の短縮は、スロット13Bのロータ軸方向端近傍の形状を外径方向と円周方向に広げること、巻線の配置を図1のように配置すること、巻線の巻回順を巻線間の物理的干渉が少ない順に巻回することにより実現している。コイルエンド長の短縮により、モータの小型化を実現することができる。
なお、図1に示す巻線の配置は、巻線図で示すと図7のように書くことも出来る。171はU相のコイル間を接続する渡り線である。172はV相のコイル間を接続する渡り線である。173はW相のコイル間を接続する渡り線である。Nは3相巻線を星形結線とするときの中心の中性点である。各コイルのコイルエンドをステータの外径方向と内径方向の2箇所に分けて記述している。
巻線とステータコアとの間の電気絶縁は、巻線の絶縁膜を厚くする、絶縁紙を挟む、ステータコア表面に樹脂を塗る、巻専用のボビンを配置するなどの方法がとられている。ここでは、絶縁紙を巻線とステータコアとの間に配置する場合について説明する。通常、スロットの形状は、ロータ軸方向端から他端まで同一の形状となっているので、スロットの中で絶縁紙が2枚以上重なる部分があると、その部分でのスロット有効断面積が減少して、配置できる巻線の断面積が減少し、巻線占積率が低下する問題がある。
一方、絶縁紙の端末処理をスロットのロータ軸方向端の外側で行うと、絶縁紙端末処理のためにステータの端面からある程度の長さが必要となり、その分だけコイルエンドが長くなり、モータが大型化する問題がある。また、巻線長が長くなり、巻線抵抗が増加する問題もある。なお、絶縁紙のステータコア端での処理は、例えば折り曲げるために切れ目をいれると、巻線とステータコアとの間の縁面距離が短くなるなどの問題が発生する。
3相、4極、24スロット、全節巻き、分布巻きのモータである。本発明では、モータ構成を簡素化する方向で考えているが、高精度なモータが必要な用途では分布巻き構成のモータが有効であり、モータの簡素化と高精度化を両立させる方法について説明する。
181、182はU相巻線で、それぞれ、U相の負の巻線188、187へ接続する。185、186はV相の正の巻線で、183、184はW相の負の巻線である。図1に比較して、それぞれの2個の巻線を並列に配置する構成になっている。
204は図8の巻線184である。20Bはスロットの形状で、ロータ軸方向端へ向かいスロットが広げられている。このスロット形状145については、3段の階段状にスロットが広げられている例について示している。ステータコアが電磁鋼板を積層して作られる場合、電磁鋼板の形状の種類を少なくした方が金型コストなどの点で有利である。
図9の巻線195は、図10で示す断面AD−ADでは、円周方向に配置された図10のコイルエンド205となっている。図9の巻線198は、図10で示す断面AD−ADでは、円周方向に折り曲げた図10のコイルエンド207となっている。
図12のモータ構成は、図8の分布巻きに比較し、さらに高精度なモータを実現できる。そして、モータの簡素化と高精度化を両立させる方法である。概略的には、スロットの1/2の巻線が短節巻きとなっていて、モータの全スロットの半分のスロットには、隣接する相の巻線と1/2ずつ巻回している。U相巻線は281、282、283で、図示するようにそれぞれ並列に、巻線28D、28C、28Bへ接続している。U相巻線281、283は、282に比較し約半分の巻線数である。
U相電流282は、図13の電流ベクトル292で示される。V相電流288は、図13の電流ベクトル298で示される。W相電流28Eは、図13の電流ベクトル299で示される。前記のU相巻線は281は、電流ベクトル291で、同一スロットに巻回されるV相の負の巻線28Aは電流ベクトル299で示される。巻線281と28Aの巻回数は、通常の短節巻きでは、巻線282の1/2の巻回数とするが、その場合、それらの合成電流ベクトルの振幅は、電流ベクトル292のcos(30°)=0.866と小さくなってしまう。巻線281と28Aとで作られる電流ベクトルの電流位相は正確に作られるが振幅が小さくなる。精密なモータを実現するためには、このスロットの巻回数と電流振幅との積を0.5×1/cos(30°)=0.57735に近い値とすることが好ましい。通常の3相インバータで駆動する場合、電流振幅をU相だけで2種類作ることは困難であり、現実的には巻線281と28Aの巻線数を巻線282の巻線数の1/2倍より少し多くして0.57735倍に近づける方法が有力である。
図14のステータコア42A、42B、42C、42Dは、接続点42E、42F、42G、42Hで磁気的に機械的に接続している。電気角で360°の円周方向の幅に分割しているので、電磁気的には必ずしも接続点で磁気的に繋がっている必要はない。正のU相巻線421から負のU相巻線424へ、図3の巻線134、136のように巻回する。正のV相巻線423から負のV相巻線426へ巻回する。正のW相巻線425から負のW相巻線422へ巻回する。この時、各スロット形状は、図3の13B、図4の145、図5の歯形状、図6のスロットのロータ軸方向端形状の様にする。
図15の下方の円形の図はステータコアをロータ軸方向から見た図で、その上方の図はその側面図であり、電磁鋼板の積層状態を示している。なお、ステータコアの内周側のスロット形状等は省略している。ステータコアの接続点42Hの形状は、その部分拡大図を図16に示すように、電磁鋼板の先端部を交互に重ね合わす配置、形状にしている。磁束が通る様子を矢印の線で示している。例えば、電磁鋼板240と241との水平方向の隙間Lgtがそれぞれの電磁鋼板間に部品精度と組立精度に関わって発生し、磁気抵抗の問題がある。しかし、図16に示すような配置とすることにより、並列に配置される電磁鋼板との対向面積が十分に大きいので、243、244の部分のように矢印で示す磁束が隣の電磁鋼板を通ることが出来、結果として、磁路全体の平均磁気抵抗を小さくすることが出来る。
図18のモータの概略は、外径側と内径側とに2組のモータを配置した複合モータである。外径側にロータ1を配置し、内径側にロータ2を配置している。461、463、465、467、469はN極の永久磁石である。462、464、466、468、46AはS極の永久磁石である。中間部分の外径側にステータ1を配置し、内径側にステータ2を配置している。電磁気的には、ステータ1とロータ1が作用してトルクT1を発生し、他方、ステータ2とロータ2が作用してトルクT2を発生する。ロータ1とロータ2は、機械的に連結されていて、トルク(T1+T2)が出力トルクとなる。
46B、46H、46Qは正のU相巻線であり、46E、46Lは負のU相巻線である。46D、46Kは正のV相巻線であり、46G、46Nは負のV相巻線である。46F、46Mは正のW相巻線であり、46C、46Jは負のW相巻線である。
前記巻線方法の場合、巻線を内外径に巻回するので、他相と巻線が分離されていて単純であり、製作も容易である。また、スロット間が近く、コイルエンドが短く、巻線抵抗が小さく、巻線材料が少なくて済む。
なお、溶接部位は、同一スロットの内周側であれば、図示するようにスロットの奥でなく、そのスロットの側面であっても、スロット内の漏れ磁束は小さいので許容されることが多い。また、レーザ溶接であれば正確な場所へ短時間で溶接することが容易であり、形状変化も小さいので、モータ内部の固定には好ましい。
また、本発明に関する種々形態の例について説明したが、本発明を種々変形も可能であり、本発明に含むものである。例えば、極数についての制約はなく、ロータの種類について表面磁石型のロータで説明したが、種々構造のロータについて適用可能である。相数についても3相に限らず、4相以上の他相モータへ展開することが出来る。
モータの形態についても種々形態が可能であり、ステータとロータとの間のエアギャップ形状で表現して、エアギャップ形状が円筒形であるインナーロータ型モータ、アウターロータ型モータ、エアギャップ形状が円盤状であるアキシャルギャップ型モータ等に変形できる。また、リニアモータにも変形である。また、エアギャップ形状が円筒形状をややテーパ状に変形したモータ形状も可能である。
モータに通電する電流については、各相の電流が正弦波状の電流であることを前提に説明したが、正弦波以外の各種波形の電流で制御することも可能である。
これらの種々変形したモータについても、本発明モータの主旨の変形技術は本発明に含むものである。
101、104、107、10A U相巻線
103、106、109、10C V相巻線
105、108、10B、102 W相巻線
10D ロータのN極磁極
10E ロータのS極磁極
131 ロータ
132 ステータコア
133 ロータとステータ間のエアギャップ
136 V相巻線のコイルエンド部
137 W相巻線のコイルエンド部
141 W相巻線
142、143、144 絶縁紙
145 ステータコアのロータ軸方向端近傍のスロット形状
147 ステータコアのロータ軸方向端に付加する軟磁性体磁路
148 148が折り曲げた電磁鋼板である場合の形状例
Claims (3)
- Nn極(Nnは4の正の整数倍)のロータと、n(但し、n=3×Nn)個のスロットが周方向に等ピッチに形成されたステータコアを有し、このステータコアに前記スロットを通ってU相、V相、W相の3相巻線が巻装されたステータとを備えるモータであって、 U相、V相、W相の3相巻線は、それぞれロータ軸方向端で前記ステータコアの外径側を通って所定のスロットに巻回される外側巻線と、それぞれロータ軸方向端で前記ステータコアの内径側を通って所定のスロットに巻回される内側巻線とを有し、
前記n個のスロットに対し、前記ステータコアの周方向に順にスロット番号S1、S2、S3、…S(12m−1)、S12m、S(12m+1)、S(12m+2)、…Snを付す、但し、前記mは正の整数であり、12m<(n−4)の条件に適合する前記mの取り得る値を小さい順に適用した場合に、
U相の外側巻線は、スロットS1からスロットS4へ巻回され、以降、スロットS(12m+1)からスロットS(12m+4)へ巻回され、
W相の外側巻線は、スロットS5からスロットS8へ巻回され、以降、前記スロットS(12m+5)からスロットS(12m+8)へ巻回され、
V相の外側巻線は、スロットS9からスロットS12へ巻回され、以降、前記スロットS(12m+9)からスロットS(12m+12)へ巻回され、
V相の内側巻線は、スロットS3からスロットS6へ巻回され、以降、スロットS(12m+3)からスロットS(12m+6)へ巻回され、
U相の内側巻線は、スロットS7からスロットS10へ巻回され、以降、スロットS(12m+7)からスロットS(12m+10)へ巻回され、
W相の内側巻線は、スロットS(n−1)からスロットS2へ巻回され、以降、スロットS(12m−1)からスロットS(12m+2)へ巻回され、
前記ステータコアの軸方向端の近傍において、前記スロットの形状がバックヨーク側へ広げた形状であり、且つ、前記ステータコアの軸方向端の近傍において、前記スロットの形状が軸方向から円周方向へ曲がった形状であり、
それぞれの前記スロットに巻回される各巻線の相互の物理的な干渉を低減し、各スロットから前記ステータコアのロータ軸方向端へ向かって外径側にかけて各巻線を緩やかな曲線で巻回できるステータコア形状としたことを特徴とするモータ。 - 前記ステータのコイルエンド部の外周側あるいは内周側に前記ステータコアのバックヨーク部を配置していることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記スロット内の絶縁材料ZZ1と前記スロット内の軸方向端の近傍の絶縁材料ZZ2とをスロット形状を広げた部分で重ねていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
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