JPH1116370A - データ判定回路およびデータ判定方法 - Google Patents

データ判定回路およびデータ判定方法

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JPH1116370A
JPH1116370A JP16369597A JP16369597A JPH1116370A JP H1116370 A JPH1116370 A JP H1116370A JP 16369597 A JP16369597 A JP 16369597A JP 16369597 A JP16369597 A JP 16369597A JP H1116370 A JPH1116370 A JP H1116370A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現読み出しデータからバイアス電圧を得て、
このバイアス電圧に基づいてビット線の電位を制御する
と、特に今回の読み出しデータが前のサイクルの反転デ
ータである場合に、そのデータ判定の際の動作速度が遅
くなる。 【解決手段】 ビット線11の電位をバイアス回路13
によってその電位変動に応じてフィードバック制御する
一方、ビット線11への前読み出しデータをD型フリッ
プフロップ16に一時的に保持し、バイアス回路13に
よって決定された基準電圧Vrefに対して、オフセッ
ト回路15によってD型フリップフロップ16に保持さ
れた前読み出しデータの値を参照してオフセットを与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体回路のデー
タ線の値を判定するデータ判定回路およびデータ判定方
法に関し、特にデータ線の駆動回路に流れる電流を検出
することによってデータ線の値を判定する電流モードセ
ンス型のデータ判定回路およびデータ判定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSI(large scale integrated circu
it;大規模集積回路)において、データを転送する方法
として電流モード転送がある。この電流モード転送は、
電流‐電圧変換作用を持ち、さらに低振幅高速転送が可
能であることから、近年よく適用される手法であり、例
えば半導体メモリ回路においてもセンスアンプ部分に用
いられている。この電流モードセンスには、読み出し動
作時にプリチャージを必要としないという特長がある。
【0003】図4は、電流モードセンスの概念図であ
る。図4において、電源VDDとビット線31の一端の
間には、P型MOSFET(以下、PMOSと称する)
Trp31とN型MOSFET(以下、NMOSと称す
る)Trn31が直列に接続されている。すなわち、P
MOSTrp31のソース電極が電源VDDに、NMO
STrn31のソース電極がビット線31の一端にそれ
ぞれ接続され、PMOSTrp31およびNMOSTr
n31の各ドレイン電極が共通に接続されてノードN3
1となっている。このノードN31からセンス出力が導
出される。
【0004】PMOSTrp31は、ゲート電極とドレ
イン電極が接続されたいわゆるダイオード接続構成とな
っており、特性としてはしきい値分だけオフセットがか
かった抵抗と同等になる。NMOSTrn31のゲート
電極には、基準電圧Vrefが印加される。ビット線3
1の他端とグランドGNDの間には、メモリセル32が
接続されている。メモリセル32は、格納されたデータ
の状態によって、GNDに向けて電流を流す/流さない
という機能を持っている。
【0005】上記構成の回路において、今、メモリセル
32が電流IをGND側に流す場合を考える。この場
合、ビット線31の電位VBLが下がることで、NMO
STrn31のゲート‐ソース電圧Vgsが増大し、N
MOSTrn31の電流能力が増加するので、ドレイン
‐ソース電圧Vdsは減少する。つまり、NMOSTr
n31は、電流が流れると必要な印加電圧が減少すると
いう負性抵抗となる。
【0006】このように、PMOSTrp31が抵抗、
NMOSTrn31が負性抵抗の特性を示すので、 Vds(Trp31)+Vds(Trn31)≒ 一定 となる条件が存在し、電流Iの有無によるビット線21
の電位はほとんど変化しない。この回路の電流‐出力電
圧特性を図5に示す。この特性図において、VN31は
ノードN31の電位である。
【0007】しかしながら、上記構成の回路には、NM
OSTrn31のトランスコンダクタンスgmが大きく
なければ、ビット線31の電位の変動を抑えることが困
難であるという欠点がある。このため、従来は、以下の
構成を採ることで、NMOSTrn31のトランスコン
ダクタンスgmが大きい場合のビット線31の電位変動
に対処していた。この従来例に係る回路構成を図6に示
す。
【0008】図6において、図4と同等部分には同一符
号を付して示してあり、NMOSTrn31のゲート電
極とビット線31の間に、バイアス回路33を新たに挿
入した以外は図4と全く同じ回路構成となっている。こ
こで、バイアス回路33としては、ビット線31の電位
VBLが下がると、出力の電位が上がるようなフィード
バックバイアス機構を持つ回路構成のものが用いられ
る。その具体例を図7に示す。
【0009】図7において、バイアス回路33は、ソー
ス電極が電源VDDに、ゲート電極がビット線31にそ
れぞれ接続されたPMOSTrp32と、このPMOS
Trp32とドレイン電極が共通に接続されるととも
に、ソース電極がGNDに、ゲート電極がNMOSTr
n31のゲート電極にそれぞれ接続されたダイオード接
続構成のNMOSTrn32と、ビット線31とGND
の間に接続されたオフセット電流源34とから構成され
ている。
【0010】ここで、上記構成の回路動作を、図8の動
作波形図を参照して説明する。ビット線31の電位VB
Lが下がると、PMOSTrp32のゲート電極の電位
が下がるので、PMOSTrp32の電流能力が増す。
これにより、NMOSTrn31のゲート電極に印加さ
れる基準電圧Vrefが上昇し、これに伴ってNMOS
Trn31の電流能力が増すので、ビット線31の電位
VBLの低下は停止する。
【0011】また、ビット線31の電位VBLが上昇す
ると、PMOSTrp32のゲート電極の電位が上がる
ので、PMOSTrp32の電流能力が減る。これによ
り、基準電圧Vrefが下降し、これに伴ってNMOS
Trn31の電流能力は下がる。よって、ビット線31
への電流の流れ込みが低下するので、ビット線31の電
位VBLの上昇は停止する。
【0012】以上の回路動作によって、NMOSTrn
31のトランスコンダクタンスgmに起因する問題を改
善できる。すなわち、NMOSTrn31のトランスコ
ンダクタンスgmが大きい場合でも、ビット線31の電
位VBLの変動を抑えることができる。
【0013】ここで、この従来例に係る電流モード型セ
ンスアンプにおけるデータ検出の動作について説明す
る。なお、PMOSTrp31を流れる電流をIp、N
MOSTrn31を流れる電流をIn、メモリセル32
の流す電流をImem、オフセット電流源34の流す電
流をIssとする。
【0014】今、Ip>Inならば、Ip−Inの電流
によって供給される電荷がノードN31に蓄積される。
この蓄積された電荷量により、ノードN31の電位VN
31が変化する。また、ビット線31についても、In
−(Imem−Iss)の電流で供給される電荷によっ
てビット線31の電位VBLが上昇し、この電位VBL
の上昇に伴う影響と、バイアス回路33の影響でNMO
STrn31を流れる電流Inは減少する。
【0015】最終的には、In=Imem+Issとな
った時点でビット線31の電位VBLが決定され、Ip
=Inとなった時点で電荷の供給が止まり、ノードN3
1の電位VN31が決定される。ここで、NMOSTr
n31を流れる電流Inは、NMOSTrn31の電流
能力に依存しており、したがってこのNMOSTrn3
1のゲート電極に印加される基準電圧Vrefが重要に
なる。
【0016】すなわち、ノードN31から“H”レベル
を導出する場合は、NMOSTrn31の電流能力が低
い方が早くIn=Imem+Issになるので、NMO
STrn31のゲート電位(基準電圧)Vrefは低い
方が望ましい。また、ノードN31から“L”レベルを
導出する場合は、NMOSTrn31の電流能力が高い
方が早くIn=Imem+Issになるので、NMOS
Trn31のゲート電位Vrefは高い方が望ましい。
【0017】例えばメモリセル32が電流を流す場合、
ノードN31の電位VN31は素早く下がる方が望まし
い。このとき、ビット線31の電位VBLが下がり、こ
れがバイアス回路33によりNMOSTrn31のゲー
ト電極へフィードバックされることによってNMOST
rn31のゲート電位Vrefが上昇する。このフィー
ドバック制御によって決定された電位Vref以上に電
位を設定した方が高速に動作するのは明白である。
【0018】一方、メモリセル32が電流を流さない場
合、ノードN31の電位VN31は素早く上がる方が望
ましい。このとき、ビット線31の電位VBLが上が
り、これがバイアス回路33によりNMOSTrn31
のゲート電極へフィードバックされることによってNM
OSTrn31のゲート電位Vrefが低下する。この
フィードバック制御によって決定された電位Vref以
下に電位を設定した方が高速に動作するのは明白であ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデータ判定回路では、現読み出しデータからバ
イアス回路33によってバイアス電圧を得て、このバイ
アス電圧に基づいてビット線31の電位VBLを制御す
るようにしているので、フィードバック制御によって決
定された電位Vref以上又は以下に電位を設定するこ
とは困難であり、特に今回の読み出しデータが前のサイ
クルの逆データ(反転データ)である場合に、そのデー
タ判定の際の動作速度が遅くなるという問題があった。
【0020】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、データ判定を高速動
作にて行うことが可能なデータ判定回路およびデータ判
定方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ判定
回路は、半導体回路のデータ線の値を判定するデータ判
定回路であって、データ線の電位をその電位変動に応じ
て制御するフィードバック制御回路と、データ線への前
読み出しデータを一時的に保持するデータ保持回路と、
このデータ保持回路に保持された前読み出しデータの値
に基づいてデータ線に対してオフセットを与えるオフセ
ット回路とを備えている。
【0022】上記構成のデータ判定回路において、フィ
ードバック制御回路は、データ線の電位が上がったとき
下がり、当該電位が下がったとき上がるようにデータ線
の電位を制御することで、データ線の電位変動を抑え
る。一方、オフセット回路は、データ保持回路に保持さ
れた前読み出しデータの値を参考にして、データ線に対
してさらにオフセットを与える。これにより、現読み出
しデータに対してフィードバック制御によって決定され
た電位以上又は以下の電位が設定される。
【0023】本発明によるデータ判定方法は、半導体回
路のデータ線の値を判定するデータ判定方法であって、
データ線の電位をその電位変動に応じてフィードバック
制御するとともに、データ線への前読み出しデータを一
時的に保持し、この保持した前読み出しデータの値に基
づいてデータ線に対してオフセットを与えるようにす
る。
【0024】このデータ判定方法では、フィードバック
制御によってデータ線の電位変動を抑える一方、前読み
出しデータを参考にして、データ線に対してさらにオフ
セットを与える。これにより、現読み出しデータに対し
てフィードバック制御によって決定された電位以上又は
以下の電位が設定される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、例えば半導
体メモリ回路のセンスアンプに適用された本発明の一実
施形態を示す回路図である。この適用例の場合は、デー
タ線がメモリのビット線に、データ線の駆動回路がメモ
リセルにそれぞれ相当する。
【0026】図1において、電源VDDとビット線11
の一端の間には、電流源トランジスタであるPMOST
rp11と制御トランジスタであるNMOSTrn11
とが直列に接続されている。すなわち、PMOSTrp
11のソース電極が電源VDDに、NMOSTrn11
のソース電極がビット線11の一端にそれぞれ接続さ
れ、PMOSTrp11およびNMOSTrn11の各
ドレイン電極が共通に接続されて出力ノードN11とな
っている。このノードN11からビット線11の値を判
定した出力、即ちセンス出力が導出される。
【0027】ビット線11の他端とGND(グランド)
の間には、メモリセル12が接続されている。メモリセ
ル12は、格納されたデータの状態により、GNDに向
けて電流を流す/流さないという機能を持っており、一
例として、図2に示すような回路構成のものである。な
お、図2には、簡単化のために、読み出し側の回路構成
のみを示している。
【0028】バイアス回路13は、ソース電極が電源V
DDに、ゲート電極がビット線11にそれぞれ接続され
たPMOSTrp12と、このPMOSTrp12とド
レイン電極が共通に接続されるとともに、ソース電極が
GNDに、ゲート電極がNMOSTrn11のゲート電
極にそれぞれ接続されたダイオード接続構成のNMOS
Trn12と、ビット線11とGNDの間に接続された
オフセット電流源14とからなり、ビット線11の電位
をその電位変動に応じて制御するフィードバック制御回
路構成となっている。
【0029】このバイアス回路13に加えて、PMOS
Trp12およびNMOSTrn12とドレイン電極が
共通に接続されたダイオード接続構成のNMOSTrn
13およびこのNMOSTrn13のソース電極とGN
Dの間に接続されたNMOSTrn14からなるオフセ
ット回路15と、ノードN11の電位をD(データ)入
力とするD型フリップフロップ16と、このD型フリッ
プフロップ16のQ出力を反転してNMOSTrn14
のゲート電極に与えるインバータ17とが付加された構
成となっている。
【0030】ここで、NMOSTrn12としては、オ
フセット回路15のNMOSTrn14が非活性化状態
にあるときに基準電圧Vrefを持ち上げる作用を持た
せるために、従来回路の対応するNMOSTrn32
(図7を参照)よりも小さなサイズのトランジスタが用
いられる。
【0031】D型フリップフロップ16は、クロック
(CK)入力の立ち上がりのタイミングでD入力のデー
タをラッチし、そのラッチしたデータをQ出力とする。
これにより、D型フリップフロップ16のQ出力として
前読み出しデータが得られる。すなわち、D型フリップ
フロップ16は、前読み出しデータを一時的に保持する
データ保持回路として機能する。
【0032】NMOSTrn13およびNMOSTrn
14からなるオフセット回路15においては、インバー
タ17の出力端であるノードN12の電位、即ちD型フ
リップフロップ16のQ出力の反転出力に応じてNMO
STrn14が活性化/非活性化することにより、NM
OSTrn11のゲート電極の電位Vrefを制御す
る。すなわち、バイアス回路13によって決定された基
準電圧Vrefに対し、NMOSTrn14が活性化す
ることによって下げる方向にオフセットを与え、NMO
STrn14が非活性化することに上げる方向にオフセ
ットを与える。
【0033】次に、上記構成のセンスアンプの回路動作
について、図3の動作波形図を参照して説明する。な
お、PMOSTrp11を流れる電流をIp、NMOS
Trn11を流れる電流をIn、メモリセル12の流す
電流をImem、オフセット電流源14の流す電流をI
ssとする。
【0034】今、メモリセル12が電流Imemを流
し、ビット線11の電位VBLが下がると、PMOST
rp12のゲート電極の電位が下がるので、PMOST
rp12は電流能力が増す。すると、NMOSTrn1
1のゲート電位となる基準電圧Vrefが上昇し、これ
に伴ってNMOSTrn11の電流能力が増すので、ビ
ット線11の電位VBLの低下は停止し、ノードN11
の電位VN11は低下する。
【0035】次のサイクルで逆データ(反転データ)を
読み出す場合、先ずD型フリップフロップ16のQ出力
が変化し、ノードN12の電位VN12は“H”レベル
になる。よって、NMOSTrn14が活性化し、バイ
アス回路13で設定された電位よりもさらに基準電圧V
refを下げる。これによって、NMOSTrn11の
電流能力は低下することになる。
【0036】この状態のときに、メモリセル12が電流
Imemを流さない、つまり前読み出しデータの逆デー
タを出力しているので、NMOSTrn11を流れる電
流Ipによってビット線11の電位VBLが上昇する
が、基準電圧Vrefが低いので従来例に比べて早くビ
ット線11の電位VBLの上昇が止まる。また、基準電
圧Vrefが低いので、NMOSTrn11の電流能力
が低く、ビット線11の電位VBLの上昇の効果とあわ
せてIp−Inが大きくとれるようになり、ノードN1
1の電位VN11の上昇も早くなる。
【0037】次のサイクルで、また逆のデータを読み出
す場合を考える。先ずD型フリップフロップ16のQ出
力が変化し、ノードN12の電位VN12は“L”レベ
ルになる。よって、NMOSTrn14が非活性化し、
バイアス回路13で設定された以上に基準電圧Vref
を上昇させる。これによって、NMOSTrn11の電
流能力は上昇することになる。
【0038】この状態のとき、今度はメモリセル12が
電流Imemを流す、つまり前読み出しデータの逆デー
タを出力しているのでビット線11の電位VBLが低下
するが、基準電圧Vrefが高いので従来例に比べて早
くビット線11の電位VBLの低下が止まる。また、基
準電圧Vrefが高いので、NMOSTrn11の電流
能力が高く、ビット線11の電位VBLの低下の効果と
あわせて、Ip−Inが小さくなり、ノードN11の電
位VN11の低下も早くなる。
【0039】なお、上記実施形態においては、半導体メ
モリ回路のビット線の値を判定するセンスアンプに適用
した場合について説明したが、本発明によるデータ判定
回路は、半導体メモリ回路への適用に限定されるもので
はなく、電流モード転送にてデータを転送するタイプの
半導体回路全般に適用し得るものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ線の電位をその電位変動に応じてフィードバック
制御するとともに、データ線への前読み出しデータを一
時的に保持し、この保持した前読み出しデータの値に基
づいてデータ線に対してオフセットを与えるようにした
ことにより、特に今回の読み出しデータが前のサイクル
の逆データ(反転データ)である場合に、今回の読み出
しデータの判定に有利な方向にオフセットを与えること
ができるため、データ判定を高速動作にて行うことがで
きることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路図である。
【図2】メモリセルの一例を示す回路図である。
【図3】本発明に係る動作波形図である。
【図4】電流モードセンスの概念図である。
【図5】電流モードセンスの電流−出力電圧特性図であ
る。
【図6】従来例を示す回路図である。
【図7】バイアス回路の具体例を示す回路図である。
【図8】従来例に係る動作波形図である。
【符号の説明】
11…ビット線、12…メモリセル、13…バイアス回
路、14…オフセット電流源、15…オフセット回路、
16…D型フリップフロップ、17…インバータ、Tr
n11,Trn12,Trn13,Trn14…NMO
SFET、Trp11,Trp12…PMOSFET

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体回路のデータ線の値を判定するデ
    ータ判定回路であって、 前記データ線の電位をその電位変動に応じて制御するフ
    ィードバック制御回路と、 前記データ線への前読み出しデータを一時的に保持する
    データ保持回路と、 前記データ保持回路に保持された前読み出しデータの値
    に基づいて前記データ線に対してオフセットを与えるオ
    フセット回路とを備えたことを特徴とするデータ判定回
    路。
  2. 【請求項2】 出力ノードに接続された電流源トランジ
    スタと、前記出力ノードと前記データ線との間に接続さ
    れた制御トランジスタとを有し、 前記フィードバック制御回路および前記オフセット回路
    は、前記データ保持回路に保持された前読み出しデータ
    の値に基づいて前記制御トランジスタの制御電極の電位
    を制御することを特徴とする請求項1記載のデータ判定
    回路。
  3. 【請求項3】 半導体回路のデータ線の値を判定するデ
    ータ判定方法であって、 前記データ線の電位をその電位変動に応じてフィードバ
    ック制御するとともに、前記データ線への前読み出しデ
    ータを一時的に保持し、 この保持した前読み出しデータの値に基づいて前記デー
    タ線に対してオフセットを与えることを特徴とするデー
    タ判定方法。
  4. 【請求項4】 出力ノードに接続された電流源トランジ
    スタと、前記出力ノードと前記データ線との間に接続さ
    れた制御トランジスタとを有するデータ判定回路におい
    て、 一時的に保持した前読み出しデータの値に基づいて前記
    制御トランジスタの制御電極の電位を制御することを特
    徴とする請求項3記載のデータ判定方法。
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