JP5271739B2 - 屋上付帯構造物及びユニット建物 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット建物を構成する建物ユニットに連結される小型の付帯構造物に係り、特に、建物ユニットの上部に連結されることでユニット建物の内部空間を拡大させることができるペントハウスに好適な屋上付帯構造物に関する。
従来、この種のユニット建物は、予め工場生産した1階建物ユニット、2階建物ユニット、小屋裏居室ユニット、小屋裏屋根ユニットを建築現場に輸送し、1階建物ユニットの上に2階建物ユニットを搭載固定し、2階建物ユニットの上に小屋裏居室ユニットを搭載固定し、小屋裏居室ユニットに小屋裏屋根ユニットを接合固定して構築されるものである(例えば、特許文献1参照)。そして、小屋裏居室ユニットと小屋裏屋根ユニットとから、建物上に突出するペントハウスが形成される。
特開平11−181943号公報(段落[0018]参照)
このように構成されたユニット建物で使用されるペントハウスユニットは、前記のように小屋裏居室ユニットに小屋裏屋根ユニットを接合固定したものであり、構成が複雑となり、重量が増大すると共に、コストアップの要因となっている。また、このペントハウスユニットを建物ユニットの上部に連結する場合、重量が大きいため作業が煩雑となっている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、建物ユニットの上部に付帯して連結され、室内空間を上方に拡大でき、構成が簡単で重量を軽減できるとともにコストを低減でき、施工作業が容易な屋上付帯構造物を提供することにある。また、この屋上付帯構造物を建物ユニットの上部に連結することで外観に変化を持たせて重厚な外観を可能としたユニット建物を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る屋上付帯構造物は、ユニット建物を構成する直方体状の建物ユニットの上部に連結され、該建物ユニットの内部空間を上方へ拡大させる小型の屋上付帯構造物であって、該屋上付帯構造物は、4本の柱材と、該4本の柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁と、前記4本の柱材の上端部を連結する4本の上梁とから底面が長方形で該底面から立ち上げた4つの立面、及び天井面を有するブロック状に構成され、前記4つの立面のうちの対向する2つの立面は、2本の柱材と上梁、及び下梁が溶接等で接合された2つの剛接合面であり、他の対向する2つの立面は、前記2つの剛接合面を前記下梁及び上梁により連結されて2つのピン接合面として構成され、前記2つのピン接合面には中間柱材が鉛直方向に連結されていることを特徴とする。また、この屋上付帯構造物において、前記2つの剛接合面は中間柱材の無い矩形立面であることが好ましい。この屋上付帯構造物は、建物ユニットの上部に連結固定され、下階の建物ユニットの内部空間を上方へ拡大させるペントハウスとして利用できると共に、屋上付帯構造物の開口部をルーフバルコニーへの出口として利用することができるものである。
前記のごとく構成された本発明の屋上付帯構造物は、建物ユニットの上部に連結されることで、建物ユニットの内部空間を上方へ拡大でき、拡大された空間をペントハウスやルーフバルコニーへの出入口として利用することができる。また、4つの立面のうちの2つの立面が、溶接等で柱材と梁材とを接合した剛接合面であるため、ブレース材を必要とせずに大きな開口部を得ることができる。
また、この屋上付帯構造物は、前記2つのピン接合面には中間柱材が鉛直方向に連結され、前記2つの剛接合面は中間柱材の無い矩形立面であるので、2つのピン接合面を中間柱材で補強し、屋上付帯構造物の強度を向上させ、剛接合された面を広い開口部として利用することができる。
また、本発明に係る屋上付帯構造物の好ましい具体的な態様としては、前記屋上付帯構造物を構成する4本の柱材のうちの隣接する2本は長柱材で、他の隣接する2本の柱材は短柱材であり、前記長柱材と短柱材との間に前記中間柱材が位置しており、前記4本の上梁のうちの1本は、前記2本の長柱材の上端部を連結する高上梁であり、前記4本の上梁のうちの前記高上梁と対向する1本は、前記2本の短柱材の上端部を連結する低上梁であり、前記4本の上梁のうちの残りの2本は、前記長柱材の上端部と短柱材の上端部を連結する傾斜梁であり、前記中間柱材は該傾斜梁と前記下梁間に連結され、前記天井面は傾斜面であることを特徴としている。
このように構成された屋上付帯構造物によれば、2本の長柱材、2本の短柱材、4本の下梁、2本の長柱材の上端を連結する高上梁、2本の短柱材の上端を連結する低上梁、及び2本の傾斜梁で、上面が傾斜面である台形状の屋上付帯構造物が構成されるため、構成が簡単となり重量を低減でき、建物ユニットの上部に容易に連結することができるとともに、ユニット建物の外観に変化を与えることができる。
さらに、本発明に係る屋上付帯構造物の好ましい具体的な他の態様としては、前記屋上付帯構造物を構成する4本の柱材のうちの隣接する2本は長柱材で、他の隣接する2本の柱材は短柱材であり、前記長柱材と短柱材との間に中間柱材が位置しており、前記4本の上梁のうちの1本は、前記2本の長柱材の上端部を連結する高上梁であり、前記4本の上梁のうちの前記高上梁と対向する1本は、前記2本の短柱材の上端部を連結する低上梁であり、前記4本の上梁のうちの残りの2本は、前記長柱材の上端部から水平に延出し前記中間柱材に連結される水平上梁と、前記中間柱材の上端部から下方に傾斜して前記短柱材の上端部に連結される傾斜上梁とから構成され、前記天井面は水平面と傾斜面で形成されることを特徴としている。
このように構成された屋上付帯構造物によれば、2本の長柱材、2本の短柱材、4本の下梁、2本の長柱材の上端を連結する高上梁、2本の短柱材の上端を連結する低上梁、及び2本の水平上梁と傾斜上梁とから構成される上梁で、天井面が水平面と傾斜面であるブロック状の屋上付帯構造物が構成されるため、構成が簡単となり重量を低減でき、建物ユニットの上部に容易に連結することができるとともに、ユニット建物の外観に変化を与えることができる。
本発明に係る屋上付帯構造物の好ましい具体的なさらに他の態様としては、前記屋上付帯構造物を構成する4本の柱材は全て長柱材であり、前記4本の上梁は、全て前記下梁と平行な上梁であり、前記屋上付帯構造物は、直方体のブロック状に形成され、前記天井面は平坦面であることを特徴としている。このように構成された屋上付帯構造物によれば、構成が簡単で軽量な直方体状の付帯構造物を建物ユニットの上部に容易に連結することができるとともに、ユニット建物の外観に変化を与えることができる。
前記屋上付帯構造物は、前記2つのピン接合面に連結された中間柱材と隣接する柱材との間にブレース材を備えることが好ましい。ブレース材は1本でも、クロス状に2本でもよい。このように構成された屋上付帯構造物によれば、2つのピン接合面を構成する柱材の間に中間柱材があり、この中間柱材と隣接する柱材との間にブレース材を備えるため、屋上付帯構造物の強度を高めることができる。
本発明に係るユニット建物は、前記のいずれかに記載の屋上付帯構造物を前記建物ユニットの上部に連結固定したことを特徴としている。建物ユニットの上梁と、屋上付帯ユニットの下梁とを対接させ、ボルトナット等により固定することが好ましい。このように構成されたユニット建物によれば、建物ユニットの上部に小型の屋上付帯構造物を連結することで、建物ユニットの内部空間を上方に拡大させることができ、ユニット建物の上部に屋上付帯構造物を突出させることで、外観に変化を与えて重厚な外観とすることができる。
本発明によれば、簡単な構成で屋上付帯構造物の重量を低減することができ、ユニット建物を構成する建物ユニットに連結固定されることで、該建物ユニットの内部空間を、少ない重量増と、僅かなコストアップで拡大することができる。また、本発明の屋上付帯構造物を、複数の建物ユニットを並置又は重ねて構成したユニット建物に連結固定することで、ユニット建物の外観に変化を持たせることができ、凹凸のある重厚な外観のユニット建物を形成することができると共に、ルーフバルコニー等への出入口として有効に利用することができる。
本発明に係る屋上付帯構造物が連結固定される建物ユニットの斜視図。 図1の建物ユニットの骨組と、これに連結固定される屋上付帯構造物である屋上付帯ユニットの骨組を示す模式図。 (a)は図2の屋上付帯ユニットの斜視図、(b)はその面構成を示す分解状態の模式図。 図2,3の屋上付帯ユニットの骨組の詳細を示す斜視図。 図4の屋上付帯ユニットの連結部の詳細を示し、(a)は長柱材上部、(b)は長柱材下部、(c)は短柱材上部を示す要部斜視図。 図5の変更例を示す要部斜視図。 図2〜5の屋上付帯ユニットの側面図。 図7の中間柱材の連結状態を示す要部側面図。 屋上付帯ユニットと建物ユニットとの連結状態を示す要部側面図。 図9の詳細を示し、(a)は長柱材下部と建物ユニットの上梁との連結部の要部断面図、(b)は短柱材下部と建物ユニットの柱材上部との連結部の要部断面図。 屋上付帯ユニットと建物ユニットとの連結状態の変更例を示す要部斜視図。 本発明に係る屋上付帯構造物の他の実施形態の骨組を示す模式図。 図12の屋上付帯構造物の側面図。 本発明に係る屋上付帯構造物のさらに他の実施形態の骨組を示す模式図。 図14の屋上付帯構造物の側面図。 図14の屋上付帯ユニットの変更例の骨組を示す模式図。 図16の屋上付帯構造物の側面図。
以下、本発明に係る屋上付帯構造物の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る屋上付帯構造物が連結固定される建物ユニットの斜視図、図2は、図1の建物ユニットの骨組と、これに連結固定される屋上付帯構造物としての屋上付帯ユニットの骨組を示す模式図、図3は、図2の屋上付帯ユニットの斜視図と、その面構成を示す分解状態の模式図、図4は、図2,3の屋上付帯ユニットの骨組の詳細を示す斜視図、図5は、図4の屋上付帯ユニットの連結部の詳細を示す要部斜視図、図6は、図5の変更例を示す要部斜視図、図7は、図2〜5の付帯ユニットの側面図、図8は、図7の中間柱材の連結状態を示す要部側面図である。なお、図1の建物ユニットと、図2の建物ユニットはその長辺方向が異なるように示されている。
図1,2において、建物ユニット1は、鋼製の構造材を溶接で直方体状に接合して形成したボックスラーメン構造のものであり、角柱からなる4本の柱材2,2…と、この柱材の下端部を水平方向に連結する長辺方向の下梁(床梁)3,3と、短辺方向の下梁(床梁)4,4と、4本の柱材2,2…の上端部を水平方向に連結する長辺方向の上梁(天井梁)5,5と、短辺方向の上梁(天井梁)6,6とから直方体状に形成される。そして、建物ユニット1には、床根太7,7…が下梁3,3間に所定間隔で架設され、天井根太8,8…が上梁5,5間に所定間隔で架設されている。各柱材と各梁材とはコーナー部に補強プレート9,9…を介在させて溶接され、建物ユニット1の剛性を高めている。
建物ユニット1の直方体において、長辺方向をX方向、短辺方向をY方向、高さ方向をZ方向として説明する。建物ユニット1は、例えば長辺方向(X方向)の長さが4〜5メートル程度の長尺であり、短辺方向(Y方向)の長さが2〜3メートル程度であり、高さ方向(Z方向)の長さが2.5〜3メートル程度の直方体状に形成されている。すなわち、建物ユニット1は長辺方向に沿う2つの立面(X−Z面)と、短辺方向に沿う2つの立面(Y−Z面)と、上面、及び底面(X−Y面)の6つの面から構成されている。
建物ユニット1に連結固定される屋上付帯構造物である屋上付帯ユニット10は、小型の6面体に構成され、前記した直方体状の建物ユニット1の上部に連結され、該建物ユニットの内部空間を上方へ拡大させるものである。この屋上付帯ユニット10は、4本の柱材11,11,11A,11Aと、4本の柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁12,12,13,13と、4本の柱材の上端部を連結する4本の上梁14,15,16,16とから底面が長方形で、この底面から立ち上げた4つの立面、及び天井面を有するブロック状に構成されている。そして、屋上付帯ユニットを構成する柱材、梁材等の全ての構造材は溝形鋼又はC形鋼から形成されている。
4本の柱材としてY方向に隣接する2本の柱材は長柱材11,11であり、他のY方向に隣接する2本の柱材は短柱材11A,11Aで構成されている。そして、これら4本の柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁は、X方向の下梁12,12とY方向の下梁13,13とで構成されている。さらに、前記4本の柱材の上端部を連結する4本の上梁は、2本の長柱材11,11の上端を連結する高上梁14と、2本の短柱材11A,11Aの上端を連結する低上梁15、及び長柱材11,11の上端部と短柱材11A,11Aの上端部を連結する傾斜梁16,16とで構成されている。
屋上付帯ユニット10は、前記のように、4本の柱材と、4本の下梁と、4本の上梁とから構成され、図3で示すように、4本の下梁で構成される底面P1が長方形で、長柱材11,11と下梁13と高上梁14で構成される長方形の立面P2と、短柱材11A,11Aと下梁13と低上梁15で構成される立面P3と、長柱材11と短柱材11Aと下梁12と傾斜梁16で構成される台形状の2つの立面P4,P5と、傾斜した長方形状の天井面P6の6面で構成されている。そして、台形状の対向する2つの立面P4,P5には、中間柱材17,17が鉛直方向に連結され、他の対向する2つの立面P2,P3は中間柱材の無い矩形立面となっている。
このように、屋上付帯ユニット10は、長方形状の底面P1と、この底面から立ち上げた4つの立面として長方形状の立面P2,P3、及び台形状の立面P4,P5と、長方形状の天井面P6とから、上面が傾斜した6面体に構成されている。そして、6面体の対向する2つの立面P4,P5には中間柱材17,17が鉛直方向に連結され、他の対向する2つの立面P2,P3は中間柱材の無い矩形立面となっており、矩形の開口部が形成されている。
そして、立面P4,P5には、中間柱材17と短柱材11Aとの間に、斜めにブレース材18,18が装着されている。さらに、天井面P6を構成する高上梁14、低上梁15、及び傾斜梁16,16間にはブレース材18A,18Aがクロス状に連結されており、底面P1には複数の床根太19が平行に連結されている。なお、床根太19は必要に応じて連結すればよく、全面でなく一部の面に設けるようにしてもよい。また、天井面のブレース材18A,18Aは、必要に応じて設ければよい。
屋上付帯ユニット10は、建物ユニット1の上部に連結されるように、建物ユニット1の短辺方向(Y方向)の幅と、屋上付帯ユニット10の該方向(Y方向)の幅が一致するように構成されており、建物ユニット1の長辺方向の上梁5,5の上部に、屋上付帯ユニット10の該方向の下梁12,12が載置される幅を有している。したがって、建物ユニット1上に屋上付帯ユニット10を載置すると、建物ユニット1の上梁5,5と、屋上付帯ユニット10の下梁12,12が対接するように構成されている。
ここで、各柱材、各梁材の接合部について、図4〜8を参照して説明する。4本の柱材は、断面形状が略コ字状の溝形鋼又はC形鋼から形成され、長柱材11,11と下梁13及び高上梁14は溶接等で剛接合され、これらの構造材から構成される矩形の立面P2は、外周の構造材のみで、内部に柱材や梁材の無い剛接合面となっている。また、短柱材11A,11Aと下梁13及び低上梁15も溶接等で剛接合され、これらの構造材から構成される矩形の立面P3は、同様に内部に柱材や梁材の無い剛接合面となっている。このように、対向する2つの立面P2,P3は広い開口部が可能であり、出入口や通路等に好適に使用できる構成となっている。
一方、対向する2つの台形状の立面P4,P5は、柱材11,11A、梁材12,16、及び中間柱材17がボルトナットで連結固定されたピン接合面で構成されている。長柱材11の上下端部にはエンドプレート11a,11aが溶接等で水平に固着され、これらのエンドプレートから離れて補強プレート11b,11bが水平に固着され、補強プレートとエンドプレート間に鉛直方向にボルト孔を有する矩形状のジョイントプレート11c、11cが固着されている。同様に、短柱材11A,11Aの上下端部にもエンドプレート及び補強プレートが固着され、これらのプレート間にジョイントプレート11d(上端部のみ図5参照)が固着されている。長柱材11、短柱材11Aの上下端のエンドプレート11aには貫通孔が形成され、下端の貫通孔を通してボルトを挿通し、建物ユニット1の柱材に連結固定する構成となっている。
そして、下梁12の両端部には矩形状のジョイントプレート12a,12aが固着され、このジョイントプレートにもボルト孔が形成され、内面にはナット(図示せず)が固着されている。したがって、両ジョイントプレート11c,12aを重ねてボルト孔にボルトを挿通し、ナットにねじ込むことで長柱材11の下端部と下梁12の一端部とを連結固定することができる構成となっている。また、図示していないが下梁12他端部と短柱材11Aの下端部も、同様にジョイントプレート同士を重ねてボルトナットで連結固定する構成となっている。
さらに、傾斜梁16の両端部にも、矩形状のジョイントプレート16a,16aが固着され、このジョイントプレートにもボルト孔が形成され、内面にはナット(図示せず)が固着されている。そして、傾斜梁16の両端のジョイントプレート16aを長柱材11の上部のジョイントプレート11c、及び短柱材11Aの上部のジョイントプレート11dに重ねてボルトを挿通し、ナットにねじ込むことで傾斜梁材16を長柱材11と短柱材11Aの上端部に連結固定できる構成となっている。
なお、各柱材と各梁材との連結構造としては、前記のようにジョイントプレートを介しての連結の他に、図6に示される連結構造を用いることが可能である。図6は、連結部の変更例の一部を示す要部斜視図である。例えば、図6に示される例では、長柱材11の上部と傾斜梁16の上部との連結構造として、アタッチメントパーツAPを用いて連結している。アタッチメントパーツAPは鋼板を直角に折り曲げて2つの垂直面を有しており、それぞれの面にはボルト孔が形成されている。長柱材11の上部には、図5の例と同様に、エンドプレート11a及び補強プレート11bが溶接等で固着され、これらのプレート間に補助プレート11eが固着されている。この補助プレートはボルト孔を有し、内面にはナットが固着されている。そして、補助プレート11eとアタッチメントパーツAPの1方の垂直面とを接触させ、ボルトで結合し、他方の垂直面と傾斜梁16のジョイントプレート16aとを接触させ、ボルトで結合する連結構造となっている。図示した部位は1個所であるが、他の部位についても同様の構成で、連結することができる。
傾斜梁材16の中間部と下梁12の中間部とを連結する中間柱材17は、図7,8に示されるように、上下端部に溶接等で固着されたエンドプレート17a,17aを介してボルトナットにより、連結固定されている。そして、中間梁材17の下端部と短柱材11Aの上端部を連結するようにブレース材18がボルトナットで固定されている。このように、図3で示される台形状の立面P4と、この面に平行に対向する台形状の立面P5は、ボルトナット等で連結されるピン接合面であり、中間柱材17及びブレース材18により開口面積が小さくなっている。
前記の如く構成された本実施形態の屋上付帯構造物である屋上付帯ユニット10の動作について以下に説明する。屋上付帯ユニット10は工場で生産されるときは、長柱材11,11と高上梁14、下梁13が溶接で接合され、1つの立面(剛接合面)P2が構成される。また、短柱材11A,11Aと低上梁15、下梁13が溶接で接合され、1つの立面(剛接合面)P3が構成される。他の部材である下梁12,12、傾斜梁16,16、中間柱材17,17、及びブレース材18,18は、それぞれ単独に生産される。そして、建築現場へは立面P2、P3と、残りの部材に分けて輸送され、現場で組立てられる。このため、輸送時の容積を減らすことができ、輸送コストを低減できる。
建築現場では、2つの立面P2,P3を平行に立てて、先ず、下梁12,12をボルトで連結し、次いで、傾斜梁16,16をボルトで連結する。すなわち、図5で示されるジョイントプレート同士を重ねてボルト孔にボルトを挿通し、ジョイントプレートに固着されたナットにねじ込むことで各連結部位を連結することができる。これにより、屋上付帯ユニット10の外形の6面体が確立される。このあと、中間柱材17,17を下梁12,12と傾斜梁16,16間に位置させ、図7,8に示すように、ボルトナットを用いて連結し、中間柱材17,17と短柱材11A,11Aとの間にブレース材18,18をボルトナットで連結固定する。さらに、必要に応じて、図4に示すように、床根太19を固定し、ブレース材18A,18Aを連結固定して屋上付帯ユニット10を完成させる。
このように組立てられた屋上付帯ユニット10を建物ユニット1に連結するときは、現場にクレーンがあるときは4本の柱材11,11,11A,11Aの上端のエンドプレート11aの貫通孔に吊上げ用のアイボルト(図示せず)を固定し、アイボルトにクレーンのフックを引掛けて屋上付帯ユニット10を吊上げて建物ユニット1上に載置する。屋上付帯ユニット10は軽量に構成されるため、クレーン作業は容易に行える。そして、図9,10に示すように、4本の柱材11,11,11A,11Aの下端のエンドプレート11aの貫通孔を用いて、建物ユニット1の上部に屋上付帯ユニット10を、ボルトナットを用いて連結固定する。
すなわち、建物ユニット1の柱材2の上端のエンドプレートには貫通孔が形成されており、この貫通孔の内面にはナットが固着されている。このナットは建物ユニット1を吊上げるときにアイボルトをねじ込んで用いるものである。そして、屋上付帯ユニット10の短柱材11Aの下端に固着されたエンドプレート11aの貫通孔を通してボルトを挿通し、柱材2の上部のナットにねじ込んで連結する。短柱材11Aは溝形鋼又はC形鋼から形成されており、エンドプレート11aの上部が開口しているため、ボルトをねじ込んで容易に連結することができる。
また、屋上付帯ユニット10の長柱材11下端のエンドプレート11aの貫通孔に対応して、建物ユニット1の上梁5には連結孔が形成され、上梁5の上面にスペーサSを挟んでボルトを挿通し、ナットを締めることで連結することができる。長柱材11も溝形鋼又はC形鋼から形成されており、エンドプレート11aの上部が開口しているため、ボルトをねじ込んで容易に連結することができる。なお、現場にクレーンが無いときは、建物ユニット1上で屋上付帯ユニット10を組立てることもできる。また、建物ユニット1の上梁5の中間部、すなわち、屋上付帯ユニット10の長柱材11の位置する部位に補強柱材2Aを固定し、建物ユニット1を補強してもよい。屋上付帯ユニット10を建物ユニット1上で組立てるときは、剛接合面P2,P3を構成する矩形フレームを上梁5,5上、及び柱材2,2上にボルトナットで固定し、固定された2つの剛接合面を下梁12,12、及び傾斜梁16,16で連結することで容易に組立てることができる。
屋上付帯ユニット10は、基本的には断面が略コ字状の溝形鋼又はC形鋼から構成されるため、構成を簡単にできると共に、その重量を低減することができ、建物ユニット1に付帯する屋上付帯ユニット10のコストダウンを達成でき、屋上付帯ユニット10の設置作業を簡素化できる。また、2つの立面を剛接合面とし、これらの立面を複数の梁材でボルト接合することで、屋上付帯ユニット10の現場への輸送コストを低減でき、現場での組立作業を簡素化でき、作業時間を短縮できる。なお、建物ユニット1への屋上付帯ユニット10の連結は、前記の方向に限られるものでなく、例えば、図11に示されるように、屋上付帯ユニット10の方向を90度旋回させて連結されるものでもよい。
本発明の他の実施形態を図12,13に基づき詳細に説明する。図12は本発明に係る屋上付帯構造物の他の実施形態の骨組を示す模式図、図13は図12の屋上付帯構造物の側面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、屋上付帯構造物の形状が異なっており、上面が平坦で底面と平行で、天井面が水平な平坦面であることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態の屋上付帯構造物である屋上付帯ユニット20は、ユニットを構成する4本の柱材21は全て長柱材であり、4本の上梁24,25,26,26は、全て下梁22,22,23,23と平行な高上梁である。この結果、屋上付帯ユニット20は、天井面が平坦面であり、底面と平行な面で形成され、直方体状の6面を有するブロック状に形成されている。この屋上付帯ユニット20も、柱材、下梁、及び上梁は溝形鋼又はC形鋼から形成され、柱材21,21、下梁23、上梁24で構成される立面(X−Y面)は、溶接等で接合された剛接合面P7であり、この面と平行に対向する柱材21,21、下梁23、上梁25で構成される立面も、溶接等で接合された剛接合面P7である。
また、柱材21,21、下梁22,22、上梁26,26で構成される2つの立面(X−Z面)は、前記の実施形態と同様にボルトで固定されたピン接合面となっている。すなわち、2つの剛接合面P7,P7をX方向の下梁22,22と上梁26,26で連結して直方体状に形成している。そして、下梁22と上梁26との間に鉛直方向に中間柱材27,27が連結され、中間柱材27,27と一方の柱材21との間にブレース材28,28がクロス状に交差して連結されている。
この実施形態においても、各柱材と各梁材とは、図5(b)で示されるように、柱材の下端のジョイントプレートと下梁の両端のジョイントプレートとを重ね合わせ、ボルトナットで固定することで連結している。柱材の上端と上梁とも、同じ連結構造で連結されている。また、中間柱材27は、図8の下梁12と中間柱材17のように、その上下端部はエンドプレートを介してボルトナットで連結されている。
この実施形態によれば、屋上付帯ユニット20を構成する全ての構造材である柱材、下梁、及び上梁は溝形鋼又はC形鋼から形成されているため、構成を簡単にすることができると共に、重量を低減でき、コストダウンを達成することができ、製造作業を簡素化することができる。また、建物ユニット1の上部に直方体状の屋上付帯ユニットを容易に連結固定することができ、ルーフバルコニーへの出入口の用途や、トップライトの用途に容易に適用させることができる。
本発明のさらに他の実施形態を図14,15に基づき詳細に説明する。図14は本発明に係る屋上付帯構造物のさらに他の実施形態の骨組を示す模式図、図15は図14の屋上付帯構造物の側面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、屋上付帯構造物の形状が異なっており、天井面が水平面と傾斜面で形成されることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施形態の屋上付帯ユニット30は、このユニットを構成する4本の柱材のうちのY方向に隣接する2本は長柱材31,31で、他のY方向に隣接する2本の柱材は短柱材31A,31Aであり、長柱材と短柱材との間に中間柱材31B,31Bが位置している。これらの柱材の下端は、X方向では下梁32,32と、下梁32A,32Aで連結され、Y方向では下梁33,33で連結されている。すなわち、X方向の下梁は、下梁32と下梁32Aが中間柱材31Bを挟んで1本の下梁として機能している。
長柱材31,31の上端はY方向に高上梁34で連結され、短柱材31A,31Aの上端はY方向に低上梁34Aで連結されている。残りの2本の上梁は、長柱材31,31の上端部から水平にX方向に延出し中間柱材に連結される水平上梁36,36と、中間柱材31B、31Bの上端部から下方に傾斜して短柱材31A,31Aの上端部に連結される傾斜上梁36A,36Aとから構成される。そして、中間柱材31B,31B同士を連結する中間上梁34Bが装着されている。さらに、下梁32と中間柱材31Bとの接合部と、短柱材31Aと傾斜上梁36Aとの接合部とを連結するブレース材38,38がボルトで固定されている。
この屋上付帯ユニット30は、底面が長方形状をしており、この底面から立ち上がる4つの立面のうちX−Z面である長柱材31、中間柱材31B、下梁32、上梁34Aで構成される長方形の面が溶接等で接合された剛接合面P8、P8となっている。そして、この剛接合面に連続して中間柱材31B、短柱材31A、下梁32A、傾斜上梁36Aから構成される台形状の面P9,P9が形成され、X−Z面は長方形面と台形面とが合成されて構成されている。
そして、屋上付帯ユニット30は、剛接合面P8,P8に、前記したものと同様なジョイントプレートを介してボルトナットで下梁32A及び傾斜上梁36Aが連結され、さらに短柱材31Aが連結されてボルト接合面P9,P9が形成され、ブレース材38が接続されてX−Z面が構成される。そして、このX−Z面にY方向の下梁33,33、高上梁34、低上梁34A、中間上梁34Bが、同様にジョイントプレートを介してボルトナットで連結され、天井面が水平面と傾斜面で構成されるブロック状の屋上付帯ユニット30が形成される。この屋上付帯ユニット30は必要に応じてブレース材38A,38Bを装着することが好ましい。
このように構成された屋上付帯ユニット30では、小型の剛接合面P8,P8を基本として、この剛接合面にボルトで連結したピン接合面を連続させ、この面に直交する方向(Y方向)の梁材をボルトナット等により連結してブロック状の屋上付帯ユニット30を構成するため、容易に製造することができる。また、柱材、梁材等の構造材は全て溝形鋼又はC形鋼から形成されるため、重量を低減できると共に、コストダウンを達成でき、建物ユニットの上部に容易に連結することができる。
この実施の形態の屋上付帯ユニットの変更例を、図16,17を参照して説明する。この変更例の屋上付帯ユニット40は、基本的には図14に示す骨組構造を有しており、溶接等で接合される剛接合面の位置が異なるものである。すなわち、この変更例の屋上付帯ユニット40の剛接合面P10は、2本の長柱材41,41と、下梁43と、高上梁44とで構成され、Y−Z面方向に形成されている。また、もう1つの剛接合面P11は、2本の短柱材41A,41Aと、下梁43と、低上梁44Aとで構成され、Y−Z面方向に形成されている。
このように構成された2つの剛接合面P10,P11を、2本のX方向の下梁42,42で連結し、これらの下梁の中央部から中間柱材41B,41Bを連結し、長柱材41,41と中間柱材41B,41Bと短柱材41A,41Aとを連結するように水平梁部46Aと傾斜梁部46Bとを有する屈曲上梁46を連結している。そして、屈曲上梁46の屈曲部付近で中間上梁44Bを連結し、ブレース材48,48を連結して屋上付帯ユニット40を形成している。この屋上付帯ユニット40も、必要に応じてブレース材48A,48Bを装着することが好ましい。
このように構成された屋上付帯ユニット40は、前記の実施形態の屋上付帯ユニット30と同様の作用効果を奏すると共に、さらに剛接合面P10が大きい開口部となるため、例えば、ルーフバルコニーへの通路として利用するときに引き違いの面積の大きな引戸を設置することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、2つの剛接合面を複数の梁材で連結する構成としてボルトナット接合の例を示したが、ナットを溶接しておき、このナットにボルトをねじ込む構成でもよいことは勿論である。また、リベットを用いて接合することもでき、現場溶接で接合することもできる。さらに、屋上付帯ユニットを構成する柱材として、溝形鋼又はC形鋼の例を説明したが、H形鋼等の他の形状の鋼材を用いてもよい。
本発明の活用例として、この屋上付帯構造物を用いて建物ユニットを組立てたユニット建物の内部空間を上方へ拡大でき、この屋上付帯構造物をユニット建物に取り付けることによってルーフバルコニーへの通路の用途、あるいはフラット屋根のユニット建物に太陽光を取り込むためのトップライトの用途にも適用できる。
1:建物ユニット、10:屋上付帯ユニット(屋上付帯構造物)、11:長柱材、11A:短柱材、12,13:下梁、14:高上梁、15:低上梁、16:傾斜梁、17:中間柱材、18:ブレース材、P1:底面、P2,P3:矩形立面(剛接合面)、P4,P5:立面(ボルト接合面)、P6:天井面、
20:屋上付帯ユニット(屋上付帯構造物)、21:長柱材、22,23:下梁、24,25,26:上梁、27:中間柱材、28:ブレース材、P7:矩形立面(剛接合面)、
30:屋上付帯ユニット(屋上付帯構造物)、31:長柱材、31A:短柱材、31B:中間柱材、32,33:下梁、34:高上梁、34A:低上梁、34B:中間上梁、36:水平上梁、36A:傾斜上梁、38:ブレース材、P8:矩形立面(剛接合面)、
40:屋上付帯ユニット(屋上付帯構造物)、41:長柱材、41A:短柱材、41B:中間柱材、42,43:下梁、44:高上梁、44A:低上梁、44B:中間上梁、46:屈曲上梁、46A:水平梁部、46B:傾斜梁部、48:ブレース材、P10,P11:矩形立面(剛接合面)

Claims (7)

  1. ユニット建物を構成する直方体状の建物ユニットの上部に連結され、該建物ユニットの内部空間を上方へ拡大させる屋上付帯構造物であって、
    該屋上付帯構造物は、4本の柱材と、該4本の柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁と、前記4本の柱材の上端部を連結する4本の上梁とから底面が長方形で該底面から立ち上げた4つの立面、及び天井面を有するブロック状に構成され、
    前記4つの立面のうちの対向する2つの立面は、2本の柱材と上梁、及び下梁が溶接等で接合された2つの剛接合面であり、他の対向する2つの立面は、前記2つの剛接合面を前記下梁及び上梁により連結されて2つのピン接合面として構成され
    前記2つのピン接合面には中間柱材が鉛直方向に連結されていることを特徴とする屋上付帯構造物。
  2. 前記2つの剛接合面は中間柱材の無い矩形立面であることを特徴とする請求項1に記載の屋上付帯構造物。
  3. 前記屋上付帯構造物を構成する4本の柱材のうちの隣接する2本は長柱材で、他の隣接する2本の柱材は短柱材であり、前記長柱材と短柱材との間に前記中間柱材が位置しており、
    前記4本の上梁のうちの1本は、前記2本の長柱材の上端部を連結する高上梁であり、前記4本の上梁のうちの前記高上梁と対向する1本は、前記2本の短柱材の上端部を連結する低上梁であり、前記4本の上梁のうちの残りの2本は、前記長柱材の上端部と短柱材の上端部を連結する傾斜梁であり、前記中間柱材は該傾斜梁と前記下梁間に連結され、前記天井面は傾斜面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋上付帯構造物。
  4. 前記屋上付帯構造物を構成する4本の柱材のうちの隣接する2本は長柱材で、他の隣接する2本の柱材は短柱材であり、前記長柱材と短柱材との間に前記中間柱材が位置しており、
    前記4本の上梁のうちの1本は、前記2本の長柱材の上端部を連結する高上梁であり、前記4本の上梁のうちの前記高上梁と対向する1本は、前記2本の短柱材の上端部を連結する低上梁であり、前記4本の上梁のうちの残りの2本は、前記長柱材の上端部から水平に延出し前記中間柱材に連結される水平上梁と、前記中間柱材の上端部から下方に傾斜して前記短柱材の上端部に連結される傾斜上梁とから構成され、前記天井面は水平面と傾斜面で形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋上付帯構造物。
  5. 前記屋上付帯構造物を構成する4本の柱材は全て長柱材であり、前記4本の上梁は、全て前記下梁と平行な上梁であり、
    前記屋上付帯構造物は、直方体のブロック状に形成され、前記天井面は平坦面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋上付帯構造物。
  6. 前記屋上付帯構造物は、前記2つのピン接合面に連結された中間柱材と隣接する柱材との間にブレース材を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の屋上付帯構造物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の屋上付帯構造物を前記建物ユニットの上部に連結固定したことを特徴とするユニット建物。
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