JP3974151B2 - 柱間連結型筋交いを備えた制振構造物 - Google Patents

柱間連結型筋交いを備えた制振構造物 Download PDF

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Description

この発明は、梁と土台の間に立設された1対の柱で構成される枠体を筋交いにより連結することで、制振性能の向上が図られた木造建築物用の制振構造体に関連し、特に、筋交い部材に関し、上記枠体の梁の長手方向中間部位と1対の柱の長手方向中間部位間を連結し、さらに、該枠体の土台の長手方向中間部位と1対の柱の長手方向中間部位間を連結する柱間連結型に構成することで、地震被災時の振動による筋交いの変位拡大機能を改善したうえで、開閉脚自在の半組立て体Bの形態での取り扱いにより、工事現場での該枠体への組み付け作業を容易にし、生産現場ないし工事現場での保管、搬送時の利便性を高めるようにした改良に関するものである。
木造建築物の制振構造に関しては、梁と土台の間に立設された1対の柱で構成される枠体の1対の対向隅部どうしを1本の木製筋交いにより連結した構造ないし該枠体の2対1組の対向隅部どうしを1本ずつの木製筋交いにより、たすき様に連結した構造が伝統的に採用されていた。こうした従前の木造建築物の制振構造にあっては、上記枠体の対向隅部に対し筋交いの先端部分を現場作業で組み付けるのには、筋交いの1本ごとに、上記枠体に対する寸法合わせのための木工加工と、上記隅部に対す組み付けのための木工加工が必要になり、これに対処するためには、木工加工の熟練者が手間を費やすことになるので、現場組み付け作業の生産性の悪化に繋がっていた。本願と同一の出願人にかかる特開2000−180693号公報には、伝統的な筋交いによる制振構造物の現場組み付け作業の生産性を改善するものとして、梁と土台の間に立設された1対の柱のうちの一方の柱の長手方向沿い下方に該梁から所定の余裕距離だけ離れた位置に筋交いの一端を連結し、他方の柱の長手方向沿い上方に該土台から余裕距離だけ離れた位置に該筋交いの他端を連結することで、対角隅部どうしを連結するための正確な位置決め作業から解放される構成が同公報図1に開示されており、左右の柱について筋交いを反転させた構成が同公報図2に開示されており、さらに同公報図3には、1対の柱上で、2対の上記余裕距離を伴った上下の連結部位の1対どうしを1本ずつの筋交いにより、たすき様に連結した構造も開示されている。同公報開示の制振構造物よれば、筋交い先端部分を上記枠体の隅部に対し、正確に位置決めして組み付けるための木工加工の手間を省くことで、その分だけ、現場組み付け作業の生産性を改善できるものの、筋交い材自体の形状に関しては、制振性能の観点から、従前の伝統的な筋交いとほぼ同程度の長さ寸法の長尺なものにならざるを得ないので、工事現場での保管、搬送時の利便性の面では、なお不満を抱えたものであった。
そのうえ、同公報開示の構成を制振機能の面から観ると、実質的に、梁と土台の間に立設された1対の柱で構成される枠体の1対の対向隅部近傍どうしを1本の筋交いにより連結した構造ないし該枠体の2対の対向隅部近傍どうしを1本ずつの木製筋交いにより、たすき様に連結した構造であって、1本の筋交いの一端部が一方の柱の下端ないし上端近傍に対し固定的に連結され、該筋交いの他端が他方の柱の上端ないし下端近傍に対し粘弾性的に連結される構成のものである。地震被災時に、上記枠体に生じた振動を大きな変位に変換して該筋交い端部の粘弾性的連結部分に伝達することで、振動エネルギーを効率的に熱エネルギーに変換しながらこれを発散消滅さるのには、該筋交いの形状ないし該枠体への組み付形態に支配される変位拡大機能が問われるのであるが、同公報開示のような長尺筋交いの一端部を固定的に連結し、他端を粘弾性的に連結する構成に関しては、変位拡大機能の改善により、制振性能のさらなる向上への要請に晒されていた。
特開2002−180693号公報(図1、図2、図3)
総じて、従前の伝統的な木製筋交いにあっては、木工加工の熟練者が手間を費やすことになるので、現場組み付け作業の生産性が劣悪であるという問題点を抱えており、この点を改良した特開2000−180693号公報開示の構成にあっても、長尺形状に留まっているので、工事現場での保管、搬送時の利便性に不満が残るという問題点を抱えていた。しかも、同公報開示の改良構成には、変位拡大機能の制約により、制振性能が不十分であるという問題点もあった。こうした問題点のすべてを解決できるような構成の柱間連結型筋交いを備えた制振構造物を提供することがこの発明の課題である。
そこで、本願請求項1−6及び本願請求項13記載の発明は、上記従前技術に基づく、筋交いを備えた制振構造物における(1)現場組み付け作業の生産性の不都合と、(2)工事現場での保管、搬送時の利便性の不都合という問題点に鑑み、梁に固定される頂部側固定連結手段の軸周りで、開閉脚自在の柱間連結型筋交いの半組立て体Bを閉脚状態の形態で、保管、運搬に供し、制振構造物の製造時には、上記1つの半組立て体Bを開脚状態にして、一端部が軸支された1対の筋交い部材の1対の他端部の固定連結手段を左右両側の柱に固定するとともに、土台に固定される底部側固定連結手段の軸周りで、開閉脚自在の柱間連結型筋交いの上記もう1つの半組立て体Bを開脚状態にして、一端部が軸支された1対の筋交い部材の1対の他端部の固定連結手段を左右両側の柱に固定することにより、上記問題点を解決し、現場組み付け作業の生産性が良好で、工事現場での保管、搬送時の利便性も良好な柱間連結型筋交いを備えた制振構造物の製造方法並びに間柱連結型筋交いの半組立て体を提供するものである。
さらに、本願請求項7−12及び本願請求項14記載の発明は、上記従前技術に基づく、筋交いを備えた制振構造物における(3)制振性能不足の不都合という問題点に鑑み、開閉脚自在の柱間連結型筋交いの半組立て体Bを開脚状態の形態にして、左右両側の柱に固定される固定連結手段を一端部に備えた1対の筋交い部材の軸支された他端部に設けられた頂部側粘弾性連結手段を介して該筋交い部材を梁に対して粘弾性的に固定するとともに、開閉脚自在の柱間連結型筋交いの半組立て体Bを開脚状態の形態にして、左右両側の柱に固定される固定連結手段を一端部に備えた1対の筋交い部材の軸支された他端部に設けられた底部側粘弾性連結手段を介して該筋交い部材を土台に対して粘弾性的に固定することにより、制振性能の良好な柱間連結型筋交いを備えた制振構造物の製造方法並びに間柱連結型筋交いの半組立て体を提供するものである。
そして、請求項1記載の発明の構成は、水平に横架された梁1と、該梁に対し平行に敷設された土台2と、該梁と該土台との間に相互に平行にかつ垂直に立設された1対の柱3A、3Bにより、枠体Aが形成されており、上記枠体A外には頂部側固定連結手段40となる固定連結手段に対し、一端が開閉脚自在に予め軸支され、左上側筋交い部材8Aないし右上側筋交い部材8Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左上部側固定連結手段5Aないし右上部側固定連結手段5Bとなる1対の固定連結手段を備えて開閉脚自在に予め組み立てられていて、枠体Aに組付け可能な1つ半組立て体Bと、底部側固定連結手段60となる固定連結手段に対し1端が開閉脚自在に予め軸支され、左下側筋交い部材9Aないし右下側筋交い部材9Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左下部側固定連結部材7Aないし右下部側固定連結部材7Bとなる1対の固定連結手段備えて開閉脚自在に予め組み立てられていて、上記枠体Aに組付け可能なもう1つの半組立て体Bが保管、運搬容易に用意されており、上記1対の半組立て体B、Bの上記枠体Aへの組付けるための現場作業に際しては、工程(a)により、上記頂部側固定連結手段40となる固定連結手段を上記枠体Aの梁1に固定し、工程(b)により、上記1つの半組立て体Bの上記左上部側固定連結手段5Aとなる固定連結手段を上記枠体Aの左側柱3Aに固定し、上記工程(b)の前後に係わりなく実行される工程(c)により、上記1つの半組立て体Bの上記右上部側固定連結手段5Bとなる固定連結手段を上記枠体Aの右側柱3Bに固定し、上記工程(a)の前後に係わりなく実行される工程(d)により、上記底部側固定連結手段60となる固定連結手段を上記枠体Aの土台2に固定し、工程(e)により、上記もう1つの半組立て体Bの上記左下部側固定連結手段7Aとなる固定連結手段を上記枠体Aの左側柱3Aに固定し、上記工程(e)の前後に係わりなく実行される工程(f)により、上記もう1つの半組立て体Bの上記右下部側固定連結手段7Bとなる固定連結手段を上記枠体Aの右側柱3Bに固定することで、柱間連結型筋交いを備えた制振構造物を製造するものである。
上請求項2−12の発明の構成は、頂部側固定連結手段40となる固定連結手段に対し、一端が開閉脚自在に予め軸支され、左上側筋交い部材8Aないし右上側筋交い部材8Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左上部側固定連結手段5Aないし右上部側固定連結手段5Bとなる1対の固定連結手段を有し、開閉脚自在で、枠体Aに組付け可能な1つの柱間連結型筋交いの半組立て体Bと、底部側固定連結手段60となる固定連結手段に対し、1端が開閉脚自在に予め軸支され、左下側筋交い部材9Aないし右下側筋交い部材9Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左下部側固定連結手段7Aないし右下部側固定連結手段7Bとなる1対の固定連結手段とを有し、開閉脚自在で、上記枠体Aに組付け可能なもう1つの柱間連結型筋交いの半組立て体Bである。
請求項7記載の発明の構成は、請求項1記載の発明の構成中の枠体Aに組み付けられる1対の半組立て体B、B中の各別の頂部側固定連結手段40に代わる頂部側粘弾性連結手段4ないし底部側固定連結手段60に代わる底部側粘弾性手段6を備えた粘弾性型の1対の半組立て体B、Bを予め保管、搬送容易に用意しておき、これを用いて、請求項1記載の各工程に対応する各工程により、柱間連結型筋交いを備えた制振構造物を製造するものである。
上記請求項7記載の製造方法により、上記粘弾性型の1対の半組立て体B、Bを開脚状態で上記枠体Aに組付けて製造された制振構造物にあっては、頂部側固定連結手段40に代わる頂部側粘弾性連結手段4により、上記開閉脚自在の柱間連結型筋交いの半組立て体Bの、各1対の筋交い部材8A、8Bの軸支された一端部を上記枠体Aの梁1の長手方向中間位置に粘弾性的に連結するとともに、該構成中の底部側固定連結手段60に代わる底部側粘弾性連結手段6により、上記開閉脚自在の柱間連結型筋交いの半組立て体Bの、各1対の筋交い部材9A、9Bの軸支された一端部を上記枠体Aの土台2の長手方向中間位置に粘弾性的に連結し、これにより、柱間連結型筋交いを含んで成る制振構造物を構成するものである。この制振構造物にあっては、地震被災時に、上記枠体Aに伝わる振動が、該構造物に組み付けられた1対の筋交い部材8A、8Bと9A、9Bで形成される柱間連結型筋交いによる変位拡大機構を介して、十分に増幅されて頂部側粘弾性連結手段4と底部側粘弾性連結手段6に伝達されることで、これらの粘弾性連結手段4、6での振動の熱損失への変換作用が増強され、これにより、制振作用を高めるように働くものである。
請求項8−12の発明の構成は、上記請求項2−6記載の発明の構成中の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体BBの頂部側固定連結手段40となる固定連結手段及び該半組立て体BBの底部固定連結手段60となる固定連結手段に代えて粘弾性連結手段4、6を採用したものである。
請求項13記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成中の上記枠体Aを包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向での上記梁1の厚みよりも、該平面に直交する方向に上側間柱嵌合シロ12aの分だけ薄い上側間柱受け厚み10aを有する上側間柱受け10が、上記1対の柱3A、3Bの上半部位の間に横架されており、さらに、上記1対の柱3A,3Bの下半部位の間には、上記枠体Aを包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向での上記土台2の厚みよりも、該平面に直交する方向に、上記上側間柱嵌合シロ12aと垂直的に対応する下側間柱嵌合シロ12bの分だけ薄い下側間柱受け厚み11aを有する下側間柱受け11が横架されており、上記枠体A内で、上記1対の柱3A、3Bの間には、間柱12が、該柱に平行かつ垂直に立設され、該間柱の上端部に設けられた上側間柱嵌合突部12cが上記上側間柱嵌合シロ12a内で上側間柱受け10と嵌合し、該間柱の下端部に設けられた下側間柱嵌合突部12dが上記下側間柱嵌合シロ12b内で下側間柱受け11と嵌合しており、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、1対の筋交い部材8A、8Bの各一端の軸支された頂部側固定連結手段40が、上記枠体A中の梁1の下面であって、上記上側間柱受け厚み10aが垂直的に対応する該梁下面上の梁下間柱受け領域1Aを避けた該梁下面上の梁下筋交い領域1Bに固定されており、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、1対の筋交い部材9A、9Bの各一端の軸支された底部側固定連結手段60が、上記枠体A中の土台2の上面であって、上記下側間柱受け厚み11aが垂直的に対応する該土台上面上の土台上間柱受け領域2Aを避けた該土台上面上の土台上筋交い領域2Bに固定されており、これにより、間柱12を備えた枠体Aに関しても、間柱受け10、11を補完することで、柱間連結型筋交いを含んで成る制振構造物を構成するものである。こうした構成では、間柱12の上端部分との連結が想定される梁1の下面のうち上記梁下筋交い領域1B直下の空間を、上記頂部側固定連結手段40が組み付けられ、かつ、上記梁下筋交い領域1Bに組み付けられた上記頂部側固定連結手段40から開脚形態で延在する1対の筋交い部材8A、8Bが収容されるような梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間S1Bとして確保するように働き、同様に、間柱12の下端部分との連結が想定される土台2の上面のうち上記土台上筋交い領域2B直上の空間を、上記底部側固定連結手段60が組み付けられ、かつ、上記土台上筋交い領域2Bに組み付けられた上記底部側固定連結手段60から開脚形態で延在する1対の筋交い部材9A、9Bが収容されるような土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間S2Bとして確保するように働く。その結果、上記枠体Aを包含する平面的空間内では、上記間柱12と上記筋交い空間S1B、S2Bとが空間を取り合って並存し、上記枠体Aを包含する平面的空間に直交する方向の空間では、上側間柱受け厚み10aと間柱12の上端部分の上側間柱嵌合突部12cとが、そして、下側間柱受け厚み11aと間柱12の下端部分の下側間柱嵌合突部12dとが空間を取り合って並存する。後者の観点からは、図2と図10との対比でも明らかなように、上記枠体Aを包含する平面的空間内で、上記頂部側固定連結手段40、筋交い部材8A、8B、底部側固定連結手段60、筋交部材9A、9Bの収容空間の見かけの厚みが請求項1ないし請求項2記載の発明の構成でのそれとの相対で略々1/2になるものでる。
請求項14記載の発明は、上記枠体Aを包含する平面的空間内では、上記間柱12と上記筋交い空間S1B、S2Bとが空間を取り合って並存し、上記枠体Aを包含する平面的空間に直交する方向の空間では、上側間柱受け厚み10aと間柱12の上端部分の上側間柱嵌合突部12cとが、そして、下側間柱受け厚み11aと間柱12の下端部分の下側間柱嵌合突部12dとが空間を取り合って並存し、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、1対の筋交い部材8A、8Bの各一端の軸支された頂部側粘弾性連結手段4が、上記枠体A中の梁1の下面であって、上記上側間柱受け厚み10aが垂直的に対応する該梁下面上の梁下間柱受け領域1Aを避けた該梁下面上の梁下筋交い領域1Bに固定されており、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、1対の筋交い部材9A、9Bの各一端の軸支された底部側粘弾性連結手段6が、上記枠体A中の土台2の上面であって、上記下側間柱受け厚み11aが垂直的に対応する該土台上面上の土台上間柱受け領域2Aを避けた該土台上面上の土台上筋交い領域2Bに固定され、これにより、間柱12を備えた枠体Aに関しても、間柱受け10、11を補完することで、柱間連結型筋交いを含んで成る制振構造物を構成するものである。こうした構成は、請求項2記載の発明の構成と同様に、粘弾性連結手段40,60での振動の熱損失への変換作用が増強されるので、制振作用を高めるように働くものである
請求項6及び請求項12記載の発明の構成は、上記請求項2−5及び請求項8−11記載の発明の構成中の筋交い部材8A、8B、9A、9Bを鋼鉄、鋳鉄、ステンレス、アルミニュームなどの金属ないしカーボンファイバーなどの剛性の高い素材から成る剛性筋交い部材としたものである。
請求項1―6及び本願請求項13記載の発明によれば、梁1に固定される頂部側固定連結手段40に対して、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で一端部が軸支された1対の筋交い部材8A、8Bの1対の他端部の固定連結手段5A、5Bを開脚状態で、左右両側の柱3A、3Bに固定するとともに、土台2に固定される底部側固定連結手段60に対して、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で一端部が軸支された1対の筋交い部材9A、9Bの1対の他端部の固定連結手段7A、7Bを開脚状態で、左右両側の柱3A、3Bに固定することで、柱間連結型筋交いを備えた制振構造物としたことにより、開閉脚自在の半組立て体Bの閉脚形態で、保管されていた部材を作業現場に搬入し、該頂部側固定連結手段40及び該底部側固定連結手段60をそれぞれ梁1及び土台2に対し、それらの長手方向中間位置に、木ネジ締結などの現場作業によって固定し、次いで、上記開閉脚自在の半組立て体Bを開脚形態にしてから、左右両側の柱3A、3Bの長手方向沿いで、上記開脚形態の筋交い部材8A、8B又は9A、9Bの各他端部のより規定される位置に、上記各1対の筋交い部材8A、8B又は9A、9Bの各他端部の1対の固定連結手段5A、5B又は7A、7Bを木ネジ締結などの現場作業によって固定することができるので、現場組み付け作業の生産性を格段に改善し、工事現場での保管、搬送時の利便性をも格段に改善するという優れ効果が奏される。
請求項7−12及び本願請求項14記載の発明によれば、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、左右両側の柱3A、3Bに固定される固定連結手段を一端部に伴って開脚状態なっている筋交い部材8A、8Bの他端部が軸支された頂部側粘弾性連結手段4を介して梁1に対して該筋交い部材8A、8Bを粘弾性的に固定するとともに、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、左右両側の柱3A、3Bに固定される固定連結手段7A、7Bを一端部に伴って開脚状態なっている筋交い部材9A、9Bの他端部が軸支された底部側粘弾性連結手段6を介して土台2に対して該筋交い部材9A、9Bを粘弾性的に固定することで、柱間連結型筋交いを備えた制振構造物としたことにより、地震被災時に、上記枠体Aに伝わる振動が、該構造物に組み付けられた1対2組の筋交い部材8A、8Bと9A、9Bで形成される柱間連結型筋交いによる変位拡大機構を介して、十分に増幅さされて頂部側粘弾性連結手段4と底部側粘弾性連結手段6に伝達されることで、これらの粘弾性連結手段4,6での振動の熱損失への変換作用が増強されるので、制振作用が格段に改善されるという優れた効果が奏される。
請求項13記載の発明によれば、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、1対の筋交い部材8A、8Bの各一端の軸支された頂部側固定連結手段40が、上記枠体A中の梁1の下面であって、上記上側間柱受け厚み10aが垂直的に対応する該梁下面上の梁下間柱受け領域1Aを避けた該梁下面上の梁下筋交い領域1Bに固定されており、開閉脚自在の半組立て体Bの形態で、1対の筋交い部材9A、9Bの各一端の軸支された底部側固定連結手段60が、上記枠体A中の土台2の上面であって、上記下側間柱受け厚み11aが垂直的に対応する該土台上面上の土台上間柱受け領域2Aを避けた該土台上面上の土台上筋交い領域2Bに固定される構成としたことにより、上記梁下筋交い領域1B直下の空間を上記頂部側固定連結手段40とそこから開脚形態で延在する1対の筋交い部材8A、8Bが収容されるような梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間S1Bとして確保するとともに、上記土台上筋交い領域2B直上の空間を上記底部側固定連結手段60とそこから開脚形態で延在する1対の筋交い部材9A、9Bが収容されるような土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間S2Bとして確保することができるので、間柱12を備えた枠体Aに関しても、間柱受け10、11を補完することで、柱間連結型筋交いを含んで成る制振構造物を構成することができるという付随的効果が奏される。
請求項14記載の発明によれば、請求項13記載の発明の構成中の頂部側固定連結手段40を頂部側粘弾性連結手段4に代えて構成し、該構成中の底部側固定連結手段60を底部側粘弾性連結手段6に代えて構成したことにより、間柱12を備えた枠体Aに関し、間柱受け10、11を補完した柱間連結型筋交いを含んで成る制振構造物であっても、柱間連結型筋交いによる変位拡大機構を介して、十分に増幅された振動が頂部側粘弾性連結手段4と底部側粘弾性連結手段6に伝達されるので、十分な制振作用が得られるという付随的効果が奏される。
請求項6及び請求項12記載の発明によれば、上記請求項2−5記載の発明及び請求項8−11記載の発明の構成中の筋交い部材8A、8B、9A、9Bを金属ないしカーボンファイバーなどの剛性の高い素材から成る剛性筋交い部材で構成したので、頂部側固定連結手段40ないし頂部側粘弾性連結手段4、底部側固定連結手段60ないし底部側粘弾性連結手段6及び固定連結手段5A、5B、7A、7Bに軸支される各剛性筋交い部材の先端部分に関し、地震被災時に木製筋交い材にしばしば見られるような炸裂損傷の発生を回避できるばかりか、枠体Aを制振したうえで、該枠体の破壊体力を筋交いの剛性で補強する。
請求項1記載の発明の最良の実施形態の構成と動作に関し、図1−図5を参照しながら、以下に説明する。図1は、建築物の躯体の単位的な部分である枠体の正面から見た正面図であり、図2は、図1のA−A矢視断面図である。図中で、上方に横架された梁1と、下方に、該梁に対し平行に敷設された土台2との間には、相互に平行な1対の左側柱3Aと右側柱3Bが垂直に立設されており、これにより、枠体Aが形成されている。上記枠A内の梁1の中間位置の下面には、該枠体を包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向で上記梁1の厚みの中央位置に頂部側固定連結手段40が木ネジ締結などの常法により固定されている。上記頂部側固定連結手段40には、左上側筋交い部材8Aの一端と、右上側筋交い部材8Bの一端とが区々に軸支されている。上記左上側筋交い部材8Aの他端は、左上部側固定連結手段5Aに軸支され、上記右上側筋交い部材8Bの他端は、右上部側固定連結手段5Bに軸支されている。上記左上部側固定連結手段5Aは、1対の柱3A、3Bのうちの左側柱3Aの中間位置の若干上方に木ネジ締結などの常法により固定されている。上記右上部側固定連結手段5Bは、同右側柱3Bの上記左上部側固定連結手段5Aの固定位置と実質的に同等の中間位置で、実質的に同じ高さとなるように右側柱3Bに対し木ネジ締結などの常法により固定されている。
上下対象的に、上記枠A内の土台2の中間位置の上面には、該枠体を包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向で上記土台2の厚みの中央位置に底部側固定手段60が木ネジ締結などの常法により固定されている。上記底部側固定連結手段60には、左下側筋交い部材9Aの一端と、右下側筋交い部材9Bの一端とが区々に軸支されている。上記左下側筋交い部材9Aの他端は、左下部側固定連結手段7Aに軸支され、上記右下側筋交い部材9Bの他端は、右下部側固定連結手段7Bに軸支されている。上記左下部側固定連結手段7Aは、上記左上部側固定連結手段5Aが固定されている左側柱3Aの位置の長手方向下方の位置に木ネジ締結などの常法により固定されている。上記右下部側固定連結手段7Bは、上記右上部側固定連結手段5Bが固定されている右側柱3Bの位置の長手方向下方で、左側柱3A上の上記左下部側固定連結手段7Aと実質的に同じ高さとなるような位置の該右側柱3B上に木ネジ締結などの常法により固定されている。なお、1対の柱3A、3Bと梁1との間の連結は、逆向き使用の1対のホールダン金具3A1、3B1により、又、1対の柱3A、3Bと土台2との間の連結は、通常使用の1対のホールダン金具3A2、3B2により、常法的に補強されている。
上記左上側筋交い部材8A、上記右上側筋交い部材8B、上記左下側筋交い部材9A、上記右下側筋交い部材9Bに関しては、木製のもの以外に、鋼鉄、鋳鉄、ステンレス、アルミニュームなどの金属ないしカーボンファイバーなどの剛性の高い素材から成るものも採用できる。金属製のものにあっては、充実体の棒状、板状に形成してもよいが、中空体の管状、樋状に形成するのが、堅牢性・重量パフォーマンスの観点から好適である。こうした筋交い部材の材質の選択が請求項5記載の発明の最良の実施形態の構成である。
構造的には同一のものである頂部側ないし底部側固定連結手段40、60のうちの底部側固定連結手段60を抽出して示す斜視図が図3であり、取付け板60aには、対向する1対の軸支板側面60bbを有する軸支板60bが該取付け板60aの中央部に皿ビス締結ないし溶接などの常法により固定されており、対向する1対の該軸支板側面60bb、60bbには、中心軸を共通にして対向する1対2組の軸支穴60bb1、60bb2が穿設されている。上記軸支穴60bb1には、左下側筋交い部材9Aの先端部分がボルトナットにより回動可能に軸支されており、同様に、上記軸支穴60bb2には、右下側筋交い部材9Bの先端部分がボルトナットにより回動可能に軸支されている。取付け板60aの軸支板60bからの図中で左右1対の張出し部分には、各別の取り付け穴60a1、60a2が穿設されている。なお、頂部側固定連結手段40と筋交い部材8A、8Bの結合関係も、上記と上下対称的に同様に構成されている。
構造的には同一のものである左上部側ないし右上部側固定連結手段5A、5Bと左下部側ないし右下部側固定連結手段7A、7Bのうちの右下部側固定連結手段7Bを抽出して示す斜視図が図4であり、軸支板7aの底面は、取り付け面7aaに形成されており、該取り付け面には、取り付け穴7aa1が穿設されている。軸支板7aは、直角に折り曲げられて、対向する1対の軸支板側面7bb、7bbを形成しており、該側面には、中心軸を共通にする1対の軸支穴7bb1、7bb1が穿設されている。上記軸支穴7bb1には、右下側筋交い部材9Bの先端部分がボルトナットにより回動可能に軸支されている。なお、他の固定連結手段5A、5B、7Aと他の筋交い部材8A、8B、9Aの結合関係も、上記と同様に構成されている。
工事現場での保管、搬送時には、図5の斜視図に示されるように、頂部側固定連結手段40又は、底部側固定連結手段60のいずれになるのかが、組み付け時の選択に任されている固定連結手段40、60に対し1対の筋交い部材8A、8B又は9A、9Bの一端部が予め軸支的に固定されており、該筋交い部材8A、8B又は9A、9Bの各別の1対の他端部には、すべてが同一構造であり、上記左上部側固定連結手段5Aと上記右上部側固定連結手段5B、又は、上記左下部側固定連結手段7Aと右下部側固定連結手段7Bになるのかが、上記頂部側固定連結手段40又は、底部側固定連結手段60の組み付け時の選択により支配されるような各別の1対の固定連結手段が軸支的に固定され、これにより、1対の筋交い部材8A、8B又は9A、9Bの各一端に頂部側固定連結手段40又は底部側固定連結手段60が軸支的に固定さることで、開閉脚自在の半組立て体BBの形態に予め組み立てられたものが取り扱われる。
工事現場での上記枠体Aへの組み付け作業に際しては、図1対応の枠体Aの正面図である図6に示されるように、上記開閉脚自在の半組立て体Bの頂部側固定連結手段40として選択された固定連結手段を枠体A内の梁1の中間位置に固定してから、上記半組立て体Bを開脚して、左上側筋交い部材8Aとなる筋交い部材の先端部の左上部側固定連結手段5Aとなる固定連結手段を該半組立て体Bの開脚で位置決めされる左側柱3A上の長手方向中間位置に固定し、これと同時的に、右上側筋交い部材8Bとなる筋交い部材の先端部の右上部側固定連結手段5Bとなる固定連結手段を該半組立て体Bの開脚で位置決めされる右側柱3B上の長手方向中間位置に固定する。同様の仕方で、底部側固定連結手段60として選択された固定連結手段を枠体A内の土台1の中間位置に固定してから、上記半組立て体Bを開脚して、左下側筋交い部材9Aとなる筋交い部材の先端部の左下部側固定連結手段7Aとなる固定連結手段を該半組立て体Bの開脚で位置決めされる左側柱3A上の長手方向中間位置に固定し、これと同時的に、右下側筋交い部材9Bとなる筋交い部材の先端部の右下部側固定連結手段7Bとなる固定連結手段を該半組立て体Bの開脚で位置決めされる右側柱3B上の長手方向中間位置に固定する。このとき、左下側筋交い部材9A先端の左下部側固定連結手段7Aの左側柱3A上の長手方向中間位置が、該左側柱3Aでの上記頂部側固定連結手段40にかかる半組立て体Bの開脚で位置決めされる左上部側固定連結手段5Aの位置から下方向けて、所定の余裕離隔距離を確保するように、該半組立て体の筋交い部材の寸法決めを行うことで、枠体Aの各部寸法に設計上、工事上の偏差が存在する場合でも、上記余裕離隔距離の伸張・短縮により、左上部側固定連結手段5Aの左側柱3A上の固定箇所が左下部側固定連結手段7Aのそれとの干渉を避けることができる。このことは、頂部側固定連結手段40にかかる半組立て体Bの右上部側固定連結手段5Bと底部側固定連結手段60にかかる右下部側固定連結手段7Bとの間でも対称的に成立する事柄である。
請求項2記載の発明の最良の実施形態の構成と動作に関し、主として図7−図8を参照しながら、以下に説明する。図7は、図3の底部側固定連結手段60対応の底部側粘弾性連結手段6を示す斜視図であり、下側軸支板6bには、対向する1対の下側軸支板側面6bb、6bbが形成されており、該下側軸支板側面には、中心軸を共通にして対向する1対2組の軸支穴6bb1、6bb2が穿設されている。ここで対向する1対の軸支板側面6bb、6bbに挟まれていて、該1対の側面6bbに平行な平面に臨む断面を示す正面断面図が図8である。図7、図8中で、下側取付け板6aの中央部上面には、上記下側軸支板6bの底面が臨み、該下側軸支板6bの底面と該下側取り付け板6aの上面との間には、下側下面粘弾性ダンパシート6S1が貼着などの常法により介装されている。粘弾性ダンパシートとしては、公知のスコッチダンプ(住友スリーエム社製)が好適に採用できる。上記下側取付け板6aについての下側軸支板6bからの図中で左右1対の張出し部分には、各別の取り付け穴6a1、6a2が穿設されており、該取り付け穴6a1、6a2に対し共締め可能に整合する取り付け穴6c1、6c2を同様の図中左右の張出し部分に備えた中間取付け板6cが上記下側取付け板6aに重ねられて平行に延在している。上記中間取付け板6cの下面とこれに対面する下側軸支板6bの底面との間には、下側上面粘弾性ダンパシート6S2が貼着等の常法により介装されている。上記中間取付け板6cの中央部上面には、上記下側軸支板6bの対向1対の下側軸支板側面6bbの内側に固定的に嵌合する上側軸支板側面6ddを有する上側軸支板6dの底面が臨み、該上側軸支板6d底面の下面と上記中間取付け板6cの上面との間には、上側下面粘弾性ダンパシート6S3が貼着などの常法により介装されている。上記上側軸支板側面6ddには、上記下側軸支板側面6bbに穿設された軸支穴6bb1、6bb2に整合する軸支穴6dd1、6dd2が穿設されている。上記中間取付け板6cについての上側軸支板6dからの図中で左右1対の張出し部分には、各別の取り付け穴6c1、6c2が穿設されており、該取り付け穴6c1、6c2に対し共締め可能に整合する取り付け穴6e1、6e2を同様の図中左右の張出し部分に備えた上側取付け板6eが上記中間取付け板6cに重ねられて平行に延在している。上記上側取付け板6eの下面とこれに対面する上側軸支板6d底面の上面との間には、上側上面粘弾性ダンパシート6S4が貼着等の常法により介装されている。そして、共締め可能に整合する図中右側張り出し部の取り付け穴6a1、6c1、6e1と対称的に同様な図中左側張り出し部の取り付け穴6a2、6c2、6e2を介する木ネジなどの締結具により、該取付け板6a、6c、6eが一体的に枠体Aの土台2の長手方向中央位置に固定される。さらに、嵌合した上下側軸支板側面6bb、6dd上の1対の整合した軸支穴6bb1、6dd1、と6bb2、6dd2のうちの一方の軸穴6bb1、6dd1には、左下側筋交い部材9Aの先端部分がボルトナットにより回動可能に軸支されており、同様に、他方の軸支穴6bb2、6dd2には、右下側筋交い部材9Bの先端部分がボルトナットにより回動可能に軸支されている。ここで、下側取付け板6a、中間取付け板6c、上側取付け板6eは、土台2に対して一体的に固定される固定部材6Aを構成し、下側軸支板6b、上側軸支板6d、下側下面粘弾性ダンパシート6S1、下側上面粘弾性ダンパシート6S2、上側下面粘弾性ダンパシート6S3、上側上面粘弾性ダンパシート6S4が一体になって土台2に対して粘弾性的に変位する粘弾性変位部材6Bを構成する。そして、頂部側粘弾性連結手段4と筋交い部材8A、8Bの結合関係も、上記と対称的同様に構成されている。
なお、上記底部ないし頂部側粘弾性連結手段6、4に関し、図1−図6の参照の下に説明されている請求項1記載の発明の実施形態の構成中の底部ないし頂部側固定側連結手段60、40と置き換えた構成が請求項2記載の発明の実施形態の構成であり、該底部ないし頂部側粘弾性連結手段6、4以外の構成と動作の説明は、請求項1記載の発明の実施態様のものが援用される。
図1に戻って、開脚形態で、図6の半組立て体Bの左下側筋交い部材9Aの先端が左下部側固定連結手段7Aにより左側柱3Aに対して軸支され、該半組立て体Bの右下側筋交い部材9Bの先端が右下部側固定連結手段7Bにより右側柱3Bに対して軸支され、さらに、該両筋交い部材9A、9Bの各他端が底部側粘弾性連結手段6の上記粘弾性変位部材6Bに対し、軸支され、該底部側粘弾性連結手段6の上記固定部材6Aが土台2に対し、固定されることで、該両筋交い部材9A、9Bの各他端が粘弾性変位部材6Bを介して粘弾性的に土台2に対して連結される。こうして形成される変位拡大機構により、地震被災時には、枠体Aの振動、とりわけ、梁1と土台2の長手方向相互反対向きの振動変位が、十分に増幅されて、該粘弾性連ダンパシート6S1、6S2、6S3、6S4に伝達されるものである。先端が左上部側固定連結手段5Aにより左側柱3Aに軸支された左上側筋交い部材8Aと、先端が右上部側固定連結手段5Bにより右側柱3Bに軸支された右上側筋交い部材8Bの各他端を軸支し、梁1に対し粘弾性的に連結する頂部側粘弾性連結手段4を含んで形成されるもう1つの半組立て体Bによる変位拡大機構に関しても、対称的に同等の働きが確保される。上記2つの開脚形態の半組立て体B、Bが相俟って枠体A内に柱間連結型筋交いを構成し、これにより、変位拡大機構による振動増幅率が改善されることで、底部ないし頂部側粘弾性連結手段6、4での振動の熱損失への変換作用が増強されるので、ここでの制振作用が格段に改善される。
請求項3記載の発明の最良の実施形態の構成と動作に関し、主として図9−12を参照しながら、以下に説明する。図9は、図1に相当する枠体Aの正面図であり、図10は、図9のA−A矢視断面図である。図9、図10中の符号で、図1のものと同一のものは、それぞれ同一の構成要素を示している。図9中で、左側柱3Aと右側柱3Bの上半部位で両柱3A、3B間には、上側間柱受け10が略々水平に横架されており、該両柱3A、3Bの下半部位で該両柱間には、下側間柱受け11が略々水平に横架されている。上記上側間柱受け10の長手方向中央部と、上記下側間柱受け11の長手方向中央部との間には、上記柱3A、3B、と平行に、かつ垂直に間柱12が立設されている。図10中には、上記上側間柱受け10、上記下側間柱受け11、を収容するための枠体A内の間柱受け用平面的空間Sを避けた該枠体内の平面的空間内で土台2上に位置決めされた底部側固定連結手段60が示されている。図示が省略されているが、頂部側固定連結手段40も対称的同様に該間柱受け用平面的空間Sを避けた該枠体内の平面的空間内で梁1下に位置決めされている。上側間柱受け10の上側間柱受け厚み10aに関しては、図9のB−B矢視断面図である図11に示されているように、上記枠体Aを包含する平面的空間内で該平面に直交する方向での上記梁1の厚み1A+1Bよりも、該平面に直交する方向に上側間柱嵌合シロ12aの分だけ薄くなるように寸法決めされている。間柱12の上端部には、上記上側間柱嵌合シロ12a内に収まるような上側間柱嵌合突部12cが設けられており、図中で該上側間柱嵌合突部12cの左側に半面的に現れている間柱12の断面四角の切り欠き部分において、間柱12の上端部が上側間柱受け10と適宜の木工加工により嵌合することで、該上側間柱受け10と該上側間柱嵌合突部12cが上記梁1の厚み1A+1Bの範囲内に収められている。ここで、上記上側間柱受け10は、図10にも現れている間柱受け用平面的空間S内に収容され、上記上側間柱嵌合突部12cは、枠体Aを包含する平面的空間内で、該間柱受け用平面的空間Sを除いて、該平面に直交する方向の厚みとして規制される上記上側間柱嵌合シロ12a内に収まっているとも言える。頂部側固定連結手段40は、上記上側間柱受け厚み10aに対し、梁1の下面で垂直的に対応する梁下間柱受け領域1Aを避けた残りの梁1下面の領域として規制される梁下筋交い領域1Bに固定されている。そして、上記梁下筋交い領域1Bは、上記上側間柱嵌合シロ12aの該平面に直交する方向の厚みを上記梁1の下面に投影した領域でもある。図11中、上記梁1下面の梁下筋交い領域1Bに固定された頂部側固定連結手段40の軸支板40bの軸支板側面40bbには、該側面の軸支穴40bb1に挿入されたボルト40bb1Bにより、左上側筋交い部材8Aが回動可能に軸支されている。上記左上側筋交い部材8Aのほか、上記半組立て体Bの構成要素として、該軸支板側面40bbに対し軸支されていて図外に延在するもう1つの右上側筋交い部材8Bも、該頂部側固定連結手段40に軸支されている。上記左上側筋交い部材8Aと上記右上側筋交い部材8Bが、梁1下の上記頂部側固定連結手段40により軸支されている各一端と、両柱3A、3B上の上記各固定連結手段5A、5Bにより軸支されている各他端との間で延在するための空間として、上記梁下筋交い領域1B対応の下方投影領域の空間内で、間柱12が占めている頂部側固定連結手段40自体の直下領域対応空間を避けながら、筋交い空間S1Bが形成されている。
図9には、上記間柱受け用平面的空間Sを避けた平面的空間内に位置決めされた底部側固定連結手段60と間柱受け用平面的空間Sの平面的空間内に位置決めされた下側間柱受け11も現れているが、上記下側間柱受け11の下側間柱受け厚み11aに関しては、図9のC−C矢視断面図である図12に示されているように、上記土台2の厚み2A+2Bよりも、下側間柱嵌合シロ12bの分だけ薄くなるように寸法決めされている。間柱12の下端部には、上記下側間柱嵌合シロ12b内に収まるような下側間柱嵌合突部12dが設けられており、図中で該下側間柱嵌合突部12dの左側に半面的に現れている間柱12の断面四角の切り欠き部分において、間柱12の下端部が下側間柱受け11と嵌合することで、該下側間柱受け11と該下側間柱嵌合突部12dが上記土台2の厚み2A+2Bの範囲内に収められている。している。ここで、上記下側間柱受け11は、図10にも現れている間柱受け用平面的空間S内に収容され、上記下側間柱嵌合突部12dは、枠体Aを包含する平面的空間内で、該間柱受け用平面的空間Sを除いて、該平面に直交する方向の厚みとして規制される上記上側間柱嵌合シロ12b内に収まっているとも言える。底部側固定手段40は、上記下側間柱受け厚み11aに対し、土台2の上面で垂直的に対応する土台上間柱受け領域2Aを避けた残りの土台2上面の領域として規制される土台上筋交い領域2Bに固定されている。そして、上記土台上筋交い領域2Bは、上記下側間柱嵌合シロ12bの該平面に直交する方向の厚みを上記土台2の上面に投影した領域でもある。図12中、土台2上面の土台上筋交い領域2Bに固定された底部側固定手段60の軸支板60bの軸支板側面60bbには、該側面の軸支穴60bb1に挿入されたボルト60bb1Bにより、左下側筋交い部材9Aが回動可能に軸支されている。上記左下側筋交い部材9Aのほか、上記半組立て体Bの構成要素として、該軸支板側面60bbに対し軸支されていて図外に延在するもう1つの右下側筋交い部材9Bも、該底部側固定手段60に軸支されている。上記左下側筋交い部材9Aと上記右下側筋交い部材9Bが、土台2上の上記底部側固定手段60により軸支されている各一端と、両柱3A、3B上の上記各固定連結手段7A、7Bにより軸支されている各他端との間で延在するための空間として、上記土台上筋交い領域2B対応の上方投影領域の空間内で、間柱12が占めている底部側固定連結手段60自体の直上領域対応空間を避けながら、筋交い空間S2Bが形成されている。
なお、上記頂部ないし底部側固定手段40、60と各1対の筋交い部材8A、8Bと9A、9Bで構成される2組の上記半組立て体Bに関しては、請求項1記載の発明の実施形態の構成中の頂部ないし底部側固定手段40、60によるものを、上記間柱受け用平面的空間Sを避けた上記枠体A内の平面的空間内に収容可能に寸法決めないし位置決めすることで、間柱12を備えた枠体A対処するものであり、その趣旨に適う範囲では、請求項1記載の発明に関してなされた図1−図6に基づく実施態様の構成と動作の説明が援用される。
請求項4記載の発明の最良の実施形態の構成と動作に関し、主として図13−14を参照しながら、以下に説明する。図13は、図11に相当する枠体A上部の断面図であり、図14は、図12に相当する枠体A下部の断面図である。そして、図13中の頂部側粘弾性連結手段4の寸法決めないし位置決めは、図11中の頂部側固定連結手段40のそれと同一であり、図14中の底部側粘弾性連結手段6の寸法決めないし位置決めは、図12中の底部側固定手段60のそれと同一である。さらに、図13中の頂部側粘弾性連結手段4と図14中の底部側粘弾性連結手段6の構成と動作は、図7、図8を参照しながら説明済みの請求項2記載の発明の実施形態のものと同一であり、図7、図8中の符号と同一の符号は、それぞれ図8のものと同一の構成要素を示している。従って、上記頂部ないし底部側粘弾性連結手段4、6と各1対の筋交い部材8A、8Bと9A、9Bで構成される2組の上記半組立て体Bに関しては、請求項2記載の発明の実施形態の構成中の頂部ないし底部側粘弾性連結手段4、6によるものを、請求項3記載の発明の実施態様の構成に組み入れて、上記間柱受け用平面的空間Sを避けた上記枠体A内の平面的空間内に収容可能に寸法決めないし位置決めすることで、間柱12を備えた枠体A対処するものであり、その趣旨に適う範囲では、請求項2記載の発明に関してなされた図7−図8に基づく実施態様の構成と動作の説明及び請求項3記載の発明に関してなされた図9−図12に基づく実施態様の構成と動作の説明が援用される。
図15は、枠体Aの図9相当の正面図により、一変形実施例の構成を示すものであり、図9中の符号と同一の符号は、それぞれ図9のものと同一の構成要素を示している。図15に示される構成は、間柱12を備えた枠体Aへの適用を前提とする請求項3ないし4記載の発明の実施態様の構成を変形することで、従前の片筋交いとの協働を可能にするものである。枠体Aの梁1と左側柱3Aの連結部位100aには、片筋交い部材100の一端が筋交い切断突付け加工などの常法により、連結されており、該枠体の土台2と右側柱3Bの連結部位100bには、該片筋交い部材100の他端が同様の仕方で連結されていて、該片筋交い部材100は、上記間柱受け用平面的空間S内に収まるように寸法決めないし位置決めされている。上側間柱受け10の図で左側の一端が右側柱3Bではなく、上記片筋交い100に対して、斜め切断突付け加工などの常法により嵌合固定されおり、該上側間柱受け10の図で右側の他端は、図9の構成の場合と同様に右側柱3Bに固定されている。対称的同様に、上記下側間柱受け11の図で右側の一端は、右側柱3Bではなく、上記片筋交い100に対して、嵌合固定されおり、該下側間柱受け11の図で左側の他端は、図9の構成の場合と同様に左側柱3Aに固定されている。そして、上記片筋交い100の中央部位は、間柱12の中央部位と交差し、ここで、両者は、相欠け加工などの常法により、嵌合固定されている。
以上のように本願発明の制振構造物は、現場組み付け作業の生産性が格段に改善され、工事現場での保管、搬送時の利便性も格段に改善された柱間連結型筋交いの半組立て体を利用するものであるので、産業上の利用可能性は絶大である。
本発明の実施形態を示す建築物の躯体の単位的な部分である枠体Aの正面図 図1のA−A断面図 底部側固定連結手段60を抽出して示す斜視図 右下部側固定連結手段7Bを抽出して示す斜視図 半組立て体Bの斜視図 図1対応の枠体Aの正面図 図3の底部側固定連結手段60対応の底部側粘弾性連結手段6を示す斜視図 図7の底部側粘弾性連結手段6の1対の軸支板側面6bb、6bbに挟まれていて、該1対の側面6bbに平行な平面に臨む断面を示す正面断面図 図1対応の枠体Aの別の実施形態の正面図 図9のA−A矢視断面図 図9のB−B矢視断面図 図9のC−C矢視断面図 図11に相当する枠体A上部の断面図 図12に相当する枠体A下部の断面図 図9に相当する枠体Aの正面図
符号の説明
1 梁
1A 梁下間柱受け領域
1B 梁下筋交い領域
2 土台
2A 土台上間柱受け領域
3A 左側柱
2B 土台上筋交い領域
3B 右側柱
4 頂部側粘弾性連結手段
4A 頂部側粘弾性連結手段4の固定部材
4B 頂部側粘弾性連結手段4の粘弾性変位部材
4S1、4S2 粘弾性ダンパシート
4S3、4S4 粘弾性ダンパシート
40 頂部側固定連結手段
5A 左上部側固定連結手段
5B 右上部側固定連結手段
6 底部側粘弾性連結手段
6A 底部側粘弾性連結手段6の固定部材
6B 底部側粘弾性連結手段6の粘弾性変位部材
60 底部側固定連結手段
7A 左下部側固定連結手段
7B 右下部側固定連結手段
8A 左上側筋交い部材
8B 右上側筋交い部材
9A 左下側筋交い部材
9B 右下側筋交い部材
10 上側間柱受け10
10a 上側間柱受け厚み
11 下側間柱受け11
11a 下側間柱受け厚み
12 間柱
12a 上側間柱嵌合シロ
12b 下側間柱嵌合シロ
12c 上側間柱嵌合突部
12d 下側間柱嵌合突部
S 間柱受け用平面的空間
S1B 梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間
S2B 土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間

Claims (14)

  1. 水平に横架された梁1と、該梁に対し平行に敷設された土台2と、該梁と該土台との間に相互に平行にかつ垂直に立設された1対の柱3A、3Bとにより形成される枠体Aに対し
    頂部側固定連結手段40となる固定連結手段に対し、一端が予め軸支され、左上側筋交い部材8Aないし右上側筋交い部材8Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左上部側固定連結手段5Aないし右上部側固定連結手段5Bとなる1対の固定連結手段を備えて開閉脚自在に予め組み立てられた1つの半組立て体Bの上記頂部側固定連結手段40となる固定連結手段を上記枠体Aの上記梁1に固定する工程(a)と、
    上記1つの半組立て体Bの上記左上部側固定連結手段5Aとなる固定連結手段を上記枠体Aの左側柱3Aに固定する工程(b)と、
    上記1つの半組立て体Bの上記右上部側固定連結手段5Bとなる固定連結手段を上記枠体Aの右側柱3Bに固定する工程(c)であって、上記工程(b)の前後に係わりなく実行される工程と、
    底部側固定連結手段60となる固定連結手段に対し1端が予め軸支され、左下側筋交い部材9Aないし右下側筋交い部材9Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左下部側固定連結部材7Aないし右下部側固定連結部材7Bとなる1対の固定連結手段備えて開閉脚自在に予め組み立てられたもう1つの半組立て体Bの上記底部側固定連結手段60となる固定連結手段を上記枠体Aの上記土台2に固定する工程(d)であって、上記工程(a)の前後に係わりなく実行される工程と、
    上記もう1つの半組立て体Bの上記左下部側固定連結手段7Aとなる固定連結手段を上記枠体Aの上記左側柱3Aに固定する工程(e)と
    上記もう1つの半組立て体Bの上記右下部側固定連結手段7Bとなる固定連結手段を上記枠体Aの上記右側柱3Bに固定する工程(f)であって、上記工程(e)の前後に係わりなく実行される工程と、
    を含む工程を施すことを特徴とする柱間連結型筋交いを備えた制振構造物の製造方法。
  2. 頂部側固定連結手段40となる固定連結手段に対し、一端が開閉脚自在に予め軸支され、左上側筋交い部材8Aないし右上側筋交い部材8Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左上部側固定連結手段5Aないし右上部側固定連結手段5Bとなる1対の固定連結手段を備えて開閉脚自在に予め組み立てられていて、枠体Aに組付け可能な1つ半組立て体Bと、
    底部側固定連結手段60となる固定連結手段に対し、1端が開閉脚自在に予め軸支され、左下側筋交い部材9Aないし右下側筋交い部材9Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左下部側固定連結部材7Aないし右下部側固定連結部材7Bとなる1対の固定連結手段備えて開閉脚自在に予め組み立てられていて、枠体Aに組付け可能なもう1つの半組立て体Bとから成る1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  3. 枠体A1対の柱間連結型筋交いの半組立て体B、Bが組み付けられたときに、1つの半組立て体の左上部側固定連結手段5Aが固定されている左側柱3Aの位置に対し、長手方向下方に所定の余裕距離を隔てた位置にもう1つの半組立て体Bの左下部側固定連結手段7Aが固定され、かつ、上記1つの半組立て体右上部側固定連結手段5Bが固定されている右側柱3Bの位置に対し、長手方向下方に所定の余裕距離を隔てた位置に上記もう1つの半組立て体Bの右左下部側固定連結手段7Bが固定されるように、上記1対の半組立て体B、Bの右上側筋交い部材8Aと左上筋交い部材8Bと左下側筋交い部材9Aと右下側筋交い部材9Bの長さ寸法が各別に選定されている請求2記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  4. 上部側固定連結手段5Aと右上部側固定連結手段5Bと左下部側固定連結手段7Aと右下部側固定連結手段7Bが同一の形態である請求項2記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  5. 頂部側固定連結手段40と底部側固定連結手段60とが同一の形態である請求項2記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  6. 左上側筋交い部材8Aと右上側筋交い部材8Bと左下側筋交い部材9Aと右下側筋交い部材9Bの全部又は一部が剛性筋交い部材である請求項2記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  7. 水平に横架された梁1と、該梁に対し平行に敷設された土台2と、該梁と該土台との間に相互に平行にかつ垂直に立設された1対の柱3A、3Bとにより形成される枠体Aに対し
    頂部側粘弾性連結手段4となる粘弾性連結手段に対し、一端が予め軸支され、左上側筋交い部材8Aないし右上側筋交い部材8Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左上部側固定連結手段5Aないし右上部側固定連結手段5Bとなる1対の固定連結手段を備えて開閉脚自在に予め組み立てられた1つの半組立て体Bの上記頂部側粘弾性連結手段4となる粘弾性連結手段を上記枠体Aの上記梁1に固定する工程(aa)と、
    上記1つの半組立て体Bの上記左上部側固定連結手段5Aとなる固定連結手段を上記枠体Aの左側柱3Aに固定する工程(bb)と、
    上記1つの半組立て体Bの上記右上部側固定連結手段5Bとなる固定連結手段を上記枠体Aの右側柱3Bに固定する工程(cc)であって、上記工程(bb)の前後に係わりなく実行される工程と、
    底部側粘弾性連結手段6となる粘弾性連結手段に対し、1端が予め軸支され、左下側筋交い部材9Aないし右下側筋交い部材9Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左下部側固定連結部材7Aないし右下部側固定連結部材7Bとなる1対の固定連結部手段備えて開閉脚自在に予め組み立てられたもう1つの半組立て体Bの上記底部側粘弾性連結手段6となる粘弾性連結手段を上記枠体Aの上記土台2に固定する工程(dd)であって、上記工程(aa)の前後に係わりなく実行される工程と、
    上記もう1つの半組立て体Bの上記左下部側固定連結手段7Aとなる固定連結手段を上記枠体Aの左側柱3Aに固定する工程(e)と
    上記もう1つの半組立て体Bの上記右下部側固定連結手段7Bとなる固定連結手段を上記枠体Aの右側柱3Bに固定する工程(f)であって、上記工程(e)の前後に係わりなく実行される工程と、
    を含む工程を施すことを特徴とする柱間連結型筋交いを備えた制振構造物の製造方法。
  8. 枠体A中の梁1の下面に固定部材4Aが固定され、該固定部材に対し、該梁の長手方向に粘弾性的に変位可能に支持される粘弾性変位部材4Bを有し、頂部側粘弾性連結手段4となる固定連結手段に対し、一端が予め軸支され、左上側筋交い部材8Aないし右上側筋交い部材8Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左上部側固定連結手段5Aないし右上部側固定連結手段5Bとなる1対の固定連結手段を備えて開閉脚自在で、枠体Aに組付け可能な1つ半組立て体Bと、
    上記枠A体中の土台2の上面に固定部材6Aが固定され、該固定部材に対し、該土台の長手方向に粘弾性的に変位可能に支持された粘弾性変位部材6Bを有し、底部側粘弾性連結手段6となる固定連結手段に対し、1端が開閉脚自在に予め軸支され、左下側筋交い部材9Aないし右下側筋交い部材9Bとなる1対の筋交い部材及び該1対の筋交い部材の他端に予め固定され、左下部側固定連結部材7Aないし右下部側固定連結部材7Bとなる1対の固定連結手段を備えて開閉脚自在で、枠体Aに組付け可能なもう1つの半組立て体Bとから成る1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  9. 枠体A1対の柱間連結型筋交いの半組立て体B、Bが組み付けられたときに上記1つの組立て体の左上部側固定連結手段5Aが固定されている左側柱3Aの位置に対し、長手方向下方に所定の余裕距離を隔てた位置に上記もう1つの半組立て体Bの左下部側固定連結手段7Aが固定され、かつ、上記1つの組立て体右上部側固定連結手段5Bが固定されている右側柱3Bの位置に対し、長手方向下方に所定の余裕距離を隔てた位置に上記もう1つの組立て体Bの右左下部側固定連結手段7Bが固定されるように、上記1対の半組立て体B、Bの右上側筋交い部材8Aと左上筋交い部材8Bと左下側筋交い部材9Aと右下側筋交い部材9Bの長さ寸法が各別に選定されている請求8記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  10. 左上部側固定連結手段5Aと右上部側固定連結手段5Bと上記左下部側固定連結手段7Aと上記右下部側固定連結手段7Bが同一の形態である請求項8記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  11. 頂部側粘弾性連結手段4と底部側粘弾性連結手段6とが同一の形態である請求項8記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  12. 左上側筋交い部材8Aと右上側筋交い部材8Bと左下側筋交い部材9Aと右下側筋交い部材9Bの全部又は一部が剛性筋交い部材である請求項8記載の1対の柱間連結型筋交いの半組立て体。
  13. 水平に横架される梁1と、該梁に対し平行に敷設される土台2と、
    該梁と該土台との間に相互に平行にかつ垂直に立設された1対の柱3A、3Bとにより形成される枠体Aと、
    上記枠体Aを包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向での上記梁1の厚みよりも、該平面に直交する方向に上側間柱嵌合シロ12aの分だけ薄い上側間柱受け厚み10aを有し、上記1対の柱3A、3Bの上半部位の間に横架された上側間柱受け10と、
    上記枠体Aを包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向での上記土台2の厚みよりも、該平面に直交する方向に、上記上側間柱嵌合シロ12aと垂直的に対応する下側間柱嵌合シロ12bの分だけ薄い下側間柱受け厚み11aを有し、上記1対の柱の下半部位の間に横架された下側間柱受け11と、
    上記枠体A内で、上記1対の柱3A、3Bの間に該柱に平行かつ垂直に立設され、上端部に設けられた上側間柱嵌合突部12cが上記上側間柱嵌合シロ12a内で上側間柱受け10と嵌合し、下端部に設けられた下側間柱嵌合突部12dが上記下側間柱嵌合シロ12b内で下側間柱受け11と嵌合する間柱12と、
    上記枠体A中の梁1の下面であって、上記上側間柱受け厚み10aが垂直的に対応する該梁下面上の梁下間柱受け領域1Aを避けた該梁下面上の梁下筋交い領域1Bに固定された頂部側固定連結手段40と、
    上記1対の柱3A、3Bのうちの左側柱3Aに固定された左上部側固定連結手段5Aと、
    上記1対の柱3A、3Bのうちの右側柱3Bに固定された右上部側固定連結手段5Bと、
    上記枠体A中の土台2の上面であって、上記下側間柱受け厚み11aが垂直的に対応する該土台上面上の土台上間柱受け領域2Aを避けた該土台上面上の土台上筋交い領域2Bに固定された底部側固定連結手段60と、
    上記左上部側固定連結手段5Aが固定されている上記左側柱3Aの位置の長手方向下方の位置に固定された左下部側固定連結手段7Aと、
    上記右上部側固定連結手段5Bが固定されている上記右側柱3Bの位置の長手方向下方の位置に固定された右下部側固定連結手段7Bと、
    一端が上記頂部側固定連結手段40に軸支され、他端が上記左上部側固定連結手段5Aに軸支され、上記枠体を包含する平面的空間内の上記梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間S1B内に延在する左上側筋交い部材8Aと、
    一端が上記頂部側固定連結手段40に軸支され、他端が上記右上部側固定連結手段5Bに軸支され、上記枠体Aを包含する平面的空間内の上記梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間S1B内に延在する右上側筋交い部材8Bと、
    一端が上記底部側固定連結手段60に軸支され、他端が上記左下部側固定連結手段7Aに軸支され、上記枠体Aを包含する平面的空間内の上記土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間S2B内に延在する左下側筋交い部材9Aと、
    一端が上記底部側固定連結手段60に軸支され、他端が上記右下部側固定連結手段7Bに軸支され、上記枠体Aを包含する平面的空間内の上記土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間S2B内に延在する右下側筋交い部材9Bと
    を含んで成る柱間連結型筋交いを備えていることを特徴とする制振構造物。
  14. 水平に横架される梁1と、該梁に対し平行に敷設される土台2と、
    該梁と該土台との間に相互に平行にかつ垂直に立設された1対の柱3A、3Bとにより形成される枠体Aと、
    上記枠体Aを包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向での上記梁1の厚みよりも、該平面に直交する方向に上側間柱嵌合シロ12aの分だけ薄い上側間柱受け厚み10aを有し、上記1対の柱3A、3Bの上半部位の間に横架された上側間柱受け10と、
    上記枠体Aを包含する平面的空間内で、該平面に直交する方向での上記土台2の厚みよりも、該平面に直交する方向に、上記上側間柱嵌合シロ12aと垂直的に対応する下側間柱嵌合シロ12bの分だけ薄い下側間柱受け厚み11aを有し、上記1対の柱の下半部位の間に横架された下側間柱受け11と、
    上記枠体A内で、上記1対の柱3A、3Bの間に該柱に平行かつ垂直に立設され、上端部に設けられた上側間柱嵌合突部12cが上記上側間柱嵌合シロ12a内で上側間柱受け10と嵌合し、下端部に設けられた下側間柱嵌合突部12dが上記下側間柱嵌合シロ12b内で下側間柱受け11と嵌合する間柱12と、
    上記枠体A中の梁1の下面であって、上記上側間柱受け厚み10aが垂直的に対応する該梁下面上の梁下間柱受け領域1Aを避けた該梁下面上の梁下筋交い領域1Bに固定部材4Aが軸支され、該固定部材に対し、該梁の長手方向に粘弾性的に変位可能に支持される粘弾性変位部材4Bを有する頂部側粘弾性連結手段4と、
    上記1対の柱3A、3Bのうちの左側柱3Aに軸支された左上部側固定連結手段5Aと、
    上記1対の柱3A、3Bのうちの右側柱3Bに固定された右上部側固定連結手段5Bと、
    上記枠体A中の土台2の上面であって、上記下側間柱受け厚み11aが垂直的に対応する該土台上面上の土台上間柱受け領域2Aを避けた該土台上面上の土台上筋交い領域2Bに固定部材6Aが固定され、該固定部材に対し、該土台の長手方向に粘弾性的に変位可能に支持される粘弾性変位部材6Bを有する底部側粘弾性連結手段6と、
    上記左上部側固定連結手段5Aが固定されている上記左側柱3Aの位置の長手方向下方の位置に固定された左下部側固定連結手段7Aと、
    上記右上部側固定連結手段5Bが固定されている上記右側柱3Bの位置の長手方向下方の位置に固定された右下部側固定連結手段7Bと、
    一端が上記頂部側粘弾性連結手段4の粘弾性変位部材4Bに軸支され、他端が上記左上部側固定連結手段5Aに軸支され、上記枠体を包含する平面的空間内の上記梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間S1B内に延在する左上側筋交い部材8Aと、
    一端が上記頂部側粘弾性連結手段4の粘弾性変位部材4Bに軸支定され、他端が上記右上部側固定連結手段5Bに軸支され、上記枠体Aを包含する平面的空間内の上記梁下筋交い領域1B対応の筋交い空間S1B内に延在する右上側筋交い部材8Bと、
    一端が上記底部側粘弾性連結手段6の粘弾性変位部材6Bに軸支され、他端が上記左下部側固定連結手段7Aに軸支され、上記枠体Aを包含する平面的空間内の上記土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間S2B内に延在する左下側筋交い部材9Aと、
    一端が上記底部側粘弾性連結手段6の粘弾性変位部材6Bに軸支され、他端が上記右下部側固定連結手段7Bに軸支され、上記枠体Aを包含する平面的空間内の上記土台上筋交い領域2B対応の筋交い空間S2B内に延在する右下側筋交い部材9Bと
    を含んで成る柱間連結型筋交いを備えていることを特徴とする制振構造物。
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