JP3981533B2 - 表示用基板の検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルや、有機ELのような表示用基板の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示パネルのような表示用基板の点灯検査装置の1つとして、検査すべき基板をローダ部に配置し、その基板をロボットにより測定部に移し、その基板の点灯検査をし、検査後の基板をロボットにより、ローダ部に戻すか、又は検査後の基板をローダ部と異なるアンローダ部に移すものがある。
【0003】
この種の検査装置において、基板を載せる測定ステージは測定部に配置されている。基板は、測定ステージのチャックトップに吸着保持されて、基板の各電極をプローブユニットの接触子に押圧され、その状態で通電されて、自動検査又は目視検査により良否を判定される。
【0004】
この種の装置においては、液晶基板の電極及びプローブユニットの接触子の配置ピッチが非常に狭いことから、基板をチャックトップに吸着した状態において基板とプローブユニットとの相対的位置が正確に一致していなければならない。両者の相対的位置がずれていると、基板の各電極とプローブユニットの接触子とが正しい関係に接触せず、正しい検査をすることができない。
【0005】
上記のことから、従来では、ローダ部にプリアライメントステージを配置し、このプリアライメントステージにおいてロボットに対する基板の粗アライメントを行い、測定部において精密アライメントを人手により又は自動的に行っている。
【0006】
人手による精密アライメントは、光学顕微鏡を用いて基板に形成されているアライメントマークを観察しつつ、アライメントマークが光学顕微鏡の視野内の所定の位置になるように、基板を測定ステージにより二次元的に移動させることにより、行われる。
【0007】
また、人手による他の精密アライメントは、光学顕微鏡を用いて基板の所定の電極とこれに対応する接触子の先端(針先)とを観察しつつ、両者が一致するように、基板を測定ステージにより二次元的に移動させることにより、行われる。
【0008】
自動精密アライメントは、基板に形成されたアライメントマークをビデオカメラで撮影しつつ、アライメントマークがビデオカメラの視野内の所定の位置になるように、基板を測定ステージにより二次元的に移動させることにより、行われる。
【0009】
【解決しようとする課題】
しかし、そのようなアライメントを行っても、ロボットによる基板の搬送時、ロボットからチャックトップへの基板の受け渡し時等に、所定の電極又はアライメントマークが光学顕微鏡又はビデオカメラの視野外となるように、基板がプローブユニットに対し大きくずれてしまうことが多い。そのような場合には、精密アライメントをすることができない。
【0010】
本発明の目的は、測定ステージに移した基板がプローブユニットに対して大きくずれていても、そのずれを容易に修正することができるようにすることにある。
【0011】
【解決手段、作用、効果】
本発明に係る表示用基板の検査装置は、第1、第2及び第3のステージと、該第1、第2及び第3のステージに対し表示用基板の受け渡しをする搬送装置とを含む。前記第1、第2及び第3のステージは前記第1のステージを中央にして表示用基板の搬送方向に間隔をおいている。前記第1のステージは、前記基板を受ける基板受け部と、受けた基板の縁部が当接可能に前記基板受け部に配置された1以上の位置決め部材とを備える。前記搬送装置は、前記第2のステージから前記基板を受けて前記第1のステージに搬送すると共に前記第1のステージから前記基板を受けて前記第3のステージに搬送する一対の搬送アームと、該搬送アームを前記基板の搬送方向へ移動させる第1の移動機構と、前記搬送アームを相寄り相離れる方向へ搬送アーム毎に個々に移動させる一対の第2の移動機構とを備える。前記搬送アームは、それらが対向した状態でそれらの移動方向へ伸びており、また互いに共同して前記第1及び第2のステージに対する前記基板の受け渡しをする複数の第1の基板受けと、互いに共同して前記第1及び第3のステージに対する前記基板の受け渡しをする複数の第2の基板受けとを対向する側に備える。
【0012】
第1のステージは測定ステージとして用いられ、第2のステージはローダステージとして用いられ、第3のステージはアンローダステージとして用いられる。検査済みの基板及び検査すべき基板は、それぞれ、第1及び第2のステージに載せられ、その箇所で搬送アームが相寄る方向へ移動されることにより両搬送アームに受けられ、その状態で搬送アームにより第2及び第3のステージに搬送される。
【0013】
第1及び第3のステージにおいては、先ず両搬送アームが基板の搬送方向へ移動され、両搬送アームが相離れる方向へ移動されて、検査すべき基板及び検査済みの基板が、それぞれ、第1及び第3のステージに渡される。
【0014】
次いで、基板と垂直な軸線方向における少なくとも一方の搬送アームの位置が同方向における基板の位置と一致するように、搬送アームと少なくとも第1のステージとが相対的に移動され、その状態で一方の搬送アームが他方の搬送アームに向けて移動されて、検査すべき基板を両搬送アームが相寄る方向又は相離れる方向へさらに移動させる。これにより、検査すべき基板は、その端縁を位置決め部材に押圧されて、第1のステージひいてはプローブユニットに対して位置決められる。
【0015】
上記のように基板を測定ステージに載せた後、その基板を一方の搬送アームにより位置決め部材に向けて押すことができるから、測定ステージに移した基板がプローブユニットに対して大きくずれていても、そのずれを容易に修正することができる。
【0016】
本発明に係る検査装置における搬送アームは、互いに共同して前記第1及び第2のステージに対する前記基板の受け渡しをする複数の第1の基板受けと、互いに共同して前記第1及び第3のステージに対する前記基板の受け渡しをする複数の第2の基板受けとを対向する側に備える。このため、搬送アームの長手方向全体で基板を受ける必要がないから、搬送アームが多少撓んでいても、基板を確実に受けることができる。また、本発明に係る検査装置における搬送装置は、アンローダステージとして用いる第3のステージを備えるから、基板のロード及びアンロードを並行して実行することができ、検査効率が向上する。
【0017】
前記第1のステージは前記基板受けを受け入れる凹所を有することができる。そのようにすれは、凹所が基板受けのための逃げとして作用するから、測定ステージにおける基板の受け渡しが確実に行われる。
【0018】
前記第1及び第2の基板受けのそれぞれは、互いに共同して前記基板を把持することができる。
【0019】
前記第1の移動機構は、前記搬送アームの移動方向へ伸びる一対のレールであって当該検査装置のフレームに互いに平行に伸びる状態に組み付けられた一対のレールと、該レールの長手方向へ相対的に移動可能に前記搬送アームに組み付けられた一対のガイドと、前記ガイドを同期して前記レールの長手方向へ移動させる駆動機構とを備えることができる。そのようにすれば、移動機構の構造が簡単になると共に、搬送アームの移動制御が容易になる。
【0020】
前記駆動機構は、前記搬送アームの移動方向へ間隔をおいて前記搬送アームの相対的な移動方向へ伸びる一対の伝動軸と、前記搬送アームの相対的な移動方向へ間隔をおいて前記伝動軸にかけられた一対の連結部材であって前記ガイドに個々に結合された連結部材と、該連結部材を前記レールの長手方向へ移動させるべく前記連結部材及び前記伝動軸のいずれか一方に連結された駆動源とを備えていてもよい。
【0021】
各第2の移動機構は、前記ガイドに組み付けられて前記搬送アームを支持する補助ステージであって前記搬送アームを移動させる補助ステージを含むことができる。
【0022】
前記補助ステージは、前記ガイド及び前記搬送アームの一方に組み付けられた第2のレールと、前記ガイド及び前記搬送アームの他方に組み付けられた第2のガイドと、前記搬送アームを前記ガイドに対して移動させる機構とを備えていてもよい。
【0023】
図1から図4を参照するに、検査装置10は、液晶表示パネルのような表示用基板12の点灯検査装置として用いられる。基板12は、複数の表示パネルに分割される複数個取りの基板であり、したがって短冊状のような長方形の形状を有している。基板12は、複数の電極を基板12の幅方向の各縁部に備えている。各電極は、基板12の幅方向に長い帯状の電極である。そのような基板12として、携帯電話用の表示パネルのような小型のセルを複数個一体的に備えるいわゆる複数個取りの基板をあげることができる。しかし、本発明は、基板が単一のセルからなる場合にも適用することができる。
【0024】
検査装置10は、測定ステージ14と、ローダステージ16と、アンローダステージ18と、これらのステージ14,16,18に対する基板12の受け渡しのために基板12をその長手方向へ搬送する搬送装置20とを含む。
【0025】
ステージ14,16,18は、測定ステージ14を中央にして基板12の搬送方向に互いに間隔をおいて検査装置10のベース22に配置されている。測定ステージ14からローダステージ16までの距離と、測定ステージ14からアンローダステージ18までの距離とは同じとされている。
【0026】
測定ステージ14は、基板12を、互いに直交するX,Y,Zの三方向へ移動させると共に基板12に垂直な軸線の周りに角度的に回転させる機能を有しており、また基板12を受けて真空的に吸着するチャックトップ24を上部に備えている。X方向は基板12の搬送方向であり、Y方向は基板12の幅方向であり、Z方向は基板12に垂直の方向である。
【0027】
チャックトップ24の上面は、基板12を水平に受ける基板受け部とされており、この基板受け部に図4に示す吸着溝26を有している。この基板受け部は、基板12の搬送方向(X方向)に長い長方形の形状を有している。
【0028】
チャックトップ24の上面すなわち基板受け部は、X方向に間隔をおいた複数の位置決めピン28を搬送アーム36側の端縁部に有していると共に、X方向に間隔をおいた複数の凹所30をY方向の各端縁部に有している。位置決めピン28は、基板受け部から上方へ突出している。図示の例では、3つの凹所30が基板受け部の各端縁部に形成されている。
【0029】
ローダステージ16及びアンローダステージ18は、いずれも、X方向に長い長方形の上面を有しており、この上面に基板12を水平に受ける。ステージ16,18は、また、基板12を少なくとも基板12に垂直の方向(Z方向)へ移動させる。ステージ16及び18は、凹所32をY方向の各端縁部に有している。
【0030】
搬送装置20は、基板12を把持してX方向へ搬送する一対の搬送アーム3436と、搬送アーム34,36をX方向へ移動させる第1の移動機構38と、搬送アーム34,36を相寄り相離れる方向へ搬送アーム毎に個々に移動させる一対の第2の移動機構40とを備えている。
【0031】
搬送アーム34,36は、それらが対向した状態でX方向へ伸びており、また互いに共同して基板12を受ける複数の基板受け42を対向する側に備えている。各基板受け42は、対応する搬送アームの縁部から相手の搬送アームの側に突出されており、上向きの段部44を先端部に有している。
【0032】
凹所30,32の各々は、上方に開口していると共に、Y方向の対応する端縁部側に開口しており、また基板受け42を受け入れることができる大きさを有している。
【0033】
基板受け42は、X方向における一方に位置する3つの基板受け42の群と、他方に位置する3つの基板受け42の群とに分けられている。両基板受け群の間隔は、測定ステージ14とステージ16及び18との間の間隔と同じとされている。各基板受け群の基板受け42のピッチは、凹所30のピッチと同じである。
【0034】
第1の移動機構38は、Y方向に間隔をおいてX方向へ平行に伸びる一対のレール46を検査装置10のフレーム48に組み付けて支持させ、ガイド50を各レール46にX方向へ移動可能に組み付けて支持させ、各ガイド50に第2の移動機構40を組み付けて支持させ、各第2の移動機構40に搬送アーム34又は36を組み付けて支持させている。
【0035】
第1の移動機構38は、また、ステージ14,16,18を間にしてX方向へ間隔をおいた一対の伝動軸52をY方向へ伸びる状態に図示しないブラケットによりフレーム48に支持させ、ステージ14,16,18を間にしてY方向に間隔をおいた一対の無端ベルト54を伝動軸52に組み付けられたプーリ56に巻きかけ、各無端ベルト54をガイド50に個々に結合させている。
【0036】
無端ベルト54は、駆動源58により駆動源58の出力軸に組み付けられたプーリ60を介して回転移動される。無端ベルト54の張力は、複数のローラを用いた張力付与機構62により所定の値に維持される。無端ベルト54はタイミングベルトであり、したがってプーリ56,60はタイミングプーリである。しかし、チェーンとスプロケットのような他の動力伝達機構を用いてもよい。
【0037】
各第2の移動機構40は、対応する搬送アーム34又は36を支持すると共に、Y方向へ移動させる補助ステージとすることができる。
【0038】
次に、図1から図8を参照して検査装置10の動作について説明する。
【0039】
検査時、搬送アーム34,36は、所定の搬送高さ位置に維持されていると共に、ステージ14,16,18からY方向へ大きく離されている。また、搬送アーム34,36は、左方の基板受け群の中央に位置する基板受け42がX方向においてステージ16の凹所32と一致し、右方の基板受け群の基板受け42がX方向においてステージ14の凹所30と一致するように、最左端に移動されている。
【0040】
検査の間、測定ステージ14は、受けた基板12を搬送高さ位置より上方の検査高さ位置に上昇されて、基板12の電極をプローブユニット(図示せず)の対応する接触子に押圧している。検査の間、ステージ16,18は、搬送高さ位置より下方の待機位置に維持されている。液晶表示パネルの点灯検査装置の場合、バックライトユニットは、チャックトップに収容されており、点灯される。
【0041】
検査の間、新たな基板が人手により又はロボットによりローダステージ16に配置されると共に、アンローダステージ18上の検査済みの基板が人手により又はロボットにより除去される。未検査の基板をローダステージ16に載せた後、その基板の粗アライメントを行ってもよい。粗アライメントは、複数のストッパをローダステージ16の上面に設け、そのストッパに未検査の基板の隣り合う縁部を当接させることにより、行うことができる。
【0042】
測定ステージ14上の基板12の検査が終了すると、図5に示すように、測定ステージ14が搬送アーム34,36の基板受け42の先端部を凹所30に受け入れることができる高さ位置に下げられると共に、ローダステージ16が搬送アーム34,36の基板受け42を受け入れることができる高さ位置に調整される。ステージ16,18の高さ調整は、検査の間に行ってもよい。
【0043】
次いで、図6に示すように、搬送アーム34,36が第2の移動機構40により相寄る方向へ移動されて基板受け42の先端部を凹所30,32に挿入された後、ステージ14,16が下げられる。これにより、基板12はステージ14,16から搬送アーム34,36に渡されて、搬送アーム34,36の段部44に受けられる。
【0044】
次いで、図7に示すように、搬送アーム34,36が両基板12を受けた状態で第1の移動機構38により、未検査の基板12が測定ステージ14の上方となり、検査済みの基板12がアンローダステージ18の上方となるように、最右端に移動される。
【0045】
次いで、ステージ14,18が搬送高さ位置に上昇されて、搬送アーム34,36の基板受け42が凹所30,32に受け入れられる。
【0046】
次いで、図8に示すように、搬送アーム34,36が第2の移動機構40によりステージ14,16,18からY方向へ大きく離される。これにより、未検査の基板12が測定ステージ14に渡され、検査済みの基板12がアンローダステージ18に渡される。
【0047】
次いで、図3及び図4に示すように、未検査の基板12の高さ位置が一方の搬送アーム34の高さ位置と一致するように、測定ステージ14の高さ位置が調整され、搬送アーム34が対応する第2の移動機構40により搬送アーム36の側に移動される。これにより、搬送アーム34がその基板受け42の先端で未検査の基板12を位置決め部材28に押圧するから、未検査の基板12がY方向の位置決め部材28に当接して測定ステージ14ひいてはプローブユニットに対して位置決められる。
【0048】
次いで、搬送アーム34が測定ステージ14からY方向へ離された後、アンローダステージ18が待機位置に下降され、測定ステージ14が検査高さに上昇されて未検査の基板12の検査が行われる。
【0049】
プローブユニットに対する基板の精密アライメント、特にX方向におけるアライメントを測定ステージ14において行う場合、測定ステージ14は、基板に予め形成されているアライメントマークが光学顕微鏡やビデオカメラの視野内の所定の箇所に位置するように、チャックトップ24を移動させる精密アライメント作業を終了した後に、検査高さ位置に上昇される。
【0050】
しかし、検査装置10においては、基板12の電極が基板12の幅方向(Y方向)に長い帯状の電極であるから、基板12を位置決めピン28に当接させ、X方向における基板12の精密アライメントを行うだけで、Y方向における基板12の精密アライメントを行わなくても、基板12の各電極はプローブユニットの対応する接触子に確実に及び正しく押圧され、アライメント作業が容易になる。また、測定ステージ14に移した基板12がプローブユニットに対してY方向に大きくずれていても、基板12を位置決めピン28に当接させることにより、アライメントマークが光学顕微鏡やビデオカメラの視野内に入るから、前記のようなずれは容易に修正される。
【0051】
検査装置10によれば、基板12を搬送アーム34,36の複数の基板受け42に受けるから、搬送アーム34,36の長手方向全体で基板12を受ける必要がなく、搬送アーム34,36が多少撓んでいても、基板12を確実に受けることができる。
【0052】
検査装置10によれば、また、測定ステージ14が基板受け42のための逃げとして作用する凹所30を有するから、測定ステージ14における基板12の受け渡しが確実に行われる。
【0053】
検査装置10によれば、さらに、測定ステージ14のほかに、ローダステージ16とアンローダステージ18とを備えるから、未検査の基板12のロードと検査済みの基板12のアンロードとを並行して実行することができ、検査効率が向上する。
【0054】
検査装置10によれば、さらに、Y方向に間隔をおいてX方向へ平行に伸びる一対のレール46を検査装置10のフレーム48に組み付けて支持させ、ガイド50を各レール46にX方向へ移動可能に組み付けて支持させ、各ガイド50に第2の移動機構40を組み付けて支持させ、各第2の移動機構40に搬送アーム34又は36を組み付けて支持させているから、第1の移動機構38の構造が簡単になると共に、搬送アームの移動制御が容易になる。
【0055】
本発明は、液晶表示基板のみならず、有機EL(electroluminescense)のような他の表示用基板の検査装置にも適用することができるし、点灯検査装置のみならず他の検査装置にも適用することができる。本発明は、また、基板12を水平の状態で検査する装置のみならず、基板を斜めの状態で検査する装置にも適用することができる。
【0056】
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示用基板の検査装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図である。
【図3】図1に示す検査装置の要部の一実施例を示す平面図である。
【図4】図3における4−4線に沿って得た断面図である。
【図5】図1に示す検査装置の動作を説明するための図であって、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図6】図5に続く動作を説明するための図であって、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図7】図6に続く動作を説明するための図であって、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図8】図7に続く動作を説明するための図であって、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
10 検査装置
12 表示用基板
14 測定ステージ
16 ローダステージ
18 アンローダステージ
20 搬送装置
22 ベース
24 チャックトップ
26 吸着溝
28 位置決めピン
30,32 凹所
34,36 搬送アーム
38 第1の移動機構
40 第2の移動機構
42 基板受け
44 基板受けの段部
46 レール
48 フレーム
50 ガイド
52 伝動軸
54 無端ベルト(連結部材)
56,60 プーリ
58 駆動源

Claims (6)

  1. 第1、第2及び第3のステージと、該第1、第2及び第3のステージに対し表示用基板の受け渡しをする搬送装置とを含み、
    前記第1、第2及び第3のステージは前記第1のステージを中央にして表示用基板の搬送方向に間隔をおいており、
    前記第1のステージは、前記基板を受ける基板受け部と、受けた基板の縁部が当接可能に前記基板受け部に配置された1以上の位置決め部材とを備え、
    前記搬送装置は、前記第2のステージから前記基板を受けて前記第1のステージに搬送すると共に前記第1のステージから前記基板を受けて前記第3のステージに搬送する一対の搬送アームと、該搬送アームを前記基板の搬送方向へ移動させる第1の移動機構と、前記搬送アームを相寄り相離れる方向へ搬送アーム毎に個々に移動させる一対の第2の移動機構とを備え、
    前記搬送アームは、それらが対向した状態でそれらの移動方向へ伸びており、また互いに共同して前記第1及び第2のステージに対する前記基板の受け渡しをする複数の第1の基板受けと、互いに共同して前記第1及び第3のステージに対する前記基板の受け渡しをする複数の第2の基板受けとを対向する側に備える、表示用基板の検査装置。
  2. 前記第1のステージは前記基板受けを受け入れる凹所を有する、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記第1及び第2の基板受けのそれぞれは、互いに共同して前記基板を把持する、請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記第1の移動機構は、前記搬送アームの移動方向へ伸びる一対のレールであって当該検査装置のフレームに互いに平行に伸びる状態に組み付けられた一対のレールと、該レールの長手方向へ相対的に移動可能に前記搬送アームに組み付けられた一対のガイドと、前記ガイドを同期して前記レールの長手方向へ移動させる駆動機構とを備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の検査装置。
  5. 前記駆動機構は、前記搬送アームの移動方向へ間隔をおいて前記搬送アームの相対的な移動方向へ伸びる一対の伝動軸と、前記搬送アームの相対的な移動方向へ間隔をおいて前記伝動軸にかけられた一対の連結部材であって前記ガイドに個々に結合された連結部材と、該連結部材を前記レールの長手方向へ移動させるべく前記連結部材及び前記伝動軸のいずれか一方に連結された駆動源とを備える、請求項4に記載の検査装置。
  6. 各第2の移動機構は、前記ガイドに組み付けられて前記搬送アームを支持する補助ステージであって前記搬送アームを移動させる補助ステージを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の検査装置。
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