JP3974362B2 - ジェット推進艇 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、艇尾に水を噴射するジェットノズルを設け、このジェットノズルにステアリングノズルを付設し、このステアリングノズルの後方にリバースバケットを上下方向にスイング自在に取付けたジェット推進艇に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェット推進艇として、例えば特許3121333「水噴射推進装置」が知られている。以下、この特許公報に示す第3図を次図に再掲(但し、符号は振り直す)してジェット推進艇を詳しく説明する。
【0003】
図14は従来のジェット推進艇の要部を示す側面図である。ジェット推進艇100は、船尾にジェット推進機101を備え、ジェット推進機101の後方にステアリングノズル102を上下の支軸103,103で左右方向にスイング自在に備え、ステアリングノズル102の後方にリバースバケット104を左右の支軸105,105で上下方向にスイング自在に備える。
【0004】
ジェット推進艇100を推進する際には、操作ケーブル106を操作することによりリバースバケット104を支軸105,105を中心にしてステアリングノズル102の上方の推進位置P3に矢印の如くスイング移動する。これにより、ステアリングノズル102の出口102aから水ジェットを後方に噴射してジェット推進艇100を推進することができる。
【0005】
一方、ジェット推進艇100を後進する場合には、操作ケーブル106を操作することによりリバースバケット104を支軸105,105を中心にしてステアリングノズル102の出口102a側の後進位置P4、すなわち図示の位置までスイングする。これにより、ステアリングノズル102の出口102aから噴射した水ジェットを矢印の如く前方に導いて後進する。
なお、リバースバケット104を推進位置P3及び後進位置P4に保持する手段として引張ばね107を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図14のジェット推進艇100ではリバースバケット104を操作する操作ケーブル106をジェット推進機101の上方に沿って配置する必要がある。このため、ジェット推進機101の上方に操作ケーブル106を配置するための収容空間108を確保する必要があり、そのことがジェット推進艇100の重心を下げる妨げになっている。
【0007】
そこで、本発明の目的は、リバースバケットの操作ケーブルをジェット推進機の上方に沿って配置する必要がないジェット推進艇を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1は、艇尾に水を噴射するジェットノズル(24)を設け、このジェットノズル(24)にステアリングノズル(30)を付設し、このステアリングノズル(30)の下方を艇体に着脱可能なライドプレート(34)で覆い、このライドプレート(34)の左右に一対の支持ブラケット(35,36)を設け、これら一対の支持ブラケット(35,36)にリバースバケット(40)を上下にスイング自在に取付けたジェット推進艇であって、一対の支持ブラケットのうちの一方(35)とステアリングノズル(30)との間の間隔に中間レバー(50)を配置するとともに、この中間レバー(50)を一方の支持ブラケット(35)にスイング自在に取付け、中間レバー(50)は、下端部にジョイント(52)を取付け、該ジョイント(52)に操作ケーブル(41)の後端を連結し、中間レバー(50)の上端から中央部に渡ってガイド溝(53)を形成し、該ガイド溝(53)にスライド部材(55)を移動自在に配置し、リバースバケット(40)に前記スライド部材(55)を連結し、操作ケーブル(41)で中間レバー(50)を操作してリバースバケット(40)をスイングさせるように構成したことを特徴とする。
【0009】
支持ブラケットとステアリングノズルとの間の間隔に中間レバーを配置し、この中間レバーを介してリバースバケットに操作ケーブルを連結した。具体的には、中間レバーは、下端部にジョイントを取付け、該ジョイントに操作ケーブルの後端を連結し、中間レバーの上端から中央部に渡ってガイド溝を形成し、該ガイド溝にスライド部材を移動自在に配置し、リバースバケットに前記スライド部材を連結し、操作ケーブルで中間レバーを操作してリバースバケット(40)をスイングさせるようにした。
これにより、操作ケーブルをジェット推進機の側面に沿って配置することができるので、リバースバケットの操作ケーブルを、ジェット推進機の上方に沿って配置する必要はない。
【0010】
さらに、ライドプレートの左右に一対の支持ブラケットを設け、一方の支持ブラケットとステアリングノズルとの間の間隔に中間レバーを配置することで、一対の支持ブラケット間の間隔を広く確保することができる。このため、リバースバケットの幅を広く設定することができる。
加えて、一対の支持ブラケット間の間隔を広くできるので、リバースバケットの支持部を強固に形成するスペースを確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るジェット推進艇の側面図である。
ジェット推進艇10は、艇体11の前部12に燃料タンク14を取付け、この燃料タンク14の後方にエンジン15を設け、このエンジン15の後方にジェット推進機室16を設け、このジェット推進機室16でかつ艇尾11aにジェット推進機20を備える。
【0012】
また、ジェット推進艇10は、ジェット推進機20の後部をジェットノズル24で構成し、このジェットノズル24にステアリングノズル30を付設し、このステアリングノズル30の下方を艇体11に着脱自在のライドプレート34で覆い、このライドプレート34の左右に左右の(一対の)支持ブラケット35,36を設け、これら左右の支持ブラケット35,36にリバースバケット40を上下にスイング自在に備え、シート17の前方で且つ燃料タンク14の上方に操舵ハンドル18を備え、操舵ハンドル18の下方にリバースバケット用の操作レバー60を備える。
【0013】
ジェット推進機20は、艇底13の吸込口13aから後方へ延びたハウジング21を有し、このハウジング21内にインペラ22を回転自在に取り付け、インペラ22をエンジン15の駆動軸23に連結したものである。
【0014】
ステアリングノズル30は、ハウジング21の後端(すなわち、ジェットノズル24の出口)に左右方向にスイング自在に取付けた部材である。このステアリングノズル30に操作ケーブルを介して操舵ハンドル18を連結することで、操舵ハンドル18を操作してステアリングノズル30を左右方向にスイングさせることができる。
【0015】
リバースバケット40は、ライドプレート34の左右の支持ブラケット35,36にスイング自在に取付けた部材である。リバースバケット40をステアリングノズル30の上方の推進位置P1に配置することで、ジェット推進艇10の推進を可能とし、リバースバケット40をステアリングノズル30の後方の後進位置P2に配置することで、ジェット推進艇10の後進を可能とすることができる。
このリバースバケット40に操作ケーブル41を介して操作レバー60を連結する。よって、操作レバー60を操作してリバースバケット40を上下方向にスイングすることができる。
【0016】
このジェット推進艇10を推進する際には、リバースバケット40をステアリングノズル30の上方の推進配置P1に配置する。次に、燃料タンク14からエンジン15に燃料を供給してエンジン15を駆動し、このエンジン15の駆動力を駆動軸23を介してインペラ22に伝える。
【0017】
エンジン15の駆動力を介してインペラ22に伝えることで、インペラ22を回転して艇底13の吸込口13aから水を吸引し、吸引した水をハウジング21の後端、すなわちジェットノズル24の出口を通してステアリングノズル30の出口30bから噴射水を噴射して推進する。
【0018】
図2は本発明に係るジェット推進艇の要部を示す側面図であり、ジェット推進機20の後部のジェットノズル24にステアリングノズル30を付設し、このステアリングノズル30の下方を艇体11に着脱自在のライドプレート34で覆い、このライドプレート34の左右側にそれぞれ左右の支持ブラケット35,36を設け、これら左右の支持ブラケット35,36にリバースバケット40を上下方向にスイング自在に備えた状態を示す。
【0019】
このジェット推進艇10は、左右の支持ブラケット35,36のうちの一方(左支持ブラケット35)とステアリングノズル30との間の間隔42(図4参照)に中間レバー50を配置するとともに、この中間レバー50を左支持ブラケット35にスイング自在に取付け、この中間レバー50を介してリバースバケット40に操作ケーブル41を連結し、この操作ケーブル41の前端41aを操作レバー60に取付けたものである。
【0020】
操作レバー60を支軸61を中心にして上下方向にスイング移動することにより、操作ケーブル41を操作して中間レバー50を支持ボルト51を軸にスイング移動させる。中間レバー50がスイング移動することで、リバースバケット40を支持ボルト43を軸に上下方向にスイングさせることができる。
これにより、リバースバケット40をステアリングノズル30の上方の推進位置P1と、ステアリングノズル30の後方の後進位置P2(図示の位置)とに移動することができる。
【0021】
図3は本発明に係るジェット推進艇の要部を示す分解側面図である。
左支持ブラケット35は、ライドプレート34の後端34aから後方に向けて上り勾配で形成し、上端前部35aに支持ボルト51を介して中間レバー50の下端部50a近傍を回転自在に取付け、上端後部35bにリバースバケット40を支持する取付孔37を形成し、中央外側面にストッパ38を垂直に形成したものである。
【0022】
ストッパ38にリバースバケット40のストッパ片44を当接することにより、リバースバケット40を後進位置P2(図2に示す)に静止させることができる。
また、取付孔37に取付ボルト45を差込むことにより、リバースバケット40を上下方向にスイング自在に取付けることができる。
なお、右支持ブラケット36は、左支持ブラケット35と同一構成であり、同一構成部材に同一符号を付して説明を省略する。
【0023】
中間レバー50は、下端部50aにジョイント52を取付け、上端部50bから中央部50cに渡ってガイド溝53をクランク状に形成し、このガイド溝53にスライド部材55を移動自在に配置し、ガイド溝53の上端53a側外側面に後進用ロックばね57を取付け、ガイド溝53の下端53b側外側面に推進用ロックばね58を取付けたものである。
ジョイント52に操作ケーブル41の後端41bを連結することで、中間レバー50を操作レバー60(図2に示す)に連結することができる。
また、スライド部材55の通孔55aにリバースバケット40の取付ボルト45を差込み、取付ボルト45の先端にナット45aをねじ結合することで、リバースバケット40にスライド部材55を連結することができる。
【0024】
後進用ロックばね57は、上端中央をボルト57aで中間レバー50に取付け、ボルト57aの両側をそれぞれピン57b,57bに巻回し、ガイド溝53の上端53aに沿わせて、それぞれの端部を支持片50f,50gにスライド自在に支持したものである。
この後進用ロックばね57によれば、ガイド溝53の上端53aまで移動したスライド部材55を挟持することができる。
【0025】
推進用ロックばね58は、下端中央をボルト58aで中間レバー50に取付け、ボルト58aの両側をそれぞれピン58bに巻回し、ガイド溝53の下端53bに沿わせて、それぞれの端部を支持片50d,50eにスライド自在に支持したものである。
この推進用ロックばね58によれば、ガイド溝53の下端53bまで移動したスライド部材55を挟持することができる。
【0026】
中間レバー50の下端部50aにジョイント52を介して操作ケーブル41を連結することで、操作ケーブル41をジェット推進機20のハウジング21の側壁に沿わせて配置することができる。このため、操作ケーブル41をハウジング21の上方に配置する必要がないので、ハウジング21上方に操作ケーブル41を配置するための空間を設ける必要はない。
このため、ジェット推進艇10の高さを抑えることができるので、ジェット推進艇10の重心位置を下げることができる。
【0027】
リバースバケット40は、左右の側壁46a,46bに渡って湾曲状の後壁47を連結し、左右の側壁46a,46bにそれぞれ噴射口48a,48bを形成し、左右の側壁46a,46bに支持ボルト43,43を取付け、それぞれの支持ボルト43,43を左右の支持ブラケット35,36の取付孔37,37に差込むことで、左右の支持ブラケット35,36に上下方向にスイング自在に支持し、取付ボルト45でスライド部材55に連結したものである。
この状態で、スライド部材55はガイド溝53にスライド自在に支持される。
【0028】
図4は本発明に係るジェット推進艇の要部を示す分解平面図であり、ライドプレート34の左右側、すなわちステアリングノズル30の左右側に、左右の支持ブラケット35,36を設け、左右の支持ブラケット35,36にリバースバケット40を左右の支持ボルト43,43及びナット43a,43aで上下にスイング自在に備え、リバースバケット40の左端部に収納ポケット48を形成し、この収納ポケット48に中間レバー50の上端部50bを差込み、差込んだ中間レバー50を取付ボルト45及びナット45aでリバースバケット40に取付けた状態を示す。
【0029】
中間レバー50を取付ボルト45で収納ポケット48の取付孔48c,48cに取付ける際に、中間レバー50の内外に各々スペーサ45b及びスライド部材55を備える。これにより、中間レバー50と収納ポケット48との隙間を好適に調整する。
また、スライド部材55の突起55bはガイド溝53にスライド自在に間に嵌入する。
【0030】
また、この図は、左支持ブラケット35とステアリングノズル30との間に、中間レバー50を配置し、この中間レバー50を支持ボルト51で左支持ブラケット35にスイング自在に取付け、中間レバー50の下端部50aにジョイント52を介して操作ケーブル41を連結することで、操作ケーブル41をハウジング21の左側壁に沿わせて配置した状態を示す。
図2に示す操作レバー60で操作ケーブル41を操作し、リバースバケット40を左右の支持ボルト43,43を軸にして上下方向にスイングすることができる。
【0031】
さらに、この図は、ステアリングノズル30の右側壁からアーム31を外側に延ばし、アーム31の先端にジョイント32を介してステアリング用操作ケーブル33をハウジング21の右側壁に沿わせて配置した状態を示す。
図2に示す操舵ハンドル18でステアリング用操作ケーブル33を操作し、ステアリングノズル30を上下の支軸30a,30aを軸にして左右方向にスイングすることができる。
【0032】
図4に示すように、ライドプレート34の左右に左右の支持ブラケット35,36を設け、左支持ブラケット35とステアリングノズル30との間の間隔42に中間レバー50を配置することで、左右の支持ブラケット35,36間の間隔を広く確保することができる。
このため、リバースバケット40の幅を広く設定することができるのでステアリングノズル30から噴射した水ジェットをより一層効率よく前方に導くことが可能になる。
【0033】
加えて、左右の支持ブラケット35,36間の間隔を広くできるので、リバースバケット40の左右の支持部40a,40bを強固に形成するスペースを確保することができ、リバースバケット40の剛性をより一層高めることができる。
【0034】
図5は図2の要部拡大図であり、艇体11に固定ブラケット65を取付け、この固定ブラケット65に支軸61を介して操作レバー60を上下方向にスイング自在に取付けた状態を示す。
操作レバー60は、略V形の形状をなし上端に取手62を備え、上端から下方に湾曲状の案内溝63を形成し、この案内溝63にロッド66を差込み、差込んだロッド66を固定ブラケット65に取付け、下端部にジョイント64を介して操作ケーブル41の前端41aを連結したものである。
【0035】
この操作レバー60によれば、取手62を掴んで引上げることにより操作レバー60を上方にスイングさせて操作ケーブル41を引上げ、リバースバケット40(図2に示す)を後進位置P2に移動することができる。
一方、取手62を下方に押込むことにより操作レバー60を下方にスイングさせて操作ケーブル41を引下げ、リバースバケット40(図2に示す)を推進位置P1に移動することができる。
【0036】
取手62は凹部62aを備え、この凹部62aにロック部材67を嵌入することで取手62を図示の位置に保持する。なお、取手62を上方に引上げる際にはロックばね68のばね力に抗してロック部材67を支軸67a軸にスイングさせることによりロックを解除できる。
【0037】
次に、ジェット推進艇10の作用を説明する。先ず、ジェット推進艇10のリバースバケットを推進位置P1から後進位置P2まで移動する例を図6〜図9に基づいて説明する。
図6(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇の第1作用説明図であり、(b)は(a)からリバースバケット40を外した状態を示す。
(a)はリバースバケット40を推進位置P1に配置した状態を示す。
この状態において、操作レバー60を支軸61を中心にして矢印の如く上方向にスイングすることで、操作ケーブル41を矢印の如く操作して中間レバー50を支持ボルト51を軸に矢印▲1▼の如くスイングする。
【0038】
(b)はガイド溝53の下端部53bにスライド部材55を配置し、このスライド部材55を推進用ロックばね58で挟持した状態を示す。これにより、スライド部材55をガイド溝53の下端53bと推進用ロックばね58の突起部58cとの間に保持することにより、中間レバー50を図示の位置に保持し、(a)に示すリバースバケット40を推進位置P1に保持することができる。
【0039】
ここで、ガイド溝53は、下端部53bから部位53cまでの間(すなわち、角度θ1間)を支持ボルト51を中心とした円弧状に形成しているので、中間レバー50を矢印▲1▼の如くスイングしても、リバースバケット40及びスライド部材55は静止した状態を保つ。よって、推進用ロックばね58がスライド部材55から離れる方向に移動する。
【0040】
図7(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇の第2作用説明図である。
(a)において、ガイド溝53の部位53cがスライド部材55まで到達すると、スライド部材55が推進用ロックばね58の突起部58cに当接して、突起部58cを外側に押出す。
この状態から、中間レバー50を矢印▲1▼の如くさらにスイングすることにより、スライド部材55がガイド溝53の上端部53aに向けて溝53に沿って移動し、リバースバケット40が支持ボルト43を軸にして矢印▲2▼の如くスイングする。
【0041】
(b)において、操作ケーブル41を矢印の如く操作して、中間レバー50を支持ボルト51を軸にして矢印▲1▼の如く継続してスイングすることで、リバースバケット40の矢印▲2▼方向へのスイングを継続する。
【0042】
図8(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇の第3作用説明図であり、(b)は(a)からリバースバケット40を外した状態を示す。
(a)において、スライド部材55がガイド溝53の部位53dに到達した際に、リバースバケット40のストッパ片44が左支持ブラケット35のストッパ38に当接して、リバースバケット40が後進位置P2に静止する。
【0043】
(b)において、ガイド溝53は、部位53dから上端部53aまでの間(すなわち、角度θ2間)を支持ボルト51を中心とした円弧状に形成しているので、この間で中間レバー50を矢印▲1▼の如くスイングしても、リバースバケット40及びスライド部材55は静止した状態を保つ。
【0044】
図9(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇の第4作用説明図であり、(b)は(a)からリバースバケット40を外した状態を示す。
(a)において、ガイド溝53の上端部53aがスライド部材55に当接することにより中間レバー50が静止する。これにより、リバースバケット40を後進位置P2に配置する操作を完了する。
この状態において、スライド部材55をガイド溝53の上端部53aに当接し、かつリバースバケット40のストッパ片44を左支持ブラケット35のストッパ38に当接させることで、リバースバケット40を後進位置P2に保持することができる。
【0045】
(b)はスライド部材55を後進用ロックばね57で挟持した状態を示す。スライド部材55を後進用ロックばね57で挟持する際に、スライド部材55で後進用ロックばね57を押し広げるので、操作レバー60(図6に示す)にある程度の抵抗がかかり、運転者はリバースバケット40が後進位置P2にセットされたことを感覚的に知ることができる。
【0046】
次に、ジェット推進艇10のリバースバケットを後進位置P2から推進位置P1まで移動する例を図10〜図12に基づいて説明する。
図10(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇の第5作用説明図であり、(b)は(a)からリバースバケット40を外した状態を示す。
(a)において、操作レバー60を支軸61を中心にして矢印の如く下方向にスイングすることで、操作ケーブル41を矢印の如く操作して中間レバー50を支持ボルト51を軸に矢印▲4▼の如くスイングする。
【0047】
(b)において、ガイド溝53は、上端53aから部位53dまでの間(すなわち、角度θ2間)を支持ボルト51を中心とした円弧状に形成しているので、中間レバー50を矢印▲4▼の如くスイングしても、リバースバケット40及びスライド部材55は静止した状態を保つ。よって、後進用ロックばね57がスライド部材55から離れる方向に移動する。
【0048】
図11(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇の第6作用説明図である。
(a)において、ガイド溝53の部位53dがスライド部材55まで到達すると、スライド部材55が後進用ロックばね57から外れる。この状態から、中間レバー50を矢印▲4▼の如くさらにスイングすることにより、スライド部材55がガイド溝53の下端部53bに向けて溝53に沿って移動し、リバースバケット40が支持ボルト43を軸にして矢印▲5▼の如くスイングする。
【0049】
(b)において、操作ケーブル41を矢印の如く操作して、中間レバー50を支持ボルト51を軸にして矢印▲4▼の如く継続してスイングすることで、リバースバケット40の矢印▲5▼方向へのスイングを継続する。
【0050】
図12は本発明に係るジェット推進艇の第7作用説明図である。
スライド部材55がガイド溝53の部位53cに到達した際に、リバースバケット40がストッパ(図示しない)に当接して、リバースバケット40が推進位置P1に静止する。
【0051】
ガイド溝53は、部位53cから下端部53bまでの間(すなわち、角度θ1間)を支持ボルト51を中心とした円弧状に形成しているので、この間で中間レバー50を矢印▲4▼の如くスイングしても、リバースバケット40及びスライド部材55は静止した状態を保つ。
【0052】
そして、ガイド溝53の上端部53aがスライド部材55に当接することにより中間レバー50が静止する。これにより、図6(a)の状態になりリバースバケット40を推進位置P1に配置する操作を完了する。
【0053】
このとき、図6(b)に示すようにスライド部材55を推進用ロックばね58で挟持する。スライド部材55を推進用ロックばね58で挟持する際に、スライド部材55で推進用ロックばね58を押し広げるので、操作レバー60(図10に示す)にある程度の抵抗がかかり、運転者はリバースバケット40が推進位置P1にセットされたことを感覚的に知ることができる。
【0054】
図13(a),(b)は本発明に係るジェット推進艇を比較例と比較した説明図であり、(a)において従来技術を比較例として、(b)において実施形態を実施例として示す。
(a)において、リバースバケット104を操作する操作ケーブル106をジェット推進機101の上方に配置するため、操作ケーブル106を収容する収容空間108をジェット推進機101の上方に確保する必要がある。このため、ジェット推進艇100の重心を下げる妨げになる。
【0055】
加えて、リバースバケット104を推進位置P3及び後進位置P4に保持する手段として引張ばね107を採用している。これにより、リバースバケット104を推進位置P3と後進位置P4との間でスイングする際に、引張ばね107のばね力が常時操作レバーに作用する。このため、リバースバケット104の操作性に改良の余地がある。
【0056】
(b)において、リバースバケット40を操作する操作ケーブル41をジェット推進機20の左側壁に配置することができる。これにより、操作ケーブル41を収容する収容空間をジェット推進機20の上方に確保する必要はない。このため、ジェット推進艇10の重心を下げる上で好ましいレイアウトである。
【0057】
加えて、リバースバケット40を推進位置P1及び後進位置P2に保持する手段として、それぞれ推進位置用ロックばね58及び後進位置用ロックばね57を採用している。
これにより、リバースバケット40を推進位置P1と後進位置P2との間でスイングする際に、ガイド溝53のうちの部位53c〜53d間の間隔Sの間では各々のロックばね57、58のばね力を操作レバー60(図2に示す)に作用させないようにできる。このため、リバースバケット40の良好な操作性を得ることができる。
【0058】
さらに、リバースバケット40を後進位置P2に静止する際には、リバースバケット40のストッパ片44を左支持ブラケット35のストッパ38に当接することができる。このため、リバースバケット40を後進位置P2に確実に静止させることができる。
【0059】
なお、前記実施形態では、左支持ブラケット35とステアリングノズル30との間の間隔42に中間レバー50を配置し、この中間レバー50を左支持ブラケット35にスイング自在に取付け、この中間レバー50を介してリバースバケット40に操作ケーブル41を連結した例について説明したが、これに限らないで、右支持ブラケット36とステアリングノズル30との間の間隔に中間レバー50を配置し、この中間レバー50を右支持ブラケット36にスイング自在に取付け、この中間レバー50を介してリバースバケット40に操作ケーブル41を連結することも可能である。
【0060】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、艇尾に水を噴射するジェットノズル(24)を設け、このジェットノズル(24)にステアリングノズル(30)を付設し、このステアリングノズル(30)の下方を艇体に着脱可能なライドプレート(34)で覆い、このライドプレート(34)の左右に一対の支持ブラケット(35,36)を設け、これら一対の支持ブラケット(35,36)にリバースバケット(40)を上下にスイング自在に取付けたジェット推進艇であって、一対の支持ブラケットのうちの一方(35)とステアリングノズル(30)との間の間隔に中間レバー(50)を配置するとともに、この中間レバー(50)を一方の支持ブラケット(35)にスイング自在に取付け、中間レバー(50)は、下端部にジョイント(52)を取付け、該ジョイント(52)に操作ケーブル(41)の後端を連結し、中間レバー(50)の上端から中央部に渡ってガイド溝(53)を形成し、該ガイド溝(53)にスライド部材(55)を移動自在に配置し、リバースバケット(40)に前記スライド部材(40)を連結し、操作ケーブル(41)で中間レバー(50)を操作してリバースバケット(40)をスイングさせるように構成した。
これにより、操作ケーブルをジェット推進機の側面に沿って配置することができるので、リバースバケットの操作ケーブルをジェット推進機の上方に沿って配置する必要はない。このため、ジェット推進艇の重心を下げる上で好ましいレイアウトを得ることができる
【0061】
さらに、ライドプレートの左右に一対の支持ブラケットを設け、一方の支持ブラケットとステアリングノズルとの間の間隔に中間レバーを配置し、具体的には、中間レバーは、下端部にジョイントを取付け、該ジョイントに操作ケーブルの後端を連結し、中間レバーの上端から中央部に渡ってガイド溝を形成し、該ガイド溝にスライド部材を移動自在に配置し、リバースバケットに前記スライド部材を連結し、操作ケーブルで中間レバーを操作してリバースバケットをスイングさせるようにすることで、一対の支持ブラケット間の間隔を広く確保することができる。このため、リバースバケットの幅を広く設定することができるのでステアリングノズルから噴射した水ジェットをより一層効率よく前方に導くことが可能になる。
また、中間レバーの下端部にジョイントを介して操作ケーブルを連結することで、操作ケーブルをジェット推進機のハウジングの側壁に沿わせて配置することができる。このため、操作ケーブルをハウジングの上方に配置する必要がないので、ハウジング上方に操作ケーブルを配置するための空間を設ける必要はない。このため、ジェット推進艇の高さを抑えることができるので、ジェット推進艇の重心位置を下げることができる。
【0062】
加えて、一対の支持ブラケット間の間隔を広くできるので、リバースバケットの支持部を強固に形成するスペースを確保することができ、リバースバケットの剛性をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジェット推進艇の側面図
【図2】本発明に係るジェット推進艇の要部を示す側面図
【図3】本発明に係るジェット推進艇の要部を示す分解側面図
【図4】本発明に係るジェット推進艇の要部を示す分解平面図
【図5】図2の要部拡大図
【図6】本発明に係るジェット推進艇の第1作用説明図
【図7】本発明に係るジェット推進艇の第2作用説明図
【図8】本発明に係るジェット推進艇の第3作用説明図
【図9】本発明に係るジェット推進艇の第4作用説明図
【図10】本発明に係るジェット推進艇の第5作用説明図
【図11】本発明に係るジェット推進艇の第6作用説明図
【図12】本発明に係るジェット推進艇の第7作用説明図
【図13】本発明に係るジェット推進艇を比較例と比較した説明図
【図14】従来のジェット推進艇の要部を示す側面図
【符号の説明】
10…ジェット推進艇、11…艇体、11a…艇尾、24…ジェットノズル、30…ステアリングノズル、34…ライドプレート、35…左支持ブラケット(支持ブラケット)、36…右支持ブラケット(支持ブラケット)、40…リバースバケット、41…操作ケーブル、50…中間レバー。
Claims (1)
- 艇尾に水を噴射するジェットノズル(24)を設け、このジェットノズル(24)にステアリングノズル(30)を付設し、このステアリングノズル(30)の下方を艇体に着脱可能なライドプレート(34)で覆い、このライドプレート(34)の左右に一対の支持ブラケット(35,36)を設け、これら一対の支持ブラケット(35,36)にリバースバケット(40)を上下にスイング自在に取付けたジェット推進艇であって、
前記一対の支持ブラケットのうちの一方(35)とステアリングノズル(30)との間の間隔に中間レバー(50)を配置するとともに、この中間レバー(50)を一方の支持ブラケット(35)にスイング自在に取付け、
前記中間レバー(50)は、下端部にジョイント(52)を取付け、該ジョイント(52)に操作ケーブル(41)の後端を連結し、
前記中間レバー(50)の上端から中央部に渡ってガイド溝(53)を形成し、該ガイド溝(53)にスライド部材(55)を移動自在に配置し、リバースバケット(40)に前記スライド部材(55)を連結し、
前記操作ケーブル(41)で前記中間レバー(50)を操作してリバースバケット(40)をスイングさせる、
ように構成したことを特徴とするジェット推進艇。
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