JP3983317B2 - 遊技機の管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ,アレンジボール,スマートボール,ピンボールゲーム機等の弾球遊技機や、スロットマシンといった遊技機を管理する遊技機の管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機の管理装置としては、例えば、特開平6−261979号公報に開示されたスロットマシンの管理装置がある。同公報には図16に示す管理装置が示されている。
【0003】
システム・コントロール・ユニット(SCU)1は、光ファイバ・ケーブル2を介して点線で示すメイン・コントロール・ユニット(MCU)3に接続されている。また、SCU1にはスロットマシン4とメダル貸機5との組みが複数組み接続されており、さらにメダル計数機6および両替機7が接続されている。MCU3には光電変換装置(MSC)8,SCU1には光電変換装置(SSC)9が設けられており、光ファイバ・ケーブル2はこれらMSC8およびSSC9間に接続されている。
【0004】
MCU3は、パーソナル・コンピュータによって構成されるローカル・コンピュータ10と、これに接続されたMPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)ボード11,CRT12,プリンタバッファ13,およびプリンタ14を備えている。MPUボード11には上記のMSC8が設けられている。また、ローカルコンピュータ10には、打ち止め等を管理者に知らせるブザー15,売上等の情報を店長以外の店員が見れないように切り換えるキー16,および検索やプリントアウト操作等を行うキーボード17が接続されている。ローカルコンピュータ10およびMPUボード11には無停電電源装置18から電源が供給されている。
【0005】
なお、ローカルコンピュータ10は図示しないモデムおよび電話回線を介して本部のコンピュータに接続されており、本部側において各店毎の管理情報が把握される。
【0006】
SCU1は、スロットマシン4,メダル貸機5,メダル計数機6および両替機7の各々から常時送信されてくる各信号を受信し、ハードウエアによってデュアルポートRAM(ランダムアクセスメモリ)に記憶する。SSC9は、このデュアルポートRAMに記憶されたデータをハードウエアによって読み出し、光通信用データに変換して光ファイバケーブル2へ送出する。MSC8はこのデータを光電変換し、電気信号に戻してRAMに記憶する。ローカルコンピュータ10は、キーボード17から入力される指令等に応じ、このRAMに記憶された各種のデータを適宜読み出す。読み出されたデータはCRT12やプリンタ14によって表示される。
【0007】
このようなスロットマシンの管理装置は、スロットマシン4をパチンコ機等の弾球遊技機に置き換えることによって弾球遊技機の管理装置となる。
【0008】
パチンコ機においては、始動口に遊技球が入賞すると、パチンコ機本体に設けられた可変表示装置が回り出し、可変表示ゲーム(別遊技)が行われる。この可変表示は一定時間経過後に停止し、停止時の表示シンボルによって入賞態様が決定される。例えば、「7−7−7」といった3個の同一シンボルが可変表示装置に停止表示された時には、遊技者にとって有利な大当たりゲーム(特別遊技)が発生する。この大当たりゲームにおいては、パチンコ機の変動入賞装置が長時間にわたって開放し、遊技者は多数の遊技球を獲得することができる。
【0009】
この大当たりゲームの発生する回数は、遊技回数が多ければ多いほど統計的に可変表示ゲームが発生する回数、いわゆるスタート回数(別遊技開始回数)に比例するものとなる。この可変表示ゲームが発生する回数は、遊技球がパチンコ機の始動口に入り易いか否かの難易度、つまり始動口への遊技球の通路を形成する障害釘の調整に依存している。大当たりゲームでは多数の景品球を遊技者が獲得するため、この大当たりゲームの発生回数は、出球数ひいては店の収益に大きな影響を及ぼす。
【0010】
従って、遊技店では、弾球遊技機の遊技情報をスロットマシンの場合と同様にCRT12やプリンタ14によって表示する。例えば、管理装置により、各パチンコ機のスタート回数/分,ベース値,大当たり純増球数や稼働率といった各種の情報がCRT12に表示され、また、プリンタ14によって帳票にプリントアウトされる。帳票にプリントされた各種データは管理台帳に保管され、遊技場の店運営に際して適宜参照される。例えば、閉店後における弾球遊技機の釘調整の際、スタート回数/分,ベース値,大当たり純増球数といったデータが参照され、スタート回数が調整される。
【0011】
ここで、スタート回数/分とは1分間当たりに可変表示ゲームが発生する回数を示している。また、ベース値とは、大当たりゲーム時を除く通常の遊技時における、アウト球100個当たりのセーフ球数である。アウト球とは弾球遊技機から回収される遊技球,セーフ球とは弾球遊技機に補給される遊技球であり、ベース値は、弾球遊技機の通常遊技時に100発の遊技球を打った場合に遊技者に払い出される賞球数を表している。このベース値にはスタートベース値と総ベース値とがあり、スタートベース値は、通常遊技時に100発の遊技球を打った場合に、一般入賞口を除く始動口に入賞して遊技者に払い出される賞球数を表している。総ベース値は、通常遊技時に100発の遊技球を打った場合に、始動口と一般入賞口とに入賞して遊技者に払い出される賞球数を表している。また、大当たり純増球数とは、大当たりゲーム時に遊技者に払い出される遊技球数から遊技者が弾球遊技機に投入した遊技球数を差し引いた遊技球数である。
【0012】
また、稼働率とは、遊技機が稼働している時間を遊技場の営業時間で割った値であり、単位時間当たりの遊技機の稼働時間を表している。弾球遊技機の稼動時間は、弾球遊技機が1分間に発射できる遊技球数が決まっているため、回収球のカウント数をこの遊技球数で割ることによって求められる。
【0013】
また、パチンコ機の中には、「3−3−3」や「7−7−7」といった予め定められたシンボルの組み合わせが可変表示装置に得られて大当たりゲームが発生した場合、以降の大当たりゲームの発生する確率が変動して高くなる確率変動制御が行われるものがある。この確率変動制御は、初回の大当たりゲームの発生を含めて例えば合計3回の大当たりゲームが発生すると、大当たりゲーム発生確率は通常の発生確率に復帰する。通常の発生確率は3段階に可変設定することが出来、例えば1/215,1/230,1/245のいずれかに設定される。また、確率変動が起きた場合には、大当たりゲーム発生確率は例えば全て1/25となる。
【0014】
また、遊技場内の各パチンコ機には、遊技機島に設けられている補給樋から遊技球が補給されている。この補給経路には弁および補給装置が設けられており、弁の開閉によってパチンコ機への遊技球の補給が制御されている。また、補給装置には補給球検出器が備えられており、この補給球検出器によってパチンコ機に補給される遊技球数がセーフ球数としてカウントされている。パチンコ機に補給された遊技球は、パチンコ機の裏面側上部に設けられた球タンクに貯留され、入賞が生じるとこの球タンクに貯留された遊技球が払い出される。また、遊技盤内に打ち込まれて入賞せずにアウト口に回収された遊技球および入賞口に入賞した遊技球は、パチンコ機の裏面側下部に設けられた打込球タンクに落下し、遊技機島に設けられた集球樋に回収される。この打込球タンクから集球樋への回収経路には打込球検出器が設けられており、この打込球検出機により、回収される遊技球数がアウト球数としてカウントされている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成をした遊技機の管理装置においては、CRT12やプリンタ14に表示される各種データは、キーボード17からローカルコンピュータ10に指令が入力された時点において、スロットマシン4やメダル貸機5等から収集されているデータである。つまり、上記従来の遊技機の管理装置では、検索したその時点の各種データが固定表示されているだけである。従って、各種データをリアルタイムに把握するには、検索キーを連続して押さなければならない。このため、遊技機の管理者等が各種データをリアルタイムに把握するには、処理に手間および時間がかかり、その結果、把握される各種データが数分前の時点におけるデータとなる場合もある。
【0016】
このように従来の遊技機の管理装置では、情報のリアルタイム性よりは情報の正確さが重視されており、結果主義的な思想で装置が構成されているため、各検索時点間の途中経過情報はリアルタイムに把握されていない。一方、近年遊技機はマイクロコンピュータ化されており、パチンコ機においては出玉率が一気に変化する特性を持つ機械が多くなっている。従って、近年の遊技場の管理においては、このような途中経過の情報もリアルタイムに把握し、今現在遊技場内で何が起こっているのかを的確に把握して即対応しないと、遊技場の営業面において問題を抱えることになる。
【0017】
また、上記従来の遊技機の管理装置では、SCU1は1つの遊技機島に1個づつ設置されており、その遊技機島に設けられた32台のスロットマシン4およびメダル貸機5の組みおよび周辺機器の全ては、1台のSCU1に接続されている。従って、これら各機器の全てをSCU1の近傍に設置することは出来ず、各機器とSCU1との間に接続するケーブルの配線長は長くなっていた。このため、配線作業がしずらくなり、配線ケーブルの収容にも労力を要した。また、配線ケーブルが長いと配線ケーブルに雑音が重畳しやすくなり、収集データが化けるおそれがある。
【0018】
また、前述したように、これら各機器から送信されてくる各種データは、SCU1のハードウエア構成によってSCU1内のデュアルポートRAMに記憶されている。従って、SCU1に接続される機器数が32台分と多い上に、SCU1が大きなハードウエア機能を負担しているため、SCU1に内蔵されるプリント回路基板の枚数は必然的に多くなっていた。よって、SCU1のハードウエア構成は大型化していた。このため、従来の遊技機の管理装置においては、SCU1を各遊技機島に設置するスペースを確保することが難しかった。
【0019】
また、遊技場の店運営をする際に参照される、CRT12やプリンタ14に表示される各種データは単に数値が羅列されているだけである。従って、各遊技機の特性や営業状態を分析するには、専門の知識を備えた者が数値の羅列データを確認し、注目すべきデータに印をつけたりして行っている。つまり、従来の遊技機の管理装置に表示される各種データでは、専門の知識を基に頭で追いかけて分析する必要がある。従って、専門家でなければ、各種データを基に明日の営業に対して遊技機をどのように調整しなければならないか、判断しづらかった。また、専門家にとってみても、羅列データを基にデータ分析をするのに労力を要していた。
【0020】
また、CRT12やプリンタ14によって表示される各種データは、前述したように検索時の固定データである。従って、検索時の遊技機の状態を分析することは出来るが、その検索時の遊技機の状態が今までの状態と比較してどのような状態になっているのかを分析することは出来なかった。このため、従来の遊技機の管理装置においては、遊技機の状態を的確に把握するデータに不足していた。
【0021】
また、従来の遊技機の管理装置では、遊技機の稼働率を算出する際、遊技機が1分間当たりに発射できる遊技球数は、複数機種の遊技機が設置された遊技場においても統一された値が用いられている。しかし、この1分間当たりの発射球数は、機種や遊技機の製造会社によって異なり、さらに、遊技機が設置されている地域に配電される電源の周波数の相違によっても異なる。また、営業時間についても、管理コンピュータの電源をオンしている時間を営業時間としたり、管理コンピュータの開店キーが押されてから、閉店キーが押されるまでの時間を営業時間としている。従って、従来の遊技機の管理装置に用いられている営業時間には開店準備時間や閉店待機時間も含まれており、遊技客が実際には遊技できない余分な時間が含まれている。よって、従来の管理装置では、稼働率を算出するうえで適当な値が営業時間として用いられていなかった。
【0022】
このため、このような不正確な1分間当たりの発射球数や適当でない営業時間データを基に算出される遊技機の稼働率は、不正確な値となっていた。また、スタート回数/分といったデータの算出の際にも、1分間当たりの発射球数を基に時間を算出しているため、求められるデータは正確ではなかった。よって従来の管理装置に表示される稼働率やスタート回数/分といったデータからは、実際の遊技機の状態を的確に把握することが出来なかった。
【0023】
また、特定遊技の発生確率が変動する遊技機を管理する従来の遊技機の管理装置では、発生確率が変動している時には特別な状態が発生しているものとし、各遊技機から収集される情報は内容分析されていなかった。このため、通常時の各遊技機の特性は把握されるが、確率変動時の各遊技機の特性は把握されていない。よって従来の遊技機の管理装置では、確率変動時の特性の相違に基づいて各遊技機の特性を比較することは出来ず、機種特性の相違を明確にすることは出来なかった。また、通常時と確率変動時との特性の相違が明確にならないため、釘調整といった遊技機の調整も的確に行えなかった。
【0024】
また、従来の遊技機の管理装置では、遊技機のセキュリティ管理が十分に行われていなかった。例えば、遊技機へ遊技媒体を補給する際、補給樋から遊技機への弁を開いて一定時間アウト球が検出されない場合、補給不良としてトラブルの発生が表示される。しかし、この程度の情報収集でトラブルの発生が検出されても、そのトラブルの原因がどこにあるかは容易に判明しない。
【0025】
また、各遊技機と対になって設けられている遊技媒体貸出機からは売上信号が出力されており、この信号は通信ケーブルを介して伝送されている。従来の遊技機の管理装置ではこの通信ケーブルの断線監視が行われており、遊技媒体貸出機についての不正の有無が監視されている。しかし、従来の遊技機の管理装置では遊技媒体貸出機に断線が発生すると、閉店時における各種情報の分析の際、データに誤差が生じて収支が取れなくなる。
【0026】
また、管理コンピュータへの電源供給が停止すると、電源供給が停止している間は遊技情報は収集されない。従って、従来の遊技機の管理装置では、管理コンピュータへの電源供給を故意に停止することにより、集計情報を操作することが可能であり、不正を行うことが可能であった。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、所定台数の遊技機毎に設けられ、各遊技機にリアルタイムにアクセスして各遊技機の遊技情報をリアルタイムに収集する情報収集端末装置と、所定台数のこの情報収集端末装置をブロックとするブロック毎に設けられ、このブロックの各情報収集端末装置に輪番でアクセスし、各情報収集端末装置に収集された遊技情報をブロック毎に収集する情報中継装置と、この各情報中継装置に収集された遊技情報を収集して蓄積更新する情報蓄積装置と、この情報蓄積装置にアクセスし、更新されていく遊技情報を読み込んでリアルタイムに表示する管理コンピュータとを備えて構成され、情報中継装置は、ブロックの各情報収集端末装置へのアクセスが一巡する毎にフレーム同期クロックを出力し、このフレーム同期クロックを基準に各情報収集端末装置へのアクセスタイミング毎にアドレス同期クロックを出力し、各情報収集端末装置とのアクセス時に所定数のビット同期クロックを出力し、情報収集端末装置は、アドレス同期クロックをカウントしてこのカウント数と予め設定された自身のアドレスとが一致したときに収集した遊技情報をビット同期クロックに同期して情報中継装置へ出力し、管理コンピュータは、入力された遊技情報が予め設定された範囲に収まっているか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって前記範囲に収まらないと判別された場合に、その遊技情報を反転表示したり、その遊技情報を記号を付して表示する表示手段とを備えている、または、複数の期間のそれぞれにおいて収集された所定の遊技情報についての所定の1機種または複数機種の遊技機 1 台当たりの平均値を求め、これらの平均値を複数の期間の間で比較可能に表示する比較表示手段を備えている遊技機の管理装置を構成した。
【0031】
また、上記管理コンピュータは、予め入力された単位時間当たりに遊技機から発射される遊技機の機種毎についての遊技媒体数で遊技機から回収される回収遊技媒体数を除算して遊技機の稼働時間を算出する稼働時間算出手段と、予め入力された遊技機の稼働開始時間および稼働終了時間に基づいて遊技場の営業時間を算出する営業時間算出手段と、稼働時間算出手段が算出した稼働時間を営業時間算出手段が算出した営業時間で除算することによって遊技機の稼働率を算出する稼働率算出手段とを備えている
【0033】
また、上記管理コンピュータは、遊技機への遊技媒体補給カウント信号を受信しても遊技媒体回収カウント信号を一定時間受信しない場合、または遊技機が稼働しているのに遊技媒体回収カウント信号を受信しない場合、回収不良を表示する回収不良表示手段を備えている。また、遊技媒体補給樋から遊技機への遊技媒体補給弁が開いても遊技媒体補給カウント信号を受信しない場合、補給不良を表示する補給不良表示手段を備えている
【0034】
また、上記管理コンピュータは、遊技媒体貸出機の出力する情報を伝送する通信線路が断線した場合におけるその断線発生時刻および復旧時刻の履歴を表示する断線履歴表示手段、または上記管理コンピュータへの電源供給の履歴を表示する電源供給履歴表示手段を備えている
【0035】
このような構成によれば、逐次変化して更新されていく各情報が情報蓄積装置に記憶され、管理コンピュータによって逐次読み出されてリアルタイムに表示される。
【0036】
また、情報収集端末装置を1つの遊技機島に複数台割り当て、1台の情報収集端末装置に接続される遊技機の台数を少なくすることにより、1台の情報収集端末装置と所定台数の各遊技機との間の距離は短くなる。従って、各遊技機と情報収集端末装置との間の配線ケーブルの長さは短くなる。
【0037】
また、情報中継装置が各情報収集端末装置に時分割に輪番でアクセスすることにより、情報中継装置が情報収集端末装置とアクセスするために必要とされるハードウエア構成部分は1台分で済み、情報中継装置のハードウエア構成は小型化される。
【0039】
また、予め設定された範囲に収まらない遊技情報が管理コンピュータに入力された場合、その遊技情報を反転表示したり、その遊技情報を記号を付して表示することにより、注目すべき情報はこの反転表示や記号によって際立たせられる。よって、データが単に羅列されているだけの従来の帳票に比較し、帳票は非常に見やすくなり、収集された遊技情報のうちの注目すべき情報は、反転表示や記号によって事務的に選別される。
【0040】
また、上記管理コンピュータが、複数の期間のそれぞれおいて収集された所定の遊技情報についての所定の1機種または複数機種の遊技機 1 台当たりの平均値を求め、これらの平均値を複数の期間の間で比較表示することにより、検索時の遊技機の状態が今までの遊技機の状態と比較し、どのような状態にあるのかを分析することが出来る。
【0041】
また、上記管理コンピュータが、予め入力された単位時間当たりの遊技機の発射媒体数を遊技機の機種毎についての遊技媒体数で遊技機から回収される回収遊技媒体数を除算して遊技機の稼働時間を算出し予め入力された遊技機の稼働開始時間および稼働終了時間に基づいて遊技場の営業時間を算出することにより、遊技機の発射球数は機種等に応じて個別に正確に設定され、また、営業時間には従来の余分な時間が含まれなくなる。
【0043】
また、上記管理コンピュータが、所定条件の発生に応じて遊技媒体の回収不良や補給不良を表示することにより、トラブルの発生した箇所が補給側か回収側かを識別することが出来る。
【0044】
また、遊技媒体貸出機につながる通信線路が断線した場合、その断線発生時刻および復旧時刻の履歴を上記管理コンピュータが表示することにより、断線によって生じたデータ誤差を把握することが出来る。
【0045】
また、上記管理コンピュータへの電源供給の履歴を表示することにより、管理コンピュータに集計される情報の不正操作を判別することが出来る。
【0046】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態による遊技機の管理装置について説明する。
【0047】
図1は本実施形態による遊技機の管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0048】
パチンコ/パチスロ・データ・ユニット(PDU)21は情報収集端末装置を構成している。各PDU21にはパチンコ機(P)等を始めとする弾球遊技機やパチスロ(PS)といった遊技機(P/PS)が所定台数接続されている。本実施形態では4台づつ接続されている。また、カウンタ・データ・ユニット(CDU)22も情報収集端末装置を構成しており、このCDU22には遊技機の周辺機器が接続されている。本実施形態ではこの周辺機器として遊技媒体貸出機や遊技媒体計数機,島金庫が接続されている。これらPDU21およびCDU22は各遊技機および周辺機器にリアルタイムにアクセスし、各遊技機の遊技情報および周辺機器のカウント情報をリアルタイムに収集する。
【0049】
リンク・データ・ユニット(LDU)23は情報中継装置を構成している。このLDU23は、所定台数のPDU21およびCDU22、本実施形態では8台のPDU21a〜hおよび1台のCDU22を1ブロックとするブロック毎に設けられている。LDU23は、このブロックにおいて各PDU21a〜hおよびCDU22に時分割に輪番でアクセスし、各情報収集端末装置に収集された情報をブロック毎に収集する。LDU23は図示しないサブ・シリアル・コントローラ(SSC)とリンク・データ・コントローラ(LDC)とから構成されており、このLDCが各PDU21およびCDU22から各情報を収集する。LDCによって収集された各情報はLDU23内の図示しないデュアルポートRAMに記憶される。
【0050】
メイン・シリアル・コントローラ(MSC)24は情報蓄積装置を構成しており、各LDU23に収集された各情報を収集して蓄積更新する。つまり、MSC24は各LDU23内のSSCと光ファイバケーブル25によって接続されており、このSSCはLDU23内のデュアルポートRAMに記憶された各種情報を読み出す。SSCは読み出した情報を光ファイバケーブル25へDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送する。MSC24は光ファイバケーブル25を介してシリアルに転送されて来る各種情報を受信し、MSC24内のRAMに記憶する。LDU23内のSSCからMSC24へは絶えずこのように情報が転送されており、MSC24は新しい情報を受信するたびに記憶している旧情報を受信した最新情報に逐次書き替えている。
【0051】
なお、シリアル通信の場合、通信不良等によって伝送データの信頼性を欠くことがあるため、PDU21,CDU22,LDU23およびMSC24はそれぞれ通信情報を自分自身に蓄積し、これを参照しながら動作している。このため、トラブルが発生したときには、それぞれのバックアップデータを取り出して復旧させることが出来る。
【0052】
マスタ・バス・コントローラ(MBC)26はMSC24と同じ筐体内に構成されている。このMBC26は、ローカル・コンピュータ27からの指令に応じ、MSC24に記憶されている各種情報をバス・アダプタ28を介して8ビット並列でローカル・コンピュータ27へ転送する。ローカル・コンピュータ27は管理コンピュータを構成しており、MSC24にアクセスして遊技機側から受信される各種情報をリアルタイムに表示する。この表示は、CRTモニタ29の画面にされたり、プリンタ30によって帳票にプリントアウトされて行われる。CRTモニタ29に表示される各種情報は、リアルタイムにその値が更新されていく。
【0053】
MSC24,MBC26,ローカル・コンピュータ27,CRTモニタ29およびプリンタ30はメイン・コントロール・ユニット(MCU)を構成しており、遊技機が設置されているホール部分とは区切られた遊技場管理室に設けられている。このMCUと光ファイバ・ケーブル25を介して接続されたLDU23は、遊技機島の1島当たりに1台が設けられている。1台のLDU23には8台のPDU21a〜hおよび1台のCDU22が接続されている。このため、1つの遊技機島には8台のPDU21a〜hおよび1台のCDU22が設けられていることになる。また、1台のPDU21には前述のように4台の遊技機が接続されており、4台の遊技機毎に1台のPDU21が設けられている。従って、1つの遊技機島には32台の遊技機が設置されていることになる。このPDU21は小型であるため、例えば遊技機の背面部等に設置される。
【0054】
なお、1遊技機島当たりに設ける遊技機の台数や、1台のLDU23当たりに設けるPDU21およびCDU22の各台数、並びに1台のPDU21およびCDU22に接続する遊技機および周辺機器の各台数はそれぞれ任意であり、遊技機の設置される遊技場の規模やレイアウト等に応じて適宜調整される。
【0055】
図2はLDU23とPDU21およびCDU22との接続部分の詳細な構成を示すブロック図である。
【0056】
CDU22および各PDU21a〜hの電源端子には24[V]の交流(AC)電圧が供給されている。このAC24[V]はAC100[V]の交流電圧がトランス31で降圧されて得られている。また、CDU22および各PDU21a〜hの信号端子はツイスト・ペア線32でつながれており、CDU22の信号端子はさらに同じツイスト・ペア線32でLDU23に接続されている。また、最後のPDU21hにはターミネータ(TERM)33が接続されており、終端結合がとられている。また、LDU23にはAC100[V]が供給されており、LDU23は上述のように光ファイバ・ケーブル25によってMCUに接続されている。
【0057】
各PDU21a〜hにはそれぞれ4台のパチスロPSが接続されており、都合32台のパチスロPS#1〜PS#32が各PDU21a〜hに接続されている。なお、同図ではパチスロPSが接続されているが、パチンコ機(P)等の弾球遊技機を接続してもよく、また、パチスロPSと弾球遊技機とを混ぜて接続してもよい。また、CDU22には島金庫,遊技媒体貸出機および遊技媒体計数機が接続されている。
【0058】
各PDU21a〜hおよびCDU22にはアドレスが割り当てられており、LDU23はこのアドレスによってCDU22および各PDU21a〜h間相互の識別を行う。このアドレスはCDU22および各PDU21a〜hに設けられたディップスイッチに設定されており、CDU22にはアドレス「#0」が割り当てられている。また、各PDU21a〜hにはアドレス「#1」〜「#8」が割り当てられている。
【0059】
LDU23は図3(a)に示す基本クロックを生成している。この基本クロックは周波数125KHzであり、1基本クロックの周期は8μsecである。LDU23はこの基本クロックを分周し、同図(b)に示すフレーム同期クロックFS,同図(c)に示すノードアドレス同期クロックNSおよび同図(d)に示すビット同期クロックBSの各クロック信号を生成している。同図に示すように、フレーム同期クロックFSは32μsec(4クロック)立ち上がり、ノードアドレス同期クロックNSは16μsec(2クロック)立ち上がる。また、ビット同期クロックBSは8μsec周期であり、2μsecのハイレベル期間と6μsecのロウレベル期間とを持つ。
【0060】
LDU23は生成したこれら各クロック信号をCDU22および各PDU21に供給する。このクロック信号供給は1本の通信路を介して行われ、各クロック信号は、LDU23に内蔵されたタイミングROMに記憶されたパターンに従い、後述するように供給される。
【0061】
各クロック信号は0[V]の接地電圧を基準にしており、この接地電圧をロウレベル電圧(L)としている。そのハイレベル電圧(H)は20[V]に設定されている。また、LDU23および各情報収集端末装置間で後述するように授受されるデータは、同図(e)に示すように、ビット同期クロックBSのロウレベル期間に送出され、そのハイレベル電圧(H)は10[V],ロウレベル電圧(L)は接地電圧に設定されている。すなわち、クロック信号のハイレベル(H)はロウレベル(L)の電圧レベルよりも20[V](第1の電圧レベル分)高く、また、データのハイレベル(H)はロウベル(L)の電圧レベルよりも10[V](第2の電圧レベル分)高くなっている。この結果、本装置では3値レベルの信号が存在している。
【0062】
このため、LDU23からこのように送出されるクロック信号とデータとを識別するため、CDU22および各PDU21には図4に示す回路が設けられている。CDU22および各PDU21はLDU23からの受信信号を差動増幅回路(AMP)41に入力する。差動増幅回路41に入力された受信信号は増幅され、各コンパレータ(比較器)42,43へ出力される。コンパレータ42は入力した信号をDC12[V]と比較し、DC12[V]よりも高い入力信号を出力する。また、コンパレータ43は入力した信号をDC6[V]と比較し、DC6[V]よりも高い入力信号を出力する。従って、コンパレータ42からは20[V]のクロック(CLOCK)信号が出力される。また、コンパレータ43から出力される信号からこのクロック信号を除去することにより、コンパレータ43からは10[V]のデータ(DATA)が得られる。
【0063】
このような装置構成において、LDU23と、CDU22および各PDU21との間には、パチスロ(PS)またはパチンコ機(P)の4台を1ノードとする双方向(バイポーラ)・ビット・リンク(BBL)が形成されている。なお、CDU22については、島金庫,遊技媒体貸出機および遊技媒体計数機を一括して1ノードとする。LDU23と、CDU22および各PDU21との間のビット・リンク通信は、次のように行われる。
【0064】
LDU23と、CDU22および各PDU21a〜hとの間のアクセスは輪番に行われる。つまり、LDU23は、所定時間CDU22にアクセスした後、PDU21aに所定時間アクセスし、続いて、隣のPDU21bに所定時間アクセスする。その後、順次各PDU21c〜hに所定時間アクセスして行き、最後のPDU21hとアクセスした後、最初のCDU22に戻ってアクセスする。以後、この一巡のアクセスが引き続いて繰り返される。各アクセスは両方向で行われており、CDU22および各PDU21からLDU23へ向けて情報(遊技情報や周辺機器のカウント情報等)が送信されるばかりではなく、LDU23からCDU22および各PDU21へ向けても情報(コマンド等)が送信される。CDU22および各PDU21a〜hに対するLDU23の一巡のアクセスは12.6msecで行われており、BBLの1フレームは12.6msec(1575クロック=12.6msec/8μsec)になっている。
【0065】
LDU23のタイミングROMから出力される前述のフレーム同期クロックFS(図3参照)は、各情報収集端末装置へのアクセスが一巡する毎にヘッダ情報として出力されている。また、前述のノードアドレス同期クロックNSは、このフレーム同期クロックFSを基準に,各情報収集端末装置へのアクセスタイミング毎に出力されている。また、前述のビット同期クロックBSは、LDU23の各情報収集端末装置とのアクセス時に所定数のクロックが出力されている。
【0066】
すなわち、タイミングROMから4クロック長のフレーム同期クロックFSが出力され、CDU22および各PDU21a〜hにこのクロックFSが受信されると、CDU22および各PDU21a〜hは次巡の情報収集に備えてそれぞれリセットされる。
【0067】
次に、タイミングROMからはビット同期クロックBSが72クロック出力される。このビット同期クロックBSは、ノードアドレス同期クロックNSを介さずにフレーム同期クロックFSに引き続いてCDU22および各PDU21a〜hに受信されるため、ディップ・スイッチが「#0」に設定されているCDU22のアドレス・コンパレータはアドレス「#0」を検出する。この結果、ノードアドレスが「#0」のCDU22がLDU23に割り当てられる。LDU23に割り当てられたCDU22は、フレーム同期クロックFSに続くこの72クロックのビット同期クロックBSに同期し、その時点に収集されている島金庫,遊技媒体貸出機および遊技媒体計数機の各カウント・データを送出する。このカウント・データは、図3(e)に示すように、ビット同期クロックBSの各ロウレベル期間に2値データとして送出される。
【0068】
次に、タイミングROMからは2クロック長のノードアドレス同期クロックNSが出力される。このノードアドレス同期クロックNSは、フレーム同期クロックFSが受信されてから始めて(1回目に)CDU22および各PDU21a〜hに受信されるものであるため、ディップ・スイッチが「#1」に設定されているPDU21aのアドレス・コンパレータがアドレス「#1」を検出する。この結果、ノードアドレスが「#1」のPDU21aがLDU23に割り当てられ、PDU21aが次にLDU23と交信する。タイミングROMからは1回目のノードアドレス同期クロックNSに引き続き、ビット同期クロックBSが138クロック出力される。LDU23に割り当てられたPDU21aはこのビット同期クロックBSに同期し、PDU21aに接続された各遊技機の遊技情報を送出する。
【0069】
次に、タイミングROMからは再びノードアドレス同期クロックNSが出力される。このノードアドレス同期クロックNSは、フレーム同期クロックFSが受信されてから2回目のアドレス同期クロックNSであるため、ディップ・スイッチが「#2」に設定されているPDU21bのアドレス・コンパレータがアドレス「#2」を検出する。この結果、ノードアドレスが「#2」に設定されているPDU21bがLDU23に割り当てられる。つまり、各PDU21a〜hはノードアドレス同期クロックNSを常にカウントしており、各PDU21a〜hの内部に設けられたアドレス・コンパレータは、このカウント数と予めディップスイッチに設定された自身のアドレスとの一致を検出している。アドレスの一致が検出されると、各PDU21a〜hはその時点で収集している各遊技機の遊技情報をLDU23へ出力する。PDU21bにおけるこの遊技情報の送出は、2回目のノードアドレス同期クロックNSに引き続いてタイミングROMから出力される138クロックのビット同期クロックBSに同期して行われる。
【0070】
以降、このようなアクセスが順に繰り返され、残りのPDU21c〜hが順にLDU23と交信し、各PDU21c〜hに接続された各遊技機の遊技情報がLDU23へ送出される。また、LDU23は、MSC24および光ファイバ25を介するローカル・コンピュータ27からの指令に応じ、適宜、PDU21を介して遊技機へコマンドを送出する。このコマンドとしては、例えば遊技媒体補給指令や打ち止め指令等が挙げられる。なお、CDU22は接続されている機器の性質により、計測したカウント情報をLDU23へ向けて送出するだけであり、LDU23からCDU22に向けての情報送出は行われない。
【0071】
各PDU21およびCDU22からLDU23に収集された遊技情報およびカウント情報は、光ファイバ・ケーブル25を介してMSC24に記憶される。ローカル・コンピュータ27は、遊技場の管理者等の要求に応じ、前述したように、MSC24に記憶された各種情報をCRTモニタ29やプリンタ30によってリアルタイムに表示する。
【0072】
例えば、遊技場の管理者等がローカル・コンピュータ27の専用キーボードに設けられた「全台表示」キーを押すと、CRTモニタ29には図5(a)に示す画面が表示され、収集された各種の情報がリアルタイムに表示される。同画面では、パチンコ機Pについての補給不良,断線,台トラブル,呼出,扉開放,自動打止,手動打止,特賞打止,アウト,稼働C,稼働A,特賞中,打止予告,補給中およびトラブルといった各種の遊技情報および周辺機器情報が表示されている。これら各項目の情報に該当する状態が遊技機に発生したとき、その遊技機がこれら各項目に台番号で表示される。例えば、18番台の遊技機に補給不良が生じた場合には、補給不良の項目にその遊技機の台番号「018」が秒単位の処理で表示される。
【0073】
表示される情報は図示するこのような態様に限られず、例えば、アウト,セーフ,出球率,割数,スタート回数,大当たり回数,大当たり確率,売上等の集計情報が、各遊技機毎に表示される態様もある。例えば、18番台の遊技機について、アウトが「479」,セーフが「617」,出球率が「128.8」…というように表示される。これら情報は、ローカル・コンピュータ27がMSC24から最新情報を随時取り入れているため、秒単位の処理で逐次更新されていく。
【0074】
また、これらの画面表示は必要に応じてプリンタ30によってプリントアウトされ、その時点における各情報が帳票に表示される。
【0075】
管理者がローカル・コンピュータ27の「全台表示」キーをさらにもう1回押すと、CRTモニタ29の画面は同図(a)に示す表示から同図(b)に示す表示に切り換えられる。これら各画面はこの「全台表示」キーを1回押すたびに順次切り換えられる。このため、本実施形態による管理装置では、遊技場の全台の情報を様々な角度から把握することが出来る。
【0076】
同図(b)に示す画面では、遊技機の所定情報が、各遊技機の遊技場内のレイアウトに対応づけられて表示されている。つまり、画面中央の各枠が各遊技機のレイアウトに相当しており、この各枠に各遊技機の所定情報がリアルタイムに表示される。本実施形態では、画面下方に表示された断線,トラブル,補給不良,扉開放,呼び出し,タンク空,アウト,特賞,手動打止,特賞打止,自動打止,稼働および停止の各情報が色分けして表示される。例えば、遊技機と組みになって設けられている遊技媒体貸出機に断線が生じた場合には、秒単位の処理でその遊技機の台番号の枠が黄色で表示され、また、トラブルが生じた場合には、秒単位の処理でトラブルが生じた遊技機に相当する台番号の枠が赤色で表示される。上記の他の情報についてもこれと同様に色別に表示される。このレイアウトに応じた色別情報についても、必要に応じてプリンタ30によって帳票出力することが可能である。
【0077】
このような本実施形態による遊技機の管理装置構成においては、各遊技機,周辺機器の情報はPDU21a〜hおよびCDU22の各ブロックに収集され、収集された各機械の個別情報は遊技機島毎にLDU23にまとめられて収集される。LDU23に収集された情報はさらにMSC24によって遊技場全体についてまとめて収集される。従って、各情報の収集処理は各段階で分散して行われるため、遊技機側の末端の情報はより速くより正確に中央に収集される。すなわち、逐次変化して更新されていく各情報がMSC24に収集されて記憶され、これがローカル・コンピュータ27によって逐次読み出され、CRTモニタ29やプリンタ30によってリアルタイムに表示される。従って、遊技場内に設置された各遊技機および周辺機器の状態は管理者にリアルタイムに把握され、速やかに情報分析される。
【0078】
また、各情報のうちの所定情報が各遊技機のレイアウトに対応して表示されることにより、その情報とその情報を送出している機器との対応関係が視覚的に速やかに把握される。従って、より速やかにかつより容易に各機器の状態が管理者にリアルタイムに把握される。
【0079】
このため、マイコン化されて出球が一気に変化する特性を持つ遊技機についても、的確かつ速やかに各機械の状態を把握することが出来る。従って、今現在、遊技場で何が起こっているのかを遊技場の管理者は速やかにかつ簡易に把握でき、状況に応じた処置対応を速やかに取ることが可能となる。よって、結果主義的な思想で構成された従来の遊技機の管理装置のように、表示される情報が数分前の情報であるため、営業面において問題を抱えてしまうといった事態は生じなくなる。
【0080】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、1つの遊技機島にPDU21が8台割り当てられ、1台のPDU21に接続される遊技機の台数が4台とされている。このため、1台のSCU1(図16参照)に32台の遊技機の全てが接続される従来の場合に比較し、遊技機接続台数は大幅に少なくなっている。従って、PDU21と、これに接続される4台の各遊技機との間の距離は、従来のSCU1と各遊技機との間の距離に比較して短くなり、各遊技機とPDU21との間の配線ケーブルの長さは従来よりも短くて済む。このため、配線作業がしやすくなり、また配線ケーブルの収容も容易になる。さらに、配線ケーブル長が短くなるために配線に雑音が重畳しにくくなり、データ伝送に誤りが生じる確率は低下する。
【0081】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、LDU23が各PDU21およびCDU22に前述のように時分割に輪番でアクセスし、同時には複数台のPDU21等にアクセスしない。よって、LDU23がPDU21等とアクセスするために必要とされるハードウエア構成は1台分で済む。しかも、処理はソフトウエアで行われるため、従来のようにハードウエアに高い処理機能は求められない。従って、LDU23のハードウエア構成は小型化される。このため、LDU23を1つの遊技機島に1台設けるようにすると、このLDU23を遊技機島に設置するスペースを確保するのは、形状の大きな従来のSCU1を設置する場合に比較して易しくなる。
【0082】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27は、予め設定された範囲に収まらない所定情報が遊技機側から入力された場合、CRTモニタ29の画面やプリンタ30から出力される帳票において、その情報を反転表示する。
【0083】
例えば、図6に示すパチンコ機の「台データ/釘チェック表」のように表示する。この図では、パチンコ機の出玉に関わる情報であるベース値,スタート回数/分および大当たり純増球数の所定情報が反転表示の対象とされている。ローカル・コンピュータ27にはこれらの所定情報について、営業上許容されるそれぞれの範囲が各情報毎に予め設定されている。同図の場合には、ベース値(ベース)が50.0〜53.0,スタート回数/分(S/分)が6.10〜6.50,大当たり純増球数(純増)が2000〜4000の許容範囲にそれぞれ設定された場合が示されている。予め設定されたこの範囲に収まらない情報が入力された場合、ローカル・コンピュータ27はその情報を同図に示すように反転表示する。例えば、同図に示される1番台のパチンコ機では、8月11日(8/11)に集計されたベース値および純増球数が予め設定された許容範囲から外れており、反転表示されている。つまり、黒地に白抜きで数値が表示されている。
【0084】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27は、このような設定範囲から外れる情報が遊技機側から入力された場合、その情報を記号を付して表示することもする。
【0085】
例えば、図7に示すパチンコ機についての「売上/機種別各台データ表」のように表示する。同図の集計表では、大当たりゲームの発生確率が変動する前の通常時におけるスタート回数/分についての許容範囲が予め設定されている。同図に示す表形式では、2つの始動口を持つパチンコ機についてのデータが表示されている。スタート1はこのうちの一方の始動口についてのスタート回数/分であり、スタート2は他方の始動口についてのスタート回数/分である。スタート1に示すスタート回数/分は6.10〜6.50の許容範囲に予め設定されている。
【0086】
同図では、予め設定された範囲からはずれるスタート回数/分の情報が入力された場合、ローカル・コンピュータ27はマーク欄に三角記号を付してそのデータを表示している。ローカル・コンピュータ27は、しかも、スタート回数/分のデータが設定範囲から外れる度合いに応じ、異なる三角記号を付して表示している。つまり、入力データが設定範囲の下限よりも6%以下である場合には正立の黒塗り三角記号を付し、設定範囲の下限よりも3%以下6%未満である場合には正立の白抜き三角記号を付してデータ表示している。また、入力データが設定範囲の上限よりも6%以上である場合には倒立の黒塗り三角記号を付し(図示せず)、設定範囲の上限よりも3%以上6%未満である場合には倒立の白抜き三角記号を付してデータ表示している。
【0087】
また、ローカル・コンピュータ27は、同図には示していないが、パチンコ機の稼働率が10%以下のデータが遊技機側から入力された場合、そのデータのマーク欄に星印記号を付してデータ表示する。
【0088】
このように予め設定された範囲に収まらない所定情報がローカル・コンピュータ27に入力された場合、その情報を反転表示したり、その情報を記号を付して表示することにより、収集された情報のうちの注目すべき情報は、反転表示や記号によって事務的に選別される。従って、データが単に羅列されているだけの従来の帳票に比較し、注目すべきデータが反転表示や記号によって予め際立たせられているため、帳票は非常に見やすくなる。
【0089】
このため、収集情報の分析がし易くなり、例えば、閉店後における釘調整の際、調整すべき遊技機は労力を要することなく直ちに把握される。つまり、従来、釘調整師が閉店後に各遊技機の釘調整をする際には、帳票に表示された多数のデータの中から注目データに印を付け、調整を必要とする遊技台を確認する作業をする必要があった。しかし、本実施形態による管理装置では帳票に既に注目データが反転表示や記号でマーキングされているため、従来のデータ選別作業は省略される。
【0090】
また、設定範囲からはずれる度合いに応じて異なる記号が収集情報に付されることにより、マーキングされた情報に重み付けがされ、従来頭の中で行っていたデータの判別分析は視覚的に直感して行える。従って、収集データの分析作業はさらに容易化され、異常データを呈する遊技機等は速やかに発見される。
【0091】
また、収集した情報は専門家でなくても分析し易くなり、遊技機の特性を把握し易くなる。よって、専門家でなくても、各種データを基に明日の営業に対して遊技機をどのように調整しなければならないか、判断し易くなる。
【0092】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27は、入力される所定情報について、所定期間における平均値または異なる時期に収集した各値を表示することもする。
【0093】
例えば、図8に示すパチンコ機についての「機種別台データ平均値表」のように表示する。つまり、ローカル・コンピュータ27は、パチンコ機の機種Aについて一日に収集された各データの1台当たりの平均値を表示する。同図では、8月11日(8/11)において、遊技場に設置された機種Aの全てのパチンコ機から収集されたアウトデータ(アウト)のその日の1台当たり平均値が352,差玉データ(差)のその日の1台当たり平均値が−50,ベース値(ベース)のその日の1台当たり平均値が51.1というように表示されている。さらに、これら各種データの1週間の平均値についても表示されている。同図では、アウトデータの週平均値が452,差玉データの週平均値が−75,ベース値の週平均値が51.0というように表示されている。
【0094】
また、図9に示す「機種別各台データ表」では、台番1〜20の各遊技台についての各種データが表示されている他、これら各データについてのその日の1台当たり平均値(平均),そのデータについての前月の第1週における平均値(1週),そのデータについての前月の第2週(2週),第3週(3週),第4週(4週)における各平均値,そのデータについての前月の月間平均値(月間),および当月のその時点までにおける平均値(当月)がそれぞれ表示されている。
【0095】
また、図10に示す「売上/機種別全店データ表」では、アウト球数(アウト平均),差球数(差平均)といった各データのその日の1台当たり平均値が、ローカル・コンピュータ27によって各機種毎に表示されている。さらに、これら各データについて、パチンコ機A〜H全体についてのその日の平均値,パチスロJ,K全体についてのその日の平均値といった値も表示されている。
【0096】
このように、ローカル・コンピュータ27が、各情報のうちの所定情報について、所定期間における平均値または異なる時期に収集した各値を表示することにより、検索時の遊技機の状態が今までの遊技機の過去の状態と比較し、どのような状態にあるのかを分析することが出来る。例えば、各遊技機のデータの1週前,2週前のデータと今日のデータとを比較したり、月平均のデータと今日のデータとを比較したりすることにより、その時の遊技機の状態をより的確に把握することが可能となる。このため、様々な角度から把握した今日の遊技機の状態に基づき、明日の遊技場の営業戦略を的確に組むことが可能となる。
【0097】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27には、単位時間当たりに遊技機から発射される遊技媒体数が遊技機の各機種毎について入力されており、さらに、遊技機の稼働開始時間および稼働終了時間が入力されている。ローカル・コンピュータ27は、入力したこれら情報に基づいて遊技機の各特性値を算出する。
【0098】
このため、本実施形態による遊技機の管理装置においては、遊技機の発射球数は、機種等を問わずに統一処理されていた従来の管理装置と異なり、各機種毎にしかも電源周波数等を考慮して個別に正確に設定されている。従って、回収球のカウント数をこの発射球数で割ることによって求められる弾球遊技機の稼動時間は、正確に算出される。さらに、遊技機の稼働率を算出するうえで参照される営業時間は、入力された稼働開始時間および稼働終了時間に基づいて正確に算出される。従って、この営業時間には開店準備時間や閉店待機時間といった従来の余分な時間が含まれなくなり、遊技客が実際に遊技できる時間に相当するものとなる。
【0099】
この結果、稼働時間を営業時間で割った遊技機の稼働率は、上記の正確な稼働時間および営業時間を用いて正確に算出される。また、スタート回数/分といったデータを算出するのに用いられる基準時間は、回収球数を上記の正確な発射球数で割ることによって正確な値で求められる。従って、この基準時間を用いて算出されるスタート回数/分といった遊技機の各特性値は、正確に求められるようになる。よって、本実施形態による管理装置に表示される稼働率やスタート回数/分といった各データから、より実態に即した遊技機の状態を的確に把握することが可能となる。また、このような収集データに基づいて遊技機の機種特性を比較するうえにおいても、誤りを生じなくなる。
【0100】
また、従来、1日のうちに時間をおいてホールを再開店した場合には、1回目の営業終了から2回目の営業開始までの時間を考慮できないため、遊技機の稼働率を算出することは出来なかった。しかし、本実施形態では上記のようにローカル・コンピュータ27に稼働開始時間および稼働終了時間を入力する構成としたため、1日のうちに時間をおいてホールを再開店した場合にも、2回目の稼働開始時間および稼働終了時間を図11の業務設定用CRT画面に示すように設定することにより、稼働率を算出することが可能となる。
【0101】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27は、大当たりゲーム(特賞)の発生確率が変動する遊技機について、発生確率が変動して高い状態にある確率変動時と、発生確率が変動する前の通常時とで区別して各遊技情報を表示する。確率変動時と通常時とのこの区別は、確率変動ステータス信号を認識することによって行われている。
【0102】
例えば、ローカル・コンピュータ27は、通常時には、スタート回数/分,大当たり純増球数,総ベース値,スタートベース値や大当たり回数といったデータを表示する。また、確率変動時にはこの通常時のデータとは区別し、スタート回数/分,大当たり純増球数,総ベース値,スタートベース値,大当たり回数,確率変動回数,確率変動比率といったデータを表示する。
【0103】
図7に示した前述の「売上/機種別各台データ表」では、始動口1についてのスタート回数/分(スタート1),始動口2についてのスタート回数/分およびベース値(ベース)の各データについて、通常時(通常)と確率変動時(確変)とで区別してデータ表示がされている。また、図12に示す「機種別特賞集計データ表」ではこれら各データの他、特賞中におけるアウト数(中アウト),セーフ数(中セーフ),これらの差球数(差)、および特賞外におけるアウト数(外アウト),セーフ数(外セーフ),これらの差球数(差)、並びに特賞確率(特確率)といった各データについても、通常時と確率変動時(確変時)とで区別してデータ表示がされている。この特賞確率とは、特賞が1回発生するまでのアウト球数である。
【0104】
このように本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27が、確率変動時と通常時とで区別して各遊技情報を表示することにより、従来、内容分析されていなかった確率変動時の遊技機の特性が把握されるようになる。このため、遊技機の各機種特性の相違が明確化され、入手情報が増えて種々の情報に基づいて遊技場の店運営をすることが可能となる。また、確率変動時と通常時とにおける遊技機の各特性の相違が明確化されるため、釘調整等の遊技機の調整は的確に行える。
【0105】
なお、権利入賞口に遊技球が入賞して権利が発生し、この権利発生中に遊技球が所定の入賞口に入賞して大当たりゲームが発生するいわゆる権利物と呼ばれる遊技機についても、上記と同様に情報管理することが出来る。つまり、上記の確率変動遊技機の確率変動時と通常時と同様に、権利状態発生時と未発生時とで区別してローカル・コンピュータ27が各遊技情報を表示することにより、上記と同様な効果が得られる。つまり、機種特性が明確になると共に、釘調整時の有効な参考資料となる。
【0106】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27は、遊技機への遊技球補給カウント信号を受信しても遊技球回収カウント信号を一定時間受信しない場合、回収不良を表示する。また、遊技球集球樋へ通じるアウト口が詰まってしまい、遊技機が稼働しているのに遊技球回収カウント信号を受信しない場合、同様に回収不良を表示する。また、ローカル・コンピュータ27は、球タンク空の信号を受信して遊技球補給樋から遊技機への補給弁を開いても、なお球タンク空の信号を受信して補給カウント信号を受信しない場合、補給不良を表示する。
【0107】
この回収不良や補給不良は、例えば図13に示すCRT画面のように表示される。同画面には「遊技機のトラブル発生記録」が表示されており、同表示中のトラブルNo5,No6には機種「ユウギダイ(遊技台)」について補給不良を表す内容「ホキュウ」が表示されている。
【0108】
このようにローカル・コンピュータ27が、所定条件の発生に応じて遊技媒体の回収不良や補給不良を表示することにより、トラブルの発生した箇所が補給側か回収側かを識別することが出来る。このため、トラブルが生じた場合、本実施形態による管理装置では、従来の管理装置に比較してより迅速にトラブルに対処することが可能となる。
【0109】
なお、トラブルの発生は、このような印字による表示の他、同時にパトライト等を点灯させて表示してもよい。また、上記の権利物と呼ばれる遊技機においては、権利入賞口に遊技球が入賞しても、遊技球が権利入賞口を通過するだけの場合がある。この場合には賞球の払い出しは行われない。従って、ノーベース機と呼ばれるこの種の権利物遊技機については、権利入賞口に遊技球が入賞してもトラブルを検出することは出来ない。このため、この種の権利物遊技機については、最初の大当たり状態の発生を確認してから回収不良等のトラブルを監視することになる。
【0110】
また、本実施形態による遊技機の管理装置では、ローカル・コンピュータ27は、遊技媒体貸出機の出力する情報を伝送する通信線路が断線した場合、その断線発生時刻および復旧時刻の履歴を表示する。この「断線履歴」は図14に示すCRT画面のように表示され、断線が発生した遊技媒体貸出機(Cサンド)の番号と、断線発生時刻(発生)および断線復旧時刻(復旧)等が表示される。
【0111】
このように遊技媒体貸出機につながる通信線路が断線した場合、その断線発生時刻および復旧時刻の履歴をローカル・コンピュータ27がこのように表示することにより、断線によって生じるデータ誤差を把握することが出来る。このため、閉店時における各種情報の分析の際、把握されたこのデータ誤差を考慮することにより、データの収支を取ることが可能となる。
【0112】
また、図15に示す、ローカル・コンピュータ27の「電源ON/OFF時間表示」をローカル・コンピュータ27が表示する構成とし、ローカル・コンピュータ27に正常に電源が供給されていた時間と、電源が供給されていなかった時間との各履歴を表示することにより、管理コンピュータに集計される情報の不正操作を判別することが出来る。
【0113】
つまり、管理コンピュータに供給されている電源を停止させると、管理コンピュータは機能しなくなり、電源供給が停止している間、遊技情報は集計されない。よって、集計データを不正に操作することが可能となり、例えば、遊技場の売上金額等をごまかすことが行われたりする。しかし、管理コンピュータへの電源供給の履歴が残っていると、電源供給が停止している時間を把握することが出来、閉店後、この電源供給停止時間を考慮して正しい売上データ等を推測することが出来る。そして、管理コンピュータが閉店後に表示する値とこの推測値とを比較し、かけ離れた値が表示されている場合には、不正に情報操作が行われたものと判断することが出来る。
【0114】
従って、管理装置にこのような機能が備わっていることを関係者に予め知らしめておくことにより、管理コンピュータへの電源供給停止による不正操作が行われることを未然に防止することが可能となる。
【0115】
以上説明したように本発明によれば、逐次変化して更新されていく各情報が情報蓄積装置に記憶され、管理コンピュータによって逐次読み出されてリアルタイムに表示される。従って、遊技場内に設置された各機器の状態は管理者にリアルタイムに把握される
【0116】
また、情報収集端末装置を1つの遊技機島に複数台割り当て、1つの情報収集端末装置に接続される遊技機の台数を少なくすることにより、1台の情報収集端末装置と所定台数の各遊技機との間の距離は短くなる。従って、各遊技機と情報収集端末装置との間の配線ケーブルの長さは短くなる。このため、配線作業がし易くなり、また配線ケーブルの収容も容易になる。さらに、配線ケーブル長が短くなるために配線に雑音が重畳しにくくなり、データ伝送に誤りが生じる確率は低下する。
【0117】
また、情報中継装置が各情報収集端末装置に時分割に輪番でアクセスすることにより、情報中継装置が情報収集端末装置とアクセスするために必要とされるハードウエア構成部分は1台分で済む。しかも、情報中継装置に求められるハードウエア機能は軽減される。従って、情報中継装置のハードウエア構成は小型化される。このため、情報中継装置を例えば1つの遊技機島に1台設けるようにすると、遊技機島にこの情報中継装置を設置するスペースは容易に確保される。
【0118】
また、予め設定された範囲に収まらない所定情報が管理コンピュータに入力された場合、その情報を反転表示したり、その情報を記号を付して表示することにより、注目すべき情報はこの反転表示や記号によって際立たせられる。よって、データが単に羅列されているだけの従来の情報表示に比較し、収集された情報は非常に見やすくなり、注目すべき情報は反転表示や記号によって事務的に選別される。このため、収集情報の分析作業は容易化され、情報分析作業を伴う遊技機の調整作業の労力は軽減される。しかも、収集した情報は専門家でなくても分析し易くなり、遊技機の特性を把握し易くなる。よって、専門家でなくても、各種データを基に明日の営業に対して遊技機をどのように調整しなければならないか、判断し易くなる。
【0119】
また、管理コンピュータが、複数の期間のそれぞれおいて収集された所定の遊技情報についての所定の1機種または複数機種の遊技機 1 台当たりの平均値を求め、これらの平均値を複数の期間の間で比較表示することにより、検索時の遊技機の状態が今までの遊技機の状態と比較し、どのような状態にあるのかを分析することが出来る。このため、遊技機の状態をより的確に把握することが可能となる。
【0120】
また、管理コンピュータが、予め入力された単位時間当たり遊技機から発射される遊技機の機種毎についての遊技媒体数で遊技機から回収される回収遊技媒体数を除算して遊技機の稼働時間を算出し、予め入力された遊技機の稼働開始時間および稼働終了時間に基づいて遊技場の営業時間を算出することにより、遊技機の発射球数は機種等に応じて個別に正確に設定され、また、営業時間には従来の余分な時間が含まれなくなる。このため、稼働率は正確に算出されるようになる。
【0122】
また、管理コンピュータが、所定条件の発生に応じて遊技媒体の回収不良や補給不良を表示することにより、トラブルの発生した箇所が補給側か回収側かを識別することが出来る。このため、トラブルが生じた場合、従来の管理装置に比較してより迅速にトラブルに対処することが可能となる。
【0123】
また、遊技媒体貸出機につながる通信線路が断線した場合、その断線発生時刻および復旧時刻の履歴を管理コンピュータが表示することにより、断線によって生じたデータ誤差を把握することが出来る。このため、閉店時における各種情報の分析の際、把握されたこのデータ誤差を考慮することによってデータの収支を取ることが可能となる。
【0124】
また、上記管理コンピュータへの電源供給の履歴を表示することにより、管理コンピュータに集計される情報の不正操作を判別することが出来る。このため、管理コンピュータに供給される電源を停止させて不正操作が行われることを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による遊技機の管理装置の全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による遊技機の管理装置の情報収集端末装置(PDU,CDU)および情報中継装置(LDU)の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する情報中継装置(LDU)から情報収集端末装置(PDU,CDU)へ供給される各クロック信号を示すタイミングチャート図である。
【図4】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する情報収集端末装置(PDU,CDU)に内蔵されるデータ・クロック識別回路を示す回路図である。
【図5】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、CRTモニタやプリンタによってリアルタイムに表示される各種遊技情報を示す図である。
【図6】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、所定範囲内に収まらない情報が入力された場合に表示情報が反転表示されることを示す図である。
【図7】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、所定範囲内に収まらない情報が入力された場合にその情報が記号を付されて表示されることを示す図である。
【図8】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、特定機種の遊技台について、所定情報の1台当たりの日平均値および週平均値が表示されることを示す図である。
【図9】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、特定機種の全遊技台について、所定情報の各台のデータ,各情報毎の週平均値および月平均値等がそれぞれ表示されることを示す図である。
【図10】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、遊技機の機種毎について、各情報の1台当たり日平均値等がそれぞれ表示されることを示す図である。
【図11】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、稼働開始時間および稼働終了時間が設定されることを示す図である。
【図12】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、確率変動前の通常時と確率変動時とで区別されて遊技情報が表示されることを示す図である。
【図13】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、遊技媒体補給不良が表示されること示す図である。
【図14】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、遊技媒体貸出機の断線履歴が表示されることを示す図である。
【図15】本実施形態による遊技機の管理装置を構成する管理コンピュータにより、管理コンピュータに供給される電源の状態が表示されることを示す図である。
【図16】従来の遊技機の管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
21…パチンコ/パチスロ・データ・ユニット(PDU:情報収集端末装置)
22…カウンタ・データ・ユニット(CDU:情報収集端末装置)
23…リンク・データ・ユニット(LDU:情報中継装置)
24…メイン・シリアル・コントローラ(MSC:情報蓄積装置)
25…光ファイバ・ケーブル
26…マスタ・バス・コントローラ(MBC)
27…ローカル・コンピュータ(管理コンピュータ)
28…バス・アダプタ
29…CRTモニタ
30…プリンタ

Claims (12)

  1. 所定台数の遊技機毎に設けられ各遊技機にリアルタイムにアクセスして各遊技機の遊技情報をリアルタイムに収集する情報収集端末装置と、所定台数のこの情報収集端末装置をブロックとするブロック毎に設けられこのブロックの各情報収集端末装置に輪番でアクセスし各情報収集端末装置に収集された遊技情報をブロック毎に収集する情報中継装置と、この各情報中継装置に収集された遊技情報を収集して蓄積更新する情報蓄積装置と、この情報蓄積装置にアクセスし更新されていく遊技情報を読み込んでリアルタイムに表示する管理コンピュータとを備えて構成され、
    前記情報中継装置は、前記ブロックの各情報収集端末装置へのアクセスが一巡する毎にフレーム同期クロックを出力し、このフレーム同期クロックを基準に各情報収集端末装置へのアクセスタイミング毎にアドレス同期クロックを出力し、各情報収集端末装置とのアクセス時に所定数のビット同期クロックを出力し、
    前記情報収集端末装置は、前記アドレス同期クロックをカウントしてこのカウント数と予め設定された自身のアドレスとが一致したときに収集した遊技情報を前記ビット同期クロックに同期して前記情報中継装置へ出力し、
    前記管理コンピュータは、入力された遊技情報が予め設定された範囲に収まっているか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって前記範囲に収まらないと判別された遊技情報を反転表示する表示手段とを備えていることを特徴とする遊技機の管理装置。
  2. 所定台数の遊技機毎に設けられ各遊技機にリアルタイムにアクセスして各遊技機の遊技情報をリアルタイムに収集する情報収集端末装置と、所定台数のこの情報収集端末装置をブロックとするブロック毎に設けられこのブロックの各情報収集端末装置に輪番でアクセスし各情報収集端末装置に収集された遊技情報をブロック毎に収集する情報中継装置と、この各情報中継装置に収集された遊技情報を収集して蓄積更新する情報蓄積装置と、この情報蓄積装置にアクセスし更新されていく遊技情報を読み込んでリアルタイムに表示する管理コンピュータとを備えて構成され、
    前記情報中継装置は、前記ブロックの各情報収集端末装置へのアクセスが一巡する毎にフレーム同期クロックを出力し、このフレーム同期クロックを基準に各情報収集端末装置へのアクセスタイミング毎にアドレス同期クロックを出力し、各情報収集端末装置とのアクセス時に所定数のビット同期クロックを出力し、
    前記情報収集端末装置は、前記アドレス同期クロックをカウントしてこのカウント数と予め設定された自身のアドレスとが一致したときに収集した遊技情報を前記ビット同期クロックに同期して前記情報中継装置へ出力し、
    前記管理コンピュータは、入力された遊技情報が予め設定された範囲に収まっているか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって前記範囲に収まらないと判別された遊技情報を記号を付して表示する表示手段とを備えていることを特徴とする遊技機の管理装置。
  3. 前記管理コンピュータは、前記範囲から外れる度合いを判断し、この判断結果に応じた記号を前記範囲に収まらないと判別された前記遊技情報に付して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2記載の遊技機の管理装置。
  4. 前記管理コンピュータは、複数の期間のそれぞれにおいて収集された所定の遊技情報についての所定の1機種または複数機種の遊技機1台当たりの平均値を求め、これらの平均値を前記複数の期間の間で比較可能に表示する比較表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  5. 所定台数の遊技機毎に設けられ各遊技機にリアルタイムにアクセスして各遊技機の遊技情報をリアルタイムに収集する情報収集端末装置と、所定台数のこの情報収集端末装置をブロックとするブロック毎に設けられこのブロックの各情報収集端末装置に輪番でアクセスし各情報収集端末装置に収集された遊技情報をブロック毎に収集する情報中継装置と、この各情報中継装置に収集された遊技情報を収集して蓄積更新する情報蓄積装置と、この情報蓄積装置にアクセスし更新されていく遊技情報を読み込んでリアルタイムに表示する管理コンピュータとを備えて構成され、
    前記情報中継装置は、前記ブロックの各情報収集端末装置へのアクセスが一巡する毎にフレーム同期クロックを出力し、このフレーム同期クロックを基準に各情報収集端末装置へのアクセスタイミング毎にアドレス同期クロックを出力し、各情報収集端末装置とのアクセス時に所定数のビット同期クロックを出力し、
    前記情報収集端末装置は、前記アドレス同期クロックをカウントしてこのカウント数と予め設定された自身のアドレスとが一致したときに収集した遊技情報を前記ビット同期クロックに同期して前記情報中継装置へ出力し、
    前記管理コンピュータは、複数の期間のそれぞれにおいて収集された所定の遊技情報についての所定の1機種または複数機種の遊技機 1 台当たりの平均値を求め、これらの平均値を前記複数の期間の間で比較可能に表示する比較表示手段を備えていることを特徴とする遊技機の管理装置。
  6. 前記管理コンピュータは、前記情報蓄積装置,前記情報中継装置および前記情報収集端末装置を介して前記遊技機に指令を出力することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  7. 前記各クロックのハイレベルはロウレベルの電圧レベルよりも第1の電圧レベル分高く、前記遊技情報のハイレベルは前記第1の電圧レベルと異なる高さの第2の電圧レベル分前記ロウベルの電圧レベルよりも高いことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  8. 前記管理コンピュータは、予め入力された単位時間当たりに遊技機から発射される遊技機の機種毎についての遊技媒体数で遊技機から回収される回収遊技媒体数を除算して遊技機の稼働時間を算出する稼働時間算出手段と、予め入力された遊技機の稼働開始時間および稼働終了時間に基づいて遊技場の営業時間を算出する営業時間算出手段と、前記稼働時間算出手段が算出した稼働時間を前記営業時間算出手段が算出した営業時間で除算することによって遊技機の稼働率を算出する稼働率算出手段とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  9. 前記管理コンピュータは、遊技機への遊技媒体補給カウント信号を受信しても遊技媒体回収カウント信号を一定時間受信しない場合、または遊技機が稼働しているのに遊技媒体回収カウント信号を受信しない場合、回収不良を表示する回収不良表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  10. 前記管理コンピュータは、遊技媒体補給樋から遊技機への遊技媒体補給弁を開いても遊技媒体補給カウント信号を受信しない場合、補給不良を表示する補給不良表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  11. 前記管理コンピュータは、遊技媒体貸出機の出力する情報を伝送する通信線路が断線した場合、その断線発生時刻および復旧時刻の履歴を表示する断線履歴表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
  12. 前記管理コンピュータは、前記管理コンピュータへの電源供給の履歴を表示する電源供給履歴表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の遊技機の管理装置。
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