JP3970287B2 - 脱穀装置のシーブケース構造 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明の特徴構成は、シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を、各上端に設定された横向き支点周りで揺動自在に連動連結して開度調節可能に構成するとともに、前記チャフリップ板を閉じ側に弾性付勢する付勢手段を設け、この付勢手段による付勢力により前記チャフリップ板に作用する処理物重量が大になるほどその重量により前記チャフリップ板の開度が大になるように変化するよう構成し、前記チャフリップ板の最小開度と最大開度によって規定される開度範囲を設定するとともに該開度範囲を変更可能な開度設定機構を設け、前記開度設定機構を所定の設定状態に保持して前記チャフリップ板の前記開度範囲が設定された状態においてチャフリップ板が最小開度位置に位置しているときの前記付勢手段の付勢力を変更する手段を備えてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
上記請求項1記載の発明によると、チャフシーブ上に堆積する処理物量が多くなって重量が大きくなるほど、その重量により、チャフシーブ上の処理物量に略比例する状態でチャフシーブの開度を大きくすることができ、また逆に、チャフシーブ上に堆積する処理物量が少なくなって重量が小さくなるほど、付勢手段の弾性付勢により、チャフシーブ上の処理物量に略比例する状態でチャフシーブの開度を小さくすることができるようになる。つまり、チャフシーブ上の処理物の層厚を処理物量として検出するセンサ、チャフシーブを開度調節駆動する電動モータ、および、センサからの検出情報に基づいて電動モータの作動を制御する制御装置を設けなくても、それらの代わりにチャフシーブを閉じ側に弾性付勢する付勢手段を設けるだけの構成で、チャフシーブ上の処理物量に応じたチャフシーブの開度調節を自動的に行えるようになる。また、この構成によって、センサ、電動モータ、および、制御装置を設ける構成に比較して、チャフシーブのメンテナンスを容易に行えるようになる。しかも、チャフシーブの開度調節をチャフシーブ上の処理物の重量で直接的に行うことによって、チャフシーブの開度調節をチャフシーブ上の処理物量に略比例する状態で俊敏に行うことができるので、現行の電子制御のように予め設定されたモードの中でセンサの検出値に対応してステップ的にチャフシーブの開度を調節する場合に比較して、現出されるチャフシーブの開度とチャフシーブ上の処理物量に応じたチャフシーブの最適開度との誤差を極僅かなものにすることができるようになる。
従って、構成の簡素化、製造コストの低減化、ならびに、メンテナンス性の向上を図りながら選別精度の向上を図ることのできる脱穀装置のシーブケース構造を提供し得るに至った。
請求項1に係る発明と同様の作用効果を奏する。
範囲を変更可能な開度設定機構を設け、前記開度設定機構を所定の設定状態に保持して前記チャフリップ板の前記開度範囲が設定された状態においてチャフリップ板が最小開度位置に位置しているときの前記付勢手段の付勢力を変更する手段を備えるとともに、前記付勢手段の付勢力を維持しながら、前記開度設定機構によって前記チャフリップ板の開度範囲を変更可能に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
請求項1に係る作用効果と同一である。
図1には、コンバインに搭載される脱穀装置の縦断左側面が示されており、この脱穀装置は、その左側部に配備されたフィードチェーン1により横向き姿勢で挾持搬送される刈取穀稈の穂先側に対して脱穀処理を施す脱穀部A、脱穀部Aからの処理物に対して選別処理を施す選別部B、および、選別部Bにて選別された処理物のうちの一番物と二番物とを回収する回収部Cなどによって構成されている。
16 チャフシーブ
16A チャフリップ板
32,34 開度設定機構
P3 横向き支点(揺動支点)
Z 付勢手段
Claims (3)
- シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を、各上端に設定された横向き支点周りで揺動自在に連動連結して開度調節可能に構成するとともに、前記チャフリップ板を閉じ側に弾性付勢する付勢手段を設け、この付勢手段による付勢力により前記チャフリップ板に作用する処理物重量が大になるほどその重量により前記チャフリップ板の開度が大になるように変化するよう構成し、前記チャフリップ板の最小開度と最大開度によって規定される開度範囲を設定するとともに該開度範囲を変更可能な開度設定機構を設け、前記開度設定機構を所定の設定状態に保持して前記チャフリップ板の前記開度範囲が設定された状態においてチャフリップ板が最小開度位置に位置しているときの前記付勢手段の付勢力を変更する手段を備えてある脱穀装置のシーブケース構造。
- シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を、各上端に設定された横向き支点周りで揺動自在に連動連結して開度調節可能に構成するとともに、前記チャフリップ板を閉じ側に弾性付勢する付勢手段を設け、この付勢手段による付勢力により前記チャフリップ板に作用する処理物重量が大になるほどその重量により前記チャフリップ板の開度が大になるように変化するよう構成し、前記チャフリップ板の最小開度と最大開度によって規定される開度範囲を設定するとともに該開度範囲を変更可能な開度設定機構を設け、前記付勢手段を、前記チャフリップ板と前記開度設定機構との間に介装して、該付勢手段の付勢力を維持しながら、前記開度設定機構によって前記チャフリップ板の開度範囲を変更可能に構成してある脱穀装置のシーブケース構造。
- シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を、各上端に設定された横向き支点周りで揺動自在に連動連結して開度調節可能に構成するとともに、前記チャフリップ板を閉じ側に弾性付勢する付勢手段を設け、この付勢手段による付勢力により前記チャフリップ板に作用する処理物重量が大になるほどその重量により前記チャフリップ板の開度が大になるように変化するよう構成し、前記チャフリップ板の最小開度と最大開度によって規定される開度範囲を設定するとともに該開度範囲を変更可能な開度設定機構を設け、前記開度設定機構を所定の設定状態に保持して前記チャフリップ板の前記開度範囲が設定された状態においてチャフリップ板が最小開度位置に位置しているときの前記付勢手段の付勢力を変更可能に構成するとともに、前記付勢手段の付勢力を維持しながら、前記開度設定機構によって前記チャフリップ板の開度範囲を変更する手段を備えてある脱穀装置のシーブケース構造。
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