JPH1158097A - サーボプレスの金型保護装置及びその方法 - Google Patents

サーボプレスの金型保護装置及びその方法

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JPH1158097A
JPH1158097A JP22449697A JP22449697A JPH1158097A JP H1158097 A JPH1158097 A JP H1158097A JP 22449697 A JP22449697 A JP 22449697A JP 22449697 A JP22449697 A JP 22449697A JP H1158097 A JPH1158097 A JP H1158097A
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隆 広津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルブランク検出のためのデータ設定を容
易とし、かつ、ダブルブランクを確実に検出して金型破
損を防止する。 【解決手段】 上下動自在なスライド13の下面、及
び、スライド13と対向する位置に配設されたボルスタ
12の上面にそれぞれ金型を取着し、電動サーボモータ
19を制御してスライド13を上昇あるいは加圧下降等
させると共に、金型にワークが複数個搬入されたことを
検出し、加工を中止して金型を保護するサーボプレスの
金型保護方法において、予め実プレス作業前に、金型に
設置した1個のワークをスライド13を加圧下降させな
がら加工し、スライド13にかかる荷重が急激に立ち上
がるスライド位置を基準板厚位置H1 として検出し、こ
の基準板厚位置H1 に基づいて板厚許容範囲を設定して
記憶した後、実プレス作業での加圧下降時に、スライド
13にかかる荷重が急激に立ち上がるスライド位置が前
記板厚許容範囲以外のときにはダブルブランク発生と判
定してスライド13を加圧加工時と反対方向に移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドが電動サ
ーボモータにより直線的に駆動されてプレス加工が行な
われるサーボプレスの金型保護装置及びその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サーボプレスは、プレス機械の上部に電
動サーボモータによって上下駆動されるスライドを有
し、前記電動サーボモータをサーボアンプにより速度制
御している。そして、前記スライドの下面に取着された
上型と、サーボプレスの下部に設けられたボルスタの上
面に取着された下型との間でプレス加工を行なうように
構成されている。従来、サーボプレスにおいて、板材等
のワークをプレス成形又は切断する加工を行うとき、搬
入装置により一つの金型にワークが2個以上搬入される
こと(以後、ダブルブランクと呼ぶ)があり、このよう
に2個以上のワークをプレス成形又は切断加工を行う
と、金型に過荷重がかかり金型を破損する場合がある。
したがって、金型破損を防止するために、従来は、金型
に搬入されるワークの厚みを測定する厚み測定装置が設
けられていた。そして、この測定されたワークの厚みが
所定の許容幅内に入ってないときは、ダブルブランクと
判定してプレス機械を非常停止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような厚み測定装置においては、ダブルブランクを測定
するための所定の厚み許容幅データをワークの種別毎に
設定する必要があり、この設定作業が作業者にとって大
変に面倒で煩わしいものとなっている。また、設定ミス
等が発生し易く、設定ミスに気付かずに実プレス作業を
行うこともしばしばあり、このためにダブルブランクが
あっても検出できずに金型破損を招くことがある。
【0004】また、従来の機械式プレス等においては、
ダブルブランクを検出してプレス機械を非常停止させて
も、スライドの惰走距離やブレーキ開始時間の遅れ等の
影響によって、ダブルブランクの状態でワークを打って
しまう場合があり、このために金型を破損するという問
題も生じている。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、ダブルブランク検出のためのデータ設定
が容易であり、かつ、ダブルブランクを確実に検出して
金型破損を防止できるサーボプレスの金型保護装置及び
その方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上下動
自在に配設されたスライド13と、スライド13と対向
する位置に配設されたボルスタ12と、スライド13及
びボルスタ12の互いに対向する面に取着された金型
と、スライド13を上下動する電動サーボモータ19
と、入力した速度指令に基づいてこの電動サーボモータ
19を制御してスライド13を上昇あるいは加圧下降等
に切り換えるサーボモータ指令出力手段29とを備え、
前記金型にワークが複数個搬入されたことを検出し、加
工を中止して金型を保護するサーボプレスの金型保護装
置において、ボルスタ12からのスライド13の位置を
検出するスライド位置検出手段16と、スライド13に
かかる荷重を表す信号を検出する荷重検出手段19a
と、この検出された荷重信号に基づいて、スライド13
にかかる荷重を算出する荷重演算手段21と、予め実プ
レス作業前に、前記金型に設置した1個のワークをスラ
イド13を下降させて加圧し、荷重演算手段21から入
力した前記荷重値が急激に立ち上がるときのスライド位
置をスライド位置検出手段16から入力し、この入力し
たスライド位置を基準板厚位置H1 として記憶する基準
板厚ティーチング手段22と、この記憶された基準板厚
位置H1 に基づいて、ワークのダブルブランクを判定す
るための板厚許容範囲を設定し、記憶する許容値設定手
段23と、実プレス作業の加圧下降時に、荷重演算手段
21から入力した実負荷の荷重値が急激に立ち上がると
きのスライド位置をスライド位置検出手段16から入力
し、この入力したスライド位置が前記板厚許容範囲以外
にあるときにダブルブランク発生信号を出力するダブル
ブランク判定手段24と、このダブルブランク発生信号
を入力したとき、スライド13を加圧加工時と反対方向
に駆動するための電動サーボモータ19の速度指令をサ
ーボモータ指令出力手段29に出力するサーボモータ指
令演算手段27とを備えた構成としている。
【0007】請求項1に記載の発明によると、加圧加工
時に、スライドにかかる荷重を検出するとともに、この
荷重が急激に立ち上がるスライド位置を検出する。この
スライド位置はスライドが金型に搬入されたワークの上
面と当接するときのスライド位置を表しており、ワーク
の厚さを示しているので、このスライド位置によってワ
ークが正常な個数だけ搬入されたか否かを判定できる。
すなわち、予め実ワークでのプレス作業の前に、1個の
実ワークで試打ちしたときの前記荷重値が急激に立ち上
がるスライド位置を基準板厚位置H1 とし、この基準板
厚位置H1 に基づいて、ワークの板厚のばらつきを考慮
して板厚許容範囲を設定し、記憶する。そして、実プレ
ス作業時に、前記検出したスライド位置がこの板厚許容
範囲以内に入っているかを判定し、板厚許容範囲以外に
あるときはダブルブランクとみなしてスライドを加圧加
工時と反対方向に移動させる。また、ダブルブランク発
生時には、加圧と反対方向にスライドが移動するように
電動サーボモータを制御するので、電動サーボモータの
最大制動トルクがスライドにかかって惰走距離が短くな
ると共に、スライドは応答性良く直ちに逆方向へ駆動さ
れる。これによって、ダブルブランクを確実に検出でき
るとともに、ダブルブランク発生時に金型に過荷重をか
けて金型を破損することを防止できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記ダブルブラ
ンク判定手段24が出力した前記ダブルブランク発生信
号を受け、前記ワークを前記金型に搬入する搬入装置に
搬入停止指令を出力する搬入指令出力手段48を付設し
た請求項1記載のサーボプレスの金型保護装置の構成と
している。
【0009】請求項2に記載の発明によると、ダブルブ
ランク発生を検出したとき、搬入装置の搬入動作を停止
させるので、搬入装置との連動運転時に搬入装置に対し
て起動又は停止の制御が確実にでき、よって連動運転が
容易に可能である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載のサーボプレスの金型保護装置において、前記荷重
検出手段19aは、前記電動サーボモータ19の駆動電
流値を検出する電流検出センサからなり、前記荷重演算
手段21は、この検出された駆動電流値から加圧加工に
要するトルクとして求められる実作業トルクに基づい
て、スライド13にかかる荷重値を算出する構成として
いる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、スライド
を駆動している電動サーボモータの駆動電流値を電流検
出センサにより検出しており、この駆動電流値より算出
されるモータ出力トルクから加減速トルクや定速トルク
を差し引いて実作業トルクとしてスライドの荷重を求め
ることができる。よって、軽微な荷重も電流検出センサ
により精度よく求めることができるので、ワークが薄く
ともダブルブランクを確実に検出できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、上下動自在に配
設され、かつ、電動サーボモータ19により駆動される
スライド13、及び、スライド13と対向する位置に配
設されたボルスタ12の互いに対向する面にそれぞれ金
型を取着し、電動サーボモータ19を制御してスライド
13を上昇あるいは加圧下降等に切替えてワークを加工
し、前記金型にワークが複数個搬入されたことを検出
し、加工を中止して金型を保護するサーボプレスの金型
保護方法において、予め実プレス作業前に、前記金型に
設置した1個のワークをスライド13を加圧下降させな
がら加工し、スライド13にかかる荷重が急激に立ち上
がるスライド位置を基準板厚位置H1 として検出し、こ
の検出した基準板厚位置H1 に基づいて板厚許容範囲を
設定して記憶した後、実プレス作業での加圧下降時に、
スライド13にかかる荷重が急激に立ち上がるスライド
位置と前記記憶された板厚許容範囲とを比較し、このス
ライド位置が板厚許容範囲以外のときにはダブルブラン
ク発生と判定してスライド13を加圧加工時と反対方向
に電動サーボモータ(19)により移動させる方法としてい
る。
【0013】請求項4に記載の発明によると、加圧加工
時に、スライドにかかる荷重を検出するとともに、この
荷重が急激に立ち上がるスライド位置を検出する。この
スライド位置はスライドが金型に搬入されたワークの上
面と当接するときのスライド位置を表しており、ワーク
の厚さを示しているので、このスライド位置によってワ
ークが正常な個数だけ搬入されたか否かを判定可能であ
る。すなわち、予め実ワークでのプレス作業の前に、1
個の実ワークで試打ちしたときの前記荷重値が急激に立
ち上がるスライド位置を基準板厚位置H1 とし、この基
準板厚位置H1に基づいて、ワークの板厚のばらつきを
考慮して板厚許容範囲を設定し、記憶する。そして、実
プレス作業時に、前記検出したスライド位置がこの板厚
許容範囲以内に入っているかを判定し、板厚許容範囲以
外にあるときはダブルブランクとみなしてスライドを加
圧加工時と反対方向に移動させる。また、ダブルブラン
ク発生時には、加圧と反対方向にスライドが移動するよ
うに電動サーボモータを制御するので、電動サーボモー
タの最大制動トルクがスライドにかかって惰走距離が短
くなると共に、スライドは応答性良く直ちに逆方向へ駆
動される。これによって、ダブルブランクを確実に検出
できるとともに、ダブルブランク発生時に金型に過荷重
をかけて金型を破損することを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるサーボプ
レスの金型保護装置の実施形態を説明する。図1は、本
発明に係わるサーボプレスの側面断面図を示している。
同図において、サーボプレス1には側面視して略C字形
状のフレーム10が設けられており、フレーム10の下
部にはベッド11が取付けられている。このベッド11
の上部にはボルスタ12が略水平に配設されており、ボ
ルスタ12の上面には下型(図示せず)が取着されてい
る。前記フレーム10の前記C字形状の開口部近傍に
は、この開口部と類似な形状をした補助フレーム14が
装着されている。この補助フレーム14は、上下方向に
変位自在となるように、その下側がピン15によりフレ
ーム10の側面に取付けられている。
【0015】また、フレーム10の上部には、このサー
ボプレス1の動力源である電動サーボモータ19、及び
動力変換装置17が装着されている。この動力変換装置
17は、ボールスクリューなどにより電動サーボモータ
19の回転力を往復運動に変換している。電動サーボモ
ータ19には、例えばパルスジェネレータなどのよう
な、回転速度を検出する速度検出手段19bが設けられ
ている。この電動サーボモータ19と前記動力変換装置
17とは、例えばベルトのような回転伝達部材18によ
って回転自在に連結されている。なお、この回転伝達部
材18はチェーンや歯車でもよいし、また回転伝達部材
18を使用せずに電動サーボモータ19と動力変換装置
17とのそれぞれの軸を直接結合してもよい。また、電
動サーボモータ19は交流モータ、直流モータのいずれ
でもよい。動力変換装置17についても、ウォームギヤ
とウォームホイール、あるいはピニオンギヤとラックと
により回転運動を往復運動に変換してもよく、ここでは
その手段について限定するものではない。
【0016】前記動力変換装置17の下端には、ボルス
タ12に対向する位置で上下動自在なスライド13が装
着されており、スライド13には上型(図示せず)が取
付けられている。前記スライド13の後部側と前記補助
フレーム14の上端側の間には、リニアセンサなどから
構成されるスライド位置検出手段16が設けられてい
る。このスライド位置検出手段16は、軸方向がスライ
ド13の上下動方向と平行になるようにスライド13の
後部に取付けられたセンサロッド16aと、このセンサ
ロッド16aが挿入され、かつ、補助フレーム14に取
付けられた検出ヘッド16bとから構成されている。ス
ライド13の上下動に伴って、このセンサロッド16a
が、固定されている検出ヘッド16bに対して上下動す
ることによって、検出ヘッド16bの内部に組込まれた
センサにより、スライド13の位置がボルスタ12の上
面からの高さとして検出される。
【0017】図2はスライドのモーションカーブの一例
を示しており、後述するモーション設定手段及びサーボ
制御装置によってモーションカーブを規定する各データ
が予め設定され、記憶される。同図のモーションカーブ
において、まず、スライド13は上限位置U(図示で点
A)から加工開始位置Bまで所定の高速下降速度で下降
し、次に、下限位置L(図示で点C)まで所定の低速下
降速度で前記金型(上型と下型)に設置された被ワーク
を加圧しながら下降する。そして、下限位置Lで所定時
間(図示で点Dまで、時間0も含む)位置及び加圧力を
保持した後、下限位置Lから所定の位置(図示で点E)
まで所定の低速上昇速度で上昇し、さらに上限位置U
(図示で点F)まで所定の高速上昇速度で上昇して停止
し、所定時間(時間0も含む)だけ停止して一サイクル
を終了する。実プレス作業時には、このサイクルが繰り
返し行われる。
【0018】図3は、本発明に係わる金型保護装置のハ
ード構成ブロック図を示している。荷重検出手段19a
は、スライド13の荷重を表す信号を検出しており、本
実施形態では、例えばシャント抵抗等により電動サーボ
モータ19の駆動電流値を検出する電流検出センサから
なっている。また、スライド位置検出手段16は前述の
ようにスライド13の高さ方向の位置を検出している。
そして、これらの検出手段の検出信号はサーボ制御装置
20に入力されている。
【0019】さらに、サーボ制御装置20には、モーシ
ョン設定手段9及び操作モード選択スイッチ36が付設
されている。モーション設定手段9は、スライド13の
所定のモーションカーブを設定でき、例えば、加圧力を
設定したり、金型を上昇又は下降するための前記高速上
昇速度、高速下降速度、低速上昇速度、又は、低速下降
速度等の移動速度を設定したり、あるいは、モーション
カーブ上の目標位置(例えば、加圧開始位置B、下限位
置L、上限位置U等)を設定できる各設定スイッチによ
り構成されている。そして、これらの設定値は、各モー
ションカーブに対応したモーションデータとしてサーボ
制御装置20内の所定のメモリエリアに記憶される。ま
た、操作モード選択スイッチ36はプレス操作モードを
選択でき、少なくとも、ダブルブランクを検出するため
のスライド位置を教示して記憶できる教示モードを選択
可能となっている。そして、選択されたモード信号は、
サーボ制御装置20に入力される。
【0020】サーボ制御装置20は、例えばマイクロコ
ンピュータを主体にした一般的なコンピュータ制御装置
で構成されている。サーボ制御装置20は、前記各検出
手段の検出信号、及び各スイッチからの信号を入力して
後述する所定の演算及び判定処理を行い、この処理結果
に基づいてサーボモータ指令出力手段29への速度指令
及び搬入信号出力回路38への制御指令を出力する。こ
れによって、サーボ制御装置20は、スライド13が所
定のモーションカーブに沿って作動するように制御する
と共に、ダブルブランクと判定されたときは、金型を保
護する方向(本実施形態では、上昇方向)にスライド1
3を駆動する。サーボモータ指令出力手段29は、この
速度指令と、速度検出手段19bからの速度フィードバ
ック信号とを入力し、この速度指令と速度フィードバッ
ク信号との速度偏差が小さくなるように、電動サーボモ
ータ19の駆動電流値を制御する。また、搬入信号出力
回路38は、サーボ制御装置20からの上記制御指令に
基づいて、ワークを金型に搬入する搬入装置(図示せ
ず)へ指令信号を出力する。
【0021】次に、図4に示した機能構成ブロック図に
基づいて、本発明に係わるサーボプレスの金型保護装置
の機能構成を説明する。荷重検出手段19aは、前述の
ごとくスライド13にかかる荷重を表す信号として、電
動サーボモータ19の駆動電流値を出力している。荷重
演算手段21は、荷重検出手段19aから出力された駆
動電流値に基づいて、電動サーボモータ19の出力トル
クを演算し、この演算した出力トルクに基づいてスライ
ド13の荷重を求める。このように、電動サーボモータ
19の駆動電流値に基づいて荷重を求めるには、例え
ば、以下のような方法で行なう。
【0022】予め、加速又は減速トルクを算出するため
の負荷イナーシャ定数、定速維持するトルクを算出する
ための速度抵抗トルク比例定数、摩擦トルク定数、及び
駆動電流と出力トルクとの関係を表すトルク定数等の各
定数データを記憶しておく。そして、加速時又は減速時
には、必要な加速度値又は減速度値と上記各定数データ
に基づいて必要な駆動電流値を求め、電流検出センサで
検出した駆動電流値から前記求めた必要な駆動電流値を
差引いて、加減速時の実作業トルクを算出する。定速時
も同様にして、このとき維持すべき速度値と上記各定数
データに基づいて必要な駆動電流値を求め、検出した駆
動電流値から前記求めた必要な駆動電流値を差引いて、
定速時の実作業トルクを算出する。そして、このように
して求められた電動サーボモータ19の実作業トルク
と、スライド13の荷重との関係を予め求めて荷重演算
手段21に記憶しておく。この荷重演算手段21は、打
抜き時に検出された駆動電流値に基づいて実作業トルク
を求め、この実作業トルクに基づいて荷重を演算する。
このように荷重検出手段19aとして電流検出センサを
使用することにより、荷重を精度よく求めることができ
る。
【0023】なお、上記のスライド13にかかる荷重の
検出は、上記駆動電流値による方法に限定されずに、例
えばプレス本体のフレーム10の歪みを歪みゲージセン
サによって検出し、この歪みの大きさに基づいて荷重値
を算出することも可能である。
【0024】また、基準板厚ティーチング手段22は、
操作モードが教示モードのとき、実際にワークを加圧加
工しながら、前記スライド位置検出手段16からの位置
データ、及び荷重演算手段21が算出した荷重値を入力
し、スライド13に荷重がかかり始めた時のスライド位
置を基準板厚位置H1 として記憶する。そして、許容値
設定手段23は、この基準板厚位置H1 に対して当該ワ
ークの板厚のばらつき等を考慮して、所定の許容幅を設
けた板厚許容範囲を設定し、記憶する。
【0025】ここで、この基準板厚位置H1 を図5及び
図6に基づいて詳細に説明する。図5は、前記設定され
たモーションカーブの下限位置L近傍でのスライド位置
の時間的な変化を表している。このとき、金型51の上
面がスライド位置H0 に対応しているとする。いま、ス
ライド13が低速下降して来たとき、金型51の上面に
ワーク52が1枚のみ挿入されている(正常時)と仮定
すると、1枚目のワーク52aの上面とスライド位置H
1 で時間t1 のとき当接し、また金型51の上面にワー
ク52が2枚挿入されている(異常時)と仮定すると、
2枚目のワーク52bの上面とスライド位置H2 で時間
t2 のとき当接する。図6はスライド13とワーク52
との当接時の荷重変化を示しており、正常なワーク枚数
の場合は時間t1 のとき、すなわち、スライド位置H1
で荷重が急激に立ち上がり、また異常なワーク枚数の場
合は時間t2 のとき、すなわち、スライド位置H2 で荷
重が急激に立ち上がる。このことから、荷重が急激に立
ち上がるときのスライド位置に基づいてダブルブランク
を検出することが可能となる。よって、基準板厚ティー
チング手段22は、ダブルブランクでない正常な板厚の
ワーク52aの上面にスライド13が当接したときのス
ライド位置H1 を基準板厚位置H1 として記憶してお
り、この基準板厚位置H1 がダブルブランク判定の基準
となっている。
【0026】なお、上記の基準板厚位置H1 はn回(n
は2以上の自然数とする)の実ワークでの試行を行い、
n個の当接位置データの平均値によって設定するように
してもよい。また、このときの当接位置の最大値及び最
小値から、あるいは、偏差値から上記板厚許容範囲の許
容幅を設定してもよい。
【0027】ダブルブランク判定手段24は、操作モー
ドが例えば連続行程モードのように実負荷での成形や切
断のプレス加工を行う生産モードのとき、加工中に荷重
演算手段21によって演算された前記荷重値を監視し、
この荷重値が急激に増加したときのスライド位置を取り
込む。そして、このスライド位置と、許容値設定手段2
3により記憶された前記板厚許容範囲とを比較し、前記
スライド位置が板厚許容範囲より高くなったときはダブ
ルブランク異常と判定し、ダブルブランク発生信号を出
力する。
【0028】また、サーボモータ指令演算手段27は、
ダブルブランク判定手段24からのダブルブランク発生
信号を入力したときは、スライド13がどこの位置にあ
っても、スライド13を所定距離だけ所定上昇速度で上
昇させるための速度指令をサーボモータ指令出力手段2
9に出力する。さらに、サーボモータ指令出力手段29
は、上記速度指令を受けて電動サーボモータ19に駆動
電流値を出力し、スライド13を所定速度で上昇させ
る。また、搬入指令出力手段48は、ダブルブランク判
定手段24からのダブルブランク発生信号を入力したと
きは、搬入信号出力回路38を介して搬入装置(図示せ
ず)に搬入停止指令を出力する。
【0029】次に、図7に示す制御フローチャート例に
基づいて、本発明に係わるサーボプレスの金型保護装置
の制御方法の一例を説明する。なお、各処理のステップ
番号はSを付して表している。S1で、作業者は操作モ
ード選択スイッチ36を切り換えて教示モードを選択す
る。このとき、サーボ制御装置20は(基準板厚ティー
チング手段22)教示モード信号を入力する。次に、S
2で、作業者は金型に1個のワークを設置し、実負荷で
のプレス加工を開始する。このとき、サーボ制御装置2
0は(基準板厚ティーチング手段22)スライド位置検
出手段16からの位置信号を入力し、スライド位置の上
限位置Uから下降方向への変化によって加工開始したか
を判断し、加工開始するまでS2で待つ。加工開始した
ときは、S3で(基準板厚ティーチング手段22)、荷
重値が急激に増加するスライド位置H1 を検出する。こ
の後、S4で(許容値設定手段23)、前記検出された
スライド位置H1 に対して板厚許容範囲を設定して記憶
する。以上で、実ワークでのプレス加工による板厚許容
範囲の教示が終了し、S5へ処理を移行する。
【0030】つぎに、S5で、作業者は操作モード選択
スイッチ36を切り換えて生産モード(例えば、連続モ
ードや安全一行程モード等の生産するためのモード)を
選択する。このとき、サーボ制御装置20は(ダブルブ
ランク判定手段24)対応するモード信号を入力する。
次に、S6で、作業者は実負荷でのプレス加工生産を開
始し、サーボ制御装置20は(ダブルブランク判定手段
24)スライド位置信号を入力して加工開始したかを判
断し、加工開始するまでS6で待つ。加工開始したとき
は、S7で(ダブルブランク判定手段24)荷重値が急
激に増加するスライド位置を検出する。この後、S8で
(ダブルブランク判定手段24)、検出した上記スライ
ド位置が、前記記憶している板厚許容範囲以内か否かを
判定し、板厚許容範囲以内のときはS9に移行する。
【0031】そして、S9で(ダブルブランク判定手段
24)加工継続か否かを判定し、加工継続のときは、S
6に戻って次のワークに対して以上のダブルブランク防
止処理を行い、加工継続でないときは本フローチャート
処理を終了する。ここで、加工継続の判定は、例えば、
操作モード選択スイッチ36が切り換えられたか、ある
いは、スライド13がモーションカーブで設定された所
定時間、例えば上限位置での停止時間以上移動停止とな
ったか等によって行うことができる。
【0032】また、前記S8で、検出した前記スライド
位置が前記板厚許容範囲以内でないときは、S10でダ
ブルブランク発生信号を出力する。これによって、(サ
ーボモータ指令演算手段27)サーボモータ指令出力手
段29のスライド上昇方向への速度指令値を演算して出
力し、スライド13が上昇して金型を保護する。これと
共に、(搬入指令出力手段48)搬入装置へ搬入停止指
令を出力する。この後、本制御フローを終了する。
【0033】上記のように、実際のワークでプレス加工
し、スライド13が1枚のみのワークの上面に当接する
スライド位置H1 を基準板厚位置H1 として教示し、こ
の基準板厚位置H1 及び当該ワークの板厚のばらつきに
基づいて板厚許容範囲を設定している。これによって、
作業者の設定ミスが無くなり確実にダブルブランクを検
出でき、また、設定作業が容易となる。さらに、ダブル
ブランク発生時には、加圧と反対方向にスライド13が
移動するように電動サーボモータ19を制御するので、
電動サーボモータ19の最大制動トルクがスライド13
にかかって惰走距離が短くなると共に、スライド13は
応答性良く直ちに逆方向へ駆動される。これによって、
ダブルブランクを確実に検出できるとともに、ダブルブ
ランク発生時に金型に過荷重をかけて金型を破損するこ
とを防止できる。また、ダブルブランク発生時に搬入装
置の搬入動作を停止させるので、搬入装置との連動運転
時の起動及び停止が確実に制御できる。
【0034】なお、電流検出センサにより荷重値を演算
する場合には、電動サーボモータ19の駆動電流値を検
出し、この駆動電流値より算出されるモータ出力トルク
から加減速トルクや定速トルクを差し引いて実作業トル
クとしてスライド13の荷重を求めることができる。よ
って、軽微な荷重も電流検出センサにより精度よく求め
ることができるので、ワークが薄く小さな荷重を受ける
場合にもダブルブランクを確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるサーボプレスの要部側面図を示
す。
【図2】本発明に係わるモーションカーブの説明図を示
す。
【図3】本発明に係わる金型保護装置のハードブロック
図を示す。
【図4】本発明に係わる金型保護装置の機能構成ブロッ
ク図を示す。
【図5】本発明に係わるダブルブランク検出方法の説明
のためのスライド位置の時間的な変化図を示す。
【図6】本発明に係わるダブルブランク検出方法の説明
のための荷重値の時間的な変化図を示す。
【図7】本発明に係わる金型保護装置のフローチャート
例を示す。
【符号の説明】
1 サーボプレス 9 モーション設定手段 10 フレーム 11 ベッド 12 ボルスタ 13 スライド 14 補助フレーム 15 ピン 16 スライド位置検出手段 16a センサロッド 16b 検出ヘッド 17 動力変換装置 18 回転伝達部材 19 電動サーボモータ 19a 荷重検出手段 19b 速度検出手段 20 サーボ制御装置 21 荷重演算手段 22 基準板厚ティーチング手段 23 許容値設定手段 24 ダブルブランク判定手段 27 サーボモータ指令演算手段 29 サーボモータ指令出力手段 36 操作モード選択スイッチ 38 搬入信号出力回路 48 搬入指令出力手段 51 金型 52,52a,52b ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 昭彦 石川県小松市八日市町地方5 株式会社小 松製作所小松工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在に配設されたスライド(13)
    と、スライド(13)と対向する位置に配設されたボルスタ
    (12)と、スライド(13)及びボルスタ(12)の互いに対向す
    る面に取着された金型と、スライド(13)を上下動する電
    動サーボモータ(19)と、入力した速度指令に基づいてこ
    の電動サーボモータ(19)を制御してスライド(13)を上昇
    あるいは加圧下降等に切り換えるサーボモータ指令出力
    手段(29)とを備え、前記金型にワークが複数個搬入され
    たことを検出し、加工を中止して金型を保護するサーボ
    プレスの金型保護装置において、 ボルスタ(12)からのスライド(13)の位置を検出するスラ
    イド位置検出手段(16)と、 スライド(13)にかかる荷重を表す信号を検出する荷重検
    出手段(19a) と、 この検出された荷重信号に基づいて、スライド(13)にか
    かる荷重値を算出する荷重演算手段(21)と、 予め実プレス作業前に、前記金型に設置した1個のワー
    クをスライド(13)を下降させて加圧し、荷重演算手段(2
    1)から入力した前記荷重値が急激に立ち上がるときのス
    ライド位置をスライド位置検出手段(16)から入力し、こ
    の入力したスライド位置を基準板厚位置H1 として記憶
    する基準板厚ティーチング手段(22)と、 この記憶された基準板厚位置H1 に基づいて、ワークの
    ダブルブランクを判定するための板厚許容範囲を設定
    し、記憶する許容値設定手段(23)と、 実プレス作業の加圧下降時に、荷重演算手段(21)から入
    力した実負荷の荷重値が急激に立ち上がるときのスライ
    ド位置をスライド位置検出手段(16)から入力し、この入
    力したスライド位置が前記板厚許容範囲以外にあるとき
    にダブルブランク発生信号を出力するダブルブランク判
    定手段(24)と、 このダブルブランク発生信号を入力したとき、スライド
    (13)を加圧加工時と反対方向に駆動するための電動サー
    ボモータ(19)の速度指令をサーボモータ指令出力手段(2
    9)に出力するサーボモータ指令演算手段(27)とを備えた
    ことを特徴とするサーボプレスの金型保護装置。
  2. 【請求項2】 前記ダブルブランク判定手段(24)が出力
    した前記ダブルブランク発生信号を受け、前記ワークを
    前記金型に搬入する搬入装置に搬入停止指令を出力する
    搬入指令出力手段(48)を付設したことを特徴とする請求
    項1記載のサーボプレスの金型保護装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のサーボプレスの金
    型保護装置において、前記荷重検出手段(19a) は、前記
    電動サーボモータ(19)の駆動電流値を検出する電流検出
    センサからなり、 前記荷重演算手段(21)は、この検出された駆動電流値か
    ら加圧加工に要するトルクとして求められる実作業トル
    クに基づいて、スライド(13)にかかる荷重値を算出する
    ことを特徴とするサーボプレスの金型保護装置。
  4. 【請求項4】 上下動自在に配設され、かつ、電動サー
    ボモータ(19)により駆動されるスライド(13)、及び、ス
    ライド(13)と対向する位置に配設されたボルスタ(12)の
    互いに対向する面にそれぞれ金型を取着し、電動サーボ
    モータ(19)を制御してスライド(13)を上昇あるいは加圧
    下降等に切替えてワークを加工し、前記金型にワークが
    複数個搬入されたことを検出し、加工を中止して金型を
    保護するサーボプレスの金型保護方法において、 予め実プレス作業前に、前記金型に設置した1個のワー
    クをスライド(13)を加圧下降させながら加工し、スライ
    ド(13)にかかる荷重が急激に立ち上がるスライド位置を
    基準板厚位置H1 として検出し、この検出した基準板厚
    位置H1 に基づいて板厚許容範囲を設定して記憶した
    後、実プレス作業での加圧下降時に、スライド(13)にか
    かる荷重が急激に立ち上がるスライド位置と前記記憶さ
    れた板厚許容範囲とを比較し、このスライド位置が板厚
    許容範囲以外のときにはダブルブランク発生と判定して
    スライド(13)を加圧加工時と反対方向に電動サーボモー
    タ(19)により移動させることを特徴とするサーボプレス
    の金型保護方法。
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