JP2617072B2 - パンチ金型及び金型寿命管理装置 - Google Patents

パンチ金型及び金型寿命管理装置

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JP2617072B2
JP2617072B2 JP3893A JP3893A JP2617072B2 JP 2617072 B2 JP2617072 B2 JP 2617072B2 JP 3893 A JP3893 A JP 3893A JP 3893 A JP3893 A JP 3893A JP 2617072 B2 JP2617072 B2 JP 2617072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパンチ金型及び金型寿命
管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス機で金型(パンチ金型又は
ダイ金型)を使用すると、金型、特にパンチ金型の先端
刃先部が摩耗する。パンチ金型の刃先部が摩耗すると、
図11に示すようにワークWに刃先部1が喰い込んだと
きに作用するパンチ首しめ力fが大となり、ワークW及
びパンチ刃先部1間の摩擦抵抗が大となって図12に示
す引き抜き力Fも大となり、いわゆるストリップミスを
発生する。ストリップミスは図12に示すパンチ刃先部
をストリッピングスプリングによって引き抜くのである
が、このスプリングによっては引き抜けない状態とな
り、ワークWがパンチ先端刃1と共に上方に持ち上げら
れる状態をいう。このストリップミスを生じると、金型
摩耗によって打ち抜き圧が大となり打ち抜き精度が悪化
するのみならずワークWを移動することができず、これ
を無理に移動させると、ワークW、あるいは機械を損傷
することになる。
【0003】そこで従来は、上記の如きストリップミス
を検出し、機械を自動停止させるために図13に示すよ
うなストリップミス検出装置が提案されていた。
【0004】図13において、まずパンチプレス機の構
成について示すと、上タレット2にはパンチ金型3がセ
ットされ、下タレット4には上記パンチ金型3に対応す
るダイ金型5がセットされている。パンチ金型3は、前
記パンチ刃先部(先端刃)1の上端部であるパンチヘッ
ド6と、前記上タレット2に対して昇降動作をするパン
チガイド7と、このパンチガイド7の上端部に設けられ
たフランジ8と、上タレット2及びフランジ8間に介在
されるリフタスプリング9を備えている。パンチガイド
7とパンチヘッド6との間には、リフタスプリング9よ
り強いストリッピングスプリング10が介在されてい
る。
【0005】上記構成の金型3,5に対し、両タレット
2,4間にワークWを介在させクランク軸11によって
昇降駆動されるラム12でパンチヘッド6を下降させる
と、まずリフタスプリング9が圧縮されてパンチガイド
7の下端でワークWが押えられ、次いでストリッピング
スプリング10が圧縮されてパンチ刃先部1がパンチガ
イド7の下面より突出され、ワークWを打ち抜いてダイ
金型5の孔部へ挿入される。図にはパンチヘッド6とラ
ム12を離して描いてあるが、実際には常時接触した状
態で使用する。
【0006】上記の如く構成されるパンチプレス機にお
いて、パンチヘッド6とラム12との間には、両者の導
通状態を検出しストリップミスを検出するストリップミ
ス検出回路13が設けられている。このストリップミス
検出回路13は、ストリップミスが生じた、即ちパンチ
刃先部1がパンチガイド7の下方から突出されたままと
なり、刃先部1にワークWがかじり付いた状態を、ラム
12とパンチヘッド6とが離反した状態により両者の導
通が断となったことで検出できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く構成された従来よりのストリップミス検出装置は、
ラム12及びパンチヘッド6の離反によりストリップミ
スを検出する方式であったため、ワークWがパンチ刃先
部1に完全にかじり付いた場合における重度のストリッ
プミスしか検出できず、前述の引き抜き力Fが大となっ
た状態、即ち刃先部1の切れが悪くなった状態、あるい
は軽度のストリップミス、即ちワークWの引き抜きが若
干悪くなった等の状況までは判断できなかった。また、
ストリップミスが生じたときの事後対策には有効であっ
たが、ストリップミスが生じる前に金型再研磨をする等
の事前処理には適用できなかった。
【0008】近年は、パンチプレス機において夜間の無
人運転が実行されており、ストリップミスの検出によっ
て機械を停止させると、翌朝まで加工が停止されるので
計画通りに生産が出来ないことになる。さりとて、スト
リップミスが生じないよう金型刃先をチェックすると、
このチェックは現状では人の目によるしかない。従っ
て、パンチプレス機において、ストリップミスを生ずる
ことがないよう、金型摩耗を自動的に検出できる適宜の
管理方式が望まれている。
【0009】本発明は、上記の如きストリップミスに関
連した種々の問題点に鑑みて、ストリップミスを完全に
検出するのみならず、ストリップミスが発生しないよう
金型管理ができるパンチ金型及び金型寿命管理装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのパンチ金型及
び金型寿命管理装置を構成した。
【0011】
【作用】本発明のパンチ金型及び金型寿命管理装置で
は、パンチドライバとパンチボディとを結合するボルト
(吊りボルト)に長手方向に沿った歪を検出できる歪ゲ
ージを設け、検出された歪によってストリップミスを検
出し、又、刃先の摩耗状態を示すデータを提供できる金
型寿命管理装置を構成したので、ストリップミスの検出
は勿論のことストリップミスを予防するための金型寿命
管理を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例に係るパンチ金型
及び金型寿命管理装置の概要を示す説明図である。
【0013】図1において、図13で示したと同様のパ
ンチ金型13には、その内部に設けた吊りボルト14上
に歪ゲージ15が設けられている。歪ゲージ15は、ボ
ルト14の表裏面でT字形に2個づつ(合計4個)の素
子を組合せて成り、各素子を図示しないブリッジ回路で
処理して長手方向に沿った歪量を検出できるようになっ
ている。ブリッジ回路は、ボルト14の長手方向外(横
方向及びねじり)の歪量を除外するためのものである。
【0014】前記歪ゲージ15の出力はアンプ16で増
幅され、緊急処理回路17を介して計測用コンピュータ
18に出力されている。緊急処理回路17及びコンピュ
ータ18は機械側NC装置19と接続されている。
【0015】図2は、前記パンチ金型13の詳細を示す
断面図である。図示のパンチ金型13の構成は、概ね図
13に示したものと同様であるので、対応する部材には
同一の参照符号を付してその説明を省略する。図には、
パンチガイド7内で上下に昇降自在とされるパンチボデ
ィ20が設けられ、その先端に先端刃1が形成されてい
る。パンチガイド7の底面にはパンチ先端刃1の通過孔
を備えたストリッパプレート21が設けられている。パ
ンチボディ20は、パンチヘッド6と接続されたパンチ
ドライバ22によって昇降駆動されるようになってい
る。パンチドライバ22には上部がボルト頭部を挿通可
能とされ下部がボルトねじ部を挿通可能とされた2段孔
より成るボルト挿通孔23a,23bが設けられ、パン
チボディ20の頭部にはタップ孔が設けられ、前記ボル
ト挿通孔23aに挿通されたボルト14のねじ部をパン
チボディ20のタップ孔に螺合することによってパンチ
ボディ20がパンチドライバ22に対して固定されてい
る。従って、パンチボディ20と、ボルト挿通孔23
a,23b中の段部23cとの間には、ボルト14の螺
合によって一定の圧縮力が加わっており、ボルト14に
はそれに見合った一定の張力が加わっている。前記歪ゲ
ージ15は、この均衡状態で、ボルト14の長手方向に
沿った歪がゼロとなるよう調節されている。従って、図
の状態においてストリッピングスプリング10が圧縮さ
れ、パンチ先端刃1がストリッパプレート21より突き
出された状態でワークW(図13参照)との間にかじり
が生じ、ラム12がパンチヘッド6から離れると、ボル
ト14にストリッピングスプリング10のばね力に見合
った力(引き抜き力)が加わり、その分ボルト14に離
反力(張力)が加わり、歪ゲージ15から歪量に相当す
る信号が出力される。
【0016】図3は、図1に示す各機器の詳細を示すブ
ロック図である。緊急処理回路17は、アンプ16が出
力するアナログ信号をディジタル化するA/D変換器2
4と、同じくアナログ信号をプラス(+)端子に入力し
基準値との比較処理をする比較器25とが設けられてい
る。比較器25は、計測用コンピュータ18からの指令
信号26を入力し、マイナス(−)端子に基準値Fiを
与えるようになっている。iは金型番号を示す。比較器
25は、歪量の入力値Fが基準値Fiを超えたとき、N
C装置19に緊急停止信号27を出力する。緊急停止信
号27をアナログ処理により出力するのは、ディジダル
処理による時間遅れを防止するためである。
【0017】計測用コンピュータ18は、アナクロディ
ジダル変換器24が出力するディジダル信号を入力し、
後で詳細に示す計測処理や統計処理を行って、これを適
宜表示し、あるいはNC装置19に提供するものであ
る。NC装置19へのデータ入出力のためにシリアルイ
ンタフェイス28が設けられている。
【0018】NC装置19は、一般的なNC装置と異な
るところがない。即ち、本例のNC装置はバス29に、
CPU30、ROM31、RAM32、Di(ディジダ
ルインプット)33、Do(ディジダルアウトプット)
34、SIO(シリアルインタフェイス)35,36、
PIO(パラレルインタフェイス)37、双方向RAM
38等を接続して成る。Di33は各種センサ信号を入
力するためのもので、前記緊急停止信号27もこれに入
力されるようになっている。Do34は、各機器に動作
指令信号を出力するためのものである。SIO35,3
6はシリアルデータを入力するためのものである。前記
計測用コンピュータ18側のSIO28は、NC装置1
9側のSIO36と接続されている。双方向RAM38
は、機械のサーボ系39に接続される。
【0019】NC装置19の一般的動作を説明すると、
例えばタレットパンチプレスにおいて、タレットの回転
と、ラムの昇降と、ワークの平面移動とを監視、制御
し、加工位置を定めてワークを移動し、ラムを下降させ
順次の穴明け加工を行うというものである。NC装置1
9は、SIO36を介して計測用コンピュータ18とデ
ータ通信できる。
【0020】図4及び図5は、歪ゲージ15が検出した
ボルト14の歪データを示す。図4は正常時、即ちパン
チ刃先が問題ないときのデータである。図5は、異常
時、即ちストリップミスが生じたときのデータを示す。
横軸は時間[sec]、縦軸は引張力[kgf]を表
す。図4に示すように、正常時はパンチ先端刃1の引抜
き時に僅かな引張力が表れる。図5に示すように異常時
は、大きな値(最大値はストリッピングスプリング10
のばね力で定まる)が表れ、かつこれが長時間(0.1
〜0.4秒)維持される。
【0021】以上の構成において、緊急処理回路17
は、ストリップミスを高速に検出し、NC装置19に知
らせ、機械を緊急停止させることができる。この場合、
まずNC装置19は、現在使用金型iに応じて計測用コ
ンピュータ18に、計測指示を出す。計測用コンピュー
タ18は、この指示に従って比較器25の基準値Fiを
定める。比較器25は、検出値Fが基準値Fiを超える
とき、NC装置19のDi33に対して緊急停止信号2
7を出力することができる。例えば、図5において、金
型iに対し、1500kgfを基準値Fiに設定する
と、検出値1600kgfに対して緊急停止信号27が
出力されるが如くである。この緊急停止信号27が出力
されるタイミングは、パンチ先端刃1が上昇を開始し、
ストリップミスが生じかけたときであるので、NC装置
19は、この時点で機械を非常停止させることができ
る。従って、ラム12が上昇した時点(または上昇途
中)で、かつワークWを移動させない状態で機械停止さ
せることができ、金型、ワークWあるいは機械を損傷さ
せることがない。
【0022】図6は、計測用コンピュータ18における
ストリップミスの検出方式を示すフローチャートであ
る。本処理は、NC装置19から、使用金型iについて
の検出指令に基いて作動される。
【0023】図6において、ステップ601では、1回
のパンチング毎に引抜力Fが異常値F1(図5参照)を
超えてのちの継続時間Tを計測する。ステップ602で
は、この時間Tを設定時間T1と比較し、計測時間Tが
設定値T1より大きい、即ちT>T1のときステップ6
03へ移行して、この状態をNC装置19へ報告する。
この状態は、引抜力Fが異常値F1に達し、かつそれが
長時間継続した、即ちストリップミスが生じたことを示
すので、NC装置19はこの状態を認識し、機械を一時
停止し、アラーム表示する。これにより、ストリップミ
スによる金型、ワーク、あるいは機械の破損を防止する
ことができる。引抜力の基準値F1は、図3に示す比較
器25の基準値Fiより10〜20%小さ目に設定する
のが好ましい。即ち、図6の処理は、小さ目の値F1、
T1(0.1〜0.2秒)を設定することにより、スト
リップミスが発生するや否や、言い換えれば、ストリッ
プミスをできるだけ早く発見することができる。
【0024】図7は、計測用コンピュータ17の金型管
理方式を示すフローチャートである。ステップ701で
金型毎の各パンチングに関する引抜力Fi及び継続時間
Tiによる計測値を入力し、ステップ702で金型毎に
管理して記憶し、ステップ703で平均値を出すなど適
宜数値処理をし、ステップ704で所要のデータを記憶
する。所要のデータとは、異常値のみの記憶、あるいは
新規データのみの記憶等を示す。ステップ705ではN
C装置への報知必要性を判断し、報知が必要なときのみ
ステップ706で報知する。報知が必要なときとは、例
えば異常データが3回続けて発生した、あるいは特別な
異常値が発生した場合等である。NC装置への報知は、
一般に機械の一時停止を意味するので、それ以外は報知
せず、データの記憶のみを行う。
【0025】図8は、計測用コンピュータ17の他の金
型管理方式を示すフローチャートである。ステップ80
1では、処理に先立ちカウンタN,Mをクリアする。カ
ウンタNは、引抜力Fについての積算回数を示すカウン
タ、カウンタMは、継続時間Tの超過回数を示すカウン
タである。
【0026】ステップ802では、引抜力及び継続時間
についての計測値F,Tを入力する。ステップ803,
804では、各々の計測値F,Tを各々の基準値F2,
T2と比較する。ここでの基準値F2,T2は、ストリ
ップミスを未然に防止することを目的としているので、
図6で示した基準値に対し、より小さな値とされている
(T2<T1,F2<F1)。
【0027】ステップ803,804で計測値F,Tが
基準値F2,T2を超えたと各々判断された場合には、
各々ステップ805,806へ移行し、カウンタM又は
Nを1だけカウントアップする。次いでステップ80
7,808では各カウンタM,Nの値を設定値Mo,N
o(例えば3)と比較し、カウント値M,Nが設定値M
o又はNoと等しくなったとき、そろそろストリップミ
スが発生しそうであるとしてNC装置19の表示装置に
対し異常データの報知を行う。NC装置19の表示装置
には金型アラームが表示される。この状態では必ずしも
機械を停止させる必要はない。
【0028】図9は計測用コンピュータ18の表示装置
へのデータ表示例を示す説明図である。このデータはオ
ペレータの操作に基いて表示される。データは、例え
ば、金型番号(T201,T202…)に対し、直近3
個のデータ(Fi,Ti)の平均値が示される。異常値
については色付け、又は反転表示等により他に区別して
示すと良い。オペレータは、この表示を参照して金型研
磨時期を定めることができる。
【0029】図10は、図8のステップ809で示した
異常データのアラーム内容を示すものである。金型iに
つき、直近3回のデータF(1),T(1),…が表示
されている。NCオペレータは、この表示を参照して機
械停止の必要性や金型交換時期を定めることができる。
【0030】以上の通り、本実施例によれば、パンチボ
ディ20とパンチドライバ22との間に設けたボルト1
4に加わる歪(引抜力F)に着目して、上記の如き処理
を行うことによりストリップミスの発見は勿論のこと、
金型寿命の管理を行うことができる。上記例では、パン
チ金型の摩耗について示したが、ダイ金型の摩耗であっ
ても同様に検出できる。
【0031】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、適宜の設計的変更を行うことにより、適宜態様で
実施し得るものである。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りのパンチ金型及び金型寿命管理装置であるの
で、ストリップミスの検出は勿論のことストリップミス
を予防するための金型寿命管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパンチ金型及び金型寿
命管理装置の概要を示す説明図。
【図2】実施例に用いるパンチ金型の詳細を示す断面
図。
【図3】図1に示す各機器の詳細を示すブロック図。
【図4】歪ゲージの検出データ(正常時)の説明図。
【図5】歪ゲージの検出データ(異常時)の説明図。
【図6】ストリップミスの検出方式を示すフローチャー
ト。
【図7】金型管理方式を示すフローチャート。
【図8】他の金型管理方式を示すフローチャート。
【図9】データ表示方式を示す説明図。
【図10】他のデータ表示方式を示す説明図。
【図11】ワークに対するパンチ作用状態を示す斜視
図。
【図12】ワークに対するパンチ作用状態を示す断面
図。
【図13】従来のストリップミス検出方式を示す説明
図。
【符号の説明】
1 パンチ刃先部 14 ボルト(吊りボルト) 15 歪ゲージ 17 緊急処理回路 18 計測用コンピュータ 20 パンチボディ 22 パンチドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23Q 3/155 B23Q 3/155 E

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチガイド内で案内されるパンチボデ
    ィと、前記パンチボディを前記パンチガイド内で駆動す
    るパンチドライバと、前記パンチドライバに対し前記パ
    ンチボディを固定するために前記パンチドライバに設け
    たボルト挿通孔を介して前記パンチボディに螺合される
    ボルトと、前記パンチガイドと前記パンチヘッドとの間
    に設けられたストリッピングスプリングと、前記ボルト
    に設けられ前記パンチガイドに対する前記パンチボディ
    の離反力を前記ボルト上の長手方向に沿った歪量で検出
    する歪ゲージと、を備えたことを特徴とするパンチ金
    型。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の歪ゲージと、前記歪ゲ
    ージの検出量を金型動作中に検出し続ける歪量検出手段
    と、前記歪量検出手段の検出状態を監視し、歪量が予め
    設定した基準値を超えること又は及び該歪量が予め設定
    した基準時間を超えて長時間発生し続けていることでス
    トリップミスを判定し機械の自動停止を含めたアラーム
    処理をするストリップミス検出手段と、を備えたことを
    特徴とする金型寿命管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の歪ゲージと、前記歪ゲ
    ージの検出量を金型動作中に検出し続ける歪量検出手段
    と、前記歪量検出手段の検出内容を金型毎及び1回のパ
    ンチング単位で記憶する歪量記憶手段と、前記歪量記憶
    手段の記憶内容を監視し、現在使用金型の歪量発生状態
    が金型寿命を判定するため予め設定した状態を超えたこ
    とで金型寿命を判定し表示装置への報知を含めたアラー
    ム処理をする金型寿命管理手段と、を備えたことを特徴
    とする金型寿命管理装置。
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