JPH05212455A - プレス金型の寿命検出方法および装置 - Google Patents

プレス金型の寿命検出方法および装置

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JPH05212455A
JPH05212455A JP1765192A JP1765192A JPH05212455A JP H05212455 A JPH05212455 A JP H05212455A JP 1765192 A JP1765192 A JP 1765192A JP 1765192 A JP1765192 A JP 1765192A JP H05212455 A JPH05212455 A JP H05212455A
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JP
Japan
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die
detecting
mold
punching
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP1765192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Komata
均 小俣
Satonari Fujita
織也 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP1765192A priority Critical patent/JPH05212455A/ja
Publication of JPH05212455A publication Critical patent/JPH05212455A/ja
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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工中の荷重の検出が容易で、ストリップミ
スが防止され、金型の刃先の損傷が検出され、金型の再
研磨時期の予測が可能で、しかもその構成が簡単で、そ
の判別が確実であることを目的とする。 【構成】 プレス加工機における金型による打抜き時の
最大荷重を検出および突っ込み力を検出する荷重検出セ
ンサと、この荷重検出センサの検出信号が入力され被加
工材の材質、板厚、金型の形状、打抜き方式に基づき前
記最大荷重から前記金型の再研磨時期の予測および前記
金型の刃先損傷を判別し、かつ前記金型の突込み力を検
出してストリップミスの予防および防止を判定する演算
処理装置とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工機におい
て、プレス加工中の荷重を検出してプレス金型の寿命を
判別するプレス金型の寿命検出方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス加工機、例えばタレットパ
ンチプレスにおいて、プレス加工中に打抜きが終了して
もワークが金型の刃先から抜けなくなるストリップミス
の発生を検出するために、ストリップミス検出センサが
使用されていた。また、金型の刃先の溶着が生じると、
打抜き製品の精度が悪化するからその防止が考慮されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストリップ
ミスが発生して始めて検出できるために、ストリップミ
スの発生が何時になるか予測することが困難であった。
そのために、夜間の無人運転等ではアラームによる運転
停止する外には、対応の方法がなかった。
【0004】また、金型の刃先の溶着は、製品の断面お
よび刃先の目視による定期的な確認が必要であった。な
お、金型の再研磨の時期の予測、刃先損傷の程度を検出
しなければならなかった。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、加工中
の荷重の検出が容易で、ストリップミスが防止され、金
型の刃先の損傷が検出され、金型の再研磨時期の予測が
可能で、その構成が簡単で、その判別が確実なプレス金
型の寿命検出方法および装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プレス加工機における金型による打抜き
時の最大荷重を検出して前記金型の再研磨時期の予測お
よび前記金型の刃先損傷を判別し、かつ前記金型の突込
み力を検出してストリップミスの予防および防止を判定
することを特徴とするプレス金型の寿命検出方法であ
る。
【0007】また、本発明は、プレス加工機における金
型による打抜き時の最大荷重を検出および突っ込み力を
検出する打抜き荷重検出センサと、この打抜き荷重検出
センサの検出信号が入力され被加工材の材質、板厚、金
型の形状、打抜き方式に基づき前記最大荷重から前記金
型の再研磨時期の予測および前記金型の刃先損傷を判別
し、かつ前記金型の突込み力を検出してストリップミス
の予防および防止を判定する演算処理装置とを備えるこ
とを特徴とするプレス金型の寿命検出装置である。
【0008】
【作用】本発明のプレス金型の寿命検出方法および装置
を採用することにより、プレス加工機における金型によ
る打抜き時の最大荷重を検出して金型の再研磨時期の予
測および前記金型の刃先損傷を判別し、かつ金型の突込
み力を検出してストリップミスの予防および防止を判定
することによって、加工中の荷重の検出が容易で、スト
リップミスが防止され、金型の刃先の損傷が検出され、
金型の再研磨時期の予測が可能で、その構成が簡単で、
その判別が確実である。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図において金型寿命検出装置1は、タレッ
トパンチプレスのストライカ部2に設けられた打抜き荷
重検出センサ、本実施例ではロードセル3と、このロー
ドセル3の検出信号を増幅するストレインアンプ(動歪
みアンプ)5と、このストレインアンプ5の出力(抜き
荷重信号)が入力される演算処理装置(CPU)7およ
び数値制御装置(NC装置)9とから構成されている。
【0010】演算処理装置7は、NC装置9から各種の
情報として例えば板厚、材質、パンチ形状、しぼり、抜
きまたはニブリング等の抜き方式が加工パラメータとし
て入力され、最大荷重とパンチ突っ込み力との大きさを
データベースとして、演算処理してNC装置9への刃先
損傷、溶着、再研磨等のアラームを発信するものであ
る。
【0011】図2は打抜き加工をする時の荷重波形図を
示す。図において打抜き加工をする時、ストライカ部2
に作用する荷重変化を示すもので、a点はパンチ突っ込
み力で、b点は最大荷重で、c点は材料の破断点であ
る。
【0012】この荷重波形は、加工パラメータである被
加工材の材質、板厚、パンチ形状、しぼり、抜き、ニブ
リング等の抜き方式の違いにより変化を生じる。このた
めに、金型使用初期の各加工パラメータにおける最大荷
重と、パンチ突っ込み力との大きさデータベースとして
記憶される。
【0013】なお、図3に示すようにパンチ押し込み力
Pとは、材料の破断の後、パンチ11がストローク下死
点まで、材料Wの中に突っ込まれた時に、パンチ11に
作用する垂直方向の圧縮力である。また、Fはこのとき
の側方力で、突っ込み力μFはパンチ押し込み力Pの反
力である。
【0014】このような荷重波形において、パンチ11
に溶着が生じると、パンチ突っ込み力a点が大きくな
り、パンチ11のストリップスプリング(図示省略)の
力より大きくなると、打抜きが終了してもパンチ11が
ワークWから抜けないストリップミスが発生する。
【0015】また、最大荷重b点が徐々に大きくなり、
断面精度が悪化する時が金型の再研磨の時期である。な
お、最大荷重が急に大きくなる時が、ピッチングまたは
金型のかじりの発生する金型の刃先の損傷が検出され
る。
【0016】図4は金型寿命検出装置の動作フローシー
トを示す。図においてA。はデータベースでの突っ込み
力、Aは実測値での突っ込み力、B。はデータベースで
の最大荷重、Bは実測値での最大荷重、k1 は溶着判断
定数(k1 >1)、k2 は再研磨判断定数(k2 >
1)、k3 は金型損傷判断定数(k3 >k2 )とする。
【0017】ステップ1(s1 )では、パンチプレスの
NC装置9より加工パラメータを入力待ちする。ステッ
プ2(s2 ) では、データベースより突っ込み力A。、
最大荷重値B。を決定する。ステップ3(s3 )では打
抜き時ロードセル3で突っ込み値Aおよび最大荷重Bを
測定する。
【0018】次に、ステップ4(s4 )では、演算処理
装置7においてA/A。>k1 を演算して、YES で「金
型溶着発生」のコメントをNC装置9へ出力し、Noでス
テップ5(s5)に移り、B/B。>k2 を演算して、YE
S で「金型再研磨」のコメントをNC装置9へ出力す
る。Noでステップ6(s6 )に移り、B/B。>k3 を
演算して、YES で「金型損傷発生」のアラームをNC装
置9へ出力しパンチプレスを停止させ、Noでステップ1
(s1 ) に戻り、この動作を繰り返すものである。
【0019】図5は本発明の他の実施例の概要説明図を
示す。図において汎用プレスにおける一方向へ回転する
クランクアーム13に連結されるコンロッド15を経
て、ラム17が上下動自在に設けられている。この上下
動部分にロードセル3を装着することにより、図1のタ
レットパンチプレスと同様に汎用プレスの金型の寿命を
検出することが可能である。
【0020】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能で、例えば荷重の
検出としてロードセル3の代りにストライカ部2に歪み
ゲージを貼り付けてもよい。また、ビプロス等の油圧プ
レスの場合には、ロードセル3の代りに油圧センサで荷
重に変換してもよい。
【0021】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明の金型寿命検出方法および装置は、プレス加工機に
おける打抜き時の最大荷重を検出して金型の再研磨時期
の予測および前記金型の刃先損傷を判別し、かつ突込み
力を検出してストリップミスの予防および防止を判定す
ることによって、従来技術の問題点が有効に解決され、
加工中の荷重の検出が容易で、ストリップミスが防止さ
れ、金型の刃先の損傷が検出され、金型の再研磨時期の
予測が可能で、しかもその構成が簡単で、その判別が確
実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】打抜き加工をする時の荷重波形図である。
【図3】パンチを材料に押し込み時の力の発生状態図で
ある。
【図4】金型寿命検出装置の動作フローシートである。
【図5】本発明の他の実施例の概要説明図である。
【符号の説明】
1 金型寿命検出装置 3 ロードセル 5 ストレスアンプ 7 演算処理装置 9 NC装置 11 パンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/20 F 7218−5L // B21D 28/36 B 7425−4E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス加工機における金型による打抜き
    時の最大荷重を検出して前記金型の再研磨時期の予測お
    よび前記金型の刃先損傷を判別し、かつ前記金型の突込
    み力を検出してストリップミスの予防および防止を判定
    することを特徴とするプレス金型の寿命検出方法。
  2. 【請求項2】 プレス加工機における金型による打抜き
    時の最大荷重を検出および突っ込み力を検出する荷重検
    出センサと、この荷重検出センサの検出信号が入力され
    被加工材の材質、板厚、金型の形状、打抜き方式に基づ
    き前記最大荷重から前記金型の再研磨時期の予測および
    前記金型の刃先損傷を判別し、かつ前記金型の突込み力
    を検出してストリップミスの予防および防止を判定する
    演算処理装置とを備えることを特徴とするプレス金型の
    寿命検出装置。
JP1765192A 1992-02-03 1992-02-03 プレス金型の寿命検出方法および装置 Pending JPH05212455A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260113A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nec Corp せん断加工用金型の不良検知装置およびこれを備えたせん断加工装置ならびにせん断加工用金型の不良検知方法
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WO2023171001A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 プレス加工装置

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