JP3775899B2 - サーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置及びその制御方法 - Google Patents

サーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置及びその制御方法 Download PDF

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    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0076Noise or vibration isolation means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スライドが電動サーボモータにより直線駆動されるサーボプレスにおいてブレークスルー時の振動や騒音を抑制するサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プレス加工においては、ワークに大きな加圧力が加えられ塑性変形や破断が行なわれるので、加工時には大きな騒音や振動が発生することが多い。この騒音や振動は、作業環境を悪化させたり、プレス機械の寿命を低下させるので、騒音や振動を低減する色々な方法が提案されている。
例えば、特開平3−33439号公報では、サーボモータによりスライドを直線駆動して被加工物(本発明ではワークと記す)を加工するサーボプレスにおいて、図7に示すようなモーションカーブによって騒音を減少させる技術が開示されている。この技術によると、スライドに取付けられた工具が上限位置Uから被加工物に接近する接近工程において高速の所定の接近速度で移動し、加工工程に移行する加工開始位置Sからは前記接近速度よりも低速の所定の加工速度に切替えられて被加工物を加工するように、スライドモーションを制御している。このような制御により、工具が被加工物を高速の接近速度で打撃する前にスライドを低速の加工速度に切替えることによって、ワーク打撃時に発生する打撃音(騒音)を抑制するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、打抜き加工においては、打抜き時にワークが破断した瞬間にスライドが下降して突っ込む、いわゆるブレークスルーによって振動及び衝撃が発生し、これに伴って発生する騒音は上述したようなワーク打撃音よりも大きなレベルとなる場合が多く見られる。この振動及び衝撃は、スライドに取付けられた金型がワークを加圧下降するときに、スライドを支持するフレームがワークの反力によって上方へ伸びて加圧エネルギーを蓄積し、そして、ワークが破断(打抜き)した瞬間に、この蓄積された加圧エネルギーが放出されてフレ−ムの伸びが開放されるために発生するものである。このとき、開放されたフレ−ムと共にスライドが急速に下方に突っ込み、上下方向に振動を繰り返す。
この結果、スライドとボルスタとにそれぞれ取付けられた上型と下型、あるいはパンチとダイが衝撃を受けたり振動したりして、金型が損傷したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命が低下したりする。また、同時に、大きな騒音や地盤振動などの作業環境の悪化をもたらすといった問題も生じている。
【0004】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、ブレークスルー時の突っ込み量及び振動を抑制し、金型やプレス機械の寿命向上あるいは騒音や地盤振動の低減などの作業環境の改善を図ることができるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上限位置と下限位置との間を上下方向に直線駆動されてワークを打抜き加工するスライド13と、このスライド13を駆動する電動サーボモータ19と、この電動サーボモータ19の駆動電流値を制御してスライド13を加圧下降又は上昇へ切替えるサーボモータ指令出力手段29とを備えたサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置において、
前記スライド13の加圧力を検出し、加圧力信号を出力する加圧力検出手段19aと、
この加圧力信号に基づいてスライド13の加圧力を演算する加圧力演算手段21と、
この加圧力演算手段21によって演算された加圧力の時間的変化を実圧力減少率Pcとして演算する圧力減少率演算手段22と、
予め、ワークに固有の打抜き時の加圧力の時間的変化を基準圧力減少率Pbcとして記憶しておき、この記憶された基準圧力減少率Pbcと加工中に圧力減少率演算手段22によって演算された実圧力減少率Pcとを比較し、実圧力減少率Pcが基準圧力減少率Pbcを越えたときに打抜きと判断して、打抜き発生の情報を出力する打抜き判定手段23と、
この打抜き判定手段23により出力された打抜き発生の情報に基づいて、スライド13を直ちに上昇させる速度指令をサーボモータ指令出力手段29に出力し、電動サーボモータ19の最大制動トルクでスライド13を制動するサーボモータ指令演算手段27とを備えた構成としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によると、加工中に演算されたスライド13の加圧力に基づいて、この加圧力の時間的変化を実圧力減少率Pcとして演算する。一方、予めワークに固有の打抜き時の加圧力の時間的変化を基準圧力減少率Pbcとして求めておく。そして、実圧力減少率Pcが基準圧力減少率Pbcを越えたときに打抜きと判断する。この打抜き判断と同時に打抜き発生の情報が出力され、この情報に基づいてスライド13の速度は直ちに下降から上昇へ切替えられる。このとき、電動サーボモータ19に最大制動トルクがかかるので、スライド13の惰走距離が短くなり、下限位置を打抜き発生時の位置に近づけることができる。したがって、ブレークスルー時の突っ込み量が少なくなるので金型及びプレス機械への衝撃が低減されると共に、プレス機械のバックラッシュによる遊びが短時間で解消されるので振動が早く減衰する。この結果、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、騒音や地盤振動が低減されるので作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置において、
前記サーボモータ指令演算手段27は、加工中に前記圧力減少率演算手段22により演算された実圧力減少率Pcが打抜き間近の所定値に達したときに、前記スライド13の加圧下降時の下降速度よりも低速の所定の速度に切替える速度指令をサーボモータ指令出力手段29に出力する構成としている。
【0008】
請求項2に記載の発明によると、実圧力減少率Pcが打抜き間近の所定値に達すると、スライド13の加圧下降時の下降速度を、予め設定された低速の速度に切換える。これによって、ブレークスルー時にスライド13を支持するフレ−ム10に蓄積される加圧エネルギーは少なくなるので、突っ込み量及び振動のレベルが小さくなる。したがって、請求項1に記載の発明の効果がさらに増大される。すなわち、金型の損傷をなくしたり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命をさらに向上させたりすることができる。また、騒音や地盤振動がさらに低減して作業環境がより改善され、作業性をさらに向上させることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、前記加圧力検出手段19aが、電動サーボモータ19の駆動電流値を検出する電流検出センサである請求項1又は2記載のサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置の構成としている。
【0010】
請求項3に記載の発明によると、スライド13を駆動している電動サーボモータ19の駆動電流値を電流検出センサにより検出しており、この駆動電流値より算出されるモータ出力トルクから加減速トルクや定速トルクを差し引いた実作業トルクに基づいてスライド13の加圧力を求めることができる。よって、加圧力を簡単な構成の電流検出センサにより精度よく求めることができると共に、このセンサを用いて電動サーボモータ19を制御するためのシステム構成を簡単に形成することができる。したがって、実圧力減少率Pcから打抜き位置を精度良く求めることができ、また低速の位置決め速度で打抜きを行なう場合には、この速度への切替え位置から打抜き位置までの距離のばらつきを小さくできるので、突っ込み量や振動のレベルのばらつきを小さくできる。また、簡単な構成の制御装置を安価に製作することができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、前記加圧力検出手段19aが、前記スライド13を上下動自在に支持するフレ−ム10に付設され、かつ加圧力を歪みとして検出する歪みゲージセンサである請求項1又は2記載のサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置の構成としている。
【0012】
請求項4に記載の発明によると、プレス機械のスライド13を支持するフレーム10のブレークスルー時の歪み量の大きさを計測し、この歪み量の急激な減少を検出して打抜きの判断を行うので、板厚のばらつきやダイハイトの温度変化の影響に左右されずに、精度良く打ち抜きの時点を検出できる。よって、板厚のばらつきやダイハイトの温度変化がある場合でも、打抜き時のスライド13の突っ込み量を確実に減少させることができるので金型及びプレス機械への衝撃が低減されると共に、プレス機械のバックラッシュによる遊びが短時間で解消されるので振動が早く減衰する。よって、請求項1又は2記載の発明の効果と同等か、あるいはそれ以上に、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、騒音や地盤振動の低減によって作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、電動サーボモータ19によりスライド13を上限位置と下限位置との間を上下方向に直線駆動すると共に、加圧下降又は上昇へ切替えてワークを打抜き加工するサーボプレスのブレークスルーの抑制制御方法において、
予めワークに固有の打抜き時のスライド13の加圧力の時間的変化を基準圧力減少率Pbcとして求めておき、加工中に演算される加圧力の時間的変化を実圧力減少率Pcとして演算し、この実圧力減少率Pcが基準圧力減少率Pbcを越えたときに打抜きと判断し、この打抜き発生のとき電動サーボモータ19を最大制動トルクで制動して直ちにスライド13を下降から上昇へ切替える方法としている。
【0014】
請求項5に記載の発明によると、加工中に演算される実圧力減少率Pcが予め求められている基準圧力減少率Pbcを越えるとワークの破断が判断される。この破断の判断に基づいて、スライド13は直ちに下降から上昇へ切替えられる。このとき、スライド13には電動サーボモータ19により最大制動トルクで制動がかかるので、スライド13の惰走距離が短くなり、下限位置を打抜き発生位置に近づけることができる。したがって、ブレークスルー時の突っ込み量が少なくなるので金型及びプレス機械への衝撃が低減されると共に、プレス機械のバックラッシュによる遊びが短時間で解消されるので振動が早く減衰する。この結果、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、騒音や地盤振動の低減によって作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明に係わるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置及びその制御方法を詳細に説明する。
図1は、本発明に係わるサーボプレスの要部側面図を示している。
サーボプレス1には側面視して略C字形状のフレーム10が設けられており、フレーム10の下部にはベッド11が取付けられている。このベッド11の上部にはボルスタ12が略水平に配設されており、ボルスタ12の上面には下型(図示せず)が取着されている。
前記フレーム10の前記C字形状の開口部近傍には、この開口部と類似形状をした補助フレーム14が装着されている。この補助フレーム14は、上下方向に変位自在となるように、その下側がピン15によりフレーム10の側面に取付けられている。
【0016】
また、フレーム10の上部には、このサーボプレス1の動力源である電動サーボモータ19、及び動力変換装置17が装着されている。この動力変換装置17は、ボールスクリューなどにより電動サーボモータ19の回転力を往復運動に変換している。電動サーボモータ19には、例えばパルスジェネレータなどのような、回転速度を検出する速度検出手段19bが設けられている。この電動サーボモータ19と前記動力変換装置17とは、例えばベルトのような回転伝達部材18によって回転自在に連結されている。
なお、この回転伝達部材18はチェーンや歯車でもよいし、また回転伝達部材18を使用せずに電動サーボモータ19と動力変換装置17とのそれぞれの軸を直接結合してもよい。また、電動サーボモータ19は交流モータ、直流モータのいずれでもよい。動力変換装置17についても、ウォームギヤとウォームホイール、あるいはピニオンとラックとにより回転運動を往復運動に変換してもよく、ここではその手段について限定するものではない。
【0017】
前記動力変換装置17の下端には、前記ボルスタ12に対向する位置で上下動自在なスライド13が装着されており、スライド13には上型(図示せず)が取付けられている。
前記スライド13の後部側と前記補助フレーム14の上端側の間には、リニアセンサなどから構成されるスライド位置検出手段16が設けられている。このスライド位置検出手段16は、軸方向がスライド13の上下動方向と平行になるようにスライド13の後部に取付けられたセンサロッド16aと、このセンサロッド16aが挿入され、かつ、補助フレーム14に取付けられた検出ヘッド16bとから構成されている。スライド13の上下動に伴って、このセンサロッド16aが、固定されている検出ヘッド16bに対して上下動することによって、検出ヘッド16bの内部に組込まれたセンサにより、スライド13の位置がボルスタ12の上面からの高さとして検出される。
【0018】
図2は、本発明に係わるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置のハード構成及び制御の概要を示すブロック図である。
打抜き加工に当たって、作業者は、予め加工条件としてスライド13の高速下降速度、打抜き速度、この速度の切替え位置、上限位置及び下限位置などの加工条件をモーション設定手段9により初期設定し、後述のサーボ制御装置20に入力する。このモーション設定手段9は、例えばキーボードやタッチパネルあるいは設定スイッチ等からなっている。
【0019】
前記モーション設定手段9から入力された加工条件はサーボ制御装置20に入力されて記憶され、この加工条件に基づくモーションカーブに沿ってスライド13の作動の制御、すなわちモーション制御が行なわれる。このサーボ制御装置20は、汎用的なコンピュータなどから構成されており、加工条件の入力、記憶、演算処理、出力及び表示などの機能を有している。
このサーボ制御装置20は、予め初期設定された加工条件と、スライド位置検出手段16により検出したスライド13の位置と、ワークの打抜きを判断した情報とに基づいて、電動サーボモータ19を制御する速度指令値をサーボモータ指令出力手段29に出力し、スライド13を前記設定されたモーションカーブに沿って制御する。
サーボモータ指令出力手段29は、この速度指令値に基づいて電動サーボモータ19の駆動電流値を制御する。また、サーボモータ指令出力手段29には、例えばシャント抵抗等により電動サーボモータ19の駆動電流値を検出する電流検出センサからなる加圧力検出手段19aが付設されており、この検出された駆動電流値はサーボ制御装置20に入力されている。
【0020】
図3は、本発明に係わる打抜き加工におけるモーションカーブ及び加圧力カーブの一例を示しており、打抜きの判定方法に関して同図に基づいて説明する。
図3(A)は、モーションカーブを表し、縦軸にスライド位置Zを、横軸にスライド13の下降開始からの経過時間tを表す座標からなっている。また、図3(B)は、スライド13の加圧力カーブを示しており、縦軸にスライド13の加圧力Pを、横軸にはモーションカーブと同様にスライド13の下降開始からの経過時間tを表している。そして、前記スライド位置Zと加圧力Pとは、同一の経過時間tにおいてそれぞれ対応関係にある。
スライド13は、上限位置Zaより高速下降し、ワークに当接する手前で、かつ下限位置Zbより所定距離手前の速度切替え位置Zcに達すると、低速の打抜き速度に切替えられて更に低速下降する。このとき、加圧力Pが経過時間tと共に上昇し最大加圧力Pmに達すると、ワークは塑性変形を開始する。そして、スライド13が更にワークを加圧すると、ワークは塑性変形に追従できずに破断され加圧力Pは急減する。この結果、ワークの打抜きが行なわれ、この急減する加圧力Pにより打抜きを判断する。
【0021】
ここで、この打抜きが行なわれた点を打抜き点Bp、この打抜き点Bpにおける加圧力を打抜き加圧力Pb、また、このときの加圧力Pの時間的変化を加圧力Pが減少する方向を正の値とする基準圧力減少率Pbcと定義する。この基準圧力減少率Pbcは、ワーク固有の値として経験値などにより求められる。すなわち、打抜き加圧力Pbは複数の試し加工等により求められ、基準圧力減少率Pbcは、この求められた打抜き加圧力Pbのばらつきを考慮して、打抜き発生の判断が可能となる所定の大きさの基準値に設定される。
一方、加工中に求められる加圧力Pの時間的変化を加圧力Pが減少する方向を正の値とする実圧力減少率Pcと定義すると、この実圧力減少率Pcは、数式「Pc=ΔP/Δt」により演算される。そして、この加工中の実圧力減少率Pcが予め設定されている前記基準圧力減少率Pbcを越えたときに、すなわち、基準圧力減少率Pbcを越えて加圧力Pが減少した時に、このワークの打抜きが行なわれたと判断する。
【0022】
図4は、本発明に係わるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置の機能ブロック図を示している。
加圧力演算手段21は、電流検出センサからなる加圧力検出手段19aにより検出された駆動電流値に基づいて、電動サーボモータ19の出力トルクを演算する。そして、この加圧力演算手段21は、演算された出力トルクを変換してスライド13の加圧力を求める。このように、電動サーボモータ19の駆動電流値に基づいて加圧力を求めるには、例えば、以下のような方法で行なう。
予め、加速又は減速トルクを算出するための負荷イナーシャ定数、定速維持するトルクを算出するための速度抵抗トルク比例定数、摩擦トルク定数、及び駆動電流と出力トルクとの関係を表すトルク定数等の各定数データを記憶しておく。そして、加速時又は減速時には、必要な加速度値又は減速度値と上記各定数データに基づいて必要な駆動電流値を求め、電流検出センサで検出した駆動電流値から前記求めた必要な駆動電流値を差引いて、加減速時の実作業トルクを算出する。
【0023】
定速時も同様にして、このとき維持すべき速度値と上記各定数データに基づいて必要な駆動電流値を求め、検出した駆動電流値から前記求めた必要な駆動電流値を差引いて、定速時の実作業トルクを算出する。そして、このようにして求められた電動サーボモータ19の実作業トルクと、スライド13の加圧力との関係を予め求めて加圧力演算手段21に記憶しておく。この加圧力演算手段21は、打抜き時に検出された駆動電流値に基づいて実作業トルクを求め、この実作業トルクに基づいてスライド13の加圧力を演算する。
なお、加圧力検出手段19aは電流検出センサに限定するものではなく、例えば動力変換装置17の近傍に取付けられた歪みゲージセンサなどによりフレーム10の歪みを検出し、この歪みに基づいてスライド13の加圧力を算出してもよいし、さらに他の手段を用いてもよい。
【0024】
圧力減少率演算手段22は、前記加圧力演算手段21により演算された加圧力の時間的変化を実圧力減少率Pcとして演算し打抜き判定手段23に出力する。この打抜き判定手段23は、この実圧力減少率Pcに基づいて、打抜き加工時のワークの打抜きを判断する。すなわち、この打抜き判定手段23は、ワーク毎に固有の打抜き時の基準圧力減少率Pbcを予め求めて記憶しておき、加工中に前記実圧力減少率Pcが基準圧力減少率Pbcを越えると打抜きが行なわれたと判断する。そして、打抜き判定手段23は、前記打抜きと判断した時に打抜き発生の情報をサーボモータ指令演算手段27に伝達する。
【0025】
モーション記憶手段26は、予め所定のモーションカーブに基づいてモーション設定手段9により初期設定された加工条件などを記憶しておく。この加工条件は、スライド13の高速下降速度及び打抜き速度などの速度条件、あるいは、この速度の切替え位置、上限位置及び下限位置などの位置条件からなっている。
サーボモータ指令演算手段27は、前記モーション記憶手段26に記憶されている加工条件及びスライド位置検出器16からのスライド位置に基づいて、スライド13が所定のモーションカーブに沿って駆動されるように電動サーボモータ19の速度指令値をサーボモータ指令出力手段29に出力する。加工中に打抜き判定手段23より打抜き発生の情報が入力されると、サーボモータ指令演算手段27は、直ちにスライド13を下降から上昇へ切替える速度指令をサーボモータ指令出力手段29に出力し、電動サーボモータ19の最大制動トルクでスライド13を制動する。
前記サーボモータ指令出力手段29は、例えばサーボアンプなど汎用的に用いられている装置により構成されている。そして、サーボモータ指令出力手段29は、入力された速度指令値に基づいて、この速度指令値と速度検出手段19bからの速度フィードバック信号との偏差が小さくなるように電動サーボモータ19を制御する。
【0026】
図5は、本発明に係わるサーボプレスのモーションカーブを示している。縦軸にスライド位置Zを、横軸に上限位置での加工開始時からの経過時間tを表している。
加工が開始されると、スライド13は上限位置Z00から高速下降速度V00で下降し、ワークに当接する手前で、かつ設定下限位置Z30より所定距離手前に設定された打抜き開始位置Z10に到達すると、スライド13の速度は打抜き速度V10に切替えられる。そして、スライド13がこの打抜き開始位置Z10から打抜き速度V10で更に下降するうちに、設定下限位置Z30の手前の打抜き位置Z20で打抜きが行なわれる。なお、前記設定下限位置Z30は、スライド13の下限位置として、予測される打抜き位置よりも下方に初期設定されている。
【0027】
打抜きが行なわれると、この打抜き位置Z20でスライド13の速度は直ちに下降から上昇に切替えられる。そして、スライド13は、打抜き位置Z20から打抜き開始位置Z10と略同じ位置にある上昇速度切替え位置Z40まで低速上昇速度V20で上昇し、更にこの位置から上限位置Z00まで高速上昇速度V99で上昇して、加工のサイクルは終了する。なお、低速上昇速度V20から高速上昇速度V99へ切替える上昇速度切替え位置Z40は、ここでは打抜き開始位置Z10と略同位置としているが、スライド13がワークから離間する位置であればよく、本発明において限定するものではない。
【0028】
図6は、本発明に係わるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御方法についてフローチャートにより示している。
打抜き加工を開始する前に、まずステップS1で、加工条件を初期設定する。この加工条件は、スライド13の速度条件として高速下降速度V00、打抜き速度V10、低速上昇速度V20及び高速上昇速度V99が、また、スライド4の位置条件として上限位置Z00、打抜き開始位置Z10、設定下限位置Z30及び上昇速度切替え位置Z40が設定される。これらの加工条件は過去の類似ワークの経験データ等により設定されるが、設定下限位置Z30は、スライド13がこの設定下限位置Z30に到達する前にワークの打抜きが必ず行なわれるように設定される。これら初期設定された加工条件はモーション設定手段9より入力されて制御装置20のモーション記憶手段26に記憶され、また、基準圧力減少率Pbcは打抜き判定手段23に記憶される。
【0029】
次のステップS2で、スライド13は上限位置Z00から高速下降速度V00で高速下降して打抜き開始位置Z10に到達する。ステップS3では、スライド13は、打抜き開始位置Z10から低速の所定の打抜き速度V10で、ワークを加圧しながら低速下降する。
そして、ステップS4で、低速下降中に打抜き判定手段23が打抜きを判断した場合には、次のステップS5が実行され、打抜きを判断しなかった場合にはステップS3に戻りスライド13はさらに低速下降を継続する。この打抜きは、加工中に演算される実圧力減少率Pcが、予め記憶されている基準圧力減少率Pbcを越えたときに、打抜き判定手段23により判断される。スライド13の下限位置は設定下限位置Z30として前記初期条件のごとく設定されているので、打抜きは必ずこの設定下限位置Z30よりも上方で行なわれる。
【0030】
ステップS5においては、打抜き判定手段23からの打抜き発生の情報に基づいて、サーボモータ指令演算手段27は直ちに上昇の速度指令を出力し、これにより電動サーボモータ19の最大制動トルクでスライド13が制動されて停止後上昇へ切替えられる。そして、ステップS6で、スライド13は打抜き位置Z20から上昇速度切替え位置Z40まで低速上昇速度V20で上昇し、次に高速上昇速度V99に切替えられて上限位置Z00まで上昇する。なお、このとき、スライド13を高速上昇速度V99で一気に上昇させてもよい。これによって、加工サイクルタイムを短縮することができる。
【0031】
このように、打抜きが判断されると、直ちに電動サーボモータ19に上昇方向の速度指令が出力され、スライド13は電動サーボモータ19の最大制動トルク(逆転トルク)で制動されるので、スライド13の惰走距離が短くなり、下限位置を精度良く打抜き発生位置に近づけることができる。したがって、打抜き時のスライド13の突っ込み量が少なくなり、すなわちブレークスルーを抑制することができるので金型及びプレス機械への衝撃が低減される。また、プレス機械のバックラッシュによる遊びが短時間で解消されるのでスライド13の振動が早く減衰する。この結果、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、騒音や地盤振動の低減によって作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【0032】
なお、実圧力減少率Pcが打抜き間近の所定値に達すると、スライド13の下降速度を、予め設定された打抜き速度V10よりも低速の位置決め速度に切換えるようにしてもよい。ここで、打抜き間近と判断するのは、例えば、実圧力減少率Pcが基準圧力減少率Pbcの所定の割合になったとき(少なくとも100%未満)、あるいは、実圧力減少率Pcが負から正の値に変わったときなどとしてもよい。これによって、フレ−ム10に蓄積される加圧エネルギーは小さくなるので、すなわちブレークスルー時に放出される加圧エネルギーは小さくなるので突っ込み量及び振動はさらに小さくなる。よって、金型及びプレス機械への衝撃がさらに低減される。さらに、スライド13は低速の位置決め速度から上昇するので、プレス機械のバックラッシュによる遊びがさらに短時間で解消されスライド13の振動がもっと早く減衰する。したがって、つぎのような効果をさらに増大することができる。すなわち、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、早い振動の減衰によって作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【0033】
また、本発明においては、加圧力信号検出手段19aを電流検出センサや歪みゲージセンサなどに限定するものではない。
しかしながら、電流検出センサを用いると、スライド13を駆動している電動サーボモータ19の駆動電流値を検出し、この駆動電流値より算出されるモータ出力トルクから加減速トルクや定速トルクを差し引いた実作業トルクに基づいてスライド13の加圧力を求めることができる。よって、加圧力を簡単な構成の電流検出センサにより精度よく求めることができると共に、このセンサを用いて電動サーボモータ19を制御するためのシステム構成を簡単に形成することができる。したがって、実圧力減少率Pcから打抜き位置を精度良く求めることができ、また低速の位置決め速度で打抜きを行なう場合には、この速度への切替え位置から打抜き位置までの距離のばらつきを小さくできるので、突っ込み量や振動のレベルのばらつきを小さくできる。また、簡単な構成の制御装置を安価に製作することができる。さらに、駆動電流値を検出して打抜き発生の判断を行うので、板厚のばらつきやダイハイトの温度変化の影響に左右されずに、精度良く打ち抜きの位置を検出できる。よって、板厚のばらつきやダイハイトの温度変化がある場合でも、打抜き時のスライド13の突っ込み量が少なくなるので金型及びプレス機械への衝撃が低減されると共に、プレス機械のバックラッシュによる遊びが短時間で解消されるので振動が早く減衰する。この結果、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、騒音や地盤振動の低減により作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【0034】
また、歪みゲージセンサを用いると、プレス機械のフレーム10のブレークスルー時の歪み量の大きさを計測し、この歪み量の急激な減少を検出して打抜き発生の判断を行うので、板厚のばらつきやダイハイトの温度変化の影響に左右されずに、精度良く打ち抜きの時点を検出できる。よって、板厚のばらつきやダイハイトの温度変化がある場合でも、打抜き時のスライド13の突っ込み量が少なくなるので金型及びプレス機械への衝撃が低減されると共に、プレス機械のバックラッシュによる遊びが短時間で解消されるので振動が早く減衰する。この結果、金型の損傷を防止したり、あるいは、金型及びプレス機械の寿命向上を図ることができる。また、騒音や地盤振動の低減によって作業環境が改善され、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるサーボプレスの要部側面図である。
【図2】同サーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置のハード構成及び制御の概要を示すブロック図である。
【図3】本発明に係わるスライドのモ−ションカーブと加圧力カーブの一例である。
【図4】本発明に係わるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置の機能ブロック図である。
【図5】本発明に係わるスライドのモ−ションカーブである。
【図6】本発明に係わるサーボプレスのブレークスルーの抑制制御方法を示すフローチャートである。
【図7】従来技術に係わるスライドのモ−ションカーブの例である。
【符号の説明】
1…サーボプレス、9…モーション設定手段、10…フレーム、11…ベッド、12…ボルスタ、13…スライド、14…補助フレーム、15…ピン、16…スライド位置検出手段、16a…センサロッド、16b…検出ヘッド、17…動力変換装置、18…回転伝達部材、19…電動サーボモータ、19a…加圧力検出手段、19b…速度検出手段、20…サーボ制御装置、21…加圧力演算手段、22…圧力減少率演算手段、23…打抜き判定手段、26…モーション記憶手段、27…サーボモータ指令演算手段、29…サーボモータ指令出力手段。

Claims (5)

  1. 上限位置と下限位置との間を上下方向に直線駆動されてワークを打抜き加工するスライド(13)と、このスライド(13)を駆動する電動サーボモータ(19)と、この電動サーボモータ(19)の駆動電流値を制御してスライド(13)を加圧下降又は上昇へ切替えるサーボモータ指令出力手段(29)とを備えたサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置において、
    前記スライド(13)の加圧力を検出し、加圧力信号を出力する加圧力検出手段(19a) と、
    この加圧力信号に基づいてスライド(13)の加圧力を演算する加圧力演算手段(21)と、
    この加圧力演算手段(21)によって演算された加圧力の時間的変化を実圧力減少率(Pc)として演算する圧力減少率演算手段(22)と、
    予め、ワークに固有の打抜き時の加圧力の時間的変化を基準圧力減少率(Pbc) として記憶しておき、この記憶された基準圧力減少率(Pbc) と加工中に圧力減少率演算手段(22)によって演算された実圧力減少率(Pc)とを比較し、実圧力減少率(Pc)が基準圧力減少率(Pbc) を越えたときに打抜きと判断して、打抜き発生の情報を出力する打抜き判定手段(23)と、
    この打抜き判定手段(23)により出力された打抜き発生の情報に基づいて、スライド(13)を直ちに上昇させる速度指令をサーボモータ指令出力手段(29)に出力し、電動サーボモータ(19)の最大制動トルクでスライド(13)を制動するサーボモータ指令演算手段(27)とを備えたことを特徴とするサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置。
  2. 請求項1記載のサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置において、
    前記サーボモータ指令演算手段(27)は、加工中に前記圧力減少率演算手段(22)により演算された実圧力減少率(Pc)が打抜き間近の所定値に達したときに、前記スライド(13)の加圧下降時の下降速度よりも低速の所定の速度に切替える速度指令をサーボモータ指令出力手段(29)に出力することを特徴とするサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置。
  3. 前記加圧力検出手段(19a) が、電動サーボモータ(19)の駆動電流値を検出する電流検出センサであることを特徴とする請求項1又は2記載のサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置。
  4. 前記加圧力検出手段(19a) が、前記スライド(13)を上下動自在に支持するフレ−ム(10)に付設され、かつ加圧力を歪みとして検出する歪みゲージセンサであることを特徴とする請求項1又は2記載のサーボプレスのブレークスルーの抑制制御装置。
  5. 電動サーボモータ(19)によりスライド(13)を上限位置と下限位置との間を上下方向に直線駆動すると共に、加圧下降又は上昇へ切替えてワークを打抜き加工するサーボプレスのブレークスルーの抑制制御方法において、
    予めワークに固有の打抜き時のスライド(13)の加圧力の時間的変化を基準圧力減少率(Pbc) として求めておき、加工中に演算される加圧力の時間的変化を実圧力減少率(Pc)として演算し、この実圧力減少率(Pc)が基準圧力減少率(Pbc) を越えたときに打抜きと判断し、この打抜き発生のとき直ちにスライド(13)の速度を下降から上昇へ切替え、電動サーボモータ(19)の最大制動トルクでスライド(13)を制動することを特徴とするサーボプレスのブレークスルーの抑制制御方法。
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