JP2010276247A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダンパーが下側吹出し通路を確実に閉じて、ドレンパンの下面などに結露した露が付着しないようにして、室内に放出しないようにすること。
【解決手段】使用者の選択により、上のクロスフローファン4のみが運転すると、室内空気が前面吸込み口8と側面吸込み口9からハウジング2内に流入して、熱交換器3で冷却されて冷気になる。この冷気はクロスフローファン4に導かれ、上側吹出し通路20を通って上吹出し口10から室内へと吹出される。このとき、制御装置により回転指令を受けた両ステッピングモータ46が同期して回転し、ダンパー42を上方へ回転させ、下側吹出し通路21を閉じる。このとき、両ステッピングモータ46によりダンパー42はシール材41を変形させて圧縮するまで移動した後、両ステッピングモータ46が停止して、ダンパー42が下側吹出し通路21を閉じる。
【選択図】図10
【解決手段】使用者の選択により、上のクロスフローファン4のみが運転すると、室内空気が前面吸込み口8と側面吸込み口9からハウジング2内に流入して、熱交換器3で冷却されて冷気になる。この冷気はクロスフローファン4に導かれ、上側吹出し通路20を通って上吹出し口10から室内へと吹出される。このとき、制御装置により回転指令を受けた両ステッピングモータ46が同期して回転し、ダンパー42を上方へ回転させ、下側吹出し通路21を閉じる。このとき、両ステッピングモータ46によりダンパー42はシール材41を変形させて圧縮するまで移動した後、両ステッピングモータ46が停止して、ダンパー42が下側吹出し通路21を閉じる。
【選択図】図10
Description
本発明は、吸込み口からハウジング内に流入した空気を熱交換器で熱交換して、上下一対の送風機により上側吹出し通路を介して上吹出し口及び下側吹出し通路を介して下吹出し口から吹出すようにした空気調和機に関するものである。
従来のこの種の空気調和機では、冷房運転時に上吹出し口のみから冷気を室内に供給する場合に、ダンパーをその右部又は左部に設けた1個の駆動モータで回転させて下側吹出し通路を閉じるようにしていたので、左右方向に長いダンパーの駆動モータに近い部分と遠い部分との間でよじれが生じて、下側吹出し通路をダンパーで閉じられない箇所が発生することがあった。
このため、熱交換器を経ないで下側吹出し通路から除湿されていない湿った室温空気を下側吹出し通路のダンパーで閉じられない箇所から吸い込むと、熱交換器の下方に配設したドレンパンの下面などに結露した露が付着することとなって、好ましくない。また、上の送風機に加えて、下の送風機を運転をさせた際に、前述したように、ドレンパンの下面などに付着した露を室内に放出することとなって、好ましくなかった。
そこで本発明は、ダンパーが下側吹出し通路を確実に閉じて、ドレンパンの下面などに結露した露が付着しないようにして、室内に放出しないようにすることを目的とする。
第1の発明は、吸込み口からハウジング内に流入した空気を熱交換器で熱交換して、上下一対の送風機により上側吹出し通路を介して上吹出し口及び下側吹出し通路を介して下吹出し口から吹出すようにした空気調和機において、前記下側吹出し通路を開閉するダンパーの両端部にそれぞれ駆動モータの出力軸を連結して、両駆動モータを同期させて駆動させることにより前記ダンパーを開閉させることを特徴とする。
第2の発明は、吸込み口からハウジング内に流入した空気を熱交換器で熱交換して、上下一対の送風機により上側吹出し通路を介して上吹出し口及び下側吹出し通路を介して下吹出し口から吹出すようにした空気調和機において、前記下側吹出し通路の開口周縁部に変形可能なシール材を設けると共に前記下側吹出し通路を開閉するダンパーの両端部にそれぞれ駆動モータの出力軸を連結し、両駆動モータを同期させて駆動させることにより前記ダンパーを揺動させて前記シール材を押圧するように前記下側吹出し通路と閉じることを特徴とする。
本発明は、ダンパーが下側吹出し通路を確実に閉じて、ドレンパンの下面などに結露した露が付着しないようにして、室内に放出しないようにすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1乃至図11を参照しながら説明する。図1乃至図3において、1は熱源機となる室外機(図示せず)とともに空気調和機を構成する床置き式の室内機であり、ハウジング2内に熱交換器3と上下一対の送風機としてのクロスフローファン4、5が設けられている。このクロスフローファン4、5はそれぞれ円筒状のファン本体と、この各ファン本体の一側を回転自在に保持するベアリング等から構成される軸受けと、各ファン本体の他側に取り付けられた駆動用モータとからなる。
ハウジング2は前面パネル6と本体ケーシング7とからなり、前面パネル6には前面吸込み口8と側面吸込み口9と上吹出し口10と下吹出し口11とが設けられ、上吹出し口10には運転時に両側面に設けられた支軸12Aを支点として回転して開放する上吹出しフラップ12が設けられている。
また、熱交換器3の前面にはフィルター14が着脱自在に設置され、熱交換器3の下方には発泡スチロールなどの断熱材13が収納された皿状のドレンパン15が設けられている。このドレンパン15の右側面に形成された斜面15A下部に斜め下向きに、即ち下方に行くに従って右側外方に向かうようにドレンホース接続部15Bを設け(図4、図10参照)、ドレンホースの曲げ作業やこの曲げによるドレンホースへのストレスを発生させることなく、ドレンパン15に流入したドレン水をドレンホース接続部15B及びドレンホースを介して滑らかに外部に排出することができる。
本体ケーシング7内の後部には上下一対のクロスフローファン4、5の間に位置する断面がく字状の背面風路ガイド板17と、この背面風路ガイド板17の上方に連なって所定間隔を存して上側クロスフローファン4を覆う上側ファンケース18と、前記背面風路ガイド板17の下方に連なって所定間隔を存して下側クロスフローファン5を覆う下側ファンケース19とが配設される。
また、上側クロスフローファン4と上吹出し口10との間には上側吹出し通路20を形成する風路形成体23が配設され、下側クロスフローファン5と下吹出し口11との間には下側吹出し通路21が形成されている。そして、前記熱交換器3は上側吹出し通路20の下方に配設され、この熱交換器3の下方にドレンパン15が配設される。
前記ハウジング2内の熱交換器3の左右には背面風路ガイド板17とともに送風路を形成する仕切り板22が設けられている。そして、前記ドレンパン15は上側吹出し通路20の真下に配設された熱交換器3及び左右の仕切り板22の下方に配置され、この熱交換器3から流下したドレン水や左右の仕切り板22の外面に付着した露などの水滴を受け止められる。
そして、図5に示すように、前記風路形成体23は前面及び後面が開口され、大きく分けて底板23Bと両側板23Cと幅狭な上板23Dとから構成される形成体本体23Aと、この形成体本体23Aの底板23Bの前半部23BAに取付けられる案内体23Eとから構成される。前記上板23D下面には所定間隔を存して複数枚の縦羽根24が回動可能に取り付けられており、これらの縦羽根24を連動させて左右に揺動させ左右への吹出し方向が調節できるように構成されている。また、前記上板23D下面には前記縦羽根24の前方に手指挿入防止用のガード体25が設けられている。
そして、前記上吹出し口10に連通する上側吹出し通路20を形成する風路形成体23の底板23B上面は前半部23BAと後半部23BBとで高さレベルが異なる段差が形成され、後半部23BBより低い前半部23BA上には冷気を案内する案内体23Eが位置決めされて取り付けられる。即ち、前半部23BAの左右の中間位置に上下方向に延びて設けられた位置決め片26が案内体23Eに形成された位置決め溝27に嵌合するようにして、底板23B上に案内体23Eが位置決めされて取り付けられる。
そして、案内体23Eが前半部23BA上に前記風路形成体23の両側板23Cとの間に少し隙間を存するように配設されたときに、案内体23Eの後部23EA上面の後端は風路形成体23の底板23Bの後半部23BB前端と同じ高さレベルであり、また案内体23Eの前部には左右端部及び前端部より内方に案内部23EBが設けられる。図6に示すように、この案内部23EBの上面には、後方から前方へ向けて徐々に高くなるように傾斜した案内面23EBAと、この案内面23EBAの前部に形成された水平面23EBBとが形成されている。なお、前記案内体23Eの後部23EA上面は前方に向けて、即ち案内体23Eの後部23EAと案内部23EBとの境界線BLに向けて徐々に低くなるように形成される。
また、前記案内体23Eの左右端部及び前端部には、前記案内部23EBとの間に排水路30が形成されるように、平面視コ字形状に水路形成壁31が立設されている。そして、この水路形成壁31の左右の後端は、案内体23Eの後部23EAと案内部23EBとの境界線BLの延長線上より少し手前にまで延びている。
なお、この平面視コ字形状の排水路30の底面は水平面であるが、前記排水路30の左右方向に延びた水路は左右方向の中間位置を頂部として左方及び右方に向けて徐々に低くなるように形成し、また前記排水路30の前後方向に延びた左右の水路は前部を頂部として後方に向けて徐々に低くなるように形成してもよい。
そして、図7乃至図9に示すように、風路形成体23の底板23Bの左右の端部には、即ち左右方向では両側板23Cの内側の根元部である底板23Bの左右の端部であって、且つ前後方向では案内体23Eの後部23EAと案内部23EBとの境界線BLの延長線上に開口33を開設する。この開口33は平面視四角形状を呈して、底板23B上に案内体23Eが取り付けられた状態において、この開口33の左右方向(X方向)の寸法は各開口33の内側端が左右の排水路30の中間に位置するような長さを有する。またこの開口33の前後方向(Y方向)の寸法は、各開口33の前後方向の中心を通る左右方向の中心線と、案内体23Eの後部23EAと案内部23EBとの境界線BLの延長線を一致させた状態で前記中心線から夫々前後に一定長さを有する。この場合、水路形成壁31の左右の後端は、前記各開口33の上方に位置する。
また、風路形成体23と熱交換器3との間には発泡スチロールなどの断熱材で構成された空間補填部材34が配設されて、ハウジング2内に流入した室内空気が確実に熱交換器3を通過するようにしている。そして、この空間補填部材34の左右端部には前記風路形成体23の底板23Bの左右端部に形成された各開口33に連通する各連通孔35が開設されている。前記案内体23Eの後部23EAと案内部23EBとの境界線BLの延長線上の案内体23E下部には円筒状を呈すると共に下端部を細くして丸めた垂下がり案内部36を形成し、この案内部36が前記風路形成体23の底板23Bの各開口33内に入るように配設する。そして、各連通孔35は各開口33の真下に位置し且つ各開口33より大きくて、上方から見て各開口33は各連通孔35の内側に収まるように形成される。なお、この連通孔35は上下中間位置において穴径をすぼめられ、上部が幅広の大径に形成されると共に下部が幅狭の小径に形成されて、上面開口より下面開口が小さくなるように形成され、この下面開口が熱交換器3の上方に位置するように形成される。
以上のように、風路形成体23、空間補填部材34、熱交換器3を配設したので、冷房運転時には熱交換器3が蒸発器として作用して、室内空気がハウジング2内に流入して熱交換器3で冷却されて冷気になり、上側吹出し通路20を通って上吹出し口10から室内へと吹出される際に、この冷気は風路形成体23の案内体23Eにより斜め上方へ案内されて、上吹出し口10の下側周縁部は冷やされなくなる。このため、前面パネル6の上方に配設されると共に案内体23Eの平面視コ字形状の水路形成壁31の前部にその上部が係止する上前面パネル6Aに、上吹出し口10の開口周縁の下部から垂れ下がる露の量が顕著に少なくなるが、冷気により冷やされた案内体23Eには露が付着することとなる。
この場合、案内体23E上面に付着した露は排水路30へと導かれ、更にこの排水路30に案内されて、この排水路30の左右の各後端部に連通した風路形成体23の底板23Bの各開口33へ導かれる。このとき、排水路30に案内された水は案内体23E下部の垂下がり案内部36を伝わって、確実に各開口33へ導かれて、更に各連通孔35へ導かれる。
従って、この各連通口35の下面開口が前記熱交換器3に面しているので、各連通口35を介して、水は確実に熱交換器3上に滴下するように構成され、この熱交換器3下方に配設されたドレンパン15に回収される。そして、ドレンパン15に回収されたドレン水をドレンホース接続部15B及びドレンホースを介して滑らかに室内機1外部に排出することができる。
また、図4、図9及び図10に示すように、前記ドレンパン15下部と一体化された前面及び後面が開口された風路形成体37により下側吹出し通路21が形成される。この風路形成体37の上壁38前部には向きが変更できる複数枚の縦羽根40が設けられている。
そして、前記通路形成体37の後面開口内周縁部には軟質で変形可能な、例えば発泡ゴムから成るシール材41が配設され、下側吹出し通路21を開閉して下吹出し口11を開閉する揺動可能なダンパー42が前記シール材41に当接可能に設けられる。なお、前記シール材41は、正面視コ字形状を呈する連続した左右部分41A及び上部分41Bと、これらとは離れて構成される下部分41Cとから構成される。
また、図10に示すように、正逆転可能な駆動モータである各ステッピングモータ46の回転力はギアケース47に収納された減速ギアにより減速され、その出力軸48が挿入ピン49に挿入されて共に回転可能に連結され、更にこの各挿入ピン47は前記風路形成体37の左右の両側壁39に開設された支持孔45を介して前記ダンパー42の各軸受43に挿入され、このダンパー42が下側吹出し通路21を開閉するように揺動可能に構成される。
両ステッピングモータ46によって前記ダンパー42を開閉する際には、制御装置(図示せず)が所定角度回転しなさいという指令を両ステッピングモータ46に出力するので、両ステッピングモータ46は同期して回転し、前記所定角度回転した後にその回転を停止する。この両ステッピングモータ46が同期して回転してダンパー42が閉じる場合には、シール材41は軟質で変形可能であり、下側吹出し通路21を閉じる際には、少しダンパー42がシール材41を圧縮するように押圧するようにするまで両ステッピングモータ46は前記所定角度分、回転することによって、下吹出し口11を確実に閉じるように作用する。
50はダンパー42が正しく閉じられたか否かを検出する検出スイッチとしてのリミットスイッチで、冷房運転の際にダンパー42を閉めて、上吹出し口10からのみ室内へ冷気を放出するが、このダンパー42が何らかの理由で閉まらないとき、即ちリミットスイッチ50がオンにならないときに、このリミットスイッチ50からの出力を受けた制御装置が冷房運転を停止するように制御して、下吹出し口11内部への結露を防止する。
以上のように構成された空気調和機の室内機1では、熱交換器3が加熱器として作用すると、暖房運転が行われることとなるが、使用者の選択により、クロスフローファン4又は5の一方のみ、また両クロスフローファン4、5の運転による暖房運転が可能となる。この場合、使用者の選択により、例えば両クロスフローファン4、5が運転すると、室内空気が前面吸込み口8と側面吸込み口9からハウジング2内に流入し、エアフィルター14で除塵された後、熱交換器3で加熱されて、暖気になる。そして、暖気は背面風路ガイド板17にて上下に分流してクロスフローファン4と5に導かれ、上側吹出し通路20及び下側吹出し通路21を通って上吹出し口10及び下吹出し口11からそれぞれ室内へと吹出される。
また、熱交換器3が冷却器として作用すると、冷房運転が行われることとなるが、使用者の選択により、クロスフローファン4のみの冷房運転、また両クロスフローファン4、5の運転による冷房運転が可能となる。この場合、使用者の選択により、例えば上のクロスフローファン4のみが運転すると、室内空気が前面吸込み口8と側面吸込み口9からハウジング2内に流入し、エアフィルター14で除塵された後、熱交換器3で冷却され、冷気になる。そして、冷気は背面風路ガイド板17及び上側ファンケース18に案内されてクロスフローファン4に導かれ、上側吹出し通路20を通って上吹出し口10から室内へと吹出される。
このような冷房運転が使用者により選択された際に、制御装置から所定角度回転しなさいという指令を受けた両ステッピングモータ46は同期して前記所定角度回転して、前記ダンパー42を上方へ回転させ、下側吹出し通路21を閉じる。このとき、両ステッピングモータ46は同期して前記所定角度回転して、ダンパー42がシール材41を変形させて圧縮するまで移動させた後、前記両ステッピングモータ46が停止するので、図11に示すように、確実に下側吹出し通路21をダンパー42が閉じることができる。
即ち、図11に示すように、揺動したダンパー42は前記シール材41の左右部分41A及び上部分41Bに前方から押圧すると共に下部分41Cに後方から押圧して、確実に下側吹出し通路21をダンパー42が閉じることができる。
従来は、冷房運転時にダンパーをその右部又は左部に設けた1個の駆動モータで回転させて下側吹出し通路21を閉じるようにしていたので、左右方向に長いダンパー42の駆動モータに近い部分と遠い部分との間でよじれが生じて、下側吹出し通路21をダンパー42で閉じられない箇所が発生することがあった。このため、熱交換器3を経ないで下側吹出し通路21から除湿されていない湿った室温空気を下側吹出し通路21のダンパー42で閉じられない箇所から吸い込むと、下側ファンケース19、下のクロスフローファン5などに結露した露が付着することとなって、好ましくない。また、上のクロスフローファン4に加えて、下のクロスフローファン5を運転をさせた際に、前述したように、下側ファンケース19、下のクロスフローファン5などに付着した露を室内に放出することがあって、好ましくなかった。
しかし、以上の実施形態によれば、ダンパー42が下側吹出し通路21を確実に閉じることができ、このような問題点は解消することができる。
また、冷房運転時に、室内空気がハウジング2内に流入して熱交換器3で冷却されて冷気になり、上側吹出し通路20を通って上吹出し口10から室内へと吹出される際に、この冷気は風路形成体23の案内体23Eにより斜め上方へ案内されて、上吹出し口10の下側周縁部は冷やされなくなる。
このため、上前面パネル6Aに上吹出し口10の開口周縁の下部から垂れ下がる露の量が顕著に少なくなるが、冷気により冷やされた案内体23Eには露が付着することとなる。この場合、案内体23E上面に付着した露は排水路30へと導かれ、更にこの排水路30に案内されて、風路形成体23の底板23Bの各開口33へ導かれる。このとき、この排水路30に案内された水は案内体23E下部の垂下がり案内部36を伝わって、確実に各開口33へ導かれて、更に各連通孔35へ導かれる。
従って、この各連通口35の下面開口が前記熱交換器3に面しているので、各連通口35を介して、水は確実に熱交換器3上に滴下するように構成され、この熱交換器3下方に配設されたドレンパン15に回収される。そして、ドレンパン15に回収されたドレン水をドレンホース接続部15B及びドレンホースを介して滑らかに室内機1外部に排出することができる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 室内機
2 ハウジング
3 熱交換器
・ クロスフローファン
10 上吹出し口
15 ドレンパン
21 下側吹出し通路
41 シール材
42 ダンパー
46 ステッピングモータ
48 出力軸
50 リミットスイッチ
2 ハウジング
3 熱交換器
・ クロスフローファン
10 上吹出し口
15 ドレンパン
21 下側吹出し通路
41 シール材
42 ダンパー
46 ステッピングモータ
48 出力軸
50 リミットスイッチ
Claims (2)
- 吸込み口からハウジング内に流入した空気を熱交換器で熱交換して、上下一対の送風機により上側吹出し通路を介して上吹出し口及び下側吹出し通路を介して下吹出し口から吹出すようにした空気調和機において、前記下側吹出し通路を開閉するダンパーの両端部にそれぞれ駆動モータの出力軸を連結して、両駆動モータを同期させて駆動させることにより前記ダンパーを開閉させることを特徴とする空気調和機。
- 吸込み口からハウジング内に流入した空気を熱交換器で熱交換して、上下一対の送風機により上側吹出し通路を介して上吹出し口及び下側吹出し通路を介して下吹出し口から吹出すようにした空気調和機において、前記下側吹出し通路の開口周縁部に変形可能なシール材を設けると共に前記下側吹出し通路を開閉するダンパーの両端部にそれぞれ駆動モータの出力軸を連結し、両駆動モータを同期させて駆動させることにより前記ダンパーを揺動させて前記シール材を押圧するように前記下側吹出し通路と閉じることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009128068A JP2010276247A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 空気調和機 |
FR1053999A FR2946129B1 (fr) | 2009-05-27 | 2010-05-21 | Climatiseur |
ITTO2010A000441A IT1400857B1 (it) | 2009-05-27 | 2010-05-26 | Condizionatore d'aria |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009128068A JP2010276247A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=43423372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009128068A Withdrawn JP2010276247A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 空気調和機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010276247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018194225A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | パナソニック株式会社 | ダンパ装置 |
CN111989526A (zh) * | 2018-04-24 | 2020-11-24 | 三菱电机株式会社 | 风向调整机构、空调机的室内机以及空调机 |
-
2009
- 2009-05-27 JP JP2009128068A patent/JP2010276247A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018194225A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | パナソニック株式会社 | ダンパ装置 |
CN111989526A (zh) * | 2018-04-24 | 2020-11-24 | 三菱电机株式会社 | 风向调整机构、空调机的室内机以及空调机 |
CN111989526B (zh) * | 2018-04-24 | 2021-11-02 | 三菱电机株式会社 | 风向调整机构、空调机的室内机以及空调机 |
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