JP3972414B2 - データ判定回路およびデータ判定方法 - Google Patents

データ判定回路およびデータ判定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体回路のデータ線の値を判定するデータ判定回路およびデータ判定方法に関し、特にデータ線の駆動回路に流れる電流を検出することによってデータ線の値を判定する電流モードセンス型のデータ判定回路およびデータ判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
LSI(large scale integrated circuit;大規模集積回路)において、データを転送する方法として電流モード転送がある。この電流モード転送は、電流‐電圧変換作用を持ち、さらに低振幅高速転送が可能であることから、近年よく適用される手法であり、例えば半導体メモリ回路においてもセンスアンプ部分に用いられている。この電流モードセンスには、読み出し動作時にプリチャージを必要としないという特長がある。
【0003】
図4は、電流モードセンスの概念図である。図4において、電源VDDとビット線31の一端の間には、P型MOSFET(以下、PMOSと称する)Trp31とN型MOSFET(以下、NMOSと称する)Trn31が直列に接続されている。すなわち、PMOSTrp31のソース電極が電源VDDに、NMOSTrn31のソース電極がビット線31の一端にそれぞれ接続され、PMOSTrp31およびNMOSTrn31の各ドレイン電極が共通に接続されてノードN31となっている。このノードN31からセンス出力が導出される。
【0004】
PMOSTrp31は、ゲート電極とドレイン電極が接続されたいわゆるダイオード接続構成となっており、特性としてはしきい値分だけオフセットがかかった抵抗と同等になる。NMOSTrn31のゲート電極には、基準電圧Vrefが印加される。ビット線31の他端とグランドGNDの間には、メモリセル32が接続されている。メモリセル32は、格納されたデータの状態によって、GNDに向けて電流を流す/流さないという機能を持っている。
【0005】
上記構成の回路において、今、メモリセル32が電流IをGND側に流す場合を考える。この場合、ビット線31の電位VBLが下がることで、NMOSTrn31のゲート‐ソース電圧Vgsが増大し、NMOSTrn31の電流能力が増加するので、ドレイン‐ソース電圧Vdsは減少する。つまり、NMOSTrn31は、電流が流れると必要な印加電圧が減少するという負性抵抗となる。
【0006】
このように、PMOSTrp31が抵抗、NMOSTrn31が負性抵抗の特性を示すので、
Vds(Trp31)+Vds(Trn31)≒ 一定
となる条件が存在し、電流Iの有無によるビット線21の電位はほとんど変化しない。この回路の電流‐出力電圧特性を図5に示す。この特性図において、VN31はノードN31の電位である。
【0007】
しかしながら、上記構成の回路には、NMOSTrn31のトランスコンダクタンスgmが大きくなければ、ビット線31の電位の変動を抑えることが困難であるという欠点がある。このため、従来は、以下の構成を採ることで、NMOSTrn31のトランスコンダクタンスgmが大きい場合のビット線31の電位変動に対処していた。この従来例に係る回路構成を図6に示す。
【0008】
図6において、図4と同等部分には同一符号を付して示してあり、NMOSTrn31のゲート電極とビット線31の間に、バイアス回路33を新たに挿入した以外は図4と全く同じ回路構成となっている。ここで、バイアス回路33としては、ビット線31の電位VBLが下がると、出力の電位が上がるようなフィードバックバイアス機構を持つ回路構成のものが用いられる。その具体例を図7に示す。
【0009】
図7において、バイアス回路33は、ソース電極が電源VDDに、ゲート電極がビット線31にそれぞれ接続されたPMOSTrp32と、このPMOSTrp32とドレイン電極が共通に接続されるとともに、ソース電極がGNDに、ゲート電極がNMOSTrn31のゲート電極にそれぞれ接続されたダイオード接続構成のNMOSTrn32と、ビット線31とGNDの間に接続されたオフセット電流源34とから構成されている。
【0010】
ここで、上記構成の回路動作を、図8の動作波形図を参照して説明する。ビット線31の電位VBLが下がると、PMOSTrp32のゲート電極の電位が下がるので、PMOSTrp32の電流能力が増す。これにより、NMOSTrn31のゲート電極に印加される基準電圧Vrefが上昇し、これに伴ってNMOSTrn31の電流能力が増すので、ビット線31の電位VBLの低下は停止する。
【0011】
また、ビット線31の電位VBLが上昇すると、PMOSTrp32のゲート電極の電位が上がるので、PMOSTrp32の電流能力が減る。これにより、基準電圧Vrefが下降し、これに伴ってNMOSTrn31の電流能力は下がる。よって、ビット線31への電流の流れ込みが低下するので、ビット線31の電位VBLの上昇は停止する。
【0012】
以上の回路動作によって、NMOSTrn31のトランスコンダクタンスgmに起因する問題を改善できる。すなわち、NMOSTrn31のトランスコンダクタンスgmが大きい場合でも、ビット線31の電位VBLの変動を抑えることができる。
【0013】
ここで、この従来例に係る電流モード型センスアンプにおけるデータ検出の動作について説明する。なお、PMOSTrp31を流れる電流をIp、NMOSTrn31を流れる電流をIn、メモリセル32の流す電流をImem、オフセット電流源34の流す電流をIssとする。
【0014】
今、Ip>Inならば、Ip−Inの電流によって供給される電荷がノードN31に蓄積される。この蓄積された電荷量により、ノードN31の電位VN31が変化する。また、ビット線31についても、In−(Imem−Iss)の電流で供給される電荷によってビット線31の電位VBLが上昇し、この電位VBLの上昇に伴う影響と、バイアス回路33の影響でNMOSTrn31を流れる電流Inは減少する。
【0015】
最終的には、In=Imem+Issとなった時点でビット線31の電位VBLが決定され、Ip=Inとなった時点で電荷の供給が止まり、ノードN31の電位VN31が決定される。ここで、NMOSTrn31を流れる電流Inは、NMOSTrn31の電流能力に依存しており、したがってこのNMOSTrn31のゲート電極に印加される基準電圧Vrefが重要になる。
【0016】
すなわち、ノードN31から“H”レベルを導出する場合は、NMOSTrn31の電流能力が低い方が早くIn=Imem+Issになるので、NMOSTrn31のゲート電位(基準電圧)Vrefは低い方が望ましい。また、ノードN31から“L”レベルを導出する場合は、NMOSTrn31の電流能力が高い方が早くIn=Imem+Issになるので、NMOSTrn31のゲート電位Vrefは高い方が望ましい。
【0017】
例えばメモリセル32が電流を流す場合、ノードN31の電位VN31は素早く下がる方が望ましい。このとき、ビット線31の電位VBLが下がり、これがバイアス回路33によりNMOSTrn31のゲート電極へフィードバックされることによってNMOSTrn31のゲート電位Vrefが上昇する。このフィードバック制御によって決定された電位Vref以上に電位を設定した方が高速に動作するのは明白である。
【0018】
一方、メモリセル32が電流を流さない場合、ノードN31の電位VN31は素早く上がる方が望ましい。このとき、ビット線31の電位VBLが上がり、これがバイアス回路33によりNMOSTrn31のゲート電極へフィードバックされることによってNMOSTrn31のゲート電位Vrefが低下する。このフィードバック制御によって決定された電位Vref以下に電位を設定した方が高速に動作するのは明白である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のデータ判定回路では、現読み出しデータからバイアス回路33によってバイアス電圧を得て、このバイアス電圧に基づいてビット線31の電位VBLを制御するようにしているので、フィードバック制御によって決定された電位Vref以上又は以下に電位を設定することは困難であり、特に今回の読み出しデータが前のサイクルの逆データ(反転データ)である場合に、そのデータ判定の際の動作速度が遅くなるという問題があった。
【0020】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、データ判定を高速動作にて行うことが可能なデータ判定回路およびデータ判定方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ判定回路は、半導体回路のデータ線の値を判定するデータ判定回路であって、出力ノードに接続された電流源トランジスタと、前記出力ノードと前記データ線との間に接続された制御トランジスタと、前記制御トランジスタの制御電極に与える基準電圧を設定しかつ前記データ線の電位をその電位変動に応じて制御するフィードバック制御回路と、データ線への前サイクルの読み出しデータを一時的に保持するデータ保持回路と、このデータ保持回路に保持された前サイクルの読み出しデータの値に基づいて前記制御トランジスタの制御電極の電位を制御するオフセット回路とを備えている。
【0022】
上記構成のデータ判定回路において、フィードバック制御回路は、データ線の電位が上がったときデータ線の電位が下がり、当該データ線の電位が下がったときデータ線の電位が上がるようにデータ線の電位を制御することで、データ線の電位変動を抑える。一方、オフセット回路は、データ保持回路に保持された前サイクルの読み出しデータの値を参考にして、当該値に基づいて制御トランジスタの制御電極の電位を制御する。これにより、制御トランジスタの制御電極の電位として、現サイクルの読み出しデータに対してフィードバック制御によって決定された電位以上又は以下の電位が設定される。
【0023】
本発明によるデータ判定方法は、出力ノードに接続された電流源トランジスタと、出力ノードと半導体回路のデータ線との間に接続された制御トランジスタとを有するデータ判定回路において、前記半導体回路のデータ線の値を判定するデータ判定方法であって、前記制御トランジスタの制御電極に与える基準電圧を設定しかつデータ線の電位をその電位変動に応じてフィードバック制御するとともに、データ線への前読み出しデータを一時的に保持し、この保持した前サイクルの読み出しデータの値に基づいて前記制御トランジスタの制御電極の電位を制御するようにする。
【0024】
このデータ判定方法では、フィードバック制御によってデータ線の電位変動を抑える一方、前サイクルの読み出しデータの値を参考にして、当該値に基づいて制御トランジスタの制御電極の電位を制御する。これにより、制御トランジスタの制御電極の電位として、現サイクルの読み出しデータに対してフィードバック制御によって決定された電位以上又は以下の電位が設定される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、例えば半導体メモリ回路のセンスアンプに適用された本発明の一実施形態を示す回路図である。この適用例の場合は、データ線がメモリのビット線に、データ線の駆動回路がメモリセルにそれぞれ相当する。
【0026】
図1において、電源VDDとビット線11の一端の間には、電流源トランジスタであるPMOSTrp11と制御トランジスタであるNMOSTrn11とが直列に接続されている。すなわち、PMOSTrp11のソース電極が電源VDDに、NMOSTrn11のソース電極がビット線11の一端にそれぞれ接続され、PMOSTrp11およびNMOSTrn11の各ドレイン電極が共通に接続されて出力ノードN11となっている。このノードN11からビット線11の値を判定した出力、即ちセンス出力が導出される。
【0027】
ビット線11の他端とGND(グランド)の間には、メモリセル12が接続されている。メモリセル12は、格納されたデータの状態により、GNDに向けて電流を流す/流さないという機能を持っており、一例として、図2に示すような回路構成のものである。なお、図2には、簡単化のために、読み出し側の回路構成のみを示している。
【0028】
バイアス回路13は、ソース電極が電源VDDに、ゲート電極がビット線11にそれぞれ接続されたPMOSTrp12と、このPMOSTrp12とドレイン電極が共通に接続されるとともに、ソース電極がGNDに、ゲート電極がNMOSTrn11のゲート電極にそれぞれ接続されたダイオード接続構成のNMOSTrn12と、ビット線11とGNDの間に接続されたオフセット電流源14とからなり、ビット線11の電位をその電位変動に応じて制御するフィードバック制御回路構成となっている。
【0029】
このバイアス回路13に加えて、PMOSTrp12およびNMOSTrn12とドレイン電極が共通に接続されたダイオード接続構成のNMOSTrn13およびこのNMOSTrn13のソース電極とGNDの間に接続されたNMOSTrn14からなるオフセット回路15と、ノードN11の電位をD(データ)入力とするD型フリップフロップ16と、このD型フリップフロップ16のQ出力を反転してNMOSTrn14のゲート電極に与えるインバータ17とが付加された構成となっている。
【0030】
ここで、NMOSTrn12としては、オフセット回路15のNMOSTrn14が非活性化状態にあるときに基準電圧Vrefを持ち上げる作用を持たせるために、従来回路の対応するNMOSTrn32(図7を参照)よりも小さなサイズのトランジスタが用いられる。
【0031】
D型フリップフロップ16は、クロック(CK)入力の立ち上がりのタイミングでD入力のデータをラッチし、そのラッチしたデータをQ出力とする。これにより、D型フリップフロップ16のQ出力として前読み出しデータが得られる。すなわち、D型フリップフロップ16は、前サイクルの読み出しデータを一時的に保持するデータ保持回路として機能する。
【0032】
NMOSTrn13およびNMOSTrn14からなるオフセット回路15においては、インバータ17の出力端であるノードN12の電位、即ちD型フリップフロップ16のQ出力の反転出力に応じてNMOSTrn14が活性化/非活性化することにより、NMOSTrn11のゲート電極の電位Vrefを制御する。すなわち、バイアス回路13によって決定された基準電圧Vrefに対し、NMOSTrn14が活性化することによって下げる方向にオフセットを与え、NMOSTrn14が非活性化することに上げる方向にオフセットを与える。
【0033】
次に、上記構成のセンスアンプの回路動作について、図3の動作波形図を参照して説明する。なお、PMOSTrp11を流れる電流をIp、NMOSTrn11を流れる電流をIn、メモリセル12の流す電流をImem、オフセット電流源14の流す電流をIssとする。
【0034】
今、メモリセル12が電流Imemを流し、ビット線11の電位VBLが下がると、PMOSTrp12のゲート電極の電位が下がるので、PMOSTrp12は電流能力が増す。すると、NMOSTrn11のゲート電位となる基準電圧Vrefが上昇し、これに伴ってNMOSTrn11の電流能力が増すので、ビット線11の電位VBLの低下は停止し、ノードN11の電位VN11は低下する。
【0035】
次のサイクルで逆データ(反転データ)を読み出す場合、先ずD型フリップフロップ16のQ出力が変化し、ノードN12の電位VN12は“H”レベルになる。よって、NMOSTrn14が活性化し、バイアス回路13で設定された電位よりもさらに基準電圧Vrefを下げる。これによって、NMOSTrn11の電流能力は低下することになる。
【0036】
この状態のときに、メモリセル12が電流Imemを流さない、つまり前読み出しデータの逆データを出力しているので、NMOSTrn11を流れる電流Ipによってビット線11の電位VBLが上昇するが、基準電圧Vrefが低いので従来例に比べて早くビット線11の電位VBLの上昇が止まる。また、基準電圧Vrefが低いので、NMOSTrn11の電流能力が低く、ビット線11の電位VBLの上昇の効果とあわせてIp−Inが大きくとれるようになり、ノードN11の電位VN11の上昇も早くなる。
【0037】
次のサイクルで、また逆のデータを読み出す場合を考える。先ずD型フリップフロップ16のQ出力が変化し、ノードN12の電位VN12は“L”レベルになる。よって、NMOSTrn14が非活性化し、バイアス回路13で設定された以上に基準電圧Vrefを上昇させる。これによって、NMOSTrn11の電流能力は上昇することになる。
【0038】
この状態のとき、今度はメモリセル12が電流Imemを流す、つまり前読み出しデータの逆データを出力しているのでビット線11の電位VBLが低下するが、基準電圧Vrefが高いので従来例に比べて早くビット線11の電位VBLの低下が止まる。また、基準電圧Vrefが高いので、NMOSTrn11の電流能力が高く、ビット線11の電位VBLの低下の効果とあわせて、Ip−Inが小さくなり、ノードN11の電位VN11の低下も早くなる。
【0039】
なお、上記実施形態においては、半導体メモリ回路のビット線の値を判定するセンスアンプに適用した場合について説明したが、本発明によるデータ判定回路は、半導体メモリ回路への適用に限定されるものではなく、電流モード転送にてデータを転送するタイプの半導体回路全般に適用し得るものである。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、出力ノードに接続された電流源トランジスタと、出力ノードと半導体回路のデータ線との間に接続された制御トランジスタとを有するデータ判定回路において、データ線の電位をその電位変動に応じてフィードバック制御するとともに、データ線への前サイクルの読み出しデータを一時的に保持し、この保持した前サイクルの読み出しデータの値に基づいて制御トランジスタの制御電極の電位を制御するようにしたことにより、特に今回の読み出しデータが前のサイクルの逆データ(反転データ)である場合に、制御トランジスタの制御電極に対して今回の読み出しデータの判定に有利な方向にオフセットを与えることができるため、データ判定を高速動作にて行うことができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路図である。
【図2】メモリセルの一例を示す回路図である。
【図3】本発明に係る動作波形図である。
【図4】電流モードセンスの概念図である。
【図5】電流モードセンスの電流−出力電圧特性図である。
【図6】従来例を示す回路図である。
【図7】バイアス回路の具体例を示す回路図である。
【図8】従来例に係る動作波形図である。
【符号の説明】
11…ビット線、12…メモリセル、13…バイアス回路、14…オフセット電流源、15…オフセット回路、16…D型フリップフロップ、17…インバータ、Trn11,Trn12,Trn13,Trn14…NMOSFET、Trp11,Trp12…PMOSFET

Claims (2)

  1. 半導体回路のデータ線の値を判定するデータ判定回路であって、
    出力ノードに接続された電流源トランジスタと、
    前記出力ノードと前記データ線との間に接続された制御トランジスタと、
    前記制御トランジスタの制御電極に与える基準電圧を設定しかつ前記データ線の電位をその電位変動に応じて制御するフィードバック制御回路と、
    前記データ線への前サイクルの読み出しデータを一時的に保持するデータ保持回路と、
    前記データ保持回路に保持された前サイクルの読み出しデータの値に基づいて前記制御トランジスタの制御電極の電位を制御するオフセット回路と
    を備えたことを特徴とするデータ判定回路。
  2. 出力ノードに接続された電流源トランジスタと、前記出力ノードと半導体回路のデータ線との間に接続された制御トランジスタとを有するデータ判定回路において、前記半導体回路のデータ線の値を判定するデータ判定方法であって、
    前記制御トランジスタの制御電極に与える基準電圧を設定しかつ前記データ線の電位をその電位変動に応じてフィードバック制御するとともに、前記データ線への前サイクルの読み出しデータを一時的に保持し、
    この保持した前サイクルの読み出しデータの値に基づいて前記制御トランジスタの制御電極の電位を制御する
    ことを特徴とするデータ判定方法。
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