JP3970343B2 - カードリーダ・ライタ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、プリペイドカードやIDカードに対して、必要な情報を記録・再生または印字するためのカードリーダ・ライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリペイドカードやIDカードなどの磁気カードに磁気情報の記録・再生を行うカードリーダ・ライタが次第に普及してきている。以下に、従来のカードリーダ・ライタについて図を参照しながら説明する。図9は、従来のカードリーダ・ライタの側面断面図、図10は同側面図、図11は同上面図、図12は同側面図である。
【0003】
図9において、カードが装置本体1の前面に開口された挿入口2より挿入されると、モータ3によって駆動される第1駆動ローラ4、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6と、それぞれに対応する押圧ローラ7,8,9と、プラテンローラ10の回転によってカードは装置本体1の内部へ引き込まれ、第1駆動ローラ4、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6と押圧ローラ7,8,9との間に位置するカード搬送路11内を移動する。そして、第2駆動ローラ5と第3駆動ローラ6との間にある磁気ヘッド12と押圧ローラ13の間をカードが通過する時に磁気データの記録・再生が行われる。このとき、印字を行うためのサーマルヘッド14はソレノイド15によって引き上げられているが、印字する時にはソレノイド15をもどし押圧バネ16によってプラテンローラ10に向けて押し下げる。
【0004】
図10は従来のカードリーダ・ライタの側面図であり、その上面にはカードリーダ・ライタを制御するための基板17が設けられており、下面には装置本体1を取付けるための足18が設けられている。
【0005】
図11は従来のカードリーダ・ライタの上面図である。側面には左右それぞれに一枚の板金からなるシャーシ19,20があり、第1駆動ローラ4を保持するシャフト21や押圧ローラ13を保持するシャフト22やモータ3などを固定している。モータ3から第1駆動ローラ4および第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6への動力伝達は、まずモータ3の回転を歯車23,24で減速し第3駆動ローラ6へ回転を伝える。次に図10に示される第3駆動ローラ6を保持するシャフト25の先端に固定されたプーリ26からベルト27によってプラテンローラ10の回転軸10aに固定されたプーリ28及び第2駆動ローラ5のシャフト5aに固定されたプーリ29に伝達され、またプーリ29の反対側にある図11に示すプーリ30から第1駆動ローラ4を保持するシャフト21に固定されたプーリ31へベルト32により伝えられる。
【0006】
また、第1駆動ローラ4、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6、押圧ローラ7,8,9、磁気ヘッド12、サーマルヘッド14などの内部の機器に固着するごみや汚れを取り易くするため、図12に示すようにカードが搬送する面上で装置本体1を上ユニット33と下ユニット34に分割することも知られている。このように装置本体1を上下に分割すれば、図示するように、上ユニット33をその後端の支持シャフト35を中心に上方に回転させて内部を露呈させることにより、内部の機器の清掃を容易に行え、保守管理にきわめて有利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
カードリーダ・ライタはカードを装置本体の内部に取り込むため、カードによって内部の駆動ローラ、押圧ローラ、磁気ヘッド及びサーマルヘッドなどの機器にごみや汚れが固着しやすく、磁気データの記録再生エラーや印字不良の原因となる。そこで図12に示すように、装置本体1を上ユニット33と下ユニット34に分割すると、内部の機器を露呈させて簡単に直接清掃することができる。しかし上ユニット33と下ユニット34を開くと、図12に示すように動力伝達するベルト27にたるみが発生し、開閉時にベルト27がプーリ26,29から外れやすくなるという問題がある。
【0008】
そこで本発明は、装置本体の上ユニットと下ユニットの開閉時のベルトのたるみを解消する機構を有するカードリーダ・ライタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、カード搬送路で上下のユニットに分割可能なカードリーダ・ライタであって、分割される一方のユニットは、カードを搬送する複数の駆動ローラに各々連結された複数のプーリと、複数のプーリに調帯されたベルトと、当該ベルトに押接することにより当該ベルトにテンションを付与するテンショナー機構とを備え、他方のユニットは、カード搬送時には前記一方のユニットの複数のプーリのうち互いに隣接する2つのプーリの間に位置するベルトに当接して駆動され、上下のユニット分割時には前記ベルトから離れるプーリを備えて構成される。
【0010】
【作用】
上記構成により、カード搬送路の面で上下のユニットを分割したときは、カード搬送時にベルトに当接して駆動され上下のユニット分割時にはベルトとの当接から離れるプーリがあるために、一方のユニット側に備えた複数のプーリを駆動する前記ベルトが弛みそうだが、テンショナー機構が備えたプーリがベルトに対して弾力的に移動押圧することによって、ベルトが弛むことはなく、ベルトがプーリが外れることを防止できる。
【0011】
【実施例】
次に本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの側面断面図、図2は同上面図、図3は同側面図、図4は同側面断面図、図5は同側面図である。前記従来例と同一要素には同一符号を付すことにより、説明は省略する。
【0012】
図1において、装置本体1は上ユニット33と下ユニット34とにカード搬送路11の面で分割されている。カード36はカードリーダ・ライタの装置本体1の挿入口2から挿入され、装置本体1内のカード搬送路11内を移動する。カード36を搬送するために挿入口2より第1駆動ローラ4、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6と、これらに対応する押圧ローラ7,8,9とがカード搬送路11に沿って配置されており、カード搬送方向のローラ間の間隔はカード36の長さよりも短く設定されている。第2駆動ローラ5と第3駆動ローラ6との間にはカード36に磁気データの記録・再生を行うための磁気ヘッド12と、磁気ヘッド12にカード36を押し付けるためのローラ13があり、またカード36に熱を加えて印字させるためのサーマルヘッド14とカード36をサーマルヘッド14に押し付けながら搬送するためのプラテンローラ10が設置されている。印字のときにはサーマルヘッド14は押圧バネ16によってカード36に押し付けられるが、そのほかの場合にはソレノイド15によって引き上げられている。装置本体1の上面にはカード搬送、磁気データの記録・再生、印字などの制御を行うための基板17が設けられている。
【0013】
図2は装置本体1の上面から基板17をはずして見た本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの上面図である。装置本体1の左右の側面には板金からなるシャーシ19,20があり、第1駆動ローラ4を保持するシャフト21は軸受37を介してシャーシ19,20に固定されており、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6についても同様の構造である。また左右のシャーシ19,20はその間に配設された補強板38,39によって固定されており、一方の補強板38にはサーマルヘッド14を引き上げるためのソレノイド15と、押し下げるための押圧バネ16が取付けてある。
【0014】
モータ3から第1駆動ローラ4、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6までの動力伝達は、図2において、はじめに歯車23,24でモータ3の回転数を減速し第3駆動ローラ6へ伝えられる。次に図3に示すように第3駆動ローラ6を保持するシャフト25の先端に固定されたプーリ26からベルト27によってプラテンローラ10の回転軸10aに固定されたプーリ28および第2駆動ローラ5の回転軸5aに固定されたプーリ29へ伝達され、図2に示すように、最後に第2駆動ローラ5のプーリ29とは反対側にあるプーリ30から第1駆動ローラ4のシャフト21に固定されたプーリ31へはベルト32によって伝達される。
【0015】
駆動ローラ4,5,6、押圧ローラ7,8,9、磁気ヘッド12及びサーマルヘッド14に固着するごみや汚れを容易に取り除くことができるよう、図4および図5に示すように、第1駆動ローラ4、第2駆動ローラ5、第3駆動ローラ6、サーマルヘッド14、モータ3等を含む上ユニット33と押圧ローラ7,8,9、磁気ヘッド12、プラテンローラ10等を含む下ユニット34とにわかれている。下ユニット34の後端部には支持板40が固定され、上ユニット33は端部の支持シャフト35によって上方に回転自在となっている。下ユニット34にはカードリーダ・ライタを固定するための足18が取付けてある。そして、図5に示すように、上ユニット33の上面には装置を制御するための基板17が設けられており、支持シャフト35の反対側にはカード搬送路11を開閉するための把手41が取付けてある。
【0016】
しかしながら上記構成では、上ユニット33と下ユニット34を開いた場合、第3駆動ローラ6を回転させるためのプーリ26と第2駆動ローラ5を回転させるためのプーリ29とプラテンローラ10を回転させるためのプーリ28との間で動力を伝達するベルト27にたるみが発生しベルト27がプーリ26,29から外れやすくなるため、ベルト27を押圧するテンショナーのプーリ45を持ったテンショナー43が設けてある。
【0017】
次にベルト27を押圧するテンショナー機構について説明する。図6は本発明の一実施例のカードリーダ・ライタに設けたテンショナーの正面図、図7は同正面断面図、図8は同側面断面図である。
【0018】
テンショナー43はプーリ29とプーリ26の間にあり、プラテンローラ10を回転させるためのプーリ28と反対に位置する上ユニット33に設けられてベルト27を押圧している。図8に示すようにテンショナー43のホルダー44はコの字型になっており、その中にはベルト27を押圧するテンショナーのプーリ45がシャフト46によって支持されている。
【0019】
ホルダー44には溝47が前後にあって後ろの溝幅はシャフト46の直径より大きく、前の溝幅はそれより狭くなっており、シャフト46の片側は前の溝47に入るように加工してある。また、溝47の長さは前後とも上ユニット33を下ユニット34から開けた時のベルト27のたるみを吸収できるだけの長さ以上となっている。ベルト27を押圧する手段として前後面に各々バネ48が取付けてある。バネ48の巻線部はホルダー44に係合させ、その一端をホルダー44の天井部にかけ、他端49,50は図8に示すようにテンショナーのプーリ45を支持するシャフト46にテンショナーのプーリ45を挟むようにしてかけてある。
【0020】
ここで、ホルダー44とテンショナーのプーリ45との間にはその両側にバネ48の線径分だけ隙間が必要であるが、この隙間が大きすぎるとその分テンショナーのプーリ45が傾き、ベルト27が外れる可能性がある。そこで、ホルダー44の溝47の上方に部分的に隙間を無くすためのエンボス51,52を設けたことによりテンショナーのプーリ45の傾きを防止してある。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によると、装置本体の内部の機器の保守管理のために、装置本体を上ユニットと下ユニットに分割し、開閉できるようにしたカードリーダ・ライタにおいて、上ユニットと下ユニットを開いた場合に動力伝達のためのベルトがたるんでプーリからはずれるのを解消でき、開閉作業時の取扱いを容易にしたカードリーダ・ライタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの側面断面図
【図2】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの上面図
【図3】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの側面図
【図4】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの側面断面図
【図5】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタの側面図
【図6】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタに設けたテンショナーの正面図
【図7】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタに設けたテンショナーの正面断面図
【図8】本発明の一実施例のカードリーダ・ライタに設けたテンショナーの側面断面図
【図9】従来のカードリーダ・ライタの側面断面図
【図10】従来のカードリーダ・ライタの側面図
【図11】従来のカードリーダ・ライタの上面図
【図12】従来のカードリーダ・ライタの側面図
【符号の説明】
1 装置本体
4 第1駆動ローラ
5 第2駆動ローラ
6 第3駆動ローラ
11 カード搬送路
26,28,29 プーリ
27 ベルト
33 上ユニット
34 下ユニット
43 テンショナー
45 テンショナーのプーリ
48 バネ

Claims (1)

  1. カード搬送路で上下のユニットに分割可能なカードリーダ・ライタであって、
    前記分割される一方のユニットは、カードを搬送する複数の駆動ローラに各々連結された複数のプーリと、前記複数のプーリに調帯されたベルトと、当該ベルトに押接することにより当該ベルトにテンションを付与するテンショナー機構とを備え、
    前記他方のユニットは、カード搬送時には前記一方のユニットの複数のプーリのうち互いに隣接する2つのプーリの間に位置する前記ベルトに当接して駆動され、前記上下のユニット分割時には前記ベルトから離れるプーリを備えたことを特徴とするカードリーダ・ライタ。
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