JP4559332B2 - 水上乗り物 - Google Patents

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Description

本発明は、サーフィン用ボードに代表されるボード状乗船部に推進装置を設け、制御操作部で推進装置を制御する水上乗り物の改良に関する。
サーフィン用ボードは、波のエネルギーを推進力とする簡便な乗り物、すなわち推進装置を備えない水上乗り物である。
しかし、乗り物の多様化に伴って、ボードにエンジン付き推進装置を備える形態の乗り物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭48−38600号公報(第1図)
特許文献1の第1図において、符号1はサーフィンボード、符号2はフレキシブルワイヤー、符号3はグリップ、符号4はエンジン等動力源、符号7はコントロールケーブル、符号8はアクセルレバーである。
乗員は、サーフィンボード1に乗り、グリップ3を持ち、フレキシブルワイヤー2を緊張させた状態で水上を走行し、必要に応じてアクセルレバー8を制御することで走行速度を調節する。エンジン等動力源4を備えているために、波のエネルギーが期待できない、穏やかな水面でも滑走を楽しむことができる。
フレキシブルワイヤー2は文字通り全く剛性の無いひも状部材であるため、乗員は常にグリップ3を保持しなければならない。すなわち、アクセルレバー8の操作を要しない、一定速度滑走時にもグリップ3を保持しなければならない。フレキシブルワイヤー2が撓まないように、グリップ3を保持し続けることは、乗員にとって煩わしく、使い勝手が悪くなる。
この煩わしさを解消し、使い勝手を向上させることができる技術が求められる。
本発明は、動力付き水上乗り物の制御操作部において、使い勝手がよく、取扱いに煩わしさが伴う心配のない構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ボード状の乗船部に、駆動源を有する推進装置を設け、この推進装置を制御操作部で制御するようにした水上乗り物であって、前記推進装置から離れた部位で且つ乗船部に支持体を設け、この支持体に前記制御操作部を着脱可能に取付けた水上乗り物において、
前記支持体は、前記乗船部から立てた支柱部と、前記制御操作部を挿入するために前記支柱部の上部若しくは先端に設けた操作部固定部と、からなることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、支持体に制御操作部を着脱可能に取付けたので、制御操作部を支持体に固定した形態と、制御操作部を支持体から分離した形態との2つの形態を乗員は選択することができる。この結果、水上乗り物において、制御操作部に使い勝手が向上する。
制御操作部を支持体に固定したときには、制御操作部に触れるだけで済み、制御操作部を保持する必要はない。したがって、アクセル操作が殆ど必要ない一定速度滑走では、制御操作部の操作がごく簡便となり、従来の技術で発生した煩わしさを解消することができる。
さらに、請求項に係る発明では、支持体は支柱部と操作部固定部とで構成するため、構造が簡単になる。そして、制御操作部を挿入する操作部固定部は、単純な嵌合穴で済ませることができ、支持体及び操作部固定部の製造コストを低減するこができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、以下の説明で、左右は乗員から見た方向を言う。
図1は本発明に係る水上乗り物の分解斜視図であり、水上乗り物10は、例えばサーフィン用ボードに代表されるボード状の乗船部20に、船外機に代表される推進装置50を備える。なお、推進装置50は直接的に乗船部20の船尾に設けてもよいが、本実施例では、枠体40を介して取付ける。
すなわち、枠体40は、左右の長手パイプ41L、41R(Lは左、Rは右を示す添え字である。以下同様)と、これらの長手パイプ41L、41Rを繋ぐクロスメンバー42、42と、長手パイプ41L、41Rに渡した床板43と、長手パイプ41L、41Rの後端に渡したエンドプレート44と、長手パイプ41L、41Rの前部に起立させた支持体60と、からなる構造物である。
なお、45・・・(・・・は複数を示す。以下同様)は、パイプジョイントであり、短いパイプ同士を連結する管用継手である。これらのパイプジョイント45・・・を採用することで、枠体40を分解し、小型化することができ、可搬性を高めることができる。
また、46・・・は固定手段としての吸盤であり、ボード状の乗船部20に枠体40を吸着させることができる。吸盤46・・・を採用すれば、乗船部20を痛める心配がない。
エンドプレート44には、ボードの前後方向に延びるロータリ軸47を介して推進装置装着板を揺動可能に取付ける。そして、この推進装置装着板に推進装置50及びフレーム状のフロート支持体48を取付けることによって、推進装置50が水平軸中心に揺動する。
そして、このフロート支持体48には左右のフロート49L、49Rを取付ける。
推進装置50は、最上部のエンジンカバー50a、この下のアンダーカバー50b、この下方に垂下、延設されたエクステンションケース50c、この下部に設けられたギヤケース50dを備え、両カバー50a、50b内にはエンジン、燃料タンク等を収容し、エクステンションケース50c内を駆動軸が縦通し、ギヤケース50dの後方に向けて設けられたプロペラ51を駆動する。
また、エクステンションケース50cの前側に突出するようにスターンブラケット52が設けられており、エクステンションケース50cの外周部はスイベル軸としての機能を果たし、エクステンションケース50cの左右の揺動中心が舵取軸心となる。
枠体40の前部に起立させた支持体60は、ボードの左右の支柱部61L、61Rと、これらの左右の支柱部61L、61Rを補強する補強部材62、63、64と、右の支柱部61Rの先端に取付けたラバーグリップ65と、左の支柱部61Lの先端に設けた操作部固定部66とからなる。
そして、この操作部固定部66には制御操作部70を挿抜自在に取付けることができる。制御操作部70は、例えば、推進装置50まで延ばしたケーブル71を操作することで、プロペラ51の回転速度を制御する操作部である。
図2は図1の2矢視図であり、制御操作部70は、中空の操作部固定部66に挿抜可能な大きさの挿入部72を備える操作部本体73と、この操作部本体73の先端に設けたラバーグリップ74と、操作部本体73の途中に設けたブラケット75と、このブラケット75にピン76にて揺動可能に取付けた制御レバー77と、操作部本体73の挿入部72に備えるクリック機構80・・・とからなる。
図3は本発明に係る制御操作部に備えるクリック機構の断面図であり、クリック機構80は、挿入部72に穿った凹部81と、この凹部81に投入するバネ手段82と、このバネ手段82で押し出すとロック片83(ロック片83は円柱部84と、この円柱部84の先端の半球部85と、円柱部85の基部の鍔部86とで構成する。)と、このロック片83の先進位置を規定するために凹部81の開口部にねじ込んだナット87と、操作部固定部66側に開けた通穴88とからなる。
なお、クリック機構80の構造及び構成は変更することができる。例えば、ロック片83は鋼球であってもよい。バネ手段82はコイルバネ、板バネ、ゴムブロックであってもよく、種類は問わない。
図では、ロック片83、83が通穴88、88に噛合しているため、操作部固定部66に対して操作部本体73は図左右へは移動しない。ロック片83、83をバネ手段82、82が縮む方向へ強制的に移動すると、ロック片83、83は通穴88、88から外れる。この状態で操作部固定部66から操作部本体73を図左へ移動することができる。
すなわち、図2に戻って、実線で示す制御操作部70は、想像線で示す位置まで移動することで、操作部固定部66から取り外すことができる。両矢付き矢印のごとく、制御操作部70は任意に操作部固定部66に着脱できる。
右のラバーグリップ65の軸線と左のラバーグリップ74の軸線とを軸直角方向にDだけ変位させることで、ラバーグリップ66、74同士の干渉を回避することができる。なお、Dはラバーグリップ66の最大径の1.1倍〜1.5倍であればよい。
図1に戻って、逆U字状のパイプを一部切断して、そこへ制御操作部70を加えたため、支持体60は低コストで製造することができると共に、外見性を良好に維持することができる。
そして、本発明によれば、支持部61Lに制御操作部70と取付けた形態(以下、固定形態と呼ぶ。)と、支持部61Lから制御操作部70と取り外した形態(以下、フリー形態と呼ぶ。)との2つの形態を乗員は任意に選択することができる。
固定形態では、乗員は制御操作部70に触れるだけで済み、制御操作部70を保持する必要はない。したがって、アクセル操作が殆ど必要ない一定速度滑走では、制御操作部70の操作がごく簡便となる。
さらに、固定形態では制御操作部70が固定できるため、水上乗り物10を倉庫から運搬台車へ移動するとき、運搬台車で運搬するとき、運搬台車から海へ降ろすときに、人手で支える必要がない。したがって、水上乗り物10の運搬が楽になる。
また、フリー形態では、乗員は、乗船部20上のどの位置に立っても、制御操作部70を携帯しながら操作することができる。
したがって、本発明によれば固定形態とフレー形態の2つの形態を乗員は選択することができるため、水上乗り物の使い勝手が向上する。
また、支持体60を本実施例のように、乗船部20から立てた支柱部61L、61Rと、制御操作部70を挿入するために支柱部61Lの上部若しくは先端に設けた操作部固定部66と、から構成すれば、支持体60は構造が簡単になる。そして、制御操作部70を挿入する操作部固定部66は、パイプなどの単純な嵌合穴で済ませることができ、コストの低減を図ることができる。
尚、乗船部20はサーフィン用ボードの他、類似したボード状の浮体であれば形状は問わない。推進装置50は船外機の他、乗船部20に内蔵する装置であってもよい。駆動源はエンジンの他、電動モータであってもよい。
また、制御操作部70の操作対象は船速の他、前後進制御であってもよく、種類は任意である。さらに、制御操作部70はレバー構造の他、スライド構造や押しボタンであってもよく、構造は任意である。
本発明は、動力付きサーフィン用ボードの速度制御用制御操作部に好適である。
本発明に係る水上乗り物の分解斜視図である。 図1の2矢視図である。 本発明に係る制御操作部に備えるクリック機構の断面図である。
符号の説明
10…水上乗り物、20…乗船部、40…枠体、50…推進装置、60…支持体、61L、61R…支柱部、66…操作部固定部、70…制御操作部、77…制御レバー。

Claims (1)

  1. ボード状の乗船部に、駆動源を有する推進装置を設け、この推進装置を制御操作部で制御するようにした水上乗り物であって、
    前記推進装置から離れた部位で且つ乗船部に支持体を設け、この支持体に前記制御操作部を着脱可能に取付けた水上乗り物において、
    前記支持体は、前記乗船部から立てた支柱部と、前記制御操作部を挿入するために前記支柱部の上部若しくは先端に設けた操作部固定部と、からなることを特徴とする水上乗り物。
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