JP3972948B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP3972948B2
JP3972948B2 JP2006000151A JP2006000151A JP3972948B2 JP 3972948 B2 JP3972948 B2 JP 3972948B2 JP 2006000151 A JP2006000151 A JP 2006000151A JP 2006000151 A JP2006000151 A JP 2006000151A JP 3972948 B2 JP3972948 B2 JP 3972948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
short circuit
outlet
indoor unit
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006000151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007183011A (ja
Inventor
敏浩 木澤
浩之 大前
久司 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2006000151A priority Critical patent/JP3972948B2/ja
Priority to AU2006333863A priority patent/AU2006333863B2/en
Priority to PCT/JP2006/325719 priority patent/WO2007077773A1/ja
Priority to EP06835166.7A priority patent/EP1975519B1/en
Priority to ES06835166.7T priority patent/ES2498016T3/es
Publication of JP2007183011A publication Critical patent/JP2007183011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3972948B2 publication Critical patent/JP3972948B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0011Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0011Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets
    • F24F1/0014Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets having two or more outlet openings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/005Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted on the floor; standing on the floor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0059Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
    • F24F1/0063Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the mounting or arrangement of the heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0071Indoor units, e.g. fan coil units with means for purifying supplied air
    • F24F1/0073Indoor units, e.g. fan coil units with means for purifying supplied air characterised by the mounting or arrangement of filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

本発明は、複数の吹き出し通路を有する空気調和機の床置き型室内機に関する。
従来より、複数の吹き出し通路を有する空気調和機の室内機として、特許文献1記載の室内機がある。この室内機は、本体の両側面にそれぞれ空気吸込口を設けるとともに上面および前面下端にそれぞれ空気吹出口を設けた構成を有しており、上下2方向から空気を吹き出すことにより、冷暖房を行う構成になっている。
特開昭64−58965号公報
しかし、特許文献1記載の室内機では、空気吸込口は、空気吹出口から離間した位置である本体両側面に配置されている。しかし、このような構成では、室内機を室内に設置する際に家具や壁で空気吸込口を塞がないように室内機を設置しなければならず、室内機の設置上の制約がある。
そこで、室内機の設置上の制約を受けないように本体前面に空気吸込口を設けることが考えられるが、この場合、上下から吹き出した空気を空気吸込口に吸い込みやすく、ショートサーキットが生じやすい。
本発明の課題は、本体前面側から空気を吸い込んでもショートサーキットの発生を防止することができる空気調和機の室内機を提供することにある。
第1発明の空気調和機の床置き型室内機は、本体と、前面パネルと、下部ショートサーキット防止部とを備えている。本体は、前面側開口と、上部吹出口と、下部吹出口とを有する。前面側開口は、本体の前面側に形成されている。上部吹出口は、前面側開口の上方に形成されている。下部吹出口は、前面側開口の下方に形成されている。前面パネルは、平坦であり、前面側開口の前方に配置されている。前面パネルは、上下左右の四方において上部吸込口、下部吸込口、第1側部吸込口および第2側部吸込口を有する。下部ショートサーキット防止部は、下部吸込口と下部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止する。下部ショートサーキット防止部は、前縁と、突起部とを有する。前縁は、下部吸込口と下部吹出口との間に配置されている。前縁は、前方に突出している。突起部は、下部吹出口の上部にある。
ここでは、室内機が下部ショートサーキット防止部を備えているので、下部吸込口と下部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止することが可能である。
また、下部ショートサーキット防止部が前縁と突起部とを有しているので、下部吸込口と下部吹出口のそれぞれの前方の空間が前縁によって分離された状態で、下部吹出口から前下方から空気が吹き出す。これにより、下部吸込口と下部吹出口との間のショートサーキットを確実に防止することが可能である。
発明の空気調和機の床置き型室内機は、第発明の空気調和機の室内機であって、前縁は、上下方向の幅は10mm以上である。
ここでは、前縁の上下方向の幅が10mm以上であるので、下部吸込口と下部吹出口との間の距離を充分確保でき、ショートサーキットをより確実に防止することが可能になる。
発明の空気調和機の床置き型室内機は、第1発明の空気調和機の室内機であって、下部吸込口は、正面視において前面パネルによって隠された位置に配置されている。
ここでは、下部吸込口は、正面視において前面パネルによって隠された位置に配置されているので、見栄えが良くなる。
発明の空気調和機の床置き型室内機は、第1発明の空気調和機の室内機であって、上部ショートサーキット防止部をさらに備えている。上部ショートサーキット防止部は、上部吹出口と上部吸込口との間における空気流れのショートサーキットを防止する。
ここでは、室内機が上部ショートサーキット防止部を備えているので、上部吸込口と上部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止することが可能である。
発明の空気調和機の床置き型室内機は、第発明の空気調和機の室内機であって、上部吸込口は、前面パネルの前面に開口されたスリットである。上部ショートサーキット防止部は、前面パネルの上部における上部吸込口と上部吹出口との間の部分である。
ここでは、上部ショートサーキット防止部によってスリットからなる上部吸込口と上部吹出口との間を離間するとともに前方からスリットからなる上部吸込口へ空気を吸い込むことにより、上部吸込口と上部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止することが可能である。
第1発明によれば、下部吸込口と下部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止することができる。また、下部吸込口と下部吹出口との間のショートサーキットを確実に防止することができる。
発明によれば、下部吸込口と下部吹出口との間の距離を充分確保でき、ショートサーキットをより確実に防止することができる。
発明によれば、室内機の外観の見栄えが向上する。
発明によれば、上部吸込口と上部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止することができる。
発明によれば、上部ショートサーキット防止部によってスリットからなる上部吸込口と上部吹出口との間を離間するとともに前方からスリットからなる上部吸込口へ空気を吸い込むことによって、上部吸込口と上部吹出口との間における空気流れのショートサーキットを防止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係わる空気調和機の床置き型室内機について説明する。
図1〜図5に示される空気調和機の室内機1は、床置き型の室内機であり、本体2と、室内熱交換器3と、ファン4と、シャッタ5と、ステップモータ6と、フィルタ7と、前面グリル8と、前面パネル10と、下部ショートサーキット防止部51とを備えている。本体2の前面に配置される前面パネル10は、フラット(平坦)な形状をしている。
本体2には、室内熱交換器3と、ファン4と、シャッタ5と、ステップモータ6と、フィルタ7と、前面グリル8とが収納されている。
室内機1は、居室の床に据え置いた状態で使用される。室内機1は、本体2を居室の壁の表面に接触させて設置するだけでなく、本体2の後方部分A(図2参照)の全部または一部を居室の壁に埋め込んだ状態で設置することも可能である。室内機1は、本体2の後方部分Aの両側面および上面の一部を覆うための着脱自在のカバー9をさらに備えている。したがって、本体2の後方部分Aの壁に埋め込む長さに合わせて、カバー9を着脱することができる。
<本体2の構成>
本体2は、図3に示されるように、合成樹脂製の中空の筐体からなる。本体2の内部には、前面側に形成された前面側開口2aから後方へ向かって、フィルタ7、室内熱交換器3、ファン4が順に配置されている。
本体2の前面側開口2aの周縁には、前面グリル8が取り付けられている。前面グリル8には、フィルタ7がはめ込まれている。
本体2の前面側開口2aの前方には、前面側開口2aから浮かせた状態で平坦な前面パネル10が配置されている。
前面パネル10は、上下左右の四方において上部吸込口11a、下部吸込口11b、第1側部吸込口11cおよび第2側部吸込口11dを有している。具体的には、前面パネル10は、本体2から前方に離間して配置されているので、前面パネル10の上側と左右両側の三方には、3カ所の上部吸込口11a、第1側部吸込口11c、および第2側部吸込口11d(図1参照)が形成されている。また、前面パネル10の下部であって下部吹出口25よりも若干上方の位置には、スリット状の下部吸込口11bが形成されている。これにより、前面パネル10の上下左右の四方向において、それぞれ吸込口11a、11b、11c、11dが配置されている。
前面パネル10の上部および下部には、嵌合突起10a、10bがそれぞれ形成されている。嵌合突起10a、10bを前面グリル8の嵌合凹部8aおよび本体2の前面下端付近の嵌合穴2bにそれぞれ嵌合させることにより、前面パネル10は、本体2の前面側開口2aから浮かせた状態で固定される。
本体1には、吸込通路P1と、上部吹き出し通路P2と、下部吹き出し通路P3とが形成されている。
吸込通路P1は、前面パネル10の四方の上部吸込口11a、下部吸込口11b、第1側部吸込口11c、または第2側部吸込口11dのうちのいずれかの吸込口を通って、前面側開口2aを通して本体2に入り、フィルタ7、室外熱交換器3、ファン4の順に通る通路である。
上部吹き出し通路P2は、ファン4から上部空間部27を通って上部吹出口24へ向かう通路である。上部吹出口24は、本体2の前面側開口2aの上方に形成されている。上部吹出口24には、開閉可能な可動板26が配置されている。
下部吹き出し通路P3は、ファン4から下部空間部28を通って下部吹出口25へ向かう通路である。下部吹出口25は、本体2の前面側開口2aの下方に形成されている。下部空間部28には、開閉可能なシャッタ5が配置されている。さらに、下部空間部28の内部には、閉状態でシャッタ5に当接するストッパ37が形成されている。また、前面パネル10における下部吹出口25の前方側の部分には、水平方向に延びる複数のスリット10cが形成されている。
また、図4に示されるように、下部空間部28には、下部吹出口25から吹き出す風の水平方向の向きを調整するための複数の垂直風向板31と、垂直風向板31をそれぞれ連結する連結バー32と、連結バー32に連結された手動操作用のレバー33とがさらに配置されている。
<ファン4の構成>
ファン4は、遠心方向に風を吹き出す遠心ファンの一種であるターボファンであり、図3に示されるように、ファンロータ41と、モータ42と、ファンケーシング43とを備えている。ファンロータ41は、中心41bから螺旋を描きながら離れるように配置された複数枚の羽根41a(図3の斜線部分)を有している。
ファンケーシング43は、ファンロータ41およびモータ42を収納したケーシングである。ファンケーシング43の上部は、本体2の上部空間部27と連通している。ファンケーシング43の下部は、本体2の下部空間部28と連通している。
ファン4で生成された遠心方向へ吹き出す空気流れは、ファンケーシング43から上下に分岐して上部吹き出し通路P2および下部吹き出し通路P3をそれぞれ通り、そののち上部吹出口24および下部吹出口25からそれぞれ本体2の外部に排出される。
<下部ショートサーキット防止部51の説明>
下部ショートサーキット防止部51は、図3および図5に示されるように、前面パネル10の下端付近に形成された下部吸込口11bと下部吹出口25との間における空気流れのショートサーキットを防止する。
下部ショートサーキット防止部51は、合成樹脂等により前面パネル10と一体に形成されている。
下部ショートサーキット防止部51は、突起部52と、前縁53とを有する。前縁53は、下部吸込口11bと下部吹出口25との間に配置され、前方に突出する形状をしている。突起部52は、下部吹出口25の上部にある。具体的には、突起部52は、下部吹出口25から前下方へ空気流れB1が吹き出すために、下部吹出口25の内壁の上面から下方に突出している。
図5に示されるように、下部吸込口11bに吸い込まれる空気流れS1は、前面パネル10の前方から流れたのち、下向きの下部吸込口11bに吸い込まれる。このとき、下部吸込口11bと下部吹出口25のそれぞれの前方の空間が前縁53によって分離された状態で、突起部52によって向きを変えられた空気流れB1が下部吹出口25から前下方へ吹き出す。その結果、下部吸込口11bと下部吹出口25との間のショートサーキットを確実に防止することができる。
前縁53は、上下方向の幅W(図5参照)が広い方が好ましく、幅Wは10mm以上が好ましい。幅Wが10mm以上まで広くなれば、下部吸込口11bと下部吹出口25との間の距離を充分確保でき、ショートサーキットをより確実に防止することが可能になる。また、前縁53は、下部吹出口25よりも前方に突出する長さが長い方が好ましく、この場合もショートサーキットをより確実に防止することが可能になる。
下部吸込口11bは、正面視において前面パネル10によって隠された位置に配置されているので、見栄えが良くなっている。
<シャッタ5の構成>
シャッタ5は、図3〜図4に示されるように、下部吹き出し通路P3の下部空間部28に設けられている。シャッタ5は、下部空間部28の断面形状に合わせた長方形の板状の部材である。シャッタ5は、ステップモータ6の出力軸6aと一体に回転できるように出力軸6aと嵌合する嵌合筒部5aを有している。
シャッタ5が閉じているときには、シャッタ5は、ファン4で発生した空気流れの圧力を利用して閉状態に維持される。これにより、シール性が向上する。
シャッタ5は、閉状態において、鉛直の姿勢あるいはストッパ37に倒れかかる姿勢になる第2位置A2(図4参照)に位置する。したがって、ファン4からの風の強弱、休止にかかわらず、シャッタ5は閉状態を維持することが可能である。また、閉状態においてステップモータ6にかかる負荷を低減することも可能である。
シャッタ5は、図4に示されるように、下部吹き出し通路P3においてファン4に遠い側、具体的には図4に示されるR2方向に回転することにより、開状態から閉状態へ移行することが可能である。したがって、シャッタ5は、開状態から閉状態へ移行するときには、ファン4によって発生する風圧を利用して閉状態に維持する位置に確実に向かうことが可能である。
シャッタ5は、図4に示されるように、開状態において、シャッタ5が閉じる方向、具体的にはR2方向へシャッタ5に圧力がかからない第1位置A1(図4参照)に位置している。第1位置A1は、下部吹き出し通路P3の下部空間部28を形成する内壁29に形成された凹部30の内部である。
<ステップモータ6の構成>
ステップモータ6は、シャッタ5を回転駆動するためのモータである。ステップモータ6は、閉状態においてシャッタ5にトルクをかけないように回転駆動を停止する。
具体的には、本実施形態の室内機1は、ステップモータ6の回転駆動を制御するためのリミットスイッチ36(図4参照)が設けられている。したがって、シャッタ5が閉状態になったときにリミットスイッチ36が作動してステップモータ6の回転駆動を停止させることが可能である。このとき、閉状態においてシャッタ5が空気流れの圧力を利用して閉状態を維持しているので、シャッタ5の周辺からの空気漏れの心配がない。
<動作説明>
暖房時には、ステップモータ6の回転駆動力により、下部吹き出し通路P3のシャッタ5を第1位置A1まで開ける。それとともに、吹き出し通路P2の可動板26も図示しないステップモータによって開ける。上部ファン4によって発生した空気流れは、室内熱交換器3によって加熱される。加熱された空気は、ファン4を経由して、上部吹き出し通路P2および下部吹き出し通路P3をそれぞれ通って、上部吹出口24および下部吹出口25からそれぞれ吹き出すことが可能である。したがって、加熱された空気が室内機1から室内空間の上方および下方に吹き出すことによって、室内を迅速に温めることが可能である。
一方、冷房時には、ステップモータ6の回転駆動力により、シャッタ5を鉛直の姿勢あるいはストッパ37に倒れかかる姿勢になる第2位置A2まで閉める。一方、吹き出し通路P2の可動板26は開いた状態にする。シャッタ5が第2位置A2まで回転したとき、リミットスイッチ36によってステップモータ6の回転駆動は、停止する。シャッタ5が閉じているときには、シャッタ5は、ファン4で発生した空気流れの圧力を利用して閉状態に維持される。ファン4によって発生した空気流れは、室内熱交換器3によって冷却される。冷却された空気は、ファン4を経由して、上部吹き出し通路P2を通って、上部吹出口24から上方へ吹き出して、室内空間を冷却することが可能である。
<特徴>
(1)
実施形態の室内機1では、下部吸込口11bと下部吹出口25との間において、下部ショートサーキット防止部51が設けられているので、下部吸込口11bと下部吹出口25との間における空気流れのショートサーキットを防止することが可能である。
また、下部吸込口11bと下部吹出口25との間における空気流れのショートサーキットを防止することによって、室内機の能力を確保でき、それとともに室内機1の表面の結露を防止することもできる。
(2)
実施形態の室内機1では、下部ショートサーキット防止部51は、下部吹出口25の上部に配置された突起部52と、下部吸込口11bと下部吹出口25との間に配置される前縁53とを有する。したがって、下部吸込口11bと下部吹出口25のそれぞれの前方の空間が前縁53によって分離された状態で、突起部52によって向きを変えられた空気流れB1が下部吹出口25から前下方へ吹き出す。これによって、下部吸込口11bと下部吹出口25との間のショートサーキットを確実に防止することが可能である。
(3)
実施形態の室内機1では、下部吸込口11bは、正面視において前面パネル10によって隠された位置に配置されているので、見栄えが良くなっている。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、下部ショートサーキット防止部51を有する室内機1を例に挙げて説明したが、さらに、上部においてもショートサーキットを防止できるように、図6に示される上部ショートサーキット防止部65を備えてもよい。
上部ショートサーキット防止部65は、図6に示されるように、前面パネル10の上端に形成された上部吸込口11aと上部吹出口24との間における空気流れのショートサーキットを防止する。
上部ショートサーキット防止部65は、合成樹脂等により本体2と一体形成されている。
上部ショートサーキット防止部65は、突起部66と、前縁67とを有する。前縁67は、上部吸込口11aと上部吹出口24との間に配置され、前方に突出する形状をしている。突起部66は上部吹出口24の下部にある。具体的には、突起部66は、上部吹出口24の内壁の下面から上方に突出している。
図6に示されるように、上部吸込口11aに吸い込まれる空気流れS2は、前面パネル10の前方または上方から流れたのち、上向きの上部吸込口11aに吸い込まれる。このとき、上部吸込口11aと上部吹出口24のそれぞれの前方の空間が前縁67によって分離された状態で、突起部66によって向きを変えられた空気流れB2が上部吹出口24から前上方へ吹き出す。その結果、上部吸込口11aと上部吹出口24との間のショートサーキットを確実に防止することができる。
また、上部吸込口11aと上部吹出口24との間における空気流れのショートサーキットを防止することによって、室内機の能力を確保でき、それとともに室内機1の表面の結露を防止することもできる。
(B)
なお、図6に示される上部ショートサーキット防止部65は、上記実施形態の下部ショートサーキット防止部51(図5参照)と同一の構造であってもよい。この場合、室内機1の外観が上下対称のバランスの取れた外観になり、見栄えが良くなる。
(C)
また、他の変形例として、図7に示されるように、上部吸込口111aは、前面パネル10の前面に開口されたスリットであってもよい。この場合、上部ショートサーキット防止部60は、前面パネル10の上部における上部吸込口111aと上部吹出口24との間の部分によって構成されている。この場合も、上部ショートサーキット防止部60によってスリット状の上部吸込口111aと上部吹出口24との間を離間するとともに前方からスリット状の上部吸込口111aへ空気を吸い込むことにより、上部吸込口111aと上部吹出口24との間における空気流れのショートサーキットを防止することが可能である。
また、上部吸込口111aと上部吹出口24との間における空気流れのショートサーキットを防止することによって、室内機の能力を確保でき、それとともに室内機1の表面の結露を防止することもできる。
(D)
また、さらに他の変形例として、上部ショートサーキット防止部をフィン形状にしてもよく、この場合も上部吸込口11aと上部吹出口24との間における空気流れのショートサーキットを防止することが可能である。
本発明は、上下の吹き出し通路と、上下左右の四方の吹き出し通路を有する室内機に適用することが可能である。
本発明の実施形態に係わる空気調和機の室内機の正面図。 図1の室内機の側面図。 図1の室内機の縦断面図。 図3のシャッタ付近の拡大図。 図3の下部ショートサーキット防止部の拡大図。 本発明の実施形態の変形例に係わる室内機の上部ショートサーキット防止部の拡大図。 本発明の実施形態の他の変形例に係わる室内機の上部ショートサーキット防止部の拡大図。
符号の説明
1 室内機
2 本体
3 室内熱交換器
4 ファン
5 シャッタ
6 ステップモータ
7 フィルタ
8 前面グリル
10 前面パネル
24 上部吹出口
25 下部吹出口
27 上部空間部
28 下部空間部
29 内壁
30 凹部
51 下部ショートサーキット防止部
52 突起部
53 前縁
60、65 上部ショートサーキット防止部

Claims (5)

  1. 前面側に形成された前面側開口(2a)と、前記前面側開口(2a)の上方に形成された上部吹出口(24)と、前記前面側開口(2a)の下方に形成された下部吹出口(25)とを有する本体(2)と、
    前記前面側開口(2a)の前方に配置され、上下左右の四方において上部吸込口(11a、111a)、下部吸込口(11b)、第1側部吸込口(11c)および第2側部吸込口(11d)を有する平坦な前面パネル(10)と、
    前記下部吸込口(11b)と前記下部吹出口(25)との間における空気流れのショートサーキットを防止する下部ショートサーキット防止部(51)と
    を備えており、
    前記下部ショートサーキット防止部(51)は、
    前記下部吸込口(11b)と前記下部吹出口(25)との間に配置され、前方に突出する前縁(53)と、
    前記下部吹出口(25)の上部にある突起部(52)と
    を有する、
    空気調和機の床置き型室内機(1)。
  2. 前記前縁(53)の上下方向の幅(W)は、10mm以上である、
    請求項に記載の床置き型室内機(1)。
  3. 前記下部吸込口(11b)は、正面視において前記前面パネル(10)によって隠された位置に配置されている、
    請求項1に記載の床置き型室内機(1)。
  4. 前記上部吹出口(24)と前記上部吸込口(11a、111a)との間における空気流れのショートサーキットを防止する上部ショートサーキット防止部(60、65)をさらに備えている、
    請求項1に記載の床置き型室内機(1)。
  5. 前記上部吸込口(111a)は、前記前面パネル(10)の前面に開口されたスリットであり、
    前記上部ショートサーキット防止部(60)は、前記前面パネル(10)の上部における前記上部吸込口(111a)と前記上部吹出口(24)との間の部分である、
    請求項に記載の床置き型室内機(1)。
JP2006000151A 2006-01-04 2006-01-04 空気調和機の室内機 Active JP3972948B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000151A JP3972948B2 (ja) 2006-01-04 2006-01-04 空気調和機の室内機
AU2006333863A AU2006333863B2 (en) 2006-01-04 2006-12-25 Indoor unit of air conditioner
PCT/JP2006/325719 WO2007077773A1 (ja) 2006-01-04 2006-12-25 空気調和機の室内機
EP06835166.7A EP1975519B1 (en) 2006-01-04 2006-12-25 Indoor unit for air conditioner
ES06835166.7T ES2498016T3 (es) 2006-01-04 2006-12-25 Unidad de interior para acondicionador de aire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000151A JP3972948B2 (ja) 2006-01-04 2006-01-04 空気調和機の室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007183011A JP2007183011A (ja) 2007-07-19
JP3972948B2 true JP3972948B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=38228128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000151A Active JP3972948B2 (ja) 2006-01-04 2006-01-04 空気調和機の室内機

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1975519B1 (ja)
JP (1) JP3972948B2 (ja)
AU (1) AU2006333863B2 (ja)
ES (1) ES2498016T3 (ja)
WO (1) WO2007077773A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101405922B1 (ko) 2007-01-26 2014-06-12 엘지전자 주식회사 공기조화기
JP2010078227A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP5741545B2 (ja) * 2012-09-28 2015-07-01 ダイキン工業株式会社 空調室内機
CN104110731B (zh) * 2013-11-22 2017-02-08 广东美的制冷设备有限公司 上下出风的空调器
JP6481340B2 (ja) * 2014-11-13 2019-03-13 株式会社ノーリツ ファンコンベクタ
JP6328339B2 (ja) * 2015-06-18 2018-05-23 三菱電機株式会社 空調装置
CN107621014A (zh) * 2017-09-26 2018-01-23 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机和空调器
CN107559972A (zh) * 2017-09-26 2018-01-09 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机和空调器
CN107420999A (zh) * 2017-09-26 2017-12-01 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机和空调器
CN109990388A (zh) * 2019-04-03 2019-07-09 宁波奥克斯电气股份有限公司 立式空调柜机及空调器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115425U (ja) * 1984-06-29 1986-01-29 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機
JPH1194348A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Daikin Ind Ltd 床置形空気調和機
JP2000121092A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP4724939B2 (ja) * 2001-03-30 2011-07-13 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP4259822B2 (ja) * 2002-08-05 2009-04-30 シャープ株式会社 空気調和機
JP2005076908A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Sharp Corp 空気調節装置の取付け構造および取付け具ならびにダクト体
BRPI0415719A (pt) * 2003-10-24 2006-12-19 Lg Electronics Ltd unidade interna de ar condicionado
JP3972894B2 (ja) * 2003-11-27 2007-09-05 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
JP2005188768A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Sanyo Electric Co Ltd 2方向天井埋込型空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1975519B1 (en) 2014-06-11
AU2006333863B2 (en) 2010-03-11
AU2006333863A1 (en) 2007-07-12
EP1975519A4 (en) 2013-04-03
ES2498016T3 (es) 2014-09-24
EP1975519A1 (en) 2008-10-01
JP2007183011A (ja) 2007-07-19
WO2007077773A1 (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3972948B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP4123276B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2008122055A (ja) 天井型空気調和機
JP2006002984A (ja) 空気調和機
JP2006336910A (ja) 空気調和機用室内ユニット
JPH09210390A (ja) 空気調和機
JP6182882B2 (ja) 空気調和機
JP2008175459A (ja) 床置き式空気調和機
WO2007077782A1 (ja) 空気調和機の室内機
JP2011057080A (ja) 車両用空調装置の送風ユニット
KR100512679B1 (ko) 공기조화기의 실내기
KR20030052492A (ko) 차량 공조용 블로어 유닛 및 그 제조방법
JP6182881B2 (ja) 空気調和機
JP4271101B2 (ja) 吹出グリル装置、吹出チャンバ装置及びこれを用いたビルトイン型空気調和機
KR100895074B1 (ko) 공기조화기
JP6136307B2 (ja) 空気調和機
JP4075936B2 (ja) 空気調和装置
WO2016121547A1 (ja) 空調室内機
JP4341681B2 (ja) 換気装置
WO2011136271A1 (ja) 空気調和機の室内機
KR101396407B1 (ko) 공기조화기
JP3852012B2 (ja) 床置き型空気調和機
JP2010276247A (ja) 空気調和機
JP2010085075A (ja) 天井埋込型空気調和機
KR100300582B1 (ko) 2방향 토출 에어컨

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070604

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3972948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6