JP2020082084A - パンチプレス及びパンチの破損検出方法 - Google Patents

パンチプレス及びパンチの破損検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】板金の加工中に小径のパンチの破損を的確に検出することができるパンチプレスを提供する。【解決手段】プレス軸モータ5は、パンチPを上下動させるためのラム4を上下動させる。プレス軸アンプ30は、プレス軸モータ5を駆動するための電流をプレス軸モータ5に供給する。制御装置(NC装置20)は、パンチPとダイDとによる板金(ワークW)の加工を制御する。プレス軸アンプ30は、プレス軸モータ5に供給する電流の離散的な電流値である離散電流値を記憶する記憶部と、離散電流値を積算して電流積算値を生成する積算部とを有する。制御装置の破損有無判定部は、パンチPが所定の直径以下である小径のパンチであるとき、電流積算値と基準電流積算値とを比較し、電流積算値が所定の差を超えて基準電流積算値より大きければ、パンチPが破損していると判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、パンチプレス及びパンチの破損検出方法に関する。
一対の金型であるパンチとダイとで板金を打ち抜いて所定の形状の製品を製作するパンチプレスが普及している。パンチプレスは、モータによって上下動するラムを備える。ラムはストライカによってパンチを押し下げ、パンチとダイとで挟まれた板金をパンチが有する刃によって打ち抜く。
特開2011−147954号公報
パンチプレスによる板金の加工中に金型が破損することがある。特に、小径のパンチは、内部に収納されている刃を押し出す機構が破損しやすい。板金の加工中にパンチの破損を的確に検出することができるパンチプレス及びパンチの破損検出方法が求められる。
本発明は、板金の加工中に小径のパンチの破損を的確に検出することができるパンチプレス及びパンチの破損検出方法を提供することを目的とする。
本発明は、パンチを上下動させるためのラムを上下動させるプレス軸モータと、前記プレス軸モータを駆動するための電流を前記プレス軸モータに供給するプレス軸アンプと、前記パンチとダイとによる板金の加工を制御する制御装置とを備え、前記プレス軸アンプは、前記プレス軸モータに供給する電流の離散的な電流値である離散電流値を記憶する第1の記憶部と、前記離散電流値を積算して電流積算値を生成する積算部とを有し、前記制御装置は、前記パンチが所定の直径以下である小径のパンチであるとき、前記電流積算値と基準電流積算値とを比較し、前記電流積算値が所定の差を超えて前記基準電流積算値より大きければ、前記パンチが破損していると判定する破損有無判定部を有するパンチプレスを提供する。
本発明は、プレス軸アンプが、パンチを上下動させるためのラムを上下動させるプレス軸モータを駆動するための電流を前記プレス軸モータに供給し、前記プレス軸モータに供給する電流の離散的な電流値である離散電流値を第1の記憶部に記憶し、積算部が、第1の記憶部に記憶された前記離散電流値を積算して電流積算値を生成し、前記パンチが所定の直径以下である小径のパンチであるとき、前記パンチとダイとによる板金の加工を制御する制御装置が、前記電流積算値と基準電流積算値とを比較し、前記電流積算値が所定の差を超えて前記基準電流積算値より大きければ、前記パンチが破損していると判定するパンチの破損検出方法を提供する。
本発明のパンチプレス及びパンチの破損検出方法によれば、板金の加工中に小径のパンチの破損を的確に検出することができる。
一実施形態のパンチプレスの全体的な構成例を示す図である。 一実施形態のパンチプレスの部分的な詳細構成を示すブロック図である。 図1及び図2に示すNC装置20及びプレス軸アンプ30の動作を説明するための図である。 図1及び図2において、ラム4の上下動に対応して変化する、プレス軸アンプ30がプレス軸モータ5に供給する電流I30の波形を示す波形図である。 ワークWを加工しない状態の電流I30の波形を示す波形図である。 ワークWを小径のパンチPで加工するときの電流I30の波形を示す波形図である。 ワークWを大径のパンチPで加工するときの電流I30の波形を示す波形図である。 小径のパンチPが破損していない正常時の離散電流値DI30を示す波形図である。 小径のパンチPが破損している状態の離散電流値DI30を示す波形図である。 中程度の径のパンチPが破損していない正常時の離散電流値DI30を示す波形図である。 大径のパンチPが破損していない正常時の離散電流値DI30を示す波形図である。 一実施形態のパンチプレスの動作、及び一実施形態のパンチの破損検出方法を示すフローチャートである。
以下、一実施形態のパンチプレス及びパンチの破損検出方法について、添付図面を参照して説明する。図1に示す一実施形態のパンチプレスは、パンチプレスの一例であるタレットパンチプレスである。
図1において、タレットパンチプレス100はフレーム1を備える。フレーム1は、上下動自在であって回転自在に設けられた上部タレット2と、回転自在に設けられた下部タレット3とを備える。上部タレット2には、種類の異なる複数のパンチPが着脱自在に装着されている。下部タレット3には、種類の異なる複数のダイDが着脱自在に装着されている。よって、上部タレット2及び下部タレット3にそれぞれ装着されているパンチP及びダイDは交換可能である。
フレーム1には、上部タレット2の上方に、プレス軸モータ5(以下、モータ5と略記する)によって上下動自在のラム4が設けられている。ラム4の上下動によってストライカ6も上下動する。ストライカ6が上下動する位置が、加工対象の板金であるワークWを打ち抜く加工位置である。ラム4及びストライカ6が下降してパンチPを押し下げると、パンチPとダイDとで挟まれたワークWが、パンチPが有する刃によって打ち抜かれる。
タレットパンチプレス100は、ワークWをワークWの面に沿った方向であるX軸方向またはY軸方向の所定の位置に移動させて位置決めするためのワーク位置決め機構11を備える。ワーク位置決め機構11は、ワークWをY軸方向に移動させるキャリッジベース12と、ワークWをクランプするクランパ14を有し、ワークWをX軸方向に移動させるキャリッジ13とを備える。ワーク位置決め機構11は、ワークWの打ち抜かれる部分を加工位置に位置決めする。
NC装置20は、タレットパンチプレス100によるワークWの加工を制御する。NC装置20は、タレットパンチプレス100を制御する制御装置の一例である。NC装置20には、プレス軸アンプ30と表示部40とが接続されている。プレス軸アンプ30は、モータ5と接続されている。タレットパンチプレス100がワークWを加工する際の、NC装置20、プレス軸アンプ30、及びモータ5の動作の詳細については後に詳述する。
タレットパンチプレス100は、次のようにしてワークWを加工して所定の製品を製作する。NC装置20は、ワークWを加工プログラムで指定された所定の形状で打ち抜くためのパンチP及びダイDをストライカ6が位置する加工位置へと位置させるように、上部タレット2及び下部タレット3を回転させる。また、NC装置20は、ワークWの面内の加工プログラムで指定された位置でワークWを打ち抜くために、ワーク位置決め機構11を制御して、ワークWをX軸方向またはY軸方向に移動させて位置決めする。
図2に示すように、NC装置20は、記憶部201(第2の記憶部)、破損有無判定部202、表示制御部203を有する。記憶部201は、NC装置20の外部に設けられていてもよい。プレス軸アンプ30は、記憶部301(第1の記憶部)と積算部302とを有する。NC装置20がワークWを加工するようタレットパンチプレス100を制御するとき、NC装置20は、図3の(a)に示す駆動指令C20をプレス軸アンプ30に供給する。駆動指令C20を受けたプレス軸アンプ30は、モータ5を駆動するための電流I30をモータ5に供給する。上記のように、モータ5はラム4(ストライカ6)を上下動させる。
図4の(a)はモータ5がラム4を上下動させるときのラム4の位置を示し、図4の(b)はプレス軸アンプ30がモータ5に供給する電流I30の波形を示している。電流I30の波形にL1で示す期間は、ラム4が下向きに加速する際に生じる負荷の期間を示す。L2で示す期間は、ラム4が下向きから上向きに向きを変更する際に生じる負荷の期間を示す。L3で示す期間は、上向きで移動するラム4が減速する際に生じる負荷の期間を示す。プレス軸アンプ30がモータ5に供給する電流I30が図3の(b)に示すような波形となるのは、図4に示すラム4が移動する向き及び加減速に起因する負荷の変動による。
プレス軸アンプ30内の記憶部301は、電流I30の離散的な電流値である図3の(c)に示す離散電流値DI30を記憶する。
モータ5は、図3の(d)に示すフィードバック信号F5をプレス軸アンプ30に供給する。フィードバック信号F5はパルス値で表される。プレス軸アンプ30は、フィードバック信号F5を受けた後、図3の(e)に示す完了指令C30をNC装置20に供給する。以上のように、NC装置20が駆動指令C20を発し、完了指令C30を受けると、1回のワークWの加工が完了する。
図5Aは、ワークWを加工せず、パンチPを上下動させたときの電流I30の波形を示している。このときパンチPにかかる負荷は0トンである。図5Bは、小径のパンチPの一例として直径2.37cmのパンチPでワークWを加工したときの電流I30の波形を示している。このときパンチPにかかる負荷(即ち、ワークWの打ち抜き負荷)は0.626トンである。図5Cは、大径のパンチPの一例として直径20cmのパンチPでワークWを加工したときの電流I30の波形を示している。このときパンチPにかかる負荷は5.276トンである。図5A〜図5Cにおいては、矢印線にてパンチPの上下方向の位置の変化を併せて示している。
図5Bに一点鎖線の矩形で囲んで示すように、小径のパンチPを用いてワークWを加工するとき、ラム4(パンチP)が下向きから上向きに向きを変更する上述した期間L1と期間L2との境界においてモータ5の負荷が極端に小さくなって電流値が大幅に小さくなる。一方、図5Cに一点鎖線の矩形で囲んで示すように、大径のパンチPを用いてワークWを加工するときには、期間L1と期間L2との境界においてモータ5の負荷は図5Bの場合ほど小さくならず、電流値は図5Bの場合ほど小さくならない。
図5Bに示す電流I30を離散電流値DI30で表すと、図6Aに示すようになる。小径のパンチPが破損していない正常時、期間L1と期間L2との境界部分に相当する破線の楕円で囲んだ部分の離散電流値は小さい。これは、ワークWを打ち抜くときのせん断のエネルギがパンチPの減速に反映してモータ5の負荷が小さくなるためである。
図6Bは、小径のパンチPが破損している状態の離散電流値DI30を示している。
破損時の離散電流値DI30においては、期間L1と期間L2との境界部分に相当する破線の楕円で囲んだ部分の離散電流値は図6Aと比較して大幅に大きくなる。これは、ワークWを打ち抜くことができないためせん断のエネルギが発生せず、モータ5が減速を必要として負荷が発生するためである。
図7Aは、中程度の径(中径)のパンチPの一例として直径10cmのパンチPでワークWを加工したときの離散電流値DI30を示している。中径のパンチPを用いてワークWを加工する場合には、ワークWを打ち抜くときのせん断の負荷がある程度必要とたるため、モータ5の負荷が大きくなる。よって、破線の楕円で囲んだ部分の離散電流値は図6Aのように小さくならない。
図7Bは、大径のパンチPの一例として直径20cmのパンチPでワークWを加工したときの離散電流値DI30を示している。大径のパンチPを用いてワークWを加工する場合には、ワークWを打ち抜くときのせん断の負荷が大きいため、モータ5の負荷がさらに大きくなる。よって、破線の楕円で囲んだ部分の離散電流値は図7Aよりも大きくなる。
以上のように、本発明者による検証によって、小径のパンチPを用いてワークWを加工する場合には、期間L1と期間L2との境界部分に相当する離散電流値が小さいか否かによって、パンチPが破損していないか破損しているかを検出することができることが明らかとなった。少なくとも、直径2.37cm以下または負荷0.626トン以下のパンチPを用いる場合に、離散電流値に基づいてパンチPの破損の有無を検出することができる。
具体的には、NC装置20は、次のようにして小径のパンチPの破損の有無を検出する。図2において、プレス軸アンプ30内の積算部302は、離散電流値DI30を積算して電流積算値DI30iを生成して、NC装置20内の破損有無判定部202に供給する。図6Aまたは図6Bにおいて、左端部から右端部までの離散電流値の任意の位置をi、左端部の離散電流値の位置を0、右端部の離散電流値の位置をNとすれば、積算部302は、各離散電流値ΔIiをi=0からi=Nまで積分すればよい。
NC装置20内の記憶部201には、ワークWの板厚及び材質とパンチPの種類との組み合わせごとに、パンチPが破損していない状態の離散電流値DI30を積算した複数の基準電流積算値が記憶されている。破損有無判定部202は、複数の基準電流積算値のうち、ワークWの板厚及び材質とパンチPの種類との組み合わせに対応した基準電流積算値を記憶部201より読み出す。
破損有無判定部202は、電流積算値DI30iと読み出した基準電流積算値とを比較する。破損有無判定部202は、電流積算値DI30iが基準電流積算値より小さければ、または、電流積算値DI30iが基準電流積算値より大きくても所定の差以内であれば、離散電流値DI30が図6Aのような状態であって、パンチPは破損していないと判定する。所定の差とは離散電流値DI30のばらつきを考慮した誤差である。破損有無判定部202は、電流積算値DI30iが所定の差を超えて基準電流積算値より大きければ、離散電流値DI30が図6Bのような状態であって、パンチPが破損していると判定する。
図6Aまたは図6Bに示す離散電流値DI30の瞬時値で、期間L1と期間L2との境界部分に相当する離散電流値が小さいか否かを判定することは容易ではない。破損有無判定部202は、電流積算値DI30iを基準電流積算値と比較することによって、期間L1と期間L2との境界部分に相当する離散電流値が小さいか否かを判定して、パンチPの破損の有無を検出することができる。
図2において、破損有無判定部202が、パンチPが破損していると判定したとき、表示制御部203はパンチPが破損している旨の警告情報を表示部40に表示するよう制御する。警告情報は文章または図形でよい。図2では図示していないが、音声情報によってパンチPの破損を警告してもよい。NC装置20がパンチPの破損を検出したとき、NC装置20は、タレットパンチプレス100によるワークWの加工の動作を停止させることが好ましい。
図8に示すフローチャートを用いて、タレットパンチプレス100の動作であり、タレットパンチプレス100で実行されるパンチPの破損検出方法を改めて説明する。図8において、NC装置20は、ワークWを加工するよう動作を開始させると、ステップS1にて、ワークWを加工するための加工プログラムが終了したか否かを判定する。加工プログラムが終了していれば(YES)、NC装置20は処理を終了させる。
ステップS1にて加工プログラムが終了していなければ(NO)、NC装置20は、ステップS2にて、金型(パンチP及びダイD)が選択されたか否かを判定する。金型が選択されていなければ(NO)、NC装置20は処理をステップS1に戻す。金型が選択されていれば(YES)、NC装置20は、ステップS3にて、記憶部201より、ワークWの板厚、材質、選択された金型(パンチP)に対応した基準電流積算値を読み出す。
続けて、NC装置20は、ステップS4にて、選択された金型によるワークWの加工が終了したか否かを判定する。ワークWの加工が終了していれば(YES)、NC装置20は処理をステップS1に戻す。ワークWの加工が終了していなければ(NO)、NC装置20は、ステップS5にて、選択された金型は破損検出可能な金型であるか否かを判定する。NC装置20は、所定の直径以下である小径のパンチPを破損検出可能な金型であると判定する。
選択された金型が破損検出可能な金型でなければ(NO)、NC装置20は処理をステップS4に戻す。選択された金型が破損検出可能な金型であれば(YES)、NC装置20は、ステップS6にて、ワークWをプレス加工中であるか否かを判定する。プレス加工中でなければ(NO)、NC装置20は処理をステップS4に戻す。プレス加工中であれば(YES)、NC装置20は、ステップS7にて、電流積算値DI30iを算出する。
NC装置20は、ステップS8にて、算出した電流積算値DI30iが基準電流積算値より大きいか否かを判定する。上記のように、電流積算値DI30iが基準電流積算値より大きい状態とは、電流積算値DI30iが所定の差を超えて基準電流積算値より大きい状態を意味する。電流積算値DI30iが基準電流積算値より大きくなければ(NO)、パンチPは破損しておらず、NC装置20は処理をステップS4に戻す。
ステップS8にて電流積算値DI30iが基準電流積算値より大きければ(YES)、NC装置20は、ステップS9にて、表示部40にパンチPが破損している旨の警告情報を表示することにより、金型の破損を警告する。続けて、NC装置20は、ステップS10にて、タレットパンチプレス100の動作を停止させる。
以上のようにして、本実施形態のパンチプレス及びパンチの破損検出方法によれば、板金の加工中に小径のパンチPの破損を的確に検出することができる。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。本発明は、タレットパンチプレスと称されるパンチプレス以外のパンチプレスにおいても適用できる。
1 フレーム
2 上部タレット
3 下部タレット
4 ラム
5 プレス軸モータ
6 ストライカ
11 ワーク位置決め機構
12 キャリッジベース
13 キャリッジ
14 クランパ
20 NC装置
30 プレス軸アンプ
40 表示部
100 タレットパンチプレス
201,301 記憶部
202 破損有無判定部
203 表示制御部
302 積算部
D ダイ
P パンチ
W ワーク

Claims (4)

  1. パンチを上下動させるためのラムを上下動させるプレス軸モータと、
    前記プレス軸モータを駆動するための電流を前記プレス軸モータに供給するプレス軸アンプと、
    前記パンチとダイとによる板金の加工を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記プレス軸アンプは、
    前記プレス軸モータに供給する電流の離散的な電流値である離散電流値を記憶する第1の記憶部と、
    前記離散電流値を積算して電流積算値を生成する積算部と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記パンチが所定の直径以下である小径のパンチであるとき、前記電流積算値と基準電流積算値とを比較し、前記電流積算値が所定の差を超えて前記基準電流積算値より大きければ、前記パンチが破損していると判定する破損有無判定部を有する
    パンチプレス。
  2. 前記制御装置は、前記板金の板厚及び材質と前記パンチの種類との組み合わせごとに前記パンチが破損していない状態の前記離散電流値を積算した複数の基準電流積算値を記憶する第2の記憶部をさらに有し、
    前記破損有無判定部は、前記複数の基準電流積算値のうち、前記板金の板厚及び材質と前記パンチの種類との組み合わせに対応した基準電流積算値を前記第2の記憶部より読み出して、前記電流積算値と前記基準電流積算値とを比較する
    請求項1に記載のパンチプレス。
  3. プレス軸アンプが、パンチを上下動させるためのラムを上下動させるプレス軸モータを駆動するための電流を前記プレス軸モータに供給し、
    前記プレス軸モータに供給する電流の離散的な電流値である離散電流値を第1の記憶部に記憶し、
    積算部が、第1の記憶部に記憶された前記離散電流値を積算して電流積算値を生成し、
    前記パンチが所定の直径以下である小径のパンチであるとき、前記パンチとダイとによる板金の加工を制御する制御装置が、前記電流積算値と基準電流積算値とを比較し、前記電流積算値が所定の差を超えて前記基準電流積算値より大きければ、前記パンチが破損していると判定する
    パンチの破損検出方法。
  4. 第2の記憶部に、前記板金の板厚及び材質と前記パンチの種類との組み合わせごとに前記パンチが破損していない状態の前記離散電流値を積算した複数の基準電流積算値が記憶されており、
    前記制御装置は、前記複数の基準電流積算値のうち、前記板金の板厚及び材質と前記パンチの種類との組み合わせに対応した基準電流積算値を前記第2の記憶部より読み出して、前記電流積算値と前記基準電流積算値とを比較する
    請求項3に記載のパンチの破損検出方法。
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